JPH0640782U - チェスト型冷凍庫 - Google Patents

チェスト型冷凍庫

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JPH0640782U
JPH0640782U JP7739292U JP7739292U JPH0640782U JP H0640782 U JPH0640782 U JP H0640782U JP 7739292 U JP7739292 U JP 7739292U JP 7739292 U JP7739292 U JP 7739292U JP H0640782 U JPH0640782 U JP H0640782U
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freezer
inner box
evaporator
type freezer
refrigerator
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JP7739292U
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正明 林
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ミドリ安全工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直冷式チエスト型冷凍庫において、庫内に付
着する霜を、スイッチを投入する簡単な操作だけで除霜
し、除霜の手間の解消と庫内の容積の確保、美観の維
持、そして機器の効率向上と寿命の増大を図ることを目
的とする。 【構成】 冷凍サイクルに、圧縮機の出口部と蒸発器の
入り口部の間に、開閉弁を有するバイパス回路を設け、
霜が付着した場合に、上記開閉弁を開き該バイパス回路
を経由して高温高圧の冷媒を直接蒸発器に送入し、その
冷媒が持つ熱によって蒸発器及びこれに接する冷凍機器
内箱を昇温し、除霜する構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は直冷式チェスト型冷凍庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
冷凍食品等を保冷収納するチェスト型冷凍庫は一般的に直冷式で、蒸発器と冷 凍庫の内箱が接した構造になっている。そのため食品の出し入れ時に流入する空 気中の水分や、食品中に含まれる水分が内箱表面に凝結し霜となって付着する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、霜が内箱に付着すると、伝熱効率が悪くなり冷却能力が低下し、 庫内を所定の低温に保持できなくなる。また霜が庫内で成長し食品収納容積を減 少させたり美観を阻害する。この霜を除去するためにはヘラ等で削り落としたり 、温湯で溶かして外部に排出する必要がある。 しかしヘラでは削りにくく手間がかかり、鋭利な器具を用いると内箱ばかりか 冷却パイプをも傷つけ破損させる危険がある。 この考案の目的は、上記の課題を解決し、素早く且つ簡単に冷凍庫内の除霜を 行う手段を提供し、除霜の手間の解消と庫内の容積の確保、美観の維持、そして 機器の効率向上と寿命の増大を実現しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では上記の目的を達成するための一つとして、チエスト型冷凍庫におい て、冷凍機の圧縮機出口部と、蒸発器の入り口部の間に開閉弁を有するバイパス 回路を設け、霜が付着した場合に、該バイパス回路を経由して高温冷媒を直接蒸 発器に送入することを手段としている。
【0005】
【作用】
このように構成することにより、冷凍庫の内箱に霜が付着した場合に、圧縮機 にて圧縮高温化された冷媒が、凝縮器及び膨張弁を通過することなく直接蒸発器 に流入するので、その冷媒が持つ熱によって蒸発器及びこれに接する内箱が昇温 し、霜が溶け水となり外部に排出される。
【0006】
【実施例】
本案の実施例を図1〜図4によって説明する、図1は本案のチェスト型冷凍庫 の外観図、図2はその縦断面図を示し、21は冷凍庫外箱で、放熱パイプ22が 、これに接するように埋設されている。23は冷凍庫内箱で、冷却パイプ24が 、これに接するように埋設されている。冷凍庫外箱21と冷凍庫内箱23の間は 断熱材25が充填されている。
【0007】 図3は本案実施例の冷凍サイクルを示したもので、圧縮機31から押し出され た冷媒は、凝縮器32を構成する放熱パイプ22、乾燥剤が充填されたデハイド レータ33、減圧装置(例えばキャピラリチューブ)34、蒸発器35を構成す る冷却パイプ24を順次通過して圧縮機31に戻ってくる。また圧縮機31の出 口部と、冷却パイプ24の入口部をつなぐバイパス回路36が設けられている。 そして該バイパス回路36に取り付けられた電磁弁37を開くと、圧縮機31か ら押し出された高温の冷媒が、直接冷却パイプ24に流入するようになっている 。
【0008】 図4は本案実施例の制御回路を示す図であり、圧縮機モータ41、冷凍庫内温 度により圧縮機モータ41の回転をコントロールする温度調節器42、切り換え スイッチ43を接続するメイン回路と、電磁弁37、除霜の状況をセンシングす る除霜サーモ45、切り換えスイッチ43を接続する補助回路から出来ている。
【0009】 本考案の冷凍サイクルは、バイパス回路36を除けば、標準的冷凍庫の冷凍サ イクルである。即ち動作流体である冷媒は圧縮器31で断熱圧縮され高温高圧の 加熱蒸気になり、放熱パイプ22に送られて放熱しつつ飽和液となる。そして減 圧装置34で断熱膨張して湿り蒸気となり、温度圧力ともに降下し、冷却パイプ 24に流入し周囲より熱を吸収する。
【0010】 従って周囲は熱を奪われて低温となり冷凍装置の役目を果たす。しかしチェス ト型冷凍庫にあっては冷却パイプ24が冷凍庫の内箱23に直接に接しているた め、内箱23に霜が付着してしまう。 この霜を除去するため本実施例は、前記バイパス回路36が冷凍サイクル内に 組み込まれている。該バイパス回路36の機能は、圧縮機31から押し出された 冷媒は上記の如く高圧高温になっているので、電磁弁37を開くとたちまち冷却 パイプ24に流れ込み、この部分を昇温する。
【0011】 このように作用するので、もし多量の霜が内箱23に付着した場合には、図4 に示す切替スイッチ43を、メイン回路44から補助回路46に切替えると、電 磁弁37が開き高温高圧の冷媒が冷却パイプ24及びこれに接する内箱23を暖 めるので、付着している霜は溶かされ、排出パイプ26を通って庫外に排出する 。なお除霜サーモ45は、必要以上に冷却パイプ24の温度が上昇し、圧縮機3 1がオーバーロードにならないように保護している。
【0012】 更にコードヒータを使用した場合の実施例を説明する。、チエスト型冷凍庫に おいて、内箱内壁にコードヒータを設け、切替スイッチの操作でコードヒータに 通電させ、内箱を加熱する手段を設けたものである。図5及び図6によって説明 する。 図5はコードヒータを装備した本案のチエスト型冷凍庫の断面図を示し、コー ドヒータ47が冷凍庫内箱23に密着して埋設され、コードヒーター47に通電 されると、内箱23を加熱する様になっている。
【0013】 図6は制御回路を示す図で、圧縮機モータ41、庫内温度により圧縮機モータ 41の回転をコントロールする温度調節器42、切替スイッチ43に接続するメ イン回路44と、コードヒータ47、蓋が開放状態の時にONするスイッチ48 ,切替スイッチ43を接続する補助回路46から出来ている。
【0014】 次に動作を説明する。多量の霜が内箱23に付着した場合、図6に示す切替え スイッチ43を、メイン回路44から補助回路46に切替えると、蓋開放検出ス イッチ48を介してコードヒータ47に通電され、これに接する内箱23を暖め るので、付着している霜が溶かされ、排出パイプ26を経て庫外に排出される。 蓋開放検出スイッチ48は、内箱23内に冷凍物が入ったまま内箱23を暖め る事の防止するためと(冷凍物が溶けることを防止するため庫内に冷凍物がない ことを確認するため)及び内箱23が断熱壁で覆われているのでコードヒータ4 7の熱を外に逃がし、必要以上に内箱23の温度が上昇することを防止するため に設けられている。
【0015】
【考案の効果】
以上の如く構成することにより、冷凍庫内に発生する霜をヘラや鋭利な刃物で 取り除く必要はなく、スイッチを押すことにより簡単に除霜できるので、手間の 解消と庫内の容積の確保、美観の維持、そして機器の効率の向上、寿命の増大を 図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示し、チェスト型冷凍庫の外
観図である。
【図2】本考案の実施例を示し、チェスト型冷凍庫の縦
断面図である。
【図3】本考案の一実施例を示し、チェスト型冷凍庫の
冷凍サイクル図である。
【図4】図3による本考案の一実施例を示し、チェスト
型冷凍庫の制御回路図である。
【図5】コードヒータを使用した本考案の一実施例を示
し、チェスト型冷凍庫の断面図である。
【図6】図5により本考案の一実施例を示し、チェスト
型冷凍庫の制御回路図である。
【符号の説明】
11 冷凍庫本体 12 冷凍庫の蓋 21 冷凍庫外箱 22 放熱パイプ 23 冷凍庫内箱 24 冷却パイプ 25 断熱材 31 圧縮機 32 凝縮器 33 デハイドレータ 34 減圧装置 35 蒸発器 36 バイパス回路 37 電磁弁 41 圧縮機モータ 42 温度調節器 43 切替スイッチ 44 メイン回路 45 除霜サーモ 46 補助回路 47 コードヒータ 48 蓋開放検出スイッチ

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直冷式チェスト型冷凍庫において、内箱
    内壁を加熱する手段を設けたことを特徴とするチェスト
    型冷凍庫。
  2. 【請求項2】 圧縮機出口部と蒸発器入口部の間に、開
    閉弁を有するバイパス回路を設けたことを特徴とするチ
    ェスト型冷凍庫。
  3. 【請求項3】 開閉弁は電磁弁で構成され、該電磁弁の
    制御回路にサーモスタットを直列に接続したことを特徴
    とする請求項2記載のチェスト型冷凍庫。
  4. 【請求項4】 請求項1の加熱手段として、コードヒー
    タを内箱に装着したことを特徴とするチェスト型冷凍
    庫。
  5. 【請求項5】 圧縮機モータがOFFで、なおかつ蓋が
    解放されていないと内箱を加熱しない制御回路を設けた
    ことを特徴とする請求項4記載のチェスト型冷凍庫。
JP1992077392U 1992-11-10 1992-11-10 直冷式冷凍庫 Expired - Lifetime JP2593597Y2 (ja)

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JPH0640782U true JPH0640782U (ja) 1994-05-31
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003035483A (ja) * 2001-07-23 2003-02-07 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
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