JPH1131952A - クロック同期遅延制御回路 - Google Patents

クロック同期遅延制御回路

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JPH1131952A
JPH1131952A JP9182634A JP18263497A JPH1131952A JP H1131952 A JPH1131952 A JP H1131952A JP 9182634 A JP9182634 A JP 9182634A JP 18263497 A JP18263497 A JP 18263497A JP H1131952 A JPH1131952 A JP H1131952A
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clock
pulse
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Masahiro Kamoshita
昌弘 鴨志田
Tsuneaki Fuse
常明 布施
Yukito Owaki
幸人 大脇
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部クロックと内部クロックの同期化に要する
時間を短縮し、同期型LSIの動作の高速化を図る。 【解決手段】外部クロックのデューティよりも狭いパル
ス幅αを有するパルスがパルス生成回路3によって生成
され、それがディレイモニタ5で遅延した後にTime
−to−Digitalコンバータ6、およびDigi
tal−to−Timeコンバータ7に伝達される。ク
ロックの入出力に伴う遅延時間がそれらディレイモニタ
5とTime−to−Digitalコンバータ6、お
よびDigital−to−Timeコンバータ7とに
よって補償される。そして、Time−to−Digi
talコンバータ6、およびDigital−to−T
imeコンバータ7を伝達して出力されたパルスのパル
ス幅αがパルス幅復元回路8によって内部クロックのパ
ルス幅に復元される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は外部クロックからそ
れに同期した内部クロックを生成するクロック同期遅延
制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、より高性能な情報機器の要求に伴
い、高速なマイクロプロセッサやメモリLSIが開発さ
れている。マイクロプロセッサは外部からのクロック信
号の立ち上がり、または立ち下がりに応じて、命令の取
り込み、演算処理、データの入出力等を行う。また、シ
ンクロナスDRAMなどに代表される同期型メモリも同
様に、外部からのクロック信号の立ち上がり、または立
ち下がりに応じて、データの書き込み、読み出しを行
う。
【0003】このような同期型LSIにおいては、内部
回路を駆動するための内部クロックが外部クロックから
生成されるが、その動作の高速化に伴い、内部クロック
と外部クロックとのわずかな遅延によっても回路が誤動
作するといった問題が生じる。このような問題は同期型
LSI内にクロック同期遅延制御回路を組込むことによ
り解決される。
【0004】図8は遅延のずれを調整するクロック同期
遅延制御回路として従来用いられてきたフェーズ・ロッ
クド・ループ(以下PLLと称する)回路の構成を示す
ブロック図である。図8に示す回路は入力端子81、位
相比較器82、チャージポンプ回路83、ローパスフィ
ルタ回路84、電圧制御発振回路85、出力端子86か
ら構成される。
【0005】位相比較器82とチャージポンプ回路83
とローパスフィルタ回路84と電圧制御発振回路85は
直列に接続されており、さらに電圧制御発振回路85の
出力端子は位相比較器82の入力端子に接続され、これ
によってフィードバックループを構成している。
【0006】位相比較器82では入力端子81から入力
された外部クロックと電圧制御発振回路85から出力さ
れる内部クロックの位相を比較し、外部クロックに対し
内部クロックの位相が遅れている場合にはアップ信号U
Pを出力し、進んでいる場合にはダウン信号DWを発生
する。アップ信号UP、ダウン信号DWのパルス幅は共
に位相差に応じて変化する。
【0007】図9にPLLの動作波形を示す。図9の例
では0≦t≦t1では外部クロックに対し内部クロック
が遅れているためアップ信号UPが発生する。tの増加
と共に位相差が減少されていくため、それに伴ってアッ
プ信号UPのパルス幅も減少する。また、この0≦t≦
t1の期間ではダウン信号DWは発生しない。
【0008】位相比較器82からの出力信号UP,DW
はチャージポンプ回路83に入力される。チャージポン
プ回路83は入力される信号がアップ信号UPの時には
正、ダウン信号DWの場合には負の、パルスの幅に応じ
た電荷をローパスフィルタ84へ供給する。
【0009】ローパスフィルタ84は抵抗および容量に
より構成されており、チャージポンプ回路83から供給
される電荷を積分して電圧情報に変換する。図9の例で
は正の電荷が供給され、制御電圧が上昇する。ローパス
フィルタ回路84の出力する制御電圧は電圧制御発振回
路85に入力される。電圧制御発振回路85は制御電圧
が高くなるほど発振周波数が高くなるように設計されて
いる。図9の例のように外部クロックに対し内部クロッ
クの位相が遅れている場合は電圧制御発振回路85の発
振周波数が高くなるため内部クロックの位相が進む。逆
に、外部クロックに対し内部クロックの位相が進んでい
る場合には電圧制御発振回路85の発振周波数が低くな
るので内部クロックの位相は遅れる。このような処理は
外部クロックと内部クロックの同期がとれるまで繰り返
えされる。
【0010】従来のPLLでは安定な動作を行うために
1回のサイクルで変化する制御電圧を小さくする必要が
あり、内部クロックを外部クロックに同期させるまでに
数百サイクルという長い時間を要する。またアナログ回
路を含むのでデジタル回路のみで構成される集積回路内
に集積することが困難である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、PLLを
用いた従来のクロック同期遅延制御回路では、内部クロ
ックを外部クロックに同期させるまでに長い時間を要す
るため、高速動作が要求される同期型LSIには向かな
いという問題があった。また、PLLはアナログ回路を
含むために、デジタル回路のみで構成される集積回路内
に集積することは困難であった。
【0012】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、デジタル回路のみ
で構成でき、且つ同期確立までの時間を短くして高速動
作に寄与し得るクロック同期遅延制御回路を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
クロック同期遅延制御回路は、外部から入力される第1
のクロック信号からそれに同期した第2のクロック信号
を生成するクロック同期遅延制御回路において、前記第
1のクロック信号を受信する受信回路と、この受信回路
からの出力に基づいて、前記第1のクロック信号と同周
期で且つそのデューティよりも狭いパルス幅を有する第
1のパルス信号を生成するパルス生成回路と、このパル
ス生成回路によって生成された前記第1のパルス信号
を、前記第1および第2のクロック信号の入出力に伴う
第1の遅延時間だけ遅延して出力する遅延回路と、縦続
接続された複数の単位遅延素子から構成された第1の遅
延線回路であって、前記遅延回路で遅延された前記第1
のパルス信号を、前記受信回路から前記第1のクロック
信号の次のパルスに対応する出力が発生されるまでの期
間だけ伝搬し、その伝搬した単位遅延素子の個数を測定
する第1の遅延線回路と、縦続接続された複数の単位遅
延素子から構成された第2の遅延線回路であって、前記
第1の遅延線回路を伝搬したパルス信号を、前記第1の
遅延線回路で測定された単位遅延素子の個数分だけ遅延
して出力する第2の遅延線回路と、前記第2の遅延線回
路から出力されるパルス信号のパルス幅を前記第2のク
ロック信号のパルス幅に復元するパルス幅復元回路とを
具備することを特徴とする。
【0014】このクロック同期遅延制御回路によれば、
第1のクロック信号のデューティよりも狭いパルス幅を
有するパルス信号がパルス生成回路にて生成され、その
パルス信号が遅延回路を介して第1および第2の遅延線
回路に伝達される。この場合、遅延回路の遅延時間は、
第1および第2のクロック信号の同期を確立するために
それらの入出力に伴う第1の遅延時間に設定されている
ので、クロック信号の入出力に伴う遅延時間がそれら遅
延回路と第1および第2の遅延線回路とによって補償さ
れる。そして、第1および第2の遅延線回路を伝達して
出力されたパルス信号のパルス幅がパルス幅復元回路に
よって第2のクロック信号のパルス幅に復元される。こ
のような遅延制御により、アナログ回路を用いることな
く、例えば第1のクロック信号からそれよりもその半周
期の整数倍程度の遅れを持つ第2のクロック信号を高速
に生成でき、同期に要する時間を短縮することができ
る。
【0015】また、請求項2に係るクロック同期遅延制
御回路においては、前記第1の遅延線回路と前記第2の
遅延線回路とを、クロックドインバータを縦続接続した
同一回路構成の単位遅延素子列から構成したことを特徴
とする。
【0016】第1の遅延線回路では、第1のパルス信号
は、第1のクロック信号の次のパルスに対応する出力が
前記受信回路から出力されるまでの期間だけ遅延線を伝
搬するので、その期間内に第1のパルス信号が伝搬した
単位遅延素子列内の単位遅延素子の個数を検出すること
により、時間から単位遅延素子の個数への変換が行わ
れ、また、第2の遅延線回路では、これと逆の動作によ
って、個数から時間への変換が行われる。時間−個数変
換を行う第1の遅延線回路の単位遅延素子列と、個数−
時間変換を行う第2の遅延線回路の単位遅延素子列と
を、クロックドインバータを縦続接続した同一回路構成
の単位遅延素子列で構成することにより、パルス信号の
伝達遅延時間を第1の遅延線回路と第2の遅延線回路と
で均一に設定できる。よって、クロック信号の同期の精
度を高めることが可能となる。
【0017】また、請求項3に係るクロック同期遅延制
御回路においては、第1の遅延線回路の単位遅延素子列
と前記第2の遅延線回路の単位遅延素子列とを、半導体
チップ上に互いに隣接して設けたことを特徴とする。こ
れにより、プロセスのばらつきなどによらず、第1の遅
延線回路と第2の遅延線回路との間で伝達遅延時間のペ
ア性を良好に保持できるようになる。隣接の程度は同一
LSI上の他の回路や配線レイアウトなどを考慮して決
める必要があるが、少なくとも、第1の遅延線回路と第
2の遅延線回路との間には他の回路が介在されないよう
にするのが好ましい。
【0018】また、請求項4に係るクロック同期遅延制
御回路においては、配線の簡単化のために、前記第1の
遅延線回路の単位遅延素子列と前記第2の遅延線回路の
単位遅延素子列とを、信号伝達方向が互いに逆向きにな
るように配置したことを特徴とする。第1の遅延線回路
の単位遅延素子列を構成する各単位遅延素子の出力は、
第2の遅延線回路の単位遅延素子列内の対応する単位遅
延素子の入力に結合されるので、もしこれら2つの単位
遅延素子列を同一の向きに配置するとその間の配線が複
雑となる。
【0019】また、請求項5に係るクロック同期遅延制
御回路においては、前記パルス発生回路は、前記受信回
路から出力されるクロック信号の立ち下がり同期して立
ち下り、且つ前記受信回路から出力されるクロック信号
のデューティよりも狭いパルス幅を有するパルス信号を
生成することを特徴とする。このようにクロック信号と
パルス信号の立ち下りを同期させることにより、周期測
定などの回路を用いることなく簡単な構成でパルス幅の
復元が可能となる。
【0020】さらに、請求項6に係るクロック同期遅延
制御回路においては、互いに逆相の第1および第2の信
号を前記第1および第2の遅延線回路にそれらの動作制
御信号として供給することにより、前記第1の遅延線回
路のクロックドインバータ列と前記前記第1の遅延線回
路のクロックドインバータ列とを交互に動作させること
を特徴とする。これにより、第1および第2の遅延線回
路のクロックドインバータがラッチ回路として動作する
ことを防止でき、動作の信頼性を高めることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1には本発明の一実施形態に係る
クロック同期遅延制御回路の構成が示されている。この
クロック同期遅延制御回路は同期型LSI内に設けられ
るものであり、外部クロックからそれに同期した内部ク
ロックを生成する。このクロック同期遅延制御回路は、
図示のように、入力端子1、レシーバ2、パルス生成回
路3、制御信号生成回路4、ディレイモニタ5、Tim
e−to−Digitalコンバータ6、Digita
l−to−Timeコンバータ7、パルス幅復元回路
8、クロックデリバラ9、および出力端子10から構成
される。
【0022】入力端子1を通しレシーバ2に外部クロッ
クEXTCLKが入力される。レシーバ2の出力端子は
パルス生成回路3の入力端子と、制御信号生成回路4の
入力端子と、Digital−to−Timeコンバー
タ7の制御信号入力端子に接続されていて、レシーバ2
の出力信号CLKがそれら各入力端子に入力される。
【0023】パルス生成回路3は、レシーバ2の出力信
号CLKからそれと同周期で、且つ出力信号CLKのデ
ューティよりも狭いパルス幅を有するパルス信号を生成
する。このパルス生成回路3は、入力信号の立ち下がり
に同期して立ち下がるパルス信号を発生する回路から構
成されている。パルス生成回路3の出力端子はディレイ
モニタ5の入力端子に接続され、このディレイモニタ5
にはパルス生成回路3から出力されるパルス信号Aが入
力される。ディレイモニタ5はレシーバ2の遅延時間と
クロックデリバラ9の遅延時間の和に等しい遅延を生じ
る回路である。ディレイモニタ5から出力されるパルス
信号STARTがTime−to−Digitalコン
バータ6の入力端子に入力される。また、制御信号生成
回路4の出力端子はTime−to−Digitalコ
ンバータ6の制御信号入力端子に接続されており、制御
信号生成回路4の出力信号STOPがTime−to−
Digitalコンバータ6の動作をイネーブル/ディ
スエーブル制御するための制御信号として入力される。
【0024】Time−to−Digitalコンバー
タ6は、図示のように縦続接続された複数の単位遅延素
子11からなる遅延線回路であり、入力パルス信号ST
ARTが入力してから制御信号STOPに動作を止めら
れるまでの時間Δtfを、制御信号STOPで動作を止
められるまでに入力信号STARTが伝播した単位遅延
素子11の個数として測定する働きを持つ。
【0025】Digital−to−Timeコンバー
タ7もTime−to−Digitalコンバータ6と
同様に、縦続接続された複数の単位遅延素子12からな
る遅延線回路である。単位遅延素子12は、Time−
to−Digitalコンバータ6の単位遅延素子11
と同一回路構成にて構成されている。このDigita
l−to−Timeコンバータ7の各単位遅延素子12
の入力には、Time−to−Digitalコンバー
タ6の対応する単位遅延素子11の出力が接続されてい
る。また、Digital−to−Timeコンバータ
7の動作をイネーブル/ディスエーブル制御するための
制御信号としてCLKが入力される。
【0026】Digital−to−Timeコンバー
タ7は、入力信号をTime−to−Digitalコ
ンバター6でSTARTを伝播した単位遅延素子11と
同じ数の単位遅延素子12を通して出力する回路であ
り、Time−to−Digitalコンバター6で測
定された単位遅延素子11の個数を時間に変換する働き
をする。
【0027】また、Digital−to−Timeコ
ンバータ7の単位遅延素子列は、Time−to−Di
gitalコンバター6の単位遅延素子列と信号伝達方
向が逆向きになるように配置されている。これは、Ti
me−to−Digitalコンバター6とDigit
al−to−Timeコンバータ7との間の配線を簡単
化するためである。
【0028】Digital−to−Timeコンバー
タ7の出力はパルス幅復元回路8に接続されている。パ
ルス幅復元回路8はDigital−to−Timeコ
ンバータ7から出力されるパルス信号のデューティを5
0%に戻す働きをする回路である。パルス幅復元回路8
の出力には同期型LSIの内部回路を駆動するにだけの
力が無いのでクロックデリバラ9を通して出力した信号
が内部回路を駆動するための内部クロックINTCLK
として用いられる。
【0029】図2に図1のクロック同期遅延制御回路の
動作波形を示す。以下、この図2の動作波形に従い、各
回路の動作を説明する。まず、図2(a)に示すような
デューティ50%、周期τの外部クロックEXTCLK
が入力される。入力された外部クロックEXTCLKは
レシーバ2によって波形整形され、増幅される。レシー
バ2の出力信号CLKは図2(b)に示すように外部ク
ロックEXTCLKに比べレシーバ2の遅延時間Δtr
ecだけ遅延する。また、このCLKを基に制御信号生
成回路4によってTime−to−Digitalコン
バータ6の制御信号STOPが生成される。制御信号生
成回路4は入力された信号を反転して出力する働きを持
つため図2(c)に示すように、Time−to−Di
gitalコンバータ6の制御信号STOPとDigi
tal−to−Timeコンバータの制御信号CLKは
互いに反転された関係になる。
【0030】次に図2(d)のようにパルス生成回路4
ではCLKが入力されてからτd遅れてパルス幅α α=τ/2−τd、 α < τ/2 …(1) を持つパルス信号Aを生成する。パルス信号Aはディレ
イモニタ5を通過しディレイモニタ5の遅延時間Δtm
onだけ遅れて、図2(e)に示すTime−to−d
igitalコンバータ6の入力信号STARTにな
る。ここでクロックデリバラ9の遅延をΔtdeliと
すると、 Δtmon=Δtrec+Δtdeli …(2) となる。Δtmon=Δtrec+Δtdeliとする
のは、内部クロックと外部クロックとの同期を確立する
ためである。
【0031】次に図2(e)に示す入力信号START
が、CLKの次のパルスの立ち上がり、つまり制御信号
STOPがLowになるまでの期間、Time−to−
digitalコンバータ6を伝搬する。これにより、
図2(e)に示す入力信号STARTが発生されてか
ら、それが図2(c)に示す制御信号STOPがLow
となってTime−to−digitalコンバータ6
の単位遅延素子列を伝搬しなくなるまでの時間Δtf
が、Time−to−Digitalコンバータ6によ
って単位遅延素子の数として測定される。
【0032】図2(e)より、Δtfは、 Δtf=τ/2−(Δtmon−α) …(3) となる。すなわち、Δtfは、外部クロックの半周期分
の時間τ/2とパルス信号Aのパルス幅に相当する時間
との総和からクロック入出力に要する遅延時間Δtmo
nを差し引いた時間を示し、この時間が単位遅延素子1
1の数として測定されることになる。
【0033】次にTime−to−Digitalコン
バータ6の制御信号STOPが立ち下がると同時に図2
(b)に示すようにDigital−to−Timeコ
ンバータ7の制御信号CLKが立ち上がり、Digit
al−to−Timeコンバータ7が動作を始める。T
ime−to−Digitalコンバータ6からの出力
パルスは、Time−to−Digitalコンバータ
6で入力信号STARTが伝播した単位遅延素子11と
同じ個数のDigital−to−Timeコンバータ
7の単位遅延素子12を伝播することにより、Δtbだ
け遅延して出力信号OUTとなる。Time−to−D
igitalコンバータ6とDigital−to−T
imeコンバータ7の単位遅延素子は遅延時間が同じに
なるように設計されているので、 Δtb=Δtf …(4) となる。
【0034】出力信号OUTのパルス幅は、α<τ/2
であるのでパルス幅復元回路8を通しパルス幅をτ/2
とする必要がある。図2(g)に示すようにパルス幅復
元回路でパルス幅をτ/2にした出力信号Cを出力す
る。図2(g)の波形をクロックデリバラ9の遅延だけ
遅らせると外部クロックに対して半周期ずれた信号にな
ってしまう(図2(h))。そのため図2(g)の反転
信号図2(i)を内部クロックとして用いる。
【0035】外部クロックEXTCLKに対する内部ク
ロックINTCLKの遅れ時間Dtimeは、 Dtime =Δtrec+τd+Δtmon+Δtf+(Δtb−α)+Δtdeli =3τ/2 …(5) となるので、結果的に内部クロックINTCLKと外部
クロックEXTCLKは同期する。
【0036】以下、式(5)の導出過程について説明す
る。式(3)、(4)を用いて、式(5)からΔtfと
Δtbを消去すると、 Dtime =Δtrec+τd+Δtmon+τ/2−(Δtmon−α) +{τ/2−(Δtmon−α)−α}+Δtdeli =Δtrec+τd+Δtmon+τ/2−Δtmon+α+τ/2 −Δtmon+Δtdeli =Δtrec+τd+τ/2+α+τ/2−Δtmon+Δtdeli となる。ここで、式(2)のようにΔtmon=Δtr
ec+Δtdeliであるので、 Dtime=τd+τ/2+α+τ/2 となる。式(1)からα=τ/2−τdであるので、 Dtime=3τ/2 を得る。
【0037】なお、以上の導出過程ではパルス生成回路
3、パルス幅復元回路8の遅延時間については特に考慮
してないが、これはパルス生成回路3による遅延をレシ
ーバ2の遅延時間に、パルス幅復元回路8の遅延をクロ
ックデリバラ9の遅延時間に含めて考えることができる
からである。
【0038】次に、図1の回路を構成する主なブロック
についてのその具体的な回路構成を説明する。図3はT
ime−to−Digitalコンバータ6とDigi
tal−to−Timeコンバータ7の構成例を示し、
また図4は制御信号生成回路4、図5はパルス生成回路
3、図6はパルス生成回路3で用いられる遅延回路、図
7はパルス幅復元回路8の構成例を示している。
【0039】図3に示されているように、Time−t
o−Digitalコンバータ6とDigital−t
o−Timeコンバータ7の単位遅延素子は、クロック
ドインバータ31を用いて構成されている。Time−
to−Digitalコンバータ6の入力信号STAR
Tは入力端子34、制御信号STOPは制御信号入力端
子35に入力される。Time−to−Digital
コンバータ6の各クロックドインバータ31の出力は、
Digital−to−Timeコンバータ7の単位遅
延素子として使用されている対応するクロックドインバ
ータ31の入力に接続される。Digital−to−
Timeコンバータ7の制御信号CLKは制御信号入力
端子36に入力され、出力信号OUTは出力端子37か
ら出力される。
【0040】図3に示すようにコンバータ6,7の単位
遅延素子を共にクロックドインバータ31で構成する利
点について説明する。外部クロックと内部クロックの同
期の精度はTime−to−Digitalコンバータ
6で計測される補償遅延Δtfの測定の精度に依存す
る。Δtfは入力信号STARTが伝搬する単位遅延素
子の個数として計測されるので、Δtfの測定精度をあ
げるには単位遅延素子の遅延時間を短くする必要があ
る。クロックドインバータを単位遅延素子に用いること
で単位遅延時間を短くできるため同期の精度をあげるこ
とができる。また、クロックドインバータを用いると単
位遅延素子を制御するための回路を小さく構成でき素子
数を少なくすることができるという利点もある。
【0041】なお、クロックドインバータとしては、通
常のCMOSインバータの出力段にトランスファーゲー
トを設けた構成のものも使用することができる。また、
Time−to−Digitalコンバータ6のクロッ
クドインバータ列とDigital−to−Timeコ
ンバータ7のクロックドインバータ列とは本クロック同
期遅延制御回路を搭載した同期型LSIの半導体チップ
上に互いに隣接して設けられる。これにより、プロセス
のばらつきなどによらず、Time−to−Digit
alコンバータ6とDigital−to−Timeコ
ンバータ7との間で伝達遅延時間のペア性を良好に保持
できるようになる。隣接の程度は同期型LSI上の他の
回路や配線レイアウトなどを考慮して決める必要がある
が、少なくとも、Time−to−Digitalコン
バータ6とDigital−to−Timeコンバータ
7との間には他の回路は介在されないようにすることが
好ましい。
【0042】図4にTime−to−Digitalコ
ンバータ6とDigital−to−Timeコンバー
タ7を交互に動かすための制御信号を発生する制御信号
生成回路4の構成例を示す。
【0043】制御信号生成回路4は入力信号を反転して
出力する働きをする回路であり、図示のように、入力端
子41と、インバータ42と、出力端子43とで構成で
きる。Time−to−Digitalコンバータ6と
Digital−to−Timeコンバータ7を同時に
動作させないためにそれぞれの制御信号を互いに逆相に
する必要があるため制御信号生成回路4はCLKの反転
信号を生成できればよい。図4に示す制御信号生成回路
4で反転させた信号を用いれば容易にTime−to−
Digitalコンバータ6とDigital−to−
Timeコンバータ7の制御信号を互いに逆相にするこ
とができ、両コンバータを交互に動作させることができ
るようになる。
【0044】図4に示す制御信号生成回路4を用いず、
Time−to−Digitalコンバータ6とDig
ital−to−Timeコンバータ7を同相の信号で
制御しようとした場合、以下の問題が生じる。
【0045】クロックドインバータを単位遅延素子とし
て用いた場合図3のような二つのコンバータ6,7を接
続すると、Time−to−Digitalコンバータ
6のクロックドインバータ31の出力D(n)とDig
ital−to−Timeコンバータ7の対応するクロ
ックドインバータの入力、Time−to−Digit
alコンバータ6のクロックドインバータ31の出力D
(n+1)とDigital−to−Timeコンバー
タ7の対応するクロックドインバータの入力を結ぶラッ
チ回路が形成される。その結果Time−to−Dig
italコンバータ6の制御信号STOPと、Digi
tal−to−Timeコンバータ7の制御信号CLK
とが同相であるとき、両コンバータを構成するクロック
ドインバータが同時にON状態になりラッチ状態になっ
てしまう。この状態で入力信号STARTのパルスが入
力されるとSTARTのパルスはラッチを反転しながら
伝播する必要がある。しかし、単位遅延素子を構成する
クロックドインバータは単位遅延時間を同じにするため
同じ駆動能力を持つように設計されるので、ラッチされ
たデータが反転できないので、STARTの信号がDi
gital−to−Timeコンバータ6の出力まで伝
播しなくなってしまう。こうした問題を図4の制御信号
生成回路4を用いることで解決している。
【0046】図5にパルス生成回路3の構成例を示す。
図5のパルス生成回路3は、図示のように、入力端子5
1と、遅延回路52と、AND回路53と、出力端子5
4で構成される。周期τでデューティ50%の信号が入
力端子51に入力されるとする。入力された信号は遅延
回路52でτdだけ遅延した信号を生成し、この信号と
入力端子51から入力された信号のANDをとることで
入力信号の立ち上がりからτd遅延して立ち上がり、入
力信号の立ち下がりに同期して立ち下がるパルス幅α=
τ/2−τdの信号を出力する。
【0047】τdの遅延を生成する遅延回路52は例え
ば図6(A)に示すようなインバータ62の多段接続や
図6(B)に示すように抵抗66とキャパシタ65を用
いて構成することができる。遅延回路52はτdの遅延
を生成できれば図6以外の他の回路構成でも良い。
【0048】パルス生成回路3の出力は、Time−t
o−Digitalコンバータ6とDigital−t
o−Timeコンバータ7を伝搬する入力信号として用
いられる。Time−to−Digitalコンバータ
6に入力される信号のパルス幅は制御信号STOPのパ
ルス幅より狭く、これがディレイモニタ5を通過してΔ
tmonだけ遅延したあとにTime−to−Digi
talコンバータ6に入力されるので、STOPがHi
ghの期間にパルス信号の立ち下がりも伝搬できる。こ
の場合、Digital−to−Timeコンバータ7
の出力信号のパルス幅もα=τ/2−τdになる。この
ためデューティ比50%の内部クロックを生成するには
Digital−to−Timeコンバータ7のパルス
幅がτ/2になるように調整する必要があるが、これは
パルス幅復元回路8によって容易に復元できる。
【0049】一般のパルス生成回路は入力信号の立ち上
がりに同期して立ち上がるパルスを生成するが、このパ
ルスを用いてデューティ50%の内部クロックを生成す
るためにはτ/2−τdのように外部クロックの周期に
依存する遅延時間を持つ遅延路が必要であるが、このよ
うな回路には新たに周期を測定する回路と周期の半分の
遅延の生成する回路が必要であり、回路規模が大きくな
ってしまう。
【0050】次に図7にパルス幅復元回路8の具体例を
示す。図7に示す回路は、入力端子71、遅延回路7
2、OR回路73、インバータ回路74、nMOSトラ
ンジスタ75、インバータ回路76、nMOSトランジ
スタ77、OR回路78、出力端子79から構成されて
いる。遅延回路72はパルス生成回路で用いた遅延回路
と同じ遅延時間を持つ。パルス幅復元回路8は、パルス
生成回路3によりパルス幅がαになっているDigit
al−to−Timeコンバータ7の出力信号のパルス
幅をτ/2に戻す働きをする。
【0051】入力端子71に周囲τ、パルス幅αの信号
OUTが入力されるとする。OUTは遅延回路72を通
過しOUTからτd遅れた信号OUTτdを生成する。
OUTはnMOSトランジスタ77のゲートを制御し、
OUTτdはnMOSトランジスタ77のゲートを制御
する。OUTがHighになるとnMOSトランジスタ
77が導通しインバータ76の入力がLowになるので
インバータ76の出力はHighとなり、OUTがLo
wになったらインバータ74とインバータ76がラッチ
回路を形成するのでインバータ76はHighを出力し
続ける。次にOUTからτdだけ遅れてOUTτdがH
ighとなり、これによりnMOSトランジスタ75が
導通状態になってインバータ76の入力がHighにな
るので、インバータ76はLowを出力する。インバー
タ76は、OUTのパルスが立ち上がってからOUTτ
dが立ち上がるまでのτdの間Highを出力するた
め、OUTのパルスの立ち上がりに同期して立ち上がる
パルス幅τdの信号が得られる。従ってOUTとOUT
τdとインバータ76の出力のORをOR回路73,7
8でとることにより、パルス幅がτd+α=τ/2、即
ちデューティ50%の信号が出力端子79から得られ
る。
【0052】なお、パルス生成回路3とパルス幅復元回
路8を用いないと、Time−to−Digitalコ
ンバータ6とDigital−to−Timeコンバー
タ7の制御信号STOP,CLKと、Time−to−
Digitalコンバータ6の入力信号STARTのパ
ルス幅が全てτ/2となるが、このとき以下の問題が生
じる。
【0053】すなわち、Time−to−Digita
lコンバータ6への入力信号STARTはTime−t
o−Digitalコンバータ6の制御信号STOPと
パルス幅が等しく、かつSTOPよりディレイモニタ3
の遅延時間Δtmonだけ遅れることになる。そのため
STARTパルスの立ち下がりがTime−to−Di
gitalコンバータ6に入力される前に制御信号ST
OPがLowになるので、STARTのパルスの立ち下
がりが伝搬されずパルスの幅が変わるためデューティ5
0%の内部クロックを生成することができなくなる。こ
れに対しパルス生成回路3、パルス幅生成回路8を用い
ることで内部クロックのデューティを容易に50%にす
ることが可能になる。
【0054】以上のように、本実施形態のクロック同期
遅延制御回路によれば、外部クロック信号のデューティ
よりも狭いパルス幅αを有するパルス信号がパルス生成
回路3によって生成され、それがディレイモニタ5で遅
延した後にTime−to−Digitalコンバータ
6、およびDigital−to−Timeコンバータ
7に伝達される。この場合、ディレイモニタ5の遅延時
間は、外部クロックと内部クロック信号の同期を確立す
るためにそれらの入出力に伴う遅延時間(Δtrec+
Δtdeli)に設定されているので、クロック信号の
入出力に伴う遅延時間がそれらディレイモニタ5とTi
me−to−Digitalコンバータ6、およびDi
gital−to−Timeコンバータ7とによって補
償される。そして、Time−to−Digitalコ
ンバータ6、およびDigital−to−Timeコ
ンバータ7を伝達して出力されたパルス信号のパルス幅
αがパルス幅復元回路8によって内部クロックのパルス
幅に復元される。このような遅延制御により、3τ/2
という非常に短い遅れで外部クロックに同期した内部ク
ロックを得ることができ、PLLを用いた場合に比し同
期に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アナログ回路を用いることなく、例えば第1のクロック
信号からそれよりもその半周期の整数倍程度の遅れを持
つ第2のクロック信号を高速に生成でき、同期に要する
時間を短縮することができる。よって、同期型LSIな
どの動作の高速化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るクロック同期遅延制
御回路の構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のクロック同期遅延制御回路の動作
を説明するタイミングチャート。
【図3】同実施形態のクロック同期遅延制御回路で使用
されるTime−to−DigitalコンバータとD
igital−to−Timeコンバータの構成例を示
す図。
【図4】同実施形態のクロック同期遅延制御回路で使用
される制御信号生成回路の構成例を示す図。
【図5】同実施形態のクロック同期遅延制御回路で使用
されるパルス生成回路の構成例を示す図。
【図6】図5のパルス生成回路に用いられる遅延回路の
構成例を示す図。
【図7】同実施形態のクロック同期遅延制御回路で使用
されるパルス幅復元回路の構成例を示す図。
【図8】従来のPLL回路の構成を示す図。
【図9】図8のPLL回路の動作を説明するタイミング
チャート。
【符号の説明】
1…入力端子 2…レシーバ 3…パルス生成回路 4…制御信号生成回路、 5…ディレイモニタ 6…Time−to−Digitalコンバータ 7…Digital−to−timeコンバータ 8…パルス幅復元回路 9…クロックデリバラ 10…出力端子 11…単位遅延素子 12…単位遅延素子 31…クロックドインバータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力される第1のクロック信号
    からそれに同期した第2のクロック信号を生成するクロ
    ック同期遅延制御回路において、 前記第1のクロック信号を受信する受信回路と、 この受信回路からの出力に基づいて、前記第1のクロッ
    ク信号と同周期で且つそのデューティよりも狭いパルス
    幅を有する第1のパルス信号を生成するパルス生成回路
    と、 このパルス生成回路によって生成された前記第1のパル
    ス信号を、前記第1および第2のクロック信号の入出力
    に伴う第1の遅延時間だけ遅延して出力する遅延回路
    と、 縦続接続された複数の単位遅延素子から構成された第1
    の遅延線回路であって、前記遅延回路で遅延された前記
    第1のパルス信号を、前記受信回路から前記第1のクロ
    ック信号の次のパルスに対応する出力が発生されるまで
    の期間だけ伝搬し、その伝搬した単位遅延素子の個数を
    測定する第1の遅延線回路と、 縦続接続された複数の単位遅延素子から構成された第2
    の遅延線回路であって、前記第1の遅延線回路を伝搬し
    たパルス信号を、前記第1の遅延線回路で測定された単
    位遅延素子の個数分だけ遅延して出力する第2の遅延線
    回路と、 前記第2の遅延線回路から出力されるパルス信号のパル
    ス幅を前記第2のクロック信号のパルス幅に復元するパ
    ルス幅復元回路とを具備することを特徴とするクロック
    同期遅延制御回路。
  2. 【請求項2】 前記第1の遅延線回路と前記第2の遅延
    線回路は、クロックドインバータを縦続接続した同一回
    路構成の単位遅延素子列から構成されていることを特徴
    とする請求項1記載のクロック同期遅延制御回路。
  3. 【請求項3】 前記クロック同期遅延制御回路は半導体
    チップ上に集積形成されており、 前記第1の遅延線回路の単位遅延素子列と前記第2の遅
    延線回路の単位遅延素子列は、前記半導体チップ上に互
    いに隣接して設けられていることを特徴とする請求項2
    記載のクロック同期遅延制御回路。
  4. 【請求項4】 前記第1の遅延線回路の単位遅延素子列
    を構成する各単位遅延素子の出力は、前記第2の遅延線
    回路の単位遅延素子列内の対応する単位遅延素子の入力
    に接続されており、 前記第1の遅延線回路の単位遅延素子列と前記第2の遅
    延線回路の単位遅延素子列は、信号伝達方向が互いに逆
    向きになるように配置されていることを特徴とする請求
    項2または3記載のクロック同期遅延制御回路。
  5. 【請求項5】 前記パルス発生回路は、 前記受信回路から出力されるクロック信号の立ち下がり
    同期して立ち下り、且つ前記受信回路から出力されるク
    ロック信号のデューティよりも狭いパルス幅を有するパ
    ルス信号を生成することを特徴とする請求項1記載のク
    ロック同期遅延制御回路。
  6. 【請求項6】 互いに逆相の第1および第2の信号を前
    記第1および第2の遅延線回路にそれらの動作制御信号
    として供給し、前記第1の遅延線回路のクロックドイン
    バータ列と前記前記第1の遅延線回路のクロックドイン
    バータ列とを交互に動作させる制御回路をさらに具備す
    ることを特徴とする請求項1記載のクロック同期遅延制
    御回路。
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