JP3065090B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリ装置に関し、特に、受信画情報
を一旦画像メモリに蓄積し、所定の相手先に転送する転
送機能を備えたファクシミリ装置に関する。
(従来の技術) 近時、ファクシミリ装置においては、通信機能の向上
や通信速度の向上を図るため、画情報を蓄積する画像メ
モリを備えたファクシミリ装置が出現している。このよ
うな画像メモリを備えたファクシミリ装置においては、
送信時、スキャナで読み取った原稿の画情報を画像メモ
リに蓄積し、所定の送信時間になると、画像メモリから
画情報を読み出して送信する。また、受信時、受信した
画情報を、まず、画像メモリに蓄積し、所定の時期に画
像メモリから画情報を読み出してプロッタで記録出力
し、あるいは、他のファクシミリ装置に転送する。
そして、この転送処理においては、ファクシミリ装置
は受信した画情報を一旦画像メモリに蓄積し、所定時刻
にあらかじめ指定された転送先を発呼して画像メモリ内
の画情報を送信する。したがって、受信処理および送信
処理自体は通常のメモリ送・受信と同様であり、ファク
シミリ制御信号、特に相手先識別信号も通常のファクシ
ミリ通信と同様に、自装置の識別信号を送信する。この
ような転送機能は、特開昭61−43327号公報に記載され
ているように、自装置が受信不能のときに行なわれる
が、これに限るものではなく、例えば、企業の支社に送
信されてきた画情報を本社に転送する場合や自宅に送信
されてきた画情報を出先に転送する場合等にも利用され
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のファクシミリ装置に
あっては、転送モードに設定されていると、画情報を送
ってきた相手先(送信先)のいかんにかかわらず、受信
した画情報を全てあらかじめ登録された転送先に転送処
理していたため、転送の必要のない画情報まで転送した
り、転送先として登録されている相手先から送信されて
きた画情報にも該転送先に転送する。その結果、複数の
ファクシミリ装置がリング形状になるようにその転送先
が登録されているようなときには、順次転送が繰り返さ
れ、止まることなく転送が行なわれるという問題があっ
た。
また、従来の転送処理にあっては、通常のメモリ送・
受信と同様の通信方式により通信を行ない、相手先識別
信号として自装置の識別信号を送信していたため、転送
先の受信コピー等にTTI(Transmitter Terminal Identi
fication)として表示される送信元と管理レポート等に
印字される送信元とが一致せず、ファクシミリ装置と通
信管理上不便であるという問題があった。
(発明の目的) そこで、請求項1記載の発明は、送信側ファクシミリ
装置から送られてきた相手先識別情報をメモリに記憶
し、転送に際し、相手先識別情報として該メモリに記憶
した送信側ファクシミリ装置の相手先識別情報を転送先
に送出することにより、転送先の受信コピー等にTTIと
して表示される送信元と管理レポート等に印字される送
信元とが一致するようにして、ファクシミリ装置の通信
の管理上の便宜性を向上させることを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、 本発明は、 送信側ファクシミリ装置から受信した画情報を一旦画
像メモリに蓄積し、あらかじめ指定された転送先に該画
情報を転送するファクシミリ装置において、 送信側ファクシミリ装置から送られてきた相手先識別
情報をメモリに記憶し、前記画情報の転送に際し、相手
先識別情報として該メモリに記憶した送信側ファクシミ
リ装置の相手先識別情報を転送先に出力することを特徴
としている。
以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す図である。
第1図は本願各発明のファクシミリ装置1のブロック
図であり、ファクシミリ装置1は、CPU(central Proce
ssing Unit)2、ROM(Read Only Memory)3、RAM(Ra
ndom Access Memory)4、操作表示部5、画像メモリ
6、網制御部7、モデム8、符号化・復号化部9、スキ
ャナ10およびプロッタ11等を備えている。
ROM3にはファクシミリ装置1としての基本プログラム
や本願各発明の転送処理プログラム等が格納されてお
り、CPU2はROM3内のプログラムに従ってファクシミリ装
置1の各部を制御してファクシミリ装置1としてのシー
ケンスを実行するとともに、本願各発明の転送処理を実
行する。
RAM4にはワークエリアが形成され、ファクシミリ装置
1を制御するのに必要な各種データや本願各発明の転送
処理に必要な各種データ、特に、転送先の電話番号、禁
止相手先識別情報〔例えば、RTI(Receiver Terminal I
dentification:送信先確認表示)やCSI(被呼端末識
別)等〕が登録される。この禁止相手先識別信号は転送
禁止の相手先として登録される。また、RAM4には、受信
時、送信側から送られてきた相手先識別情報を記憶し、
この相手先識別情報はファクシミリ装置1が、転送する
際に、相手先識別情報として転送先に送信するのに使用
される。
操作表示部5はテンキーやスタートキー等の各種操作
キーを備えるとともに、ディスプレー(例えば、液晶デ
ィスプレー)を備え、キー操作により各種命令が入力さ
れ、また、入力された内容やファクシミリ装置1からオ
ペレータに伝達する各種情報をディスプレーに表示す
る。オペレータはこの操作表示部5のキー操作により転
送先の電話番号や転送禁止先の登録等を行なう。
画像メモリ6は所定容量を有し、主に画情報を蓄積す
る。画像メモリ6には送信用の画情報や受信した画情報
を蓄積し、所定時期に読み出されて転送処理等が行われ
る。
網制御部7は、一般にAA−NCUと称されているもので
あり、網制御部7には、回線L、例えば、電話回線が接
続される。
モデム8は、送信時、送信信号を回線Lの伝達に適し
た形態に変調し、また、受信時、回線Lから送られてき
た変調信号を復調する。
符号化・復号化部9は画情報の電送時間の短縮化と効
率化を図るものであり、送信時には画情報を圧縮(符号
化)し、また、受信時には符号化された画情報を原情報
に再生(復号化)する。
スキャナ10としては、例えば、CCD(Charge Coupled
Device)を利用したラインイメージセンサが用いられて
おり、スキャナ10は1ライン毎に原稿を読み取って画情
報として出力する。
プロッタ11としては、例えば、サーマル素子を備えた
サーマル記録装置が用いられており、プロッタ11は感熱
記録紙に直接、あるいはインクシートを介して間接的に
普通記録紙に記録する。
次に作用について説明する。
本願各発明は、送信側のファクシミリ装置に画情報を
送り返すような転送を防止し、また、転送に際し、転送
先の受信コピー等にTTIとして表示される送信元と管理
レポート等に印字される送信元とが一致するようにする
ところにその特徴がある。
ファクシミリ装置1においては、転送機能を利用する
場合、転送先の登録を行ない、また、特定の相手先から
送信されてきた画情報は転送しないことを要求する場合
には、その相手先情報を登録する。すなわち、第2図に
示すように、オペレータが操作表示部5のキー操作によ
り、登録モードを選択すると、ファクシミリ装置1は、
操作表示部5のディスプレイに転送先入力要請の表示を
行ない(ステップP1)、転送先が操作表示部5のキー操
作により入力されると、その入力された番号をディスプ
レイに表示するとともに、RAM4に登録する(ステップP
1)。次いで、禁止相手先識別情報(CSIまたはRTI)の
登録を行なうかどうかの問い合せ表示をディスプレイに
行ない(ステップP2)、登録する旨のキー操作(YESキ
ーの入力)が行なわれると、禁止相手先識別情報の入力
要請の表示をディスプレイに行なう(ステップP3)。禁
止相手先識別情報が操作表示部5のキー操作により行な
われると、入力された禁止相手先識別情報をディスプレ
イに表示するとともに、RAM4に登録する(ステップP
3)。RAM4への禁止相手先識別情報の登録が完了する
と、登録が完了した旨操作表示部5のディスプレイに表
示して処理を終了する(ステップP4)。この禁止相手先
識別情報は、画情報を送信してきたファクシミリ装置の
相手先識別情報が登録した禁止相手先識別情報と一致す
るとき、受信した画情報を転送しないように、送信側の
ファクシミリ装置をチェックするために使用される。
次に、転送処理について第3図に基づいて説明する。
ファクシミリ装置1は、まず、受信時、転送モードが
オンかどうかチェックし(ステップS1)、転送モードが
オフのときには、通常の受信処理を行なって本フローを
終了する(ステップS2)。一方、ステップS1で、転送モ
ードがオンのときには、受信した送信側の相手先識別情
報とRAM4に登録されている禁止相手先識別情報と比較
し、一致するかどうかチェックする(ステップS3、S
4)。相手先識別情報と禁止相手先識別情報が一致する
ときには、転送禁止相手であると判断して通常の受信処
理を行ない、受信した画情報をプロッタ11で記録出力す
る(ステップS2)。相手先識別情報と禁止相手先識別情
報が一致しないときには、転送禁止相手ではないと判断
して転送モードによる受信を行ない、受信した画情報を
画像メモリ6に蓄積する(ステップS5)。また、送信側
から送信されてきた相手先識別情報をRAM4に登録し、後
述するように、転送時にこの相手先識別情報を使用す
る。受信を完了すると、一旦、回線を切断し(ステップ
S6)、転送先をRAM4から読み出して該転送先に発呼する
(ステップS7)。転送先のファクシミリ装置が応答する
と、画像メモリ6から受信した画情報を読み出して送信
する(ステップS8)。この場合、ファクシミリ装置1
は、相手先識別信号として、受信時に送信側から送られ
てきてRAM4に記憶されている相手先識別情報を送出す
る。全ての画情報の送信を終了すると、転送処理を完了
する。
このように、特定の相手先から受信した画情報につい
ては転送したくないときには、その相手先をあらかじめ
登録しておくことにより、当該相手先から受信した画情
報については転送処理することを禁止することができ
る。その結果、送信してきた相手先に受信した画情報を
転送することを防止することができ、ファクシミリ装置
1の転送機能を適切に利用することができる。
また、転送時、相手先識別信号として、送信側から送
られてきた相手先識別信号を送信することができるの
で、転送先では、受信画情報のコピーに表示されるTTI
と、管理レポートに記録される送信元とが一致し、ファ
クシミリ装置の通信管理上非常に便利である。
さらに、本実施例においては、転送禁止の相手先を禁
止相手先識別情報の形で登録し、転送時に、送信側から
送られてきた相手先識別情報を相手先識別信号として送
信しているので、登録されている転送禁止先の禁止相手
先識別情報と受信した相手先識別情報を比較して、一致
するときには転送を禁止することができ、複数段にわた
って転送を繰り返す転送処理においても、リング状に転
送が繰り返され、永久に転送が行なわれることを防止す
ることができる。すなわち、第4図に示すように、い
ま、ファクシミリ装置A、B、Cがそれぞれリング状に
なるように、転送先が指定され、ファクシミリ装置A、
B、Cの相手先識別情報がそれぞれ、“001"、“002"、
“003"であったとする。ファクシミリ装置Aからファク
シミリ装置Bに送信を行なうと、ファクシミリ装置Bは
ファクシミリ装置Cに転送処理を行なうが、このとき、
ファクシミリ装置Bはファクシミリ装置Aから送信され
てきた相手先識別情報“001"を相手先識別情報としてフ
ァクシミリ装置Cに送信する。いま、ファクシミリ装置
Cの転送禁止相手先としてその禁止相手先識別情報によ
りファクシミリ装置Aが登録されていると、ファクシミ
リ装置Cは、転送禁止相手として登録されている禁止相
手先識別情報“001"とファクシミリ装置Bから送信され
てきた相手先識別情報とが一致するため、ファクシミリ
装置Aへの転送を行なわない。したがって、転送先がリ
ング状につながっている場合であっても永久に転送が繰
り返されることを防止することができる。
なお、上記実施例においては、禁止相手先識別情報と
してRTIやCSIを用いたが、これに限るものではなく、例
えば、ID等を使用してもよい。
(効果) 本発明によれば、送信側ファクシミリ装置から送られ
てきた相手先識別情報をメモリに記憶し、転送に際し、
相手先識別情報として該メモリに記憶した送信側ファク
シミリ装置の相手先識別情報を転送先に送出することが
できるので、転送先の受信コピー等にTTIとして表示さ
れる送信元と管理レポート等に印字される送信元とが一
致させることができ、ファクシミリ装置の通信の管理上
の便宜性を向上させることができる。
また、複数段にわたって転送が行なわれる場合にも、
相手先識別情報により特定の相手先への転送を禁止する
ことができ、転送先がリング状につながっている場合に
も永久に転送が繰り返されることを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明のファクシミリ装置の一実施例
を示す図であり、 第1図はそのファクシミリ装置のブロック図、 第2図はその転送禁止先および相手先識別情報登録処理
のフローチャート、 第3図はその転送処理のフローチャート、 第4図はその転送禁止処理の説明図である。 1……ファクシミリ装置、 2……CPU、 3……ROM、 4……RAM、 5……操作表示部、 6……画像メモリ、 7……網制御部、 8……モデム、 9……符号化・復号化部、 10……スキャナ、 11……プロッタ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信側ファクシミリ装置から受信した画情
    報を一旦画像メモリに蓄積し、あらかじめ指定された転
    送先に該画情報を転送するファクシミリ装置において、 送信側ファクシミリ装置から送られてきた相手先識別情
    報をメモリに記憶し、前記画情報の転送に際し、相手先
    識別情報として該メモリに記憶した送信側ファクシミリ
    装置の相手先識別情報を転送先に出力することを特徴と
    するファクシミリ装置。
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