JPH11312024A - 自動車の操作装置 - Google Patents
自動車の操作装置Info
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- JPH11312024A JPH11312024A JP11822898A JP11822898A JPH11312024A JP H11312024 A JPH11312024 A JP H11312024A JP 11822898 A JP11822898 A JP 11822898A JP 11822898 A JP11822898 A JP 11822898A JP H11312024 A JPH11312024 A JP H11312024A
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Abstract
せるところの制御装置を制御するための制御信号を出力
する操作スイッチを、乗員がその足をフットレストに載
置した状態で直接操作できるように配設することで、ス
テアリングホイールから両手を離すことなくスイッチ操
作でき、また乗員がスイッチ側にその視線を動かす必要
もなくスイッチ操作できるうえ、デッドスペースを有効
利用してスイッチを配設することができる自動車の操作
装置を提供する。 【解決手段】車両の走行状態もしくは車両関連要素を変
化させる制御装置と、上記制御装置を制御するための制
御信号を出力する操作スイッチ(17,18の少なくと
も何れか一方)とを備え、上記操作スイッチ17,18
は、フットレスト13上に乗員が足を載置した状態で該
操作スイッチ17,18を直接操作できるよう上記フッ
トレスト13の上側面またはその近傍に配設されたこと
を特徴とする。
Description
もしくは車両関連要素を変化させる制御装置(例えば自
動変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション
装置、エンジン等)を備えたような自動車の操作装置に
関する。
動変速機を備えた自動車の操作装置としては、例えば特
開平7−280072号公報に記載の装置がある。
すように上端にシフトノブ91を取付けたシフトレバー
92を設け、このシフトレバー92をゲート93におけ
る自動変速エリア94に沿って操作した時、Pレンジ、
Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのレンジ選択を行なうこ
とができると共に、ゲート93における手動変速エリア
95に沿って前方(図示の+側)に移行させた時にはシ
フトアップし、また後方(図示の−側)に移行させた時
にはシフトダウンするように構成した装置である。つま
りマニュアルモードを備えた自動変速機の操作装置であ
る。
(Mレンジ)でのシフトアップ、シフトダウン操作時に
ドライバはステアリングホイールから片方の手を離し
て、この離した片方の手によりシフトアップ、シフトダ
ウン操作する必要があるうえ、ドライバはその視線をシ
フトレバー92側へ動かすこともあった。
を出力するシフトアップスイッチ、シフトダウンスイッ
チがステアリングホイールに設けられた車両もあるが、
斯るスイッチの操作時にはハンドル把持力が低下するば
かりでなく、シフトアップスイッチ、シフトダウンスイ
ッチをステアリングホイールに設けるには、他のスイッ
チとの関係上、その取付けレイアウトに制約を受ける問
題点があった。
両手を離すことなく、またステアリングホイールの把持
力を低下させることなくシフトアップ、シフトダウン操
作することが要請されている。このことは自動変速機の
シフト変速操作に限らず、オーディオ機器の操作、空調
機器の操作、ナビゲーション装置等についても同様であ
る。
載の発明は、車両の走行状態もしくは車室内環境等の車
両関連要素を変化させるところの制御装置(例えば自動
変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション装
置、エンジン等)を制御するための制御信号を出力する
操作スイッチを設け、この操作スイッチを、乗員がその
足をフットレストに載置した状態で直接操作できるよう
にフットレストの上側面またはその近傍に配設すること
で、ステアリングホイールから両手を離すことなくスイ
ッチ操作でき、また乗員がスイッチ側にその視線を動か
す必要もなくスイッチ操作できるうえ、デッドスペース
を有効利用してスイッチを配設することができる自動車
の操作装置の提供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、スイッチ操作により
シフトアップ、シフトダウン等のシフト変速を行なうこ
とができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、フット操作によりオ
ーディオ機器を操作(例えば音量変更、選局等)するこ
とができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、フット操作により空
調機器の温度変更またはモード切換えを行なうことがで
きる自動車の操作装置の提供を目的とする。
求項1,2,3または4記載の発明の目的と併せて、フ
ットレストからの乗員の足による押しボタン操作により
上述の制御装置をコントロールすることができると共
に、操作スイッチ配設部位の認識性向上を図ることがで
きる自動車の操作装置の提供を目的とする。
求項1,2,3,4または5記載の発明の目的と併せ
て、フットレストの一側方および他側方に互に相反する
信号を出力する操作スイッチをそれぞれ設けることで、
これら両信号をフットレストからのフット操作にて得る
ことができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
求項2記載の発明の目的と併せて、主操作装置が自動変
速レンジの時、操作スイッチの信号による変速制御を禁
止し、主操作装置が手動変速レンジ(Mレンジ)の時、
操作スイッチの信号による変速制御を実行することがで
きる自動車の操作装置の提供を目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、車両が所定走行状態
(例えば急制動、急加速、旋回等)にある時、操作スイ
ッチの信号による制御を禁止することで、乗員がその体
勢を維持するのに足を踏張る必要があるような場合の誤
操作を防止することができる自動車の操作装置の提供を
目的とする。
求項1記載の発明の目的と併せて、上述の操作スイッチ
の信号による制御を禁止するハードスイッチまたはソフ
トスイッチ(画面上に設けられるタッチセンサ参照)を
インストルメントパネル部に設けることで、これらハー
ドスイッチ、ソフトスイッチの操作により必要に応じて
フット操作による制御を禁止することができる自動車の
操作装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明の目的と併せて、フット操作により
ナビゲーション装置の音声対話の返答を実行することが
できる自動車の操作装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明の目的と併せて、フット操作により
少なくともエンジン停止を実行することができる自動車
の操作装置の提供を目的とする。
の発明は、乗員の足を載置するフットレストが運転席の
床面を構成するフロアパネルの一側端に設けられた自動
車の操作装置であって、車両の走行状態もしくは車両関
連要素を変化させる制御装置と、上記制御装置を制御す
るための制御信号を出力する操作スイッチとを備え、上
記操作スイッチは、フットレスト上に乗員が足を載置し
た状態で該操作スイッチを直接操作できるよう上記フッ
トレストの上側面またはその近傍に配設された自動車の
操作装置であることを特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記制御装置は自動
変速機であって、上記操作スイッチは該自動変速機にシ
フト変速指令を出力する自動車の操作装置であることを
特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記制御装置はオー
ディオ機器であって、上記操作スイッチはオーディオ機
器にオーディオ変更信号を出力する自動車の操作装置で
あることを特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記制御装置は空調
機器であって、上記操作スイッチは空調機器に温度変更
または制御モード変更指令を出力する自動車の操作装置
であることを特徴とする。
求項1,2,3または4記載の発明の構成と併せて、上
記操作スイッチが押しボタンスイッチに設定された自動
車の操作装置であることを特徴とする。
求項1,2,3,4または5記載の発明の構成と併せ
て、上記フットレストの一側方に第1の操作スイッチを
設けると共に、他側方に第2の操作スイッチを設け、上
記第1の操作スイッチと第2の操作スイッチは互に相反
する信号を出力する自動車の操作装置であることを特徴
とする。
求項2記載の発明の構成と併せて、自動変速レンジと手
動変速レンジを手動で切換可能な主操作装置が運転席近
傍に設けられ、上記主操作装置が自動変速レンジの時、
上記操作スイッチの信号に基づく変速制御を禁止する一
方、手動変速レンジの時、上記操作スイッチの信号に基
づく変速制御を実行する自動車の操作装置であることを
特徴とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、車両が所定走行状態
にある時、上記操作スイッチの信号による制御を禁止す
る禁止手段を設けた自動車の操作装置であることを特徴
とする。
求項1記載の発明の構成と併せて、上記操作スイッチの
信号による制御を禁止するハードスイッチまたはソフト
スイッチがインストルメントパネル部に設けられた自動
車の操作装置であることを特徴とする。
請求項1記載の発明の構成と併せて、上記制御装置はナ
ビゲーション装置であって、上記操作スイッチは音声対
話の返答信号を出力する自動車の操作装置であることを
特徴とする。
請求項1記載の発明の構成と併せて、上記制御装置はエ
ンジンであって、上記操作スイッチは少なくともエンジ
ン停止信号を出力する自動車の操作装置であることを特
徴とする。
によれば、上述の制御信号を出力する操作スイッチをフ
ットレストの上側面またはその近傍に配設して、フット
レスト上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチを
直接操作できるように構成したので、この操作スイッチ
の足による操作(フット操作)時に制御装置を介して車
両の走行状態もしくは車両関連要素を変化させることが
できる。
イールを把持した状態のままで、ステアリングホイール
から何等手を離すことなくスイッチ操作を行なうことが
でき、また乗員がスイッチ側にその視線を動かす必要も
なくスイッチ操作を行なうことができるうえ、フットレ
スト上またはその近傍のデッドスペースを有効利用して
操作スイッチを配設することができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の操作ス
イッチは自動変速機にシフト変速指令を出力するので、
フット操作によりシフトアップ、シフトダウン等のシフ
ト変速を行なうことができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の操作ス
イッチはオーディオ機器にオーディオ変更信号を出力す
るので、フット操作によりオーディオ機器を操作するこ
とができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の操作ス
イッチは空調機器に温度変更または制御モード変更指令
を出力するので、フット操作により空調機器の温度変更
またはモード切換えを行なうことができる効果がある。
上記請求項1,2,3または4記載の発明の効果と併せ
て、上述の操作スイッチを押しボタンスイッチに設定し
たので、フットレストからの乗員の足による押しボタン
操作で上述の制御装置をコントロールすることができる
と共に、操作スイッチ配設部位の認識性向上を図ること
ができる効果がある。
上記請求項1,2,3,4または5記載の発明の効果と
併せて、フットレストの一側方および他側方に互に相反
する信号を出力する操作スイッチをそれぞれ設けたの
で、これら両信号をフットレストからのフット操作にて
得ることができる効果がある。
上記請求項2記載の発明の効果と併せて、上述の主操作
装置が自動変速レンジ(特にDレンジ参照)の時、操作
スイッチの信号による変速制御を禁止し、主操作装置が
手動変速レンジ(Mレンジ参照)の時、操作スイッチの
信号による変速制御を実行することができる効果があ
る。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の禁止手
段は車両が所定走行状態にある時、例えば急制動、急加
速、旋回等の状態にある時、操作スイッチの信号による
制御を禁止するので、乗員がその体勢を維持するのに足
を踏張る必要があるような場合の誤操作を防止すること
ができる効果がある。
上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述のインス
トルメントパネル部に設けられたハードスイッチまたは
ソフトスイッチは、操作スイッチの信号による制御を禁
止するので、これらハードスイッチまたはソフトスイッ
チの操作により必要に応じてフット操作による制御を禁
止することができる効果がある。
ば、上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の操
作スイッチは音声対話の返答信号を出力するので、フッ
ト操作によりナビゲーション装置の音声対話の返答を実
行することができる効果がある。
ば、上記請求項1記載の発明の効果と併せて、上述の操
作スイッチは少なくともエンジン停止信号を出力するの
で、フット操作により少なくともエンジン停止を実行す
ることができる効果がある。
述する。
いて、インストルメントパネル1には左右のサイドベン
ト吹出口2,2を形成すると共に、センタベント吹出口
3を形成し、このセンタベント吹出口3の下部には空調
操作部4を設けている。
ーション装置A(図9参照)の表示部5を配設する一
方、ステアリングホイール6の前方部にはメータ類7を
配置している。
機の主操作装置としてのシフトレバー9を設ける一方、
運転席の床面を構成するフロアパネル10(但し、図面
では図示の便宜上、フロアパネル上の内装材を示す)に
はアクセルペダル11およびブレーキペダル12を臨設
し、このフロアパネル10の一側端(図示左側端)には
乗員の足を載置するフットレスト13を取付けている。
に台部14と、足載せ部15と、誤操作防止用の隆起部
16とを有し、上述の隆起部16には乗員が足載せ部1
5に足を載置した状態で操作できるように第1の操作ス
イッチ17と第2の操作スイッチ18とを取付けてい
る。ここで、上述の各スイッチ17,18には水、ゴ
ミ、砂等からこれらのスイッチ17,18を保護するた
めにシール部材(図示せず)が装着されており、その防
水効果、防塵効果を確保すべく構成している。
トレスト13の一側方(左側方)と他側方(右側方)と
に位置して、互に相反する信号を出力するように押しボ
タンスイッチで構成されているが、図3に示すようにス
イッチング揺動支点としてのレンジ部19を中心として
上下方向に揺動するシーソータイプの操作スイッチ20
(フットスイッチ)であってもよい。
示部5内には上述の操作スイッチ17,18(以下フッ
トスイッチと称す)の信号による制御を禁止するタッチ
センサタイプのソフトスイッチ21を設け、運転席側の
サイドベント吹出口2の下部には上述のフットスイッチ
17,18の信号による制御を禁止するハードスイッチ
22を取付けている。なお、これらソフトスイッチ21
およびハードスイッチ22の配設部位は図示実施例の位
置に限定されるものではなく、インストルメントパネル
1の他の部位であってもよいことは勿論である。
置(自動変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲー
ション装置、エンジン等)を制御するための制御信号を
出力するものであるが、まず、上述の制御装置を自動変
速機に設定した場合について説明する。
してのコンソールボックス8にはカカバー23が取付け
られ、このカバー23に設けられた前後方向に細長い開
口部24から前述のシフトレバー9の上部が突出されて
いる。
の開口部24に沿って前後方向に操作されて、その操作
位置により、前方からPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、
Dレンジおよび手動変速レンジとしてのMレンジが選択
されるようになっている。また、Mレンジの操作位置に
は、中立位置を中心として前後にシフトアップ位置およ
びシフトダウン位置がそれぞれ設けられている。そし
て、これらの操作位置を示す表示板25が上述カバー2
3における開口部24の側方に設けられると共に、この
開口部24は、シフトレバー9に係合されて該レバー9
の操作に従って前後にスライドするスライドプレート2
6によって閉鎖されている。
よって本体が構成されると共に、その中間部より上方の
部分は被覆部材で覆われて、シフトノブ27が形成さ
れ、また上端の操作部には、シフト操作に対する規制を
解除するための規制解除ボタン28が設けられている。
示し、CPU30はインヒビタスイッチ31における各
レンジスイッチ32,33,34,35からの信号と、
Mレンジスイッチ36、シフトアップスイッチ(フット
スイッチ)17、シフトダウンスイッチ(フットスイッ
チ)18からの信号と、シフトレバー9に設けられたシ
フトリミッタスイッチ37、キャンセルスイッチ38か
らの信号と、車速センサ39およびスロットルセンサ4
0からの信号入力に基づいて、ROM41に格納された
プログラムに従って、その変速制御部30Aが油圧制御
回路42を駆動制御し、その表示制御部30Bが各ラン
プ43〜49および変速段表示器50を駆動制御し、ま
たRAM51は必要なフラグF1,F2(図5参照)や
データ等を記憶する。
号に基づいて変速制御部30Aが目標変速段を設定し、
その目標変速段が実現されるように油圧制御回路42に
制御信号を出力し、また、表示制御部30Bが、選択さ
れているレンジや変速制限モードの設定、さらにはMレ
ンジでの変速段等を表示する表示部52を制御すべく構
成している。
ンジで所定の変速段への変速を制御する変速制限モード
を選択することができるようになっており、この変速制
限モードの選択およびその解除用として、上述のシフト
リミッタスイッチ37とキャンセルスイッチ38とが備
えられている。つまり、シフトリミッタスイッチ37
は、DレンジにおいてON操作されるごとに、1速〜3
速間の自動変速を行なう3ATモードと、1,2速間で
の自動変速を行なう2ATモードとに交互に設定するよ
うになっており、また、キャンセルスイッチ38は、O
N操作することにより上述のような変速制限を解除し、
通常の1速〜4速間の自動変速モードに復帰させるよう
になっている。
ー9により選択されたレンジを示すP,R,N,D,M
の各レンジランプ43〜47と、Dレンジにおける変速
制限モードを示す2ATランプ48,3ATランプ49
と、Mレンジにおける変速段を表示する変速段表示器5
0等が備えられている。次に、このCPU30による変
速制御と表示制御の具体的動作を図5に示すフローチャ
ートを参照して詳述する。
6がONか否かを判定し、OFFの時は、ステップS2
でDレンジスイッチ35がONか否かを判定する。そし
て、このDレンジスイッチ35もOFFの時は、さらに
ステップS3,S5,S7で、Pレンジスイッチ32、
Rレンジスイッチ33およびNレンジスイッチ34がO
Nか否かを順次判定し、ステップS4,S6,S8の何
れかで、Pレンジランプ43、Rレンジランプ44およ
びNレンジランプ45のうち、スイッチがONのレンジ
のランプを点灯する。
いから、ステップS9〜S11で、2ATランプ48,
3ATランプ49を何れも消灯すると共に、変速制御で
用いられる目標変速段Gの値をホームポジションとして
の値3に設定(G=3)する。なお、Rレンジに操作さ
れている場合には、CPU30は後退速を実現するよう
に油圧制御回路42に制御信号を出力する。
イッチ35がONであると判定された時は、ステップS
12でDレンジランプ46を点灯した後、ステップS1
3でシフトリミッタスイッチ37がON操作されたか否
かを判定し、操作された時には、その操作回数に応じて
変速モードを3ATモードまたは2ATモードに設定す
る。そして、3ATモードに設定した時にはシフトリミ
ットフラグF1を1にセット(F1=1)し、また、2
ATモードに設定した時にはシフトリミットフラグF2
を1にセット(F2=1)する。
操作された時には、次に、ステップ14で、キャンセル
スイッチ38がON操作されたか否かを判定し、操作さ
れていない時、つまり、何れかの変速制限モードに設定
されている時は、さらにステップS15で、シフトリミ
ットフラグF1の値を判定する。そして、2ATモード
に設定されていれば、F1=0であるから、次にステッ
プS16を実行して、F2=1、F1=0とし、また、3
ATモードに設定されていれば、ステップ17で、F2
=0、F1=1とする。また、上述のステップS14で、
キャンセルスイッチ38がON操作されたと判定すれ
ば、変速モードは1速〜4速間の通常の自動変速モード
に復帰するので、ステップS18で、シフトリミットフ
ラグF1,F2を共に0にセットする。
20で、上述のシフトリミットフラグF2,F1の値を
判定し、F2=1の時は、ステップS21〜S23で、
2ATランプ48を点灯し、3ATランプ49を消灯す
ると共に、目標変速段Gを、1速または2速のうちから
車速Vとスロットル開度TVOとに応じて設定し、その
変速段が実現されるように油圧制御回路42に制御信号
を出力する。また、F1=1の時は、ステップS24〜
S26で、2ATランプ48を消灯し、3ATランプ4
9を点灯すると共に、目標変速段Gを、1速〜3速のう
ちから車速Vとスロットル開度TVOとに応じて設定
し、その変速段が実現されるように油圧制御回路42に
制御信号を出力する。
ップS27〜S29で、2ATランプ48および3AT
ランプ49を共に消灯すると共に、目標変速段Gを、1
速〜4速の全変速段のうちから車速Vとスロットル開度
TVOとに応じて設定し、その変速段が実現されるよう
に油圧制御回路42に制御信号を出力する。これによ
り、Dレンジにおいて、シフトリミッタスイッチ37と
キャンセルスイッチ38の操作もしくは非操作により設
定された変速モードに従って、変速段の切換えが行なわ
れることになる。
れて、図4に示すMレンジスイッチ36がON操作され
ると、CPU30は、ステップS1からステップS30
に移行し、フットスイッチにて構成されるシフトアップ
スイッチ17が乗員の足によりON操作されたか否かを
判定する。そして、このシフトアップスイッチ17がO
N操作された時には、ステップS31で現時点の変速段
に等しい目標変速段Gの値が4であるか否かを判定し、
G=4でなければ、シフトアップが可能なので、ステッ
プS32で目標変速段Gを1だけプラスする。
作されていない時は、ステップS33でフットスイッチ
にて構成されるシフトダウンスイッチ18が乗員の足に
よりON操作されたか否かを判定し、このシフトダウン
スイッチ18がON操作された時には、ステップS34
で目標変速段Gの値が1であるか否かを判定し、G=1
でなければ、シフトダウンが可能なので、ステップS3
5で目標変速段Gを1だけマイナスする。
速段Gが実現されるように、油圧制御回路42に制御信
号を出力すると共に、ステップS36で、Mレンジラン
プ47を点灯する。また、ステップS37,S38で、
2ATランプ48および3ATランプ49を消灯すると
共に、ステップS39で、変速段表示器50に現時点の
目標変速段Gを表示する。
ば、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18参
照)をフットレスト13の上側面に配設して、フットレ
スト13上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチ
(フットスイッチ17,18参照)を直接操作できるよ
うに構成したので、この操作スイッチ(フットスイッチ
17,18参照)の足による操作(フット操作)時に制
御装置(自動変速機参照)を介して車両の走行状態を変
化させることができる。
イール6を把持した状態のままで、ステアリングホイー
ル6から何等手を離すことなくスイッチ17,18操作
を行なうことができ、また乗員がスイッチ側にその視線
を動かす必要もなくスイッチ17,18操作を行なうこ
とができるうえ、フットレスト13上のデッドスペース
を有効利用して操作スイッチ(フットスイッチ17,1
8参照)を配設することができる効果がある。なお、上
述の実施例においてはフットスイッチ17,18をフッ
トレスト13の上側面に設けたが、これらの各フットス
イッチ17,18はフットレスト13の近傍に離間配設
してもよい。
チ17,18参照)は自動変速機にシフト変速指令を出
力するので、フット操作によりシフトアップ、シフトダ
ウン等のシフト変速を行なうことができる効果がある。
ッチ17,18参照)を押しボタンスイッチに設定した
ので、フットレスト13からの乗員の足による押しボタ
ン操作で上述の制御装置(自動変速機参照)をコントロ
ールすることができると共に、操作スイッチ(フットス
イッチ17,18参照)の配設部位の認識性向上を図る
ことができる効果がある。
他側方に互に相反する信号(上記実施例のシフトアッ
プ、シフトダウン参照)を出力する操作スイッチ(フッ
トスイッチ17,18参照)をそれぞれ設けたので、こ
れら両信号をフットレスト13からのフット操作にて得
ることができる効果がある。
9参照)が自動変速レンジ(特にDレンジ参照)の時
(図5に示す第1ステップS1のNO判定参照)、操作
スイッチ(フットスイッチ17,18参照)の信号によ
る変速制御を禁止し、主操作装置(シフトレバー9参
照)が手動変速レンジ(Mレンジ参照)の時(図5に示
す第1ステップS1のYES判定参照)、操作スイッチ
(フットスイッチ17,18参照)の信号による変速制
御を実行することができる効果がある。換言すればシフ
トレバー9がDレンジにある時にはフットスイッチ1
7,18による制御(変速)を禁止し、シフトレバー9
がMレンジにある時においてフットスイッチ17,18
によるシフトアップ、シフトダウンを実行することがで
きる効果がある。
設けられたハードスイッチ22またはソフトスイッチ2
1は、操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)
の信号による制御を禁止するので、これらハードスイッ
チ22またはソフトスイッチ21の操作により必要に応
じてフット操作による制御を禁止することができる効果
があり、フット操作の誤操作防止に有効となる。
述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18)の信号
による制御を禁止する実施例を示し、この実施例の場合
にはCPUの入力側に各フットスイッチ17,18、ブ
レーキスイッチ、スロットルセンサ、舵角センサを設
け、CPU出力側に制御装置(自動変速機、オーディオ
機器、空調機器、ナビゲーション装置、エンジンの何れ
か)を設け、同図に示す第5ステップQ5で禁止手段を
構成する。つまり、この第5ステップQ5(禁止手段)
は車両が所定走行状態(急制動、急加速、旋回)にある
時、上述のフットスイッチ17,18の信号による制御
をインヒビットする手段である。
を参照して説明すると、第1ステップQ1で、CPUは
ブレーキスイッチからの信号入力に基づいて、急制動か
否かを判定し、YES判定時には第5ステップQ5にス
キップする一方、NO判定時には次の第2ステップQ2
に移行する。
トルセンサからのスロットル開度TVOまたはその変化
率ΔTVOあるいはアクセルスイッチからの信号に基づ
いて、急加速か否かを判定し、YES判定時には上述の
第5ステップQ5にスキップする一方、NO判定時には
次の第3ステップQ3に移行する。
ンサからの信号入力に基づいて旋回(または急旋回)か
否かを判定し、YES判定時には第5ステップQ5に移
行する一方、NO判定時には次の第4ステップQ4に移
行する。この第4ステップQ4で、CPUはフットスイ
ッチ17,18による制御を許容する一方、上述の第5
ステップQ5で、CPUはフットスイッチ17,18に
よる制御を禁止する。
述の禁止手段(CPU制御による第5ステップQ5参
照)は車両が所定走行状態にある時、例えば急制動、急
加速、旋回等の状態にある時、操作スイッチ(フットス
イッチ17,18参照)の信号による制御を禁止するの
で、乗員がその体勢を維持するのに足を踏張る必要があ
るような場合のこれら各スイッチ17,18の誤操作を
防止することができる効果がある。
し、この図7に示す実施例は制御装置をオーディオ機器
に設定したものである。而して、CPU60はフットス
イッチ17,18、オーディオ用の各種操作スイッチ5
3、アンテナ54からの信号入力に基づいて、ROM5
5に格納されたプログラムに従って、カセットテープレ
コーダ56、CDプレーヤ57、MDプレーヤ58、ラ
ジオ受信機59を駆動制御し、またRAM61は必要な
データを記憶する。
8はボリュームアップ、ボリュームダウンの音量変更、
または受信周波数の調整(選局)あるいは駆動すべきオ
ーディオ機器56,57,58,59の選定(セレク
ト)の何れかに設定して用いることができる。
チ(フットスイッチ17,18参照)はオーディオ機器
(各要素56,57,58,59参照)にオーディオ変
更信号を出力するので、ステアリングホイール6から手
を離すことなく、フット操作によりオーディオ機器を操
作することができる効果がある。したがって、スイッチ
操作時にステアリングホイール6の把持力が低下するこ
とを確実に防止することができる効果がある。
例を示し、この図8に示す実施例は制御装置を空調機器
に設定したものである。而して、CPU70はフットス
イッチ17,18	、空調用操作スイッチ62、温度
センサ63、日射センサ64からの信号入力に基づい
て,ROM65に格納されたプログラムに従って、ヒー
タユニット66、コンプレッサ(圧縮機)67を駆動制
御し、またRAM68は必要なデータを記憶する。
8は空調温度アップ、空調温度ダウンの温度調整、また
は制御モード変更(モード切換え)あるいは吹出し風量
のアップ、ダウンの吹出風量調整、さらには冷温切換え
や内外気の切換えの何れかに設定して用いることができ
る。
チ(フットスイッチ17,18参照)は空調機器に温度
変更または制御モード変更指令を出力するので、ステア
リングホイール6から手を離すことなく、フット操作に
より空調機器の温度変更またはモード切換えを行なうこ
とができる効果がある。したがって、スイッチ操作時に
ステアリングホイール6の把持力が低下することを確実
に防止することができる効果がある。
例を示し、この図9に示す実施例は制御装置をナビゲー
ション装置Aに設定したものである。
7,18、GPSセンサ69、電話、ナビゲーション用
の各種スイッチ72からの信号入力に基づいて、ROM
73に格納されたプログラムに従って、モニタ74(図
1の表示部5に相当)、スピーカ75、マイク76を駆
動制御し、またRAM77は必要なデータを記憶する。
8は音声対話の「YES」「NO」の返答信号を出力す
るスイッチとして用いることができる。
チ(フットスイッチ17,18参照)は音声対話の返答
信号を出力するので、ステアリングホイール6から手を
離すことなく、また乗員が直接音声を発することなく、
フット操作によりナビゲーション装置の音声対話の返答
を実行することができる効果があり、ハンド操作(手動
操作)による煩雑性をも解消できる。
音声対話の「YES」「NO」の返答いわゆる受け答え
に用いる構成に代えて、モニタ74の画面スクロールや
そのの他の各種選択スイッチとして用いることもでき
る。
施例を示し、この図10に示す実施例は制御装置をエン
ジンに設定したものである。
7,18からの信号入力に基づいて、ROM78に格納
されたプログラムに従って、エンジン79を駆動制御
し、またRAM81は必要なデータを記憶するが、この
場合、一方のフットスイッチ17はそのON操作時にエ
ンジン停止信号を出力し、他方のスイッチ18はそのO
N操作時にエンジン始動信号を出力するように設定す
る。
チ(フットスイッチ17参照)はエンジン停止信号を出
力するので、ステアリングホイール6から手を離すこと
なく、フット操作により少なくともエンジン停止を実行
することができる効果があり、特にアイドリングストッ
プに適用すると有効である。
において、この発明の制御装置は、実施例の自動変速
機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション装置
A、エンジン79に対応し、以下同様に、操作スイッチ
は、フットスイッチ17,18,20に対応し、手動変
速レンジは、Mレンジに対応し、主操作装置は、シフト
レバー9に対応し、禁止手段は、CPU制御による第5
ステップQ5(図6参照)に対応するも、この発明は、
上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
の足載せ部15の爪先側に、乗員がその足をフットレス
ト13に載せた状態下において爪先を上げた時にスイッ
チングされるフットスイッチと、爪先を下げた時にスイ
ッチングされるフットスイッチとを設けるように構成し
てもよい。
図。
ト。
ーチャート。
す制御回路ブロック図。
例を示す制御回路ブロック図。
例を示す制御回路ブロック図。
施例を示す制御回路ブロック図。
Claims (11)
- 【請求項1】乗員の足を載置するフットレストが運転席
の床面を構成するフロアパネルの一側端に設けられた自
動車の操作装置であって、車両の走行状態もしくは車両
関連要素を変化させる制御装置と、上記制御装置を制御
するための制御信号を出力する操作スイッチとを備え、
上記操作スイッチは、フットレスト上に乗員が足を載置
した状態で該操作スイッチを直接操作できるよう上記フ
ットレストの上側面またはその近傍に配設された自動車
の操作装置。 - 【請求項2】上記制御装置は自動変速機であって、上記
操作スイッチは該自動変速機にシフト変速指令を出力す
る請求項1記載の自動車の操作装置。 - 【請求項3】上記制御装置はオーディオ機器であって、
上記操作スイッチはオーディオ機器にオーディオ変更信
号を出力する請求項1記載の自動車の操作装置。 - 【請求項4】上記制御装置は空調機器であって、上記操
作スイッチは空調機器に温度変更または制御モード変更
指令を出力する請求項1記載の自動車の操作装置。 - 【請求項5】上記操作スイッチが押しボタンスイッチに
設定された請求項1,2,3または4記載の自動車の操
作装置。 - 【請求項6】上記フットレストの一側方に第1の操作ス
イッチを設けると共に、他側方に第2の操作スイッチを
設け、上記第1の操作スイッチと第2の操作スイッチは
互に相反する信号を出力する請求項1,2,3,4また
は5記載の自動車の操作装置。 - 【請求項7】自動変速レンジと手動変速レンジを手動で
切換可能な主操作装置が運転席近傍に設けられ、上記主
操作装置が自動変速レンジの時、上記操作スイッチの信
号に基づく変速制御を禁止する一方、手動変速レンジの
時、上記操作スイッチの信号に基づく変速制御を実行す
る請求項2記載の自動車の操作装置。 - 【請求項8】車両が所定走行状態にある時、上記操作ス
イッチの信号による制御を禁止する禁止手段を設けた請
求項1記載の自動車の操作装置。 - 【請求項9】上記操作スイッチの信号による制御を禁止
するハードスイッチまたはソフトスイッチがインストル
メントパネル部に設けられた請求項1記載の自動車の操
作装置。 - 【請求項10】上記制御装置はナビゲーション装置であ
って、上記操作スイッチは音声対話の返答信号を出力す
る請求項1記載の自動車の操作装置。 - 【請求項11】上記制御装置はエンジンであって、上記
操作スイッチは少なくともエンジン停止信号を出力する
請求項1記載の自動車の操作装置。
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---|---|---|---|
JP11822898A JP4058799B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 自動車の操作装置 |
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JPH11312024A true JPH11312024A (ja) | 1999-11-09 |
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JP11822898A Expired - Fee Related JP4058799B2 (ja) | 1998-04-28 | 1998-04-28 | 自動車の操作装置 |
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JP (1) | JP4058799B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100477251B1 (ko) * | 2002-09-11 | 2005-03-18 | 현대모비스 주식회사 | 차량용 오디오 조작장치 |
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-
1998
- 1998-04-28 JP JP11822898A patent/JP4058799B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9855845B2 (en) | 2013-04-19 | 2018-01-02 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicle-mounted display device |
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