JP6425322B1 - 漏水防止型ドレン - Google Patents

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Abstract

【課題】孔部とドレンとの接合面に向けての通水をなくして漏水を防止する漏水防止型ドレンを提供すること。【解決手段】管状のドレン本体21、23と、ドレン本体の外側面に設けられたパッキンとを備える漏水防止型ドレン2を提供する。パッキンを水膨張性シーリング部材22とし、ドレン本体内21の水を水膨張性シーリング部材に向けて送水する送水孔11aを備える漏水防止型ドレン2としてもよい。特に、湾曲部23bの先端に水膨張性シーリング部材22を設けると効果的である。【選択図】図2

Description

本発明は、漏水を防止した漏水防止型ドレンに関する。
屋上などから雨水を排水するために、ドレンが用いられる(例えば特許文献1参照)。ここで、大雨の時等には、十分な排水ができず、ドレンを貫通される建物面(壁面)に設けられた孔部とドレンとの接合面が剥がれ、そこから漏水してしまうことがある。
かかる漏水を防止するためには、孔部とドレンとの接合面に向けての通水をなくせばよいが、そのようなものは知られていなかった。
特開2016−103178号公報
本発明は、孔部とドレンとの接合面に向けての通水をなくして漏水を防止する漏水防止型ドレンを提供することを課題とする。
本発明の漏水防止型ドレンは、
板状の建物面に設けられた孔部に挿入され、前記建物面の一側の水を他側に排出するドレンであって、
管状のドレン本体と、
前記ドレン本体の外側面に設けられたパッキンとを備えることを特徴とする。
この特徴によれば、パッキンによって孔部とドレンとの接合面に向けての通水をなくして漏水を防止することができる。
本発明の漏水防止型ドレンは、
前記パッキンは水膨張性シーリング部材であり、
前記ドレン本体は、前記パッキンに接する箇所において、前記ドレン本体内の水を前記パッキンに向けて送水する送水孔を備えることを特徴とする。
この特徴によれば、水膨張性シーリング部材によって孔部とドレンとの接合面に向けての通水をなくして、漏水が防止することができる。漏水に至るまでの水位になる前に、孔部から水膨張性シーリング部材に送水され、水膨張性シーリング部材が膨張して漏水防止型ドレンを強固に固定する。
本発明の漏水防止型ドレンは、
前記ドレン本体は、湾曲部を有し、
前記パッキンは、前記湾曲部に対して先端の側に設けられることを特徴とする。
この特徴によれば、既設ドレンを残したままで、漏水防止型ドレンを設置し、漏水を防止することができる。
本発明によれば、孔部とドレンとの接合面に向けての通水をなくして漏水を防止する漏水防止型ドレンが提供される。
図1は、従来のドレンの問題点を説明する図である。 図2は、漏水防止型ドレンの使用状態を示す図である。 図3は、パイプ部分と水膨張性シーリング部材の詳細構造を示す図である。
まず、漏水の発生について、説明する。
図1は、従来のドレンの問題点を説明する図である。ドレン1(基端部分11とパイプ部分13からなるドレン本体及びストレーナキャップ14を備える)が、建物面5の孔部51に挿入され、建物面5の一側(図において右側)の水を他側に設けられた雨どい6に排出する。
建物面5(別面5aを含む)には、防水シート52が付設されており、建物面5は防水シート52によって保護されている。管状のドレン本体に流入する水は、防水シート52によって建物面5に接しないようになっている。
ここで、大雨等の場合、雨どい6内を水が逆流することがある。その際、ドレン本体のパイプ部分13と雨どい6との間には空隙が存在するので、その空隙に水が流入する。
流入した水は、ドレン本体の基端部分11孔部51との接合部に達し、そこで止められる。しかし、何らかの理由(例えば経年劣化)により接合が不十分であると、その接合部から水が流出する。流出した水は防水シート52の建物面5側に流れることとなり、建物面5を通って漏水してしまう。
なお、横引きドレン(図1(A))、縦引きドレン(図1(B))のいずれでも、同様である。
以下、本発明の実施例について、説明する。
図2は、漏水防止型ドレンの使用状態を示す図である。図1におけるドレン1からストレーナキャップ14を除去し、そこに漏水防止型ドレン2を設置したものである。
漏水防止型ドレン2は、基端部分21とパイプ部分23からなるドレン本体及び水膨張性シーリング部材(パッキン)22を備え、ストレーナキャップ24等が付されている。
ドレン本体21は、水を通す管状部材である。ドレン本体の水膨張性シーリング部材22に接する箇所(本実施例ではパイプ部分23)には、多数の送水孔23aが設けられている。
水膨張性シーリング部材12は、パイプ部分23とその外周の物とを接合するパッキンである。吸水して膨張する材質のものであり、吸水によって接合が強固になる。
漏水防止型ドレン2によれば、大雨などで水が逆流すると、送水孔23aを介して水膨張性シーリング部材22に水が送られ、水膨張性シーリング部材22が膨張して、パイプ部分23と雨どい6との間の空隙を閉鎖する。これにより、漏水が防止される。
また、水が逆流しない時にも、特に多量な水がドレン本体を流れる逆流直前においては、送水孔23aを介して水膨張性シーリング部材22に水が送られている。漏水がより確実に防止される。
なお、横引きドレン(図2(A))、縦引きドレン(図2(B))のいずれでも、同様である。
ここで、水膨張性シーリング部材22は、パイプ部分23の先端付近(図2(A)においては湾曲部23bよりも先端側)に設けられている。既設ドレン1のパイプ部分13よりから突出し、パイプ部分23と雨どい6との間を封止するためである。
なお、既設のドレン1を完全に除去し(又は新規にドレンを設置し)、ドレン1を用いずに漏水防止型ドレン2のみを使用することもできる。その場合には、水膨張性シーリング部材22を、ドレン本体の周縁の任意の箇所に設けることができる。
以上説明したように、本実施例の漏水防止型ドレン2によれば、水膨張性シーリング部材22によって、パイプ部分23と雨どい6との間の空隙が閉鎖され、漏水が防止される。
本実施例は、漏水防止型ドレン2の詳細について説明するものである。漏水防止型ドレン2の構造は実施例1と同様である。横引きドレン(図2(A))について説明する。
図3は、パイプ部分と水膨張性シーリング部材の詳細構造を示す図である。図2(A)において拡大表示した箇所をより詳細に示したものである。
パイプ部分23は、湾曲した雨どい6に挿入して湾曲部23bを形成するため蛇腹形状であり、外周に蛇腹突起23cが存在する。
水膨張性シーリング部材22は、蛇腹突起23cに合わせた形状で、パイプ部分23の外周全体に接して設けられている。
送水孔23aは、蛇腹突起23cのない箇所に設けられている。
水膨張性シーリング部材22は、膨張前は図に実線で示したとおり雨どい6よりも十分に細く、パイプ部分23を雨どい6に容易に挿入することができる。
吸水して膨張することで、図に点線で示したとおり雨どい6に密着し、パイプ部分23と雨どい6との間の空隙が閉鎖して、漏水を防止する。
以上説明したように、本実施例の漏水防止型ドレン2は、蛇腹形状で湾曲可能なパイプ部分23に水膨張性シーリング部材22を設けることができる。
本実施例は、漏水防止型ドレン2を設置する手順について説明するものである。漏水防止型ドレン2の構造は実施例1、2と同様である。
まず、既設のドレン1のうち、ドレン本体11を除く部分(ストレーナキャップ14等)を撤去する。かかる部分は、ドレン本体に着脱容易に設計されていることが多く、容易に撤去できる。
次に、建物面5の一側に、防水シート52の上からマット4を敷設する。
次に、漏水防止型ドレン2を図の通りの箇所に配置する。すなわち、パイプ部分23を既設ドレンのパイプ部分13に挿入する。
その際、水膨張性シーリング部材22は膨張しておらず、既設ドレンのパイプ部分13を容易に通過する。
最後に、漏水防止型ドレン2の基端側をマット4に接着して設置が完了する。
以上説明したように、漏水防止型ドレン2によれば、既設のドレン1を交換することなく、漏水防止型ドレン2を追加設置することで、漏水を防止することができる。
孔部とドレンとの接合面に向けての通水をなくして漏水を防止する漏水防止型ドレンである。多くの建築業者による利用が期待される。
1 ドレン
11 ドレン本体(基端部分)
12 水膨張性シーリング部材
13 ドレン本体(パイプ部分)
14 ストレーナキャップ
2 漏水防止型ドレン
21 ドレン本体(基礎部分)
22 水膨張性シーリング部材
23 ドレン本体(パイプ部分)
23a 送水孔
23b 湾曲部
23c 蛇腹突起
24 ストレーナキャップ
3 樹脂モルタル
4 マット
5 建物面
51 孔部
52 防水シート
6 雨どい

Claims (2)

  1. 板状の建物面に設けられた孔部に挿入され、前記建物面の一側の水を他側に排出するドレンであって、
    管状のドレン本体と、
    前記ドレン本体の外側面に設けられたパッキンとを備え
    前記パッキンは水膨張性シーリング部材であり、
    前記ドレン本体は、前記パッキンに接する箇所において、前記ドレン本体内の水を前記パッキンに向けて送水する送水孔を備えることを特徴とする、漏水防止型ドレン。
  2. 前記ドレン本体は、湾曲部を有し、
    前記パッキンは、前記湾曲部に対して先端の側に設けられることを特徴とする、請求項に記載の漏水防止型ドレン。
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Citations (4)

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JPS534425U (ja) * 1976-06-30 1978-01-17
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