JP7507404B2 - 雨水排水構造 - Google Patents

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本開示は、下屋を備える建物において雨水を排水する雨水排水構造に関する。
従来、雨水排水構造としては、特許文献1に記載されているものがある。図5に示すように、その雨水排水構造101は、這樋と称されて下屋120に沿うように配置される筒状の樋体104を有する。この筒状の樋体104は、階上屋根110に降り注いだ雨水を下方に案内するのに用いられる。この筒状の樋体104の下端は、略L字型に屈曲し、屈曲した部分の先端は、下屋(階下屋根)120の軒樋105内に配置される。この雨水排水構造101は、階上屋根110の雨水を階下の軒樋105に合流させて排水するようになっている。
特開平11-71871号公報
雨水排水構造101では、階上屋根110に降り注いだ雨水を下屋120の軒樋105に放出するようになっているので、雨水を階上屋根110から直接地上まで導く縦樋を削減でき、地上付近に位置すると邪魔になり易い縦樋の数を少なくし易い。しかし、雨水排水構造101において、排水量が多くなって、雨水が筒状の樋体104内を隙間が少ない状態で通過してサイフォン現象が発生すると、下屋の軒樋105が上方から合流する雨水の高い水圧によって破損する虞があり、軒樋105内の雨水が跳ね上がって軒樋105から溢れる虞もある。
そこで、本開示の目的は、下屋よりも上方の屋根からの雨水が流れる縦管からの雨水で下屋の軒樋が破損することを防止でき、地上に雨水を導く縦樋の数も少なくし易い雨水排水構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、本開示に係る雨水排水構造は、下屋を備える建物に設置されて雨水を排水する雨水排水構造であって、下屋の軒先に取り付けられ、貫通孔を有する軒樋と、貫通孔を通過すると共に、下屋よりも上方の屋根からの雨水が流れる縦管と、縦管の周囲を全周に亘って覆うと共に、軒樋における貫通孔の縁部に取り付けられる立壁と、軒樋からの雨水を軒樋よりも下側の位置で縦管内を流れる雨水に合流させる雨水合流構造と、を備える。
なお、本明細書において、鉛直方向に関する文言、例えば、上方、下方、上側、下側等が用いられた場合、その文言は、雨水排水構造が下屋を有する建物に適切に設置された状態で表現されているものとする。
本開示に係る雨水排水構造によれば、下屋よりも上方の屋根からの雨水が流れる縦管からの雨水で下屋の軒樋が破損することを防止でき、地上に雨水を導く縦樋の数も少なくし易い。
本開示の一実施形態に係る雨水排水構造を側方から見たときの側方図であり、雨水排水構造の立壁と排水ドレンの一部のみを断面で示している側方図である。 上記雨水排水構造における立壁周辺の拡大斜視図である。 上記雨水排水構造における立壁周辺を、軒樋の延在方向外側から見たときの正面図である。 縦管の中心軸と軒樋の幅方向とを含む平面で、上記雨水排水構造における立壁周辺を切断したときの断面図である。 従来の雨水排水構造を説明する図である。
以下に、本開示に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下において複数の実施形態や変形例などが含まれる場合、それらの特徴部分を適宜に組み合わせて新たな実施形態を構築することは当初から想定されている。また、以下の実施例では、図面において同一構成に同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、複数の図面には、模式図が含まれ、異なる図間において、各部材における、縦、横、高さ等の寸法比は、必ずしも一致しない。また、本明細書で、「略」という文言を用いた場合、「大雑把に言って」という文言と同じ意味合いで用いており、「略~」という要件は、人がだいたい~のように見えれば満たされる。例を挙げれば、「略鉛直方向に延在する」という要件は、人が鉛直方向に延在していると認識できれば満たされる。また、以下の説明で、特別な説明を行わずに、単に2つの管を接続すると言及した場合、2つの管は、接着剤や圧入部等で構成される固定部によって接続されているものとする。また、以下で説明される構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素であり、必須の構成要素ではない。
図1は、本開示の一実施形態に係る雨水排水構造1を側方から見たときの側方図であり、雨水排水構造1の立壁50と軒樋用排水ドレン72の一部のみを断面で示している側方図である。この雨水排水構造1は、図5で図示した建物と同様の構造を有する建物、すなわち、階上屋根と、階上屋根よりも下方に位置する下屋(階下屋根)を含む建物に設置される。
図1に示すように、雨水排水構造1は、軒樋10、縦管20、立壁50、及び雨水合流構造70を備える。軒樋10は、その延在方向の間隔をおいた複数個所において耳部11a,11b(図3参照)を図示しない吊金具を用いて下屋の軒先に固定することで該軒先に設置される。軒樋10は、下屋の軒先に沿って延在し、下屋に降り注いだ雨を収容する。軒樋10は、貫通孔15(図4参照)を有する。縦管20は、上方から地上まで略鉛直方向に延在して、階上屋根に降り注いだ雨水を地上に案内するのに用いられる。縦管20は、第1縦管22、拡径管24、接続管26、合流部を構成する枝管28、及び第2縦管30を含む。それらの管22,24,26,28,30は、塩化ビニル等の樹脂材料で構成されてもよく、鋳鉄等の金属材料で構成されてもよい。
図示しないが、雨水排水構造1が設置されている建物には、図5に示す排水管構造と同様の構成を有する排水管構造が設置されている。詳しくは、その排水管構造は、階上屋根の軒樋から建物の壁部に沿って鉛直方向下方に延びる上側排水管(図5に参照番号103で示す排水管に対応する排水管)を含む。また、その排水管構造は、その上側排水管に接続されると共に下屋に沿うように下側に延びる下側排水管(図5に参照番号104で示す排水管に対応する排水管)を含む。階上屋根に降り注いだ雨水は、その排水管構造に案内されることで、建物の壁部に沿って鉛直方向下側に流下し、その後、下屋に沿うように下屋の軒先周辺まで流下する。
第1縦管22の上端部は、上記下側排水管の下端部に接続される。第1縦管22は、軒樋10の上方から鉛直方向の下方に延在して、貫通孔15を通過して、軒樋10よりも下側まで延びる。拡径管24の上端部は、第1縦管22の下端部に接続される。拡径管24の内周面は、略円錐台形状を有し、鉛直方向下側に行くにしたがって内径が大きくなっている。接続管26は、その上端部が、拡径管24の下端部に接続される。接続管26は、VP管やVU管等で構成され、鉛直方向に延在する。
枝管28は、二股に分岐する45°Y管で構成され、異なる2つの経路で上方から流下してきた雨水を合流させる機能を有する。枝管28は、略鉛直方向に延びる主管部28aと、枝管部28bを有し、枝管部28bは、主管部28aの延在方向の中央部から鉛直方向に傾斜する方向に斜め上方に延在する。
第2縦管30の上端部は、主管部28aの下端部に接続される。第2縦管30は、鉛直方向に延在して、主管部28aからの雨水を地上5まで案内する。第1縦管22の内径は、拡径管24の上端の小径側の内径と略同一になっており、拡径管24の下端の大径側の内径、主管部28aの内径、及び第2縦管30の内径は、略同一になっている。よって、縦管20において軒樋10を通過する第1縦管22の内径が縦管20において枝管28よりも下に位置する第2縦管30の内径よりも小さくなっている。2つの経路で流下してきた雨水が合流する周辺箇所、すなわち、主管部28aの高さ位置の中点から、地上までの鉛直方向長さtは、如何なる長さでもよいが、3M以上の長さであると好ましい。
立壁50は、第1縦管22の周囲を全周に亘って覆うと共に、軒樋10における貫通孔15の縁部に取り付けられる。立壁50は、軒樋10内の雨水が貫通孔15を介して外部に漏れることを抑制する。立壁50の構造については、後で図2~図4を用いて詳細に説明する。雨水合流構造70は、上記枝管28、軒樋用排水ドレン(以下、単に排水ドレンという)72、縦樋継手74、接続管76、エルボ78、及び呼び樋80を有する。
軒樋10には、上記貫通孔15とは別の貫通孔18が設けられている。排水ドレン72は、貫通孔18を貫通するように配置され、軒樋10から下側に突出する略円筒状の下側部分72aを有する。排水ドレン72の下側部分72aには雄ねじが設けられている。縦樋継手74は、環状部材であり、上側端部に径方向に広がる円環状のフランジ74aを有する。縦樋継手74は、内周面に雌ねじを有する。排水ドレン72の下側部分72aの雄ねじに縦樋継手74の雌ねじを螺号して、縦樋継手74を排水ドレン72の上側部分72b側に締め付ける。そして、縦樋継手74のフランジ74aと排水ドレン72の上側部分72bとで貫通孔18の環状の縁部を上下両側から挟むことで、排水ドレン72及び縦樋継手74を軒樋10に固定する。
接続管76の上端部は、縦樋継手74の下端部に接続され、接続管76の下端部には、エルボ78の上端部が接続される。エルボ78は、45°エルボで構成される。エルボ78は、鉛直上方からの雨水の流れ方向を、鉛直方向から縦管20側の斜め下側方向に変更する。呼び樋80の上端部は、エルボ78の下端部に接続される。呼び樋80は、VP管やVU管等で構成され、鉛直方向に対して傾斜する方向に延在する。呼び樋80の下端部は、枝管28の枝管部28bの上端部に接続される。呼び樋80は、エルボ78からの雨水を鉛直方向に対して斜め下側に案内し、枝管28内に合流させる。
雨水合流構造70の設置により、下屋からの雨水を、軒樋10及び雨水合流構造70を介して第2縦管30内に案内できる。よって、縦管20内を流下してきた階上屋根からの雨水と、雨水合流構造70内を流下してきた下屋の軒樋10からの雨水を、同じ第2縦管30を介して地上まで案内でき、その結果、地上付近の縦樋の数を少なくできる。
図2は、雨水排水構造1における立壁周辺の拡大斜視図であり、図3は、雨水排水構造1における立壁周辺を、軒樋の延在方向外側から見たときの正面図である。図2に示すように、立壁50は、筒状構造を有し、第1縦管22の周囲を全周に亘って覆っている。図3に示すように、立壁50の上端53は、高さ方向に関して、軒樋10において吊具を係止する耳部11a,11bの下端17近傍に位置する。ここで、高さ方向に関して、耳部11a,11bの下端17近傍を、耳部11a,11bの下端17よりも2cm高い位置から耳部11a,11bの下端17よりも5cm低い位置までの高さ範囲として定義してもよい。
図4は、第1縦管22の中心軸と軒樋10の幅方向とを含む平面で、雨水排水構造1における立壁周辺を切断したときの断面図である。図4に示すように、立壁50は、第1立壁52と、第2立壁62を有する。第1立壁52は、軒樋10内において縦管20を全周に亘って覆う第1立壁部54を含む。また、第1立壁52は、第1立壁部54の下端部に繋がる環状の上縁接触部56を含む。環状の上縁接触部56は、軒樋10の底面19において貫通孔15の周囲に位置する上側環状縁部13に接触する。また、第1立壁52は、上縁接触部56の径方向の内方側の端部から貫通孔15を通過して軒樋10よりも下側まで延在する第2立壁部58を含む。第2立壁部58は、軒樋10よりも下側に位置する部分に雄ねじ58aを有している。
一方、第2立壁62は、軒樋10の下面において貫通孔15の周囲に位置する下側環状縁部16に接触する環状の下縁接触部64を含む。また、第2立壁62は、下縁接触部64の径方向の内方側の端部から下側に延在すると共に雄ねじ58aに螺号する雌ねじ66aを有する第3立壁部66を有する。第1立壁52の上縁接触部56を、軒樋10の上側環状縁部13に当接させた状態で、第2立壁62の第3立壁部66の雌ねじ66aを鉛直方向下側から雄ねじ58aに締め込む。このようにして、軒樋10の底板部14において貫通孔15の周縁に位置する環状の周縁部を、第1立壁52の上縁接触部56と第2立壁62の下縁接触部64とで挟持することで、貫通孔15からの水漏れを防止しながら立壁50を軒樋10の底板部14に取り付ける。
以上、雨水排水構造1は、下屋を備える建物に設置されて雨水を排水する。雨水排水構造1は、下屋の軒先に取り付けられ、貫通孔15を有する軒樋10、及び貫通孔15を通過すると共に、下屋よりも上方の屋根からの雨水が流れる縦管20を備える。また、雨水排水構造1は、縦管20の周囲を全周に亘って覆うと共に、軒樋10における貫通孔15の縁部に取り付けられる立壁50、及び軒樋10からの雨水を軒樋10よりも下側の位置で縦管20内を流れる雨水に合流させる雨水合流構造70を備える。
上記構成によれば、下屋よりも上方の階上屋根に降り注いだ雨水を流下させる縦管20が軒樋10を貫通して下側に延在するので、階上屋根に降り注いだ雨水が軒樋10を通過して軒樋10に放出させることがない。したがって、階上屋根からの雨水が流れる縦管20からの雨水で下屋の軒樋が破損することを防止できる。
更には、雨水合流構造70によって、軒樋10からの雨水を軒樋10よりも下側の位置で縦管20内を流れる雨水に合流させることができる。したがって、階上屋根に降り注いだ雨水を地上5に案内する縦管20を用いて下屋の軒樋10内の雨水を地上に案内することができ、階上屋根に降り注いだ雨と、下屋に降り注いだ雨を、共通の第2縦管30を用いて地上に案内することができる。よって、地上付近に位置すると邪魔になり易い縦樋の数を少なくできる。
また、立壁50の上端53が、高さ方向に関して軒樋10において吊具を係止する耳部11a,11bの下端17近傍に位置してもよい。
本構成によれば、軒樋10の底面19から立壁50の上端53までの高さを軒樋10の深さ程度の高さにすることができる。よって、軒樋10内の雨水が立壁50を乗り越えて貫通孔15を通じて外側に漏れることを略防止できる。また、立壁50の上端53が、軒樋10から上方に突出することがないので、立壁50が軒樋10の美観を損なうことも防止できる。
また、縦管20において軒樋10を通過する第1縦管22の内径が縦管20において枝管(合流部)28よりも下に位置する第2縦管30の内径よりも小さくてもよい。
本構成によれば、枝管(合流部)28よりも下方の第2縦管30の排水性能を、軒樋10を通過する第1縦管22の排水性能よりも高くできる。したがって、軒樋10からの雨水が、枝管28を介して第1縦管22内を流れる雨水に合流して、第2縦管30内を流れる雨水の水量が多くなっても、その多量の雨水を地上まで円滑に案内することができる。
なお、本開示は、上記実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項およびその均等な範囲において種々の改良や変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、立壁50の上端53が、高さ方向に関して軒樋10の耳部11a,11bの下端17近傍に位置する場合について説明した。しかし、立壁の上端は、軒樋の耳部の下端近傍以外の如何なる位置に存在してもよく、例えば、軒樋の耳部の上端近傍に位置してもよく、又は、軒樋の耳部の下端近傍よりも下方に位置してもよい。
また、縦管20において軒樋10を通過する第1縦管22の内径が縦管20において枝管(合流部)28よりも下に位置する第2縦管30の内径よりも小さい場合について説明した。しかし、縦管において軒樋を通過する第1縦管の内径が、縦管において合流部よりも下に位置する第2縦管の内径と同一でもよく、又は第2縦管の内径以上でもよい。
また、排水ドレン72を縦樋継手74にねじ止めすることで、排水ドレン72を軒樋10の底板部14に取り付ける場合について説明した。しかし、排水ドレンを縦樋継手又は配管に、接着剤、ボルト締めによる固定、又は圧入による嵌合等で固定することで、排水ドレンを縦樋の底板部に取り付けてもよい。
また、雨水合流構造70が、合流部としての45°Y管と、45°エルボとを含む場合について説明した。しかし、雨水合流構造は、軒樋からの雨水を軒樋よりも下側の位置で縦管内を流れる雨水に合流させることができる如何なる構造で構成されてもよく、例えば、合流部として、45°Y管の替わりにT字継手(90°Y管)を採用してもよく、また、45°エルボの替わりに90°エルボを用いてもよい。
1 雨水排水構造、 5 地上、 10 軒樋、 11a 耳部、 13 上側環状縁部、 14 底板部、 15 貫通孔、 16 下側環状縁部、 耳部の17 下端、 18 貫通孔、 19 底面、 20 縦管、 22 第1縦管、 24 拡径管、 26 接続管、 28 枝管、 28a 主管部、 28b 枝管部、 30 第2縦管、 50 立壁、 52 第1立壁、 53 上端、 54 第1立壁部、 56 上縁接触部、 58 第2立壁部、 58a 雄ねじ、 62 第2立壁、 64 下縁接触部、 66 第3立壁部、 66a 雌ねじ、 70 雨水合流構造、 72 排水ドレン、 74 縦樋継手、 76 接続管、 78 エルボ、 80 呼び樋。

Claims (3)

  1. 下屋を備える建物に設置されて雨水を排水する雨水排水構造であって、
    前記下屋の軒先に取り付けられ、貫通孔を有する軒樋と、
    前記貫通孔を通過すると共に、前記下屋よりも上方の屋根からの雨水が流れる縦管と、
    前記縦管の周囲を全周に亘って覆うと共に、前記軒樋における前記貫通孔の縁部に取り付けられる立壁と、
    前記軒樋からの雨水を前記軒樋よりも下側の位置で前記縦管内を流れる雨水に合流させる雨水合流構造と、
    を備える、雨水排水構造。
  2. 前記立壁の上端が、高さ方向に関して前記軒樋において吊具を係止する耳部の下端近傍に位置する、請求項1に記載の雨水排水構造。
  3. 前記縦管において前記軒樋を通過する第1縦管の内径が前記縦管において雨水が合流する合流部よりも下に位置する第2縦管の内径よりも小さい、請求項1又は2に記載の雨水排水構造。
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