JP2593597Y2 - 直冷式冷凍庫 - Google Patents
直冷式冷凍庫Info
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- JP2593597Y2 JP2593597Y2 JP1992077392U JP7739292U JP2593597Y2 JP 2593597 Y2 JP2593597 Y2 JP 2593597Y2 JP 1992077392 U JP1992077392 U JP 1992077392U JP 7739292 U JP7739292 U JP 7739292U JP 2593597 Y2 JP2593597 Y2 JP 2593597Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- freezer
- auxiliary circuit
- inner box
- lid
- circuit
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は冷凍庫の内箱に蒸発器
が接して設けられている構造の直冷式冷凍庫に関するも
のである。
が接して設けられている構造の直冷式冷凍庫に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】冷凍食品等を保冷収納するチェスト型冷
凍庫等は一般的に直冷式で、蒸発器と冷凍庫の内箱が接
した構造になっている。そのため食品の出し入れ時に流
入する空気中の水分や、食品中に含まれる水分が内箱表
面に凝結し霜となって付着する。
凍庫等は一般的に直冷式で、蒸発器と冷凍庫の内箱が接
した構造になっている。そのため食品の出し入れ時に流
入する空気中の水分や、食品中に含まれる水分が内箱表
面に凝結し霜となって付着する。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】このように、霜が内箱
に付着すると、伝熱効率が悪くなり冷却能力が低下し、
庫内を所定の低温に保持できなくなる。また霜が庫内で
成長し食品収納容積を減少させたり美観を阻害する。こ
の霜を除去するためにはヘラ等で削り落としたり、温湯
で溶かして外部に排出する必要がある。しかしヘラでは
削りにくく手間がかかり、鋭利な器具を用いると内箱ば
かりか冷却パイプをも傷つけ破損させる危険がある。こ
の考案の目的は、上記の課題を解決し、素早く且つ簡単
に冷凍庫内の除霜を行う手段を提供し、除霜の手間の解
消と庫内の容積の確保、美観の維持、そして機器の効率
向上と寿命の増大を実現しようとするものである。
に付着すると、伝熱効率が悪くなり冷却能力が低下し、
庫内を所定の低温に保持できなくなる。また霜が庫内で
成長し食品収納容積を減少させたり美観を阻害する。こ
の霜を除去するためにはヘラ等で削り落としたり、温湯
で溶かして外部に排出する必要がある。しかしヘラでは
削りにくく手間がかかり、鋭利な器具を用いると内箱ば
かりか冷却パイプをも傷つけ破損させる危険がある。こ
の考案の目的は、上記の課題を解決し、素早く且つ簡単
に冷凍庫内の除霜を行う手段を提供し、除霜の手間の解
消と庫内の容積の確保、美観の維持、そして機器の効率
向上と寿命の増大を実現しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達するこの
考案について述べるとそれは、蒸発器が冷凍庫の内箱に
接して設けられている直冷式冷凍庫であって、該内箱に
接して、該内箱を加熱する加熱手段が設けられてあり、
かつ該冷凍庫の圧縮機モータを制御するメイン回路と、
前記加熱手段を制御する補助回路が設けられてあり、又
前記メイン回路と補助回路を切替える切替えスイッチを
有し、前記補助回路には、前記切替えスイッチが、前記
補助回路側に切替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が閉止
している場合にＯＦＦとなり、前記補助回路の前記加熱
手段を作動させないようにし、前記冷凍庫の蓋が開放し
ている場合にＯＮとなり、前記補助回路の加熱手段を作
動させようにしてなる蓋開放検出スイッチが設けられて
いることを特徴とする直冷式冷凍庫である。又、加熱手
段はコードヒータであり、該コードヒータ作動の際圧縮
機モータは停止されている前記直冷式冷凍庫である。
又、蒸発器が冷凍庫の内箱に接して設けられている直冷
式冷凍庫であって、圧縮機出口部と蒸発器入口部の間に
弁機構を有して設けられたバイパス回路を備え、該冷凍
庫の圧縮機モータを制御するメイン回路と、前記バイパ
ス回路の弁機構の駆動装置を制御する補助回路が設けら
れてあり、前記補助回路には、前記切替えスイッチが、
前記補助回路側に切替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が
閉止している場合にＯＦＦとなり、前記補助回路の前記
弁機構駆動装置を作動させないようにし、前記冷凍庫の
蓋が開放している場合にＯＮとなり、前記補助回路の弁
機構駆動装置を作動させるようにしてなる蓋開放検出ス
イッチが設けられていることを特徴とする直冷式冷凍庫
である。又、コードヒータは蒸発器の冷却パイプと共に
それぞれ内箱に接して交互に配設されている前記直冷式
冷凍庫である。
考案について述べるとそれは、蒸発器が冷凍庫の内箱に
接して設けられている直冷式冷凍庫であって、該内箱に
接して、該内箱を加熱する加熱手段が設けられてあり、
かつ該冷凍庫の圧縮機モータを制御するメイン回路と、
前記加熱手段を制御する補助回路が設けられてあり、又
前記メイン回路と補助回路を切替える切替えスイッチを
有し、前記補助回路には、前記切替えスイッチが、前記
補助回路側に切替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が閉止
している場合にＯＦＦとなり、前記補助回路の前記加熱
手段を作動させないようにし、前記冷凍庫の蓋が開放し
ている場合にＯＮとなり、前記補助回路の加熱手段を作
動させようにしてなる蓋開放検出スイッチが設けられて
いることを特徴とする直冷式冷凍庫である。又、加熱手
段はコードヒータであり、該コードヒータ作動の際圧縮
機モータは停止されている前記直冷式冷凍庫である。
又、蒸発器が冷凍庫の内箱に接して設けられている直冷
式冷凍庫であって、圧縮機出口部と蒸発器入口部の間に
弁機構を有して設けられたバイパス回路を備え、該冷凍
庫の圧縮機モータを制御するメイン回路と、前記バイパ
ス回路の弁機構の駆動装置を制御する補助回路が設けら
れてあり、前記補助回路には、前記切替えスイッチが、
前記補助回路側に切替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が
閉止している場合にＯＦＦとなり、前記補助回路の前記
弁機構駆動装置を作動させないようにし、前記冷凍庫の
蓋が開放している場合にＯＮとなり、前記補助回路の弁
機構駆動装置を作動させるようにしてなる蓋開放検出ス
イッチが設けられていることを特徴とする直冷式冷凍庫
である。又、コードヒータは蒸発器の冷却パイプと共に
それぞれ内箱に接して交互に配設されている前記直冷式
冷凍庫である。
【０００５】
【作用】このように構成することにより、冷凍庫の内箱
に霜が付着した場合に、コードヒータにより、又は圧縮
機にて圧縮高温化された冷媒が、凝縮器及び膨張弁を通
過することなく直接蒸発器に流入するので、その冷媒が
持つ熱によって蒸発器及びこれに接する内箱が昇温し、
霜が溶け水となり外部に排出される。又冷凍庫の内箱に
接する加熱手段は補助回路に設けられてあり、圧縮機モ
ータはメイン回路に設けられてあり、この両回路は切替
えスイッチにより切替えられるようになっており、かつ
又前記補助回路には前記切替えスイッチが、前記補助回
路側に切り替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が閉止して
いる場合にＯＦＦとなり、前記補助回路の前記加熱手段
を作動させないようにし、前記冷凍庫の蓋が開放してい
る場合にＯＮとなり、前記補助回路の加熱手段を作動さ
せるようにしてなる蓋開放検出スイッチが設けられてい
るため、蓋が閉止している場合に、誤って前記切替えス
イッチを切替えて補助回路に接続して冷凍庫内の冷凍物
を暖めてしまうのを防止することができる。この冷凍庫
を加熱する場合は予め庫内の冷凍物を一時取り出してし
まい、蓋を開放状態にして行うのである。この場合冷凍
庫の除霜は強制的に加熱するため短時間でできるから、
前記の冷凍物の一時的取り出しは差支えないのである。
そしてその場合蓋は開放されているから、庫内に冷凍物
の残存してないのを一見して確認することができる。又
内箱内の熱を外に逃がし、必要以上に内箱の温度の上昇
するのを防止することができる。又、コードヒータと蒸
発器の冷却パイプが共にそれぞれ内箱に接して交互に配
設されたものは内箱内の加熱及び冷却を共に均一に行う
ことができる。
に霜が付着した場合に、コードヒータにより、又は圧縮
機にて圧縮高温化された冷媒が、凝縮器及び膨張弁を通
過することなく直接蒸発器に流入するので、その冷媒が
持つ熱によって蒸発器及びこれに接する内箱が昇温し、
霜が溶け水となり外部に排出される。又冷凍庫の内箱に
接する加熱手段は補助回路に設けられてあり、圧縮機モ
ータはメイン回路に設けられてあり、この両回路は切替
えスイッチにより切替えられるようになっており、かつ
又前記補助回路には前記切替えスイッチが、前記補助回
路側に切り替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が閉止して
いる場合にＯＦＦとなり、前記補助回路の前記加熱手段
を作動させないようにし、前記冷凍庫の蓋が開放してい
る場合にＯＮとなり、前記補助回路の加熱手段を作動さ
せるようにしてなる蓋開放検出スイッチが設けられてい
るため、蓋が閉止している場合に、誤って前記切替えス
イッチを切替えて補助回路に接続して冷凍庫内の冷凍物
を暖めてしまうのを防止することができる。この冷凍庫
を加熱する場合は予め庫内の冷凍物を一時取り出してし
まい、蓋を開放状態にして行うのである。この場合冷凍
庫の除霜は強制的に加熱するため短時間でできるから、
前記の冷凍物の一時的取り出しは差支えないのである。
そしてその場合蓋は開放されているから、庫内に冷凍物
の残存してないのを一見して確認することができる。又
内箱内の熱を外に逃がし、必要以上に内箱の温度の上昇
するのを防止することができる。又、コードヒータと蒸
発器の冷却パイプが共にそれぞれ内箱に接して交互に配
設されたものは内箱内の加熱及び冷却を共に均一に行う
ことができる。
【０００６】
【実施例】本案の実施例を図１〜図４によって説明す
る、図１は本案の直冷式冷凍庫の一例を示しチェスト型
冷凍庫の外観図、図２はその縦断面図を示し、２１は冷
凍庫外箱で、放熱パイプ２２が、これに接するように埋
設されている。２３は冷凍庫内箱で、冷却パイプ２４
が、これに接するように埋設されている。冷凍庫外箱２
１と冷凍庫内箱２３の間は断熱材２５が充填されてい
る。
る、図１は本案の直冷式冷凍庫の一例を示しチェスト型
冷凍庫の外観図、図２はその縦断面図を示し、２１は冷
凍庫外箱で、放熱パイプ２２が、これに接するように埋
設されている。２３は冷凍庫内箱で、冷却パイプ２４
が、これに接するように埋設されている。冷凍庫外箱２
１と冷凍庫内箱２３の間は断熱材２５が充填されてい
る。
【０００７】図３は本案実施例の冷凍サイクルを示した
もので、圧縮機３１から押し出された冷媒は、凝縮器３
２を構成する放熱パイプ２２、乾燥剤が充填されたデハ
イドレータ３３、減圧装置（例えばキャピラリチュー
ブ）３４、蒸発器３５を構成する冷却パイプ２４を順次
通過して圧縮機３１に戻ってくる。また圧縮機３１の出
口部と、冷却パイプ２４の入口部をつなぐバイパス回路
３６が設けられている。そして該バイパス回路３６に取
り付けられた電磁弁３７を開くと、圧縮機３１から押し
出された高温の冷媒が、直接冷却パイプ２４に流入する
ようになっている。
もので、圧縮機３１から押し出された冷媒は、凝縮器３
２を構成する放熱パイプ２２、乾燥剤が充填されたデハ
イドレータ３３、減圧装置（例えばキャピラリチュー
ブ）３４、蒸発器３５を構成する冷却パイプ２４を順次
通過して圧縮機３１に戻ってくる。また圧縮機３１の出
口部と、冷却パイプ２４の入口部をつなぐバイパス回路
３６が設けられている。そして該バイパス回路３６に取
り付けられた電磁弁３７を開くと、圧縮機３１から押し
出された高温の冷媒が、直接冷却パイプ２４に流入する
ようになっている。
【０００８】図４は本案実施例の制御回路を示す図であ
り、圧縮機モータ４１、冷凍庫内温度により圧縮機モー
タ４１の回転をコントロールする温度調節器４２、切替
えスイッチ４３を接続するメイン回路と、電磁弁３７、
除霜の状況をセンシングする除霜サーモ４５、切替えス
イッチ４３を接続する補助回路から出来ている。
り、圧縮機モータ４１、冷凍庫内温度により圧縮機モー
タ４１の回転をコントロールする温度調節器４２、切替
えスイッチ４３を接続するメイン回路と、電磁弁３７、
除霜の状況をセンシングする除霜サーモ４５、切替えス
イッチ４３を接続する補助回路から出来ている。
【０００９】この実施例の冷凍サイクルは、バイパス回
路３６を除けば、標準的冷凍庫の冷凍サイクルである。
即ち動作流体である冷媒は圧縮器３１で断熱圧縮され高
温高圧の加熱蒸気になり、放熱パイプ２２に送られて放
熱しつつ飽和液となる。そして減圧装置３４で断熱膨張
して湿り蒸気となり、温度圧力ともに降下し、冷却パイ
プ２４に流入し周囲より熱を吸収する。
路３６を除けば、標準的冷凍庫の冷凍サイクルである。
即ち動作流体である冷媒は圧縮器３１で断熱圧縮され高
温高圧の加熱蒸気になり、放熱パイプ２２に送られて放
熱しつつ飽和液となる。そして減圧装置３４で断熱膨張
して湿り蒸気となり、温度圧力ともに降下し、冷却パイ
プ２４に流入し周囲より熱を吸収する。
【００１０】従って周囲は熱を奪われて低温となり冷凍
装置の役目を果たす。しかし直冷式冷凍庫にあっては冷
却パイプ２４が冷凍庫の内箱２３に直接に接しているた
め、内箱２３に霜が付着してしまう。この霜を除去する
ため本実施例は、前記バイパス回路３６が冷凍サイクル
内に組み込まれている。該バイパス回路３６の機能は、
圧縮機３１から押し出された冷媒は上記の如く高圧高温
になっているので、電磁弁３７を開くとたちまち冷却パ
イプ２４に流れ込み、この部分を昇温する。
装置の役目を果たす。しかし直冷式冷凍庫にあっては冷
却パイプ２４が冷凍庫の内箱２３に直接に接しているた
め、内箱２３に霜が付着してしまう。この霜を除去する
ため本実施例は、前記バイパス回路３６が冷凍サイクル
内に組み込まれている。該バイパス回路３６の機能は、
圧縮機３１から押し出された冷媒は上記の如く高圧高温
になっているので、電磁弁３７を開くとたちまち冷却パ
イプ２４に流れ込み、この部分を昇温する。
【００１１】このように作用するので、もし多量の霜が
内箱２３に付着した場合には、冷凍庫内の冷凍物を一時
取り出し、図４に示す切替えスイッチ４３を、メイン回
路４４から補助回路４６に切替えると、電磁弁３７が開
き高温高圧の冷媒が冷却パイプ２４及びこれに接する内
箱２３を暖めるので、付着している霜は溶かされ、排出
パイプ２６を通って庫外に排出する。なお除霜サーモ４
５は、必要以上に冷却パイプ２４の温度が上昇し、圧縮
機３１がオーバーロードにならないように保護してい
る。
内箱２３に付着した場合には、冷凍庫内の冷凍物を一時
取り出し、図４に示す切替えスイッチ４３を、メイン回
路４４から補助回路４６に切替えると、電磁弁３７が開
き高温高圧の冷媒が冷却パイプ２４及びこれに接する内
箱２３を暖めるので、付着している霜は溶かされ、排出
パイプ２６を通って庫外に排出する。なお除霜サーモ４
５は、必要以上に冷却パイプ２４の温度が上昇し、圧縮
機３１がオーバーロードにならないように保護してい
る。
【００１２】次にこの考案の他の実施例を説明する。こ
の実施例では直冷式冷凍庫において、内箱内壁にコード
ヒータを設け、切替えスイッチの操作でコードヒータに
通電させ、内箱を加熱する手段を設けたものである。図
５及び図６によって説明する。 図５はコードヒータを
装備した本案の直冷式冷凍庫の断面図を示し、コードヒ
ータ４７が冷凍庫内箱２３に密着して埋設され、コード
ヒーター４７に通電されると、内箱２３を加熱する様に
なっている。
の実施例では直冷式冷凍庫において、内箱内壁にコード
ヒータを設け、切替えスイッチの操作でコードヒータに
通電させ、内箱を加熱する手段を設けたものである。図
５及び図６によって説明する。 図５はコードヒータを
装備した本案の直冷式冷凍庫の断面図を示し、コードヒ
ータ４７が冷凍庫内箱２３に密着して埋設され、コード
ヒーター４７に通電されると、内箱２３を加熱する様に
なっている。
【００１３】図６は制御回路を示す図で、圧縮機モータ
４１、庫内温度により圧縮機モータ４１の回転をコント
ロールする温度調節器４２、切替スイッチ４３に接続す
るメイン回路４４と、コードヒータ４７、一例としてス
イッチを用いた、蓋の開放を検出する蓋開放検出スイッ
チ４８，切替えスイッチ４３を接続する補助回路４６か
ら出来ている。
４１、庫内温度により圧縮機モータ４１の回転をコント
ロールする温度調節器４２、切替スイッチ４３に接続す
るメイン回路４４と、コードヒータ４７、一例としてス
イッチを用いた、蓋の開放を検出する蓋開放検出スイッ
チ４８，切替えスイッチ４３を接続する補助回路４６か
ら出来ている。
【００１４】次に動作を説明する。多量の霜が内箱２３
に付着した場合、冷凍庫内の冷凍物を一時取り出し、図
６に示す切替えスイッチ４３を、メイン回路４４から補
助回路４６に切替えると、蓋開放検出スイッチ４８を介
してコードヒータ４７に通電され、これに接する内箱２
３を暖めるので、付着している霜が溶かされ、排出パイ
プ２６を経て庫外に排出される。 蓋開放検出スイッチ
４８は、前記切替えスイッチ４３の、補助回路４６への
誤った切替え接続により内箱２３内に冷凍物が入ったま
ま内箱２３を暖める事を防止するためと（冷凍物が溶け
ることを防止するため庫内に冷凍物がないことを確認す
るため）及び内箱２３が断熱壁で覆われているのでコー
ドヒータ４７の熱を外に逃がし、必要以上に内箱２３の
温度が上昇することを防止するために設けられている。
に付着した場合、冷凍庫内の冷凍物を一時取り出し、図
６に示す切替えスイッチ４３を、メイン回路４４から補
助回路４６に切替えると、蓋開放検出スイッチ４８を介
してコードヒータ４７に通電され、これに接する内箱２
３を暖めるので、付着している霜が溶かされ、排出パイ
プ２６を経て庫外に排出される。 蓋開放検出スイッチ
４８は、前記切替えスイッチ４３の、補助回路４６への
誤った切替え接続により内箱２３内に冷凍物が入ったま
ま内箱２３を暖める事を防止するためと（冷凍物が溶け
ることを防止するため庫内に冷凍物がないことを確認す
るため）及び内箱２３が断熱壁で覆われているのでコー
ドヒータ４７の熱を外に逃がし、必要以上に内箱２３の
温度が上昇することを防止するために設けられている。
【００１５】
【考案の効果】この考案は前記のように構成されたこと
により、冷凍庫内に発生する霜をヘラや刃物で取り除く
必要がなく、簡単に除霜できるので、手間の解消と庫内
の容積の確保、美観の維持、機器の効率の向上と寿命の
増大を図ることができる。更に又冷凍庫の内箱に接する
加熱手段は補助回路に設けられてあり、圧縮機モータは
メイン回路に設けられてあり、この両回路は切替えスイ
ッチにより切替えられるようになっており、かつ又前記
補助回路には前記切替えスイッチが、前記補助回路側に
切替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が閉止している場合
にＯＦＦとなり、前記補助回路の前記加熱手段を作動さ
せないようにし、前記冷凍庫の蓋が開放している場合に
ＯＮとなり、前記補助回路の加熱手段を作動させるよう
にしてなる蓋開放検出スイッチが設けられているため、
蓋が閉止している場合に、誤って前記切替えスイッチを
切替えて補助回路に接続して冷凍庫内の冷凍物を暖めて
しまうのを防止することができる。この冷凍庫を加熱す
る場合は予め庫内の冷凍物を一時取り出してしまい、蓋
を開放状態にして行うのである。この場合冷凍庫の除霜
は強制的に加熱するため短時間でできるから、前記の冷
凍物の一時的取り出しは差支えないのである。そしてそ
の場合蓋は開放されているから、庫内に冷凍物の残存し
てないのを一見して確認することができる。又内箱内の
熱を外に逃がし、必要以上に内箱の温度の上昇するのを
防止することができる。又コードヒータと蒸発器の冷却
パイプを、共に内箱に接して交互に配設させたものは内
箱の加熱及び冷却を共に均一に行うことができる。
により、冷凍庫内に発生する霜をヘラや刃物で取り除く
必要がなく、簡単に除霜できるので、手間の解消と庫内
の容積の確保、美観の維持、機器の効率の向上と寿命の
増大を図ることができる。更に又冷凍庫の内箱に接する
加熱手段は補助回路に設けられてあり、圧縮機モータは
メイン回路に設けられてあり、この両回路は切替えスイ
ッチにより切替えられるようになっており、かつ又前記
補助回路には前記切替えスイッチが、前記補助回路側に
切替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が閉止している場合
にＯＦＦとなり、前記補助回路の前記加熱手段を作動さ
せないようにし、前記冷凍庫の蓋が開放している場合に
ＯＮとなり、前記補助回路の加熱手段を作動させるよう
にしてなる蓋開放検出スイッチが設けられているため、
蓋が閉止している場合に、誤って前記切替えスイッチを
切替えて補助回路に接続して冷凍庫内の冷凍物を暖めて
しまうのを防止することができる。この冷凍庫を加熱す
る場合は予め庫内の冷凍物を一時取り出してしまい、蓋
を開放状態にして行うのである。この場合冷凍庫の除霜
は強制的に加熱するため短時間でできるから、前記の冷
凍物の一時的取り出しは差支えないのである。そしてそ
の場合蓋は開放されているから、庫内に冷凍物の残存し
てないのを一見して確認することができる。又内箱内の
熱を外に逃がし、必要以上に内箱の温度の上昇するのを
防止することができる。又コードヒータと蒸発器の冷却
パイプを、共に内箱に接して交互に配設させたものは内
箱の加熱及び冷却を共に均一に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例を示し、直冷式冷凍庫の外観図
である。
である。
【図２】本考案の実施例を示し、直冷式冷凍庫の縦断面
図である。
図である。
【図３】本考案の一実施例を示し、直冷式冷凍庫の冷凍
サイクルを示す図である。
サイクルを示す図である。
【図４】図３による本考案の一実施例を示し、直冷式冷
凍庫の制御回路図である。
凍庫の制御回路図である。
【図５】コードヒータを使用した本考案の一実施例を示
し、直冷式冷凍庫の断面図である。
し、直冷式冷凍庫の断面図である。
【図６】図５により本考案の一実施例を示し、直冷式冷
凍庫の制御回路図である。
凍庫の制御回路図である。
１１ 冷凍庫本体 １２ 冷凍庫の蓋 ２１ 冷凍庫外箱 ２２ 放熱パイプ ２３ 冷凍庫内箱 ２４ 冷却パイプ ２５ 断熱材 ３１ 圧縮機 ３２ 凝縮器 ３３ デハイドレータ ３４ 減圧装置 ３５ 蒸発器 ３６ バイパス回路 ３７ 電磁弁 ４１ 圧縮機モータ ４２ 温度調節器 ４３ 切替えスイッチ ４４ メイン回路 ４５ 除霜サーモ ４６ 補助回路 ４７ コードヒータ ４８ 蓋開放検出スイッチ
Claims (4)
- 【請求項１】 蒸発器が冷凍庫の内箱に接して設けられ
ている直冷式冷凍庫であって、該内箱に接して、該内箱
を加熱する加熱手段が設けられてあり、かつ該冷凍庫の
圧縮機モータを制御するメイン回路と、前記加熱手段を
制御する補助回路が設けられてあり、又前記メイン回路
と補助回路を切替える切替えスイッチを有し、前記補助
回路には、前記切替えスイッチが、前記補助回路側に切
替えられた際に、前記冷凍庫の蓋が閉止している場合に
ＯＦＦとなり、前記補助回路の前記加熱手段を作動させ
ないようにし、前記冷凍庫の蓋が開放している場合にＯ
Ｎとなり、前記補助回路の加熱手段を作動させるように
してなる蓋開放検出スイッチが設けられていることを特
徴とする直冷式冷凍庫。 - 【請求項２】 加熱手段はコードヒータであり、該コー
ドヒータ作動の際圧縮機モータは停止されている請求項
１記載の直冷式冷凍庫。 - 【請求項３】 蒸発器が冷凍庫の内箱に接して設けられ
ている直冷式冷凍庫であって、圧縮機出口部と蒸発器入
口部の間に弁機構を有して設けられたバイパス回路を備
え、該冷凍庫の圧縮機モータを制御するメイン回路と、
前記バイパス回路の弁機構の駆動装置を制御する補助回
路が設けられてあり、前記補助回路には、前記切替えス
イッチが、前記補助回路側に切替えられた際に、前記冷
凍庫の蓋が閉止している場合にＯＦＦとなり、前記補助
回路の前記弁機構駆動装置を作動させないようにし、前
記冷凍庫の蓋が開放している場合にＯＮとなり、前記補
助回路の弁機構駆動装置を作動させるようにしてなる蓋
開放検出スイッチが設けられていることを特徴とする直
冷式冷凍庫。 - 【請求項４】 コードヒータは蒸発器の冷却パイプと共
にそれぞれ内箱に接して交互に配設されている請求項２
記載の直冷式冷凍庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992077392U JP2593597Y2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 直冷式冷凍庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992077392U JP2593597Y2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 直冷式冷凍庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0640782U JPH0640782U (ja) | 1994-05-31 |
| JP2593597Y2 true JP2593597Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=13632625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992077392U Expired - Lifetime JP2593597Y2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 直冷式冷凍庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593597Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003035483A (ja) * | 2001-07-23 | 2003-02-07 | Mitsubishi Electric Corp | 冷蔵庫 |
| JP2020112323A (ja) * | 2019-01-15 | 2020-07-27 | Ｐｈｃホールディングス株式会社 | 冷凍装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5813479U (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-27 | 三洋電機株式会社 | 冷凍庫 |
| JPH01109770U (ja) * | 1988-01-13 | 1989-07-25 | ||
| JPH0420983U (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-21 | ||
| JPH0420981U (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-21 |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP1992077392U patent/JP2593597Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0640782U (ja) | 1994-05-31 |
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