JPH11313180A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11313180A
JPH11313180A JP10116395A JP11639598A JPH11313180A JP H11313180 A JPH11313180 A JP H11313180A JP 10116395 A JP10116395 A JP 10116395A JP 11639598 A JP11639598 A JP 11639598A JP H11313180 A JPH11313180 A JP H11313180A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ファクシミリ受信したときに、実行すべきジョ
ブ処理を、予め発信元情報に対応させて登録設定でき
る、マクロキー機能を備えたファクシミリ装置を提供す
る。 【解決手段】ファクシミリ受信した画像データに対する
印字、転送などの特定のジョブ処理50a,50b,5
0iに必要な基本設定項目を、発信元情報50d,50
e,50f,50g,50hに対応させて、予め登録設
定できるようにしたプログラムキー80,80,・・・
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話交換機や相手
先のファクシミリ装置などから送出されてくる発信元情
報を有効に利用して、特定の発信元からファクシミリ受
信した場合に、特定のジョブ処理を指定実行することが
できる、新規な機能を備えたファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近時、オフィスなどにおいて、原稿の画
像データを送受信するためにファクシミリ装置が広く使
用されており、もはや必需品となっている。このような
ファクシミリ装置では、画像データの送受信を行う前
に、送信側と受信側との間で、所定の送信前手順を実行
しており、送信前手順を実行している間には、画像デー
タの送受信のために必要な情報が互いに送受信されてい
る。
【0003】このような送信前手順では、発信元情報が
送信側から受信側に送出されているが、発信元情報に
は、例えば、発信元の名称、発信元のファクシミリ番
号、サブアドレスがあり、これらはそれぞれ、NSS
(非標準機能設定信号)、TSI(送信端末識別信
号)、SUB(サブアドレス信号)に格納されて送出さ
れる。受信側では、これらの通信手順信号から発信元情
報を判別しており、NSS(非標準機能設定信号)、T
SI(送信端末識別信号)のそれぞれから、発信元の名
称、発信元のファクシミリ番号を判別して、続いて受信
する画像データを印字出力するときに、発信元の名称、
発信元のファクシミリ番号を記録紙の所定位置に記録す
るようにしている。
【0004】また、受信側に受信ボックスがある場合に
は、SUB(サブアドレス信号)が使用されているが、
このサブアドレスを受信すれば、親展受信を実行して、
続いて受信する画像データを指定された受信ボックスへ
格納する。更に、発信元情報として、電話交換機からコ
ーラーIDと呼ばれる信号が送出される場合もあり、こ
れを受信側で解析し、発信者識別番号を表示し、ユーザ
ー側で確認できるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のファクシミリ装置では、電話交換機や送信側から送
出されてくる発信元情報を受信しても、受信した発信元
情報を記録、あるいは表示したり、親展受信を実行し
て、受信した画像データを指定された受信ボックスに格
納するのみであり、発信元情報を十分に有効利用してい
るとはいえなかった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みて提案されるも
のであり、マクロキー機能として、電話交換機や相手先
のファクシミリ装置などから送出されてくる発信元情報
を有効に利用して、特定のジョブ処理を予め指定実行す
ることができるファクシミリ装置を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のファクシミリ装置では、ファクシ
ミリ受信した画像データに対する印字、転送などの特定
のジョブ処理に必要な基本設定項目を、発信元情報に対
応させて、予め登録設定できるようにしたプログラムキ
ー(マクロキー)を備えている。
【0008】ここに、プログラムキーは、装置本体に複
数個設けられており、本発明では、1つのプログラムキ
ーに対して、発信元情報と、それに対応する特定のジョ
ブ処理に必要な基本設定項目とを組み合わせて登録設定
できるようにしている。このファクシミリ装置では、着
呼があったときには、交換器や相手先のファクシミリ装
置などから送出されてくる発信元情報を受信した後、プ
ログラムキーに登録設定されている発信元情報を順次検
索して、一致しているものがあるかどうかを判別し、一
致しているものがあれば、その発信元情報に対応して登
録設定されたジョブ処理の実行の有無を判別して、その
発信元情報に対応してジョブ処理が登録設定されていれ
ば、ジョブ処理を実行する基本動作をなす。
【0009】請求項2に記載のファクシミリ装置では、
プログラムキーには、発信元情報に対して実行すべき印
字、転送などのジョブ処理を、少なくとも、機能設定、
実行条件とに分けて登録できるようになっており、ファ
クシミリ受信を受けたときに、ジョブ処理の機能のみが
設定されているときには、実行条件の入力を要求するチ
ェックメッセージを出力するようにしている。
【0010】ここに、機能設定とは、ジョブ処理実行の
設定の有無を意味する一方、実行条件とは、例えば、印
字部数、転送先FAX番号など、登録設定されたジョブ
処理を実行するために必要な具体的な設定項目を意味し
ている。請求項3に記載のファクシミリ装置では、プロ
グラムキーには、発信元情報に対応させて、更にサブア
ドレスとパスワードとを登録設定できるようにしてい
る。
【0011】ここに、サブアドレスとパスワードは、そ
れぞれサブアドレス信号(SUB)とパスワード信号
(SID)に格納されて送出され、ファクシミリ装置で
は、サブアドレスとパスワードとを受信すれば、プログ
ラムキーに予め登録設定されているサブアドレスとパス
ワードとを順次検索して、一致しているものがあるかど
うかを判別し、一致しているものがあれば、ファクシミ
リ装置は、予めプログラムキーに登録設定されたジョブ
処理を実行する基本動作をなす。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のファクシミリ装
置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の
ファクシミリ装置Fの構成の一例を示したブロック図で
ある。このファクシミリ装置Fは、CPU等で構成さ
れ、以下の各部を制御する主制御部1,電話回線Lにダ
イヤル信号を送出したり、電話回線Lに対する接続制御
を行うNCU2,ファクシミリ通信を行うために信号の
変調と復調を行うモデム3,画像データを格納する画像
メモリ4,発呼ダイヤル番号などを記憶するRAM5,
このファクシミリ装置Fの動作に必要な各種プログラム
を記憶したROM6,液晶画面やLEDランプなどで構
成された表示部7,各種キーなどで操作手段を構成し、
複数のプログラムキー80,80,・・・を備えた操作
部8,スキャナーにセットされた原稿から画像データを
読み取る読取部9,読取部9で読み取った画像データや
受信した画像データを、予めセットされた記録紙に印字
出力する印字出力部10,画像データを1ライン毎に符
号化、あるいは復号化する符号化/復号化部11,パー
ソナルコンピュータを接続して、画像メモリ4に格納し
た画像データをアップロードするための外部I/F12
を備える。
【0013】このファクシミリ装置Fにおいて、画像メ
モリ4は、複数の画像データを格納できるように、複数
のメモリボックスで構成されており、各ボックスには、
ボックス番号が割り当てられ、各ボックス番号に対応さ
せて格納状況(使用状況)が管理されるようになってい
る。また、RAM5には、複数のプログラムキー80,
80,・・・に登録設定される各種情報を記憶するプロ
グラムキー情報記憶部50を備えている。
【0014】なお、ここでは、プログラムキー情報記憶
部50は、RAM5の一部を利用して構成しているが、
本発明はこれには限定されず、RAM5と独立して構成
してもよい。また、プログラムキー80,80,・・・
は、発呼ダイヤルキーやファンクションキーなどのワン
タッチキーを利用して設けることができる。次に、プロ
グラムキー情報記憶部50の構成について説明する。
【0015】図2は、プログラムキー情報記憶部50の
構成の一例を示した図である。プログラムキー情報記憶
部50は、複数のプログラムキー80,80,・・・
(#1〜#N)に対して登録設定された各種の情報を記
憶できるように、複数のメモリボックスで構成されてお
り、各々のプログラムキー80,80,・・・(#1〜
#N)には、発信元情報とジョブ処理のための基本設定
項目とを組み合わせて、最大で256件登録設定できる
ようにしている。
【0016】ここに、発信元情報としては、NSS(非
標準機能設定信号)情報50d、TSI(送信端末識別
信号)情報50e、コーラーID情報50f、SUB
(サブアドレス信号)情報50g、SID(パスワード
信号)情報50hが登録設定でき、NSS情報50dと
して発信元の名称を例えば16文字以内、TSI情報5
0eとして発信元のFAX番号を例えば20桁以内、コ
ーラーID情報50fとして発信者識別番号を例えば1
0桁以内、SUB情報50gとして発信元のサブアドレ
スを例えば20桁以内、パスワード情報として発信元の
パスワードを例えば20桁以内で登録設定できるように
している。
【0017】更に、ジョブ処理のための基本設定項目と
しては、それぞれ、機能設定と実行条件とを区分して登
録設定できるようにしており、ジョブ処理の機能設定と
しては、PCアップジョブ50aの有無(Y/N)、印
字ジョブ50bの有無(Y/N)、転送ジョブ50iの
有無(Y/N)を登録設定できるようにしている。ここ
で、PCアップジョブ50aとは、ファクシミリ装置F
に接続されたパーソナルコンピュータに、外部I/F1
2を介して、受信した画像データをアップロードするこ
とを意味し、印字ジョブ50bとは、受信した画像デー
タを印字出力部10で印字出力することを意味し、転送
ジョブ50iとは、受信した画像データを第3者のファ
クシミリ装置などに転送することを意味する。
【0018】一方の実行条件としては、印字ジョブ50
bを実行するために必要な印字部数50c、転送ジョブ
50iを実行するために必要な転送先FAX番号50j
などを基本設定項目に含めて登録設定できるようにして
いる。なお、PCアップジョブ50aについては、特別
な実行条件はない。また、図中では、転送先FAX番号
50jとして、1箇所の転送先しか登録設定していない
が、本発明はこれには限定されず、複数箇所の転送先を
登録設定してもよい。更に、受信ボックスナンバー50
kは、画像メモリ4に受信ボックスを設けている場合
に、受信した画像データを、画像メモリ4のどの受信ボ
ックスに格納したかを示すものである。
【0019】加えて、上記した各種の情報は、特定のプ
ログラムキー80,80,・・・を指定して、公知の方
法で登録設定することができ、ガイダンスなどを表示部
7で表示したり、スピーカ(不図示)で音声誘導するよ
うにすれば、ユーザーにとって、登録設定する作業が容
易にできる。次に、ファクシミリ装置Fの動作につい
て、図3〜図5を用いて説明する。
【0020】まず、着呼時における動作について、図3
のフロー(100〜109)を用いて説明する。まず、
着呼があれば(100)、ファクシミリ装置Fは、プロ
グラムキー情報記憶部50を参照して、PCアップジョ
ブ50aの設定が「Y」になっているものがあるかどう
かを順次検索する。(101) PCアップジョブ50aの設定が「Y」になっているも
のが1つでもあれば、ファクシミリ装置Fは、NSS
(非標準機能設定信号)情報50dを順次検索して、受
信したNSS(非標準機能設定信号)に格納されている
発信元の名称と一致するものがあるかどうかを判別し
(102)、一致しているものがあれば、メモリ受信処
理(後述)を実行する。
【0021】一方、ステップ101において、PCアッ
プジョブ50aの設定が「Y」になっているものがなけ
れば、ファクシミリ装置Fは、印字ジョブ50bの設定
が「Y」になっているものがあるかどうかを順次検索し
(103)、印字ジョブ50bの設定が「Y」になって
いるものが1つでもあれば、ステップ102以降の動作
を実行し、印字ジョブ50bの設定が「Y」になってい
るものがなければ、転送ジョブ50iの設定が「Y」に
なっているものがあるかどうかを順次検索する。(10
4) ステップ104での検索の結果、転送ジョブ50iの設
定が「Y」になっているものが1つでもあれば、ファク
シミリ装置Fは、ステップ102以降の動作を実行する
一方、転送ジョブ50iの設定が「Y」になっているも
のがなければ、ファクシミリ装置Fは、通常受信を実行
して、続いて受信する画像データを、画像メモリ4の空
いている受信ボックスに格納し、印字する。
【0022】また、ステップ102における判別の結
果、受信したNSS(非標準機能設定信号)に格納され
ている発信元の名称と一致するものがなければ、ファク
シミリ装置Fは、TSI(送信端末識別信号)情報50
eを順次検索し、受信したTSI(送信端末識別信号)
に格納されている発信元のFAX番号と一致しているも
のがあるかどうかを判別する。(105) この判別の結果、一致しているものがあれば、ファクシ
ミリ装置Fは、メモリ受信処理(後述)を実行する一
方、一致しているものがなければ、コーラーID情報5
0fを順次検索して、受信したコーラーIDに格納され
ている発信者識別番号と一致しているものがあるかどう
かを判別する。(106) この判別の結果、一致しているものがあれば、ファクシ
ミリ装置Fは、メモリ受信処理(後述)を実行する一
方、一致しているものがなければ、SUB(サブアドレ
ス)情報50gを順次検索して、受信したSUB(サブ
アドレス)情報に格納されているサブアドレスと一致し
ているものがあるかどうかを判別する。(107) この判別の結果、一致しているものがあれば、ファクシ
ミリ装置Fは、パスワード情報50hと受信したSID
(パスワード情報)に格納されているパスワードと一致
しているものがあるかどうかを判別し(108)、一致
しているものがあれば、ファクシミリ装置Fは、メモリ
受信処理(後述)を実行する一方、一致しているものが
なければ、通常受信を実行して、続いて受信する画像デ
ータを、画像メモリ4の空いている受信ボックスに格納
し、印字する。
【0023】一方、ステップ107における判別の結
果、一致しているものがなければ、ファクシミリ装置F
は、通常受信を実行して、続いて受信する画像データ
を、画像メモリ4の空いている受信ボックスに格納し、
印字する。なお、このルーチンでは、ジョブ処理に必要
な基本設定項目を判別した後に、発信元情報を照合して
いるが、本発明はこれに限られず、発信元情報の照合を
行った後に、ジョブ処理に必要な基本設定項目を判別し
てもよい。
【0024】次に、メモリ受信処理について、図4のフ
ロー(200〜216)を用いて説明する。まず、ファ
クシミリ装置Fは、受信した画像データを、画像メモリ
4の空いている受信ボックスに格納する。(200) このとき、ファクシミリ装置Fは、プログラムキー情報
記憶部50を参照し、受信した発信元情報と一致してい
る発信元情報(NSS情報50d、TSI情報50e、
コーラーID情報50f、SUB情報50g、SID情
報50h)が登録設定されているメモリボックスに受信
ボックスナンバー50kを登録する。
【0025】続いて、ファクシミリ装置Fは、受信ボッ
クスナンバー50kが登録されたメモリボックスを参照
し、PCアップジョブ50aの設定が「Y」になってい
るかどうかを判別する。(201) この判別の結果、PCアップジョブ50aの設定が
「Y」になっておれば、ファクシミリ装置Fは、自装置
がパーソナルコンピュータと接続されているかどうかを
判別し(202)、接続されていなければ、チェックメ
ッセージを表示部7によって表示、あるいは印字出力部
10によって印字出力して、ユーザーに接続を指示す
る。(203) なお、このチェックメッセージは、少なくとも、発信元
の名称、発信元のFAX番号、パーソナルコンピュータ
の接続を指示する旨をユーザーに通知するものであれば
よい。また、チェックメッセージは、スピーカ(不図
示)からの音声によって、ユーザーに通知されるもので
あってもよい。こうすれば、ユーザーに対して、より指
示を明確にできる。
【0026】一方、ステップ202において、自装置が
パーソナルコンピュータと接続されておれば、画像メモ
リ4に格納した画像データを、外部I/F12を介し
て、パーソナルコンピュータにアップロードして(20
4)、ステップ205以降の動作を実行する。また、ス
テップ201における判別の結果、PCアップジョブ5
0aの設定が「Y」になっていなければ、ファクシミリ
装置Fは、ステップ205以降の動作を実行する。
【0027】ステップ205では、印字ジョブ50bの
設定が「Y」になっているかどうかを判別しており、こ
の判別の結果、印字ジョブ50bの設定が「Y」になっ
ておれば、ファクシミリ装置Fは、印字部数50cの設
定が「0」であるかどうかを判別し(206)、「0」
であれば、手動プリントのフラグをセットして(20
7)、ステップ209以降の動作を実行する一方、印字
部数50cの設定が「0」でなければ、画像メモリ4に
格納した画像データを、印字出力部11によって、登録
設定された部数だけ印字出力して(208)、ステップ
209以降の動作を実行する。
【0028】また、ステップ205における判別の結
果、印字ジョブ50bが「Y」になっていなければ、フ
ァクシミリ装置Fは、ステップ209以降の動作を実行
する。ステップ209では、ファクシミリ装置Fは、続
いて同じメモリボックスを参照して、転送ジョブ50i
の設定が「Y」になっているかどうかを判別しており、
転送ジョブ50iの設定が「Y」になっておれば、ファ
クシミリ装置Fは、転送先FAX番号50jが登録され
ているかどうかを判別し(210)、転送先FAX番号
50jが登録されておれば、登録されている転送先を発
呼して、画像メモリ4に格納された画像データを転送す
る。(211) 一方、ステップ210において、転送先FAX番号50
jが登録されていなければ、ファクシミリ装置Fは、手
動転送のフラグをセットする。(212) 以上の動作を繰り返して、全ジョブのチェックが終了す
れば(213)、ファクシミリ装置Fは、手動プリン
ト、あるいは手動転送のフラグがセットされているかど
うかを判別し(214)、手動プリント、あるいは手動
転送のフラグがセットされていなければ、画像メモリ4
に格納した画像データをクリアした後(215)、プロ
グラムキー情報記憶部50のメモリボックスに登録した
受信ボックスナンバー50kをクリアして、メモリ受信
処理を終了する。
【0029】一方、ステップ214において、手動プリ
ント、あるいは手動転送のフラグがセットされていれ
ば、チェックメッセージを表示部7によって表示、ある
いは印字出力部10によって印字出力し、ユーザーに手
動プリント部数、あるいは転送先FAX番号の入力を指
示して(216)、手動プリント,手動転送処理(後
述)を実行する。
【0030】なお、このチェックメッセージは、少なく
とも、発信元の名称、発信元のFAX番号、受信ボック
スナンバー50kを登録したプログラムキー80の番
号、手動プリント部数、あるいは転送先FAX番号の入
力を指示する旨をユーザーに通知するものであればよ
い。また、チェックメッセージは、スピーカ(不図示)
からの音声によって、ユーザーに通知されるものであっ
てもよい。こうすれば、ユーザーに対して、より指示を
明確にできる。
【0031】次に、手動プリント,手動転送処理につい
て、図5のフロー(300〜309)を用いて説明す
る。まず、ファクシミリ装置Fは、表示部7によって、
例えば、「プログラムキーを押して下さい。」といった
メッセージを表示して、ユーザーに対して、プログラム
キーの入力を指示する。(300) そこで、ユーザーが、ステップ216(図2)において
表示あるいは印字出力された番号のプログラムキー80
を操作すれば(301)、ファクシミリ装置Fは、手動
プリントのフラグがセットされているかどうかを判別し
(302)、手動プリントのフラグがセットされていれ
ば、例えば、「手動プリント部数を入力して下さい。」
といったメッセージを表示して、ユーザーに対して、手
動プリント部数の入力を指示する。(303) ユーザーが、手動プリント部数を入力すれば(30
4)、ファクシミリ装置Fは、画像メモリ4に格納した
画像データを、印字出力部10によって印字出力した後
(305)、手動プリントのフラグをクリアして(30
6)、ステップ307以降の動作を実行する。
【0032】一方、ステップ302において、手動プリ
ントのフラグがセットされていなければ、ファクシミリ
装置Fは、ステップ307以降の動作を実行する。ステ
ップ307では、ファクシミリ装置Fは、手動転送のフ
ラグがセットされているかどうかを判別しており、手動
転送のフラグがセットされていれば、例えば、「転送先
FAX番号を入力して下さい。」といったメッセージを
表示して、ユーザーに対して、転送先FAX番号の入力
を指示する。(308) ユーザーが、転送先FAX番号を入力すれば(30
9)、ファクシミリ装置Fは、入力された転送先を発呼
して、画像メモリ4に格納した画像データを転送した後
(310)、手動転送のフラグをクリアする。(31
1) ファクシミリ装置Fは、上述した動作を実行すれば、画
像メモリ4に格納された画像データをクリアして(31
2)、手動プリント,手動転送処理を終了する。
【0033】なお、ステップ312において、画像デー
タのクリアを行った後は、プログラムキー情報記憶部5
0のメモリボックスに登録された受信ボックスナンバー
50iもクリアされる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、請求
項1に記載のファクシミリ装置では、ファクシミリ受信
した画像データに対する印字、転送などの特定のジョブ
処理に必要な基本設定項目を、マクロキー機能として、
予めプログラムキーに登録設定するようにしているの
で、特定の発信元からファクシミリ受信したときに、予
めプログラムキーに登録設定されている各種ジョブ処理
を実行でき、発信元情報を有効に利用することができ
る。
【0035】請求項2に記載のファクシミリ装置では、
プログラムキーには、発信元情報に対して実行すべき印
字、転送などのジョブ処理を、機能設定、実行条件とに
分けて登録できるようにし、ファクシミリ受信を受けた
ときに、ジョブ処理の機能のみが設定されているときに
は、実行条件の入力を要求するチェックメッセージを出
力するようにしているので、ユーザーが、このチェック
メッセージを参照して実行条件を入力すれば、ジョブ処
理が実行されるので、融通性がよく、実際の使用にあた
っての使い勝手がよい。
【0036】請求項3に記載のファクシミリ装置では、
プログラムキーには、発信元情報に対応させて、サブア
ドレスとパスワードとを少なくとも登録設定できるよう
にしているので、サブアドレスとパスワードさえ登録設
定しておけば、受信した、サブアドレスとパスワードが
一致すれば、予めプログラムキーに登録設定されている
ジョブ処理が実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の一例を示すブロッ
ク図である。
【図2】プログラムキー情報記憶部の構成の一例を示し
た図である。
【図3】ファクシミリ装置の基本動作について説明する
ための図である。(着呼時)
【図4】ファクシミリ装置の基本動作について説明する
ための図である。(メモリ受信処理時)
【図5】ファクシミリ装置の基本動作について説明する
ための図である。(手動プリント,手動転送処理時)
【符号の説明】
F・・・ファクシミリ装置 50・・・プログラムキー情報記憶部 50a・・・PCアップジョブ 50b・・・印字ジョブ 50c・・・印字部数 50d・・・NSS情報(発信元の名称) 50e・・・TSI情報(発信元のFAX番号) 50f・・・コーラーID情報(発信者識別番号) 50g・・・サブアドレス情報(発信元のサブアドレ
ス) 50h・・・パスワード情報(発信元のパスワード) 50i・・・転送ジョブ 50j・・・転送先FAX番号 80・・・プログラムキー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファクシミリ受信した画像データに対する
    印字、転送などの特定のジョブ処理に必要な基本設定項
    目を、発信元情報に対応させて、予め登録設定できるよ
    うにしたプログラムキーを備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記プログラムキーには、発信元情報に対して実行すべ
    き印字、転送などのジョブ処理を、少なくとも、機能設
    定、実行条件とに分けて登録できるようにし、ファクシ
    ミリ受信を受けたときに、ジョブ処理の機能のみが設定
    されているときには、実行条件の入力を要求するチェッ
    クメッセージを出力するようにしたファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、 上記プログラムキーには、発信元情報に対応させて、更
    にサブアドレスとパスワードとを登録設定できるように
    しているファクシミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7365867B2 (en) 2002-09-18 2008-04-29 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing device and received document sorting control method for same

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JP3757614B2 (ja) 2006-03-22

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