JPH11315621A - ルーフドレイン用仮設排水ホースの連結装置 - Google Patents
ルーフドレイン用仮設排水ホースの連結装置Info
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- JPH11315621A JPH11315621A JP13768398A JP13768398A JPH11315621A JP H11315621 A JPH11315621 A JP H11315621A JP 13768398 A JP13768398 A JP 13768398A JP 13768398 A JP13768398 A JP 13768398A JP H11315621 A JPH11315621 A JP H11315621A
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Abstract
ーフドレインの排水管部に取り付けられる仮設排水ホー
スの、その着脱を簡単に行い得る連結装置を提供する。 【解決手段】 ルーフドレインの排水管部3に外嵌又は
内嵌される継手管8の流入側端部9に、前記排水管部3
の被嵌合周面3’に密嵌される環状パッキン13を嵌装
するとともに、継手管8の流出側端部10を嵌合端15
として仮設排水ホース14を外嵌し、前記環状パッキン
13の密嵌作用を介して継手管8を排水管部3に着脱可
能に保持させるようにした。
Description
ニー等の露天床部に埋設施工されたルーフドレインに樋
管を取り付ける迄の間使用する仮設排水ホースの連結装
置に関する。
ダ,バルコニー等の露天床部における雨水の排水手段
は、各階の露天床部にルーフドレインを埋設施工すると
ともに、各ルーフドレインに上下方向の樋管を取り付け
て直列状に連通させてなり、雨水を導いて下水溝へ排水
し得るようになっている。
ンを連通する樋管は、各階の全てのルーフドレインを埋
設施工した後で取り付けられるため、該樋管を取り付け
る前に降雨があると、各ルーフドレインから流れ落ちる
雨水によって、階下の露天床部が水浸しになってしま
う。
部aにルーフドレインbを埋設施工した後、ルーフドレ
インbの排水管部cに仮設排水ホースdを外嵌させて、
該仮設排水ホースdを紐,針金等の適宜の線材eで緊締
して固定し、樋管を取り付ける迄の間、該仮設排水ホー
スdによって雨水を外部に排水するようにしている。
な従来構成にあっては、仮設排水ホースdの取り付け及
び取り外しに手間と時間が掛かり、作業性が悪いという
問題点があった。
改善を試みたものであって、仮設排水ホースの着脱を簡
単に行い得るルーフドレイン用仮設排水ホースの連結装
置を提供することを目的とするものである。
皿部に連成された排水管部とを備え、露天床部に埋設施
工されたルーフドレインの、その排水管部に仮設排水ホ
ースを着脱可能に取り付けるためのものであって、前記
排水管部に外嵌又は内嵌される継手管の流入側端部に、
前記排水管部の被嵌合周面に密嵌される環状パッキンを
嵌装する一方、前記継手管の流出側端部を前記仮設排水
ホースが外嵌される嵌合端としたことを特徴とするルー
フドレイン用仮設排水ホースの連結装置である。
水管部に、継手管の流入側端部を嵌合することにより、
該流入側端部に嵌装されている環状パッキンがその弾性
変形を介して排水管部の被嵌合周面に密嵌されて継手管
が保持される。ここで、該継手管の流出側端部の嵌合端
に外嵌される仮設排水ホースは、予め該嵌合端に取り付
けておくことができるため、上記のように継手管をルー
フドレインの排水管部に嵌合するだけで、該継手管を介
して仮設排水ホースをルーフドレインの排水管部に簡単
に装着することができる。また、この装着状態にあっ
て、継手管の流入側端部をルーフドレインの排水管部か
ら引き抜くことにより、該継手管とともに仮設排水ホー
スを簡単に取り外すことができる。
を、その流出側に至るに従って次第に径小となるテーパ
状に形成する構成が好適な実施態様として提案され得
る。これにより、前記嵌合端に径の異なる仮設排水ホー
スを取り付けることが可能となる。
端の外周面に、継手管の軸線方向に沿う波状の凹凸面を
形成する構成が好適な実施態様として提案され得る。こ
のようにすれば、仮設排水ホースの外嵌時における水密
性を高めることができるとともに、継手管からの仮設排
水ホースの抜け止め作用を高めることができる。
を、図1〜図3について説明する。
って、該ドレイン本体1は、受皿部2と該受皿部2に連
成されて下方に延出された排水管部3とを備えてなる縦
引きドレイン用として構成されており、バルコニー等の
露天床部4に埋設施工されている。ここで、前記受皿部
2は、露天床部4の上面に露出される一方、排水管部3
は、露天床部4に下方を開放して形成された樋管の挿通
孔5内に位置するように配置されており、該排水管部3
の外周面を、後述の継手管8の流入側端部9が外嵌され
る被嵌合周面3’としている。また、前記挿通孔5の内
周面には、ドレイン本体1の露天床部4への埋設施工時
に該ドレイン本体1をコンクリート型枠上に支持するた
めに使用された筒状スペーサ6が残留しており、該筒状
スペーサ6によって挿通孔5の内周面が覆われている。
設排水ホースの連結装置を示す。8は、該連結装置7を
構成する継手管であって、該継手管8は、その上部の流
入側端部9から、その下部の流出側端部10に至るに従
って次第に径小となるテーパ状に形成されている。この
継手管8の流入側端部9の内周には、前記ドレイン本体
1の排水管部3に外嵌し得る大きさの環状溝11aが形
成されており、該環状溝11a内に、内周面に複数の環
状舌片12が突成された環状パッキン13が嵌装されて
いる。該環状パッキン13は、ゴム,軟質合成樹脂等の
適宜の弾性を備えた素材によって形成されており、該素
材として特に耐候性、耐久性、耐薬品性等に優れたクロ
ロプレンが好適に使用され得る。また、継手管8は、流
入側端部9をドレイン本体1の排水管部3に外嵌した状
態において、流出側端部10が前記露天床部4の下方に
突出する適宜の長さに設定されている。
排水ホース14を外嵌し得る嵌合端15となっている。
該嵌合端15は、継手管8のテーパ形状に連続してその
流出側に至るに従って次第に径小となるように形成され
ており、また、該嵌合端15の外周面には、図3に示す
ように、継手管8の軸線方向に沿う波状の凹凸面16が
形成されている。
外嵌され、該仮設排水ホース14が緊締バンド17によ
って止着される。ここで、嵌合端15は、上記のように
その流出側に至るに従って次第に径小となるように形成
されていることにより、径の異なる種々の仮設排水ホー
ス14を外嵌し得るとともに、その外周面に形成されて
いる波状の凹凸面16によって、仮設排水ホース14の
外嵌時における水密性を高め、かつ該仮設排水ホース1
4の抜け止め作用を高める得るようになっている。
継手管8の流出側端部10の嵌合端15に予め仮設排水
ホース14を外嵌し、緊締バンド17によって止着した
状態で、継手管8の流入側端部9をルーフドレインの排
水管部3に外嵌すると、該流入側端部9に嵌装されてい
る環状パッキン13が環状舌片12の弾性変形を介して
排水管部3の被嵌合周面3’に密嵌されて継手管8が保
持される。これにより、継手管8を排水管部3に嵌合す
るだけで、該継手管8を介して仮設排水ホース14を排
水管部3に簡単に装着することができる。
継手管8の嵌合端15に予め取り付けることなく、継手
管8のみを排水管部3に外嵌し、然る後、その嵌合端1
5に仮設排水ホース14を取り付けることもできる。こ
の場合でも、継手管8の嵌合端15が露天床部4の下方
に突出しているため、その取り付けを容易に行うことが
できる。
流入側端部9をルーフドレインの排水管部3から引き抜
くことにより、環状パッキン13の弾性変形を介して排
水管部3から継手管8が外れ、該継手管3とともに仮設
排水ホース14を簡単に取り外すことができる。
は、排水管部3の内周に樋管螺着用の雌螺子18が形成
されているルーフドレインに適用する仮設排水ホースの
連結装置7の構成を示すものであって、継手管8の流入
側端部9の外周には、前記排水管部3に内嵌し得る大き
さの環状溝11bが形成されており、該環状溝11b内
に、外周面に複数の環状舌片12が突成された環状パッ
キン13が嵌装されている。また、前記排水管部3の雌
螺子18を、継手管8の流入側端部9が内嵌される被嵌
合周面3’としている。その他の構成は、第1実施例と
同様であり、同一部分には同一符合を付して重複する説
明を省略する。
ルーフドレインの排水管部3に、継手管8の流入側端部
9を内嵌することにより、該流入側端部9に嵌装されて
いる環状パッキン13が環状舌片12の弾性変形を介し
て排水管部3の被嵌合周面3’に密嵌されて継手管8が
保持される。ここで、該継手管8の流出側端部10の嵌
合端15に外嵌される仮設排水ホース14は、予め該嵌
合端15に取り付けておくことができるため、上記のよ
うに継手管8を排水管部3に嵌合するだけで、該継手管
8を介して仮設排水ホース14をルーフドレインの排水
管部3に簡単に装着することができる。また、この装着
状態にあって、継手管8の流入側端部9を排水管部3か
ら引き抜くことにより、該継手管8とともに仮設排水ホ
ース14を簡単に取り外すことができる。
におけるルーフドレインのドレイン本体1は、断面L形
の受皿部2と該受皿部2に連成されて側方に延出された
排水管部3とを備えてなる横引きドレイン用として構成
されており、バルコニー等の露天床部4の隅に埋設施工
されている。前記排水管部3は露天床部4から立上がる
側壁4’に外側方を開放して形成された樋管の挿通孔
5’内に位置するように配置されている。該排水管部3
の内周には、樋管螺着用の雌螺子18が形成されてお
り、該雌螺子18を、継手管8の流入側端部9が内嵌さ
れる被嵌合周面3’としている。
する継手管8は、雨水の自然流下が可能なように、流出
側端部10が流入側端部9より低位となるように形成さ
れている。また、継手管8の流入側端部9の外周には、
前記排水管部3に内嵌し得る大きさの環状溝11bが形
成されており、該環状溝11b内に、外周面に複数の環
状舌片12が突成された環状パッキン13が嵌装されて
いる。その他の構成は、第1実施例と同様であり、同一
部分には同一符合を付して重複する説明を省略する。
ルーフドレインの排水管部3に、継手管8の流入側端部
9を内嵌することにより、該流入側端部9に嵌装されて
いる環状パッキン13が環状舌片12の弾性変形を介し
て排水管部3の被嵌合周面3’に密嵌されて継手管8を
保持することができる。これにより、該継手管8の嵌合
端15に取り付けられる仮設排水ホース14をルーフド
レインの排水管部3に簡単に装着することができる。ま
た、継手管8の流入側端部9を排水管部3から引き抜く
ことにより、該継手管8とともに仮設排水ホース14を
簡単に取り外すことができる。
流入側端部9から流出側端部10に至るに従って次第に
径小となるテーパ状に形成するようにしているが、この
テーパ形状を、流出側端部10の嵌合端15部分にのみ
形成するようにして、径の異なる仮設排水ホース14の
取り付けに対応させるようにしてもよい。また、環状パ
ッキン13は、その弾性変形を介して排水管部3の被嵌
合周面3’に密嵌し得るものであれば環状舌片12を有
しないものであってもよい。
設施工されたルーフドレインの排水管部3に外嵌又は内
嵌される継手管8の流入側端部9に、前記排水管部3の
被嵌合周面3’に密嵌される環状パッキン13を嵌装す
る一方、前記継手管8の流出側端部10を仮設排水ホー
ス14が外嵌される嵌合端15とした仮設排水ホースの
連結装置であるから、継手管8をルーフドレインの排水
管部3に嵌合するだけで、該継手管3を介して仮設排水
ホース14を排水管部3に簡単に装着することができる
ととももに、継手管8を排水管部3から引き抜くだけ
で、該継手管8とともに仮設排水ホース14を簡単に取
り外すことができる。これにより、排水管部3に対する
仮設排水ホース14の着脱が容易となり、その作業性を
向上させることができる。
流出側に至るに従って次第に径小となるテーパ状に形成
することにより、該嵌合端15に径の異なる仮設排水ホ
ース14を取り付けることができ、さらに、前記継手管
8の嵌合端15の外周面に、継手管8の軸線方向に沿う
波状の凹凸面16を形成することにより、仮設排水ホー
ス14の外嵌時における水密性及び抜け止め作用を高め
得る等の優れた効果がある。
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
態を示す縦断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】受皿部と該受皿部に連成された排水管部と
を備え、露天床部に埋設施工されたルーフドレインの、
その排水管部に仮設排水ホースを着脱可能に取り付ける
ためのものであって、前記排水管部に外嵌又は内嵌され
る継手管の流入側端部に、前記排水管部の被嵌合周面に
密嵌される環状パッキンを嵌装する一方、前記継手管の
流出側端部を前記仮設排水ホースが外嵌される嵌合端と
したことを特徴とするルーフドレイン用仮設排水ホース
の連結装置。 - 【請求項2】前記継手管の嵌合端を、その流出側に至る
に従って次第に径小となるテーパ状に形成したことを特
徴とする請求項1に記載したルーフドレイン用仮設排水
ホースの連結装置。 - 【請求項3】前記継手管の嵌合端の外周面に、継手管の
軸線方向に沿う波状の凹凸面を形成したことを特徴とす
る請求項1又は請求項2に記載したルーフドレイン用仮
設排水ホースの連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13768398A JP3929597B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ルーフドレイン用仮設排水ホースの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13768398A JP3929597B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ルーフドレイン用仮設排水ホースの連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11315621A true JPH11315621A (ja) | 1999-11-16 |
JP3929597B2 JP3929597B2 (ja) | 2007-06-13 |
Family
ID=15204378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13768398A Expired - Lifetime JP3929597B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | ルーフドレイン用仮設排水ホースの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3929597B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007107309A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Takiron Co Ltd | 樋継手 |
JP2012092556A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Kaneso Co Ltd | ルーフドレイン用仮設排水装置 |
JP6010171B1 (ja) * | 2015-04-03 | 2016-10-19 | 株式会社中部コーポレーション | 仮設排水金具 |
JP6425322B1 (ja) * | 2018-06-08 | 2018-11-21 | 株式会社スマイルユウ | 漏水防止型ドレン |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP13768398A patent/JP3929597B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007107309A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Takiron Co Ltd | 樋継手 |
JP2012092556A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Kaneso Co Ltd | ルーフドレイン用仮設排水装置 |
JP6010171B1 (ja) * | 2015-04-03 | 2016-10-19 | 株式会社中部コーポレーション | 仮設排水金具 |
JP6425322B1 (ja) * | 2018-06-08 | 2018-11-21 | 株式会社スマイルユウ | 漏水防止型ドレン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3929597B2 (ja) | 2007-06-13 |
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