JPH05212302A - 洗米装置 - Google Patents

洗米装置

Info

Publication number
JPH05212302A
JPH05212302A JP6549992A JP6549992A JPH05212302A JP H05212302 A JPH05212302 A JP H05212302A JP 6549992 A JP6549992 A JP 6549992A JP 6549992 A JP6549992 A JP 6549992A JP H05212302 A JPH05212302 A JP H05212302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
rice
washing
cleaned rice
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6549992A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Imura
覺 井村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK filed Critical YAKUSHIN KIKAI SEISAKUSHO KK
Priority to JP6549992A priority Critical patent/JPH05212302A/ja
Publication of JPH05212302A publication Critical patent/JPH05212302A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない消費水量で十分な洗米のできる洗米装
置を提供する。 【構成】 攪拌洗浄部10は、精白米に水を添加する給
水口17を設けるとともに、洗浄筒13に突条14を有
する攪拌ロール15を回転駆動可能に内装し、吸引洗浄
部30は、多数の細孔33a,33a…を有する洗浄ト
ラフ33と、精白米を送るスクリュー35と、第一噴水
装置46aおよび第二噴水装置46bとを設けるととも
に、洗浄トラフ33の上面に臨ませて上部チャンバー3
7を、下面に臨ませて下部チャンバー38を設け、ファ
ン39→上部チャンバー37→洗浄トラフ33の細孔3
3a,33a…→下部チャンバー38→ファン39と流
れる空気循環流路42を形成し、また、洗浄に用いた水
を回収して貯留する循環水タンク45を設けて循環水を
第一噴水装置46aに供給するとともに、第二噴水装置
46bには清水を供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、精白米を水洗する洗米
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の洗米装置(洗米機)には、洗浄槽
内で攪拌翼を回転させ水中の精白米を攪拌するもの、内
部に羽根を固設した洗浄槽自体を回転させて水中の精白
米を攪拌するもの、洗浄槽内に水または空気の噴流を吹
き込んで水中の精白米を攪拌するもの、およびスクリュ
ーコンベアなどにより精白米を搬送しながら精白米と水
を攪拌するもの、等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような洗米装置で
は、通常、精白米の5〜15倍(重量比、以下同じ)の
水を使うので、水の浪費になるとともに、CODの高い
大量の排水を処理するには大がかりな排水処理施設が必
要で、その費用は洗米装置使用者の大きな負担となって
いたが、消費水量を精白米の5倍程度より少なくするこ
とは、装置によっては構造上不可能であったり、また、
可能と思われる装置でも実際は弊害が多かったりで、実
現は困難であった。
【0004】すなわち、精白米を洗米せずに炊飯する
と、米飯に糠臭があったり、米飯の色が黄色くなった
り、粘りのないボソボソした米飯になったりするのは、
玄米の糠層の最下層であるアリウロン層(糊粉層)に含
まれていた油脂や蛋白質や糖質などから成る極めて粘度
の高い半液体状の混合物(以下アリウロン残留物とい
う)が、精白米の表面に付着しているのが主たる原因で
あるので(特開平3−154643号公報参照)、洗米
には副次的には遊離糠や遊離澱粉粒子の除去といった目
的もあるが、このアリウロン残留物をほぼ完全に除去し
なければ十分な洗米とはいえない。
【0005】アリウロン残留物を精白米表面から遊離さ
せるには水と接触させた上で精白米の表面を摩擦するこ
とが必要であるが、一方、精白米は吸水すると強度が低
下し、特に表層の細胞組織が傷つきやすくなり、これを
傷つけると炊飯時に傷口から多量の水が浸入することに
なって不均等に膨張したり、傷口から澱粉粒子が多量に
溶出したりして、極めて舌ざわりの悪い米飯となってし
まうので、吸水して弱くなった精白米の表面を強く摩擦
することは禁物である。
【0006】以上のようなことから、精白米を傷つけな
いよう、従来の洗米装置はその方式にかかわらず、多量
の水とともに流動させることにより精白米に加わる摩擦
力(機械的外力)を弱くして、そのかわり比較的長い洗
浄時間を与えることにより十分な洗米ができるようにな
っている。
【0007】したがって、このような洗米装置を用い
て、水を減らして洗米すると、精白米に加わる摩擦力が
過大となって精白米に傷をつけてしまうことになるので
ある。
【0008】また、水の量を減らしたり、水を循環使用
したりすると、アリウロン残留物の水への溶解濃度が高
まり、その水が精白米に付着すると糠臭さの原因となる
ので、十分な「すすぎ」を行なわなければならないが、
従来の洗米装置では効果的なすすぎができておらず、多
量の水を用いてすすぐ以外方法がなかったので、結果的
に水の消費量を減らすことができなかったのである。
【0009】本発明は以上のような問題点を解決し、精
白米の1〜5倍程度の水で十分な洗米を可能とする洗米
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の洗米装置は、攪拌洗浄部と吸引洗浄部とを
具備する洗米装置であって、前記攪拌洗浄部は、精白米
に水を添加する給水口を設けるとともに、一端に精白米
の受入口を他端に排出口を有する円筒形または多角筒形
の洗浄筒に周面に突条を有する攪拌ロールを回転駆動可
能に内装してなり、前記吸引洗浄部は、一端が前記攪拌
洗浄部からの精白米および水の受入側であり他端が排出
側である少なくとも一部に多数の細孔を有する洗浄トラ
フと、該洗浄トラフ上の精白米を排出側に送るスクリュ
ーと、該スクリューによって送られる途中の精白米に水
をかける噴水装置とを設けるとともに、前記洗浄トラフ
の下面に臨ませて下部チャンバーを設け、該下部チャン
バーにファンの吸気口を連通してなることを特徴とする
ものである。
【0011】また、前記洗浄トラフの上面に臨ませて上
部チャンバーを設け、該上部チャンバーに前記ファンの
排気口を連通することにより、ファン→上部チャンバー
→洗浄トラフの細孔→下部チャンバー→ファンと流れる
空気循環流路を形成したり、さらに、該循環流路に、空
気から水を除去する気液分離器を組み入れたりすること
を特徴とするものである。
【0012】なお、洗浄に用いた水を回収して貯留する
循環水タンクを設けるとともに、前記噴水装置を受入側
の第一噴水装置と排出側の第二噴水装置の2系統に分
け、第一噴水装置には前記循環水タンクからの循環水を
供給するようにすると、水の消費量をさらに減らすこと
ができ、また、循環水から固体粒子を除去する濾過装置
を設けることも考えられる。
【0013】
【作用】精白米は、まず、攪拌洗浄部の受入口から洗浄
筒の内部へ入り、突条を有する回転する攪拌ロールと洗
浄筒との間で、給水口から加えられた少量の水とともに
押圧されながら攪拌され、精白米の表面が摩擦されて、
アリウロン残留物や遊離澱粉粒その他の被除去物(以下
被除去物という)の大部分が精白米表面から遊離させら
れ、精白米は排出口から排出される。
【0014】次いで、精白米と水は吸引洗浄部の洗浄ト
ラフの受入側に供給され、スクリューによって排出側に
送られるが、この間、ファンが下部チャンバー内の空気
を吸引することにより、洗浄トラフの細孔を通過する空
気が、精白米相互の間隙を上から下へ吹き抜け続ける。
【0015】このようにしながら、噴水装置からの水が
精白米に注がれるので、水は空気の流れにより加速さ
れ、高速で精白米相互の間隙を通過することになり、少
量の水で効率良く残りの被除去物が洗い流され、また、
空気の流れにより、常に精白米に付着する水が除去され
ながら新たな水が注がれるので、付着水は効率良く入れ
替わり、付着水の被除去物濃度が十分に低下させられ、
そのまま浸漬・炊飯の可能な洗浄済み精白米として排出
側より排出される。
【0016】なお、空気循環流路を形成したものでは、
洗浄に用いた水を含んだ空気を放出することがないの
で、周囲の環境を汚染することがなく、また、第二噴水
装置に循環水を供給するものでは、消費水量をさらに低
減できる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
攪拌洗浄部10は、一端に精白米の受入口11を、他端
に排出口12を有する6角筒形の洗浄筒13に、周面に
突条14(送り突条14aおよび攪拌突条14b)を有
する攪拌ロール15を内装し、攪拌ロール15はモータ
ー16により回転駆動可能とする。
【0018】洗浄筒13には給水口17を設け、給水口
17には清水タンク(図示せず)等に連絡した給水管1
8を設けるとともに、洗浄筒13の下側の一部は精白米
が漏出しない程度の多数の細孔13a,13a…が穿設
された多孔状とし、さらに、その下側に連絡樋19を設
け、また、排出口12には調圧機構20を設ける。な
お、21は精白米の流量を制御するスクリューフィーダ
ー、22は原料投入ホッパーである。
【0019】吸引洗浄部30は、一端が攪拌洗浄部10
の連絡樋19の下端に受入筒31aを介して連絡する受
入側31であり、他端が排出口32aを有する排出側3
2である断面半円形の洗浄トラフ33をケーシング34
内に横架して設け、洗浄トラフ33上の精白米を排出側
に送るスクリュー35をモーター36により回転駆動可
能に設ける。なお、洗浄トラフ33の一部は精白米が漏
出しない程度の多数の細孔33a,33a…が穿設され
た多孔状とする。
【0020】また、洗浄トラフ33により上下に分断さ
れるケーシング34の内部空間は、洗浄トラフ33の上
面に臨む側を上部チャンバー37、下面に臨む側を下部
チャンバー38として、それぞれ略密閉状に形成すると
ともに、ファン39をその吸気口39aがダクト40を
介して下部チャンバー38に連通し、その排気口39b
がダクト41を介して上部チャンバー37に連通するよ
うに設けることにより、ファン39→上部チャンバー3
7→洗浄トラフ33の細孔33a,33a…→下部チャ
ンバー38→ファン39、と流れる空気循環流路42を
形成する。なお、空気循環流路42の適宜な位置に気液
分離器43を組み入れ、気液分離器43の下に排水口4
4を有する循環水タンク45を設ける。
【0021】また、洗浄トラフ33の上側には、噴水装
置46(受入側31に第一噴水装置46a、排出側32
に第二噴水装置46b)を設けるとともに、清水タンク
(図示せず)等と第二噴水装置46bを給水管47を介
して接続し、また、下部チャンバー38の底部と循環水
タンク45を回収水管48を介して接続し、かつ、循環
水タンク45と第一噴水装置46aをポンプ49,濾過
装置50および給水管51を介して接続する。
【0022】なお、給水口17は、精白米に水を添加し
た後、可及的速やかに洗浄筒13内部で攪拌されるとい
う要件を満たしていれば、その位置や数は自由であり、
受入口11の付近に設けたり(図4の17a)、攪拌ロ
ール15の周面に設けたり(図4の17b)、複数の位
置を適宜選択して組み合わせても良く、また、洗浄筒1
3の細孔13a,13a…は必ずしも設けなくても良い
が、その場合は給水口17から加える水の量をさらに少
なくし、洗浄筒13内で精白米が浮遊してしまわないよ
うにする。(ただし、洗浄効率は若干低下する)
【0023】また、洗浄トラフ33および第一噴水装置
46a、第二噴水装置46bの形状は任意であり、さら
に、気液分離器43や濾過装置50の有無および構造、
取付位置も任意である。
【0024】次いで、上記実施例における作動を説明す
る。原料投入ホッパー22に投入された精白米は、スク
リューフィーダー21により流量を制御されながら受入
口11を経て洗浄筒13に入り、回転する攪拌ロール1
5の送り突条14aにより排出口12方向へ送られ、調
圧機構20により圧力を調整されながら排出口12から
排出されるが、この間に、給水口17からの水を添加さ
れると同時に攪拌突条14bにより攪拌され、被除去物
は精白米から遊離して水に溶解または懸濁した状態とな
り、被除去物を含んだ水の一部は洗浄筒13の細孔13
a,13a…から排出され、一部は精白米とともに排出
口12から排出されて、精白米および水は連絡樋19に
集められる。
【0025】なお、給水口17から添加される水の量は
精白米重量の0.2〜0.5倍程度で良く、また、精白
米が水と接触したのち排出口12から排出されるまでの
時間は約3秒以内であり、このように極く短時間では精
白米の強度が低下しないので、比較的高い圧力を加えな
がら精白米の表面を摩擦することが可能であり、また、
そうすることによって被除去物(特にアリウロン残留
物)を短時間で有効に遊離させることができるのであ
る。
【0026】連絡樋19からの精白米および水は、吸引
洗浄部30の受入筒31aを経て洗浄トラフ33上に供
給され、スクリュー35により排出側32に向けて移送
されるが、この間、ファン39の働きにより上部チャン
バー37から細孔33a,33a…を経て下部チャンバ
ー38へ流れる空気が精白米相互の間隙を上から下へ吹
き抜け続ける。そして、まず循環水タンク45に予め貯
留されていた水がポンプ49の働きにより第一噴水装置
46aから吐出されて精白米に注がれ、同時に、空気の
流れにより水が加速され、高速で精白米相互の間隙を通
過しながら洗浄するので、スクリュー35により送られ
ることで精白米が相互に擦り合わせられることと相まっ
て、残りの被除去物が効果的に除去され、細孔33a,
33a…から水とともに排出される。
【0027】このようにして洗浄されながら移送される
精白米には、次いで、第二噴水装置46bから清水が注
がれるが、これ以前の洗浄で、被除去物はほとんど完全
に精白米から遊離しているので、この段階では被除去物
を含んだ付着水のすすぎ作用が主体となり、空気の流れ
により常に付着水が除去されながら清水がシャワー状に
注がれるため、付着水が効率良く入れ替わる。そして、
排出口32aまで移送されると、ここから排出される
が、この時点で付着水の被除去物濃度は十分に下げられ
ており、そのまま直ちに浸漬・炊飯に供することできる
洗米済み精白米(洗い米)が得られることになる。
【0028】なお、精白米が吸引洗浄部30を通過する
のに要する時間は約5秒程度と短く、最初に精白米と水
とが接触してからせいぜい10秒以内に全工程が終了す
るので、スクリュー35による搬送でも精白米の表層組
織が傷つくことがない。ただし吸引洗浄部30において
精白米に加えられる摩擦力は、攪拌洗浄部10における
それに比べると極く僅かである。また、水の量について
は、精白米の重量に対し、第一噴水装置46aから約3
〜4倍、第二噴水装置46bから約0.6〜1倍の量を
吐出させれば良い。
【0029】洗浄に用いられた水は、大部分が下部チャ
ンバー38の底部に集められ、回収水管48を流下して
循環水タンク45に入り、若干量の水は空気循環流路4
2を流れる空気に水滴として混入するが、気液分離器4
3で集められ、やはり循環水タンク45に投入され、フ
ィルター50で固体粒子を除去された後、再び第一噴水
装置46aに送られる。このように循環使用される循環
水には、給水口17および第二噴水装置46bから吐出
される清水が加えられるが、その分排水口44からオー
バーフロー排出されるので、循環水の総量は一定とな
る。
【0030】なお、水の消費量を極端に少なくする必要
のない場合は循環水を使用しなくてもよく、その場合は
噴水装置46は2系統に分ける必要がない。逆に、消費
量をさらに抑えたい場合は、給水口17に循環水を供給
することも考えられる。
【0031】また、ファン49の排気を屋外等に放出し
ても支障のない場合は、ダクト41を屋外等まで延長し
てその端部を開放すれば良く、その場合は上部チャンバ
ー37は必要でなく、空気循環流路42も形成されない
ことになる。
【0032】
【発明の効果】本発明の洗米装置は、精白米と水とが接
触してから極く短時間の内であれば、精白米表層の細胞
組織がそれほど弱くならないので、比較的強い圧力をか
けて摩擦しても精白米を傷つけることがなく、また、そ
うすることにより従来の洗米装置が長時間をかけて洗米
していたのと同等以上の洗浄効果が得られることに着目
したものであり、そのため従来の洗米装置のように精白
米を多量の水とともに流動させる必要がなく、また、洗
浄後のすすぎについても効率の良い方法になっているの
で、水の消費量は全て清水を使用しても精白米重量の約
5倍程度で済み、一部に循環水を使用すると精白米重量
の約0.8〜1.5倍程度で済むことになり、水道代お
よび排水処理の費用が大幅に節減できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による洗米装置の一実施例を示す縦断面
図である。
【図2】攪拌洗浄部のA−A線断面図である。
【図3】吸引洗浄部のB−B線断面図である。
【図4】給水口の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 攪拌洗浄部 11 受入口 12 排出口 13 洗浄筒 14 突条 14a 送り突条 14b 攪拌突条 15 攪拌ロール 17 給水口 30 吸引洗浄部 31 受入側 32 排出側 33 洗浄トラフ 33a 細孔 35 スクリュー 37 上部チャンバー 38 下部チャンバー 39 ファン 39a 吸気口 39b 排気口 42 空気循環流路 43 気液分離器 45 循環水タンク 46 噴水装置 46a 第一噴水装置 46b 第二噴水装置 50 濾過装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 攪拌洗浄部と吸引洗浄部とを具備する洗
    米装置であって、前記攪拌洗浄部は、精白米に水を添加
    する給水口を設けるとともに、一端に精白米の受入口を
    他端に排出口を有する円筒形または多角筒形の洗浄筒に
    周面に突条を有する攪拌ロールを回転駆動可能に内装し
    てなり、前記吸引洗浄部は、一端が前記攪拌洗浄部から
    の精白米および水の受入側であり他端が排出側である少
    なくとも一部に多数の細孔を有する洗浄トラフと、該洗
    浄トラフ上の精白米を排出側に送るスクリューと、該ス
    クリューによって送られる途中の精白米に水をかける噴
    水装置とを設けるとともに、前記洗浄トラフの下面に臨
    ませて下部チャンバーを設け、該下部チャンバーにファ
    ンの吸気口を連通してなることを特徴とする洗米装置。
  2. 【請求項2】 前記洗浄トラフの上面に臨ませて上部チ
    ャンバーを設け、該上部チャンバーに前記ファンの排気
    口を連通することにより、ファン→上部チャンバー→洗
    浄トラフの細孔→下部チャンバー→ファンと流れる空気
    循環流路を形成してなる請求項1記載の洗米装置。
  3. 【請求項3】 前記循環流路に、空気から水を除去する
    気液分離器を組み入れてなる請求項2記載の洗米装置。
  4. 【請求項4】 洗浄に用いた水を回収して貯留する循環
    水タンクを設けるとともに、前記噴水装置を受入側の第
    一噴水装置と排出側の第二噴水装置の2系統に分け、第
    一噴水装置には前記循環水タンクからの循環水を供給し
    てなる請求項1記載の洗米装置。
  5. 【請求項5】 循環水から固体粒子を除去する濾過装置
    を設けてなる請求項4記載の洗米装置。
JP6549992A 1992-02-05 1992-02-05 洗米装置 Pending JPH05212302A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6549992A JPH05212302A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 洗米装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6549992A JPH05212302A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 洗米装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05212302A true JPH05212302A (ja) 1993-08-24

Family

ID=13288844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6549992A Pending JPH05212302A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 洗米装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05212302A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297944A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Sanden Corp スクロール圧縮機
JP2012011018A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Panasonic Corp 自動洗米炊飯器
CN104841506A (zh) * 2015-03-16 2015-08-19 盐城工学院 一种节水洗麦机
CN107028206A (zh) * 2017-05-27 2017-08-11 德宏后谷咖啡有限公司 一种螺旋输送式咖啡鲜果高效脱胶清洗装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007297944A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Sanden Corp スクロール圧縮機
JP2012011018A (ja) * 2010-07-01 2012-01-19 Panasonic Corp 自動洗米炊飯器
CN104841506A (zh) * 2015-03-16 2015-08-19 盐城工学院 一种节水洗麦机
CN107028206A (zh) * 2017-05-27 2017-08-11 德宏后谷咖啡有限公司 一种螺旋输送式咖啡鲜果高效脱胶清洗装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3506441B2 (ja) 精麦製粉装置
JP3435988B2 (ja) 精麦製粉方法
EP0810031A2 (en) Pretreatment process in flour milling method
JPH05212302A (ja) 洗米装置
JP2001327881A (ja) 脱脂糠を用いた清浄米の製造装置及び製造方法
US2078235A (en) Hydraulic apparatus
JP2002320932A (ja) リサイクルpetフレークの洗浄方法、およびリサイクルpetフレーク洗浄装置
CN100409945C (zh) 免淘米制造装置
KR100368042B1 (ko) 음식쓰레기의 처리장치
CN107442196A (zh) 一种小麦清洗烘干装置
CN113754229A (zh) 一种海水养殖固废用调质搅拌釜及调质方法
JPH05192594A (ja) 無洗米製造装置
CN220143627U (zh) 一种银耳粉碎装置
GB9320057D0 (en) Air cleaner
CN217547188U (zh) 一种魔芋加工用去皮装置
JP2006284143A (ja) 米粒群用乾燥装置
CN217564845U (zh) 一种纳豆加工用原料浸泡装置
JP3498494B2 (ja) 製粉前処理方法
JP4000640B2 (ja) 耐酸化球状糠粒の製造方法及び製造装置
JP2894459B2 (ja) 無洗米加工装置
JPH11319586A (ja) 除糠装置
JPH10216542A (ja) 竪型穀粒除糠装置
JP2023074742A (ja) 無洗米製造装置
JP3644618B2 (ja) 洗米装置
US3001294A (en) Apparatus for the recovery of solids and liquid from flour mill wastes