JP2006200316A - 排水管カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】竪樋と排水管を連結する排水管カバーの接続部からの水漏れを確実に防止すると共に、竪樋と排水管カバーの抜けを防止する排水管カバーを提供することをその課題とする。
【解決手段】排水管カバーは、竪樋と排水管とを連結する排水管カバーであって該排水管カバーの上部内面に、幅広の環状軟質パッキンを一体的に設けたものである。また、上記環状軟質パッキンは複数のリブを有しており、リブ全体を下方に向かって形成したものが好ましい。
【選択図】図2
【解決手段】排水管カバーは、竪樋と排水管とを連結する排水管カバーであって該排水管カバーの上部内面に、幅広の環状軟質パッキンを一体的に設けたものである。また、上記環状軟質パッキンは複数のリブを有しており、リブ全体を下方に向かって形成したものが好ましい。
【選択図】図2
Description
本発明は竪樋の下端部に外装されて竪樋と地中に埋入れされた排水管との接続個所を覆う排水管カバーに関する。さらに,詳しくは強雨時にも接続部から水漏れせずかつ容易に竪樋と排水管カバーとが抜け難い構造を有する排水管カバーに関するものである。
従来、竪樋と地中に埋設された排水管は排水管カバーを介して接続されており、竪樋は排水管カバーの上端に差し込まれ,又は竪樋の外形に応じた内径を備えた環状のキャップを取替自在に差し込んだものが知られている。
実開平4−52124(第1頁第1図)
実開平6−44890(第2頁、第1図b)
上記特許文献1における竪樋接続装置は上下竪樋と継手カバーからなる竪樋同志の継手装置であって、竪樋と排水管とを連結する排水管カバーではない。すなわち上下竪樋を接続することを主目的とする物であって短かい竪樋を接続して長い竪樋とするもので竪樋の外方にパッキン継手カバーとの間隙を封鎖している。そのために竪樋の外方に継手カバーが突出し、施工が煩雑となり外観が見苦しいものとなる。
一方特許文献2におけるものは排水管カバーに関するものであるが、排水管カバーの上端部で竪樋の外形に応じた内径を備えた環状のキャップを取替え自在に差し込めるようにしたものである。従って種々の竪樋に対応可能であるが、外力により竪樋と排水管カバーが外れ易く、又多雨の場合に接続部からの水漏れの発生が予想される。
本発明は、大量の降雨の場合にも継手部からの水漏れを防止し、かつ竪樋と排水管カバーとの接続を容易にし、しかも接続部は外れ難くその外観をすっきりとする排水管カバーを提供することをその課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る排水管カバーの第一の特徴構成は、請求項1に記載した如く、竪樋と排水管とを連結する排水管カバーであって該排水管カバーの上部内面に、幅広の環状軟質パッキンを一体的に設けた点にある。
同第二の特徴構成は、請求項2に記載した如く、第一の特徴構成に加えて、前記環状軟質パッキンは複数のリブを有しており、リブ全体を下方に向かって形成した点にある。
請求項1に記載された排水管カバーは前記構成であり、竪樋を排水管カバーに差し込むとき環状軟質パッキンが一体的に設けられているので、該竪樋を差し込み易くかつ一旦差し込まれると抜け難いものとなる。すなわち竪樋を差し込む場合、排水管カバーの内面は環状軟質パッキンなのでパッキンが圧縮変形されるので排水管カバーの所定の深さまで差し込むことが容易に出来る。しかも環状軟質パッキンは排水管カバーと一体化されているので竪樋の差込により排水管カバーからズレることは無い。
そして配水管カバーの内側に設けられたパッキンは幅広の環状軟質のものであるから、竪樋と配水管カバーは該環状軟質パッキンによって接続部は密着し竪樋と配水管カバーの接続部に間隙を形成することはなく、排水管カバーの排水管側接続部からの雨水の跳ね返りによる水漏れを防止出きるとともにパッキンの弾力により竪樋と排水管カバーとの抜けが予防出来る。
請求項2に記載の排水管カバーは前記構成であるので環状軟質パッキンが複数のリブを有しているので竪樋から落下した雨水が排水管カバーの下方部に設けられた排水管と接続する段差部で跳ね返されても、リブにより阻止され竪樋と排水管カバーの接続部の外表面には達しない。又この複数のリブは下向きに形成されているので、竪樋が抜けようとする時にはこの力に反発して竪樋の抜けを阻止するように作用する。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して、詳細に説明する。図1ないし図2は本発明に係る排水管カバーの一実施例を示すものである。図1は排水管カバーの設置状態を示すものであり、家屋の屋根部の軒樋4に竪樋1が接続され竪樋1は外壁5に沿って垂下され、この竪樋1の下端が排水管カバー2を介して地中に埋設された排水管3と接続されている。排水管3は地中において排水枡を経て下水管(図示せず)に連通される。
この竪樋1と排水管3との連結個所において、竪樋1に排水管カバー2が外装されて竪樋1からの排水を接続部から水漏れさせることなく排水出来るものである。竪樋1に外装される排水管カバー2は図2に示す様に竪樋1側に外装接続する竪樋側外装部24と、排水管3に接続する排水管側接続部23とからなり、この排水管カバー2に差し込み接続する環状のキャップ25が構成されている。この排水管側接続部23とその外方に位置するキャップ25により排水管挿入部26が形成される。
この為に竪樋1から多量の水が落下してきたとき、その一部が排水管側接続部23の段差部により跳ね返ってもリブ22により確実に接続部からの水漏れが防止できる。又リブ22が下向きに形成されているので竪樋1を引き抜く力が作用しても三段のリブ22により引き抜きが防止され容易に外れることが無い。
第3図は排水管カバーの上部に設けられた環状軟質パッキンの状態を示すものである。すなわち三段のリブ22を形成するために、環状軟質パッキン21は幅広である必要があり、竪樋の差込時に小石等が付着しても、全体として竪樋と排水管カバーは密着して間隙を生じることがない。この様に所定巾の環状軟質パッキン21が排水管カバー2の内側上部にのみ設けられているので、容易にかつ安価に製造出来るものである。
1 竪樋
2 排水管カバー
21 排水管カバーに取付けられた環状軟質パッキン
22 環状軟質パッキンに形成されたリブ
24 排水管カバーの外装部
25 環状キャップ
26 排水管挿入部
3 排水管
4 軒樋
5 外壁
2 排水管カバー
21 排水管カバーに取付けられた環状軟質パッキン
22 環状軟質パッキンに形成されたリブ
24 排水管カバーの外装部
25 環状キャップ
26 排水管挿入部
3 排水管
4 軒樋
5 外壁
Claims (2)
- 竪樋と排水管とを連結する排水管カバーであって該排水管カバーの上部内面に、幅広の環状軟質パッキンを一体的に設けたことを特徴とする排水管カバー。
- 上記環状軟質パッキンは複数のリブを有しており、リブ全体を下方に向かって形成したことを特徴とする請求項1記載の排水管カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005015832A JP2006200316A (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 排水管カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005015832A JP2006200316A (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 排水管カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006200316A true JP2006200316A (ja) | 2006-08-03 |
Family
ID=36958552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005015832A Pending JP2006200316A (ja) | 2005-01-24 | 2005-01-24 | 排水管カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006200316A (ja) |
-
2005
- 2005-01-24 JP JP2005015832A patent/JP2006200316A/ja active Pending
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