JPH11311461A - 冷凍ケーシング - Google Patents

冷凍ケーシング

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Publication number
JPH11311461A
JPH11311461A JP11802398A JP11802398A JPH11311461A JP H11311461 A JPH11311461 A JP H11311461A JP 11802398 A JP11802398 A JP 11802398A JP 11802398 A JP11802398 A JP 11802398A JP H11311461 A JPH11311461 A JP H11311461A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling pipe
heat insulating
adhesive
casing
insulating foam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11802398A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Toida
順一 樋田
Hiroshi Asano
弘 浅野
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP11802398A priority Critical patent/JPH11311461A/ja
Publication of JPH11311461A publication Critical patent/JPH11311461A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 侵入凝縮水の凍結・膨張によって冷却パイプ
の巻き付け固定部が部分的に押しつぶされることを防止
すること。 【解決手段】 円筒状のケーシング本体11の外周に冷
却パイプ12を両端部を除いて螺旋状に巻き付けてろう
付け固定した後に、冷却パイプ12の両端部の所定部位
を除いて冷却パイプ12の外側を断熱発泡材15で被覆
するようにした冷凍ケーシング10において、断熱発泡
材15の発泡被覆前に冷却パイプ12の断熱発泡材15
で被覆される部位に耐低温性の接着剤13を塗布すると
ともに、その設定時間後に接着剤13の外側に断熱発泡
材15を注入・発泡させて接着剤13に断熱発泡材15
を接着固定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍ケーシング、
例えばオーガ式製氷機の冷凍系に使用し得る冷凍ケーシ
ング(円筒状の熱交換器)に関する。
【0002】
【従来の技術】オーガ式製氷機の冷凍系に使用する冷凍
ケーシングは、例えば実開平7−18174号公報に示
されているように、円筒状のケーシング本体の外周に冷
却パイプ(銅パイプ)を両端部を除いて螺旋状に巻き付
けてろう付け固定した後に、冷却パイプの両端部の所定
部位を除いて冷却パイプの外側を断熱発泡材(例えば、
発泡ウレタン)で被覆するようになっており、断熱発泡
材の発泡被覆前に冷却パイプに塗料が塗布されて冷却パ
イプ上に塗膜が形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報の冷凍ケ
ーシングにおいては、冷却パイプ上に塗膜を形成して、
冷却パイプのケーシング本体へのろう付けにより生じた
空隙部やろう付け固定部のピンホールでの呼吸作用(オ
ーガ式製氷機の使用時における製氷運転時と停止時との
温度差に起因してケーシング本体が熱膨張・収縮するこ
とにより生じるもの)によっては水分がろう付けにより
生じた空隙部やろう付け固定部のピンホールに侵入しな
いようにしたが、塗膜と断熱発泡材間に生じる空隙の膨
張・収縮作用によって塗膜と断熱発泡材間が早期に剥離
し、上記空隙での呼吸作用によって水分が上記空隙に侵
入することがある。
【0004】ところで、上記空隙に侵入した水分は凝縮
水となって溜まり、氷結(凍結・膨張)・融氷の繰り返
しによって塗膜を損傷させることがある。このため、長
期間使用した場合には、塗膜が破損して塗膜の内側に凝
縮水が侵入し、冷却パイプにおける巻き付け固定部の回
りに凝縮水が溜まるおそれがあり、この侵入凝縮水の凍
結・膨張によって冷却パイプの巻き付け固定部が部分的
に押しつぶされるおそれがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した問題
に対処すべくなされたものであり、円筒状のケーシング
本体の外周に冷却パイプを両端部を除いて螺旋状に巻き
付けてろう付け固定した後に、冷却パイプの両端部の所
定部位を除いて冷却パイプの外側を断熱発泡材で被覆す
るようにした冷凍ケーシングにおいて、前記断熱発泡材
の発泡被覆前に前記冷却パイプの断熱発泡材で被覆され
る部位に耐低温性の接着剤を塗布するとともに、その設
定時間後に前記接着剤の外側に前記断熱発泡材を注入・
発泡させて前記接着剤に前記断熱発泡材を接着固定した
ことに特徴がある。耐低温性の接着剤とは、冷凍ケーシ
ングの使用時における温度差(室温と−10〜−15℃
程度の冷凍温度との差)の繰り返しにおいても、接着機
能が損なわれない接着剤をいう。
【0006】
【発明の作用・効果】本発明による冷凍ケーシングにお
いては、断熱発泡材の発泡被覆前に冷却パイプの断熱発
泡材で被覆される部位に耐低温性の接着剤を塗布すると
ともに、その設定時間後に接着剤の外側に断熱発泡材を
注入・発泡させて接着剤に断熱発泡材を接着固定したた
め、接着剤と断熱発泡材間に生じる空隙が冷凍ケーシン
グの使用時において膨張・収縮を繰り返しても、接着剤
による接着力が勝って接着剤と断熱発泡材間が剥離する
ことはなく、長期間にわたって水分が上記空隙に侵入す
ることはない。したがって、長期間の使用に際しても、
接着剤は水の凍結・膨張によって損傷を受けることはな
くて、冷却パイプにおける巻き付け固定部の回りに凝縮
水が溜まることはなく、冷却パイプの巻き付け固定部が
凝縮水の凍結・膨張によって部分的に押しつぶされるこ
とを的確に防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明をオーガ式製氷機
の冷凍ケーシング(内部にオーガが周知のように回転可
能に組付けられる)に実施した実施形態を示していて、
この実施形態の冷凍ケーシング10においては、円筒状
のケーシング本体11の外周に冷却パイプ(銅パイプ)
12を両端部を除いて螺旋状に巻き付けてはんだ等でろ
う付け固定した後に、冷却パイプ12の両端部の所定部
位を除いて冷却パイプ12の外側を断熱発泡材15で被
覆してある。なお、断熱発泡材15での被覆は、従来と
同様に、冷却パイプ12等を組付けた状態のケーシング
本体11を所定の型(図示省略)にセットした後に、同
型内に断熱発泡材15を注入して発泡させることにより
行われている。
【0008】また、冷凍ケーシング10は、周知のよう
に、ケーシング本体11内に駆動装置(図示省略)によ
って回転駆動されるオーガ(図示省略)が組付けられ、
ケーシング本体11の上端に押圧頭、カッター、氷放出
路等(図示省略)が組付けられ、ケーシング本体11と
オーガの下部間に水密用メカニカルシール(図示省略)
が組付けられ、ケーシング本体11の下部給水口11a
に製氷水供給路(図示省略)が組付けられ、冷却パイプ
12に冷媒を循環供給する冷凍回路(図示省略)が接続
されることにより、オーガ式製氷機に組み込まれて使用
されるようになっている。
【0009】ところで、本実施形態の冷凍ケーシング1
0においては、断熱発泡材15の発泡被覆前に冷却パイ
プ12の断熱発泡材15で被覆される部位に耐低温性の
接着剤(例えばシリコーン変性ポリマー系弾性接着剤で
特に断熱発泡材15に対して強い接着力が得られるも
の)13が塗布されるとともに、その設定時間(接着剤
13中の溶剤を揮発させるに必要な時間であり、具体的
には5〜10分程度)後に接着剤13の外側に断熱発泡
材15が注入・発泡されて接着剤13に断熱発泡材15
が接着固定されている。なお、上記設定時間内に冷却パ
イプ12の両端から弾力性を有するインシュレーション
ホース14が嵌合被覆されるとともに、冷却パイプ12
等を組付けた状態のケーシング本体11が所定の型(図
示省略)にセットされるようになっていて、断熱発泡材
15による発泡被覆時には、インシュレーションホース
14の一端部14aの外周面と冷却パイプ12の外周に
塗布した接着剤13の外周面とに、図示のごとく断熱発
泡材15が直接に接触接着する。
【0010】このため、この冷凍ケーシング10におい
ては、接着剤13と断熱発泡材15間に生じる空隙が冷
凍ケーシング10の使用時において膨張・収縮を繰り返
しても、接着剤13による接着力が勝って接着剤13と
断熱発泡材15間が剥離することはなく、長期間にわた
って水分が上記空隙に侵入することはない。したがっ
て、長期間の使用に際しても、接着剤13は水の凍結・
膨張によって損傷を受けることはなくて、冷却パイプ1
2における巻き付け固定部12aの回りに凝縮水が溜ま
ることはなく、冷却パイプ12の巻き付け固定部12a
が凝縮水の凍結・膨張によって部分的に押しつぶされる
ことを的確に防止することができる。
【0011】上記実施形態においては、オーガ式製氷機
の冷凍ケーシングに本発明を実施したが、本発明は、円
筒状のケーシング本体の外周に冷却パイプを両端部を除
いて螺旋状に巻き付けてろう付け固定した後に、冷却パ
イプの両端部の所定部位を除いて冷却パイプの外側を断
熱発泡材で被覆するようにした種々な冷凍ケーシング
(例えば、アイスクリーム製造機の冷凍ケーシング)に
おいても同様に実施し得るものであり、上記実施形態に
限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をオーガ式製氷機の冷凍ケーシングに
実施した一実施形態を示す部分破断正面図である。
【符号の説明】
10…冷凍ケーシング、11…ケーシング本体、12…
冷却パイプ、12a…巻き付け固定部、13…接着剤、
14…インシュレーションホース、15…断熱発泡材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のケーシング本体の外周に冷却パ
    イプを両端部を除いて螺旋状に巻き付けてろう付け固定
    した後に、冷却パイプの両端部の所定部位を除いて冷却
    パイプの外側を断熱発泡材で被覆するようにした冷凍ケ
    ーシングにおいて、前記断熱発泡材の発泡被覆前に前記
    冷却パイプの断熱発泡材で被覆される部位に耐低温性の
    接着剤を塗布するとともに、その設定時間後に前記接着
    剤の外側に前記断熱発泡材を注入・発泡させて前記接着
    剤に前記断熱発泡材を接着固定したことを特徴とする冷
    凍ケーシング。
JP11802398A 1998-04-28 1998-04-28 冷凍ケーシング Pending JPH11311461A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013154305A1 (en) * 2012-04-10 2013-10-17 Samsung Electronics Co., Ltd. Refrigerator and manufacturing method thereof
JP2016080630A (ja) * 2014-10-21 2016-05-16 株式会社アメフレック 熱衝撃試験装置
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