JPH11313436A - シリアル通信における誤結線時の保護方法 - Google Patents

シリアル通信における誤結線時の保護方法

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JPH11313436A
JPH11313436A JP13435798A JP13435798A JPH11313436A JP H11313436 A JPH11313436 A JP H11313436A JP 13435798 A JP13435798 A JP 13435798A JP 13435798 A JP13435798 A JP 13435798A JP H11313436 A JPH11313436 A JP H11313436A
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JP
Japan
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photocoupler
microcomputer
communication
turned
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP13435798A
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English (en)
Inventor
Hirosada Nakayama
大禎 中山
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Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Diamond Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Diamond Electric Manufacturing Co Ltd
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  • Protection Of Static Devices (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】簡素な構成で、且つ安価な誤結線対策回路を提
供する。 【構成】複数の信号線を使用して少なくとも2つの機器
間でシリアル通信による信号の送受信を行い、当該送受
信信号が各機器内にそれぞれ備えられているマイコンに
おいて処理され一方の機器に他方の機器の電源をオンオ
フするスイッチを有する通信装置において、結線状態を
マイコンで監視し、誤結線時には当該マイコンが電源導
通スイッチを素子が耐えうる時間内に切断することを特
徴とするシリアル通信における誤結線時の保護方法とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、室内機と室外機、或い
は本体部と遠隔操作部といったように、2者間を複数の
電源線や通信線、信号線を介して接続する機器に関し、
この接続時の誤結線時の回路保護方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より例えば空調機器の通信方法で
は、室内機と室外機とは3本の信号線により接続されて
おり、この信号線によるシリアルデータ通信により両者
間の通信を行っている。図2に当該通信方法の際に使用
する構成図を示す。
【0003】図2において、商用電源40は空調機器に電
源を供給するものであり、室内機1次回路には当該商用
電源40の入切を行うリレースイッチ12と、フォトカプラ
能動部14aとフォトカプラ受動部16bとがある。ここでリ
レースイッチは信号線30を介して、また、フォトカプラ
受動部16bの両端は信号線32と34とを介してそれぞれ後
述の室外機1次側に接続される。この室内機2次回路に
は前記フォトカプラ能動部14aによりオンオフするフォ
トカプラ14bと、前記フォトカプラ受動部16bにオンオフ
信号を送り出すフォトカプラ能動部16aと、これらフォ
トカプラが接続されるマイコン18があり、当該マイコン
18とフォトカプラ16aとの間にはトランジスタアレイ19
が配置されている。
【0004】次に、室外機側の構成を述べる。図2にお
いて室外機1次回路は、前記室内機1次回路から導出さ
れる信号線30と32、34に接続されており、信号線32と34
との間にはポジスタ22aを主な構成要素とする誤結線保
護回路22が接続されており、この後段にはフォトカプラ
能動部24aとフォトカプラ受動部26bとが備えられてい
る。この室外機2次回路には前記フォトカプラ能動部24
aによりオンオフするフォトカプラ24bと、前記フォトカ
プラ受動部26bにオンオフ信号を送り出すフォトカプラ
能動部26aと、これらフォトカプラが接続されるマイコ
ン28があり、当該マイコン28とフォトカプラ26aとの間
にはトランジスタアレイ29が配置されている。
【0005】上記構成の通信回路の動作を述べると、周
知の通り、それぞれのフォトカプラ能動部(14a、16a、
24a、26a)が信号を送信し、この送信信号をフォトカプ
ラ受動部(14b、16b、24b、26b)が受信する。そして、
室外機が送信を行う場合には、フォトカプラ受動部16b
はオフのままで、フォトカプラ受動部26bがオン−オフ
することによりフォトカプラ受動部14bと24bがオン−オ
フして、室内機が受信を行う。逆に室内機が送信を行う
場合には、フォトカプラ受動部26bはオンのままで、フ
ォトカプラ受動部16bがオン−オフすることによりフォ
トカプラ受動部14bと24bがオン−オフして、室外機が受
信を行う。
【0006】上記構成の通信方法では、信号線30-32間
には交流の100ボルト乃至230ボルトの電圧が、ま
た信号線32-34間には直流20ボルト程度の電圧がかか
っている。このような回路構成の場合、信号線30と32、
信号線34の結線を間違えた場合には、信号線32-34に過
大な電圧が印加され、空調機の制御回路を構成する素子
を破壊してしまうといった問題があり、この対策とし
て、ポジスタ22aを主要素とする誤結線保護回路22を付
加している。当該誤結線保護回路22は主要素のポジスタ
22aの性能によって、誤結線時の通電時間が決定する。
すなわちこのような誤結線保護回路22においては回路が
通信線の誤結線を検知して信号を停止するまで3秒以上
必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の誤結線保護
方法では、上述したように回路が通信線の誤結線を検知
して信号を停止するまで3秒以上必要である。このため
に誤結線時には、各構成素子が最大電圧となる230ボ
ルト程度の電圧に数秒間耐えうるものとしなくてはなら
ず、部品の大型化による基板面積の拡大や高価な部品を
使用しなくてはならないといった問題が生じている。
【0008】本発明は上記課題に鑑み、簡素な構成で、
且つ安価な誤結線対策回路を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、複数の信号線を使用して少なく
とも2つの機器間でシリアル通信による信号の送受信を
行い、当該送受信信号が各機器内にそれぞれ備えられて
いるマイコンにおいて処理され一方の機器に他方の機器
の電源をオンオフするスイッチを有する通信装置におい
て、結線状態をマイコンで監視し、誤結線時には当該マ
イコンが電源導通スイッチを素子が耐えうる時間内に切
断することを特徴とするシリアル通信における誤結線時
の保護方法とする。
【0010】
【実施例】本発明の実施例とする通信装置の一例を図1
に示す。図1には空調機器の室内機と室外機の通信回路
部分の構成図を示している。図1において、商用電源40
は空調機器に電源を供給するものであり、室内機1次回
路には当該商用電源40の入切を行うリレースイッチ12b
と、フォトカプラ能動部14aとフォトカプラ受動部16bと
がある。ここでリレースイッチ12bは信号線30を介し
て、また、フォトカプラ受動部16bの両端は信号線32と3
4とを介してそれぞれ後述の室外機1次側に接続され
る。また、上記リレースイッチ12bは室内機2次回路に
配置されているリレースイッチ12aの信号により開閉す
るものとなっている。
【0011】また、この室内機2次回路には前記フォト
カプラ能動部14aによりオンオフするフォトカプラ14b
と、前記フォトカプラ受動部16bにオンオフ信号を送り
出すフォトカプラ能動部16aと、これらフォトカプラが
接続されるマイコン18があり、当該マイコン18とフォト
カプラ16aとの間にはトランジスタアレイ19が配置され
ている。
【0012】次に、室外機側の構成を述べる。図2にお
いて室外機1次回路は、前記室内機1次回路から導出さ
れる信号線30と32、34に接続されており、当該信号線32
と34の間にはフォトカプラ能動部24aとフォトカプラ受
動部26bとが備えられている。この室外機2次回路には
前記フォトカプラ能動部24aによりオンオフするフォト
カプラ24bと、前記フォトカプラ受動部26bにオンオフ信
号を送り出すフォトカプラ能動部26aと、これらフォト
カプラが接続されるマイコン28があり、当該マイコン28
とフォトカプラ26aとの間にはトランジスタアレイ29が
配置されている。上記構成の通り、マイコンは室内機と
室外機にそれぞれ設けられており、当該マイコンにより
各機器内の送受信信号が処理される。
【0013】上記構成の通信回路の動作を述べると、周
知の通り、それぞれのフォトカプラ能動部(14a、16a、
24a、26a)が信号を送信し、この送信信号をフォトカプ
ラ受動部(14b、16b、24b、26b)が受信する。そして、
室外機が送信を行う場合には、フォトカプラ受動部16b
はオフのままで、フォトカプラ受動部26bがオン−オフ
することによりフォトカプラ受動部14bと24bがオン−オ
フして、室内機が受信を行う。逆に室内機が送信を行う
場合には、フォトカプラ受動部26bはオンのままで、フ
ォトカプラ受動部16bがオン−オフすることによりフォ
トカプラ受動部14bと24bがオン−オフして、室外機が受
信を行う。
【0014】上記構成の通信方法では、信号線30-32間
には交流の100ボルト乃至230ボルトの電圧が、ま
た信号線32-34間には直流20ボルト程度の電圧がかか
っている。このような本発明の回路構成では、前記送受
信信号を処理するマイコン18と28のうち、室内機側に備
えられるマイコン18に誤結線保護処理が記憶されてい
る。
【0015】当該記憶内容は、信号線30、32、34の結線
に誤りがある場合、室外機と室内機との通信ができな
い。室内機はリレースイッチ12bがオンしたあとすぐに
室外機との通信を確認する。通信が行なえない場合に信
号線が誤結線状態にあると判断し、ただちにリレースイ
ッチ12bをオフ状態にする。このようなマイコン18を使
用した場合では、誤結線してから1秒以内でリレースイ
ッチ12bをオフできる。
【0016】なお本発明においては、空調機器の通信構
成について述べているが、例えば風呂や台所に使用され
ている給湯機器をはじめとする各種通信機器においても
使用できるものである。
【0017】
【発明の効果】上記構成により、誤結線対策用の特別な
回路が不要であり、また過大電圧に対して耐性を有する
素子を最小限として構成できるので、簡素な構成で、且
つ安価な誤結線対策回路が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の誤結線対策回路の構成図を示す
【図2】従来の誤結線対策回路の構成図を示す
【符号の説明】
図において同一符号は同一、または相当部分を示す。 12 リレースイッチ 14、16、24、26 フォトカプラ 18、28 マイコン 30、32、34 信号線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の信号線を使用して少なくとも2つの
    機器間でシリアル通信による信号の送受信を行い、当該
    送受信信号が各機器内にそれぞれ備えられているマイコ
    ンにおいて処理され一方の機器に他方の機器の電源をオ
    ンオフするスイッチを有する通信装置において、結線状
    態をマイコンで監視し、誤結線時には当該マイコンが電
    源導通スイッチを素子が耐えうる時間内に切断すること
    を特徴とするシリアル通信における誤結線時の保護方
    法。
JP13435798A 1998-04-27 1998-04-27 シリアル通信における誤結線時の保護方法 Pending JPH11313436A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005039069A1 (ja) * 2003-10-21 2005-04-28 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 設備機器用通信回路
WO2023082714A1 (zh) * 2021-11-11 2023-05-19 珠海格力电器股份有限公司 一种错接保护电路、电力通讯系统及空调机组

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