JPH11314774A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents
シート給送装置及び画像形成装置Info
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- JPH11314774A JPH11314774A JP10120564A JP12056498A JPH11314774A JP H11314774 A JPH11314774 A JP H11314774A JP 10120564 A JP10120564 A JP 10120564A JP 12056498 A JP12056498 A JP 12056498A JP H11314774 A JPH11314774 A JP H11314774A
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- JP
- Japan
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- sheet
- feeding
- sheet feeding
- speed
- driving
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
- Handling Of Sheets (AREA)
- Handling Of Cut Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 シート収納手段からシート給送手段によりシ
ートを給送するに当たり、シート給送速度の高速化に伴
い、給紙不良の発生頻度が高くなるのを防止すること。 【解決手段】 シート収納手段からシート給送手段１に
よりシートを１枚ずつ給送するシート給送装置におい
て、シート給送手段よりシート給送方向下流に配設され
て、給送されるシートを検知するシート検知手段２と、
シート給送手段に駆動源からの回転力を伝達する動力伝
達手段２１、２２、２３のクラッチ２２を切換えること
により、給送手段の給送速度を２段階以上に切換え制御
する給送制御手段３を備え、シート検知手段によりシー
ト給送不良を検知した場合、給送制御手段３によりシー
ト給送速度を低速に切換えてシートを再給送し、シート
給送不良を回避する。
ートを給送するに当たり、シート給送速度の高速化に伴
い、給紙不良の発生頻度が高くなるのを防止すること。 【解決手段】 シート収納手段からシート給送手段１に
よりシートを１枚ずつ給送するシート給送装置におい
て、シート給送手段よりシート給送方向下流に配設され
て、給送されるシートを検知するシート検知手段２と、
シート給送手段に駆動源からの回転力を伝達する動力伝
達手段２１、２２、２３のクラッチ２２を切換えること
により、給送手段の給送速度を２段階以上に切換え制御
する給送制御手段３を備え、シート検知手段によりシー
ト給送不良を検知した場合、給送制御手段３によりシー
ト給送速度を低速に切換えてシートを再給送し、シート
給送不良を回避する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートを給送する
シート給送装置、及びこれを用いた電子写真複写機、レ
ーザービームプリンタ、マルチファンクションプリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置に関するものであ
る。
シート給送装置、及びこれを用いた電子写真複写機、レ
ーザービームプリンタ、マルチファンクションプリン
タ、ファクシミリなどの画像形成装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来のシート給送装置は、以下のように
構成されている。
構成されている。
【０００３】図１０は従来の画像形成装置の１例として
のレーザビームプリンタを示す略式図である。同図にお
いて１０１は給送ローラ、１０２はシート検知センサ、
１０３は制御手段（コントローラ）、１０４はシート収
納手段としてのシートカセット、Ｐはシートである。
のレーザビームプリンタを示す略式図である。同図にお
いて１０１は給送ローラ、１０２はシート検知センサ、
１０３は制御手段（コントローラ）、１０４はシート収
納手段としてのシートカセット、Ｐはシートである。
【０００４】以上の構成の中では、次のような給送動作
が行われる。印刷の指示を受けたコントローラ１０３
は、給送ローラ１０１を回転し、シートカセット１０４
からシートＰを１枚給送する。シート検知センサ１０２
によりシートの給送が検知されると、コントローラ１０
３は給送ローラ１０１の回転を停止し、給送シーケンス
を終了する。
が行われる。印刷の指示を受けたコントローラ１０３
は、給送ローラ１０１を回転し、シートカセット１０４
からシートＰを１枚給送する。シート検知センサ１０２
によりシートの給送が検知されると、コントローラ１０
３は給送ローラ１０１の回転を停止し、給送シーケンス
を終了する。
【０００５】１０５は像担持体としての感光ドラムで、
この感光ドラム上に光学ユニット１０６から照射される
レーザビームにより静電潜像が形成され、該潜像は現像
手段１０７により現像剤であるトナーを用いて現像され
る。感光ドラム１０５に転写手段１０８が対向した転写
部に、前記給送されたシートが感光ドラム上の像の位置
合わせのタイミングをとって搬送され、トナー像がシー
ト上に転写される。転写されたシートは、定着手段１０
９へ搬送されて定着され、排紙手段１１０により、排紙
トレイに排紙される。
この感光ドラム上に光学ユニット１０６から照射される
レーザビームにより静電潜像が形成され、該潜像は現像
手段１０７により現像剤であるトナーを用いて現像され
る。感光ドラム１０５に転写手段１０８が対向した転写
部に、前記給送されたシートが感光ドラム上の像の位置
合わせのタイミングをとって搬送され、トナー像がシー
ト上に転写される。転写されたシートは、定着手段１０
９へ搬送されて定着され、排紙手段１１０により、排紙
トレイに排紙される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、これまで例えば分速１０枚の速さで給送すれば
良かったものが分速２０枚、分速３０枚などと画像形成
部が高速化するに伴い、給送ローラ回転速度、給送速度
が上がり、給送不良が発生しやすくなるおそれがあっ
た。また、はがきや封筒といった給送性の低いシートを
給送しようとしても、給送が困難な場合があった。
例では、これまで例えば分速１０枚の速さで給送すれば
良かったものが分速２０枚、分速３０枚などと画像形成
部が高速化するに伴い、給送ローラ回転速度、給送速度
が上がり、給送不良が発生しやすくなるおそれがあっ
た。また、はがきや封筒といった給送性の低いシートを
給送しようとしても、給送が困難な場合があった。
【０００７】本発明の目的は、給送速度が高速であるた
めに起こる給送不良を回避するようにしたシート給送装
置及び画像形成装置を提供することにある。
めに起こる給送不良を回避するようにしたシート給送装
置及び画像形成装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の手段は、シート収納手段からシート給送手
段によりシートを１枚ずつ給送するシート給送装置にお
いて、シート給送手段よりシート給送方向下流に配設さ
れて、給送されるシートを検知するシート検知手段と、
シート給送手段の給送速度を２段階以上に切換え制御す
る給送制御手段を備え、シート検知手段によるシート給
送不良の検知に基づき、給送制御手段によりシート給送
速度を低速に切換えてシートを再給送することを特徴と
する。
に、本発明の手段は、シート収納手段からシート給送手
段によりシートを１枚ずつ給送するシート給送装置にお
いて、シート給送手段よりシート給送方向下流に配設さ
れて、給送されるシートを検知するシート検知手段と、
シート給送手段の給送速度を２段階以上に切換え制御す
る給送制御手段を備え、シート検知手段によるシート給
送不良の検知に基づき、給送制御手段によりシート給送
速度を低速に切換えてシートを再給送することを特徴と
する。
【０００９】また、シート収納手段からシートを１枚ず
つ給送するシート給送手段と、シート給送手段を駆動す
る駆動手段と、駆動手段の駆動力をシート給送手段に伝
達するとともに伝達比を切換え可能な動力伝達手段を備
え、給送するシートの紙種に応じて、動力伝達手段の伝
達比をマニュアルにより切換え可能としたことを特徴と
する。
つ給送するシート給送手段と、シート給送手段を駆動す
る駆動手段と、駆動手段の駆動力をシート給送手段に伝
達するとともに伝達比を切換え可能な動力伝達手段を備
え、給送するシートの紙種に応じて、動力伝達手段の伝
達比をマニュアルにより切換え可能としたことを特徴と
する。
【００１０】また、シート収納手段からシートを１枚ず
つ給送するシート給送手段と、シート給送手段を駆動す
る駆動手段と、駆動手段の駆動力をシート給送手段に伝
達するとともに伝達比を切換え可能な動力伝達手段と、
動力伝達手段の伝達比の切換えを行う電気的制御手段を
備え、給送されるシートの紙種に応じて、マニュアルに
より電気的制御手段を操作して動力伝達手段の伝達比を
切換え可能としたことを特徴とする。
つ給送するシート給送手段と、シート給送手段を駆動す
る駆動手段と、駆動手段の駆動力をシート給送手段に伝
達するとともに伝達比を切換え可能な動力伝達手段と、
動力伝達手段の伝達比の切換えを行う電気的制御手段を
備え、給送されるシートの紙種に応じて、マニュアルに
より電気的制御手段を操作して動力伝達手段の伝達比を
切換え可能としたことを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】（第１の実施形態）図１は本発明
の特徴を最も良く表す図で、本発明に係るシート給送装
置の構成の一例を示す。このシート給送装置から給送さ
れるシートに画像を形成する画像形成装置自体は、例え
ば図１０で説明した従来と同様のものである。
の特徴を最も良く表す図で、本発明に係るシート給送装
置の構成の一例を示す。このシート給送装置から給送さ
れるシートに画像を形成する画像形成装置自体は、例え
ば図１０で説明した従来と同様のものである。
【００１２】図１において、１は給送ローラ、２はシー
ト検知センサ、３はコントローラ、４ａは動力伝達ギ
ア、Ｐはシート、２１は入力ギア、２２ａ，２２ｂはク
ラッチ、２３ａ，２３ｂは変速ギアである。
ト検知センサ、３はコントローラ、４ａは動力伝達ギ
ア、Ｐはシート、２１は入力ギア、２２ａ，２２ｂはク
ラッチ、２３ａ，２３ｂは変速ギアである。
【００１３】上記構成のもとに動作は次のように行われ
る。コントローラ３からの指令で給送を開始すると、他
の系からの動力を伝える入力ギア２１の回転は、クラッ
チ２２ａによって中間ギア２４ａを介して次の変速ギア
２３ａへ動力を伝えられる。変速ギア２３ａは動力伝達
ギア４ａの小歯車部と接続されており、さらに給送ロー
ラ１と接続されていて、給送ローラ１が回転する。給送
ローラ１は、本実施形態では半月ローラであり、その円
弧部によりシートカセットからシートをピックアップし
て給送する。給送されるシートは、図示しない分離手段
により１枚ずつ分離されて重送が防止される。
る。コントローラ３からの指令で給送を開始すると、他
の系からの動力を伝える入力ギア２１の回転は、クラッ
チ２２ａによって中間ギア２４ａを介して次の変速ギア
２３ａへ動力を伝えられる。変速ギア２３ａは動力伝達
ギア４ａの小歯車部と接続されており、さらに給送ロー
ラ１と接続されていて、給送ローラ１が回転する。給送
ローラ１は、本実施形態では半月ローラであり、その円
弧部によりシートカセットからシートをピックアップし
て給送する。給送されるシートは、図示しない分離手段
により１枚ずつ分離されて重送が防止される。
【００１４】シート遅れ又はシート不送りのシート給紙
不良が検知された場合は、クラッチを２２ａから２２ｂ
へ切りかえる指令を出す。この検知は、例えばクラッチ
２２ａをＯＮ後一定時間後にシート検知センサ２でシー
トが検知されなかった場合、コントローラ３は給送不良
と判断することにより行われる。クラッチの切換えによ
り入力ギア２１の回転は、クラッチ２２ｂによって中間
ギア２４ｂを介して次の変速ギア２３ｂへ動力を伝えら
れる。変速ギア２３ｂは動力伝達ギア４ａの大歯車部と
接続されており、さらに給送ローラ１と接続されてい
る。本実施形態におけるクラッチ２２ｂを介しての給送
ローラの回転速度は、クラッチ２２ａを介しての回転速
度の約１／２であるが、その他の変速比としてもよい。
不良が検知された場合は、クラッチを２２ａから２２ｂ
へ切りかえる指令を出す。この検知は、例えばクラッチ
２２ａをＯＮ後一定時間後にシート検知センサ２でシー
トが検知されなかった場合、コントローラ３は給送不良
と判断することにより行われる。クラッチの切換えによ
り入力ギア２１の回転は、クラッチ２２ｂによって中間
ギア２４ｂを介して次の変速ギア２３ｂへ動力を伝えら
れる。変速ギア２３ｂは動力伝達ギア４ａの大歯車部と
接続されており、さらに給送ローラ１と接続されてい
る。本実施形態におけるクラッチ２２ｂを介しての給送
ローラの回転速度は、クラッチ２２ａを介しての回転速
度の約１／２であるが、その他の変速比としてもよい。
【００１５】このようにコントローラ３によりクラッチ
２３ａ，２３ｂを使い分けることで給送ローラ１の回転
速度を切り替えられるようになっており、シートの給送
不良の場合、正常な給送速度より低速で給送して給送不
良を解消する。
２３ａ，２３ｂを使い分けることで給送ローラ１の回転
速度を切り替えられるようになっており、シートの給送
不良の場合、正常な給送速度より低速で給送して給送不
良を解消する。
【００１６】図２は本実施形態の他の例を示す図であ
る。４ｂは動力伝達ギア、２４は給送モータである。給
送モータ２４は、給送系単独、もしくは給送系と他の系
の動力源である。他の符号１〜３およびＰで示す部品
は、図１を構成する部品と同等である。本例では給送モ
ータはたとえばパルスモータを用い、パルス数の制御に
よりモータの速度を制御する。
る。４ｂは動力伝達ギア、２４は給送モータである。給
送モータ２４は、給送系単独、もしくは給送系と他の系
の動力源である。他の符号１〜３およびＰで示す部品
は、図１を構成する部品と同等である。本例では給送モ
ータはたとえばパルスモータを用い、パルス数の制御に
よりモータの速度を制御する。
【００１７】上記構成のもとに動作は次のように行われ
る。コントローラ３からの指令で給送を開始すると、給
送モータ２４は通常速度で回転を始める。一定時間後に
シート検知センサ２でシートが検知されなかった場合、
コントローラ３は給送不良と判断し、給送モータ２４の
回転速度を遅くする。これにより、給送ローラの回転速
度は遅くなる。このように、コントローラ３により給送
モータおよび給送ローラの回転速度を制御できるように
なっている。
る。コントローラ３からの指令で給送を開始すると、給
送モータ２４は通常速度で回転を始める。一定時間後に
シート検知センサ２でシートが検知されなかった場合、
コントローラ３は給送不良と判断し、給送モータ２４の
回転速度を遅くする。これにより、給送ローラの回転速
度は遅くなる。このように、コントローラ３により給送
モータおよび給送ローラの回転速度を制御できるように
なっている。
【００１８】以上の構成により、給送不良が発生した場
合には、給送速度を遅くし、これまで例えば１００ｍｍ
／ｓｅｃ以上であった給送速度を５０ｍｍ／ｓｅｃ程度
としてシートを再給送することで、シートの給送が可能
になる。
合には、給送速度を遅くし、これまで例えば１００ｍｍ
／ｓｅｃ以上であった給送速度を５０ｍｍ／ｓｅｃ程度
としてシートを再給送することで、シートの給送が可能
になる。
【００１９】なお、本実施形態では、２段階の変速ので
きる構成であるが、３段階以上、もしくは無段階の変速
のできる構成であってもよい。また、図１の例では動力
伝達手段にギアを用いているが、ベルト、チェーンなど
の公知の回転伝達手段を用いた構成でも良い。また、ギ
ア比を変える構成となっているが、ベルトなどの場合
は、プーリーの回転比を変える構成などであっても同様
の効果が得られるのは自明である。また、ギア比の変更
にクラッチを用いているが、カムその他の構造でも良
い。
きる構成であるが、３段階以上、もしくは無段階の変速
のできる構成であってもよい。また、図１の例では動力
伝達手段にギアを用いているが、ベルト、チェーンなど
の公知の回転伝達手段を用いた構成でも良い。また、ギ
ア比を変える構成となっているが、ベルトなどの場合
は、プーリーの回転比を変える構成などであっても同様
の効果が得られるのは自明である。また、ギア比の変更
にクラッチを用いているが、カムその他の構造でも良
い。
【００２０】（第２の実施形態）図３は本実施形態の特
徴を最も良くあらわす動作アルゴリズムを示すフローチ
ャートである。Ｓ１からＳ５は各ステップをあらわす。
給送開始（Ｓ１）すると通常給送制御（Ｓ２）を行い、
給送完了を確認（Ｓ３）する。そして、例えば図１のセ
ンサ２に給送開始から所定時間内にシートが到達しない
場合、給送不良が検知される。本実施形態では、図１に
示す制御手段３と同様の制御手段を有し、この制御手段
は、給送不良が検知された場合、低速でシートを再給送
するシーケンスを予め有する。従って、前記給送不良を
検知した場合、低速給送制御（Ｓ４）に切り替えて再度
給送を行い給送終了（Ｓ５）する。
徴を最も良くあらわす動作アルゴリズムを示すフローチ
ャートである。Ｓ１からＳ５は各ステップをあらわす。
給送開始（Ｓ１）すると通常給送制御（Ｓ２）を行い、
給送完了を確認（Ｓ３）する。そして、例えば図１のセ
ンサ２に給送開始から所定時間内にシートが到達しない
場合、給送不良が検知される。本実施形態では、図１に
示す制御手段３と同様の制御手段を有し、この制御手段
は、給送不良が検知された場合、低速でシートを再給送
するシーケンスを予め有する。従って、前記給送不良を
検知した場合、低速給送制御（Ｓ４）に切り替えて再度
給送を行い給送終了（Ｓ５）する。
【００２１】以上の給送制御を行うことで、１００ｍｍ
／ｓｅｃ以上の給送速度では給送できないようなシート
でも、５０ｍｍ／ｓｅｃ程度の低速の再給送により給送
できるようになる。
／ｓｅｃ以上の給送速度では給送できないようなシート
でも、５０ｍｍ／ｓｅｃ程度の低速の再給送により給送
できるようになる。
【００２２】なお、本実施形態では１枚のみの給送を例
示するが、複数枚連続した給送のシーケンスに組み込ん
でも良い。また、本実施形態では給送不良を検知した場
合、直ぐに低速の再給送制御に移行するが、１回もしく
は複数回の通常速度の再給送を行った後に低速の再給送
を行っても良い。
示するが、複数枚連続した給送のシーケンスに組み込ん
でも良い。また、本実施形態では給送不良を検知した場
合、直ぐに低速の再給送制御に移行するが、１回もしく
は複数回の通常速度の再給送を行った後に低速の再給送
を行っても良い。
【００２３】（第３の実施形態）図４は本実施形態に用
いられる構成の一例を説明する図である。２５はシート
束検知センサであり、他の構成は図１と同等である。
いられる構成の一例を説明する図である。２５はシート
束検知センサであり、他の構成は図１と同等である。
【００２４】上記構成のもとに動作は次のように行われ
る。コントローラ３からの指令で給送を開始すると、他
の系からの動力を伝える入力ギア２１の回転はクラッチ
２２ａによって次の変速ギア２３ａへ動力を伝えられ
る。変速ギア２３ａは動力伝達ギア４ａと接続されてお
り、さらに給送ローラ１と接続されている。コントロー
ラ３は再給送の起きた次のシートでは、クラッチを２２
ｂを制御して、入力ギア２１の回転はクラッチ２２ｂに
よって次の変速ギア２３ｂへ動力を伝えられる。変速ギ
ア２３ｂは動力伝達ギア４ａと接続されており、さらに
給送ローラ１と接続されている。シート束検知センサ２
５がシートがなくなったことを検知すると、コントロー
ラ３は低速給送制御を終え、給送終了する。このように
コントローラ３によりクラッチ２３ａ，２３ｂに使い分
けることで再給送発生後給送ローラ１の回転速度を遅く
することができるようになっている。
る。コントローラ３からの指令で給送を開始すると、他
の系からの動力を伝える入力ギア２１の回転はクラッチ
２２ａによって次の変速ギア２３ａへ動力を伝えられ
る。変速ギア２３ａは動力伝達ギア４ａと接続されてお
り、さらに給送ローラ１と接続されている。コントロー
ラ３は再給送の起きた次のシートでは、クラッチを２２
ｂを制御して、入力ギア２１の回転はクラッチ２２ｂに
よって次の変速ギア２３ｂへ動力を伝えられる。変速ギ
ア２３ｂは動力伝達ギア４ａと接続されており、さらに
給送ローラ１と接続されている。シート束検知センサ２
５がシートがなくなったことを検知すると、コントロー
ラ３は低速給送制御を終え、給送終了する。このように
コントローラ３によりクラッチ２３ａ，２３ｂに使い分
けることで再給送発生後給送ローラ１の回転速度を遅く
することができるようになっている。
【００２５】図５は本実施形態に用いられる構成の一例
を説明する図である。２５はシート束検知センサであ
り、他の構成は図２と同等である。
を説明する図である。２５はシート束検知センサであ
り、他の構成は図２と同等である。
【００２６】上記構成のもとに動作は次のように行われ
る。コントローラ３からの指令で給送を開始すると、給
送モータ２４は通常速度で回転を始める。コントローラ
３は再給送の起きた次のシートでは、給送モータ２４の
回転速度を遅くする。これにより、給送ローラの回転速
度は遅くなる。このように、コントローラ３により再給
送発生後の給送モータ２４および給送ローラ１の回転速
度を遅くすることができるようになっている。
る。コントローラ３からの指令で給送を開始すると、給
送モータ２４は通常速度で回転を始める。コントローラ
３は再給送の起きた次のシートでは、給送モータ２４の
回転速度を遅くする。これにより、給送ローラの回転速
度は遅くなる。このように、コントローラ３により再給
送発生後の給送モータ２４および給送ローラ１の回転速
度を遅くすることができるようになっている。
【００２７】図６は本実施形態の動作アルゴリズムを示
すフローチャートである。Ｓ８までは通常給送を行い、
給送不良が検知された場合、再給送制御（Ｓ９）を行
う。１枚又は複数枚の所定枚数のシートを再給送して再
給送を完了した場合、次の給送は、再給送速度より速い
予め決められた低速給送制御（Ｓ１１）で給送を行う。
シート収納手段であるシートカセット内のシートがなく
なったことを検知（Ｓ１３）すると、低速給送制御を終
え、給送終了する。
すフローチャートである。Ｓ８までは通常給送を行い、
給送不良が検知された場合、再給送制御（Ｓ９）を行
う。１枚又は複数枚の所定枚数のシートを再給送して再
給送を完了した場合、次の給送は、再給送速度より速い
予め決められた低速給送制御（Ｓ１１）で給送を行う。
シート収納手段であるシートカセット内のシートがなく
なったことを検知（Ｓ１３）すると、低速給送制御を終
え、給送終了する。
【００２８】以上の給送シーケンスを行うことで、給送
性能が低いシートの場合、一端再給送をした後は、シー
トカセット内のシートがなくなるまで再給送速度より速
い低速で給送を続行するので、再給送が多発する現象を
未然に防ぎ、再給送が多発する状態よりも全体的には高
速に給送することができる。
性能が低いシートの場合、一端再給送をした後は、シー
トカセット内のシートがなくなるまで再給送速度より速
い低速で給送を続行するので、再給送が多発する現象を
未然に防ぎ、再給送が多発する状態よりも全体的には高
速に給送することができる。
【００２９】尚、本実施形態では低速給送制御は再給送
完了後次の回からとなっているが、通常給送制御（Ｓ
７）と再給送制御（Ｓ９）が複数回発生した場合に低速
給送制御に移行しても良い。また本実施形態では、低速
給送制御（Ｓ１１）から通常給送制御に復帰するタイミ
ングがシートがなくなった後（Ｓ１２）となっている
が、再給送の後の低速給送制御から通常給送制御への復
帰は、シート束がなくなる前で、所定枚数のシートの再
給送した後の任意のタイミングであってももよい。 （第４の実施形態）図７は本実施形態に用いられる構成
の一例を説明する図であり、通常の給送速度で給紙する
場合を示している。２１ｂは入力ギアであり、２６は速
度選択レバーであり、２７は速度選択ギアであり、他の
１から３，４ａ，２３ａ，２３ｂおよびＰは図１の構成
と同等である。入力ギア２１ｂと動力伝達ギア４ａの間
に速度選択ギア２７および変速ギア２３ａを設け、この
速度選択ギア２７を使用者が速度選択レバー２６により
変更することが可能となっている。
完了後次の回からとなっているが、通常給送制御（Ｓ
７）と再給送制御（Ｓ９）が複数回発生した場合に低速
給送制御に移行しても良い。また本実施形態では、低速
給送制御（Ｓ１１）から通常給送制御に復帰するタイミ
ングがシートがなくなった後（Ｓ１２）となっている
が、再給送の後の低速給送制御から通常給送制御への復
帰は、シート束がなくなる前で、所定枚数のシートの再
給送した後の任意のタイミングであってももよい。 （第４の実施形態）図７は本実施形態に用いられる構成
の一例を説明する図であり、通常の給送速度で給紙する
場合を示している。２１ｂは入力ギアであり、２６は速
度選択レバーであり、２７は速度選択ギアであり、他の
１から３，４ａ，２３ａ，２３ｂおよびＰは図１の構成
と同等である。入力ギア２１ｂと動力伝達ギア４ａの間
に速度選択ギア２７および変速ギア２３ａを設け、この
速度選択ギア２７を使用者が速度選択レバー２６により
変更することが可能となっている。
【００３０】この構成のもと、入力ギア２１ｂが回転す
ると、その動力は速度選択ギア２７に伝わり、変速ギア
２３ａを経由し、通常速度で動力伝達ギア４ａ、給送ロ
ーラ１を回転させる。
ると、その動力は速度選択ギア２７に伝わり、変速ギア
２３ａを経由し、通常速度で動力伝達ギア４ａ、給送ロ
ーラ１を回転させる。
【００３１】また、図８は本実施形態に用いられる構成
の一例を説明する図であり、低速給送を行う場合を示し
ている。構成は図７と同等であるが、使用者が速度選択
レバー２６を低速側に選択しているため、入力ギアから
の動力は変速ギア２３ｂに伝わり、動力伝達ギアと給送
ローラ１は低速で回転する。
の一例を説明する図であり、低速給送を行う場合を示し
ている。構成は図７と同等であるが、使用者が速度選択
レバー２６を低速側に選択しているため、入力ギアから
の動力は変速ギア２３ｂに伝わり、動力伝達ギアと給送
ローラ１は低速で回転する。
【００３２】図７，８は、使用者が給送速度をマニュア
ルにより、機械的に切換える例を示すが、図９は、使用
者が制御手段であるコントローラを切換えることで給送
速度を切換える例を示す。図９において、２８は操作板
であり、２４ａは給送モータである。他の１から３およ
びＰは図１を構成する部品と同等である。全体に複数の
動力源がある場合、使用者が給送系に関わる動力源を操
作板２８からコントローラ３で制御することで給送速度
を制御するものである。
ルにより、機械的に切換える例を示すが、図９は、使用
者が制御手段であるコントローラを切換えることで給送
速度を切換える例を示す。図９において、２８は操作板
であり、２４ａは給送モータである。他の１から３およ
びＰは図１を構成する部品と同等である。全体に複数の
動力源がある場合、使用者が給送系に関わる動力源を操
作板２８からコントローラ３で制御することで給送速度
を制御するものである。
【００３３】以上のような機構を設けることで、１００
ｍｍ／ｓｅｃ以上の給送速度では給紙できない給送性の
異なるようなシートも使用者の意志により５０ｍｍ／ｓ
ｅｃ程度とすることで給送することが可能となる。この
場合、給送するシートの紙種に応じて、シート給送不良
の検知によらず使用者がマニュアル操作するので、シー
ト給送不良を未然に防ぎ、給送を能率的に行うことがで
きる。
ｍｍ／ｓｅｃ以上の給送速度では給紙できない給送性の
異なるようなシートも使用者の意志により５０ｍｍ／ｓ
ｅｃ程度とすることで給送することが可能となる。この
場合、給送するシートの紙種に応じて、シート給送不良
の検知によらず使用者がマニュアル操作するので、シー
ト給送不良を未然に防ぎ、給送を能率的に行うことがで
きる。
【００３４】なお、変速手段はギアの変更のみならず、
ベルト、チェーンなどを使用しても同様の効果を得られ
るのは自明である。また、図７において、２６を使用者
が直接操作するように例示しているが、モータなどの他
の手段を介して速度選択レバー速度選択ギア２７の位置
を変更してもかまわない。
ベルト、チェーンなどを使用しても同様の効果を得られ
るのは自明である。また、図７において、２６を使用者
が直接操作するように例示しているが、モータなどの他
の手段を介して速度選択レバー速度選択ギア２７の位置
を変更してもかまわない。
【００３５】
【発明の効果】以上説明したように、第１〜第４の発明
によれば、シート給送不良が検知された場合、シート給
送速度を低速に変速させる制御手段を設けることによ
り、給送速度が高速であるために起こる給送不良を回避
できるようになり、また、第４の発明によれば、再給送
すべき事情が発生した場合、それ以降のシートの給送速
度を落とすことで再給送の発生を減らし、全体の給送速
度の低下を低減でき、また、第６、第７の発明によれ
ば、給送されるシートの紙種に応じて給送速度をマニュ
アルで切換えることができるため、通常より給送性能の
低いはがきや封筒といった厚いシートでも低い給送速度
で給送することが可能となる。
によれば、シート給送不良が検知された場合、シート給
送速度を低速に変速させる制御手段を設けることによ
り、給送速度が高速であるために起こる給送不良を回避
できるようになり、また、第４の発明によれば、再給送
すべき事情が発生した場合、それ以降のシートの給送速
度を落とすことで再給送の発生を減らし、全体の給送速
度の低下を低減でき、また、第６、第７の発明によれ
ば、給送されるシートの紙種に応じて給送速度をマニュ
アルで切換えることができるため、通常より給送性能の
低いはがきや封筒といった厚いシートでも低い給送速度
で給送することが可能となる。
【図１】本発明に係るシート給送装置の第１の実施形態
の構成を示す図。
の構成を示す図。
【図２】本発明に係るシート給送装置の第１の実施形態
の他の例を示す図。
の他の例を示す図。
【図３】本発明に係るシート給送装置の第２の実施形態
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図４】本発明に係るシート給送装置の第３の実施形態
の構成を説明する図。
の構成を説明する図。
【図５】本発明に係るシート給送装置の第３の実施形態
の構成を説明する図。
の構成を説明する図。
【図６】本発明に係るシート給送装置の第３の実施形態
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図７】本発明に係るシート給送装置の第４の実施形態
を示す図であり、通常の給送速度の場合を示す図。
を示す図であり、通常の給送速度の場合を示す図。
【図８】本発明に係るシート給送装置の第４の実施形態
を示す図であり、低速給送をする場合を示す図。
を示す図であり、低速給送をする場合を示す図。
【図９】本発明の第４の実施形態の他の例を示す図。
【図１０】従来の画像形成装置の例を示す図。
１…給送ローラ ２…シート検知センサ ３…コントローラ ２３ａ，２３ｂ…変速ギア ２４ａ，２４ｂ…中間ギア ２５…シート束検知センサ ２６…速度選択レバー ２７…速度選択ギア ２８…操作板 １０５…感光ドラム １０６…光学ユニット １０７…現像手段 １０８…転写手段 １０９…定着手段 Ｓ４…低速給送制御 Ｓ９…再給送制御 Ｓ１１…低速給送制御
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｇ０３Ｇ 15/00 １０４ Ｇ０３Ｇ 15/00 １０４ ５１６ ５１６ 21/14 21/00 ３７２
Claims (8)
- 【請求項１】 シート収納手段からシート給送手段によ
りシートを１枚ずつ給送するシート給送装置において、
シート給送手段よりシート給送方向下流に配設されて、
給送されるシートを検知するシート検知手段と、シート
給送手段の給送速度を２段階以上に切換え制御する給送
制御手段を備え、シート検知手段によるシート給送不良
の検知に基づき、給送制御手段によりシート給送速度を
低速に切換えてシートを再給送することを特徴とするシ
ート給送装置。 - 【請求項２】 請求項１において、シート給送手段を駆
動する駆動手段を備え、前記給送制御手段は、前記シー
ト検知手段によりシート給送不良が検知されたとき、駆
動手段の速度を低速に切換えるシーケンスを有する電気
的制御手段であることを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項３】 請求項１において、駆動手段と、駆動手
段の動力を前記給送手段に伝達するとともに伝達比を切
換え可能な動力伝達手段を備え、前記制御手段は、前記
シート検知手段によりシート給送不良が検知されたと
き、動力伝達手段の伝達比を低速に切換える電気的制御
手段であることを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項４】 請求項１〜３のいずれか１項において、
前記給送制御手段は、シート給送不良が検知されたと
き、所定枚数のシートを低速の給送速度で給送した後
に、シート給送速度を通常速度に切換えることを特徴と
するシート給送装置。 - 【請求項５】 請求項１〜３のいずれか１項において、
前記給送制御手段は、所定枚数のシート再給送発生後
に、シート収納手段内の残余のシートの給送速度を低速
に切換え制御することを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項６】 シート収納手段からシートを１枚ずつ給
送するシート給送手段と、シート給送手段を駆動する駆
動手段と、駆動手段の駆動力をシート給送手段に伝達す
るとともに伝達比を切換え可能な動力伝達手段を備え、
給送するシートの紙種に応じて、動力伝達手段の伝達比
をマニュアルにより切換え可能としたことを特徴とする
シート給送装置。 - 【請求項７】 シート収納手段からシートを１枚ずつ給
送するシート給送手段と、シート給送手段を駆動する駆
動手段と、駆動手段の駆動力をシート給送手段に伝達す
るとともに伝達比を切換え可能な動力伝達手段と、動力
伝達手段の伝達比の切換えを行う電気的制御手段を備
え、給送されるシートの紙種に応じて、マニュアルによ
り電気的制御手段を操作して動力伝達手段の伝達比を切
換え可能としたことを特徴とするシート給送装置。 - 【請求項８】 請求項１〜７のいずれか１項のシート給
送装置と、シート給送装置により給送されるシートに画
像を形成する画像形成手段を有することを特徴とする画
像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120564A JPH11314774A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10120564A JPH11314774A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11314774A true JPH11314774A (ja) | 1999-11-16 |
Family
ID=14789438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10120564A Pending JPH11314774A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | シート給送装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11314774A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6832548B2 (en) * | 2001-11-16 | 2004-12-21 | Tohoku Ricoh Co., Ltd. | Sheet feeding device and printer including the same |
| US7523932B2 (en) | 2004-05-14 | 2009-04-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for conveying sheet member |
| WO2016056138A1 (ja) * | 2014-10-10 | 2016-04-14 | 株式会社Pfu | 媒体供給装置 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP10120564A patent/JPH11314774A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6832548B2 (en) * | 2001-11-16 | 2004-12-21 | Tohoku Ricoh Co., Ltd. | Sheet feeding device and printer including the same |
| US7523932B2 (en) | 2004-05-14 | 2009-04-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Apparatus and method for conveying sheet member |
| WO2016056138A1 (ja) * | 2014-10-10 | 2016-04-14 | 株式会社Pfu | 媒体供給装置 |
| JPWO2016056138A1 (ja) * | 2014-10-10 | 2017-04-27 | 株式会社Pfu | 媒体供給装置 |
| CN106794948A (zh) * | 2014-10-10 | 2017-05-31 | 株式会社Pfu | 介质供给装置 |
| US10189662B2 (en) | 2014-10-10 | 2019-01-29 | Pfu Limited | Medium supplying apparatus |
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