JPH11318823A - 医療装置 - Google Patents

医療装置

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JPH11318823A
JPH11318823A JP10126338A JP12633898A JPH11318823A JP H11318823 A JPH11318823 A JP H11318823A JP 10126338 A JP10126338 A JP 10126338A JP 12633898 A JP12633898 A JP 12633898A JP H11318823 A JPH11318823 A JP H11318823A
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Kazuya Hijii
一也 肘井
Takao Tabata
孝夫 田畑
Hidetoshi Saito
秀俊 齋藤
Masahiro Kudo
正宏 工藤
Yoshitaka Honda
吉隆 本田
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Yoshinao Ooaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】手術室以外の場所から手術中の術者等へ伝達さ
れる情報を、術者の集中を妨げることなく、かつ術者以
外の手を煩わすことなく確実にかつ速やかに伝えられる
医療装置を提供すること。 【解決手段】メインコントローラ30には、通信ライン
40を介して手術室の外部に配置されている外部通信機
器41が接続されている。メインコントローラ30には
パソコン41で入力されて通信ライン40を介して送信
された情報データを入力可能にする通信手段31と、送
信された情報の検出及びこの検出結果に基づき入力され
た情報と医療行為に関する情報とをモニタ画面上に表示
するための制御を行う制御手段32と、モニタ4a,4
bの画面上に医療行為に関する情報を表示する医療情報
表示領域42と情報データを表示する外部情報表示領域
43とを生成して、情報データを外部情報表示領域43
に表示させる表示内容制御手段33とが設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内視鏡画像ととも
に手術室以外の場所からの医療情報を表示することが可
能な表示手段を備えた医療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の装置からなる医療装置として、例
えば内視鏡を備えた内視鏡装置が挙げられる。特開平6
−142036号公報には内視鏡と、ビデオプロセッサ
ー、電気メス、止血装置、光源装置、モニタ等から構成
され、ビデオプロセッサーによって内視鏡画像と例えば
ホストコントローラからの操作画面の画像とを合成した
合成画像を同一モニタ画面上に表示させることにより、
術者が内視鏡画像に集中している状態で、モニタ画面上
から視線を移動させることなく、内視鏡画像と各装置の
情報とを一度に確認できるようにした内視鏡装置が示さ
れている。また、特開平6−70242号公報には各外
科手術装置と双方向の通信制御手段により集中制御を可
能にし、各装置の監視情報をモニタに表示するようにし
た内視鏡装置が示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平6−142036号公報の内視鏡装置では内視鏡画
像とともに表示可能な項目が各装置の情報に限定されて
いた。しかし、外科手術は長時間に及ぶことがあり、手
術実施中に、例えば院内放送や内線電話による問い合わ
せ等が度々生じて、術者等の集中を妨げることがあっ
た。そして、院内放送の場合には放送に対して注意を払
っていないと内容を聞き漏らしてしまう。また、内線電
話に関しては清潔域にいる術者は直接電話に出ることが
できないので、必ず不潔域のナース等に代理で出てもら
って内容を確認するようにしなければならないので、大
変まぎらわしく不便であるという問題があった。
【0004】また、特開平6−70242号公報の内視
鏡装置では内視鏡画像とともに表示可能な項目は各外科
手術装置の情報のみに限定されていた。そして、各外科
手術装置は集中制御を行うための専用の通信ポートに接
続されていたので、外部からの情報を外科装置に取り入
れるためには前記通信ポートとは別の通信手段を設ける
必要があり、通信に関わる回路構成等が複雑かつ高価に
なってしまうという問題があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、手術室以外の場所から手術中の術者等へ伝達され
る情報を、術者の集中を妨げることなく、かつ術者以外
の手を煩わすことなく確実にかつ速やかに伝えられる医
療装置を提供することを目的にしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の医療装置は、医
療行為に関する情報を表示手段に表示する医療装置であ
って、一般の外部通信機器からの信号を入力可能にする
通信手段と、この通信手段を介して入力される情報を検
出し、この検出結果に基づき入力された情報を前記医療
行為に関する情報とともに前記表示手段に表示する表示
内容制御手段とを具備している。
【0007】この構成によれば、術中の術者等に対する
手術室以外の場所から情報が、医療行為に関する情報が
表示されている表示手段に表示される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1及び図2は本発明の第1実施
形態に係り、図1は医療装置の概略構成を示す説明図、
図2は外部装置を接続した医療装置の構成を説明するブ
ロック図である。
【0009】図1に示すように本実施形態の医療装置で
ある例えば内視鏡システムは、例えば撮影機能を備えた
カメラヘッド2a,2bを固定した内視鏡3a,3bを
備え、前記カメラヘッド2a,2bで撮像した内視鏡画
像を表示手段であるモニタ4a,4bの画面上に表示し
て観察・治療・処置を行う内視鏡下外科システム1であ
り、手術ベッド10に横たわる患者を挟むようにして配
置された、移動自在な第1のトロリー11及び第2のト
ロリー12に後述する各種外科手術装置を搭載してい
る。
【0010】前記第1のトロリー11には前記第1のカ
メラヘッド2aに接続されたTVカメラ装置5a及び前
記第2のカメラヘッド2bに接続されたTVカメラ装置
5b、前記第1の内視鏡3aに照明光を供給する光源装
置6a及び前記第2の内視鏡3bに照明光を供給する光
源装置6b、前記内視鏡3a,3bが撮らえた内視鏡画
像を表示する第1のモニタ4a、前記内視鏡3a,3b
で撮らえた内視鏡画像を写真撮影する内視鏡用カメラ
7、2つのTVカメラ装置5a,5bで生成したそれぞ
れ異なる内視鏡画像を親子画面として第1のモニタ4a
又は第2のモニタ4bに表示したり、前記内視鏡画像を
第1のモニタ4aと第2のモニタ4bとにそれぞれ切り
替えて表示させる等の機能を有するミキサー8、内視鏡
画像をプリント用紙に印刷可能なプリンタ9、前記各手
術装置5a,5b,6a,6b,7,8,9の状態監視
や遠隔操作を可能にする通信ライン(不図示)によりそ
れぞれ接続して制御を行うとともに、配線やケーブルの
引き回しを簡略化するサブコントローラ14、電源と各
手術装置5a,5b,6a,6b,7,8,9との間を
電気的に絶縁する第1の絶縁トランス15等が搭載され
ている。
【0011】一方、前記第2のトロリー12には電気メ
ス16、CO2 ボンベ17が接続された気腹装置18、
さらにソノサージ19、超音波内視鏡20、内視鏡画像
の映像を記録するVTR21や電源と各手術装置16,
18,19,20,21との間を電気的に絶縁する第2
の絶縁トランス22、前記各手術装置16,18,1
9,20,21を集中制御するメインコントローラ3
0、前記各手術装置16,18,19,20,21を集
中操作可能な集中操作パネル23等が搭載されている。
【0012】前記電気メス16、気腹装置18、ソノサ
ージ19、超音波内視鏡20、VTR21は、状態監視
や遠隔操作を可能にする通信ケーブル(不図示)により
それぞれ接続されている。また、前記気腹装置16から
延出する気腹チューブ24を介して患者の腹腔内にCO
2 ガスが供給されるようになっている。さらに、前記電
気メス16に接続されたAコード25を通じて高周波処
置を行えるようになっている。又、各トロリー11,1
2に設けられている絶縁トランス15,22は、電源と
各外科手術装置との間を電気的に絶縁して各外科手術装
置に対して電源を供給しているが、前記光源装置6a,
6b及び電気メス16は消費電力が大きいため、前記絶
縁トランス15,22を介さずに直接手術室の壁に設け
られているコンセントから電源が供給される構成になっ
ている。
【0013】前記第2トロリー12のメインコントロー
ラ30と、前記第1トロリー11のサブコントローラ1
4とはシステムインターフェイスケーブル26を経由し
て接続されている。このことにより、前記サブコントロ
ーラ14ではこの第1トロリー11に搭載されている前
記TVカメラ装置5a,5b、光源装置6a,6b、内
視鏡用カメラ7,ミキサー8、プリンタ9を前記メイン
コントローラ30から出力された制御信号を中継して制
御している。また、前記メインコントローラ30には集
中制御可能な操作内容から選択的に機能を選択してリモ
ート操作を可能にするフットスイッチ27が設けられて
いる。
【0014】図2に示すように前記内視鏡下外科手術装
置1の第2トロリー12に搭載されているメインコント
ローラ30は、通信ライン40を介して手術室の外部に
配置されている、前記モニタ4a,4bの後述する外部
情報表示領域に対して情報を表示させられる、情報送信
手段であるパソコン等、一般の外部通信機器(本実施形
態においてはパソコンとして説明する)41が接続され
ており、前記パソコン41から入力された情報が通信ラ
イン40を通して前記メインコントローラ30に送信さ
れるようになっている。また、前記メインコントローラ
30とモニタ4a,4bとはそれぞれ信号ライン34に
よって接続されている。
【0015】前記内視鏡下外科手術装置1と前記パソコ
ン41との通信形態は、ノーサネットや総合デジタル通
信網(ISDN)などの通信ネットワーク網によって行
うものである。このため、前記内視鏡下外科手術装置1
とパソコン41との接続に限らず、複数のシステムと複
数のパソコンとの接続が可能な形態になっている。
【0016】前記メインコントローラ30には前記パソ
コン41で入力されて通信ライン40を介して送信され
た情報データに関する信号を入力可能にする通信手段3
1と、この通信手段31に送信された情報の検出及びこ
の検出結果に基づき入力された情報と前記医療行為に関
する情報とをモニタ画面上に表示するための制御を行う
制御手段32と、前記モニタ4a,4bの画面上に医療
行為に関する情報を表示する医療情報表示領域42と前
記パソコン41から入力された情報を表示する外部情報
表示領域43とを生成して前記外部情報表示領域43に
前記制御手段32で検出した情報を表示させる表示内容
制御手段33とが設けられている。
【0017】上述のように構成した医療装置の作用を説
明する。手術中の術者に対して報告したいメッセージや
コメント又は連絡事項等があるときには、前記パソコン
41によってこれらメッセージやコメント又は連絡事項
を入力する。すると、このパソコン41によって入力さ
れた情報が通信ライン40を伝送されて、前記メインコ
ントローラ30の通信手段31に送信される。
【0018】次に、メインコントローラ30の制御手段
32では、前記通信手段31に情報が送信されたことを
検出する一方、この情報を前記医療行為に関する情報と
ともにモニタ4aの画面上に表示させる命令信号を表示
内容制御手段33に伝送する。
【0019】次いで、この表示内容制御手段33では、
医療行為に関する情報を表示する医療情報表示領域42
及び前記通信手段31に送信されている情報を表示する
外部情報表示領域43とを画面上に形成する領域データ
を生成するとともに、この外部情報表示領域43内に情
報内容が表示されるように情報データを生成し、信号ラ
イン34を介して第1のモニタ4aに出力する。
【0020】このことにより、第1のモニタ4aの画面
上に医療情報表示領域42と外部情報表示領域43とが
構成されるとともに、前記医療情報表示領域42に内視
鏡画像が表示され、前記外部情報表示領域43に前記パ
ソコン41から送信された情報が表示される。このた
め、術者は、外部のパソコン41から術者に向けて発せ
られた、メッセージやコメント又は連絡事項をモニタ4
aの画面上から視線を外すことなく画面上の外部情報表
示領域43から得られる。
【0021】なお、外部からの情報が通信手段31に通
信されたことを前記制御手段32で検出してから、この
情報を表示するまでの時間は制御手段32によって設定
されるようになっており、本実施形態においては例えば
CO2 ガスが腹腔に送気されているとき及び電気メス1
6による処置が行われているとき以外は瞬時に情報が外
部情報表示領域43に表示されるようにしている。これ
らの設定は術者側での設定が可能である。
【0022】このように、手術室の外部に配置されてい
るパソコン等の外部通信機器と、内視鏡下外科手術装置
のメインコントローラとを通信ラインを介して接続する
ことによって、術中の術者は、モニタに表示されている
医療行為に関する情報を観察したままの状態で、視線を
移動させることなく、モニタ画面の外部情報表示領域を
通じて連絡される外部から術者に宛てたメッセージやコ
メント又は連絡事項を瞬時に入手することができる。こ
のことによって、外部からの情報を得るためにナース等
の関係者の手を煩わすことがなくなる。
【0023】図3は本発明の第2実施形態に係る医療装
置の他の構成を説明するブロック図である。
【0024】図に示すように本実施形態のメインコント
ローラ30Aには前記第1実施形態のメインコントロー
ラ30に設けた通信手段31、制御手段32、表示内容
制御手段33に加えて着信判定部35が設けてある。こ
の着信判定部35は、例えば外部のパソコン41等から
前記通信手段31に入力されている情報の中に新規情報
があるか否かを判断するとともに、新規情報が前記通信
手段31に送信されていたことを検知した場合には、モ
ニタ4aの外部情報表示領域43の背景色を例えば5秒
間の間、灰色から緑色に変更させて、このモニタ4aの
医療情報表示領域42を観察している術者に新たな情報
が到着したこと、又は、表示内容が更新されたことを強
調表示して告知する機能を有している。
【0025】なお、術者に新たな情報が到着したこと、
又は、表示内容が更新されたことを告知する際、背景色
を変更させる代わりに外部情報表示領域枠44の色を変
えたり、前記外部情報表示領域43全体又は外部情報表
示領域枠44を点滅させて術者に告知するようにしても
よい。また、術者に注意をうながすことが目的であるた
め、変更される背景色の色は緑色に限定されるものでは
なく注意を引く色であれば何色であってもよい。その他
の構成及び作用は前記第1実施形態と同様であり、同部
材には同符合を付して説明を省略する。
【0026】このように、メインコントローラに、通信
手段に入力されている情報の中に新規情報があるか否か
を判断するとともに、新たな情報が到着したこと、又
は、表示内容を更新したことを告知する着信判定部を設
けたことにより、前記第1実施形態の効果に加えて新規
情報の着信や、表示内容が更新されときに、モニタの医
療情報表示領域を観察している術者に注意をうながし
て、新規情報の着信や外部情報表示領域枠内の表示内容
が新規情報に切り替わったことを確実に報知することが
できる。このことによって、新規情報の見落としや情報
が更新されたことを見落とすことなく確実に情報が術者
に伝達される。
【0027】ところで、内視鏡下外科手術などを行う
際、手術ベッド10に横たわっている患者には麻酔担当
医によって麻酔処置が施される。そして、麻酔担当医
は、ベッド10に横たわる患者の頭部付近に待機して、
配置されている麻酔関連機器からの情報を観察して麻酔
状態を把握するように努めていた。このため、術者が直
接モニタ画面上で麻酔関連機器からの情報を観察するこ
とのできる医療装置が望まれていた。
【0028】図4及び図5は本発明の第3実施形態に係
り、図4は医療装置内のTVカメラ装置と麻酔装置との
構成例を示すブロック図、図5はモニタへの表示状態を
示す図である。図4に示すように本実施形態において
は、メインコントローラ30Bに麻酔装置50が通信ラ
イン40を介して接続されている。このメインコントロ
ーラ30Bには例えばTVカメラ60が信号ライン61
を介して接続されており、前記TVカメラ60で生成さ
れた内視鏡画像の映像信号が映像入力部62、ビデオ処
理回路63、A/Dコンバータ64、ビデオメモリー6
5、D/Aコンバータ66、加算回路67を介してモニ
タ4a(4b)の図5に示す医療情報表示領域42に出
力されるようになっている。そして、前記加算回路67
には前記麻酔装置50からの情報が入力されるようにな
っている。
【0029】前記麻酔装置50からは前記通信ライン4
0を介して患者の心拍数、脈拍、血圧、心電図などの生
体情報がメインコントローラ30Bの通信手段51に送
信されるようになっている。この通信手段51に送信さ
れた生体情報は、制御回路52に伝送され、この制御回
路52で生体情報を選択的に抽出して図5に示すモニタ
4aの外部情報表示領域43に麻酔装置50からの情報
68として表示させるため、D/Aコンバータ53を経
由して加算回路67で表示内容を重畳させてモニタ4a
の外部情報表示領域43に出力する。
【0030】なお、前記通信ライン40は、外部のパソ
コン41及び麻酔装置50のみに接続を限定するもので
はなく、例えばこの通信ライン40を介して他の外部通
信機器から術者や患者等の気持ちを和らげる音楽データ
を送信して手術室内に設けたスピーカーシステムから音
楽を流すようにしてもよい。また、複数の装置を接続し
それぞれ別々の場所で通信ラインに接続することも可能
である。その他の構成は上述の実施形態と同様であり、
同部材には同符合を付して説明を省略する。
【0031】このように、コントローラに接続されてい
る通信ラインに外部の情報送信手段用のパソコンと同様
に麻酔装置を接続し、この麻酔装置からコントローラに
設けられている通信手段に生体情報を送信することで、
術者は医療情報表示領域に表示されている内視鏡画像を
観察しながら、外部情報表示領域に表示されている麻酔
装置からの生体情報を把握することができる。このこと
により、通信ラインに麻酔装置などの外科手術装置を接
続するだけの簡単な作業で術者の所望する回路構成を容
易かつ低価格に実施することが可能になる。
【0032】なお、本発明は、以上述べた実施形態のみ
に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0033】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下の如き構成を得ることができ
る。
【0034】(1)医療行為に関する情報を表示手段に
表示する医療装置において、一般の外部通信機器からの
信号を入力可能にする通信手段と、この通信手段を介し
て入力される情報を検出し、この検出結果に基づき入力
された情報を前記医療行為に関する情報とともに前記表
示手段に表示する表示内容制御手段と、を具備した医療
装置。
【0035】(2)前記表示内容制御手段は、前記表示
手段上に、前記医療行為に関する情報を表示する医療情
報表示領域と、前記通信手段に送信された情報を表示す
る外部情報表示領域とを生成し、前記外部情報表示領域
に外部通信機器から前記通信手段に送信された情報を表
示する付記1記載の医療装置。
【0036】(3)前記通信手段に送信された情報を検
出した際、術者が予め設定した術状況以外は、前記通信
手段に送信された情報を前記外部情報表示領域に瞬時に
表示する付記1記載の医療装置。
【0037】(4)前記表示手段の外部情報表示領域に
表示される情報を送信する情報送信手段は、手術室以外
の場所に配置されている付記1記載の医療装置。
【0038】(5)前記付記1記載の医療装置は、さら
に、前記通信手段に受信されている情報が新規の情報で
あるか否かを判断する着信判定部を備え、この着信判定
部で前記情報が新規情報であると判明したとき、術者に
新規情報が到着したこと、又は、表示内容を新規情報に
更新したことを報知する付記1記載の医療装置。
【0039】(6)前記着信判定部は、新規情報着信後
から一定時間の間、前記外部情報表示領域の背景色又は
外部情報表示領域の枠の色を異なる色に変化させて術者
に報知する付記5記載の医療装置。
【0040】(7)前記着信判定部は、新規情報着信後
から一定時間の間、前記外部情報表示領域全体又は外部
情報表示領域の枠を点滅させる付記5記載の医療装置。
【0041】(8)前記通信手段に麻酔装置を接続し、
この麻酔装置からの生体情報を、前記外部情報表示領域
に表示する付記1記載の医療装置。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、手
術室以外の場所から手術中の術者等へ伝達される情報
を、術者の集中を妨げることなく、かつ術者以外の手を
煩わすことなく確実にかつ速やかに伝えられる医療装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1及び図2は本発明の第1実施形態に係り、
図1は医療装置の概略構成を示す説明図
【図2】外部装置を接続した医療装置の構成を説明する
ブロック図
【図3】本発明の第2実施形態に係る医療装置の他の構
成を説明するブロック図
【図4】図4及び図5は本発明の第3実施形態に係り、
図4は医療装置内のTVカメラ装置と麻酔装置との構成
例を示すブロック図
【図5】モニタへの表示状態を示す図
【符号の説明】
1…内視鏡下外科手術装置 4a,4b…モニタ 30…メインコントローラ 31…通信手段 32…制御手段 33…表示内容制御手段 40…通信ライン 41…外部通信機器(パソコン) 42…医療情報表示領域 43…外部情報表示領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田畑 孝夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 齋藤 秀俊 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 工藤 正宏 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 本田 吉隆 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 大明 義直 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療行為に関する情報を表示手段に表示
    する医療装置において、 一般の外部通信機器からの信号を入力可能にする通信手
    段と、 この通信手段を介して入力される情報を検出し、この検
    出結果に基づき入力された情報を前記医療行為に関する
    情報とともに前記表示手段に表示する表示内容制御手段
    と、 を具備したことを特徴とする医療装置。
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JP2008264521A (ja) * 2007-03-23 2008-11-06 Hoya Corp 内視鏡装置の画像処理プロセッサ
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