JP5909170B2 - 人体検知センサ及び自動水栓 - Google Patents
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Description
前記発光部による発光及び前記撮像部による受光が行われる撮像動作を制御する撮像制御手段と、
前記撮像素子を構成する画素の受光量を読み出す読出手段と、
前記撮像素子を構成する画素が前記所定方向に配列された領域である受光エリア内の前記反射光の入射位置を特定すると共に、前記受光エリアのうち前記所定の検知距離に対応する検知エリア内に前記入射位置が属しているときに検知対象が有ると判定する判定手段と、
前記受光エリアのうち前記検知エリアの外側の非検知エリア内の少なくともいずれかの特定画素の受光量が、予め画素毎に設定された閾値を超える受光量であったときに非検知対象であると判定する禁止手段と、
検知対象を検知したか非検知かを判断する検知判断手段と、を備え、
この検知判断手段は、前記判定手段により検知対象が有ると判定されたとき、前記禁止手段により非検知対象であると判定されていなければ、検知と判断する一方、前記禁止手段により非検知対象であると判定された場合には、前記判定手段による判定結果の有無及びその判定結果の内容に関わらず非検知と判断する人体検知センサにある(請求項1)。
前記第1の態様をなす人体検知センサと、
この人体検知センサの検知信号に応じて、前記水栓の吐水・止水の切替、あるいは吐水量の調整を実行する給水制御手段と、を備えた自動水栓にある(請求項5)。
本発明の第2の態様をなす自動水栓における吐水量の調整としては、吐水開始や、吐水停止や、吐水量の増減等の調整がある。
前記禁止エリアは、一つの特定画素に対応する1次元的なエリアでも良いし、複数の特定画素に対応する2次元的なエリアであっても良い。さらに、複数の特定画素に対応して、それぞれ設けられる複数の1次元的なエリアであっても良い。受光量が小さい側の境界である前記下限境界に加えて、上限境界を設定しても良い。一般的に、画素の受光量は、物理的な上限で飽和する。この上限を、禁止エリアの上限境界に設定しても良く、上限境界は省略しても良い。
この特定画素に対応する閾値は、前記検知エリアの遠距離側の端に位置する画素の受光量が所定の最大値であって、かつ、正規分布をなす受光量を基準として設定されている(請求項3)。
受光量の最大値が比較的小さい反射波であっても、上記のような正規化を施せば受光量分布の絶対値を嵩上げでき、前記禁止手段による判定処理の対象にできる。検知されるべき拡散反射光であれば、上記のように正規化しても前記非検知エリア内の受光量が前記閾値を超えるおそれは少なく、前記禁止手段による排除の対象にはならない。上記のような正規化処理を行えば、外乱光である反射光を排除できる可能性が高くなり、前記人体検知センサの検知精度を一層向上できる。
(実施例)
本例は、洗面台15の水栓(自動水栓)16に人体検知センサ1を適用した例である。この内容について、図1〜図15を参照して説明する。
本例の洗面台15は、図1のごとく、凹状に窪む鉢151が設けられたカウンタ155と、吐水口168を有する水栓16と、を備えている。水栓16は、カウンタ155の上面をなすカウンタトップ156に立設されている。鉢151の最深部には、水を排水するための排水口152が配置されている。
撮像制御手段311は、動作期間と非動作期間が交互に現れる間欠動作が行われるようにラインセンサ261を制御する。撮像制御手段311は、前回の動作期間が終了してから所定のインターバル時間(本例では、500m秒。)が経過するまでラインセンサ261への電源供給を停止して非動作期間を設定し、インターバル時間が経過したときに電源供給を再開して動作期間を設定する。
本例の洗面台15におけるセンサユニット2、鉢面150、使用者の手の位置関係は、図7のごとく模式的に表現できる。LED光のうち検知対象である手による反射光の成分がラインセンサ261に入射する際、検知対象までの距離Hに応じてその入射位置が異なってくる。距離Hが短いほど、ラインセンサ261に入射する反射光の入射位置が同図中、上側となり、距離Hが長くなるほど下側に位置することになる。このように、ラインセンサ261に対する反射光の入射位置は、検知対象までの距離に比例しており、この距離の度合いを表す指標となり得る。受光エリア263内に設定された検知エリア(図6)は、検知の対象となる検知距離(図7)に対応するエリアである。上記のように計算された重心位置を入射位置として取り扱い、その重心位置が検知エリア内であるか否かの判定は、反射光を生じた検知対象までの距離が図7の検知距離の範囲内であるか否かの判定と全く同義となっている。
この禁止手段322による判定方法を説明するため、まず、検知距離(図7参照)に位置する検知対象の拡散反射光による受光波形の形状について説明する。検知対象の拡散反射面を再現した試験片(基材の表面に硫酸バリウムが塗布された試験片)を、検知距離に属する30〜130mmの各距離にセットしたときに実測される受光波形は、図11のようになる。
電源投入の後、まず、LED光の投射に応じた反射光の受光波形を取得するため、撮像動作や撮像データ(受光波形)の読み出し等を含む受光波形取得ルーチンが実行される(S101)。
本例の禁止エリア判定ルーチンでは、受光波形の取得を1回ずつ実行している。受光波形の取得を複数回実行し、各受光波形について禁止エリア判定ルーチンを適用することも良い。
本例では、受光波形を正規化する際、受光波形全体を正規化(図15参照。)しているが、特定画素の受光量のみを正規化しても良い。また、本例では、図11の130mmの受光波形の最大受光量で正規化しているが、受光量の総和で正規化することも良い。
また、本例の人体検知センサ1は、給水制御部33を含んでいるが、給水制御部33を別体で構成することもできる。
Claims (5)
- 1次元あるいは2次元的に画素が配列された撮像素子を含む撮像部と、この撮像部に対して所定方向にオフセットして配置された発光部と、を備え、この発光部が投射した光によって生じた反射光を前記撮像部が受光して所定の検知距離の範囲内に位置する検知対象を検知する人体検知センサであって、
前記発光部による発光及び前記撮像部による受光が行われる撮像動作を制御する撮像制御手段と、
前記撮像素子を構成する画素の受光量を読み出す読出手段と、
前記撮像素子を構成する画素が前記所定方向に配列された領域である受光エリア内の前記反射光の入射位置を特定すると共に、前記受光エリアのうち前記所定の検知距離に対応する検知エリア内に前記入射位置が属しているときに検知対象が有ると判定する判定手段と、
前記受光エリアのうち前記検知エリアの外側の非検知エリア内の少なくともいずれかの特定画素の受光量が、予め画素毎に設定された閾値を超える受光量であったときに非検知対象であると判定する禁止手段と、
検知対象を検知したか非検知かを判断する検知判断手段と、を備え、
この検知判断手段は、前記判定手段により検知対象が有ると判定されたとき、前記禁止手段により非検知対象であると判定されていなければ、検知と判断する一方、前記禁止手段により非検知対象であると判定された場合には、前記判定手段による判定結果の有無及びその判定結果の内容に関わらず非検知と判断する人体検知センサ。 - 請求項1において、前記特定画素の受光量が分布する範囲の中に、検知対象の反射光が受光されたときには受光量が分布する可能性が低い禁止エリアが設けられており、前記禁止手段が閾値判断に用いる閾値は、前記禁止エリアの下限境界をなす受光量である人体検知センサ。
- 請求項1又は2において、前記特定画素は、前記検知エリアよりも遠距離側の非検知エリア内の1個又は複数個の画素であり、
この特定画素に対応する閾値は、前記検知エリアの遠距離側の端に位置する画素の受光量が所定の最大値であって、かつ、正規分布をなす受光量を基準として設定されている人体検知センサ。 - 請求項3において、前記禁止手段は、前記受光エリアの実際の受光量分布をなす受光量を、前記基準となる正規分布をなす受光量を利用して正規化し、正規化された受光量について閾値判断を実行する人体検知センサ。
- 底部に排水口を設けた鉢の内部に吐水する水栓と、
請求項1〜4のいずれか1項に記載された人体検知センサと、
この人体検知センサの検知信号に応じて、前記水栓の吐水・止水の切替、あるいは吐水量の調整を実行する給水制御手段と、を備えた自動水栓。
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