JP2000121233A - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

冷凍冷蔵庫

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JP2000121233A
JP2000121233A JP10298781A JP29878198A JP2000121233A JP 2000121233 A JP2000121233 A JP 2000121233A JP 10298781 A JP10298781 A JP 10298781A JP 29878198 A JP29878198 A JP 29878198A JP 2000121233 A JP2000121233 A JP 2000121233A
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evaporator
refrigerator
heating means
refrigerant
heating
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JP10298781A
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Akihiro Noguchi
明裕 野口
Koji Kashima
弘次 鹿島
Kokichi Furuhama
功吉 古浜
Miya Sasaki
美弥 佐々木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D21/00Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
    • F25D21/06Removing frost
    • F25D21/08Removing frost by electric heating

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Defrosting Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱むらをなくし、蒸発器の全領域にわたっ
て均一に除霜する。 【解決手段】 冷凍冷蔵庫の蒸発器13に付着した霜
を、種類又は伝熱形態が異なる複数の加熱手段29,4
1によって除霜を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、冷凍冷蔵庫に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、蒸発器で熱交換された冷気を、
ファンによって庫内へ送り込む冷凍冷蔵庫において、前
記蒸発器は、冷媒が流れる冷媒管と、その冷媒管が貫通
した多数のフィンとで構成され、蒸発器に付着した霜は
加熱手段によって除霜されるようになっている。
【0003】一方、冷媒にはR134aなどの不燃性冷
媒が使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】蒸発器は、フィンとフ
ィンの間を空気が通過する時に、冷媒との間で熱交換が
行なわれる所から、フィンに着霜が起きると、空気の通
りが阻害され、熱交換の効率が低下する。このために、
例えば、輻射熱による除霜、あるいは、直接加熱による
除霜が行なわれる。
【0005】輻射熱による除霜は、熱源から遠く離れた
領域では、輻射熱が届きにくく、均一な除霜が得られに
くい。
【0006】また、直接加熱による除霜は、直接加熱か
ら外れた領域では、熱が伝わらず均一な除霜が得られに
くい等の問題が残る。
【0007】また、現在使用されている冷媒は、不燃性
のため扱い易い反面、地球温暖効果が高く、地球環境の
面を考える炭化水素系冷媒が望ましい。炭化水素冷媒
は、可燃性冷媒となるため、万一庫内に漏れると高い濃
度で滞留しやすく、引火・爆発を起こす可能性がある。
【0008】特に、除霜時には除霜用ヒータを用いる所
から、その除霜用ヒータが発火源となり易く、可燃性冷
媒が使用しにくい問題があった。
【0009】そこで、この発明は、前記した問題の解消
を図り、効率のよい除霜を可能とした冷凍冷蔵庫を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、蒸発器によって熱交換された冷気によ
り庫内を冷却する冷凍冷蔵庫において、前記蒸発器に付
着した霜を取除く蒸発器除霜用の加熱手段を備え、前記
加熱手段は複数個あり、種類又は伝熱形態手段が異な
る。
【0011】これにより、蒸発器の各領域に配置された
複数の種類又は伝熱形態が異なる加熱手段によって、蒸
発器は加熱むらのない除霜が得られる。
【0012】また、この発明は、種類又は伝熱形態の異
なる複数の加熱手段を、蒸発器と直接接触し合う熱伝導
により加熱し除霜する直接加熱手段と、前記熱伝導以外
の方法で蒸発器を加熱し除霜する間接加熱手段とする。
【0013】これにより、例えば、輻射伝熱による除霜
と直接伝熱による除霜の組合せが可能となるため、加熱
むらがなくなると共に、蒸発器の全領域にわたり均一な
除霜が行なえる。
【0014】また、この発明は、直接加熱手段を、高温
の冷媒が流れるホットガス除霜とする。
【0015】これにより、冷凍サイクル内の高温の冷媒
を利用するため、除霜時のコストがかからず、ランニン
グコストが安くなる。
【0016】また、この発明は、直接加熱手段を、電気
ヒータとする。
【0017】これにより、着霜が起き易い場所に適切
に、しかも、容易にレイアウトすることができるように
なり、施工性に優れる。
【0018】また、この発明は、間接加熱手段を、誘導
加熱によって加熱するIHヒータとする。
【0019】これにより、蒸発器の着霜位置に容易にレ
イアウトすることができるようになり、施工性が優れ
る。
【0020】また、この発明は、間接加熱手段を、電気
ヒータとする。
【0021】これにより、蒸発器に対するレイアウトが
容易となり、施工性に優れる。
【0022】また、この発明は、直接加熱手段を、間接
加熱手段の近傍では加熱密度が疎で、間接加熱手段から
離れた位置では加熱密度が密となる組合せとする。
【0023】これにより、例えば、間接加熱手段から離
れた領域では、加熱密度が密の直接加熱手段によって加
熱される組合せとなるため、加熱むらがなくなり、蒸発
器の全領域にわたり均一な除霜が行なえる。
【0024】また、この発明は、種類又は複数の伝熱形
態手段が異なる加熱手段を、それぞれ独立して制御可能
とする。
【0025】これにより、着霜の多い場所及び少ない場
所に応じて最適な除霜が行なえる。
【0026】また、この発明は、種類又は伝熱形態が異
なる加熱手段の、総加熱量が一定値以下に制御されるよ
うにする。
【0027】これにより、除霜時の消費電力の過度の増
加を防ぐことができる。
【0028】また、この発明は、種類又は伝熱形態が異
なる複数の加熱手段を、配置された各着霜量検知センサ
からの着霜量に基づいて、作動する数あるいは出力を制
御する。
【0029】これにより、除霜の進行状況に応じて、ヒ
ータなどのオン・オフ出力を制御できるため、効率的な
除霜ができるようになり、省エネが図れる。
【0030】また、この発明は、種類又は伝熱形態が異
なる複数の加熱手段を、配置された加熱手段温度検知セ
ンサからの加熱温度に基づいて、作動する数あるいは出
力を制御する。
【0031】これにより、除霜の進行状況に応じて、ヒ
ータなどのオン・オフや出力を制御できるため、効率的
な除霜ができるようになり、省エネが図れる。
【0032】また、この発明は、種類又は伝熱形態が異
なる複数の加熱手段を、冷凍サイクル内の冷媒圧力を検
知する冷媒圧力検知センサからの冷媒圧力に基づいて、
作動させる数あるいは出力を制御する。
【0033】これにより、除霜の進行状況に応じて、ヒ
ータなどのオン・オフや出力を制御できるため、効率的
な除霜ができるようになり、省エネが図れる。
【0034】また、この発明は、種類又は伝熱形態が異
なる複数の加熱手段を、蒸発器の温度を検知する蒸発器
温度検知センサからの蒸発器温度に基づいて、作動させ
る数あるいは出力を制御する。
【0035】これにより、除霜の進行状況に応じて、ヒ
ータなどのオン・オフや出力を制御できるため、効率的
な除霜ができるようになり、省エネが図れる。
【0036】また、この発明は、種類又は伝熱形態が異
なる複数の加熱手段を、蒸発器の温度を検知する複数の
温度検知センサからの信号に基づいて、温度がそれぞれ
一定となるように作動させる数あるいは出力を制御す
る。
【0037】これにより、除霜の進行状況に応じて、ヒ
ータなどのオン・オフや出力を制御できるため、効率的
な除霜ができるようになり、省エネが図れる。
【0038】また、この発明は、冷媒を、可燃性冷媒と
する。
【0039】これにより、例えば、冷蔵庫廃棄時の冷媒
放出又は漏洩による地球環境への影響を小さく抑えられ
る。
【0040】また、この発明は、可燃性冷媒を、発火点
温度に達しないように加熱手段を配置制御する。
【0041】これにより、運転中に冷媒が万一庫内に漏
洩しても、加熱手段が発火源になることはなく、引火・
爆発等の事故を未然に防げる。
【0042】また、この発明は、冷蔵室と冷凍室とにそ
れぞれ蒸発器を備えた冷凍冷蔵庫において、前記冷凍室
の蒸発器に付着した霜を取除く蒸発器除霜用の加熱手段
を備え、前記加熱手段は、冷蔵室用のキャピラリチュー
ブとの間で熱交換を行なう。
【0043】これにより、冷蔵室と冷凍室は専用の蒸発
器によって冷却されると共に、冷凍室用の蒸発器に着霜
した霜は、キャピラリチューブを流れる冷媒の熱により
除霜される。この場合、冷凍室蒸発器には冷凍室内の湿
気の少ない空気が循環するため、着霜量が少なく、キャ
ピラリチューブとの間で行なわれる熱交換によって確実
な除霜が行なえると共にヒータエネルギがいらず省エネ
となる。
【0044】また、この発明は、冷蔵室と冷凍室とにそ
れぞれ蒸発器を備えた冷凍冷蔵庫において、冷蔵室用の
キャピラリチューブとの間で熱交換を行ない冷凍室の蒸
発器に付着した霜を取除く加熱手段と、冷蔵室内の冷却
を行なう制御手段とを備える。
【0045】これにより、冷凍室の蒸発器には、湿気の
少ない空気が循環するため少ない着霜になると共に、そ
の霜は、冷蔵室用のキャピラリチューブとの間で行なわ
れる熱交換によって確実に除霜される。一方、キャピラ
リチューブは、制御手段によって冷媒を減圧させた液冷
媒とするよう機能し、減圧された液冷媒は冷蔵室の蒸発
器へ送り込まれて熱交換され冷気による冷蔵室の冷却が
行なわれる。
【0046】また、この発明は、冷凍室の蒸発器を除霜
する除霜前に、前記蒸発器内の冷媒を回収する冷媒回収
手段を備える。
【0047】これにより、冷凍室用の蒸発器内には冷媒
がなくなるため、除霜時の熱負荷が低下し、迅速な除霜
が行なえると共に省エネが図れる。
【0048】また、この発明は、キャピラリチューブと
蒸発器との熱交換は、熱交換を促進する促進手段を備え
る。
【0049】これにより、熱交換効率が促進され、迅速
な除霜が行なえるようになる。
【0050】また、この発明は、加熱手段を、電気によ
るヒータ熱源を併用する除霜制御手段を備える。
【0051】これにより、キャピラリチューブにホット
ガス除霜と、ヒータ熱源によるヒータ除霜の組合せが可
能となり、的確な除霜が行なえると共に加熱むら等の解
消が図れる。
【0052】また、この発明は、冷媒を、可燃性冷媒と
する。
【0053】これにより、例えば、冷蔵庫廃棄時の冷媒
放出又は漏洩による地球環境への影響を小さく抑えられ
る。
【0054】また、この発明は、可燃性冷媒を、発火点
温度に達しないように加熱手段を配置制御する。
【0055】これにより、運転中に冷媒が万一庫内に漏
洩しても、加熱手段が発火源になることはなく引火・爆
発等の事故を未然に防げる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下図1乃至図3の図面を参照し
ながらこの発明の第1の実施形態について具体的に説明
する。
【0057】図1は冷凍冷蔵庫1を示しており、庫内は
上方から冷蔵室3、冷凍室5、野菜室7となっていて、
冷蔵室3内にはチルド室9が設けられている。
【0058】冷蔵室3、冷凍室5、野菜室7の前面は開
閉扉11となっていて、その開閉扉11を開けること
で、食料品等の出し入れが可能となっている。
【0059】冷凍室5の後部には、蒸発器13とファン
15とが配置され、ファン15が回転することで、前記
蒸発器13において熱交換された冷気が、冷凍室5を始
めとして各冷気通路を介して矢印の如く冷蔵室3及び野
菜室7へ送り込まれ、庫内を冷却した後、再び蒸発器1
3に戻る循環サイクルが構成されるようになっている。
【0060】図2は前記蒸発器13及び除霜用回路17
を備えた冷凍サイクルを示しており、圧縮機19から吐
出された冷媒は、実線で示す如く凝縮器21、キャピラ
リチューブ23、蒸発器13を通り、再び圧縮機19に
戻る構造となっている。
【0061】冷媒は、プロパン(R290)やイソブタ
ン(R600a)などの炭化水素系冷媒が用いられてい
る。
【0062】蒸発器13は、冷媒が流れる冷媒管25
と、その冷媒管25が貫通した多数のフィン27とから
成り、下部には除霜用のガラス管ヒータ29が配置され
ている。
【0063】ガラス管ヒータ29は、冷媒が漏洩した時
に、引火・爆発の発火源となることがないよう制御部3
1によって設定されたヒータ温度に管理され、そのヒー
タ熱は輻射熱として蒸発器13を下方から加熱する間接
加熱手段となっている。
【0064】一方、除霜用回路17は、開閉弁33を有
し、一端は圧縮機19の吐出側に、他端はキャピラリチ
ューブ23と蒸発器13との間にそれぞれ接続され、前
記開閉弁33の開により、圧縮機19から吐出された高
温高圧の冷媒が、点線で示す如く蒸発器13の冷媒管2
5内を流れることで冷媒管25を加熱する直接加熱手段
となっている。
【0065】なお、図2において、35はドライヤ、3
7はアキュムレータをそれぞれ示している。
【0066】このように構成された冷凍冷蔵庫1によれ
ば、通常運転時において、除霜用回路17の開閉弁33
は閉の状態にあるため、圧縮機19から吐出された冷媒
は、凝縮器21、キャピラリチューブ23、蒸発器13
を通り、再び圧縮機19に戻る冷凍サイクルを構成し、
蒸発器13で熱交換された冷気は、ファン15の回転で
各室3,5,7内へ送り込まれ、庫内の冷却が行なわれ
る。この運転中において、蒸発器13には冷却し終えた
湿気を含む冷気が循環するため、霜となって着霜する。
【0067】次に、蒸発器13の霜を除霜するには、ガ
ラス管ヒータ29のヒータ熱となる輻射熱により蒸発器
13の下方から加熱する一方、除霜用回路17の開閉弁
33を開とする。
【0068】これにより、圧縮機19から吐出された高
温高圧の冷媒は、蒸発器13の冷媒管25内を流れ、こ
の伝導熱は霜を融解する。この除霜時において、直接加
熱手段による加熱と、輻射熱による間接加熱手段による
加熱除霜によって、蒸発器13は加熱むらは起こらず、
全領域にわたって均一に除霜することができる。
【0069】一方、冷媒が万一庫内に漏れても、ガラス
管ヒータ29は冷媒の発火点以下に管理されているため
引火・爆発する虞れはない。また、廃棄処理された時
に、冷媒が大気中に放出されても地球環境に与える影響
を小さく抑えることができる。
【0070】なお、除霜用回路17を用いずに、図3に
示す如く圧縮機19から吐出された高温高圧の冷媒が通
常運転時は凝縮器21へ流れるようにすると共に、除霜
運転時は、矢印で示す如く直接蒸発器13に流れるよう
四方弁39によって切換制御する構成としてもよい。こ
れにより、除霜用回路17と同様の作用、効果が期待で
きる。
【0071】図4,図5,図6は加熱手段にガラス管ヒ
ータ29とパイプヒータ41とを組合せた第2の実施形
態を示したものである。
【0072】即ち、蒸発器13の下方にガラス管ヒータ
29を配置する一方、蒸発器13のフィン27にパイプ
ヒータ41を直接接触させた状態で、ほぼ平行に連続さ
せた構造とするものである。
【0073】パイプヒータ41及び前記ガラス管ヒータ
29は、制御部43によって設定されたヒータ温度に管
理されるようになっている。
【0074】制御部43は、パイプヒータ41及びガラ
ス管ヒータ29の総熱量が一定値以下になるよう制御す
ると共に、パイプヒータ41又はガラス管ヒータ29の
いずれか一方の独立した制御が可能となっている。
【0075】なお、他の構成要素は第1の実施形態と同
一のため同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0076】したがって、この第2の実施形態によれ
ば、着霜量の多い場所、あるいは、少ない場所に応じて
パイプヒータ41及びガラス管ヒータ29を作動させる
ことで、加熱むらのない的確な除霜が行なえる。
【0077】また、除霜時の総加熱量は常に一定値以下
に抑えられるため、消費電力の過度の増加を防ぐことが
できると共に省エネに優れる。
【0078】なお、パイプヒータ41を、図7,図8に
示す如く、ガラス管ヒータ29からの輻射伝熱が弱くな
る蒸発器13の上半側に配置するようにしたり、あるい
は、図9,図10に示す如く、ガラス管ヒータ29から
の輻射伝熱が強い近傍では、平行間隔が離れた加熱密度
が疎で、輻射伝熱が弱い遠い位置では、平行間隔が狭く
加熱密度が密となる組合せとする配置構造としてもよ
い。
【0079】これにより、加熱むらが減少し、効率のよ
い除霜が行なえる。
【0080】図11,図12は伝熱形態手段が異なる間
接加熱手段の第3の実施形態を示したものである。
【0081】即ち、蒸発器13のフィン27に、IHヒ
ータ45を設けると共に、蒸発器13の下方にガラス管
ヒータ29を設けるものである。IHヒータ45は、加
熱コイル47と、加熱コイル47による誘導加熱により
加熱される金属板49とから成り、金属板49はフィン
27を加熱する加熱板として機能するようになる。
【0082】IHヒータ45及び前記ガラス管ヒータ2
9は、制御部51によって設定されたヒータ温度に管理
されるようになっている。
【0083】制御部51は、IHヒータ45及びガラス
管ヒータ29の総熱量が一定値以下に制御すると共に、
IHヒータ45又はガラス管ヒータ29のいずれか一方
の独立した制御が可能となっている。
【0084】なお、他の構成要素は第1の実施形態と同
一のため同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0085】したがって、この第3の実施形態によれ
ば、着霜量の多い場所、あるいは、少ない場所に応じて
IHヒータ45及びガラス管ヒータ29を作動させるこ
とで、加熱むらのない的確な除霜が効率よく行なえる。
【0086】また、除霜時の総加熱量は常に一定値以下
に抑えられるため消費電力の過度の増加を防ぐことがで
き、省エネが図れる。
【0087】図13は着霜量に基づいて加熱手段を作動
させる数あるいは出力を制御できるようにした第4の実
施形態を示したものである。
【0088】即ち、蒸発器13の上下、左右、中央部等
に複数の着霜量検知センサS1,S2,S3,S4を設
け、その着霜量検知センサS1〜S4からの検知信号
は、制御部53に入力される。制御部53は、各着霜量
検知センサS1〜S4からの検知信号に基づき、蒸発器
13の下方に設けられたガラス管ヒータ29及び蒸発器
13に複数設けられたパイプヒータ41の数及び出力の
制御を行なうようになっている。
【0089】なお、他の構成要素は第1の実施形態と同
一のため同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0090】したがって、この第4の実施形態によれ
ば、着霜量の多い場所、あるいは、少ない場所に応じ
て、各ヒータ29,41のオン・オフ及び出力を制御す
ることで、効率的で的確な除霜ができる。
【0091】しかも、無駄な加熱がなくなり省エネの面
でも大変好ましいものとなる。
【0092】なお、着霜量検知センサS1〜S4にかえ
て、図14に示す如く各加熱手段に設けられた加熱手段
温度検知センサS5、あるいは、図15に示す如く蒸発
器13の冷媒管25内の冷媒圧力を検知する冷媒圧力検
知センサS6あるいは、図16に示す如く蒸発器13の
温度を検知する蒸発器温度検知センサS7の各検知手段
を用いることでも、前記第4の実施形態と同様の作用、
効果が得られる。
【0093】図17は、冷蔵室3と冷凍室5とにそれぞ
れ蒸発器13−1,13−2を備えた冷凍冷蔵庫におい
て、冷凍室の蒸発器13−1に着霜した霜を取除く第5
の実施形態を示したものである。
【0094】即ち、冷蔵室3は、蒸発器13−2の外
に、ファン15−2を有し、ファン15−2が回転する
ことで、蒸発器13−2で熱交換された冷気が循環する
ことで、冷蔵室3及び野菜室7の冷却が行なえるように
なっている。また、冷凍室5は、蒸発器13−1の外
に、ファン15−1を有し、ファン15−1が回転する
ことで、蒸発器13−1で熱交換された冷気が循環する
ことで冷凍室5内の冷却が行なえるようになっている。
【0095】図18はその回路図を示し、圧縮機55か
ら吐出された冷媒は、凝縮器57、第1のキャピラリチ
ューブ59、冷凍室用蒸発器13−1内のキャピラリチ
ューブ65、第2のキャピラリチューブ61、冷蔵室用
蒸発器13−2を通る冷蔵室冷却回路と、凝縮器57出
口より分岐し、電磁弁69を通り、前記冷蔵室冷却回路
を開閉する差圧弁75につながる管路との分岐を経て、
第3のキャピラリ62、冷凍室用蒸発器13−1、逆止
弁71を通る冷凍室冷却回路が合流して、再び圧縮機5
5に戻る冷凍サイクルを構成している。冷凍サイクルで
は、図19に示すごとく、前記冷蔵室冷却回路のキャピ
ラリチューブ65を、前記冷凍室用蒸発器13−1の冷
媒管67内に挿入設置してある。前記冷蔵室冷却回路に
は、前記冷凍室用蒸発器13−1の入り口で分岐して、
前記蒸発器13−1の出口で再び合流するバイパス回路
79と回路の開閉用の電磁弁77を有している。
【0096】なお、他の構成要素は第1の実施形態と同
一のため同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0097】このように構成された冷凍冷蔵庫によれ
ば、通常運転時は、冷蔵室冷却運転と冷凍室冷却運転を
交互に繰り返す。冷蔵室冷却運転では、前記冷蔵室冷却
回路に冷媒が流れるように、前記電磁弁69を閉じ、冷
凍室冷却回路に冷媒が流れないようにすると共に、電磁
弁69の下流の差圧弁75への分岐管路の圧力が低下し
て、前記差圧弁75は開き、冷媒は第1のキャピラリチ
ューブ59を通る。第1のキャピラリチューブ59で減
圧された冷媒はまだ高温状態であるため、冷凍室用蒸発
器13−1のバイパス回路79の電磁弁77を開き、冷
媒はバイパス回路79を流れ、冷凍室用蒸発器13−1
の無駄な加熱が生じないようにして、第2のキャピラリ
チューブ61を通り、更に減圧されて、冷蔵室冷却に必
要な温度で、十分に液化した状態となって、冷蔵室用蒸
発器13−2に到達する。冷蔵室用蒸発器13−2に
は、冷蔵室の空気を循環する送風機により、冷蔵室の空
気が流入するため、冷媒は加熱されて、蒸発すると共
に、冷蔵室空気を冷却する。蒸発器で十分に熱交換して
ガス化した冷媒は、冷蔵室用蒸発器13−2出口から再
び圧縮機55に戻る。この時、冷蔵室用蒸発器13−2
内の冷媒圧力が冷凍室用蒸発器13−1内の冷媒圧力よ
り高くなっても、前記冷蔵室用蒸発器13−2出口の高
温のガス冷媒が冷凍室用蒸発器13−1に流入して、加
熱する弊害が生じないように、逆止弁71が働き、ガス
冷媒の冷凍室用蒸発器13−1への流入を阻止するよう
になっている。冷蔵室冷却時に空気中の水分が蒸発器表
面に凝縮または着霜するが、凝縮した水分はドレン水と
して回収し、着霜した水分は、冷凍室冷却運転時に、冷
蔵室の空気を循環させる事(霜融解)や冷蔵室冷却時の
蒸発温度を上げる事(着霜量低減)などで対応する。
【0098】冷凍室冷却運転では、前記冷凍室冷却回路
に冷媒が流れるように、電磁弁69が開けられ、その圧
力で、差圧弁75が閉まり、冷蔵室冷却回路に冷媒が流
れないと共に、第3のキャピラリチューブ62に冷媒が
流れ、減圧され、低温で液化された状態で冷媒は冷凍室
用蒸発器13−1に到達する。冷凍室内空気は送風機等
で循環されて、前記冷凍室用蒸発器13−1で冷却さ
れ、冷凍室は冷却される。この時、冷媒は蒸発して、ガ
スとなって、前記冷凍室用蒸発器13−1の出口から再
び圧縮機55に戻る。
【0099】冷凍室冷却時に冷凍室内の空気中の水分が
霜となって冷凍室用蒸発器13−1の表面に付着する。
冷凍室の空気の持つ水分は扉開閉で流入する外気の水分
と冷凍室に保存されている食品の水分とが考えられる。
ここで、後者については、冷凍室の温度−18℃まで食
品が冷却され、保存状態にあると、食品の水分は凍結さ
れて、表面から昇華する分となる。この昇華水分量は−
18℃の空気が保有できる水分量(空気の絶対湿度)に
依存する。そのため、冷蔵室の3℃保存の場合に比べ、
この絶対湿度が5分の1以下と小さいため、食品からの
昇華水分は冷蔵室に比べて、非常に少ない。よって、こ
の空気中の水分が冷凍室用蒸発器に再付着する霜量も、
冷蔵室用蒸発器に比べて、約1/5と少ない。また、従
来の1つの蒸発器で冷蔵と冷凍を同時冷却するシステム
に比べて、蒸発器への着霜分布は均一となる。よって、
除霜方式としては、キャピラリチューブを蒸発器の蒸発
管の中に設置するような蒸発器全体を加熱する熱伝導方
式が適していると考えられる。冷凍室だけを冷却する専
用の蒸発器では、着霜量が少ないため、冷蔵室のように
冷却終了時に必ず、毎回、除霜制御を行う必要が無い。
冷凍室の蒸発器の除霜は−18℃の庫内温度より高い温
度(霜が融解するためには0℃以上)に蒸発器温度を上
げる必要がある事から、熱ロスが生じるため、除霜回数
が少ないほうが冷凍室の保存には良い。依って、ある程
度の着霜量を予め知っておき、冷凍室冷却の回数をカウ
ントしておき、一定カウント数で制御するとか、冷凍室
冷却時間の一定積算時間でタイマー制御するとかして、
除霜開始を制御する。
【0100】除霜開始が指示されると、冷凍室冷却が終
了状態、すなわち冷蔵室冷却運転開始と同時に、前記冷
蔵室冷却回路の冷凍室用蒸発器13−1をバイパスする
回路79にある電磁弁77を閉じて、第1のキャピラリ
チューブ59を通る暖かい冷媒を冷凍室用蒸発器13−
1の冷媒管67内を通るキャピラリチューブ65に流
す。これにより、冷媒管67内の冷媒が加熱されたり、
前記キャピラリチューブ65と前記冷媒管67の内表面
との接触部の伝導により、蒸発管67に熱が伝わる。伝
わった熱で、蒸発管67の外表面に付着する霜を融解す
る。前記冷凍室用蒸発器13−1に備える温度センサに
より、除霜終了を検知した後、前記バイパス回路79の
電磁弁77を開けて、通常の冷蔵室冷却運転を行う。こ
の制御により、冷蔵室を冷却しながら、冷凍室蒸発器の
除霜を効率良く行なう事ができる。
【0101】尚、更に除霜の効率を向上される手段とし
て、前記図18記載の冷蔵室用蒸発器13−2の下流側
で、冷凍室冷却回路との合流部より上流の管路に、電磁
弁を設け、冷凍室除霜開始時に、前記除霜制御回路とす
ると同時に、この電磁弁を閉じて、冷凍室用蒸発器13
−1の冷媒管67に存在する液冷媒を凝縮器57などに
回収する冷媒回収を行い、一定時間後に、前記冷蔵室用
蒸発器13−2の下流に設けた電磁弁を開として、冷媒
回収制御を終了すると共に、冷凍室用蒸発器13−1の
除霜制御を開始する。これにより、前記冷凍室用蒸発器
13−1の蒸発管67の中に余分な液冷媒が無いため、
中に設置されたキャピラリチューブ65を流れる高温冷
媒の余分な熱負荷が減り、高温冷媒熱を効率良く蒸発管
67に伝えられ、蒸発管67の外表面に付着した霜を高
率良く融解できる。よって、除霜時間の短縮が図られ
る。
【0102】冷凍室用蒸発器の除霜方式としては、バイ
パス回路79をキャピラリチューブ59の前後に設ける
方式や、インバータによりコンプ回転数を可変する制御
を供用する方式なども有る。
【0103】冷媒回収を行う方法としては差圧弁75を
電磁弁に置き換え、電磁弁69からの分岐管を廃止する
サイクル構成として、冷蔵室用蒸発器下流の電磁弁を省
略する方法や、インバータでコンプ回転数制御を供用す
る方法がある。
【0104】なお、この実施形態の除霜にあたって、例
えば、図20に示す如く、キャピラリチューブ65を、
冷媒管67の内壁面と直接接触し合う構成とすること
で、キャピラリチューブ65からの伝熱が効率よく冷媒
管67に伝達されるようになる。
【0105】あるいは、図21に示す如く、キャピラリ
チューブ65を、冷媒管67の内壁面に沿って螺旋状に
配置し、キャピラリチューブ65の接触面積が拡大され
る構造とすることで、さらに伝熱効率の向上が図れる。
【0106】一方、冷凍室用蒸発器13−1の除霜時に
冷蔵室用蒸発器13−2にも冷媒が流れ、蒸発器13−
2による熱交換によって冷却された冷気は冷蔵室3内へ
送り込まれ庫内の冷却が同時に行なわれる。
【0107】一方、運転中に冷媒が庫内に漏れても引火
・爆発する虞れはない。また、廃棄処理された時に、冷
媒が大気中に放出されても地球環境に与える影響を小さ
く抑えることができる。
【0108】なお、図22に示す如く、差圧弁75にか
えて三方弁81とし、その一方のポートと冷凍室用蒸発
器13−1の出口側とをバイパス回路83で接続する回
路構成としても同様の作用、効果が期待できる。
【0109】また、キャピラリチューブ65によるホッ
トガス除霜と、冷蔵室用蒸発器13−1に設けたパイプ
ヒータとの組合せ除霜としてもよい。これにより良り確
実で的確な除霜が行なえる。
【0110】
【発明の効果】以上、説明したようにこの発明の冷凍冷
蔵庫によれば、加熱むらをなくし、蒸発器の全領域にわ
たって均一に除霜することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる冷凍冷蔵庫の概要断面図。
【図2】除霜用回路を設けた冷凍サイクル図。
【図3】四方弁を用いて蒸発器の除霜を行なう冷凍サイ
クル図。
【図4】加熱手段をガラス管ヒータとパイプヒータの組
合せとした概要説明図。
【図5】蒸発器に対するガラス管ヒータとパイプヒータ
の配置構造を示した説明図。
【図6】図5の側面からみた説明図。
【図7】ガラス管ヒータから離れた位置にパイプヒータ
を配置した加熱手段の説明図。
【図8】図7の概要側面図。
【図9】ガラス管ヒータから近い位置では加熱密度が
疎、遠い位置では加熱密度が密とした加熱手段の配置構
造を示した概要説明図。
【図10】図9の概要側面図。
【図11】加熱手段をIHヒータとした概要説明図。
【図12】蒸発器に対するIHヒータの配置構造を示し
た説明図。
【図13】蒸発器に、ガラス管ヒータと複数のパイプヒ
ータを設けた概要説明図。
【図14】加熱手段に、加熱手段温度検知センサを設け
た説明図。
【図15】冷媒管内に、冷媒圧力検知センサを設けた説
明図。
【図16】蒸発器に、蒸発器温度検知センサを設けた説
明図。
【図17】冷蔵庫と冷凍室にそれぞれ蒸発器を設け冷凍
冷蔵庫の概要断面図。
【図18】図17の冷凍サイクル図。
【図19】冷凍室用蒸発器の冷媒管内にキャピラリチュ
ーブを挿入した説明図。
【図20】キャピラリチューブの冷媒管の内壁面に直接
接触させた説明図。
【図21】キャピラリチューブを冷媒管の内壁面に螺旋
状に直接接触させた説明図。
【図22】差圧弁にかえて三方弁とした図18と同様の
冷凍サイクル図。
【符号の説明】
13 蒸発器 29 ガラス管ヒータ(加熱手段) 41 パイプヒータ(加熱手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古浜 功吉 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 (72)発明者 佐々木 美弥 東京都港区芝浦一丁目1番1号 株式会社 東芝本社事務所内 Fターム(参考) 3L046 AA04 AA07 BA01 CA00 CA03 CA06 CA07 GA03 GA04 GB01 JA14 JA16 KA04 KA08 LA15 LA17

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発器によって熱交換された冷気により
    庫内を冷却する冷凍冷蔵庫において、前記蒸発器に付着
    した霜を取除く蒸発器除霜用の加熱手段を備え、前記加
    熱手段は、種類又は伝熱形態が異なる複数の加速手段と
    することを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 【請求項2】 種類又は伝熱形態の異なる複数の加熱手
    段は、蒸発器と直接接触し合う熱伝導により加熱し除霜
    する直接加熱手段と、前記熱伝導以外の方法で蒸発器を
    加熱し除霜する間接加熱手段とから成ることを特徴とす
    る請求項1記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 【請求項3】 直接加熱手段は、高温の冷媒が流れるホ
    ットガス除霜であることを特徴とする請求項2記載の冷
    凍冷蔵庫。
  4. 【請求項4】 直接加熱手段は、電気ヒータであること
    を特徴とする請求項2記載の冷凍冷蔵庫。
  5. 【請求項5】 間接加熱手段は、誘導加熱によって加熱
    するIHヒータであることを特徴とする請求項2記載の
    冷凍冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 間接加熱手段は、電気ヒータであること
    を特徴とする請求項2記載の冷凍冷蔵庫。
  7. 【請求項7】 直接加熱手段は、間接加熱手段の近傍で
    は加熱密度が疎で、間接加熱手段から離れた位置では加
    熱密度が密となる組合せとから成ることを特徴とする請
    求項2記載の冷凍冷蔵庫。
  8. 【請求項8】 種類又は伝熱形態が異なる複数の加熱手
    段は、それぞれ独立して制御可能であることを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  9. 【請求項9】 種類又は伝熱形態が異なる複数の加熱手
    段は、総加熱量が一定値以下に制御されることを特徴と
    する請求項1又は2のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  10. 【請求項10】 種類又は伝熱形態が異なる複数の加熱
    手段は、配置された各着霜量検知センサからの着霜量に
    基づいて、作動する数あるいは出力が制御されることを
    特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の冷凍冷蔵
    庫。
  11. 【請求項11】 種類又は伝熱形態が異なる複数の加熱
    手段は、配置された加熱手段温度検知センサからの加熱
    温度に基づいて、作動する数あるいは出力が制御される
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の冷
    凍冷蔵庫。
  12. 【請求項12】 種類又は伝熱形態が異なる複数の加熱
    手段は、冷凍サイクル内の冷媒圧力を検知する冷媒圧力
    検知センサからの冷媒圧力に基づいて、作動する数ある
    いは出力が制御されることを特徴とする請求項1又は2
    のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  13. 【請求項13】 種類又は伝熱形態が異なる複数の加熱
    手段は、蒸発器の温度を検知する蒸発器温度検知センサ
    からの蒸発器温度に基づいて、作動する数あるいは出力
    が制御されることを特徴とする請求項1又は2のいずれ
    かに記載の冷凍冷蔵庫。
  14. 【請求項14】 種類又は伝熱形態が異なる複数の加熱
    手段は、蒸発器の温度を検知する複数の温度検知センサ
    からの信号に基づいて、温度がそれぞれ一定となるよう
    に作動する数あるいは出力が制御されることを特徴とす
    る請求項1又は2のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  15. 【請求項15】 冷媒は、可燃性冷媒とすることを特徴
    とする請求項1又は2のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  16. 【請求項16】 可燃性冷媒は、発火点温度に達しない
    ように加熱手段を配置制御することを特徴とする請求項
    15記載の冷凍冷蔵庫。
  17. 【請求項17】 冷蔵室と冷凍室とにそれぞれ蒸発器を
    備えた冷凍冷蔵庫において、前記冷凍室の蒸発器に付着
    した霜を取除く蒸発器除霜用の加熱手段を備え、前記加
    熱手段は、冷蔵室用のキャピラリチューブとの間で熱交
    換が行なわれることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  18. 【請求項18】 冷蔵室と冷凍室とにそれぞれ蒸発器を
    備えた冷凍冷蔵庫において、冷蔵室用のキャピラリチュ
    ーブとの間で熱交換を行ない冷凍室の蒸発器に付着した
    霜を取除く加熱手段と、冷蔵室内の冷却を行なう制御手
    段とを備えることを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  19. 【請求項19】 冷凍室の蒸発器を除霜する除霜前に、
    前記蒸発器内の冷媒を回収する冷媒回収手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項17又は18のいずれかに記載の
    冷凍冷蔵庫。
  20. 【請求項20】 キャピラリチューブと蒸発器との熱交
    換は、熱交換を促進する促進手段を備えた構成となって
    いることを特徴とする請求項17又は18のいずれかに
    記載の冷凍冷蔵庫。
  21. 【請求項21】 加熱手段は、電気によるヒータ熱源を
    併用する除霜制御手段を備えていることを特徴とする請
    求項17又は18のいずれかに記載の冷凍冷蔵庫。
  22. 【請求項22】 冷媒は、可燃性冷媒であることを特徴
    とする請求項17又は18のいずれかに記載の冷凍冷蔵
    庫。
  23. 【請求項23】 可燃性冷媒は、発火点温度に達しない
    ように加熱手段を配置制御することを特徴とする請求項
    17又は18記載の冷凍冷蔵庫。
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