JPH11318696A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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Publication number
JPH11318696A
JPH11318696A JP10136398A JP13639898A JPH11318696A JP H11318696 A JPH11318696 A JP H11318696A JP 10136398 A JP10136398 A JP 10136398A JP 13639898 A JP13639898 A JP 13639898A JP H11318696 A JPH11318696 A JP H11318696A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pot
heating coil
rice cooker
upper frame
hobbin
Prior art date
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Pending
Application number
JP10136398A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sano
正人 佐野
Toshihiro Fujita
敏広 藤田
Hiroshi Oya
弘 大矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH11318696A publication Critical patent/JPH11318696A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効果的な本体断熱構成により、保温性能の向
上と省エネルギ−化した炊飯器を提供すること。 【解決手段】 炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋
12を支持する上枠14と、鍋12の側面を包囲する側
面壁16を上枠14と一体化した構成とし、側面壁16
の外周に、円筒型ホビン17を設置し、ホビン17の外
周に側面加熱コイル18を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導加熱を行なう
加熱コイルを設けて加熱調理を行なう炊飯器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の炊飯器は、例えば、図6
に示されるような構成であった。図において、鍋71を
収納する本体72の上部に蓋体73を開閉自在に取りつ
けてあり、また、鍋71を支持する上枠74が配設さ
れ、鍋71の底面部を包囲する保護枠下ユニット75が
配設されており、上枠74と保護枠下ユニット75によ
り狭持した状態で配設されていて、鍋71の側面部を包
囲する保護枠胴76があり、保護枠胴76の外周部に
は、鍋71の側面部を加熱する側面加熱コイル77を配
設している。また、保護枠下ユニト75の外周部にも鍋
71の底面部を加熱する底加熱コイル79を配設してい
る。
【0003】次に、側面加熱コイル77の設置方法につ
いて説明する。設置方法としては、保護枠胴76のある
箇所にツメ78を配設し、側面加熱コイル77を保護枠
胴76とツメ78の間に挟み込み設置している。
【0004】次に、上記炊飯器の動作について説明す
る。炊飯工程では、底加熱コイル79に高周波電流を供
給して鍋71を誘導加熱し、鍋71内の米を炊飯してい
く。炊飯終了前になると、側面加熱コイル77に高周波
電流を供給して、鍋71の側面に付着した露を飛ばして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の炊飯器では、上枠74と保護枠胴76の間に隙間が
発生するため、この隙間から鍋71の熱が逃げ、炊飯消
費電力及び保温消費電力が高く、また、鍋71の側面に
つく露の量が多く、保温性能が悪いという問題を抱えて
いた。
【0006】また、側面加熱コイル77を保護枠胴76
とツメ78で挟み込んで設置するため、組み立て性が悪
く、製造コスト高などといった課題がある。
【0007】更に、側面加熱コイル77を保護枠胴76
とツメ78で挟み込んで設置しているため、挟み込みの
状態によっては、側面加熱コイル77の設置が不安定に
なるおそれがあり、かかる場合には、側面加熱コイルに
流れる高周波電流による影響等により振動音が発生する
おそれがあった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自
在に収納される鍋と、前記鍋を支持する上枠と、前記鍋
の底側部を包囲する保護枠と、前記鍋の側面部を誘導加
熱するための側面加熱コイルとを備え、前記側面加熱コ
イルを露出した状態で上下左右にずれることなく前記保
護枠側面に固定してなるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、炊飯器本
体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収納される鍋と、
前記鍋を支持する上枠と、前記鍋の底側部を包囲する保
護枠と、前記鍋の側面部を誘導加熱するための側面加熱
コイルとを備え、前記側面加熱コイルを露出した状態で
上下左右にずれることなく前記保護枠側面に固定してな
ることにより、側面面加熱コイルの設置が不安定となる
ことがなく、側面加熱コイルに流れる高周波電流による
影響等により発生する振動音等を抑制することができ
る。
【0010】請求項2記載の発明は、特に、保護枠を、
鍋の底部を包囲する保護枠下ユニットと前記鍋の側面部
を包囲する側面壁で構成すると共に、前記側面壁と上枠
を一体成型してなることにより、上枠と側面壁に隙間が
なく、炊飯及び、保温で加熱された鍋の熱を逃がさない
ため、炊飯時消費電力及び、保温消費電力を低減するこ
とができる。また、保温において、鍋の側面に露がつき
にくい事から、保温性能を向上することができる。ま
た、上枠と側面壁の間に側面壁がないため、誤注水が行
われても、水が本体内部に侵入するこがなく、安全性が
向上している。
【0011】請求項3記載の発明は、特に、側面壁の外
周に、円筒型のホビンを設置を設置し、前記ホビンの外
周に側面加熱コイルを設置することで、側面壁とコイル
ホビンにより二重断熱構造で、炊飯時消費電力及び、保
温時消費電力を低減することができる。また、側面壁に
ホビンを設置する構成であるため、組み立て性が向上し
ている。
【0012】請求項4記載の発明は、特に、前記ホビン
と側面壁を一体化にする事で、側面壁にホビンを設置す
ることが削減することができ、組み立て性を向上するこ
とができる。
【0013】請求項5記載の発明は、特に、上枠に上枠
キャップを設置し、前記上枠キャップで前記ホビンを固
定する事で、ホビンのぬけを防止することができる。
【0014】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて図1から図3において説明する。図1において、
炊飯器本体11内に有底筒状で、前面を磁性体で覆われ
た鍋12を着脱自在に収納するよう鍋収納部13を炊飯
器本体11内に設けている。炊飯器本体11の側面部に
は、上枠14を設置している。上枠14は鍋12を支持
し、底面部には、保護枠下ユニット15が配設され、上
枠14と保護枠下ユニット15を挟持した状態で、上枠
14と一体化した側面壁16を配設しており、また、側
面壁16の外周方向には、円筒型のホビン17を設置
し、ホビン17の外周に側面加熱コイル18を設置して
いる。加熱基板19は、高周波電流を供給するインバ−
タ回路を備えており、鍋12はその底部を底誘導加熱コ
イル20で加熱され、側面部を円筒型ホビンの外周に設
置した側面加熱コイル18で誘導加熱されるようになっ
ている。
【0015】次に、図2で、上枠と側面部と保護枠下ユ
ニットの関係について説明する。図2において、鍋12
の側面部には、上枠14と側面壁16が配設されてお
り、側面壁16の下部には、保護枠下ユニット16が配
設されている。側面壁16の外周方向には側面加熱コイ
ル18が設置されている。側面加熱コイル18にIHが
発振されると鍋12が加熱される。鍋12が加熱された
熱は、従来では、上枠と側面壁の組み立て構成におい
て、上枠と側面壁に隙間が生ずるため加熱された鍋の熱
が外方に逃げてしまうのである。
【0016】ところが、図2において、鍋12の側面部
には、側面壁16と上枠14と一体で構成されているた
め、隙間が生じない。そのため、鍋12は、上枠14と
側面壁16と保護枠下ユニット15で完全に断熱されて
いるため、各加熱コイルにより発熱で生じた鍋の熱21
は、外方にはにげないことで、鍋12が、炊飯時及び保
温時において外方空気などの影響により冷やされないた
め、特に必要な鍋12の加熱を行わないために、炊飯時
消費電力及び保温時消費電力の低減をすることができ
る。また、鍋の熱21が外方に逃げないことで、保温中
において、鍋側面部22露が付きにくいことから、従来
の炊飯器より鍋12の加熱をおさえる事ができる。ま
た、側面壁16と上枠14の間に隙間がないため、炊飯
器本体の内部に水が侵入することがなく、安全性が向上
できる。
【0017】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
について説明する。図3に示すように、31は鍋で、鍋
31の側面部には上枠32と一体化した側面壁33が配
設され、側面壁33の外周方向には、円筒型のホビン3
4が設置されており、円筒型ホビンの外周には、側面加
熱コイル35を配設している。また、側面壁のある箇所
にツメ36を設け、また、ホビン34のある箇所にツメ
37を設け、ツメの勘合により、固定を行っている。側
面加熱コイルにIHを発振し、鍋31が加熱され、外方
へ逃げようとする鍋の熱38が発生するわけだが側面壁
33とホビン34の取りつけ構成が、二重断熱構造とな
っているため、鍋の熱38が外方に逃げにくい構成とし
ている。それで、鍋31が冷やされにくいため、特に、
余分な加熱を行わなくて済むわけで、炊飯時消費電力及
び保温時消費電力の低減をすることができる。また、側
面壁33とホビン34をツメ勘合で固定しているため、
組み立て性が向上している。
【0018】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
について、図4により説明する。41は円筒型のホビン
で、ホビン41は上枠42と一体化してなる側面壁43
に設置されている。ホビン41と側面壁43を一体化に
することで、側面壁43にホビン41を設置する作業が
削減でき、組み立て性が向上し、製造コストが低減でき
る。
【0019】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
について、図5により説明する。51は鍋で、鍋51を
支持する上枠52が配設され、鍋51は炊飯時において
100℃以上の高温度に達するため、耐熱の高い材料で
成型された上枠キャップ53を上枠52に配設され、上
枠52に一体化された鍋51の側面を包囲する側面壁5
4の外周にホビン55を設置し、ホビン55の固定は、
上枠52と一体化された側面壁54のツメ56とホビン
55のツメ57を係合し、このホビン55のツメ57に
上枠キャップ53の係合片58を配設することで、ホビ
ン55を押さえつけ固定をしている。そうすることで、
ホビン55のぬけを防止する事ができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱自在に収
納される鍋と、前記鍋を支持する上枠と、前記鍋の底側
部を包囲する保護枠と、前記鍋の側面部を誘導加熱する
ための側面加熱コイルとを備え、前記側面加熱コイルを
露出した状態で上下左右にずれることなく前記保護枠側
面に固定してなることにより、側面加熱コイルの設置が
不安定となることがなく、側面加熱コイルに流れる高周
波電流による影響等により発生する振動音等を抑制する
ことができる。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、上枠
と側面壁を一体化にすることで、加熱された鍋の熱を外
方に逃がすことなく、断熱されるため、鍋に露がつきに
くいことから、保温性能を向上することができ、また、
炊飯時消費電力と保温時消費電力を低減することがで
き、省エネルギ−化をはかることができる。また、上枠
と側面壁に隙間がないため、誤注水が行われても、炊飯
器本体内に、水が侵入することなく、安全性を向上する
ことができる。
【0022】また、請求項3記載の発明によれば、側面
壁の外周に円筒型のホビンを配設し、オビンの外周に側
面加熱コイルを設置することで、側面壁とホビンによ
り、二重断熱構成となり、その構成により、加熱された
鍋の熱が、外方に逃げることがないため、炊飯時消費電
力と保温時消費電力を低減することができ、また、構造
が単純化であるため、製造コストを下げ、また、組み立
て性を向上することができる。
【0023】また、請求項4記載の発明によれば、側面
壁とホビンを一体化に構成することで、製造コストを下
げ、組み立て性を向上することができる。
【0024】また、請求項5記載の発明によれば、鍋を
支持する上枠キャップを上枠に設置し、ホビンを側面壁
のツメと前記上枠キャップにより勘合させ固定すること
で、ホビンのぬけを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す炊飯器の断面図
【図2】同炊飯器の要部断面図
【図3】本発明の第2の実施例を示す炊飯器の要部断面
【図4】本発明の第3の実施例を示す炊飯器の要部断面
【図5】本発明の第4の実施例を示す炊飯器の要部断面
【図6】従来の炊飯器の断面図
【符号の説明】
11、炊飯器本体 12、鍋 14、 上枠 15、 保護枠下ユニット 16、33、43、54 側面壁 17、34、41、55 ホビン 18、35、 側面加熱コイル 53、 上枠キャップ 56、側面壁のツメ 57、ホビンのツメ 58、上枠キャップの係合片

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炊飯器本体と、前記炊飯器本体内に着脱
    自在に収納される鍋と、前記鍋を支持する上枠と、前記
    鍋の底側部を包囲する保護枠と、前記鍋の側面部を誘導
    加熱するための側面加熱コイルとを備え、前記側面加熱
    コイルを露出させた状態で上下左右にずれることなく前
    記保護枠側面に固定してなる炊飯器。
  2. 【請求項2】 保護枠を、鍋の底部を包囲する保護枠下
    ユニットと前記鍋の側面部を包囲する側面壁により構成
    すると共に、前記側面壁と上枠を一体成型してなる請求
    項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 保護枠側面外周に円筒型のホビンを設置
    すると共に、前記ホビンの外周に側面加熱コイルを配設
    してなる請求項1または2記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 ホビンと保護枠を一体化してなる請求項
    3記載の炊飯器。
  5. 【請求項5】 上枠に設置された上枠キャップによりホ
    ビンを固定してなる請求項3記載の炊飯器。
JP10136398A 1998-05-19 1998-05-19 炊飯器 Pending JPH11318696A (ja)

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JP10136398A JPH11318696A (ja) 1998-05-19 1998-05-19 炊飯器

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Family

ID=15174240

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JP10136398A Pending JPH11318696A (ja) 1998-05-19 1998-05-19 炊飯器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007312867A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Sanyo Electric Co Ltd 炊飯器
WO2011082513A1 (zh) * 2010-01-05 2011-07-14 Jian Weiwen 多功能电热炊具

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007312867A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Sanyo Electric Co Ltd 炊飯器
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