JPH11311872A - 電子写真感光体 - Google Patents

電子写真感光体

Info

Publication number
JPH11311872A
JPH11311872A JP12136498A JP12136498A JPH11311872A JP H11311872 A JPH11311872 A JP H11311872A JP 12136498 A JP12136498 A JP 12136498A JP 12136498 A JP12136498 A JP 12136498A JP H11311872 A JPH11311872 A JP H11311872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
photosensitivity
photoreceptor
formula
photosensitive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP12136498A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Okada
英樹 岡田
Masaaki Yokoyama
正明 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mita Industrial Co Ltd filed Critical Mita Industrial Co Ltd
Priority to JP12136498A priority Critical patent/JPH11311872A/ja
Publication of JPH11311872A publication Critical patent/JPH11311872A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな光感度と低い残留電位とを有し、その
結果として高濃度でしかも地肌カブリのない鮮明な画像
を長期にわたって安定に形成し得る電子写真有機感光体
を提供するにある。 【解決手段】 電荷輸送剤を含有する感光層を備えた電
子写真感光体において、感光層中に下記式(1) 【化1】 式中、Rは、同一でも互いに異なっていてもよく、置換
または未置換の1価の炭化水素基である、で表される化
合物を電子輸送剤として含有することを特徴とする電子
写真感光体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写、プ
リンター、普通紙ファックス等に使用する電子写真感光
体に関するもので、より詳細には、特定の電子輸送剤を
含有し、高い感度を有する電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真法においては、電子写真感光体
を帯電し、画像露光して静電潜像を形成し、この静電潜
像を現像バイアス電圧が印加された状態でトナー現像
し、形成されるトナー像を転写紙等に転写し、定着して
画像形成を行う。この電子写真法はデジタル式またはア
ナログ式の複写、プリンター或いは普通紙FAX等に広
く使用されている。
【0003】この電子写真法に用いる感光体として、従
来セレン感光体やアモルファスシリコン感光体が使用さ
れていたが、近年有機感光体(OPC)も広く使用され
るに至っている。有機感光体には、電荷発生剤(CG
M)と電荷輸送剤(CTM)を別々の層として積層した
機能分離型の積層感光体と、これらCGM及びCTMを
単一の分散層として設けた単層感光体とが代表的なもの
としてある。
【0004】電荷発生剤としては、各種の無機系または
有機系の電荷発生剤、例えばセレン、セレン−テルル、
アモルファスシリコン、ピリリウム塩、アゾ系顔料、ジ
スアゾ系顔料、トリスアゾ顔料、アンサンスロン系顔
料、フタロシアニン系顔料、インジコ系顔料、スレン系
顔料、トルイジン系顔料、ピラゾリン系顔料、ピラント
ロン系顔料、ペリレン系顔料、キナクリドン系顔料等が
知られており、電荷輸送剤としてもポリ−N−ビニルカ
ルバゾール、フェナントレン、N−エチルカルバゾー
ル、2,5 −ジフェニル−1,3,4 −オキサジアゾール、2,
5 −ビス−(4−ジエチルアミノフェニル)−1,3,4 −
オキサジアゾール、ビス−ジエチルアミノフェニル−1,
3,6 −オキサジアゾール、4,4'−ビス(ジエチルアミ
ノ)−2,2'−ジメチルトリフエニルメタン、2,4,5 −ト
リアミノフェニルイミダゾール、2,5 −ビス(4−ジエ
チルアミノフェニル)−1,3,4 −トリアゾール、1−フ
ェニル−3−(4−ジエチルアミノスチリル)−5−
(4−ジエチルアミノフェニル)−2−ピラゾリン、p
−ジエチルアミノベンツアルデヒド−(ジフェニルヒド
ラゾン)、テトラ(m−メチルフェニル)メタフェニレ
ンジアミン、N,N,N',N' −テトラフェニルベンジジン誘
導体、N,N'−ジフエニル−N,N'−ジキシリルベンジジン
類などの正孔輸送剤、2−ニトロ−9−フルオレノン、
2,7 −ジニトロ−9−フルオレノン、2,4,7 −トリニト
ロ−9−フルオレノン、2,4,5,7 −テトラニトロ−9−
フルオレノン、2−ニトロベンゾチオフエン、2,4,8 −
トリニトロチオキサントン、ジニトロアントラセン、ジ
ニトロアクリジン、ジニトロアントラキノン、ナフトキ
ノン類、3,5−ジメチル−3’,5’−ジt−ブチル
ジフェノキノンなどの電子輸送剤等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電荷輸
送剤の内でも、実用的レベルに達している電子輸送剤は
非常に数が少なく、感度に優れているといわれる3,5
−ジメチル−3’,5’−ジt−ブチルジフェノキノン
においても、未だ感度において十分満足しうるものでは
ない。かくして、電子写真の分野においては、感度の増
大した電子輸送剤が求められている。
【0006】本発明者らは、感度の増大した電子輸送剤
について探求を重ねた結果、以下に詳細に説明するジナ
フトキノン誘導体は、感光体に含有させたとき非常に高
い感度を示すことを見い出した。
【0007】即ち、本発明の目的は、大きな光感度と低
い残留電位とを有し、その結果として高濃度でしかも地
肌カブリのない鮮明な画像を長期にわたって安定に形成
し得る電子写真有機感光体を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電荷輸
送剤を含有する感光層を備えた電子写真感光体におい
て、感光層中に下記式(1)
【化2】 式中、Rは、同一でも互いに異なっていてもよく、置換
または未置換の1価の炭化水素基である、で表される化
合物を電子輸送剤として含有することを特徴とする電子
写真感光体が提供される。本発明において、上記式
(1)のジナフトキノン誘導体は、電子受容体と組み合
わせて用いるのが好ましく、これにより光感度の一層の
向上がもたらされる。
【0009】
【発明の実施形態】[作用]本発明の感光体は、有機感
光体中に上記式(1)のジナフトキノン誘導体を含有さ
せたことが顕著な特徴であり、これにより感光体の光感
度を飛躍的に増大させることが可能となる。
【0010】後述する例を参照されたい。即ち、後述す
る例においては、光感度の指標として、電荷発生剤及び
電子輸送剤を含有する感光体に対して一定光強度の光線
を一定時間照射した後の露光後電位を用いている(小さ
いほど感度が高い)が、上記式(1)のジナフトキノン
誘導体は、最も高感度であるといわれている3,5−ジ
メチル−3’,5’−ジt−ブチルジフェノキノンに比
して、かなり低い露光後電位を示し、光感度に優れてい
ることを示している。
【0011】また、本発明の感光体においては、光露出
後の残留電位を低くできるので、コントラストの高い電
荷像の形成が可能となるばかりではなく、地肌かぶりが
少ない画像を、電荷蓄積による不利益なしに、長期にわ
たって安定に形成できるという利点をも与えるものであ
る。
【0012】[ジナフトキノン誘導体]本発明に用いる
ジナフトキノン誘導体は、下記式(2)
【化3】 で表される化学構造を有するものである。
【0013】このジナフトキノン誘導体では、2個のナ
フタレン環が1、1’位の位置で、炭素炭素二重結合で
連結すると共に、4、4’の位置で、酸素原子が二重結
合により炭素原子に結合して、キノイド構造を形成する
と共に、その隣接炭素原子(3,3’位)に結合した水
素原子が1価炭化水素基により置換されているという化
学構造上の特徴を有する。この化学構造上の特徴によ
り、このジナフトキノン誘導体は、光によって活性化さ
れやすく、電子輸送性にも優れているものと信じられ
る。即ち、上記の構造では、一方の酸素原子と他方の酸
素原子との間に多くの共役二重結合が存在すると共に、
キノン構造が縮合環を有し、しかもキノイド炭素原子の
隣接炭素原子が電子供与性の1価炭化水素基を有するこ
とが、上記の特性に寄与していると考えられる。
【0014】この化合物中に存在する2個の1価炭化水
素基は、互いに同一でも、或いは異なっていてもよく、
1価炭化水素基としては、炭素数1乃至10のアルキル
基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、is
o−プロピル基、n−ブチル基、iso−ブチル基、t
−ブチル基、アミル基、2−エチルヘキシル基、炭素数
2乃至10のアルケニル基、例えばビニル基、アリル
基、炭素数3乃至10のシクロアルキル基、例えばシク
ロヘキシル基、シクロペンチル基、炭素数6乃至10の
シクロアルケニル基、例えばシクロヘキセニル基、炭素
数炭素数6乃至10のアリール基、例えばフェニル基、
トリル基、キシリル基、エチルフェニル基、ナフチル
基、炭素数7乃至9のアラールキル基、例えばベンジル
基、フェネチル基、クミル基等が挙げられる。
【0015】上記1価炭化水素基は、未置換でも、或い
は置換基で置換されていてもよく、置換基の適当な例と
しては、1価炭化水素基の電子供与性に障害とならない
置換基、例えばエトキシ基等のアルコキシ基、ジメチル
アミノ基等の置換アミノ基、フェノキシ基等のアリロキ
シ基、アセチルオキシ基等のアシロキシ基等を挙げるこ
とができる。これらの置換基の数は、2以下、特に1以
下であることが好ましい。
【0016】ジナフトキノン誘導体の具体的な例として
は、次のものが例示される。3,3’−ジメチル−4,
4’−ジナフトキノン、3,3’−ジエチル−4,4’
−ジナフトキノン、3,3’−ジt−ブチル−4,4’
−ジナフトキノン、3,3’−ジ(2−エチルヘキシ
ル)−4,4’−ジナフトキノン、3,3’−ジフェニ
ル−4,4’−ジナフトキノン、3,3’−ジトリル−
4,4’−ジナフトキノン、3,3’−ジベンジル−
4,4’−ジナフトキノン、3,3’−ジシクロヘキシ
ル−4,4’−ジナフトキノン。勿論、本発明に用いる
ジナフトキノンは上に例示したものに限定されない。
【0017】上記ジナフトキノン誘導体は、下記反応式
(3)
【化4】 に示されるとおり、2−炭化水素基置換−1−ナフトー
ルを酸触媒存在下に2量化し、生成する2量体を酸化す
ることにより得られる。酸触媒としては、例えば塩化第
二鉄が使用され、例えばエタノール等の溶媒中、0乃至
80℃の温度で2量化を行う。2量体の酸化反応は、特
に限定されないが、例えば酢酸溶媒中で硝酸を酸化剤と
して行う。
【0018】[電子写真感光体]本発明の電子写真感光
体は、上記ジナフトキノン誘導体を電子輸送剤として含
有する限り、任意の感光体であってよく、例えば電子輸
送剤(ETM)と電荷発生剤(CGM)とを単一感光層
中に含む単一分散型感光体であってもよく、また電荷発
生層(CGL)と電荷輸送層(CTL)とを含む積層型
感光体であってもよい。以下、感光体の組成について説
明する。
【0019】(1)電荷発生剤 電荷発生剤としては、例えば、セレン、セレン−テル
ル、アモルファスシリコン、ピリリウム塩、アゾ系顔
料、ジスアゾ系顔料、アンサンスロン系顔料、フタロシ
アニン系顔料、インジコ系顔料、スレン系顔料、トルイ
ジン系顔料、ピラゾリン系顔料、ペリレン系顔料、キナ
クリドン系顔料等が例示され、所望の領域に吸収波長域
を有するよう、一種または二種以上混合して用いられ
る。
【0020】特に好適なものとして、次のフタロシアニ
ン顔料、ペリレン系顔料、ビスアゾ顔料等が例示され
る。フタロシアニン系顔料としては、メタルフリーフタ
ロシアニン、アルミニウムフタロシアニン、バナジウム
フタロシアニン、カドミウムフタロシアニン、アンチモ
ンフタロシアニン、クロムフタロシアニン、銅4−フタ
ロシアニン、ゲルマニウムフタロシアニン、鉄フタロシ
アニン、クロロアルミニウムフタロシアニン、オキソチ
タニルフタロシアニン、クロロインジウムフタロシアニ
ン、クロロガリウムフタロシアニン、マグネシウムフタ
ロシアニン、ジアルキルフタロシアニン、テトラメチル
フタロシアニン、テトラフェニルフタロシアニン等が挙
げられる。また、結晶形も、α型、β型、γ型、δ型、
ε型、σ型、x型、τ型等のものが何れも使用可能であ
る。
【0021】ペリレン系顔料、特に一般式(4)、
【化5】 式中、R1 及びR2 の各々は、炭素数18以下の置換ま
たは未置換のアルキル基、シクロアルキル基、アリール
基、アルカリール基、またはアラールキル基である。で
表されるもの。アルキル基としては、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、2−エチルヘキシル基等が挙げられ、
シクロアルキル基としては、シクロヘキシル基等が挙げ
られ、アリール基としては、フェニル基、ナフチル基等
が挙げられ、アルカリール基としては、トリル基、キシ
リル基、エチルフェニル基等が挙げられ、アラールキル
基としては、ベンジル基、フェネチル基等が挙げられ
る。置換基としては、アルコキシ基、ハロゲン原子等が
ある。
【0022】ビスアゾ顔料、特に下記式(5)
【化6】 式中、Aは水素原子または置換または未置換のアルキル
基、アリール基または複素環基であり、nはゼロまたは
1であり、Cpはカップラー残基である、で表わされる
ビスアゾ顔料。ピラゾール環の3位には、直接或いはビ
ニリデン基を介して、置換或いは未置換のアルキル基、
アリール基或いは複素環基が結合していてもよく、ここ
で、アルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、アミル基等が挙げられ、アリール基としてはフ
ェニル、ナフチル、ビフェニル、アントリル、フェナン
トリル、フルオレニル基等が挙げられ、複素環基として
は、窒素、酸素、硫黄或いはこれらの組み合わせを環中
に含有する単環或いは多環の飽和乃至不飽和の複素環
基、例えばチエニル基、フリル基、イミダゾリル基、ピ
ロリル基、ピリミジニル基、イミダゾール基、ピラジニ
ル基、ピラゾリニル基、ピロリジニル基、ピラニル基、
ピペリジル基、ピペラジニル基、モルホリル基、ピリジ
ル基、ピリミジル基、ピロリジニル基、ピロリニル基、
ベンゾフリル基、ベンゾイミダゾリル基、ベンゾフラニ
ル基、インドリル基、キノリル基、カルバゾリル基、ジ
ベンゾフラニル基等が挙げられる。これらの置換基とし
ては、低級アルキル基、低級アルコキシ基、アシルオキ
シ基、クロール等のハロゲン原子、ヒドロキシル基、ニ
トリル基、ニトロ基、アミノ基、アミド基、アシルオキ
シ基、カルボキシル基等が挙げられる。一方、式(5)
におけるカプラー残基としては、この種のアゾ顔料に使
用されるカプラー(アゾカップリング成分)の残基であ
れば任意のもの、例えば置換或いは未置換のフェノール
類、ナフトール類、或いは水酸基含有複素環環化合物等
であってよく、ここで置換基としては、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、アリール基、アシルオキシ基、
クロール等のハロゲン原子、ヒドロキシル基、ニトリル
基、ニトロ基、アミノ基、アミド基、アシルオキシ基、
カルボキシル基等が挙げられる。
【0023】(2)電荷輸送剤 本発明で用いる電荷輸送剤は、前述したジナフトキノン
を電子輸送剤として含有するが、この電子輸送剤は、単
独で使用しうると共に、正孔輸送剤や電子受容体を組み
合わせて使用することができ、この組み合わせ使用によ
り、光感度を一層向上させることができる。
【0024】正孔輸送性物質としては、例えば次のもの
が知られており、これらの内から、溶解性や、正孔輸送
性に優れているものが使用される。ピレン、N−エチル
カルバゾール、N−イソプロピルカルバゾール、N−メ
チル−N−フエニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−
カルバゾール、N,N−ジフエニルヒドラジノ−3−メ
チリデン−9−エチルカルバゾール、N,N−ジフエニ
ルヒドラジノ−3−メチリデン−10−エチルフエノチ
アジン、N,N−ジフエニルヒドラジノ−3−メチリデ
ン−10−エチルフエノキサジン、p−ジエチルアミノ
ベンズアルデヒド−N,N−ジフエニルヒドラゾン、p
−ジエチルアミノベンズアルデヒド−α−ナフチル−N
−フエニルヒドラゾン、p−ピロリジノベンズアルデヒ
ド−N,N−ジフエニルヒドラゾン、1,3,3−トリ
メチルインドレニン−ω−アルデヒド−N,N−ジフエ
ニルヒドラゾン、p−ジエチルベンズアルデヒド−3−
メチルベンズチアゾリノン−2−ヒドラゾンなどのヒド
ラゾン塩、2,5−ビス(p−ジエチルアミノフエニ
ル)−1,3,4−オキサジゾール、1−フエニル−3
−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチ
ルアミノフエニル)ピラゾリン、1−[キノニル
(2)]−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−
(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1−[ピ
リジル(2)]−3−(p−ジエチルアミノスチリル)
−5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリン、1
−[6−メトキシ−ピリジル(2)]−3−(p−ジエ
チルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミノフエ
ニル)ピラゾリン、1−[ピリジル(3)]−3−(p
−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチルアミ
ノフエニル)ピラゾリン、1−[レピジル(3)]−3
−(p−ジエチルアミノスチリル)−5−(p−ジエチ
ルアミノフエニル)ピラゾリン、1−[ピリジル
(2)]−3−(p−ジエチルアミノスチリル)−4−
メチル−5−(p−ジエチルアミノフエニル)ピラゾリ
ン、1−[ピリジル(2)]−3−(α−メチル−p−
ジエチルアミノスチリル)−3−(p−ジエチルアミノ
フエニル)ピラゾリン、1−フエニル−3−(p−ジエ
チルアミノスチリル)−4−メチル−5−(p−ジエチ
ルアミノフエニル)ピラゾリン、スピロピラゾリンなど
のピラゾリン類、2−(p−ジエチルアミノスチリル)
−3−ジエチルアミノベンズオキサゾール、2−(p−
ジエチルアミノフエニル)−4−(p−ジメチルアミノ
フエニル)−5−(2−クロロフエニル)オキサゾール
などのオキサゾール系化合物、2−(p−ジエチルアミ
ノスチリル)−6−ジエチルアミノベンゾチアゾールな
どのチアゾール系化合物、ビス(4−ジエチルアミノ−
2−メチルフエニル)フエニルメタンなどのトリアリ−
ルメタン系化合物、1,1−ビス(4−N,N−ジエチ
ルアミノ−2−メチルフエニル)ヘプタン、1,1,
2,2−テトラキス(4−N,N−ジメチルアミノ−2
−メチルフエニル)エタンなどのポリアリールアルカン
類、N,N´−ジフエニル−N,N´−ビス(メチルフ
エニル)ベンジベン、N,N´−ジフエニル−N,N´
−ビス(エチルフエニル)ベンジジン、N,N´−ジフ
エニル−N,N´−ビス(プロピルフエニル)ベンジジ
ン、N,N´−ジフエニル−N,N´−ビス(ブチルフ
エニル)ベンジジン、N,N´−ビス(イソプロピルフ
エニル)ベンジジン、N,N´−ジフエニル−N,N´
−ビス(第2級ブチルフエニル)ベンジジン、N,N´
−ジフエニル−N,N´−ビス(第3級ブチルフエニ
ル)ベンジジン、N,N´−ジフエニル−N,N´−ビ
ス(2,4−ジメチルフエニル)ベンジベン、N,N´
−ジフエニル−N,N´−ビス(クロロフエニル)ベン
ジジンなどのベンジジン系化合物、トリフエニルアミ
ン、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルピレ
ン、ポリビニルアントラセン、ポリビニルアリクジン、
ポリ−9−ビニルフエニルアントラセン、ピレン−ホル
ムアルデヒド樹脂、エチルカルバゾールホルムアルデヒ
ド樹脂。
【0025】正孔輸送剤の好適なものとして、下記式
(6)
【化7】 式中、Ar1 、Ar2 、Ar3 及びAr4 の各々は置換
或いは未置換のアリール基であり、Yは置換或いは未置
換のアリーレン基であり、nはゼロまたは1の数であ
る、で表される芳香族アミン類が挙げられる。
【0026】更に、正孔輸送剤の他の好適なものとし
て、ヒドラゾン類、特に下記式(7)
【化8】 式中、Ar5 、Ar6 及びAr7 の各々は置換或いは未
置換のアリール基である、で表されるヒドラゾン類を挙
げることができる。
【0027】一方、ジナフトキノン型電子輸送剤と組み
合わせて用いる電子受容体としては、従来電子輸送剤と
して使用されていたものが何れも使用できるが、特に下
記式(8)
【化9】 式中、R5 、R6 、R7 及びR8 の各々は、水素原子、
アルキル基、或いはアシロキシ基である。で表されるジ
フェノキノン類、特に3,5−ジメチル−3’,5’−
ジt−ブチルジフェノキノン、3,5−ジメトキシ−
3’,5’−ジt−ブチルジフェノキノン、3,3’−
ジメチル−5,5’−ジt−ブチルジフェノキノン、
3,5’−ジメチル−3’,5−ジt−ブチルジフェノ
キノン、3,5,3’,5’−テトラメチルジフェノキ
ノン、2,6,2’,6’−テトラt−ブチルジフェノ
キノン、3,5,3’,5’−テトラフェニルジフェノ
キノン、3,5,3’,5’−テトラシクロヘキシルジ
フェノキノン等が使用される。
【0028】(3)結着樹脂 電荷発生剤や電荷輸送剤を分散させる樹脂媒質として
は、種々の樹脂が使用でき、例えば、スチレン系重合
体、アクリル系重合体、スチレン−アクリル系重合体、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン、アイ
オノマー等のオレフィン系重合体、ポリ塩化ビニル、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、アルキ
ッド樹脂、ポリアミド、ポリウレタン、エポキシ樹脂、
ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリスルホン、ジ
アリルフタレート樹脂、シリコーン樹脂、ケトン樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂、ポリエーテル樹脂、フェノ
ール樹脂や、エポキシアクリレート等の光硬化型樹脂
等、各種の重合体が例示できる。これらの結着樹脂は、
一種または二種以上混合して用いることもできる。好適
な樹脂は、スチレン系重合体、アクリル系重合体、スチ
レン−アクリル系重合体、ポリエステル系樹脂、アルキ
ッド樹脂、ポリカーボネート、ポリアリレート等であ
る。
【0029】特に好適な樹脂は、ポリカーボネート、帝
人化成社製パンライト、三菱瓦斯化学社製PCZ等であ
り、下記一般式(9)、
【化10】 式中、R9 及びR10は水素原子または低級アルキル基で
あって、R9 及びR10は連結して、結合炭素原子と共
に、シクロヘキサン環のごときシクロ環を形成していて
もよい、で表されるビスフェノール類とホスゲンとから
誘導されるポリカーボネートである。
【0030】[単層感光体]本発明に用いる単一分散型
感光体において、電荷発生剤(CGM)は固形分当たり
1乃至20重量%、特に5乃至10重量%の範囲の量で
感光層中に含有されるのがよく、一方、ジナフトキノン
型電子輸送剤は固形分当たり10乃至50重量%、特に
20乃至40重量%の範囲の量で感光層中に含有される
のがよい。
【0031】また、光感度の点や、反転現像を可能とす
るという用途の広さからは、ジナフトキノン型電子輸送
剤(ET)と、正孔輸送剤(HT)とを組み合わせで使
用するのがよく、この場合、ET:HTの重量比は1
0:1乃至1:10、特に1:5乃至1:1の範囲にあ
るのが最もよい。
【0032】更に、ジナフトキノン型電子輸送剤と電子
受容体とを組み合わせると、更に光感度の増大が得られ
る。この場合、電子輸送剤と電子受容体とは、10:1
乃至1:10の重量比で組み合わせて用いるのがよく、
少量の添加で光感度の増感作用がある。
【0033】単層感光体の場合、感光層の厚みは、一般
に10乃至30μm、特に15乃至20μmの厚みに設
けることが、電子写真学的特性の点で好ましい。
【0034】[積層感光体]積層型感光体の場合、前記
電荷発生剤(CGM)は電荷発生層(CGL)中のの樹
脂固形分100重量部当たり1乃至30重量部、特に1
0乃至20重量部の量で含有されるのがよく、一方、前
記ジナフトキノン型電子輸送剤は電荷輸送層(CTL)
の樹脂固形分100重量部当たり10乃至50重量部、
特に20乃至40重量部の量で含有されるのがよい。
【0035】基板/CGL/CTL感光体の場合、CG
Lは、一般に1乃至10μm、特に5乃至10μmの範
囲にあるのがよく、CTLは10乃至40μm、特に2
0乃至30μmの範囲にあるのがよい。
【0036】[感光体の作成]本発明に用いる感光体形
成用組成物には、電子写真学的特性に悪影響を及ぼさな
い範囲で、それ自体公知の種々の配合剤例えば、酸化防
止剤、ラジカル捕捉剤、一重項クエンチャー、UV吸収
剤、軟化剤、表面改質剤、消泡剤、増量剤、増粘剤、分
散安定剤、ワックス、アクセプター、ドナー等を配合さ
せることができる。
【0037】また、感光層の少なくとも上層に全固形分
当たり0.1乃至50重量%の立体障害性フェノール系
酸化防止剤を配合すると、電子写真学的特性に悪影響を
与えることなく、感光層の耐久性を顕著に向上させるこ
とができる。
【0038】感光層を設ける導電性基板としては、導電
性を有する種々の材料が使用でき、例えば、アルミニウ
ム、銅、錫、白金、金、銀、バナジウム、モリブデン、
クロム、カドミウム、チタン、ニッケル、インジウム、
ステンレス鋼、真鍮等の金属単体や、上記金属が蒸着ま
たはラミネートされたプラスック材料、ヨウ化アルミニ
ウム、酸化錫、酸化インジウム等で被覆されたガラス等
が例示される。本発明の感光体では、通常のアルミニウ
ム素管、特に膜厚が1乃至50μmとなるようにアルマ
イト処理を施した素管を好適に用い得る。
【0039】感光体を形成させるには、電荷発生剤、電
子輸送剤及び結着樹脂の組み合わせ、電荷発生剤と結着
樹脂との組み合わせ、或いは電子輸送剤と結着樹脂等の
組み合わせを、従来公知の方法、例えば、ロールミル、
ボールミル、アトライタ、ペイントシェイカーあるいは
超音波分散器等を用いて塗布用組成物を調製し、従来公
知の塗布手段により塗布し、必要により積層し、乾燥す
ればよい。
【0040】塗布液を形成するのに使用する溶剤として
は、種々の有機溶剤が使用でき、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノール、ブタノール等のアルコール類、
n−ヘキサン、オクタン、シクロヘキサン等の脂肪族系
炭化水素、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素、ジクロロメタン、ジクロロエタン、四塩化炭
素、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素、ジメチル
エーテル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、エ
チレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチ
ルエチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、酢酸
エチル、酢酸メチル等のエステル類、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシド等、種々の溶剤が例示さ
れ、一種または二種以上混合して用いられる。塗布液の
固形分濃度は一般に5乃至50%とするのがよい。
【0041】本発明の電子写真感光体を用いる画像形成
法は、特に限定されず、一般に感光体を一様に帯電した
後、画像露光して静電潜像を形成させ、次いで非磁性1
成分系トナー、磁性1成分系トナー、磁性二成分系現像
剤、非磁性二成分系現像剤等を用いて現像を行い、次い
で転写紙に転写し、定着して画像形成を行う。
【0042】
【実施例】本発明を次の例で説明する。
【0043】[合成例1]2−tertブチル−1−ナフト
ールを原料とし、前記反応式(3)に示すとおり、反応
を行い、下記式(10)
【化11】 に示す3,3’−ジtertブチル−4,4’−ジナフトキ
ノン(m.p. 255〜258℃)を得た(以下電子
輸送剤1−1と呼ぶ)。
【0044】[合成例2]2−(1−メチル−1−エチ
ルプロピル)−1−ナフトールを原料とし、前記反応式
(3)に示すとおり、反応を行い、下記式(11)
【化12】 に示す3,3’−ジ(1−メチル−1−エチルプロピ
ル)−4,4’−ジナフトキノン(m.p. 185〜
188℃)を得た(以下電子輸送剤1−2と呼ぶ)。
【0045】[実施例1〜9及び比較例1〜7] 1.感光体作製 (単層感光体)電荷発生剤として表1に示す顔料を5重
量部、正孔輸送剤として表1に示す化合物を50重量
部、電子輸送剤として表1に示す化合物を30重量部、
結着剤としてポリカーボネートを100重量部および溶
媒として800重量部のテトラヒドロフランをボールミ
ルで50時間混合分散して単層型感光層用塗布液を調整
し、この調整液をアルミニウム素管上に塗布した後、1
00℃で60分間熱風乾燥することにより膜厚15〜2
0μmの単層型電子写真用感光体を作製した。
【0046】(積層感光体)表1に示す電荷発生剤を1
00重量部、結着樹脂(ポリビニルブチラール)100
重量部および溶剤(テトラヒドロフラン)2000重量
部をボールミルで50時間混合分散し、電荷発生層用塗
布液を調整した。次いで、この塗布液をアルミニウム素
管上に塗布し、100℃で60分間熱風乾燥して膜厚1
μmの電荷発生層を作製した。一方、表1に示す電子輸
送剤100重量部、ポリカーボネート100重量部及び
溶剤(トルエン)800重量部をボールミルで50時間
混合分散し、電荷輸送層用塗布液を作製した。次いで、
この塗布液を上記電荷発生層上に塗布し、100℃で6
0分間熱風乾燥して膜厚20μmの電荷輸送層を形成
し、積層型感光体を作製した。
【0047】2.評価 (1)光感度評価方法(フタロシアニン系顔料の場合) ドラム感度試験機を用いて、各実施例および比較例で得
られた感光体に印加電圧を加えて、+700Vに帯電さ
せ、バンドパスフィルターにより780nm(半値幅2
0nm)に単色化した光を感光体表面に所定の時間照射
し、その時の電位減衰を観測することにより電子写真特
性を測定した。 光源 :ハロゲンランプ 光強度 :16μW/cm2 (780nm) 光照射時間 :80msec 露光後電位計測:露光開始後330msec後 その結果を表1に示した。なお、表中VL (=Vr )は
露光開始後330msec後の感光体の表面電位を示
す。
【0048】(2)光感度評価方法(ペリレン系顔料の
場合) ドラム感度試験機を用いて、各実施例および比較例で得
られた感光体に印加電圧を加えて、+700Vに帯電さ
せ、ハロゲンランプの白色光を感光体表面に所定の時間
照射し、その時の電位減衰を観測することにより電子写
真特性を測定した。 光源 :ハロゲンランプ 光強度 :147μW/cm2 光照射時間 :50msec 露光後電位計測:露光開始後330msec後 その結果を表1に示した。なお、表中VL (=Vr )は
露光開始後330msec後の感光体の表面電位を示
す。
【0049】
【表1】 a:p−ベンゾキノン b:2,6−ジ−t−ブチルベンゾキノン c:3,5-ジメチル-3´,5´-ジ-t-ブチル-4,4´-ジ
フェノキノン d:3,3´,5,5´-テトラ-t-ブチル-4,4´-ジフェノキ
ノン 1−1:3,3’−ジtertブチル−4,4’−ジナフト
キノン
【0050】[実施例10〜18及び比較例8〜14]
上記実施例1〜9において、表2に示す電子輸送剤を用
いる以外は実施例1〜9と同様にして、感光体を作成
し、実施例1〜9と同様にして評価を行った。結果を表
2に示す。
【0051】
【表2】 a:p−ベンゾキノン b:2,6−ジ−t−ブチルベンゾキノン c:3,5-ジメチル-3´,5´-ジ-t-ブチル-4,4´-ジ
フェノキノン d:3,3´,5,5´-テトラ-t-ブチル-4,4´-ジフェノキ
ノン 1−2:3,3’−ジ(1−メチル−1−エチルプロピ
ル)−4,4’−ジナフトキノン
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、3,3’に置換基を有
する4,4’−ジナフトキノンを電子輸送剤として感光
体中に含有させることにより、大きな光感度と低い残留
電位とを有し、その結果として高濃度でしかも地肌カブ
リのない鮮明な画像を長期にわたって安定に形成し得る
電子写真有機感光体を提供することができた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電荷輸送剤を含有する感光層を備えた電
    子写真感光体において、感光層中に下記式(1) 【化1】 式中、Rは、同一でも互いに異なっていてもよく、置換
    または未置換の1価の炭化水素基である、で表される化
    合物を電子輸送剤として含有することを特徴とする電子
    写真感光体。
  2. 【請求項2】 感光層中に電子受容体を更に含有する請
    求項1記載の電子写真感光体。
JP12136498A 1998-04-30 1998-04-30 電子写真感光体 Withdrawn JPH11311872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12136498A JPH11311872A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 電子写真感光体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12136498A JPH11311872A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 電子写真感光体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11311872A true JPH11311872A (ja) 1999-11-09

Family

ID=14809427

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12136498A Withdrawn JPH11311872A (ja) 1998-04-30 1998-04-30 電子写真感光体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11311872A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002099103A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Kyocera Mita Corp 電子写真感光体
JP2014164275A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Kyocera Document Solutions Inc 正帯電単層型電子写真感光体、及び画像形成装置
JP2016186545A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 富士ゼロックス株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
WO2017145814A1 (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 キノン誘導体及び電子写真感光体
JP2017222599A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 キノン誘導体及び電子写真感光体
WO2023127784A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 三菱ケミカル株式会社 電子写真感光体、電子写真感光体保護層形成用塗布液、化合物、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002099103A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Kyocera Mita Corp 電子写真感光体
JP2014164275A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Kyocera Document Solutions Inc 正帯電単層型電子写真感光体、及び画像形成装置
US9541849B2 (en) 2013-02-27 2017-01-10 Kyocera Document Solutions Inc. Positively chargeable single-layer electrophotographic photosensitive member and image forming apparatus
JP2016186545A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 富士ゼロックス株式会社 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
WO2017145814A1 (ja) * 2016-02-24 2017-08-31 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 キノン誘導体及び電子写真感光体
JP2017222599A (ja) * 2016-06-15 2017-12-21 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 キノン誘導体及び電子写真感光体
WO2023127784A1 (ja) * 2021-12-28 2023-07-06 三菱ケミカル株式会社 電子写真感光体、電子写真感光体保護層形成用塗布液、化合物、電子写真感光体カートリッジ及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3373783B2 (ja) ナフタレンテトラカルボン酸ジイミド誘導体及び電子写真用感光体
JP3292461B2 (ja) ナフタレンテトラカルボン酸ジイミド誘導体及び電子写真用感光体
JP2561977B2 (ja) ヒドラゾン系化合物とこれを用いた感光体
JP3559173B2 (ja) 負帯電単層型電子写真感光体
JPH11311872A (ja) 電子写真感光体
JP3343545B2 (ja) 電子写真感光体
JP3597996B2 (ja) 負帯電単層型電子写真感光体
JP3689254B2 (ja) ニトロ基含有ナフトキノン誘導体及びそれを用いた電子写真用感光体
JP2000019748A (ja) 負帯電単層型電子写真感光体
JP2003195701A (ja) 有機単層感光体を用いた電子写真装置における感光体寿命検出方法
JPH01118141A (ja) 電子写真用感光体
JPH08278643A (ja) 電子写真用有機感光体
JP2000019746A (ja) 負帯電単層型電子写真感光体
US6063534A (en) Nitro group-containing naphthoquinone derivatives and photosensitive material using the same for electrophotography
JPH0480386B2 (ja)
JPH08146629A (ja) 電子写真感光体
JP3954885B2 (ja) キノン誘導体及び電子写真用有機感光体
JPH08278642A (ja) 電子写真感光体
JPH05273772A (ja) ヒドラゾン系化合物およびそれを用いた感光体
JP2658004B2 (ja) 電子写真感光体
JPH08146628A (ja) 電子写真感光体
JPH01118143A (ja) 電子写真用感光体
JP3598091B2 (ja) 電子写真装置における感光体表面電位測定方法
JP3908837B2 (ja) 電子写真感光体
US6022658A (en) Nitro group-containing naphthoquinone derivatives and photosensitive material using the same for electrophotography

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050705