JP4058799B2 - 自動車の操作装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の走行状態もしくは車両関連要素を変化させる制御装置(例えば自動変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション装置、エンジン等)を備えたような自動車の操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の制御装置の一例として自動変速機を備えた自動車の操作装置としては、例えば特開平7−280072号公報に記載の装置がある。
【0003】
すなわち、図11にその要部を平面図で示すように上端にシフトノブ91を取付けたシフトレバー92を設け、このシフトレバー92をゲート93における自動変速エリア94に沿って操作した時、Pレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジのレンジ選択を行なうことができると共に、ゲート93における手動変速エリア95に沿って前方(図示の+側)に移行させた時にはシフトアップし、また後方(図示の−側)に移行させた時にはシフトダウンするように構成した装置である。つまりマニュアルモードを備えた自動変速機の操作装置である。
【0004】
この従来構成によればマニュアルレンジ(Mレンジ)でのシフトアップ、シフトダウン操作時にドライバはステアリングホイールから片方の手を離して、この離した片方の手によりシフトアップ、シフトダウン操作する必要があるうえ、ドライバはその視線をシフトレバー92側へ動かすこともあった。
【0005】
一方、自動変速機に対してシフト変速指令を出力するシフトアップスイッチ、シフトダウンスイッチがステアリングホイールに設けられた車両もあるが、斯るスイッチの操作時にはハンドル把持力が低下するばかりでなく、シフトアップスイッチ、シフトダウンスイッチをステアリングホイールに設けるには、他のスイッチとの関係上、その取付けレイアウトに制約を受ける問題点があった。
【0006】
このため近年、ステアリングホイールから両手を離すことなく、またステアリングホイールの把持力を低下させることなくシフトアップ、シフトダウン操作することが要請されている。このことは自動変速機のシフト変速操作に限らず、オーディオ機器の操作、空調機器の操作、ナビゲーション装置等についても同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、車両の走行状態もしくは車室内環境等の車両関連要素を変化させるところの制御装置(例えば自動変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション装置、エンジン等)を制御するための制御信号を出力する操作スイッチを設け、この操作スイッチを、乗員がその足をフットレストに載置した状態で直接操作できるようにフットレストの上側面またはその近傍に配設することで、ステアリングホイールから両手を離すことなくスイッチ操作でき、また乗員がスイッチ側にその視線を動かす必要もなくスイッチ操作でき、しかも、上述の操作スイッチの信号による制御を禁止するハードスイッチおよび/また はソフトスイッチ(画面上に設けられるタッチセンサ参照)をインストルメントパネル部に設けることで、これらハードスイッチ、ソフトスイッチの操作により必要に応じてフット操作による制御を禁止することができる自動車の操作装置の提供を目的とする。デッドスペースを有効利用してスイッチを配設することができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0008】
この発明は、また、車両の走行状態もしくは車室内環境等の車両関連要素を変化させるところの制御装置(例えば自動変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション装置、エンジン等)を制御するための制御信号を出力する操作スイッチを設け、この操作スイッチを、乗員がその足をフットレストに載置した状態で直接操作できるようにフットレストの上側面またはその近傍に配設することで、ステアリングホイールから両手を離すことなくスイッチ操作でき、また乗員がスイッチ側にその視線を動かす必要もなくスイッチ操作できるうえ、デッドスペースを有効利用してスイッチを配設することができ、しかも、フット操作により空調機器温度変更またはモード切換えを行なうことができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0009】
この発明の一実施態様は、スイッチ操作によりシフトアップ、シフトダウン等のシフト変速を行なうことができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0010】
この発明の一実施態様は、フット操作によりオーディオ機器を操作(例えば音量変更、選局等)することができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0011】
この発明の一実施態様は、フットレストからの乗員の足による押しボタン操作により上述の制御装置をコントロールすることができると共に、操作スイッチ配設部位の認識性向上を図ることができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0012】
この発明の一実施態様は、フットレストの一側方および他側方に互に相反する信号を出力する操作スイッチをそれぞれ設けることで、これら両信号をフットレストからのフット操作にて得ることができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0013】
この発明の一実施態様は、主操作装置が自動変速レンジの時、操作スイッチの信号による変速制御を禁止し、主操作装置が手動変速レンジ(Mレンジ)の時、操作スイッチの信号による変速制御を実行することができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0014】
この発明の一実施態様は、車両が所定走行状態(例えば急制動、急加速、旋回等)にある時、操作スイッチの信号による制御を禁止することで、乗員がその体勢を維持するのに足を踏張る必要があるような場合の誤操作を防止することができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0015】
この発明の一実施態様は、フット操作によりナビゲーション装置の音声対話の返答を実行することができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0016】
この発明の一実施態様は、フット操作により少なくともエンジン停止を実行することができる自動車の操作装置の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
この発明による自動車の操作装置は、乗員の足を載置するフットレストが運転席の床面を構成するフロアパネルの一側端に設けられた自動車の操作装置であって、車両の走行状態もしくは車両関連要素を変化させる制御装置と、上記制御装置を制御するための制御信号を出力する操作スイッチとを備え、上記操作スイッチは、フットレスト上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチを直接操作できるよう上記フットレストの上側面またはその近傍に配設され、上記操作スイッチの信号による制御を禁止するハードスイッチおよび/またはソフトスイッチがインストルメントパネル部に設けられたものである。
【0018】
この発明による自動車の操作スイッチは、また、乗員の足を載置するフットレストが運転席の床面を構成するフロアパネルの一側端に設けられた自動車の操作装置であって、車両の走行状態もしくは車両関連要素を変化させる制御装置と、上記制御装置を制御するための制御信号を出力する操作スイッチとを備え、上記操作スイッチは、フットレスト上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチを直接操作できるよう上記フットレストの上側面またはその近傍に配設され、上記制御装置は空調機器であって、上記操作スイッチは空調機器に温度変更または制御モード変更指令を出力するものである。
【0019】
この発明の一実施態様は、上記制御装置は自動変速機であって、上記操作スイッチは該自動変速機にシフト変速指令を出力するものである
【0020】
この発明の一実施態様は、上記制御装置はオーディオ機器であって、上記操作スイッチはオーディオ機器にオーディオ変更信号を出力するものである。
【0021】
この発明の一実施態様は、上記操作スイッチが押しボタンスイッチに設定されたものである
【0022】
この発明の一実施態様は、上記フットレストの一側方に第1の操作スイッチを設けると共に、他側方に第2の操作スイッチを設け、上記第1の操作スイッチと第2の操作スイッチは互に相反する信号を出力するものである
【0023】
この発明の一実施態様は、自動変速レンジと手動変速レンジを手動で切換可能な主操作装置が運転席近傍に設けられ、上記主操作装置が自動変速レンジの時、上記操作スイッチの信号に基づく変速制御を禁止する一方、手動変速レンジの時、上記操作スイッチの信号に基づく変速制御を実行するものである
【0024】
この発明の一実施態様は、車両が所定走行状態にある時、上記操作スイッチの信号による制御を禁止する禁止手段を設けたものである。
【0025】
この発明の一実施態様は、上記制御装置はナビゲーション装置であって、上記操作スイッチは音声対話の返答信号を出力するものである
【0026】
この発明の一実施態様は、上記制御装置はエンジンであって、上記操作スイッチは少なくともエンジン停止信号を出力するものである
【0027】
【発明の作用及び効果】
この発明によれば、上述の制御信号を出力する操作スイッチをフットレストの上側面またはその近傍に配設して、フットレスト上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチを直接操作できるように構成したので、この操作スイッチの足による操作(フット操作)時に制御装置を介して車両の走行状態もしくは車両関連要素を変化させることができる。
【0028】
このため乗員はその両手でステアリングホイールを把持した状態のままで、ステアリングホイールから何等手を離すことなくスイッチ操作を行なうことができ、また乗員がスイッチ側にその視線を動かす必要もなくスイッチ操作を行なうことができるうえ、フットレスト上またはその近傍のデッドスペースを有効利用して操作スイッチを配設することができる効果がある。
【0029】
しかも、上述のインストルメントパネル部に設けられたハードスイッチおよび/またはソフトスイッチは、操作スイッチの信号による制御を禁止するので、これらハードスイッチおよび/またはソフトスイッチの操作により必要に応じてフット操作による制御を禁止することができる効果がある。
【0030】
この発明によれば、また、上述の制御信号を出力する操作スイッチをフットレストの上側面またはその近傍に配設して、フットレスト上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチを直接操作できるように構成したので、この操作スイッチの足による操作(フット操作)時に制御装置を介して車両の走行状態もしくは車両関連要素を変化させることができる。
【0031】
このため、乗員はその両手でステアリングホイールを把持した状態のままで、ステアリングホイールから何等手を離すことなく、スイッチ操作を行なうことができ、また、乗員がスイッチ側にその視線を動かす必要もなくスイッチ操作を行なうことができるうえ、フットレスト上またはその近傍のデッドスペースを有効利用して操作スイッチを配設することができる効果がある。
【0032】
しかも、上述の操作スイッチは空調機器に温度変更または制御モード変更指令を出力するので、フット操作により空調機器の温度変更またはモード切換えを行なうことができる効果がある。
【0033】
この発明の一実施態様によれば、上述の操作スイッチは自動変速機にシフト変速指令を出力するので、フット操作によりシフトアップ、シフトダウン等のシフト変速を行なうことができる効果がある。
【0034】
この発明の一実施態様によれば、上述の操作スイッチはオーディオ機器にオーディオ変更信号を出力するので、フット操作によりオーディオ機器を操作することができる効果がある。
【0035】
この発明の一実施態様によれば、上述の操作スイッチを押しボタンスイッチに設定したので、フットレストからの乗員の足による押しボタン操作で上述の制御装置をコントロールすることができると共に、操作スイッチ配設部位の認識性向上を図ることができる効果がある。
【0036】
この発明の一実施態様によれば、フットレストの一側方および他側方に互に相反する信号を出力する操作スイッチをそれぞれ設けたので、これら両信号をフットレストからのフット操作にて得ることができる効果がある。
【0037】
この発明の一実施態様によれば、上述の主操作装置が自動変速レンジ(特にDレンジ参照)の時、操作スイッチの信号による変速制御を禁止し、主操作装置が手動変速レンジ(Mレンジ参照)の時、操作スイッチの信号による変速制御を実行することができる効果がある。
【0038】
この発明の一実施態様によれば、上述の禁止手段は車両が所定走行状態にある時、例えば急制動、急加速、旋回等の状態にある時、操作スイッチの信号による制御を禁止するので、乗員がその体勢を維持するのに足を踏張る必要があるような場合の誤操作を防止することができる効果がある。
【0039】
この発明の一実施態様によれば、上述の操作スイッチは音声対話の返答信号を出力するので、フット操作によりナビゲーション装置の音声対話の返答を実行することができる効果がある。
【0040】
この発明の一実施態様によれば、上述の操作スイッチは少なくともエンジン停止信号を出力するので、フット操作により少なくともエンジン停止を実行することができる効果がある。
【0041】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
【0042】
図面は自動車の操作装置を示し、図1において、インストルメントパネル1には左右のサイドベント吹出口2,2を形成すると共に、センタベント吹出口3を形成し、このセンタベント吹出口3の下部には空調操作部4を設けている。
【0043】
また上述の空調操作部4の下部にはナビゲーション装置A(図9参照)の表示部5を配設する一方、ステアリングホイール6の前方部にはメータ類7を配置している。
【0044】
さらにコンソールボックス8には自動変速機の主操作装置としてのシフトレバー9を設ける一方、運転席の床面を構成するフロアパネル10(但し、図面では図示の便宜上、フロアパネル上の内装材を示す)にはアクセルペダル11およびブレーキペダル12を臨設し、このフロアパネル10の一側端(図示左側端)には乗員の足を載置するフットレスト13を取付けている。
【0045】
上述のフットレスト13は図2に示すように台部14と、足載せ部15と、誤操作防止用の隆起部16とを有し、上述の隆起部16には乗員が足載せ部15に足を載置した状態で操作できるように第1の操作スイッチ17と第2の操作スイッチ18とを取付けている。ここで、上述の各スイッチ17,18には水、ゴミ、砂等からこれらのスイッチ17,18を保護するためにシール部材(図示せず)が装着されており、その防水効果、防塵効果を確保すべく構成している。
【0046】
これらの各操作スイッチ17,18はフットレスト13の一側方(左側方)と他側方(右側方)とに位置して、互に相反する信号を出力するように押しボタンスイッチで構成されているが、図3に示すようにスイッチング揺動支点としてのレンジ部19を中心として上下方向に揺動するシーソータイプの操作スイッチ20(フットスイッチ)であってもよい。
【0047】
一方、図1に示すナビゲーション装置の表示部5内には上述の操作スイッチ17,18(以下フットスイッチと称す)の信号による制御を禁止するタッチセンサタイプのソフトスイッチ21を設け、運転席側のサイドベント吹出口2の下部には上述のフットスイッチ17,18の信号による制御を禁止するハードスイッチ22を取付けている。なお、これらソフトスイッチ21およびハードスイッチ22の配設部位は図示実施例の位置に限定されるものではなく、インストルメントパネル1の他の部位であってもよいことは勿論である。
【0048】
上述のフットスイッチ17,18は制御装置(自動変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション装置、エンジン等)を制御するための制御信号を出力するものであるが、まず、上述の制御装置を自動変速機に設定した場合について説明する。
【0049】
図1に示すように運転席側方の車体部材としてのコンソールボックス8にはカバー23が取付けられ、このカバー23に設けられた前後方向に細長い開口部24から前述のシフトレバー9の上部が突出されている。
【0050】
このシフトレバー9は、上述のカバー23の開口部24に沿って前後方向に操作されて、その操作位置により、前方からPレンジ、Rレンジ、Nレンジ、Dレンジおよび手動変速レンジとしてのMレンジが選択されるようになっている。また、Mレンジの操作位置には、中立位置を中心として前後にシフトアップ位置およびシフトダウン位置がそれぞれ設けられている。そして、これらの操作位置を示す表示板25が上述カバー23における開口部24の側方に設けられると共に、この開口部24は、シフトレバー9に係合されて該レバー9の操作に従って前後にスライドするスライドプレート26によって閉鎖されている。
【0051】
なお、このシフトレバー9はパイプ部材によって本体が構成されると共に、その中間部より上方の部分は被覆部材で覆われて、シフトノブ27が形成され、また上端の操作部には、シフト操作に対する規制を解除するための規制解除ボタン28が設けられている。
【0052】
図4は自動変速機の制御回路ブロック図を示し、CPU30はインヒビタスイッチ31における各レンジスイッチ32,33,34,35からの信号と、Mレンジスイッチ36、シフトアップスイッチ(フットスイッチ)17、シフトダウンスイッチ(フットスイッチ)18からの信号と、シフトレバー9に設けられたシフトリミッタスイッチ37、キャンセルスイッチ38からの信号と、車速センサ39およびスロットルセンサ40からの信号入力に基づいて、ROM41に格納されたプログラムに従って、その変速制御部30Aが油圧制御回路42を駆動制御し、その表示制御部30Bが各ランプ43〜49および変速段表示器50を駆動制御し、またRAM51は必要なフラグF1,F2(図5参照)やデータ等を記憶する。
【0053】
すなわち、上述のCPU30は各種入力信号に基づいて変速制御部30Aが目標変速段を設定し、その目標変速段が実現されるように油圧制御回路42に制御信号を出力し、また、表示制御部30Bが、選択されているレンジや変速制限モードの設定、さらにはMレンジでの変速段等を表示する表示部52を制御すべく構成している。
【0054】
ここで、この自動変速機においては、Dレンジで所定の変速段への変速を制御する変速制限モードを選択することができるようになっており、この変速制限モードの選択およびその解除用として、上述のシフトリミッタスイッチ37とキャンセルスイッチ38とが備えられている。つまり、シフトリミッタスイッチ37は、DレンジにおいてON操作されるごとに、1速〜3速間の自動変速を行なう3ATモードと、1,2速間での自動変速を行なう2ATモードとに交互に設定するようになっており、また、キャンセルスイッチ38は、ON操作することにより上述のような変速制限を解除し、通常の1速〜4速間の自動変速モードに復帰させるようになっている。
【0055】
また、上述の表示部52には、シフトレバー9により選択されたレンジを示すP,R,N,D,Mの各レンジランプ43〜47と、Dレンジにおける変速制限モードを示す2ATランプ48,3ATランプ49と、Mレンジにおける変速段を表示する変速段表示器50等が備えられている。
次に、このCPU30による変速制御と表示制御の具体的動作を図5に示すフローチャートを参照して詳述する。
【0056】
まず、ステップS1でMレンジスイッチ36がONか否かを判定し、OFFの時は、ステップS2でDレンジスイッチ35がONか否かを判定する。そして、このDレンジスイッチ35もOFFの時は、さらにステップS3,S5,S7で、Pレンジスイッチ32、Rレンジスイッチ33およびNレンジスイッチ34がONか否かを順次判定し、ステップS4,S6,S8の何れかで、Pレンジランプ43、Rレンジランプ44およびNレンジランプ45のうち、スイッチがONのレンジのランプを点灯する。
【0057】
また、この場合は、変速制御は行なわれないから、ステップS9〜S11で、2ATランプ48,3ATランプ49を何れも消灯すると共に、変速制御で用いられる目標変速段Gの値をホームポジションとしての値3に設定(G=3)する。なお、Rレンジに操作されている場合には、CPU30は後退速を実現するように油圧制御回路42に制御信号を出力する。
【0058】
一方、上述のステップS2で、Dレンジスイッチ35がONであると判定された時は、ステップS12でDレンジランプ46を点灯した後、ステップS13でシフトリミッタスイッチ37がON操作されたか否かを判定し、操作された時には、その操作回数に応じて変速モードを3ATモードまたは2ATモードに設定する。そして、3ATモードに設定した時にはシフトリミットフラグF1を1にセット(F1=1)し、また、2ATモードに設定した時にはシフトリミットフラグF2を1にセット(F2=1)する。
【0059】
また、シフトリミッタスイッチ37がON操作された時には、次に、ステップ14で、キャンセルスイッチ38がON操作されたか否かを判定し、操作されていない時、つまり、何れかの変速制限モードに設定されている時は、さらにステップS15で、シフトリミットフラグF1の値を判定する。そして、2ATモードに設定されていれば、F1=0であるから、次にステップS16を実行して、F2=1、F1=0とし、また、3ATモードに設定されていれば、ステップ17で、F2=0、F1=1とする。また、上述のステップS14で、キャンセルスイッチ38がON操作されたと判定すれば、変速モードは1速〜4速間の通常の自動変速モードに復帰するので、ステップS18で、シフトリミットフラグF1,F2を共に0にセットする。
【0060】
次に、CPU30は、ステップS19,S20で、上述のシフトリミットフラグF2,F1の値を判定し、F2=1の時は、ステップS21〜S23で、2ATランプ48を点灯し、3ATランプ49を消灯すると共に、目標変速段Gを、1速または2速のうちから車速Vとスロットル開度TVOとに応じて設定し、その変速段が実現されるように油圧制御回路42に制御信号を出力する。また、F1=1の時は、ステップS24〜S26で、2ATランプ48を消灯し、3ATランプ49を点灯すると共に、目標変速段Gを、1速〜3速のうちから車速Vとスロットル開度TVOとに応じて設定し、その変速段が実現されるように油圧制御回路42に制御信号を出力する。
【0061】
さらに、F2,F1が共に0の時は、ステップS27〜S29で、2ATランプ48および3ATランプ49を共に消灯すると共に、目標変速段Gを、1速〜4速の全変速段のうちから車速Vとスロットル開度TVOとに応じて設定し、その変速段が実現されるように油圧制御回路42に制御信号を出力する。これにより、Dレンジにおいて、シフトリミッタスイッチ37とキャンセルスイッチ38の操作もしくは非操作により設定された変速モードに従って、変速段の切換えが行なわれることになる。
【0062】
一方、シフトレバー9がMレンジに操作されて、図4に示すMレンジスイッチ36がON操作されると、CPU30は、ステップS1からステップS30に移行し、フットスイッチにて構成されるシフトアップスイッチ17が乗員の足によりON操作されたか否かを判定する。そして、このシフトアップスイッチ17がON操作された時には、ステップS31で現時点の変速段に等しい目標変速段Gの値が4であるか否かを判定し、G=4でなければ、シフトアップが可能なので、ステップS32で目標変速段Gを1だけプラスする。
【0063】
また、シフトアップスイッチ17がON操作されていない時は、ステップS33でフットスイッチにて構成されるシフトダウンスイッチ18が乗員の足によりON操作されたか否かを判定し、このシフトダウンスイッチ18がON操作された時には、ステップS34で目標変速段Gの値が1であるか否かを判定し、G=1でなければ、シフトダウンが可能なので、ステップS35で目標変速段Gを1だけマイナスする。
【0064】
そして、このようにして設定された目標変速段Gが実現されるように、油圧制御回路42に制御信号を出力すると共に、ステップS36で、Mレンジランプ47を点灯する。また、ステップS37,S38で、2ATランプ48および3ATランプ49を消灯すると共に、ステップS39で、変速段表示器50に現時点の目標変速段Gを表示する。
【0065】
このように図1〜図5に示す実施例によれば、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)をフットレスト13の上側面に配設して、フットレスト13上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)を直接操作できるように構成したので、この操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)の足による操作(フット操作)時に制御装置(自動変速機参照)を介して車両の走行状態を変化させることができる。
【0066】
このため乗員はその両手でステアリングホイール6を把持した状態のままで、ステアリングホイール6から何等手を離すことなくスイッチ17,18操作を行なうことができ、また乗員がスイッチ側にその視線を動かす必要もなくスイッチ17,18操作を行なうことができるうえ、フットレスト13上のデッドスペースを有効利用して操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)を配設することができる効果がある。
なお、上述の実施例においてはフットスイッチ17,18をフットレスト13の上側面に設けたが、これらの各フットスイッチ17,18はフットレスト13の近傍に離間配設してもよい。
【0067】
また、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)は自動変速機にシフト変速指令を出力するので、フット操作によりシフトアップ、シフトダウン等のシフト変速を行なうことができる効果がある。
【0068】
さらに、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)を押しボタンスイッチに設定したので、フットレスト13からの乗員の足による押しボタン操作で上述の制御装置(自動変速機参照)をコントロールすることができると共に、操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)の配設部位の認識性向上を図ることができる効果がある。
【0069】
加えて、フットレスト13の一側方および他側方に互に相反する信号(上記実施例のシフトアップ、シフトダウン参照)を出力する操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)をそれぞれ設けたので、これら両信号をフットレスト13からのフット操作にて得ることができる効果がある。
【0070】
しかも、上述の主操作装置(シフトレバー9参照)が自動変速レンジ(特にDレンジ参照)の時(図5に示す第1ステップS1のNO判定参照)、操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)の信号による変速制御を禁止し、主操作装置(シフトレバー9参照)が手動変速レンジ(Mレンジ参照)の時(図5に示す第1ステップS1のYES判定参照)、操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)の信号による変速制御を実行することができる効果がある。換言すればシフトレバー9がDレンジにある時にはフットスイッチ17,18による制御(変速)を禁止し、シフトレバー9がMレンジにある時においてフットスイッチ17,18によるシフトアップ、シフトダウンを実行することができる効果がある。
【0071】
一方、上述のインストルメントパネル1に設けられたハードスイッチ22またはソフトスイッチ21は、操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)の信号による制御を禁止するので、これらハードスイッチ22またはソフトスイッチ21の操作により必要に応じてフット操作による制御を禁止することができる効果があり、フット操作の誤操作防止に有効となる。
【0072】
図6は車両が所定の走行状態にある時、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18)の信号による制御を禁止する実施例を示し、この実施例の場合にはCPUの入力側に各フットスイッチ17,18、ブレーキスイッチ、スロットルセンサ、舵角センサを設け、CPU出力側に制御装置(自動変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション装置、エンジンの何れか)を設け、同図に示す第5ステップQ5で禁止手段を構成する。
つまり、この第5ステップQ5(禁止手段)は車両が所定走行状態(急制動、急加速、旋回)にある時、上述のフットスイッチ17,18の信号による制御をインヒビットする手段である。
【0073】
この実施例の作用を図6のフローチャートを参照して説明すると、第1ステップQ1で、CPUはブレーキスイッチからの信号入力に基づいて、急制動か否かを判定し、YES判定時には第5ステップQ5にスキップする一方、NO判定時には次の第2ステップQ2に移行する。
【0074】
この第2ステップQ2で、CPUはスロットルセンサからのスロットル開度TVOまたはその変化率ΔTVOあるいはアクセルスイッチからの信号に基づいて、急加速か否かを判定し、YES判定時には上述の第5ステップQ5にスキップする一方、NO判定時には次の第3ステップQ3に移行する。
【0075】
この第3ステップQ3で、CPUは舵角センサからの信号入力に基づいて旋回(または急旋回)か否かを判定し、YES判定時には第5ステップQ5に移行する一方、NO判定時には次の第4ステップQ4に移行する。
この第4ステップQ4で、CPUはフットスイッチ17,18による制御を許容する一方、上述の第5ステップQ5で、CPUはフットスイッチ17,18による制御を禁止する。
【0076】
このように図6に示す実施例によれば、上述の禁止手段(CPU制御による第5ステップQ5参照)は車両が所定走行状態にある時、例えば急制動、急加速、旋回等の状態にある時、操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)の信号による制御を禁止するので、乗員がその体勢を維持するのに足を踏張る必要があるような場合のこれら各スイッチ17,18の誤操作を防止することができる効果がある。
【0077】
図7は自動車の操作装置の他の実施例を示し、この図7に示す実施例は制御装置をオーディオ機器に設定したものである。
而して、CPU60はフットスイッチ17,18、オーディオ用の各種操作スイッチ53、アンテナ54からの信号入力に基づいて、ROM55に格納されたプログラムに従って、カセットテープレコーダ56、CDプレーヤ57、MDプレーヤ58、ラジオ受信機59を駆動制御し、またRAM61は必要なデータを記憶する。
【0078】
この場合、上述のフットスイッチ17,18はボリュームアップ、ボリュームダウンの音量変更、または受信周波数の調整(選局)あるいは駆動すべきオーディオ機器56,57,58,59の選定(セレクト)の何れかに設定して用いることができる。
【0079】
このように構成すると、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)はオーディオ機器(各要素56,57,58,59参照)にオーディオ変更信号を出力するので、ステアリングホイール6から手を離すことなく、フット操作によりオーディオ機器を操作することができる効果がある。したがって、スイッチ操作時にステアリングホイール6の把持力が低下することを確実に防止することができる効果がある。
【0080】
図8は自動車の操作装置のさらに他の実施例を示し、この図8に示す実施例は制御装置を空調機器に設定したものである。
而して、CPU70はフットスイッチ17,18 、空調用操作スイッチ62、温度センサ63、日射センサ64からの信号入力に基づいて,ROM65に格納されたプログラムに従って、ヒータユニット66、コンプレッサ(圧縮機)67を駆動制御し、またRAM68は必要なデータを記憶する。
【0081】
この場合、上述のフットスイッチ17,18は空調温度アップ、空調温度ダウンの温度調整、または制御モード変更(モード切換え)あるいは吹出し風量のアップ、ダウンの吹出風量調整、さらには冷温切換えや内外気の切換えの何れかに設定して用いることができる。
【0082】
このように構成すると、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)は空調機器に温度変更または制御モード変更指令を出力するので、ステアリングホイール6から手を離すことなく、フット操作により空調機器の温度変更またはモード切換えを行なうことができる効果がある。したがって、スイッチ操作時にステアリングホイール6の把持力が低下することを確実に防止することができる効果がある。
【0083】
図9は自動車の操作装置のさらに他の実施例を示し、この図9に示す実施例は制御装置をナビゲーション装置Aに設定したものである。
【0084】
而して、CPU80はフットスイッチ17,18、GPSセンサ69、電話、ナビゲーション用の各種スイッチ72からの信号入力に基づいて、ROM73に格納されたプログラムに従って、モニタ74(図1の表示部5に相当)、スピーカ75、マイク76を駆動制御し、またRAM77は必要なデータを記憶する。
【0085】
この場合、上述のフットスイッチ17,18は音声対話の「YES」「NO」の返答信号を出力するスイッチとして用いることができる。
【0086】
このように構成すると、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17,18参照)は音声対話の返答信号を出力するので、ステアリングホイール6から手を離すことなく、また乗員が直接音声を発することなく、フット操作によりナビゲーション装置の音声対話の返答を実行することができる効果があり、ハンド操作(手動操作)による煩雑性をも解消できる。
【0087】
また、上述のフットスイッチ17,18を音声対話の「YES」「NO」の返答いわゆる受け答えに用いる構成に代えて、モニタ74の画面スクロールやそのの他の各種選択スイッチとして用いることもできる。
【0088】
図10は自動車の操作装置のさらに他の実施例を示し、この図10に示す実施例は制御装置をエンジンに設定したものである。
【0089】
而して、CPU90はフットスイッチ17,18からの信号入力に基づいて、ROM78に格納されたプログラムに従って、エンジン79を駆動制御し、またRAM81は必要なデータを記憶するが、この場合、一方のフットスイッチ17はそのON操作時にエンジン停止信号を出力し、他方のスイッチ18はそのON操作時にエンジン始動信号を出力するように設定する。
【0090】
このように構成すると、上述の操作スイッチ(フットスイッチ17参照)はエンジン停止信号を出力するので、ステアリングホイール6から手を離すことなく、フット操作により少なくともエンジン停止を実行することができる効果があり、特にアイドリングストップに適用すると有効である。
【0091】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明の制御装置は、実施例の自動変速機、オーディオ機器、空調機器、ナビゲーション装置A、エンジン79に対応し、
以下同様に、
操作スイッチは、フットスイッチ17,18,20に対応し、
手動変速レンジは、Mレンジに対応し、
主操作装置は、シフトレバー9に対応し、
禁止手段は、CPU制御による第5ステップQ5(図6参照)に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0092】
例えば図1、図2に示すフットレスト13の足載せ部15の爪先側に、乗員がその足をフットレスト13に載せた状態下において爪先を上げた時にスイッチングされるフットスイッチと、爪先を下げた時にスイッチングされるフットスイッチとを設けるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動車の操作装置を示す概略斜視図。
【図2】 フットレスト部の拡大斜視図。
【図3】 フットスイッチの他の実施例を示す側面図。
【図4】 自動変速機の制御回路を示すブロック図。
【図5】 変速制御および表示制御を示すフローチャート。
【図6】 操作スイッチ信号による制御禁止を示すフローチャート。
【図7】 本発明の自動車の操作装置の他の実施例を示す制御回路ブロック図。
【図8】 本発明の自動車の操作装置のさらに他の実施例を示す制御回路ブロック図。
【図9】 本発明の自動車の操作装置のさらに他の実施例を示す制御回路ブロック図。
【図10】 本発明の自動車の操作装置のさらに他の実施例を示す制御回路ブロック図。
【図11】 従来の自動車の操作装置を示す平面図。
【符号の説明】
1…インストルメントパネル
9…シフトレバー(主操作装置)
10…フロアパネル
13…フットレスト
17,18,20…フットスイッチ
21…ソフトスイッチ
22…ハードスイッチ
56〜59…オーディオ機器
66,67…空調機器
79…エンジン
A…ナビゲーション装置
Q5…禁止手段

Claims (10)

  1. 乗員の足を載置するフットレストが運転席の床面を構成するフロアパネルの一側端に設けられた自動車の操作装置であって、
    車両の走行状態もしくは車両関連要素を変化させる制御装置と、
    上記制御装置を制御するための制御信号を出力する操作スイッチとを備え、
    上記操作スイッチは、フットレスト上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチを直接操作できるよう上記フットレストの上側面またはその近傍に配設され、上記操作スイッチの信号による制御を禁止するハードスイッチおよび/またはソフトスイッチがインストルメントパネル部に設けられた
    自動車の操作装置。
  2. 乗員の足を載置するフットレストが運転席の床面を構成するフロアパネルの一側端に設けられた自動車の操作装置であって、
    車両の走行状態もしくは車両関連要素を変化させる制御装置と、
    上記制御装置を制御するための制御信号を出力する操作スイッチとを備え、
    上記操作スイッチは、フットレスト上に乗員が足を載置した状態で該操作スイッチを直接操作できるよう上記フットレストの上側面またはその近傍に配設され、
    上記制御装置は空調機器であって、上記操作スイッチは空調機器に温度変更または制御モード変更指令を出力する
    動車の操作装置。
  3. 上記制御装置は自動変速機であって、上記操作スイッチは該自動変速機にシフト変速指令を出力する
    請求項1記載の自動車の操作装置。
  4. 上記制御装置はオーディオ機器であって、上記操作スイッチはオーディオ機器にオーディオ変更信号を出力する
    請求項1記載の自動車の操作装置。
  5. 上記操作スイッチが押しボタンスイッチに設定された
    請求項1または2記載の自動車の操作装置。
  6. 上記フットレストの一側方に第1の操作スイッチを設けると共に、他側方に第2の操作スイッチを設け、
    上記第1の操作スイッチと第2の操作スイッチは互に相反する信号を出力する
    請求項1または2記載の自動車の操作装置。
  7. 自動変速レンジと手動変速レンジを手動で切換可能な主操作装置が運転席近傍に設けられ、
    上記主操作装置が自動変速レンジの時、上記操作スイッチの信号に基づく変速制御を禁止する一方、手動変速レンジの時、上記操作スイッチの信号に基づく変速制御を実行する
    請求項記載の自動車の操作装置。
  8. 車両が所定走行状態にある時、上記操作スイッチの信号による制御を禁止する禁止手段を設けた
    請求項1記載の自動車の操作装置。
  9. 上記制御装置はナビゲーション装置であって、上記操作スイッチは音声対話の返答信号を出力する
    請求項1記載の自動車の操作装置。
  10. 上記制御装置はエンジンであって、上記操作スイッチは少なくともエンジン停止信号を出力する
    請求項1記載の自動車の操作装置。
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