JPH11318762A - 衛生洗浄装置の人体検出機構 - Google Patents

衛生洗浄装置の人体検出機構

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JPH11318762A
JPH11318762A JP15841198A JP15841198A JPH11318762A JP H11318762 A JPH11318762 A JP H11318762A JP 15841198 A JP15841198 A JP 15841198A JP 15841198 A JP15841198 A JP 15841198A JP H11318762 A JPH11318762 A JP H11318762A
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JP
Japan
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human body
toilet seat
sanitary washing
washing device
detection
Prior art date
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Pending
Application number
JP15841198A
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English (en)
Inventor
Hironori Yamazaki
洋式 山崎
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセンサーを設けることで内機レイアウ
ト上の制約が発生したり、過大な製造コストが発生しな
い衛生洗浄装置の人体検出機構を提供する。 【解決手段】 便座に人体が着座したことと、便座に人
体が近づいてきたことを検出する機能を有する衛生洗浄
装置において、両者を1つの赤外線を利用した三角測量
方式の1つのセンサーで検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は赤外線による三角測
量を実施するセンサー機能を有する衛生洗浄装置におい
て1つのセンサー機構に係り、特に衛生洗浄装置への使
用者の近接と着座状態検出を可能とすることで、内機の
着座センサーが必要とする占有スペースを小型化・価格
低減を可能とする衛生洗浄装置の人体検出機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線を利用した三角測量方式の
センサーで着座状態を検出する衛生洗浄装置の人体検出
機構(以下 光電測距方式センサーと称する)が提案さ
れている。この従来によれば、赤外線LEDから発光し
た光が対象物に当たって、PSD(Position
Sensitive Device)に返って来た位置
を検出することで、便座上にのみ使用者がのっているこ
とを検出して衛生洗浄装置の機能・動作を可能とするも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の光電反射光量方
式センサーでは、設定した位置の対象物に当たって反射
してくる反射光量を検出する方式であるから、設定する
距離毎(例えば衛生洗浄装置への近接検知用、および、
便座への着座検知用)に複数のセンサーを必要としてい
た。また反射してくる光量を検出しているため、使用者
の服が低反射率であった場合、検出自体が不能となるこ
とがあった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、1つの光電測距方式セン
サーを用いて、近距離側の着座状態と、遠距離側の人体
近接状態を検出できるようにし、複数のセンサーを設け
ることで内機レイアウト上の制約が発生したり、過大な
製造コストが発生しない衛生洗浄装置の人体検出機構を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1は、1つの赤外線を利用した三角測量方式の
1つのセンサーで検出することを特徴としたので、内機
レイアウト上の制約が発生したり、過大な製造コストが
発生しない。
【0006】上記目的を達成するために請求項2は、赤
外線を1つのLEDを使用し、かつ、その投光方向を変
えることを特徴とするので、1つのセンサーで近距離側
の着座状態と、遠距離側の人体近接状態の検出が可能で
ある。
【0007】上記目的を達成するために請求項3は、赤
外線を複数のLEDを使用し、かつ、その投光方向を各
々変更して設けたことを特徴とするので、1つのセンサ
ーで近距離側の着座状態と、遠距離側の人体近接状態の
検出が可能である
【0008】上記目的を達成するために請求項4は、通
常は遠距離側を検出し、遠距離側を検出した後に、近距
離側を検出状態とすることを特徴とするので、使用者が
近づいてきたことを検出してから実施する便ふたの開放
動作や各種ヒーターへの通電開始動作が可能である。
【0009】上記目的を達成するために請求項5は、便
座から人体が離座したこと検出した後に、遠距離側を検
出することを特徴とするので、使用者が便座から離れた
ことを検出してから実施する便器の洗浄動作や各種ヒー
ターへの通電停止動作が可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】第1図は光電測距方式のセンサー
を内蔵した衛生洗浄装置の実施例である。本体1には光
電測距方式のセンサーが赤外線を投受光するセンサー窓
1−aが設けられている。赤外線は人体が着座する便座
2と便ふた3の間を通過している。第1図の実施例では
検知領域を便座2と便ふた3の間に設定しているが、衛
生洗浄装置のデザインによってはその検知領域が便ふた
3の上方となることもある。第2図は光電測距方式の実
施例である。
【0011】LED4から対象物5に向けて発光された
赤外線6は、その対象物の位置によってレンズ7を経由
してPSD8上に戻ってくる。近距離と遠距離ではPS
D8上に返ってきた赤外線の位置が変わることになる。
便座2の上方に人体がのっていることを検知すれば良い
のであれば、近距離側は人体が便座に座ったときに最も
センサーに近接すると考えられる位置、遠距離側はセン
サーからの投光が便座の領域をはみ出すまでの位置に上
下限を設定することで人体が便座に着座していることを
検出することが可能である。また本発明は便座の外周位
置からドアまでの位置を再び上下限位置と設定すること
で、着座ではなくトイレの中に人が進入し、衛生洗浄装
置に着座するまでを検出可能としたものである。
【0012】第3図はLEDの投光方向を変える光電測
距方式の実施例である。光電測距方式は三角測量方式を
採用しているため、対象物が遠方になるほどPSD8上
の赤外線移動が小さくなり、検出誤差を生み出しやす
い。本発明では近距離側検出と遠距離側検出で投光方向
を変えることで、近距離側つまり着座状態を検知したい
ときと、遠距離側つまり衛生洗浄装置に人体が近づいた
ことを検知したいときで、同じようにPSD8全体を使
って、誤差少なくPSD8上に返ってきた赤外線の位置
を明確な差として認知可能である。PSD8の受光方向
を変えたり、各々の用途専用のLED4とPSD8を複
数設けても効果が同じであることは自明である。
【0013】第4図は一つの光電測距センサーで人体が
衛生洗浄装置に近づいたことと、着座状態を検出した
後、再び、人体が離座して、衛生洗浄装置から離れてい
くことを検出するためのフローチャートである。
【0014】先ず人体がトイレに入った場合、衛生洗浄
装置への近接検知によって、便ふた開閉・ヒータ通電な
どの開始が可能となる。次に、衛生洗浄装置への着座検
知によって、衛生洗浄装置の使用が可能となる。衛生洗
浄装置の使用が終わって離座した場合、便器洗浄・便ふ
た閉止などの実施が可能となる。最後に使用者がトイレ
を出たことを検出して、再び人体がトイレに入ってくる
ことを待つ衛生洗浄装置への近接検出モードとなる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、内機レイアウト上の制約が発生し
たり、過大な製造コストが発生しない。
【0016】請求項2では、1つのセンサーで近距離側
の着座状態と、遠距離側の人体近接状態の検出が可能で
ある。
【0017】請求項3でも同じく、1つのセンサーで近
距離側の着座状態と、遠距離側の人体近接状態の検出が
可能である。
【0018】請求項4では、使用者が近づいてきたこと
を検出してから実施する便ふたの開放動作や各種ヒータ
ーへの通電開始動作が可能である。
【0019】請求項5では、使用者が便座から離れたこ
とを検出してから実施する便器の洗浄動作や各種ヒータ
ーへの通電停止動作が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】光電測距方式のセンサーを内蔵した衛生洗浄装
置の実施例
【図2】光電測距方式の実施例
【図3】赤外線投光方向を変える光電測距方式の実施例
【図4】フローチャートの実施例
【符号の説明】
1…衛生洗浄装置の本体 1−a…センサー窓 2…便座 3…便ふた 4…LED 5…対象物 6…赤外線 7…レンズ 8…PSD

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座に人体が着座したことと、便座に人
    体が近づいてきたことを検出する機能を有する衛生洗浄
    装置において、 両者を1つの赤外線を利用した三角測量方式の1つのセ
    ンサーで検出することを特徴とする衛生洗浄装置の人体
    検出機構。
  2. 【請求項2】 便座に人体が着座したことと、便座に人
    体が近づいてきたことを検出する機能を有する衛生洗浄
    装置において、 両者に向けて発光される赤外線を1つのLED(発光ダ
    イオード)またはPSD(Position Sens
    itive Device)を使用し、かつ、その投受
    光方向を変えることを特徴とする衛生洗浄装置の人体検
    出機構。
  3. 【請求項3】 便座に人体が着座したことと、便座に人
    体が近づいてきたことを検出する機能を有する衛生洗浄
    装置において、 両者に向けて発光される赤外線を複数のLEDまたはP
    SDを使用し、かつ、その投光方向を各々変更して設け
    たことを特徴とする衛生洗浄装置の人体検出機構。
  4. 【請求項4】 便座に人体が着座したことと、便座に人
    体が近づいてきたことを検出する機能を有する衛生洗浄
    装置において、 通常は遠距離側を検出し、遠距離側を検出した後に、近
    距離側を検出状態とすることを特徴とする衛生洗浄装置
    の人体検出機構。
  5. 【請求項5】 便座に人体が着座したことと、便座に人
    体が近づいてきたことを検出する機能を有する衛生洗浄
    装置において、 便座から人体が離座したこと検出した後に、遠距離側を
    検出することを特徴とする衛生洗浄装置の人体検出機
    構。
JP15841198A 1998-05-21 1998-05-21 衛生洗浄装置の人体検出機構 Pending JPH11318762A (ja)

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JPH11318762A true JPH11318762A (ja) 1999-11-24

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ID=15671177

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020083965A (ko) * 2002-09-04 2002-11-04 김명원 화장실 문의 내면과 마주보는 벽면에 센스가 부착되어감지에 의하여 화장실 사용 여부의 정보를 제공하여 주는정보 제공 램프 장치.
JP2003050127A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Seiko Precision Inc 測距装置およびこれを用いた便座装置
JP2003050120A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Seiko Precision Inc 測距装置およびこれを用いた便座装置
JP2004150240A (ja) * 2002-11-01 2004-05-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置
CN114305184A (zh) * 2021-12-21 2022-04-12 厦门市欧立通电子科技开发有限公司 基于双红外传感器的智能马桶盖板的控制方法

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