JPH11317196A - ランプ装置及び液晶プロジェクタ - Google Patents
ランプ装置及び液晶プロジェクタInfo
- Publication number
- JPH11317196A JPH11317196A JP10121473A JP12147398A JPH11317196A JP H11317196 A JPH11317196 A JP H11317196A JP 10121473 A JP10121473 A JP 10121473A JP 12147398 A JP12147398 A JP 12147398A JP H11317196 A JPH11317196 A JP H11317196A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- discharge lamp
- lamp
- discharge
- display panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 垂直点灯時における高輝度で寿命の長い放電
ランプを提供することを目的とする。 【解決手段】 膨出部３と封止部２２とを有した石英ガ
ラス製の気密容器２と、前記膨出部３に封入され水銀を
有する放電媒体と、前記膨出部３内の放電空間４内で互
いに対向する陽極５及び陰極６をそれぞれ有して前記気
密容器２の両端に配設された一対の電極構体７，８とを
具備し、前記膨出部３の下側の封止部２２の長さに対し
て前記膨出部３の上側の封止部２３の長さを大きく設定
した放電ランプ１と；この放電ランプ１の発光部を焦点
に位置させて前記放電ランプ１を垂直に保持することに
より前記放電ランプ１からの光を上方に反射する反射鏡
と；この反射鏡の開口を覆って前記放電ランプ１を密閉
する前面ガラスと；を具備したランプ装置である。
ランプを提供することを目的とする。 【解決手段】 膨出部３と封止部２２とを有した石英ガ
ラス製の気密容器２と、前記膨出部３に封入され水銀を
有する放電媒体と、前記膨出部３内の放電空間４内で互
いに対向する陽極５及び陰極６をそれぞれ有して前記気
密容器２の両端に配設された一対の電極構体７，８とを
具備し、前記膨出部３の下側の封止部２２の長さに対し
て前記膨出部３の上側の封止部２３の長さを大きく設定
した放電ランプ１と；この放電ランプ１の発光部を焦点
に位置させて前記放電ランプ１を垂直に保持することに
より前記放電ランプ１からの光を上方に反射する反射鏡
と；この反射鏡の開口を覆って前記放電ランプ１を密閉
する前面ガラスと；を具備したランプ装置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプ装置及び液
晶プロジェクタに係り、特に、ショートアーク水銀ラン
プと反射鏡とで構成したランプ装置及びこのランプ装置
を光源として用いた液晶プロジェクタに関する。
晶プロジェクタに係り、特に、ショートアーク水銀ラン
プと反射鏡とで構成したランプ装置及びこのランプ装置
を光源として用いた液晶プロジェクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】このところ、特に、点光源、高輝度、高
効率の特徴を活かしてショートアークタイプの放電ラン
プが液晶プロジェクタ等の光源として広く普及してきて
いる。近年では、スクリーンの照度を向上させるため、
短焦点の反射鏡とショートアークタイプの放電ランプと
を組み合わせて放電ランプから発せられた光を反射鏡に
より集光させて使用している。また、高輝度、高効率の
放電ランプは非常に高い管壁負荷がかけられており、万
一、放電ランプが破裂した場合の危険性を考慮して前面
ガラス付きの密閉構造とされている。
効率の特徴を活かしてショートアークタイプの放電ラン
プが液晶プロジェクタ等の光源として広く普及してきて
いる。近年では、スクリーンの照度を向上させるため、
短焦点の反射鏡とショートアークタイプの放電ランプと
を組み合わせて放電ランプから発せられた光を反射鏡に
より集光させて使用している。また、高輝度、高効率の
放電ランプは非常に高い管壁負荷がかけられており、万
一、放電ランプが破裂した場合の危険性を考慮して前面
ガラス付きの密閉構造とされている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】高輝度、高効率の放電
ランプにおいては、放電空間で発生するアークがその放
電空間内のガスの対流の影響を受け、水平点灯の場合に
は、上向きに変形する。そのため、石英ガラスにより形
成された気密容器の膨出部を局部的に加熱する。そのた
め、均一に加熱された寿命を伸ばすことを目的に垂直点
灯することが望ましい。しかしながら、前面ガラスで密
閉された密閉雰囲気中で放電ランプを垂直点灯させる
と、電極が内蔵された膨出部の上下に形成された封止部
の内、上側の封止部の温度が上昇し易く、その封止部内
に封止された電極構体の酸化を招き、その電極構体を構
成する金属箔が溶断され、不点灯となる不具合が発生す
る。
ランプにおいては、放電空間で発生するアークがその放
電空間内のガスの対流の影響を受け、水平点灯の場合に
は、上向きに変形する。そのため、石英ガラスにより形
成された気密容器の膨出部を局部的に加熱する。そのた
め、均一に加熱された寿命を伸ばすことを目的に垂直点
灯することが望ましい。しかしながら、前面ガラスで密
閉された密閉雰囲気中で放電ランプを垂直点灯させる
と、電極が内蔵された膨出部の上下に形成された封止部
の内、上側の封止部の温度が上昇し易く、その封止部内
に封止された電極構体の酸化を招き、その電極構体を構
成する金属箔が溶断され、不点灯となる不具合が発生す
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
膨出部と封止部とを有した石英ガラス製の気密容器と、
前記膨出部に封入され水銀を有する放電媒体と、前記膨
出部内の放電空間内で互いに対向する陽極及び陰極をそ
れぞれ有して前記気密容器の両端に配設された一対の電
極構体とを具備し、前記膨出部の下側の封止部の長さに
対して前記膨出部の上側の封止部の長さを大きく設定し
た放電ランプと；この放電ランプの発光部を焦点に位置
させて前記放電ランプを垂直に保持することにより前記
放電ランプからの光を上方に反射する反射鏡と；この反
射鏡の開口を覆って前記放電ランプを密閉する前面ガラ
スと；を具備したランプ装置である。
膨出部と封止部とを有した石英ガラス製の気密容器と、
前記膨出部に封入され水銀を有する放電媒体と、前記膨
出部内の放電空間内で互いに対向する陽極及び陰極をそ
れぞれ有して前記気密容器の両端に配設された一対の電
極構体とを具備し、前記膨出部の下側の封止部の長さに
対して前記膨出部の上側の封止部の長さを大きく設定し
た放電ランプと；この放電ランプの発光部を焦点に位置
させて前記放電ランプを垂直に保持することにより前記
放電ランプからの光を上方に反射する反射鏡と；この反
射鏡の開口を覆って前記放電ランプを密閉する前面ガラ
スと；を具備したランプ装置である。
【０００５】請求項２記載の発明は、点灯手段に接続さ
れた請求項１記載のランプ装置と；液晶駆動手段により
駆動される液晶表示パネルと；前記ランプ装置から照射
されて前記液晶表示パネルを通した光をスクリーンに投
光する光学系と；点灯手段、ランプ装置、液晶駆動手
段、液晶表示パネル及び光学系を収容するとともに前記
液晶表示パネルを透過した光をスクリーンに投光させる
開口が形成された筐体と；を具備した液晶プロジェクタ
である。
れた請求項１記載のランプ装置と；液晶駆動手段により
駆動される液晶表示パネルと；前記ランプ装置から照射
されて前記液晶表示パネルを通した光をスクリーンに投
光する光学系と；点灯手段、ランプ装置、液晶駆動手
段、液晶表示パネル及び光学系を収容するとともに前記
液晶表示パネルを透過した光をスクリーンに投光させる
開口が形成された筐体と；を具備した液晶プロジェクタ
である。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図１
乃至図３に基づいて説明する。まず、放電ランプ１は、
石英ガラスにより形成された気密容器２と、この気密容
器２の膨出部３に封入された水銀を含有する放電媒体
と、膨出部３内の放電空間４内で互いに対向する陽極５
及び陰極６をそれぞれ有して気密容器２の両端に配設さ
れた一対の電極構体７，８とよりなっている。
乃至図３に基づいて説明する。まず、放電ランプ１は、
石英ガラスにより形成された気密容器２と、この気密容
器２の膨出部３に封入された水銀を含有する放電媒体
と、膨出部３内の放電空間４内で互いに対向する陽極５
及び陰極６をそれぞれ有して気密容器２の両端に配設さ
れた一対の電極構体７，８とよりなっている。
【０００７】一方の電極構体７は、膨出部３の放電空間
４内に配設される陽極５となる電極主体部９と電極軸１
０と気密シール用の金属箔１１とリード線１２と気密シ
ール用の金属箔１３と導入線１４とが一体に連設されて
気密容器２に封入されているものであり、導入線１４の
気密容器２から突出した部分は端子部１５とされて外部
リード線１６が接続されている。また、他方の電極構体
８は、膨出部３の放電空間４内に配設される陰極６とな
る電極主体１７と気密シール用の金属箔１８とが一体に
連設されて気密容器２に封入されている。陰極６の外周
には、温度上昇を防止してタングステン等の陰極素材の
蒸発を防止するためのコイル１９が巻回されている。そ
して、電極構体８は、気密容器２の端部に形成された端
子ねじ２０付きの口金２１に接続されている。
４内に配設される陽極５となる電極主体部９と電極軸１
０と気密シール用の金属箔１１とリード線１２と気密シ
ール用の金属箔１３と導入線１４とが一体に連設されて
気密容器２に封入されているものであり、導入線１４の
気密容器２から突出した部分は端子部１５とされて外部
リード線１６が接続されている。また、他方の電極構体
８は、膨出部３の放電空間４内に配設される陰極６とな
る電極主体１７と気密シール用の金属箔１８とが一体に
連設されて気密容器２に封入されている。陰極６の外周
には、温度上昇を防止してタングステン等の陰極素材の
蒸発を防止するためのコイル１９が巻回されている。そ
して、電極構体８は、気密容器２の端部に形成された端
子ねじ２０付きの口金２１に接続されている。
【０００８】気密容器２は、膨出部３の上下に封止部２
２を有するものであり、下側封止部２３より上側封止部
２４の方が長く形成されている。下側封止部２３は電極
構体８の金属箔１８を封止しているピンチシール部２５
を備えている。また、上側封止部２４は、電極軸封入部
２６と金属箔１１を封入するピンチシール部２７とガス
封入のためのチップが形成されるチップ空間２８と金属
箔１３及び導入線１４の一部を封入するピンチシール部
２９とよりなる。これらの下側封止部２３と上側封止部
２４との具体的な寸法の一例を示せば、下側封止部２３
の長さ（Ｌ down）は、２１ｍｍであり、上側封止部２
４の長さ（Ｌ up）は、５４ｍｍである。なお、下側封
止部２３の長さは、石英ガラス製の気密容器２自体の長
さによるものであり、口金２１内にその下端部が位置す
る。
２を有するものであり、下側封止部２３より上側封止部
２４の方が長く形成されている。下側封止部２３は電極
構体８の金属箔１８を封止しているピンチシール部２５
を備えている。また、上側封止部２４は、電極軸封入部
２６と金属箔１１を封入するピンチシール部２７とガス
封入のためのチップが形成されるチップ空間２８と金属
箔１３及び導入線１４の一部を封入するピンチシール部
２９とよりなる。これらの下側封止部２３と上側封止部
２４との具体的な寸法の一例を示せば、下側封止部２３
の長さ（Ｌ down）は、２１ｍｍであり、上側封止部２
４の長さ（Ｌ up）は、５４ｍｍである。なお、下側封
止部２３の長さは、石英ガラス製の気密容器２自体の長
さによるものであり、口金２１内にその下端部が位置す
る。
【０００９】つぎに、図３に示すように、前述の放電ラ
ンプ１を用いてランプ装置３０が形成されている。すな
わち、ボックス３１に上向きに開口した反射鏡３２が設
置され、この反射鏡３２の焦点位置に発光部（陽極５と
陰極６との対向部）を位置させて放電ランプ１が垂直に
取り付けられている。この時、反射鏡３２の上方縁部３
３よりも放電ランプ１の上側封止部２４が突出するが、
この上側封止部２４を覆うに十分な長さの絶縁物による
筒状のスペーサ３４が反射鏡３２に取り付けられ、さら
に、このスペーサ３４の上縁には、平面状の前面ガラス
３５が取り付けられている。
ンプ１を用いてランプ装置３０が形成されている。すな
わち、ボックス３１に上向きに開口した反射鏡３２が設
置され、この反射鏡３２の焦点位置に発光部（陽極５と
陰極６との対向部）を位置させて放電ランプ１が垂直に
取り付けられている。この時、反射鏡３２の上方縁部３
３よりも放電ランプ１の上側封止部２４が突出するが、
この上側封止部２４を覆うに十分な長さの絶縁物による
筒状のスペーサ３４が反射鏡３２に取り付けられ、さら
に、このスペーサ３４の上縁には、平面状の前面ガラス
３５が取り付けられている。
【００１０】このような構成において、放電ランプ１
は、図示のように垂直状態で使用される。この場合、陰
極６を下方にして垂直点灯で使用するが、下側封止部２
３が短くても口金２１に結合し、かつ、この口金２１が
反射鏡３２の下端から外部に露出しているため、冷却効
率は高い。そのため、下側封止部２３の温度上昇は低
く、電極構体８が酸化することはない。また、上側封止
部２４は反射鏡３２内に位置して前面ガラス３５により
密閉されているため、極めて放熱性が悪いものである
が、その上側封止部２４は下側封止部２３よりはるかに
長いため、電極構体７が露出する上端部付近の温度上昇
は低い。そのため、導入線１４及び金属箔１３の酸化が
防止される。
は、図示のように垂直状態で使用される。この場合、陰
極６を下方にして垂直点灯で使用するが、下側封止部２
３が短くても口金２１に結合し、かつ、この口金２１が
反射鏡３２の下端から外部に露出しているため、冷却効
率は高い。そのため、下側封止部２３の温度上昇は低
く、電極構体８が酸化することはない。また、上側封止
部２４は反射鏡３２内に位置して前面ガラス３５により
密閉されているため、極めて放熱性が悪いものである
が、その上側封止部２４は下側封止部２３よりはるかに
長いため、電極構体７が露出する上端部付近の温度上昇
は低い。そのため、導入線１４及び金属箔１３の酸化が
防止される。
【００１１】例えば、前述のように、下側封止部２３の
長さが２１ｍｍであり、上側封止部２４の長さが５４ｍ
ｍの本実施の形態のサンプル５個と、下側封止部２３と
上側封止部２４との長さがともに２１ｍｍである従来品
５個とを用いて、３００時間点灯時の寿命テストを行っ
たところ、本実施の形態のサンプル５は、金属箔１８の
溶接部の温度が４００℃であり、溶断発生は０であっ
た。これに反して、従来品の場合には、溶接部の温度は
５６０℃に達し、３００時間経過時にすべて溶断した。
長さが２１ｍｍであり、上側封止部２４の長さが５４ｍ
ｍの本実施の形態のサンプル５個と、下側封止部２３と
上側封止部２４との長さがともに２１ｍｍである従来品
５個とを用いて、３００時間点灯時の寿命テストを行っ
たところ、本実施の形態のサンプル５は、金属箔１８の
溶接部の温度が４００℃であり、溶断発生は０であっ
た。これに反して、従来品の場合には、溶接部の温度は
５６０℃に達し、３００時間経過時にすべて溶断した。
【００１２】また、スペーサ３４及び前面ガラス３５に
より放電ランプ１を密閉又は密閉に近い状態に設置する
ことにより、放電ランプ１からの紫外線放射を防止する
ことができる。これにより、後述する液晶プロジェクタ
等への利用に際して、紫外線による光学系部品等の劣化
を防止することができる。
より放電ランプ１を密閉又は密閉に近い状態に設置する
ことにより、放電ランプ１からの紫外線放射を防止する
ことができる。これにより、後述する液晶プロジェクタ
等への利用に際して、紫外線による光学系部品等の劣化
を防止することができる。
【００１３】また、垂直点灯で使用するため、万一、放
電ランプ１が破裂したときに、前面ガラス３５により破
片等の飛散が防止され、また、反射鏡３２の内部に溜め
られる。しかも、前面ガラス３５が設けられているた
め、破裂した時の消音効果が得られる。
電ランプ１が破裂したときに、前面ガラス３５により破
片等の飛散が防止され、また、反射鏡３２の内部に溜め
られる。しかも、前面ガラス３５が設けられているた
め、破裂した時の消音効果が得られる。
【００１４】本発明の第二の実施の形態を図４に基づい
て説明する。本実施の形態は、前述のランプ装置３０を
用いて液晶プロジェクタ３６を形成したものである。す
なわち、この液晶プロジェクタ３６は、点灯手段３７に
接続された前述のランプ装置３０と、液晶駆動手段３８
により駆動される液晶表示パネル３９と、ランプ装置３
０から照射されて液晶表示パネル３９を通した光をスク
リーン４０に投光する光学系４１、すなわち、ミラー４
２とレンズ４３と、点灯手段３７、ランプ装置３０、液
晶駆動手段３８、液晶表示パネル３９及び光学系４１を
収容するとともに液晶表示パネル３９を透過した光をス
クリーン４０に投光させる開口４４が形成された筐体４
５とよりなる。この場合も、ランプ装置３０の放電ラン
プ１は垂直状態で垂直点灯している。そのため、液晶表
示パネル３９は水平に設けられ、光軸はミラー４２で９
０°屈曲されて垂直面のスクリーン４０に映像が投影さ
れる。
て説明する。本実施の形態は、前述のランプ装置３０を
用いて液晶プロジェクタ３６を形成したものである。す
なわち、この液晶プロジェクタ３６は、点灯手段３７に
接続された前述のランプ装置３０と、液晶駆動手段３８
により駆動される液晶表示パネル３９と、ランプ装置３
０から照射されて液晶表示パネル３９を通した光をスク
リーン４０に投光する光学系４１、すなわち、ミラー４
２とレンズ４３と、点灯手段３７、ランプ装置３０、液
晶駆動手段３８、液晶表示パネル３９及び光学系４１を
収容するとともに液晶表示パネル３９を透過した光をス
クリーン４０に投光させる開口４４が形成された筐体４
５とよりなる。この場合も、ランプ装置３０の放電ラン
プ１は垂直状態で垂直点灯している。そのため、液晶表
示パネル３９は水平に設けられ、光軸はミラー４２で９
０°屈曲されて垂直面のスクリーン４０に映像が投影さ
れる。
【００１５】
【発明の効果】請求項１記載の発明は、膨出部と封止部
とを有した石英ガラス製の気密容器と、前記膨出部に封
入され水銀を有する放電媒体と、前記膨出部内の放電空
間内で互いに対向する陽極及び陰極をそれぞれ有して前
記気密容器の両端に配設された一対の電極構体とを具備
し、前記膨出部の下側の封止部の長さに対して前記膨出
部の上側の封止部の長さを大きく設定した放電ランプ
と；この放電ランプの発光部を焦点に位置させて前記放
電ランプを垂直に保持することにより前記放電ランプか
らの光を上方に反射する反射鏡と；この反射鏡の開口を
覆って前記放電ランプを密閉する前面ガラスと；を具備
したランプ装置としたので、放電ランプを垂直に位置さ
せて垂直点灯させた場合であっても、上側の封止部の温
度上昇が低く、これにより、電極構体の酸化の発生を抑
制することができて寿命を伸ばすことができるものであ
る。
とを有した石英ガラス製の気密容器と、前記膨出部に封
入され水銀を有する放電媒体と、前記膨出部内の放電空
間内で互いに対向する陽極及び陰極をそれぞれ有して前
記気密容器の両端に配設された一対の電極構体とを具備
し、前記膨出部の下側の封止部の長さに対して前記膨出
部の上側の封止部の長さを大きく設定した放電ランプ
と；この放電ランプの発光部を焦点に位置させて前記放
電ランプを垂直に保持することにより前記放電ランプか
らの光を上方に反射する反射鏡と；この反射鏡の開口を
覆って前記放電ランプを密閉する前面ガラスと；を具備
したランプ装置としたので、放電ランプを垂直に位置さ
せて垂直点灯させた場合であっても、上側の封止部の温
度上昇が低く、これにより、電極構体の酸化の発生を抑
制することができて寿命を伸ばすことができるものであ
る。
【００１６】請求項２記載の発明は、点灯手段に接続さ
れた請求項１記載のランプ装置と；液晶駆動手段により
駆動される液晶表示パネルと；前記ランプ装置から照射
されて前記液晶表示パネルを通した光をスクリーンに投
光する光学系と；点灯手段、ランプ装置、液晶駆動手
段、液晶表示パネル及び光学系を収容するとともに前記
液晶表示パネルを透過した光をスクリーンに投光させる
開口が形成された筐体とにより液晶プロジェクタを形成
したので、高輝度の寿命の長い放電ランプを備えた液晶
プロジェクタを製造することができる。
れた請求項１記載のランプ装置と；液晶駆動手段により
駆動される液晶表示パネルと；前記ランプ装置から照射
されて前記液晶表示パネルを通した光をスクリーンに投
光する光学系と；点灯手段、ランプ装置、液晶駆動手
段、液晶表示パネル及び光学系を収容するとともに前記
液晶表示パネルを透過した光をスクリーンに投光させる
開口が形成された筐体とにより液晶プロジェクタを形成
したので、高輝度の寿命の長い放電ランプを備えた液晶
プロジェクタを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の第一の実施の形態を示すもので、放電
ランプの正面図である。
ランプの正面図である。
【図２】その放電ランプの側面図である。
【図３】図１に示した放電ランプを使用したランプ装置
の縦断正面図である。
の縦断正面図である。
【図４】本発明の第二の実施の形態を示すもので、液晶
プロジェクタの内部構造の概略を示す縦断側面図であ
る。
プロジェクタの内部構造の概略を示す縦断側面図であ
る。
１ 放電ランプ ２ 気密容器 ３ 膨出部 ４ 放電空間 ５ 陽極 ６ 陰極 ７ 電極構体 ８ 電極構体 ２３ 下側封止部 ２４ 上側封止部 ３０ ランプ装置 ３２ 反射鏡 ３７ 点灯手段 ３８ 液晶駆動手段 ３９ 液晶表示パネル ４０ スクリーン ４１ 光学系 ４４ 開口 ４５ 筐体
Claims (2)
- 【請求項１】 膨出部と封止部とを有した石英ガラス製
の気密容器と、前記膨出部に封入され水銀を有する放電
媒体と、前記膨出部内の放電空間内で互いに対向する陽
極及び陰極をそれぞれ有して前記気密容器の両端に配設
された一対の電極構体とを具備し、前記膨出部の下側の
封止部の長さに対して前記膨出部の上側の封止部の長さ
を大きく設定した放電ランプと；この放電ランプの発光
部を焦点に位置させて前記放電ランプを垂直に保持する
ことにより前記放電ランプからの光を上方に反射する反
射鏡と；この反射鏡の開口を覆って前記放電ランプを密
閉する前面ガラスと；を具備することを特徴とするラン
プ装置。 - 【請求項２】 点灯手段に接続された請求項１記載のラ
ンプ装置と；液晶駆動手段により駆動される液晶表示パ
ネルと；前記ランプ装置から照射されて前記液晶表示パ
ネルを通した光をスクリーンに投光する光学系と；点灯
手段、ランプ装置、液晶駆動手段、液晶表示パネル及び
光学系を収容するとともに前記液晶表示パネルを透過し
た光をスクリーンに投光させる開口が形成された筐体
と；を具備することを特徴とする液晶プロジェクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10121473A JPH11317196A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ランプ装置及び液晶プロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10121473A JPH11317196A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ランプ装置及び液晶プロジェクタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11317196A true JPH11317196A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14812031
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10121473A Pending JPH11317196A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ランプ装置及び液晶プロジェクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11317196A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001040861A1 (fr) * | 1999-12-02 | 2001-06-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Lampe a decharge et dispositif de lampe |
| JP2006092865A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | Ushio Inc | ショートアーク型放電ランプ |
| JP4925378B1 (ja) * | 2011-09-02 | 2012-04-25 | 株式会社日興製作所 | Ｌｅｄ照明具 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP10121473A patent/JPH11317196A/ja active Pending
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