JP2009178542A - 医療支援制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の外付け映像変換機との接続を不要とし、さらに管理、操作を簡素化することができる医療支援制御装置を提供する。
【解決手段】外部からビデオ信号が入力された、いずれのビデオインターフェースから入出力されるビデオ信号とは異なりかつ医療支援制御装置内で共通に用いられる信号である共通信号と、外部からのビデオ信号との間で信号を双方向変換する該ビデオインターフェースカードと、ビデオインターフェースカードのうち、外部からの指示によって出力先のビデオインターフェースカードを選択するスイッチングコントロールカードと、共通信号により表されるビデオ信号に基づいて、選択されたビデオインターフェースカードに応じたビデオ信号に加工する該ビデオプロセッシングカードと、を備える医療支援制御装置である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手術に関係する医療機器及び非医療機器を制御する医療支援制御装置に関する。
従来、手術において使用される内視鏡等の医療機器がメディカルコントローラ等によって制御される手術システムが提案されている。メディカルコントローラ(MC)には、被制御装置である医療機器として例えば電気メス装置、気腹装置、内視鏡用カメラ装置、光源装置等が接続されている。さらに、MCには、表示装置、操作パネル等も接続されている。操作パネルは、表示部とタッチセンサにより構成され、非滅菌域にいる看護師等が操作する集中操作装置である。表示装置には、内視鏡画像等が表示される。
一方、手術室には、非医療機器であるルームライト、ルームカメラ、インターフォン、液晶表示装置等の視聴覚関連設備がある。これらの視聴覚関連設備は、別途個別に、あるいは集中制御するためのノンメディカルコントローラ(NMC)によって、制御されている。
例えば、特開2006−000536号公報には、手術室内に設けられる医療機器に接続される第1のコントローラと、手術室内に設けられる非医療機器に接続される第2のコントローラと、医療機器及び非医療機器に対する操作指示が入力されるとその操作指示の内容を前記第1のコントローラへ送信する操作指示入力手段とを有する手術システムが開示されている。前記第1のコントローラは、前記操作指示入力手段へ入力された前記非医療機器の前記操作指示に応じた第1の制御信号を、第2のコントローラへ送信する。一方、第2のコントローラは、その第1の制御信号を、非医療機器を制御する第2の制御信号に変換して、記非医療機器へ送信する。これにより、手術システムと非医療機器システムとが連携し、術者等が自ら非医療機器を操作することができる。
特開2006−000536号公報
しかしながら、従来の医療機器及び非医療機器では、手技や使用する機器に応じて、映像の入出力数や映像ソースが異なり、システムが大型化し、管理が煩雑なるとともに、機器操作が煩雑になるという問題がある。
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたものであり、複数の外付け映像変換機との接続を不要とし、さらに管理、操作を簡素化することができる医療支援制御装置を提供することを目的とする。
本発明の態様のひとつである医療機器を制御する医療支援制御装置であって、前記医療支援制御装置に着脱可能でかつ該医療支援制御装置に複数用いられるビデオインターフェースカードは、外部からビデオ信号が入力されたら前記いずれのビデオインターフェースから入出力されるビデオ信号とは異なりかつ前記医療支援制御装置内で共通に用いられる信号である共通信号と、前記外部からのビデオ信号との間で信号を双方向変換する該ビデオインターフェースカードと、前記ビデオインターフェースカードのうち、外部からの指示によって出力先のビデオインターフェースカードを選択するスイッチングコントロールカードと、前記医療支援制御装置に着脱可能でかつ該医療支援制御装置に複数用いられる該ビデオプロセッシングカードであって、前記共通信号により表されるビデオ信号に基づいて、前記選択されたビデオインターフェースカードに応じたビデオ信号に加工する該ビデオプロセッシングカードと、を備えることを特徴とする。
また、前記共通信号は、シリアル信号であることを特徴とする。
また、前記各ビデオインターフェースカードは、いずれも共通のコネクタを有することを特徴とする。
また、前記スイッチングコントロールカードは、前記各ビデオインターフェースカードから取得された該各ビデオインターフェースカードを識別するための識別情報と該ビデオインターフェースカードの所在を示す所在情報とからなるビデオインターフェース関係情報から、外部から設定された出力先の前記ビデオインターフェースカードの識別情報に基づいて、該ビデオインターフェースカードの所在を検出することにより、前記共通信号の出力先を決定する、ことを特徴とする。
本発明の他の態様のひとつである医療機器を制御する医療支援制御装置に着脱可能で、かつ該医療支援制御装置に複数用いられるビデオインターフェースカードは、ビデオ信号の入力を行う入力処理部及びビデオ信号の出力を行う出力処理部と、前記いずれのビデオインターフェースから入出力されるビデオ信号とは異なり、かつ前記医療支援制御装置内で共通に用いられる信号である共通信号と、前記ビデオ信号との間で信号を双方向変換する信号変換部と、前記変換された共通信号の入力及び出力を行う共通信号入出力部と、を備えることを特徴とする。
また、医療機器を制御する医療支援制御装置であって、前記医療支援制御装置に着脱可能でかつ該医療支援制御装置に複数用いられるビデオインターフェースカードは、外部からビデオ信号が入力されたら前記いずれのビデオインターフェースから入出力されるビデオ信号とは異なりかつ前記医療支援制御装置内で共通に用いられる信号である共通信号と、前記外部からのビデオ信号との間で信号を双方向変換すると共に、該入力されたビデオ信号の情報量の変化を検出する該ビデオインターフェースカードと、前記検出結果に基づいて、前記ビデオ信号が切り替えられたと判断した場合、該ビデオ信号から変換された前記共通信号の出力経路を決定するスイッチングコントロールカードと、を備えることを特徴とする。
前記医療支援制御装置は、さらに、画像処理を行うビデオプロセッシングカードを備え、前記スイッチングコントロールカードは、前記ビデオ信号が切り替えられたと判断した場合、前記ビデオプロセッシングカードを経由させて前記入力されたビデオ信号から変換された共通信号を所定のビデオインターフェースカードから出力する、ことを特徴とする。
また、前記共通信号は、シリアル信号であることを特徴とする。
また、前記ビデオ信号が切り替えられたとき、前記ビデオプロセッシングカードは共通信号に対して信号変換処理を行うことを特徴とする。
また、前記信号変換処理は、SD/HD変換またはHD/SD変換してもよい。
本発明によれば、複数の外付け映像変換機との接続を不要とし、さらに管理、操作を簡素化することができる。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細を説明する。
(実施例1)
本実施の形態に係るメディカルサポートコントロールシステムは、メディカルデバイスコントロールシステムと、ノンメディカルデバイスコントロールシステムから構成される。メディカルデバイスコントロールシステムは、複数の医療機器と、これらの医療機器を制御するメディカルコントローラからなるシステムである。ノンメディカルデバイスコントロールシステムは、手術に関係する非医療機器(さらに医療機器が含まれていても良い)と、これらの非医療機器を制御するノンメディカルコントローラからなるシステムである。
メディカルデバイスコントロールシステムの一例として、内視鏡手術システムについて説明する。
図1は、本実施形態におけるメディカルデバイスコントロールシステムの全体構成を示す。メディカルデバイスコントロールシステム101の一例として、内視鏡手術システムについて説明する。手術室には、患者145が横たわるベッド144の両側に、第1内視鏡手術システム102、第2内視鏡手術システム103、術者用無線リモートコントローラ143が配置されている。
内視鏡手術システム102、103では、観察、検査、処置、記録などを行う複数の内視鏡周辺機器がそれぞれ第1トロリー120及び第2トロリー139に搭載されている。また、可動スタンドには内視鏡表示パネル140が搭載されている。
第1トロリー120には、内視鏡表示パネル111、集中表示パネル112、集中操作パネルデバイス113、メディカルコントローラ(MC)114、レコーダ115、ビデオプロセッサ116、内視鏡光源装置117、気腹器118、電気メス装置119が配置されている。
集中操作パネルデバイス113は、非滅菌域に配置され看護師等が各医療機器の操作を集中して行うものであって、図示しないマウスとタッチパネル等のポインティングデバイスを有している場合もある。集中操作パネルデバイス113を用いて、医療機器を集中管理、制御、操作することができる。
それぞれの医療機器は、図示しないシリアルインターフェイスケーブル等の通信ケーブルを介してMC114と接続され、双方向通信を行うことができる。
また、MC114には、ヘッドセット型マイク142を接続することができる。MC114は、ヘッドセット型マイク142から入力された音声を認識し、術者の音声により各機器を制御できる。
内視鏡光源装置117は、照明光を伝送するライトガイドケーブルを介して第1の内視鏡146に接続されている。内視鏡光源装置117の照明光は、第1の内視鏡146のライトガイドに供給されると、この第1の内視鏡146の挿入部が刺入された患者145の腹部内の患部等を照明する。
第1の内視鏡146のカメラヘッドにより撮像された光学像データは、カメラケーブルを介してビデオプロセッサ116に伝送される。その光学像データはビデオプロセッサ116内の信号処理回路で信号処理されて、ビデオ信号が生成される。
気腹器118は、チューブを介して患者145の腹部内に、ガスボンベ121からCO2ガスを供給する。
第2トロリー139には、内視鏡表示パネル131、集中表示パネル132、中継ユニット133、レコーダ134、ビデオプロセッサ135、内視鏡光源装置136、その他の医療機器137,138、例えば、超音波処置装置、砕石装置、ポンプ、シェーバ等が搭載されている。それぞれの機器は、図示しないケーブルで中継ユニット133に接続され、双方向の通信が可能になっている。MC114と中継ユニット133は中継ケーブル141で接続されている。
内視鏡光源装置136は、照明光を伝送するライトガイドケーブルを介して第2の内視鏡147に接続されている。内視鏡光源装置136の照明光が、第2の内視鏡147のライトガイドに供給される。そうすると、この第2の内視鏡147の挿入部が刺入された患者145の腹部内の患部等を照明する。
この第2の内視鏡147のカメラヘッドにより撮像された光学像データがカメラケーブルを介してビデオプロセッサ135に伝送される。その光学像データはビデオプロセッサ135内の信号処理回路で信号処理されて、ビデオ信号が生成される。そして、そのビデオ信号が内視鏡表示パネル131に出力されて、内視鏡表示パネル131に患部等の内視鏡画像が表示される。
さらに、MC114は、術者が滅菌域から機器操作を行うことにより制御することもできる。また、第1トロリー120、第2トロリー139には、その他の機器(例えば、プリンタ、超音波観測装置等)も搭載することができる。
図2は、本実施の形態におけるメディカルサポートコントロールシステム100の全体構成を示すブロック構成図である。上述の通り、メディカルサポートコントロールシステム100は、メディカルデバイスコントロールシステム101と、ノンメディカルデバイスコントロールシステム201からなる。メディカルデバイスコントロールシステム101は、詳細には図1に示した構成であるが、図2では、説明を簡単にするために簡略化して示してある。
図2において、医療機器群160は、メディカルコントローラ114に直接接続されるか、あるいは中継ユニット133を介して間接的に接続された医療機器である。例えば、気腹器118、ビデオプロセッサ116、内視鏡光源装置117、電気メス装置119等である。
集中操作パネルデバイス113はタッチパネルを備え、タッチパネルからの操作によりメディカルコントローラ114および後述するノンメディカルデバイスコントローラ202(NMC)に接続されている機器の操作を行うことができる。
ノンメディカルデバイスコントロールシステム201は、MC114と通信ケーブルなどで接続されたNMC202と、非医療機器群210から構成される。ここで、NMC202はMC114に接続されている医療機器群160と映像ケーブルを用いてビデオ信号の送受信を行うことができる。
NMC202は、接続された各視聴覚機器を含む非医療機器を制御する。図2に示すように、NMC202に接続される非医療機器群210は、本実施の形態では、ルームライト211、ルームカメラ212、シーリングカメラ213、エアコン214、電話システム215、遠隔にいる者と会議をするための会議システム216(以下、ビデオ会議システムという)、その他の周辺機器217である。さらに、NMC202には、ディスプレイデバイス220、集中操作パネルデバイス221が接続されている。
また、非医療機器群210は、画像データの記録、再生等を行うAV機器だけでなく、手術室内に設置された照明等の設備機器をも含む。
ディスプレイデバイス220は、液晶表示装置(LCD)あるいはプラズマ表示パネル(PDP)などであり、予め指定された、あるいは集中操作パネルデバイス221において看護師等が指定した機器の画像を表示する。ルームライト211は、手術室内を照明する装置である。ルームカメラ212は、手術室内の様子を撮るカメラである。シーリングカメラ213は、天井からつり下げられ、その位置を変更することができるカメラである。ビデオ会議システム216は、医局あるいはナースステーションにいるナース等と音声と共に映像を表示しながら、会話ができるシステムである。周辺機器217は、各種機器であり、例えば、プリンタ、CDプレーヤ、DVDレコーダ等の機器である。集中操作パネルデバイス221は、集中操作パネルデバイス113と同様のタッチパネルを有し、NMC202に接続された各AV機器を制御するための装置である。集中操作パネルデバイス113、221は以後TPと呼ぶ。
図3は、本実施の形態におけるNMC202のリアパネルの構成を示す側面図である。
NMC202は、PCIセクション301、オーディオ/ビデオセクション302から構成されている。
PCIセクションは、外部に接続された装置との通信を行い、例えば、RS232C、ディジタルI/O、リレー、イーサネット(登録商標)、モデムなどを備えたカードが実装され、後述する各カードに接続される非医療機器群210を制御する。
オーディオ/ビデオセクション302は、オーディオインターフェースカード303(AIC)、ビデオインターフェースカード304(VIC)、スイッチングコントロールカード305(SCC)、タッチパネルカード306(TPC)、ビデオプロセッシングカード307(VPC)を実装している。また、NMC202のオーディオ/ビデオセクション302に実装される各カードは着脱可能である。
AIC303は、AIC303用の複数のスロットに実装される。例えば、トランシバー/レシーバを内蔵したICなどにより外部から入力されるオーディオ信号を受信し、増幅などの処理をして出力する。
VIC304は、外部からビデオ信号が入力された場合、いずれかのVIC304から入出力されるビデオ信号とは異なり、且つNMC202内で共通に用いられる信号である共通信号を生成する。
ここで、ビデオ信号はHD/SD−SDI(High Definition / Standard Definition - Serial Digital Interface)、RGB/YPbPr、S−Video、CVBS(Composite Video Blanking and Sync)、DVI−I(Digital Visual Interface Integrated)、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)などの信号である。
また、VIC304は、逆に共通信号を変換して出力先に合ったビデオ信号に変換する機能を有する。さらに、各VIC304はVIC304用に用意された複数のスロットに実装することができる。また、各VIC304はいずれも共通のインターフェースコネクタを有していてもよい。なお、VIC304は電源がオフの場合には、入力されたビデオ信号を変換しないで直接出力する経路に切り替えを行う。
SCC305は、外部からの指示によって出力先のVIC304を選択する。また、SCC305は、各VIC304から取得された各VIC304を識別するための識別情報と該VIC304の所在を示す所在情報とからなるVIC関係情報を取得する。そして、ビデオインターフェース関係情報に基づいて外部から設定された出力先のVIC304の所在を検出し、共通信号の出力先のVIC304またはVPC307を経由するかを決定する。
SCC305は、例えばTPC306を介してTP221と接続され、TP221を用いてSCC305に出力先のVIC304またはVPC307を経由するかの設定をする。
VPC307は、共通信号により表されるビデオ信号に基づいて、選択されたVIC304に応じたビデオ信号に加工する。
図4にビデオインターフェースカード304の構成を示す。
VIC304はバックプレーン401に実装され、入力処理部402、信号変換部403、出力処理部404、コネクタなどから構成されている。ここで、バックプレーン401は、オーディオインターフェースカード303(AIC)、ビデオインターフェースカード304(VIC)、スイッチングコントロールカード305(SCC)、タッチパネルカード306(TPC)、ビデオプロセッシングカード307(VPC)を実装するスロットを備えている。各カードはバックプレーン401を経由して通信を行う。
VIC304は、信号変換部403により変換されたビデオ信号である共通信号、VIC304以外のカードから入力される共通信号、VIC304のカードを識別するための識別情報、VIC304が実装されているスロットの位置を示す所在情報などを、バックプレーン401を経由して送受信する。
入力処理部402は、NMC202に接続されたビデオ信号を出力する装置(医療機器、非医療機器)から出力されるビデオ信号を受信して信号変換部403に転送する。
信号変換部403は、いずれのVIC304から入出力されるビデオ信号とは異なり、NMC202で共通に用いられる共通信号と、ビデオ信号との間で信号を双方向変換する。
つまり、信号変換部403は、入力処理部402から入力されたビデオ信号を共通信号に変換してバックプレーン401に出力する。また、バックプレーン401を経由してVIC304に入力される共通信号を取得して選択されたVIC304のビデオ信号に変換する。
また、VIC304を識別するための識別情報と該VIC304が実装されているスロットの所在を示す所在情報からなるビデオインターフェース関係情報(カードID信号)を、バックプレーン401を経由して出力する。
出力処理部404は、信号変換部403により共通信号から変換されたビデオ信号を出力する。
共通信号入出力部405は、バックプレーン401を介して信号変換部403により変換された共通信号または信号変換部403に入力される共通信号の入出力を行う。
コネクタ406はバックプレーン401に実装するためのコネクタである。また、VIC304はカードごとに異なるビデオ信号に対応する入出力端子を備えているが、コネクタ406はバックプレーン401のVIC用スロットまたはVPC用スロットであればどのスロットにも接続ができるように形状とピン配置がされている。
従来、ビデオ信号の成分(RGBの色信号やH、Vなどの同期信号)を個別に扱うことにより、信号の追い越しによる同期ズレ、アートワークの煩雑化を招いていた。しかし、本実施例によりVIC304で変換した共通信号をシリアライズすることにより、同期ズレを発生させない、アートワーク(基板配線)を容易に実現することができる。
なお、将来、新しい映像フォーマットに対応する場合、新規に新しい映像フォーマットに対応するVICの設計、製作をし、新規IDを設定することにより拡張が可能になる。
図5にスイッチングコントロールカード305の構成を示す。
SCC305はバックプレーン401に実装され、入力処理部501、経路切替部502、制御部503、出力処理部505から構成され、シリアライズされた共通信号の経路を切り替える。
入力処理部501は、バックプレーン401から入力される共通信号を受信して経路切替部502に転送する。
経路切替部502は共通信号の経路を切り替える。例えば、制御部503から出力される経路切替信号により共通信号の出力先VIC304への経路を確定する。また、VPC307で画像処理を行う場合には経路切替信号により共通信号の出力先VPC307への経路を確定する。また、VPC307から出力された画像処理後の共通信号のVIC304への経路を確定する。
制御部503は、カード識別設定部504を有し、PCIセクション301に外部接続装置から入力された制御信号を転送するとともに、PCIセクション301から入力される制御信号を取得してSCC305内の各部の制御を行う。
制御部503のカード識別設定部504は、ビデオインターフェース関係情報(カードID信号)の識別情報と所在情報および、TP113、221から制御信号により設定された出力先VIC304およびVPC307の選択情報に基づいて、出力先VIC304およびVPC307の出力経路を決定するための経路切替信号を出力する。
外部からの設定は、例えばTP113、221からカード識別設定部504に出力先VIC304の選択情報を設定して、入力先VIC304と出力先VIC304の対応付けをする。対応付けをすることにより、ビデオインターフェース関係情報から出力先VIC304の所在を検出して共通信号の出力先VIC304を決定する。
出力処理部505は、経路切替部502から出力された共通信号を上記設定された出力先VIC304に出力する。
図6にビデオプロセッシングカード307の構成を示す。
VPC307はバックプレーン401に実装され、入力処理部601、画像処理部602、メモリ603、出力処理部604から構成されている。
入力処理部601は、バックプレーン401から入力される共通信号を受信して画像処理部602に転送する。
画像処理部602は、共通信号により表されるビデオ信号に基づいて、選択されたVIC304に応じたビデオ信号に加工する。入力処理部601から入力された共通信号をメモリ603に保持し、保持した共通信号を画像処理して出力する。または、共通信号を一度所定のビデオ信号に変換してから画像処理してもよい。
ここで、画像処理は、例えば、順次走査変換、レートコントロール、スケーリング、ミラー、ローテーション、ピクチャーインピクチャ(PIP)、ピクチャーアウトピクチャ(POP)などである。
出力処理部604は、画像処理部602により画像処理された共通信号を、バックプレーン401を介してSCC305に転送する。
図7は、VIC304から入力されたビデオ信号を、SCC305を介して、選択された出力先VIC304に出力する場合の信号の流れを示した図である。
図7では入力されたビデオ信号1(点線)は、VIC1 304に入力され、共通信号1(実線)に変換される。変換された共通信号1はSCC305を経由して予め設定された出力先のVIC3 304に入力され、共通信号1を所定のビデオ信号2(点線)に変換して出力する。
また、共通信号1をSCC305により分配して予め設定された出力先のVIC4 304に入力し、その共通信号1を所定のビデオ信号2(点線)に変換して出力してもよい。
図8は、VIC304から入力されたビデオ信号を、SCC305を介してVPC307で画像処理をした後、選択された出力先VIC304に出力する場合の信号の流れを示した図である。
VIC304の入力端子より入力されたビデオ信号1(点線)は、VIC1 304に入力され、共通信号1(実線)に変換される。変換された共通信号1はSCC305に入力され、SCC305に予め設定された出力先VPC1 307に入力される。VPC1 307では共通信号1に対して単一のビデオ信号画像を用いる信号変換や画像変換が実行される。例えば、順次走査変換、レートコントロール、スケーリング、ミラー、ローテーションなどの画像処理が実行される。
VPC1 307は、上記信号変換や画像変換された共通信号2をSCC305に出力する。SCC305は予め設定された出力先のVIC3 304に信号変換や画像変換された共通信号2を転送する。VIC3 304では信号変換された共通信号2を所定のビデオ信号2(点線)に変換して出力する。
図9は、複数のVIC304から入力されたビデオ信号を、SCC305を介してVPC307で画像処理をした後、選択された出力先VIC304に出力する場合の信号の流れを示した図である。
VIC304の入力端子より入力されたビデオ信号1(点線)は、VIC1 304に入力され、共通信号1(実線)に変換される。また、ビデオ信号2(点線)は、VIC2 304に入力され、共通信号2(実線)に変換される。
ビデオ信号1とビデオ信号2は、それぞれ共通信号1と共通信号2に変換されSCC305に入力され、SCC305に予め設定された出力先VPC1 307に入力される。VPC1 307では共通信号1及び共通信号2に対してピクチャーインピクチャ(PIP)、ピクチャーアウトピクチャ(POP)などの複数のビデオ信号画像を用いる画像変換が実行される。
VPC1 307は上記画像変換された共通信号3をSCC305に出力する。SCC305は出力先のVIC3 304に画像変換された共通信号3を転送する。VIC3 304では画像変換された共通信号3を所定のビデオ信号3(点線)に変換して出力する。
図10にオーディオインターフェースカード303の構成を示す。
AIC303はバックプレーン401に実装され、入力処理部702、信号変換部703、出力処理部704から構成されている。
AIC303は、信号変換部703により変換されたオーディオ信号である共通信号、AIC303以外のカードから入力される共通信号、AIC303のカードを識別するための識別情報、AIC303が実装されているスロットの位置を示す所在情報などを、バックプレーン401を経由して送受信する。
入力処理部702は、MC114とNMC202に接続されたオーディオ信号を出力する装置(医療機器、非医療機器)から出力されるオーディオ信号を受信して信号変換部703に転送する。
信号変換部703は、いずれのAIC303から入出力されるオーディオ信号とは異なり、NMC202で共通に用いられる共通信号と、オーディオ信号との間で信号を双方向変換する。
つまり、信号変換部703は、入力処理部702から入力されたオーディオ信号を共通信号に変換してバックプレーン401に出力する。また、バックプレーン401を経由してAIC303に入力される共通信号を取得して所望のオーディオ信号に変換する。
また、AIC303を識別するための識別情報と該AIC303が実装されているスロットの所在を示す所在情報からなるオーディオインターフェース関係情報(カードID信号)を、バックプレーン401を経由して出力する。
出力処理部704は、信号変換部703により共通信号から変換されたオーディオ信号を出力する。
AIC303で変換した共通信号をシリアライズすることにより、同期ズレを発生させない、アートワーク(基板配線)を容易に実現することができる。
なお、将来、新しい映像フォーマットに対応する場合、新規に新しい音声フォーマットに対応するAICの設計、製作をし、新規IDを設定することにより拡張が可能になる。
図11は、AIC303から入力されたオーディオ信号を、SCC305を介して、選択された出力先AIC303に出力する場合の信号の流れを示した図である。
図11では入力されたオーディオ信号A(点線)は、AIC1 303に入力され、共通信号A(実線)に変換される。変換された共通信号AはSCC305を経由し、予め設定された出力先のAIC1 303に入力され、共通信号Aを所定のオーディオ信号B(点線)に変換して出力する。
また、オーディオ信号C(点線)は、AIC1 303に入力され、共通信号C(実線)に変換される。変換された共通信号CはSCC305を経由し、予め設定された出力先のAIC2 303(異なるAIC)に入力され、共通信号Cを所定のオーディオ信号D(点線)またはオーディオ信号E(点線)に変換して出力する。
以上により、医療機器及び非医療機器を制御する医療支援制御装置を提供することができる。
従来、手技や使用する機器に応じて、映像の入出力数や映像ソースが異なり、システムが大型化し、管理が煩雑であった。
しかし、上記構成により、複数の外付け映像変換機との接続が不要となり、共通の映像カード(VIC、VPC)を採用することで、システムの小型化が可能となる。
また、単一機器(図3に示すNMC202)にVIC304を実装することにより、ビデオ信号の入出力数、取り扱えるビデオ信号の種類(映像ソース)の変更が可能になる。
また、複数の画像処理を実行できるVPC307を単一機器に設けることにより、VPC307の変更により画像処理の処理数の必要に応じて変更することが可能になる。
なお、VIC304、VPC307のカード種別に依存しない共通のバックプレーンとインターフェースコネクタを配設することにより、VIC304、VPC307用のスロットをフレキシブルに使用することが可能とする。
また、将来の映像ファーマットに対応するために、設計変更するのに時間を要した。また、外付け機器を接続する必要があり、大型化を招いた。しかし、共通信号を用いることにより、大きな設計変更をせず、将来の映像フォーマットに対応したVICだけを設計して拡張することにより対応が可能となる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
(実施例2)
図12に実施例2のビデオインターフェースカード304の構成を示す。
VIC304はバックプレーン401に実装され、入力処理部402、信号変換部403、出力処理部404、ビデオ信号切替検出部1201から構成されている。ここで、バックプレーン401は、オーディオインターフェースカード303(AIC)、ビデオインターフェースカード304(VIC)、スイッチングコントロールカード305(SCC)、タッチパネルカード306(TPC)、ビデオプロセッシングカード307(VPC)を実装するスロットを備えている。各カードはバックプレーン401を経由して通信を行う。
ビデオ信号切替検出部1201は、入力処理部402から入力されたビデオ信号の情報量の変化を検出する。例えば、SD−SDI信号を取得して共通信号に変換後SCC305に出力する入力処理部402に、SD−SDI信号ではないHD−SDI信号が入力された場合に、ビデオ信号の情報量(解像度、インターレース/プログレッシブ、フレームレートなど)によりビデオ信号が切り替わったことを検出し、検出信号をバックプレーン401を経由してSCC305に通知する。
なお、図12ではビデオ信号切替検出部1201は信号変換部403に設けているが各入力処理部402に設けてもよい。
図13に実施例2のスイッチングコントロールカード305の構成を示す。
制御部503は、カード識別設定部504、信号変換部506を有し、PCIセクション301に外部接続装置から入力された制御信号を転送するとともに、PCIセクション301から入力される制御信号を取得してSCC305内の各部の制御を行う。
また、VIC304で生成された検出信号を取得し、VIC304から入力されたビデオ信号が切り替えられたと判断すると、ビデオ信号が変換された共通信号の出力経路を変更する。共通信号の出力経路は、SCC305からVPC307を経由し、VPC307で共通信号に変換した後再びSCC305を経由して所定のVIC304から出力される。この経路の設定も経路切替信号により行う。
図14に示す内視鏡システムは、内視鏡1401、ビデオプロセッサ116、MC114、NMC202から構成される。
内視鏡1401は、各種のCCD1402が搭載されており、内視鏡光源装置117、ビデオプロセッサ116と接続されている。内視鏡1401は体腔内に挿入され内視鏡検査等を行う。内視鏡光源装置117は、照明光を供給する内視鏡1401のコネクタと着脱自在に接続される。
また、内視鏡1401が着脱自在に接続されるビデオプロセッサ116は、各種のCCD1402に対応した信号処理を行うことができる。なお、図14では1つの内視鏡1401には示してあるが、実際にはCCD1402の画素数(解像度)等が異なる複数種類の内視鏡1401がビデオプロセッサ116に接続される。
CCD1402は、例えばSDTV信号(標準ビデオ信号)とHDTV信号(例えばハイビジョンビデオ信号)の2種類のビデオ信号にそれぞれ対応した画素数のものがある。
ビデオプロセッサ116は、内視鏡1401に搭載された撮像手段に対する信号処理を行う内視鏡用信号処理装置であり、着脱自在に接続されるコネクタを介してビデオ信号が入力され、撮像手段で撮像した内視鏡画像をNMC202に転送する。
ビデオプロセッサ116は、内視鏡1401に搭載されたCCD1402に応じてSD信号を生成する信号処理と、HD信号を生成する信号処理とを行う機能を備えている。
内視鏡1401がビデオプロセッサ116に接続されることにより、ビデオプロセッサ116に設けられたCCDドライバ(不図示)は、CCDドライブ信号をCCD1402に印加する。CCD1402は、CCDドライブ信号の印加により光電変換したCCD出力信号をビデオプロセッサ116のアナログ映像処理部1404に出力する。
上記CCD1402の出力信号は、アナログ映像処理部1404により、増幅、相関二重サンプリング処理等がされた後、A/D変換処理部1405に入力され、アナログ信号からディジタル信号に変換される。
このディジタル信号は、ディジタル前段映像処理部1406に入力され、輝度信号と色信号に分離する色分離処理、輝度信号と色信号からRGB信号に変換するマトリクス処理、ホワイトバランス処理等がされた後、2つのメモリA 1407、メモリB 14011に一時格納される。これら2つのメモリA 1407、メモリB 14011から読み出された信号は、以下に説明するようにSD信号(標準ビデオ信号)と、SD信号よりも解像度が高いHD信号(ハイビジョンのビデオ信号)に対応した信号処理を行う。
メモリA 1407から読み出された信号は、ディジタル後段SD映像処理部1408に入力され、このディジタル後段SD映像処理部1408において、例えば、SDTVに準拠した拡大処理、エンハンス処理等が行われる。その後、このディジタル後段SD映像処理部1408の出力信号は、シリアルビデオ信号に変換するSD−SDI信号生成処理部1409に入力される。SD−SDI信号生成処理部1409は、シリアルディジタルインタフェース(SDI)を有し、SD信号をシリアルビデオ信号に変換する。
また、メモリB 14011から読み出された信号は、ディジタル後段HD映像処理部14012に入力される。そして、このディジタル後段HD映像処理部14012において、例えば、HDTVに準拠した拡大処理、エンハンス処理等が行われる。
ディジタル後段SD映像処理部1408及びディジタル後段HD映像処理部14012は、SD及びHDのアスペクト比が異なるため、それぞれのアスペクト比に対応して、同様の処理を行う。
その後、このディジタル後段HD映像処理部14012の出力信号は、シリアルビデオ信号に変換するHD−SDI信号生成処理部14013に入力される。
SD−SDI信号生成処理部1409及びHD−SDI信号生成処理部14013のシリアルの出力信号は、ビデオ信号切替処理部14010を経てNMC202を経由してディスプレイデバイス220に入力される。
ビデオ信号切替処理部14010は、例えばビデオ信号切替部14014からのSD或いはHD選択指示であるビデオ信号の切替信号より、選択されたビデオ信号を出力する。
図15は、図14に示した内視鏡システムやその他なの医療機器群160などから転送されたビデオ信号を所定のディスプレイデバイス220に表示するときの信号の流れを示す図である。ここでは、VIC304に入力されビデオ信号を図14で説明した内視鏡1401から転送されたSD−SDI信号またはHD−SDI信号として説明する。
VIC304に入力されたビデオ信号は共通信号に変換された後に、SCC305を経由してSCC305に設定されている出力先VIC304に出力される。ところが、ビデオプロセッサに接続された入力装置(キーボード、マウスなど)を用いビデオ信号が切り替えた場合、出力されていた映像が途切れてしまう。
そこで、ビデオ信号が切り替えられても出力装置であるディスプレイデバイス220に表示されている映像が途切れないようにする。例えば、SD−SDI信号がHD−SDI信号に切り替えられてもSD―SDI信号に対応した出力装置に映像が途切れないように出力する。
VIC304によりビデオ信号が変更されたことを図12で説明したビデオ信号切替検出部1201が検出する。そして、ビデオ信号切替検出部1201はSCC305の制御部503に対して検出信号によりビデオ信号が変更されたことを通知し、この通知によりSCC305はVPC307を経由してから出力先VIC304に出力する経路を再設定する。
例えば、VIC304のSD/HD−SDI入力端子に入力されていたSD−SDI信号が、HD−SDI信号に切り替えられた場合、VIC304によりHD−SDI信号は共通信号に変換されSCC305およびVPC307に転送される。VPC307では共通信号(HD−SDI)を共通信号(SD−SDI)に信号変換する(HD/SD変換)。
逆に、HD−SDI信号からSD−SDI信号に変化したときは、VPC307は共通信号(SD−SDI)を共通信号(HD−SDI)に変換する(SD/HD変換)。
なお、上記ではSD/HD変換について説明したが、VIC304に入力されるRGB/YPbPr、S−Video、CVBS、DVI−I、HDMIの変換についても切り替えが発生した場合には同様に信号変換を行う。
ここで、VPC307は、共通信号を直接変換してもよいし、共通信号を一度映像よりの信号にしてから再び共通信号に変換してもよい。映像よりの信号とは、VPC307で変換処理や信号変換をするために必要な状態に共通信号を変換することである。例えば、SD−SDI、HD−SDI、RGB/YPbPr、S−Video、CVBS、DVI−I、HDMIなどの映像信号に変換する。
図15では、信号切り替えが発生する前は、ビデオ信号1がVIC1 304に入力され、ビデオ信号1を変換した共通信号はSCC305を経由し、VIC3 304で共通信号を再び所定のビデオ信号2に変換後出力している(図15に示す破線の経路)。
切り替えが発生すると、VIC1 304から入力されたビデオ信号1は、変化したビデオ信号1を共通信号にしてSCC305に転送する。その後、検出信号により再設定されたSCC305の切り替え経路に基づいてVPC1 307に共通信号が転送される。VPC1 307で信号変換が完了すると再び変換された共通信号はSCC305に転送され、所定のVIC3 304に転送されビデオ信号2を出力する。
なお、ディスプレイデバイス220などの出力装置の設定を、例えばXGAに固定した場合はSD信号であれHD信号であれ常にVPC307を経由する。
また、出力装置がビデオ信号の自動切り替え機能を有している場合には、予め出力装置が切り替え可能なビデオ信号について記録をしておき、記録されているビデオ信号に切り替えられてもVPC307を経由する設定をしないで現状の経路(VIC304→SCC305→VIC304)を維持する。
さらに、共通信号が同じ解像度、フレームレート、スキャン方式であれば、VPC307を経由しないでよい。例えば、S−Video信号(NTSC)がCVBS信号(NTSC)に変化した場合には、VIC304でS−Video信号を共通信号にしてSCC305を経由して出力先VIC304でCVBS信号(NTSC)に信号変換して出力する。
以上により、医療機器及び非医療機器を制御する医療支援制御装置を提供することができる。
上記構成にすることより、入力される信号形態が変化しても、自動認識して出力装置に対応したビデオ信号に変換することができるため、上記問題を回避することができる。
つまり、従来ディスプレイデバイスなどの機器が対応している信号形態が限定されているような場合に、利用者が機器に対応しない信号に切り替えると、映像が消えるという問題や(例えば表示画像や、録画画像が真っ暗になってしまう)、機器にダメージを与えるといった問題を回避することができる。
ここで、機器へのダメージとは、ディスプレイデバイスに内蔵されたビデオ信号を受けるデバイスに対して連続して規格外のビデオ信号が入力された場合などである。例えば、信号レベルが規格を超えて連続して入力される場合である。
また、利用者は信号切り替えを出力装置の入力形態を意識しないで行うことができる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
(実施例3)
実施例3においてVIC304は、逆に共通信号を変換して出力先に合ったビデオ信号に変換する機能を有する。さらに、各VIC304はVIC304用に用意された複数のスロットに実装することができる。また、各VIC304はいずれも共通のインターフェースコネクタを有していてもよい。なお、VIC304は電源がオフの場合には、入力されたビデオ信号を変換しないで直接出力する経路に切り替えを行う。
また、VIC304はバックプレーン401に実装され、入力処理部402、信号変換部403、出力処理部404から構成されている。ここで、バックプレーン401は、オーディオインターフェースカード303(AIC)、ビデオインターフェースカード304(VIC)、スイッチングコントロールカード305(SCC)、タッチパネルカード306(TPC)、ビデオプロセッシングカード307(VPC)を実装するスロットを備えている。各カードはバックプレーン401を経由して通信を行う。
図16に実施例3のスイッチングコントロールカード305の構成を示す。
実施例3において制御部503は、カード識別設定部504、信号変換部506を有し、PCIセクション301に内視鏡から入力された制御信号(表示形態切替信号を含む)を転送するとともに、PCIセクション301から入力される制御信号を取得してSCC305内の各部の制御を行う。
また、PCIセクション301から転送された制御信号(表示形態切替信号を含む)を取得し、VPC307の画像処理の切り替えを行う表示形態切替信号をバックプレーン401を経由してVPC307に転送する。
信号変換部506は、PCIセクション301から転送された画像信号(例えばGUI画像)を共通信号に変換して経路切替部502に転送する。
図17に実施例3におけるビデオプロセッシングカード307の構成を示す。
表示切替手段605は、医療機器の操作部からの表示形態切替信号に基づいて、順番で表示形態の画像を前記表示装置に表示させる。
図18に実施例3におけるタッチパネルカード306の構成を示す。
TPC306はバックプレーン401に実装され、TP113、221からの指示に従い画像を編集する機能を有している。
TPC306は、GUI入力インターフェース部1801、ビデオ入力インターフェース部1802、メモリ1804、画像処理部1805、制御部1806から構成されている。GUI入力インターフェース部1801、ビデオ入力インターフェース部1802は、TP113、221からの指示に従い画像を収集する。
GUI入力インターフェース部1801は、PCIセクション301で生成された画面レイアウト情報(以下、GUI(Graphical User Interface)画像と称する)を、SCC305を経由後、バックプレーン401を介して取得して画像処理部1805に転送するインターフェースである。
ビデオ入力インターフェース部1802は、医療機器群160からの医療画像を取得し、取得したデータを画像処理部1805へ出力する。
ここで、医療画像はVIC304にビデオ信号として入力され、VIC304で共通信号に変換されSCC305に入力される。その後、共通信号に変換された医療画像は、SCC305の設定に基づいて出力先VPC307に出力され、該VPC307により画像処理され、ビデオ入力インターフェース部1802に入力される。
メモリ1804は、GUI入力インターフェース部1801で取得したGUI画像、ビデオ入力インターフェース部1802で取得した医療画像、または画像処理部1805で処理された合成画像を保持する。
画像処理部1805は、GUI入力インターフェース部1801、ビデオ入力インターフェース部1802で取得した各画像を画像処理し、画像処理された画像を制御部1806に転送する。つまり、GUI画像の所定の領域に医療画像を組み込むことにより、GUI画像と医療画像とを合成する。
制御部1806は、TP221に画像処理された画像を直接出力する。また、制御部1806は、TPC306全体を制御するデバイスであり、画像処理部1805で画像処理が施された画像をTP113、221に出力する。
また、TP113、221から転送される制御信号(座標情報)をバックプレーン401に出力してSCC305に転送する。
図19に滅菌域にある外部制御装置である内視鏡1901と医療支援制御装置との構成を示す。図19の例では内視鏡1901、ビデオプロセッサ116、MC114、NMC202、ディスプレイデバイス220が示されている。
複数の内視鏡1901には、医療画像の表示形態を切り替える操作をするスイッチと、このスイッチから切り替え指示を検出する操作部1902が備えられている。
操作部1902は、例えばスイッチなどから切り替え指示を検出するとビデオプロセッサ116に対して切替信号を出力する。
ビデオプロセッサ116の通信部1903は、切り替え信号を受信するとMC114に対してこの切り替え信号を転送する。
切替信号を受信したMC114は、NMC202に対して切替信号を例えば通信線を介して転送する。
NMC202では切替信号を受信するごとに、表示状態を切り替えてディスプレイデバイス220などに表示する。ここで、表示形態とは各内視鏡1901から出力された医療画像を画像処理した結果である。
図20に表示形態を示す。図20に示す図は内視鏡1901からの切り替え指示により切り替えられる医療画像である。図20Aは内視鏡1901から転送された医療画像をフルスクリーン表示している。図20Bは図20Aの医療画像と、内視鏡1901以外の医療機器により撮影された医療画像を並べ、2つの医療画像のサイズを異なるサイズに変更して表示している。図20Cは図20Bに示した2つの医療画像のサイズを同じにして表示している。図20Dは内視鏡1901以外の医療機器により撮影された医療画像をフルスクリーン表示している。図20Eは図20Bと逆のサイズで表示している。
図21は、画像編集を行う場合の各画像信号と制御信号の流れを示した図である。
利用者は、TP221により編集したい医療画像と出力先表示装置と画像処理を選択する。図21では、複数の医療機器(例えば、内視鏡)から送られてくる医療画像1と医療画像2を選択し、VIC3 304に接続されている出力先ディスプレイデバイス220を選択し、画像処理はPIPまたはPOPが選択されている。
医療画像1と医療画像2はそれぞれビデオ信号1、2(点線)によりVIC1 304とVIC2 304に入力され、VIC1 304、VIC2 304によりそれぞれ共通信号1と共通信号2に変換される。
共通信号1、2(実線)はバックプレーン401を介してSCC305に入力され、TP221の編集画面で行った設定によりSCC305に設定された所定の経路でVPC1 307に入力される。
VPC1 307では、共通信号1と共通信号2に対して画像処理が実行され共通信号3(実線)が出力される。共通信号3はTPC306に入力されGUI画像(共通信号4)と合成される。ここで、GUI画像は、PCIセクション301の制御部902(CPUなど)のGUI生成部903で生成され、入出力部901を介してSCC305に転送される。SCC305で取得したGUI画像信号を共通信号4に変換し、バックプレーン401を介してTPC306へ転送する。
TPC306から出力される合成画像信号(破線)はリアパネルを経由してTP221に表示される。
次に、TP221に表示された合成画像をみて利用者は画像(表示形態)を確定する。例えば、図20の場合であれば、5画像(A〜E)に対応する表示形態を画像ごとに確定する。TP221により表示形態が確定されると、SCC305を介して、確定信号をPCIセクション301の入出力部901に転送する。その後、確定信号は制御部902に転送され、制御部902には表示形態と表示形態に対応するデータが例えばテーブルとしてメモリに格納される(格納手段904)。なお、確定信号には表示形態を表示するために必要なデータ(画像処理の種類、画像サイズ、画像の位置などの情報)も付加されている。
また、確定するとTP221から確定信号が出力されSCC305に入力され、SCC305には、ビデオ信号入力用のVIC1 304、VIC2 304、出力先VIC3 304の経路が形成されるとともに、VPC1 307の入出力経路が設定される。
また、PCIセクション301の入出力部901には内視鏡1901から表示形態切替信号が転送される。この表示形態切替信号に基づいて制御部902に格納した上記テーブルから表示状態を選択して、選択した表示形態をSCC305を経由してVPC307(表示切替手段605)に通知する。この通知によりVPC307には表示形態の種別が設定され、表示形態の画像を表示装置に表示させることができる。
VPC307は設定された表示形態の合成画像を共通信号3に変換してSCC305へ転送する。SCC305は共通信号3をVIC3 304に転送し、VIC3 304は所望のディスプレイデバイスに出力される。
図22は表示形態の切り替え処理のフロー図である。
ステップS1では初期設定をする。例えば、MCから転送された切替信号の電圧レベルを監視して「High」になると制御部902に設けられたカウンタの値をインクリメントし、そのカウント値によって予め格納した表示形態を選択するのであれば、カウンタ値(X)に0を設定する(X←0)。本例ではカウンタを用いてトグル切り替えを行っているが限定するものではなく、NMC202に接続される機器から切り替えが可能であればよい。
ステップS2では内視鏡1901から切替信号を取得する。上記説明したようにMC114を経由してPCIセクション301で切り替え信号を取得する。
ステップS3では、カウント値をインクリメントする(X←X+1)。切り替え信号の変化を検出して制御部902はカウント値をインクリメントする。なお、カウント値は予め設定した上限値に達すると再度カウント値を1にする。
ステップS4では、カウンタ値とテーブル(表示形態テーブル)の切替値を比較する。比較した結果が「1」であればステップS5に移行する。同様にカウント値に基づいて各ステップに移行する。
図22に示すようなテーブル(表示形態テーブル)を予めTP221から設定する。図22の表では、「切替値」「表示形態」「設定データ」が格納されている。「切替値」は、TP221で設定した表示形態に対応して割り付けられた番号であり、カウンタのカウント値と対応している。「表示形態」にはVPC307で実行される画像処理の種類が格納されている。「設定データ」には、表示形態として設定した画像処理の詳細設定が格納されている。詳細設定とは表示する画像サイズ、画像の位置などの情報である。なお、本表のテーブル(表示形態テーブル)では「表示形態」と「設定データ」に分けているが、表示形態と設定データを一緒にしてもかまわない。
ステップS5では、カウント値1に対応する表示形態を選択して「表示形態」「設定データ」を表示形態切替信号として準備する。
ステップS6では、カウント値2に対応する表示形態を選択して「表示形態」「設定データ」を表示形態切替信号として準備する。
ステップS7では、カウント値3に対応する表示形態を選択して「表示形態」「設定データ」を表示形態切替信号として準備する。
ステップS8では、カウント値n(整数)に対応する表示形態を選択して「表示形態」「設定データ」を表示形態切替信号として準備する。
ステップS9では、表示形態切替信号をSCC305に転送する。
なお、実施例1では主に内視鏡に用意された手元スイッチにより表示形態を切り替えたが、TP221から切り替えてもかまわない。
以上により、医療機器及び非医療機器を制御する医療支援制御装置を提供することができる。
従来、表示形態を変更するには術者(例えば、医師)の指示に応じてオペレータ(例えば、ナース)がTP221から指示に従い表示する画像を変更している。そのため、表示する画像を切り替えるたびに切り替え操作をしなければならなかった。また、必要な画面がタイムリーに見ることができないことがある。
上記構成にすることより、タイムリーに必要な表示ができるとともに、滅菌エリアから表示形態を変更することができるようになる。
(変形例)
手技や使用機材ごとに所望の表示形態テーブルをそれぞれ作成する。実施例1と同じように所定の順番で表示形態を格納手段に格納する。つまり、手技や使用機材に応じて画像処理パターンが異なるため予め保管をしておく。
図23に示すように手技1、2・・・、ユーザ1、ユーザ2・・・などの表示形態テーブルを格納手段に予め複数格納する。利用者は実施例1同様にTP221からテーブル内容を予め入力する。
そして、内視鏡を利用する時は、複数の表示形態テーブルから今回用いるテーブルをTP221を用いて選択する。
このように予め表示形態テーブルを設定することにより、手技や利用者ごとに毎回設定していた作業がなくなり準備時間を短縮することができる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
(実施例4)
実施例4におけるVIC304は、逆に共通信号を変換して出力先に合ったビデオ信号に変換する機能を有する。さらに、各VIC304はVIC304用に用意された複数のスロットに実装することができる。また、各VIC304はいずれも共通のインターフェースコネクタを有していてもよい。なお、VIC304は電源がオフの場合には、入力されたビデオ信号を変換しないで直接出力する経路に切り替えを行う。
実施例4におけるSCC305は、外部からの指示によって出力先のVIC304を選択する。また、SCC305は、各VIC304から取得された各VIC304を識別するための識別情報と該VIC304の所在を示す所在情報とからなるVIC関係情報を取得する。そして、ビデオインターフェース関係情報に基づいて外部から設定された出力先のVIC304の所在を検出し、共通信号の出力先のVIC304またはVPC307を決定する。
図24に実施例4におけるビデオインターフェースカード304の構成を示す。
VIC304はバックプレーン401に実装され、入力処理部402、信号変換部403、出力処理部404から構成されている。ここで、バックプレーン401は、オーディオインターフェースカード303(AIC)、ビデオインターフェースカード304(VIC)、スイッチングコントロールカード305(SCC)、タッチパネルカード306(TPC)、ビデオプロセッシングカード307(VPC)を実装するスロットを備えている。各カードはバックプレーン401を経由して通信を行う。
入力処理部402は、MC114とNMC202に接続されたビデオ信号を出力する装置(医療機器、非医療機器)から出力されるビデオ信号を受信して信号変換部403に転送する。
経路切替部502は、制御部503から出力される経路切替信号により共通信号の出力先VIC304への経路を確定する。また、VPC307で画像処理を行う場合には経路切替信号により共通信号の出力先VPC307への経路を確定する。また、VPC307から出力された画像処理後の共通信号のVIC304への経路を確定する。
制御部503は、カード識別設定部504、信号変換部506を有し、PCIセクション301に外部接続装置から入力された制御信号を転送するとともに、PCIセクション301から入力される制御信号を取得してSCC305内の各部の制御を行う。
信号変換部506は、PCIセクション301から入力される画像信号を取得して共通信号に変換して経路切替部502へ転送する。
図25は、VIC304から入力されたビデオ信号を、SCC305を介して、選択された出力先VIC304に出力する場合の信号の流れを示した図である。
図25にタッチパネルカード306の構成を示す。
TPC306はバックプレーン401に実装され、TP113、221からの指示に従い画像処理をする機能を有している。
TPC306は、GUI入力インターフェース部1801、第1ビデオ入力インターフェース部1802、第2ビデオ入力インターフェース部1803、メモリ1804(描画情報格納手段)、画像処理部1805、制御部1806から構成されている。
GUI入力インターフェース部1801は、PCIセクション301で生成された画面レイアウト情報(以下、GUI(Graphical User Interface)画像と称する)を、SCC305を経由後、バックプレーン401を介して取得して画像処理部1805に転送するインターフェースである。
第1ビデオインターフェース部1802、第2ビデオインターフェース部1803は、医療機器群160からの医療画像を取得し、取得したデータを画像処理部1805へ出力する。ここで、医療画像とは内視鏡146、147により撮影した画像や他の医療機器(レントゲンなど)により撮影した画像である。
ここで、医療画像はVIC304にビデオ信号として入力され、VIC304で共通信号に変換されSCC305に入力される。その後、共通信号に変換された医療画像は、SCC305の設定に基づいて出力先VPC307に出力され、該VPC307により画像処理され、第1ビデオインターフェース部1802、第2ビデオインターフェース部1803に入力される。
メモリ1804は、GUI入力インターフェース部1801で取得したGUI画像(画像信号)、第1ビデオインターフェース部1802、第2ビデオインターフェース部1803で取得した医療画像、または画像処理部1805で処理された画像を保持する。また、GUI画像とともに転送されてくる後述する描画情報を保存する。
また、GUI画像の一部がディスプレイデバイス220に出力する画像に重なっているときは、GUI画像の一部の画像を消去してディスプレイデバイス220に出力する画像を保存する。GUI画像の一部の画像は例えばメニューバーなどである。
画像処理部1805は、GUI入力インターフェース部1801、第1ビデオインターフェース部1802、第2ビデオインターフェース部1803で取得した各画像を画像処理し、画像処理された画像を制御部1806に転送する。また、GUI画像の所定の領域に医療画像を組み込みGUI画像と医療画像とを合成して合成画像を生成する。
重畳手段2507は、描画情報を医療画像に重畳して重畳画像を生成する。
制御部1806は、TP221に画像処理された画像を直接出力する。また、制御部1806は、TPC306全体を制御するデバイスである。
出力手段2508は、ディスプレイデバイス用の合成画像をディスプレイデバイス220に出力し、TP用の合成画像をTP113、221に出力する。
なお、重畳手段2507、出力手段2508は、画像処理部1805、制御部1806とは別のブロックに設けてもよい。
GUI画像2601(図26A)は、GUI入力インターフェース部1801の出力2509の画像である。図26の例では、GUI画像2601は、編集画面(例えば、重畳画像作成画面)を選択する「Annotation」選択スイッチ2602と、医療画像を出力するための画像領域2603と、医療画像の編集作業を選択するための「メニューバー」である編集作業選択部2604を有している。
医療画像2605(図26B)は、第1ビデオ入力インターフェース部1802の出力25010の画像である。また、医療画像2605はVIC304から入力された単一の医療用画像を示している。なお、医療画像はVPC307により画像処理された画像であってもよい。
TP用の合成画像2606(図26C(GUI画像+医療画像))は制御部1806の出力25012の画像であり、GUI入力インターフェース部1801で取得したGUI画像2601と、第1ビデオ入力インターフェース部1802で取得した医療画像2605を、画像処理部1805により合成して生成される画像を示している。合成画像2606はTP113、221に表示される。
ディスプレイデバイス用の合成画像2607(図26D(医療画像+画像))は、出力手段2508の出力25013の画像であり、ディスプレイデバイス220に出力する画像である。
ここで、編集作業選択部2604は「クリア」「アンデゥー」「消し」「描画」「ポインター」「スタンプ」「直線」「円」「フリーズ」「カラー」「セーブ」などの選択スイッチが用意されている。「クリア」は全ての描画像を消す。「アンデゥー」は以前状態に画像を戻す。「消し」は選択した描画像の一部のみを消す。「描画」はポインターの軌跡に沿って描画を行う。「ポインター」は描画する線の太さを変更する。「スタンプ」はタイムスタンプや利用者特有の図柄などを描画する。「直線」は2点を選択することによりラインを描くときに用いる。「円」は円や楕円などを描くときに用いる。「フリーズ」は画像を固定するときに用いる。「カラー」は描画したラインや円などの色を変更する。「セーブ」は現状の画像を保存する。
GUI画像2601(図27A)は、GUI入力インターフェース部1801の出力2509の画像である。図27の例では、GUI画像2601は、編集画面を選択する「Annotation」選択スイッチ2602と、医療画像を出力するための画像領域2603と、医療画像の編集方法を選択するための「メニューバー」である編集作業選択部2604を有している。また、描画像2609が画像領域2603に表示されている。描画像2609は編集作業選択部2604の機能を用い描かれた図である。
描画像2609は、TP113、221で利用者により描かれ、描かれた描画像の情報(座標情報)がPCIセクション301に転送される。そして、PCIセクション301ではその情報に基づいて描画像(描画情報)を生成し、GUI画像とともにTPC306に転送され描画像2609が表示される。
図27Bは図26Bと同じ画像で、第1ビデオ入力インターフェース部1802の出力25010の画像である。また、医療画像2605はVIC304から入力された単一の医療用画像を示している。なお、医療画像はVPC307により画像処理された画像であってもよい。
図27Cは制御部1806の出力25012の画像であり、GUI入力インターフェース部1801で取得したGUI画像2601と、第1ビデオ入力インターフェース部1802で取得した医療画像2605を、画像処理部1805により合成して生成される画像を示している。
また、図27CはTP113、221などに表示される画像である。画像領域2603には医療画像2605と描画像2609が重畳された重畳画像2608が表示される。また、編集作業選択部2604も重畳画像2608に表示される。
図27Dはディスプレイデバイス220に出力する画像(重畳画像2608(図27D(医療画像+描画像))と編集作業選択部2604)であり、出力手段2508の出力25013の画像である。
図28と図29は別の画面に遷移する場合について示した図である。
例えば、図27Cに示すGUI画像2601(「Annotation」:重畳画像作成画面)の編集を完了して、次の操作画面である図10Aに示すGUI画像2801(「記録機器操作画面」)に移行する場合である。また、図28Bの画像2605から図28Cの画像2805に移行する場合である。
GUI画像2801は、GUI入力インターフェース部1801の出力2509の画像である。図28の例では、GUI画像2801は、操作画面を選択する「Setting Recorder」選択スイッチ2802と、医療画像を出力するための画像領域2803と、医療画像を編集作業を選択するための「メニューバー」である編集作業選択部2804を有している。
図28Bは図26Bと同じ画像で、第1ビデオ入力インターフェース部1802の出力25010の画像である。また、医療画像2605はVIC304から入力された単一の医療用画像を示している。
図28Cの画像2805は、第2ビデオ入力インターフェース部1803の出力25011の画像である。また、医療画像2805はVIC304から入力された単一の医療用画像を示している。なお、医療画像はVPC307により画像処理された画像であってもよい。
図28Dの描画像2609は、GUI画像2801を用いて編集を行う前にTP113、221などにより利用者が描いた描画像である。描かれた描画像の描画情報はメモリ1804(描画情報格納手段)に保持されている。
図29Aの合成画像2806は制御部1806の出力25012の画像であり、GUI入力インターフェース部1801で取得したGUI画像2801と、第2ビデオ入力インターフェース部1803で取得した医療画像2805を、画像処理部1805により合成して生成される画像を示している。
図29Aの合成画像2806はTP113、221などに表示される画像であり、画像領域2803には医療画像2805が表示される。
図29Bはディスプレイデバイス220に出力する画像であり、画像2807は出力手段2508からの出力25013の画像である。第1ビデオ入力インターフェース部1802で取得した医療画像2605とメモリ1804に格納した描画像2609を重畳した画像である。
上記のようにTPC306を用いることにより、TP113やTP221が別の画面に移行しても、ディスプレイデバイス220などに編集中または編集が完了した重畳画像を表示することができる。
図30は、画像編集を行う場合の各画像信号の流れを示した図である。
利用者は、TP221により編集したい医療画像と出力先表示装置(ディスプレイデバイス220など)を選択する。
図30では、まず複数の医療機器(例えば、内視鏡)から送られてくる医療画像1を選択し、VIC3 304に接続されている出力先表示装置を選択する。
例えば、TP221に表示するGUI画像を図26に示したGUI画像2601とし、選択した医療画像1を医療画像2605とする。TP221の表示画面の画像領域2603(図26A:Annotation)には医療画像2605が表示される。
医療画像1はビデオ信号1(点線)としてVIC1 304に入力され、VIC1 304によりそれぞれ共通信号1に変換される。共通信号1(実線)はバックプレーン401を介してSCC305に入力され、その後TPC306に入力される。
GUI画像はPCIセクション301の制御部902(CPUなど)のGUI生成部903で生成され、入出力部901を介してSCC305に転送される。SCC305で取得したGUI画像信号は、バックプレーン401を介してTPC306へ転送される。
GUI画像2601と医療画像2605は、TPC306により合成され図26Cの合成画像2606がTP221に表示される。また、合成画像2606の画像領域2603の画像2607は共通信号3に変換され、SCC305を介してVIC3 304に出力される。ここで、合成画像2607には編集作業選択部2604も含まれて出力されている。
次に、利用者がTP221の描画手段(マウスなど)を用いて医療画像2605に描画を描き、TP221に図27Cの画像2606を表示する。
画像2606に表示された描画像2609は、PCIセクション301がTP221から転送される座標情報などを取得し、その情報に基づいてPCIセクション301の制御部902(CPUなど)のアノテーション生成部904で生成する。そして、生成された描画像2609はGUI画像2601(編集作業選択部2604を含む)とともに入出力部901を介してSCC305に、GUI画像信号/アノテーション画像信号として転送される。SCC305で取得したGUI画像信号/アノテーション画像信号は、バックプレーン401を介してTPC306へ転送される。
GUI画像2601と医療画像2605に描画像2609を重畳した重畳画像2608は、TPC306により合成され図27Cの合成画像26010がTP221に表示される。
また、合成画像26010の画像領域2603の重畳画像2608は共通信号3(実線)に変換され、SCC305を介してVIC3 304に出力される。ここで、重畳画像26010には編集作業選択部2604も含まれて出力される。
次に、GUI画像2601を用いた編集から、図28Aに示すGUI画像2801(記録機器操作画面)に移行する。
図30では、まず複数の医療機器(例えば、内視鏡)から送られてくる医療画像2を選択する。
例えば、TP221に表示するGUI画像を図28に示したGUI画像2801とし、選択した医療画像2を医療画像2805とする。TP221の表示画面の画像領域2803(図29A:記録機器操作画面)には医療画像2805が表示される。
医療画像2はビデオ信号2(点線)としてVIC2 304に入力され、VIC2 304によりそれぞれ共通信号2に変換される。共通信号2(実線)はバックプレーン401を介してSCC305に入力されTPC306に入力される。
GUI画像2801はPCIセクション301の制御部902(CPUなど)のGUI生成部903で生成され、入出力部901を介してSCC305に転送される。SCC305で取得したGUI画像信号は、バックプレーン401を介してTPC306へ転送される。
GUI画像2801と医療画像2805は、TPC306により合成され図29Aの合成画像2806がTP221に表示される。
また、合成画像2806を用いて編集をしているときは、医療画像2605と描画情報格納手段1804に格納されている描画像2609が重畳された図29Bの画像2807が、共通信号3(実線)に変換され、SCC305を介してVIC3 304に出力される。
画像2807は図9の重畳画像2608から編集作業選択部2604が消された状態で出力される。
図31を用いGUI入力インターフェース部1801で取得したGUI画像と、第1ビデオ入力インターフェース部1802と第2ビデオ入力インターフェース部1803で取得した医療画像を合成する処理を示すフローである。
ステップS311では、TP221の表示画面を編集画面(重畳画像作成画面など)にする。例えば、利用者は、TP221に表示される図26に示す第1GUI画像(GUI画像2601)または合成画像2606をみて編集を行う。ここで、編集画面への遷移は、図26に示す「Annotation」選択スイッチ2602を選択することにより実行される。
ステップS312では、複数の表示装置に表示させる第1医療画像(医療画像2605)を選択する。例えば、対応する内視鏡の画像が表示さる。
ステップS313では、TPC306により第1GUI画像と第1医療画像を合成して生成された第1合成画像(合成画像2606)をTP221へ出力する。
ステップS314では描画を開始する。例えば、医療画像の編集作業を選択するための「メニューバー」である編集作業選択部2604を表示させる。
ステップS315では描画をする。例えば、描画像は図27Aの描画像2609のような表示がされる。そして、図27Cに示す重畳画像2608がTP221に表示される。利用者の重畳画像2608の編集が完了するとディスプレイデバイス220に重畳画像2608を表示する。
ステップS316では、ディスプレイデバイス220に重畳画像2608を継続して表示させる。
ステップS317では、描画を中止したか継続したかを判定する。描画を中止する場合にはステップS318に移行する。別画面に遷移するときはステップS319に移行する。
ステップS318では描画を消去する。例えば、描画像2609を消去する。
ステップS319では、別画面に遷移したかを判定する。別画面に遷移するときはステップS320に移行する。さらに、第1合成画像により編集をする場合にはステップS315に移行する。
ステップS320ではTP221の表示画面を別画面である第2GUI画像に移行する。例えば、図28Aに示すようなGUI画像2801に移行する。「Setting Recorder」選択スイッチ2802を選択することにより第2GUI画像に移行される。
ステップS321では、TPC306により第2GUI画像と第2医療画像を合成して生成された第2合成画像(合成画像2806)をTP221へ出力する。複数の表示装置に表示させる第2医療画像(医療画像2805)が表示される。例えば、対応する内視鏡の画像が表示されている。
ステップS322では、ディスプレイデバイス220に重畳画像2608を継続して表示させる。
従来、TPC306により生成された重畳画像はTP221のみに表示していたが、TP221だけでなくディスプレイデバイス220などにも表示する。また、重畳画像をディスプレイデバイス220だけでなく他の複数の表示装置にも分配することが可能となる。
さらに、重畳画像を作成中の編集画面(例えば、重畳画像作成画面)から他の画面に移行した場合、ディスプレイデバイス220に表示している重畳画像を消去していたが、編集作業中に他の編集画面に移行した場合であっても、重畳画像をディスプレイデバイス220に継続表示することができる。
また、重畳画像を作成中の編集画面から他の編集画面に移行した場合、他の編集画面で編集する医療画像などをプレビュー表示できなかったが、該編集する医療画像を作成中にTP221に表示することができる。
また、本発明は、上記実施の形態に限定されるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変更が可能である。
(実施例5)
図32は、本実施形態におけるNMC202の構成ブロック図である。NMC202は、PCIセクション301、オーディオ/ビデオ(A/V)セクション302から構成されている。
PCIセクション301は、主としてNMC202に接続された非医療機器群210を制御するセクションである。PCIセクション301は、制御部902、格納手段904(記憶装置)を含む。制御部902は、PCIセクション301全体の制御、及びA/Vセクション302とのデータの送受を行う。制御部902は、GUI生成部903等を有する。符号401は、バックプレーンを示す。
GUI生成部903は、TP221またはモニタに表示させる画面レイアウトであるGuraphical User Interface画像情報(以下、GUI画像情報という)を生成し、SSC305(ルーティング部)へ出力する。
格納手段904(記憶装置)には、様々なプログラム及びTP221により設定した情報等が格納されている。
A/Vセクション302は、主として映像信号及び音声信号を処理するセクションである。A/Vセクション302は、VIC304(ビデオ信号入出力部)、VPC307(画像処理部)、SCC305(ルーティング部)、TPC306(TP制御部)から構成されている。
VIC304(ビデオ信号入出力部)は、複数のビデオ信号入力ポートと、複数のビデオ信号出力ポートを有する。
SCC305(ルーティング部)は、制御部902による指示に基づいて、VIC304から入力されたビデオ信号及びVPC307で処理されたビデオ信号のルートを切り替えて、NMC202の所定の構成ユニットに転送する。また、SCC305は、GUI生成部903で生成されたGUI情報をTPC306へ転送する。
VPC307(画像処理部)は、SCC305から転送された映像情報に画像処理を施す。画像処理には、例えば、画像の拡大/縮小(スケーリング)、画像の反転(ミラー)、画像の回転(ローテーション)、メイン画像内に別の画像を小さく表示させる(ピクチャーインピクチャ(PIP))、画像を並べて表示させる(ピクチャーアウトピクチャ(POP))などが含まれる。
TPC306(TP制御部)は、GUI生成部903で生成されたGUI画像に、VIC304からのビデオ信号による画像を合成し、その合成した画像をTP221に出力する。また、TPC306は、TP221からのタッチ操作に基づく制御信号(座標情報)を受信して、制御部902へ転送する。また、TPC306は、NMC202とMC114とのうち、TP221で操作する対象となるコントローラを切り替えることができる。
図33は、本実施形態におけるNMC202にループバックされたビデオ信号をプレビュー表示させるための原理図である。
例えば、カメラ3301から取得したイメージAをデバイスA(3302)に録画する場合、TP221を用いて録画対象であるイメージAを選択し、イメージAの出力先としてデバイスA(3302)を選択する(NMC202からデバイスAへ出力されるイメージをイメージBで表す。)。この場合、TP221では、イメージAの選択を確認するため、そのイメージAのプレビューが表示される。
ところが、NMC202−デバイスA(3302)間のケーブルが断線していたり、そのケーブルのコネクタが外れている場合、イメージBはデバイスAに出力されない。しかし、TP221にイメージAのプレビューが表示される。そのため、ユーザはそのプレビューされたイメージAがデバイスAに記録できていると勘違いしてしまう。
そこで、TP221に表示された画面のプレビューエリアに表示させる映像をデバイスAを経由して出力させるようにする。すなわち、ビデオ信号の記録先としてデバイスAが選択された場合には、TP221に表示させるプレビューの映像として、デバイスAからの戻り画像(イメージC)を自動的に表示するようにする。
以下の図面で説明するように、本実施形態では、予め設定したルーティング情報に基づいて、NMC202へ入力されたビデオ信号を所定の機器へ出力して記録した後、再度そのビデオ信号をNMC202へ戻して(すなわち、ビデオ信号をループバックさせて)、TP221へ出力することを可能にする。
図34は、本実施形態におけるレコーダからループバックされた内視鏡からのビデオ信号をプレビュー表示するためのNMC202とレコーダとの接続形態の一例を示す。
NMC202のビデオ信号入力ポート3403は、通信ケーブル3401を介して、内視鏡のカメラヘッドと接続されている。内視鏡で撮影されたビデオ信号は、通信ケーブル3401を介して、ビデオ信号入力ポート3403に入力される。
NMC202のビデオ信号出力ポート3408,3410と、デバイスA(3302)、デバイスB(3303)のビデオ信号入力ポートとはそれぞれ、映像ケーブル3414,3417で接続されている。NMC202のビデオ信号入力ポート3407,3418と、デバイスA(3302)、デバイスB(3303)のビデオ信号出力ポートとはそれぞれ、映像ケーブル3415,3418で接続されている。また、NMC202のPCIセクション301側にある通信ポート3405,3406と、デバイスA(3302)、デバイスB(3303)の通信ポートとはそれぞれ、通信ケーブル3413,3416で接続されている。さらに複数のデバイスと接続されていてもよい。
TP221から延出するケーブル3421,3422はそれぞれ、NMC202のTP用出力ポート3423、TP用入力ポート3424と接続されている。ケーブル3421は、TPC306で合成された画像をTP221へ伝送するためのケーブルである。ケーブル3422は、TP221からのタッチ操作に基づく制御信号をTPC306へ伝送するためのケーブルである。
図35は、本実施形態におけるデバイスAについての通信ポート設定画面3500を示す。設定画面3500は、管理者モードの場合にTP221に表示される。設定画面3500では、デバイス毎にビデオ信号のループバックに関する設定をすることができる。
出力ビデオポート設定部3502では、デバイスAに出力するためのNMC202側の出力ポートを設定することができる。図34で言えば、出力ビデオポート設定部3502には、ビデオ信号出力ポート3408が設定される。
入力ビデオポート設定部3501では、デバイスAから出力されたビデオ信号が入力されるNMC202側の入力ポートを設定することができる。図34で言えば、入力ビデオポート設定部3501には、ビデオ信号入力ポート3407が設定される。
設定画面3500で設定した情報は、「Finish」ボタン3503を押下すると、格納手段904に登録される。
図36は、本実施形態におけるデバイスAについてのオペレーション画面3600を示す。オペレーション画面3600は、TP221に表示される。オペレーション画面3600には、タブ3601、選択タブ表示部3602、入力ビデオ選択部3603、レコードボタン3604、ストップボタン3605、プレビューエリア3606から構成される。
オペレーション画面3600では、タブ3601で選択されたデバイスについてオペレーションをすることができる。タブ3601のいずれかを選択すると、選択タブ表示部3602が表示される。同図では、タブ「Recorder A」が選択されて、Recorder Aについての選択タブ表示部3611が表示されている。したがって、図36のオペレーション画面3600の例では、Recorder Aについて操作することができる。なお、本実施形態の例では、デバイスAとはRecorder Aであるが、これに限定されず、様々な機器となり得る。
入力ビデオ選択部3603では、タブ3601で選択されたデバイスに対して出力するビデオ信号の入力元(例えば、内視鏡等)を選択することができる。
プレビューエリア3606には、入力ビデオ選択部3603で選択した映像が表示される。但し、後述するように、図35の設定画面でループバック設定がされている場合、プレビューエリア3606に表示される映像の信号は、入力元からNMC202を介して直接TP221に出力されたビデオ信号ではなく、デバイスAを経由したビデオ信号である。
レコードボタン3604を押下すると、プレビューエリアに表示された映像をタブ3601で選択されたデバイスに記録することができる。この場合、「Recorder A」に記録することができる。ストップボタン3605を押下すると、録画を停止することができる。
図37は、本実施形態におけるループバック設定に基づく制御部の処理フローを示す。オペレーション画面3600においてタブ3601の選択及び入力ビデオ選択部3603の選択を行うと、制御部902は、図37のフローを実行する。
まず、制御部902は、オペレーション画面3600で選択されているタブ「Recorder A」をキーとして、格納手段904に格納されている設定画面3500で設定された情報のうち、操作対象機器であるデバイスAについての設定情報を検索し、その設定情報を読み出す(S371)。
次に、その読み出したデバイスAについての設定情報に基づいて、制御部902は、デバイスAについてループバックの設定がされているか否かを判断する(S372)。
S372において、ループバックの設定がされている場合(S372で「Yes」)、制御部902は、SSC305にビデオ信号のルーティングをさせて、ビデオ信号をループバックさせる(S373)。これについて、図38を用いて説明する。
図38は、本実施形態におけるループバック設定がされている場合のビデオ信号のフローを示す。内視鏡のカメラヘッド(カメラ3301)から出力された映像信号(イメージA)は、入力ポート3801からNMC202に取り込まれる。制御部902の命令により、SSC305は、そのイメージAをルーティングし、出力ポート3804よりイメージBとして出力する。デバイスA(3302)は、その入力されたイメージBをイメージCとして出力する。イメージCは、入力ポート3802から再びNMC202に取り込まれる。SSC305は、その入力ポート3802からのイメージCをTP用出力ポート3803(903)に出力する。
その結果、TP用出力ポート3803から出力されたイメージCはTP221に出力されて、プレビューエリア3606にそのイメージCが表示される(S374)。すなわち、TP221のプレビューエリア3606にループバックされたビデオ信号による映像が出力される。
一方、S372において、ループバックの設定がされてない場合、制御部902は、入力されたビデオ信号をTP用出力ポート3803から出力させる(S375)。これについて、図39を用いて説明する。
図39は、本実施形態におけるループバック設定がされてない場合のビデオ信号のフローを示す。内視鏡のカメラヘッド(カメラ3301)から出力された映像信号(イメージA)は、入力ポート3801からNMC202に取り込まれる。制御部902の命令により、SSC305は、そのイメージAをルーティングし、TP用出力ポート3803よりイメージBとして出力する。
その結果、TP用出力ポート3803から出力されたイメージBはTP221に出力されて、プレビューエリア3606にそのイメージBが表示される(S376)。「レコード」ボタン3604が押下されて録画が開始すると、SSC305は、イメージBをデバイスAへ分配する。また、録画前にイメージを表示していてもよい。
したがって、ループバック設定がされていれば、TP221のプレビューエリアに表示される画像はデバイスAを経由したものであるから、映像信号は確実にデバイスAに出力されている。よって、録画を開始すれば確実にその映像をデバイスAに録画することができる。
本実施形態によれば、医療支援制御システムは、記録装置(例えば、デバイスA)と、医療支援制御装置(NMC202)と、表示操作装置(TP221)とを備える。記録装置は、医療機器により出力された映像信号を記録する。医療支援制御装置には、1以上の前記医療機器から出力された映像信号が入力される。医療支援制御装置は、その入力された映像信号を前記記録装置に出力して記録して、その記録装置に記録された映像信号を医療支援制御装置に再入力させる。医療支援制御装置は、該映像信号に基づく画像と、所定のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)とを合成することができる。
表示操作装置は、前記合成された画像を含む前記GUIを表示することができる。また、表示操作装置は、そのGUIに対して入力することができる。
このような構成において、前記表示操作装置により表示されるGUIの管理者用設定画面(設定画面3500)にて前記記録装置に関する設定情報の入力に基づいて、前記医療支援制御装置は、所定のGUIを生成し、該生成したGUIを操作者用使用画面(例えば、オペレーション画面3600)として前記表示操作装置に表示させることができる。操作者用使用画面は、前記医療機器のいずれかを選択させる機器選択手段(例えば、タブ3600)と、前記医療機器から出力される映像信号のいずれかを選択させる映像選択手段(例えば、入力ビデオ選択部3603)と、前記選択された映像信号に対応する前記画像を表示させる表示手段(プレビューエリア3606)と、を有する。
従来、TP221上に記録機器に保存するプレビューを表示させて実際に保存する画像を確認した後に、その記録機器にそのプレビュー表示させたビデオ信号を出力して、記録していたが、NMCと記録機器とを接続するケーブルが断線していた場合、プレビューを表示していても、そのビデオ信号を記録機器に記録することができなかった。
しかしながら、本実施形態によれば、予め設定したループバック情報に基づいて、NMC202へ入力されたビデオ信号を、記録機器を経由させて、TP221へ出力することを可能にする。これにより、TP221上のプレビューエリア3606に表示されているということは、NMCと記録機器とを接続するケーブルが断線している等の異常がないことを示しているので、その場合に録画を実行すると、確実に記録機器に録画することができる。
また、従来、複数の機器の機能を確認するためには、複数の画面を確認しなければならなかった。そのため、操作がとても煩雑となった。しかし、本実施形態によれば、1つの操作画面に出力に関する設定を集約させて表示させることができる。その結果、オペレータは、予め設定された入力元及び出力機器からそれぞれ任意に選択するだけでよいので、操作が簡単になる。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または実施形態を取ることができる。
以上より、医療機器及び非医療機器を制御する医療支援制御装置を提供することができる。
以上実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
医療機器により撮像された画像を表示装置に表示させる医療支援制御装置であって、
医療機器から出力されたビデオ信号に基づいて表示される画像の表示形態の種類を所定の順番で格納した格納手段と、
前記医療機器の操作部からの表示形態切替信号に基づいて、前記順番で前記表示形態の画像を前記表示装置に表示させる表示切替手段と、
を備えることを特徴とする医療支援制御装置。
(付記2)
前記表示切替手段は、前記表示形態切替信号を受信するたびに更新されるカウント値と前記格納手段に格納されている前記表示形態ごとに割り付けられた切替値とを比較し、前記カウント値と前記切替値が一致する前記表示形態を選択した結果である通知に基づいてて前記表示形態の画像を前記表示装置に表示させることを特徴とする付記1に記載の医療支援制御装置。
(付記3)
前記格納手段は、前記表示形態と対応した画像を設定するための詳細な設定データを、前記表示形態に対応させて格納していることを特徴とする付記2に記載の医療支援制御装置。
(付記4)
前記医療機器の操作部と同様の操作を集中操作パネルデバイスから行うことを特徴とする付記1に記載の医療支援制御装置。
(付記5)
表示操作装置と複数の表示装置とに接続された制御装置であって、
入力ビデオ信号の画像と描画情報を重畳した重畳画像を生成する重畳手段と、
前記重畳画像と、前記表示操作装置と異なる画像とを、該各表示装置に出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする制御装置。
(付記6)
前記制御装置は、医療支援制御装置であり、
前記入力ビデオ信号は、医療画像である
ことを特徴とする付記5に記載の制御装置。
(付記7)
前記画像がメニューバーである場合、該メニューバーと前記重畳画像が重畳して表示されているときには、該メニューバーを消去して該重畳画像を保存する
ことを特徴とする付記5に記載の制御装置。
(付記8)
少なくとも表示操作装置と複数の表示装置とを備えた制御システムであって、
入力ビデオ信号の画像と描画情報を重畳した重畳画像を生成する重畳手段と、
前記重畳画像と、前記表示操作装置と異なる画像とを、該各表示装置に出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする制御システム。
(付記9)
前記出力手段は、前記表示操作装置から設定された出力先に基づいて、前記各表示装置に、前記重畳画像と前記画像とを合成した合成画像を出力する
ことを特徴とする付記8に記載の制御システム。
(付記10)
前記表示操作装置の操作画面に表示された重畳画像作成画面から別画面に移行しても、前記出力手段は前記合成画像を前記表示装置に表示させる
ことを特徴とする付記9に記載の制御システム。
(付記11)
前記制御システムは、さらに、
前記描画情報を格納する描画情報格納手段
を備え、
前記表示操作装置の操作画面に表示された重畳画像作成画面から別画面に移行しても、前記出力手段は、前記描画情報格納手段に格納した前記描画情報に基づいて、前記合成画像を表示装置に継続して表示させる
ことを特徴とする付記11に記載の制御システム。
(付記12)
前記制御システムは、さらに、
前記描画情報を作成する描画手段
を備えることを特徴とする付記5に記載の制御システム。
(付記13)
前記描画手段は、前記表示操作装置またはマウスである
ことを特徴とする付記11に記載の制御システム。
(付記14)
医療機器により出力された映像信号を記録する記録装置と、
前記医療機器から出力された映像信号が入力され、該入力された映像信号を前記記録装置に記録し、該記録装置に記録された映像信号が入力されて、該映像信号に基づく画像と、所定のグラフィカルユーザインターフェース(GUI)とを合成する医療支援制御装置と、
前記合成された画像を含む前記GUIが表示されると共に、該GUIに対して入力可能な表示操作装置と、
を備え、
前記表示操作装置により表示されるGUIの管理者用設定画面にて前記記録装置に関する設定情報の入力に基づいて、前記医療支援制御装置は、前記医療機器のいずれかを選択させる機器選択部と、前記医療機器から出力される映像信号のいずれかを選択させる映像選択部と、前記選択された映像信号に対応する前記画像を表示させる表示部と、を有するGUIを生成し、該生成したGUIを操作者用使用画面として前記表示操作装置に表示させる
ことを特徴とする医療支援制御システム。
(付記15)
前記医療支援制御装置は、
前記管理者用設定画面にて入力された前記記録装置に関する設定情報を格納する格納部と、
前記設定情報と、前記操作者用使用画面で選択された前記医療機器及び前記映像信号と、に基づいて、前記医療機器からの映像信号を前記記録機器へ出力し、該記録機器を経由して戻ってきた該映像信号を前記表示操作装置へ出力するルーティング部
を備えることを特徴とする付記15に記載の医療支援制御システム。
本実施形態におけるメディカルデバイスコントロールシステムの全体構成を示す図である。 本実施の形態におけるメディカルサポートコントロールシステム100の全体構成を示すブロック構成図である。 本実施の形態におけるNMCのリアパネルの構成を示す側面図である。 ビデオインターフェースカードの構成を示すブロック図である。 スイッチングコントロールカードの構成を示すブロック図である。 ビデオプロセッシングカードの構成を示すブロック図である。 VICから入力されたビデオ信号を、SCCを介して、選択された出力先VICに出力する場合の信号の流れを示した図である。 VICから入力されたビデオ信号を、SCCを介してVPCで画像処理をした後、選択された出力先VICに出力する場合の信号の流れを示した図である。 複数のVICから入力されたビデオ信号を、SCCを介してVPCで画像処理をした後、選択された出力先VICに出力する場合の信号の流れを示した図である。 オーディオインターフェースカードの構成を示すブロック図である。 AICから入力されたビデオ信号を、SCCを介して、選択された出力先AICに出力する場合の信号の流れを示した図である。 ビデオインターフェースカードの構成を示すブロック図である。 スイッチングコントロールカードの構成を示すブロック図である。 内視鏡からNMCまでのビデオ信号の流れを示すブロック図である。 ビデオ信号が切り替えられた場合の信号の流れを示すブロック図である。 スイッチングコントロールカードの構成を示すブロック図である。 ビデオプロセッシングカードの構成を示すブロック図である。 タッチパネルコントロールカードの構成を示すブロック図である。 内視鏡からNMCまでの切替信号とビデオ信号の流れを示すブロック図である。 表示形態の切り替わりを示す図である。 ビデオ信号が切り替えられた場合の信号の流れを示すブロック図である。 切替信号により表示形態を制御する処理のフロー図である。 変形例のテーブルを示す図である。 スイッチングコントロールカードの構成を示すブロック図である。 タッチパネルカードの構成を示すブロック図である。 GUI画像と医療画像をTPCにより合成して生成される画像を示す図である。 GUI画像(描画像を含む)と医療画像をTPCにより合成して生成される画像を示す図である。 GUI画像と医療画像をTPCにより合成して生成される画像を示す図である。 TPに表示するGUI画像とディスプレイデバイスに表示する医療画像(描画像を含む)をTPCにより合成して生成される画像を示す図である。 画像編集を行う場合の各画像信号の流れを示すブロック図である。 GUI画像と医療画像を合成する処理を示すフロー図である。 本実施の形態におけるNMC202の構成ブロック図である。 本実施形態におけるNMC202にループバックされたビデオ信号をプレビュー表示させるための原理図である。 本実施形態におけるレコーダからループバックされた内視鏡からのビデオ信号をプレビュー表示するためのNMC202とレコーダとの接続形態の一例を示す。 本実施形態におけるデバイスAについての通信ポート設定画面600を示す。 本実施形態におけるデバイスAについてのオペレーション画面700を示す。 本実施形態におけるループバック設定に基づく制御部の処理フローを示す。 本実施形態におけるループバック設定がされている場合のビデオ信号のフローを示す。 本実施形態におけるループバック設定がされてない場合のビデオ信号のフローを示す。
符号の説明
100 メディカルサポートコントロールシステム、
101 メディカルデバイスコントロールシステム、
102 第1内視鏡手術システム、
103 第2内視鏡手術システム、
111 内視鏡表示パネル、
112 集中表示パネル、
113 集中操作パネルデバイス、
114 メディカルコントローラ(MC)、
115 レコーダ、
116 ビデオプロセッサ、
117 内視鏡光源装置、
118 気腹器、
119 電気メス装置、
120 第1トロリー、
121 ガスボンベ、
131 内視鏡表示パネル、
132 集中表示パネル、
133 中継ユニット、
134 レコーダ、
135 ビデオプロセッサ、
136 内視鏡光源装置、
137 その他の医療機器、
139 第2トロリー、
140 内視鏡表示パネル、
141 中継ケーブル、
142 ヘッドセット型マイク、
143 術者用無線リモートコントローラ、
144 ベッド、
145 患者、
146 第1の内視鏡、
147 第2の内視鏡、
160 医療機器群、
201 ノンメディカルデバイスコントロールシステム、
202 ノンメディカルデバイスコントローラ、
210 非医療機器群、
211 ルームライト、
212 ルームカメラ、
213 シーリングカメラ、
214 エアコン、
215 電話システム、
216 会議システム、
217 その他の周辺機器、
220 ディスプレイデバイス、
221 集中操作パネルデバイス、
301 PCIセクション、
302 オーディオ/ビデオセクションセクション(A/Vセクション)、
303 オーディオインターフェースカード(AIC)、
304 ビデオインターフェースカード(VIC)、
305 スイッチングコントロールカード(SCC)、
306 タッチパネルカード(TPC)、
307 ビデオプロセッシングカード(VPC)、
401 バックプレーン、
402 入力処理部、
403 信号変換部、
404 出力処理部、
405 共通信号入出力部、
406 コネクタ、
501 入力処理部、
502 経路切替部、
503 制御部、
504 カード識別設定部、
505 出力処理部、
506 信号変換部、
601 入力処理部、
602 画像処理部、
603 メモリ、
604 出力処理部、
605 表示切替手段、
702 入力処理部、
703 信号変換部、
704 出力処理部、
901 入出力部、
902 制御部、
903 GUI生成部、
904 格納手段、
1201 ビデオ信号切替検出部、
1401 内視鏡、
1402 CCD、
1404 アナログ映像処理部、
1405 A/D変換処理部、
1406 ディジタル前段映像処理部、
1407 メモリA、
1408 ディジタル後段SD映像処理部、
1409 SD−SDI信号生成処理部、
14010 ビデオ信号切替処理部、
14011 メモリB、
14012 ディジタル後段HD映像処理部、
14013 HD−SDI信号生成処理部、
14014 ビデオ信号切替部、
1801 GUI入力インターフェース部、
1802 ビデオ入力インターフェース部(第1ビデオ入力インターフェース部)、
1803 第2ビデオ入力インターフェース部、
1804 メモリ(描画情報格納手段)、
1805 画像処理部、
1806 制御部、
1901 内視鏡、
1902 操作部、
1903 通信部、
2507 重畳手段、
2508 出力手段、

Claims (10)

  1. 医療機器を制御する医療支援制御装置であって、
    前記医療支援制御装置に着脱可能でかつ該医療支援制御装置に複数用いられるビデオインターフェースカードであって、外部からビデオ信号が入力されたら前記いずれのビデオインターフェースから入出力されるビデオ信号とは異なりかつ前記医療支援制御装置内で共通に用いられる信号である共通信号と、前記外部からのビデオ信号との間で信号を双方向変換する該ビデオインターフェースカードと、
    前記ビデオインターフェースカードのうち、外部からの指示によって出力先のビデオインターフェースカードを選択するスイッチングコントロールカードと、
    前記医療支援制御装置に着脱可能でかつ該医療支援制御装置に複数用いられる該ビデオプロセッシングカードであって、前記共通信号により表されるビデオ信号に基づいて、前記選択されたビデオインターフェースカードに応じたビデオ信号に加工する該ビデオプロセッシングカードと、
    を備えることを特徴とする医療支援制御装置。
  2. 前記共通信号は、シリアル信号であることを特徴とする請求項1に記載の医療支援制御装置。
  3. 前記各ビデオインターフェースカードは、いずれも共通のコネクタを有することを特徴とする請求項1に記載の医療支援制御装置。
  4. 前記スイッチングコントロールカードは、
    前記各ビデオインターフェースカードから取得された該各ビデオインターフェースカードを識別するための識別情報と該ビデオインターフェースカードの所在を示す所在情報とからなるビデオインターフェース関係情報から、外部から設定された出力先の前記ビデオインターフェースカードの識別情報に基づいて、該ビデオインターフェースカードの所在を検出することにより、前記共通信号の出力先を決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療支援制御装置。
  5. 医療機器を制御する医療支援制御装置に着脱可能で、かつ該医療支援制御装置に複数用いられるビデオインターフェースカードであって、
    ビデオ信号の入力を行う入力処理部及びビデオ信号の出力を行う出力処理部と、
    前記いずれのビデオインターフェースから入出力されるビデオ信号とは異なり、かつ前記医療支援制御装置内で共通に用いられる信号である共通信号と、前記ビデオ信号との間で信号を双方向変換する信号変換部と、
    前記変換された共通信号の入力及び出力を行う共通信号入出力部と、
    を備えることを特徴とするビデオインターフェースカード。
  6. 医療機器を制御する医療支援制御装置であって、
    前記医療支援制御装置に着脱可能でかつ該医療支援制御装置に複数用いられるビデオインターフェースカードであって、外部からビデオ信号が入力されたら前記いずれのビデオインターフェースから入出力されるビデオ信号とは異なりかつ前記医療支援制御装置内で共通に用いられる信号である共通信号と、前記外部からのビデオ信号との間で信号を双方向変換すると共に、該入力されたビデオ信号の情報量の変化を検出する該ビデオインターフェースカードと、
    前記検出結果に基づいて、前記ビデオ信号が切り替えられたと判断した場合、該ビデオ信号から変換された前記共通信号の出力経路を決定するスイッチングコントロールカードと、
    を備えることを特徴とする医療支援制御装置。
  7. 前記医療支援制御装置は、さらに、
    画像処理を行うビデオプロセッシングカードを備え、
    前記スイッチングコントロールカードは、前記ビデオ信号が切り替えられたと判断した場合、前記ビデオプロセッシングカードを経由させて前記入力されたビデオ信号から変換された共通信号を所定のビデオインターフェースカードから出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の医療支援制御装置。
  8. 前記共通信号は、シリアル信号であることを特徴とする請求項7に記載の医療支援制御装置。
  9. 前記ビデオ信号が切り替えられたとき、前記ビデオプロセッシングカードは共通信号に対して信号変換処理を行うことを特徴とする請求項7に記載の医療支援制御装置。
  10. 前記信号変換処理は、SD/HD変換またはHD/SD変換であることを特徴とする請求項7に記載の医療支援制御装置。
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