JP2018165599A - 庫内環境調節装置及び食物熟成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また本発明は、配置空間内の温度等を長期に渡って一定の範囲に保持することができる庫内環境調節装置に関するものである。
しかしながら食肉を冷凍してしまうと、旨味の増加は少ないと言われている。その一方、食肉を常温で放置すると、腐ってしまう場合がある。
そのため高級な食肉は、凍結せず、且つ雑菌の繁殖を抑制できる環境下に一定期間放置して熟成させ、その後に食用に供される場合がある。
また食肉の熟成には、温度だけでなく、湿度も一定に保つことが望ましいとされている。熟成に適した湿度は、比較的高い。
食物熟成装置は、一種の冷蔵庫であり、食肉を収容する配置空間と、配置空間を冷却する冷却装置を備えている。
冷却装置は、圧縮機と凝縮器と膨張手段及び蒸発器が環状に接続された冷凍回路を有し、その中に相変化する冷媒が封入されたものであり、公知の冷凍サイクルを実現させて蒸発器の表面温度を低下させるものである。
食物熟成装置では、例えば冷却装置の圧縮機をオンオフ制御して配置空間内の温度を一定に保つ。また配置空間内は、加湿装置等によって比較的高い湿度に保たれる。
そのため水蒸気を含んだ空気が蒸発器の表面と接触して空気中の水蒸気が凝縮し、さらに凍結して蒸発器の表面に霜が発生する。
特に食物熟成装置内は、前記した様に比較的高い湿度に保つことが望ましいから、霜の成長が速い場合がある。
そこで従来技術においては、蒸発器に霜が付き、これが成長すると、除霜運転を行う。例えば、冷凍回路を切り替えて、ホットガスを蒸発器に流して蒸発器の表面温度を上昇させ、表面に付着した霜を融かす。
あるいは冷却装置を停止して、電気ヒータ等によって蒸発器を昇温し、表面に付着した霜を融かす。あるいは蒸発器に散水して霜を融かす。
蒸発器温度制御運転は、蒸発器A、Bの下流側を下流側絞り手段で絞って蒸発器A、B内における冷媒の蒸発温度を上昇させるものであり、蒸発器A、Bの表面温度を摂氏0度を越える温度に保つことができる。
そのため蒸発器温度制御運転を行うことによって、蒸発器A、Bに付着した霜を除霜することができる。
蒸発器温度制御運転の際には、蒸発器A、Bの表面温度は安定している。またその温度は過度に高くはない。
一方本発明では、蒸発器A、Bの双方に同時に冷媒を供給し、いずか一方を通常冷却運転し、他方を蒸発器温度制御運転することができる。このとき片方の蒸発器では通常冷却運転が行われている。そのため一方の蒸発器に霜が付き、除霜が行われている際においても、冷却装置の冷却能力が不足することは少なく、配置空間内の温度を一定の低温に維持することができる。
また蒸発器温度制御運転の際には、蒸発器A、Bに付着した霜が融解し、さらに気化したり、霜が直接昇華することとなる。そのため蒸発器温度制御運転が実行されている側の蒸発器A、Bによって、配置空間内の湿度を上昇させることができる。
また本発明の庫内環境調節装置は、配置空間内の温度を長期に渡って一定に保つことができる。
対象とする肉は、牛肉、豚肉、猪肉、鹿肉、馬肉等の獣肉や、鶏肉、鴨肉等であり、限定されない。また鯨肉、魚肉等を熟成させるものであってもよい。
また対象とする食材は、肉に限定されるものではなく、味噌、醤油、チーズ、漬物等の発酵食品や酒を熟成する用途に使用するものであってもよい。
本実施形態では、床面板5よりも上の領域が、配置空間6であり、床面板5よりも下の空間が空調空間7となっている。そして空調空間7内に庫内環境調節装置8が内蔵されている。
配置空間6は、被試験物を設置する空間であり、対象物たる食肉等が配置される。配置空間6を構成する壁面の一つには図示しない扉があり、配置空間6の内部に食肉等を出し入れすることができる。
本実施形態の食物熟成装置1では、空気流路15は、空気導入部10側から、加熱ヒータ配置領域20、蒸発器配置領域21、加湿装置配置領域22及び送風機配置領域23に分かれている。
ただし各領域は連通しており、各領域の間を遮蔽する部材はない。
本実施形態では、空気流路15内の蒸発器配置領域21は、上下の通風路25、26に分かれている。上側の通風路は、A系統側通風路25であり、下側の通風路は、B系統側通風路26である。A系統側通風路25とB系統側通風路26の間には遮蔽板27があり、上下に分かれたA系統側通風路25とB系統側通風路26は独立している。
後記する様に蒸発器A33a、蒸発器A33bはA系統の蒸発器であり、蒸発器B35a、蒸発器B35bはB系統の蒸発器である。
本実施形態では、A系統の蒸発器A33a、A33bが一まとめになって上側のA系統側通風路25に設置され、B系統の蒸発器B35a、B35bが一まとめになって下側のB系統側通風路26に設置されている。
従って本実施形態では、空気流路15内にA系統の蒸発器A33と、B系統の蒸発器B35が並列的に配置されている。
蒸発器配置領域21には、図5の様に蒸発器が4台設置されている。各蒸発器を区別するために、4台の蒸発器を蒸発器A33a、蒸発器A33b、蒸発器B35a、蒸発器B35bと表記する。
蒸発器A33a、蒸発器A33bは、いずれも上側のA系統側通風路25に設置され、蒸発器B35a、蒸発器B35bは、いずれも下側のB系統側通風路26に設置されている。
蒸発器A33a、蒸発器A33b、蒸発器B35a、蒸発器B35bは、いずれも図2、図3、図4に示す冷却手段50の一部であり、表面の温度を低下させることができる。
そのため庫内環境調節装置8の送風機17を起動すると、配置空間6内の空気が空気導入部10から空気流路15内に導入される。そして空気流路15が通風状態となり、空調機器16に空気が接触して熱交換や湿度調整がなされ、空気吹き出し部11から配置空間6内に調整後の空気が吹き出される。
また空気流路15の空気吹き出し部11の近傍に、温度センサー12と湿度センサー13が設けられている。
食物熟成装置1を使用する際には、送風機17を運転して空気流路15内を通風状態とし、温度センサー12及び湿度センサー13の検出値が、設定環境の温度及び湿度に近づく様に空調機器16を制御する。
本実施形態の冷却手段50は、図2の様に独立した2台の冷却装置51a、51bによって構成されている。
冷却装置51a、51bの基本構成は同一であるから、代表して一方の冷却装置51aについて説明する。
冷却装置51aの冷凍回路40は、図2の様に、一台の圧縮機(共通圧縮機)52と、一台の凝縮器(共通凝縮器)53と、一台の受液器(共通受液器)55と、2系統の膨張手段群A56a、B57aと、2系統の蒸発器A33a、B35aと、2系統の切り替え流路A60a、B61aと、1台のレシーバータンク(共通レシーバータンク)58を有し、これらが環状に配管接続され、内部に相変化する冷媒が内蔵されたものである。
また説明を容易にするために、A系統に配された膨張手段群A56aをA系統側膨張手段群A56aと称し、B系統に配された膨張手段群B57aをB系統側膨張手段群B57aと称する場合がある。
同様に、A系統に配された蒸発器A33aをA系統側蒸発器A33aと称し、B系統に配された蒸発器B35aをB系統側蒸発器B35aと称する場合がある。
同様に、A系統に配された切り替え流路A60aをA系統側切り替え流路A60aと称し、B系統に配された切り替え流路B61aをB系統側切り替え流路B61aと称する場合がある。
同様に、B系統側蒸発器B35aを含む回路に注目すると、B系統側蒸発器B35aは冷凍回路の一部となっている。即ちB系統側蒸発器B35aは、圧縮機52と、凝縮器53と、B系統側膨張手段群B57aと、B系統側蒸発器B35aと、B系統側切り替え流路B61aが環状に配管された冷凍回路の一部である。従って圧縮機52を駆動すると、B系統側蒸発器B35aには相変化する冷媒が導入され当該冷媒が内部で蒸発して表面温度が低下する。
具体的に説明すると、膨張手段群A56a、B57aはいずれも3系統の分岐管63a、63b、63cを有し、各分岐管63a、63b、63cにキャピラリーチューブ37と開閉弁66が直列に接続されている。開閉弁66は電磁弁である。各キャピラリーチューブ37は、有効径が異なる。
膨張手段群A56a、B57aは、開閉弁66を選択したり、開閉する個数を変化することにより、通過する冷媒量を増減することができる。
絞り側流路62には下流側絞り手段65が設けられている。下流側絞り手段65は、一種のリリーフ弁であり、上流側の圧力が一定となる様に内部の弁体が動作する。即ち下流側絞り手段65は、バネの押圧力を変化させることにより弁体が開くのに要する圧力を調整するものである。
開放流路70は、下流側絞り手段65をバイパスする流路であり、開閉弁67が設けられている。
受液器55の下流側はA系統とB系統の2系統に分岐され、それぞれ膨張手段群A56a、B57aが接続されている。
そしてA系統の膨張手段群A56aの下流側に、A系統側蒸発器A33a及びA系統側切り替え流路A60aが続く。B系統の膨張手段群B57aの下流側にB系統側蒸発器B35a及びB系統側切り替え流路B61aが続く。
2系統の切り替え流路A60a、B61aは合流され、レシーバータンク58を経由して圧縮機52の吸い込み側に接続されている。
ここで冷媒の温度は、冷媒の蒸発圧力によって一義的に決まる。そのため蒸発器A33a、B35a内の冷媒が、気液混合状態(湿り蒸気)にある場合やそれに近い場合、冷媒の温度は、冷媒の蒸発圧力によって一義的に決まることとなる。従って各蒸発器A33a、B35aの表面温度は一定となる。
また冷却能力を比べると、通常冷却運転の場合の方が蒸発器温度制御運転の場合に比べて高い。
従って、開閉弁67を開いて通常冷却運転を実施中に、開閉弁67を閉じ、蒸発器温度制御運転に切り替えると、蒸発器A33a、B35aの冷却能力が低下すると共に、その表面温度が上昇する。そして蒸発器A33a、B35aの表面温度は、一定値となって安定する。
設定温度は、摂氏0度を越えて3度未満であることが推奨され、2度以下であることがさらに望ましく、1度以下であることが最も推奨される。
他方の冷却装置51bの構造及び機能の説明は、同一の部材に冷却装置51aの部材と同じ番号を付し、両者を区別するために、末尾の小文字アルファベットaを小文字アルファベットbに変更して図示することによって省略する。
即ち一方の冷却装置51aのA系統側蒸発器A33aが通常冷却運転で運転されている場合には、他方の冷却装置51bのA系統側蒸発器A33bも通常冷却運転で運転されている。一方の冷却装置51aのA系統側蒸発器A33aが蒸発器温度制御運転で運転されている場合には、他方の冷却装置51bのA系統側蒸発器A33bも蒸発器温度制御運転で運転されていることとする。
一方の冷却装置51aのB系統側蒸発器B35aが通常冷却運転で運転されている場合には、他方の冷却装置51bのB系統側蒸発器B35bも通常冷却運転で運転されている。一方の冷却装置51aのB系統側蒸発器B35aが蒸発器温度制御運転で運転されている場合には、他方の冷却装置51bのB系統側蒸発器B35bも蒸発器温度制御運転で運転されていることとする。
本実施形態の食物熟成装置1は、例えば図3に示すようにA系統の蒸発器A33a、A33bが通常冷却運転(A側通常冷却運転)で運転されている際に、B系統の蒸発器B35a、B35bを蒸発器温度制御運転(B側蒸発器温度制御運転)で運転し、図4に示すようにA系統の蒸発器A33a、A33bが蒸発器温度制御運転(A側蒸発器温度制御運転)で運転されている際に、B系統の蒸発器B35a、B35bを通常冷却運転(B側通常冷却運転)で運転することとする。
A系統の蒸発器A33a、A33bは、通常冷却運転で運転されているので冷熱量が多く、配置空間6の温度を低温に維持するのに大きく寄与する。一方、B系統の蒸発器B35a、B35bは、蒸発器温度制御運転で運転されているので、冷熱量は少ないが、表面温度が摂氏0度近傍であるから配置空間6の温度を低温に維持するのにいくぶん寄与している。少なくとも、B系統の蒸発器B35a、B35bは、配置空間6の温度を低温に維持することの妨げとはならない。
これに対してB系統の蒸発器B35a、B35bは、蒸発器温度制御運転(B側蒸発器温度制御運転)で運転されているので、表面温度が氷点を越える温度に保たれており、霜は生じない。
その結果、A系統の蒸発器A33a、A33bの表面温度が上昇し、表面の霜が融解して消失する。
一方B系統の蒸発器B35a、B35bは、通常冷却運転で運転されることとなるので、冷熱量が増大する。また切り替え直後のB系統の蒸発器B35a、B35bには、着霜は無い。そのためB系統の蒸発器B35a、B35bは、切り替え後の配置空間6の温度を低温に維持するのに大きく寄与する。
一方、B系統の蒸発器B35a、B35bには、霜が発生し、次第に成長する。
そして時間が経過し、B系統の蒸発器B35a、B35bの表面の霜が過剰状態となり、冷却能力を十分に発揮できなくなると、開閉弁67を再度一斉に切り替え、通常冷却運転で運転されていたB系統を蒸発器温度制御運転に戻し、蒸発器温度制御運転で運転されていたA系統を通常冷却運転に戻す。
即ち冷却手段50の各冷却装置51a、51bをB側通常冷却運転及びA側蒸発器温度制御運転で運転されていた状態から、A側通常冷却運転及びB側蒸発器温度制御運転に切り替える。
この切り替え運転を繰り返し、一方の系統の蒸発器を配置空間6の温度を低温に維持するのに大きく寄与させ、他方の系統の蒸発器は除霜を行いつつ、配置空間6の湿度を高湿状態に維持するのに寄与させる。
下流側絞り手段65についても同様であり、電気信号によって開度を変えることができる弁であってもよい。下流側絞り手段65に開度を変えることができる弁を採用する場合には、必ずしもこれをバイパスする流路や開閉弁67は必要ではない。
即ち下流側絞り手段の開度を開くことによって蒸発器の下流側を開放状態とし、通常冷却運転を行い、下流側絞り手段の開度を狭めることによって蒸発器の下流側を絞り、蒸発器温度制御運転を行う。
しかしながら本発明はこの構成に限定されるものではなく、一つの切り替え流路を2台の蒸発器A33、B35で共用してもよい。
即ち下流側絞り手段を設けた絞り側流路と、これをバイパスするバイパス流路の2流路を設け、蒸発器A33、B35と前記2流路の間に切り替え弁を設ける。
A側通常冷却運転及びB側蒸発器温度制御運転を行う場合には、A系統側蒸発器A33の下流をバイパス流路と連通させ、B系統側蒸発器B35を絞り側流路と連通させる。
A側蒸発器温度制御運転及びB側通常冷却運転を行う場合には、A系統側蒸発器A33の下流を絞り側流路と連通させ、B系統側蒸発器B35をバイパス流路と連通させる。
6 配置空間
7 空調空間
8 庫内環境調節装置
25 上側通風路
26 下側通風路
30 A系統用電気ヒータ(加熱装置)
31 B系統用電気ヒータ(加熱装置)
A33a、A33b 蒸発器
B35a、B35b 蒸発器
36 加湿装置
40 冷凍回路
50 冷却手段
51a、51b 冷却装置
52 圧縮機
53 凝縮器
56a、57a、56b、57b 膨張手段群
A60a、B61a、A60b、B61b 切り替え流路
62 絞り側流路
65 下流側絞り手段
70 開放流路
Claims (6)
- 対象物が配置される配置空間と連通し、少なくとも配置空間の温度を調整する庫内環境調節装置において、
少なくとも2台の蒸発器A、Bを有し、
一方の蒸発器Aは、少なくとも圧縮機と凝縮器と膨張手段を含み相変化する冷媒が循環する冷凍回路の一部を構成し、当該蒸発器Aに相変化する冷媒が導入され当該冷媒を内部で蒸発させて表面温度を低下させるものであり、
他方の蒸発器Bは、少なくとも圧縮機と凝縮器と膨張手段を含み相変化する冷媒が循環する冷凍回路の一部を構成し、当該蒸発器Bに相変化する冷媒が導入され当該冷媒を内部で蒸発させて表面温度を低下させるものであり、
蒸発器Aの下流側に下流側絞り手段があり、
蒸発器Aを使用してA側通常冷却運転と、A側蒸発器温度制御運転を実施可能であり、A側蒸発器温度制御運転は、下流側絞り手段によって蒸発器Aの下流側を絞って蒸発器A内の冷媒蒸発圧力を上昇させ、蒸発器Aの表面温度を上昇させるものであり、
蒸発器Bの下流側に下流側絞り手段があり、
蒸発器Bを使用してB側通常冷却運転と、B側蒸発器温度制御運転を実施可能であり、B側蒸発器温度制御運転は、下流側絞り手段によって蒸発器Bの下流側を絞って蒸発器B内の冷媒蒸発圧力を上昇させ、蒸発器Bの表面温度を上昇させるものであり、
蒸発器A、Bの双方に同時に冷媒を供給し、いずれか一方を通常冷却運転し、他方を蒸発器温度制御運転し、前記配置空間の温度を維持しつつ蒸発器温度制御運転を実施する側の蒸発器に付着した霜を除霜することが可能であることを特徴とする庫内環境調節装置。 - 共通圧縮機と共通凝縮器と、蒸発器A用膨張手段と、蒸発器B用膨張手段を有し、
共通圧縮機で圧縮された冷媒が共通凝縮器で凝縮され、当該冷媒が蒸発器A用膨張手段と蒸発器B用膨張手段に分配され、一部の冷媒は蒸発器A用膨張手段を経由して蒸発器Aに供給され、冷媒の残部の一部又は全部は蒸発器B用膨張手段を経由して蒸発器Bに供給され、
蒸発器A、Bから排出された冷媒は共に共通圧縮機に戻されることを特徴とする請求項1に記載の庫内環境調節装置。 - 蒸発器Aの下流側が分岐されていて一方の流路に蒸発器A側の前記下流側絞り手段が接続され、他方の流路に開閉弁があり、
蒸発器Bの下流側が分岐されていて一方の流路に蒸発器B側の前記下流側絞り手段が接続され、他方の流路に蒸発器B用開閉弁があり、
前記開閉弁を開いて前記通常冷却運転が実施され、前記開閉弁を閉じて前記蒸発器温度制御運転が実施されることを特徴とする請求項1又は2に記載の庫内環境調節装置。 - 配置空間と連通する空気流路があり、当該空気流路内に前記蒸発器Aと蒸発器Bが並列的に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の庫内環境調節装置。
- 空気流路内であって、蒸発器A、Bの上流側に加熱装置が配されていることを特徴とする請求項4に記載の庫内環境調節装置。
- 食物を対象物とする配置空間を有し、請求項1乃至5のいずれかに記載の庫内環境調節装置を備え、配置空間内の温度と湿度を一定に保って内部の食物を熟成させることが可能であることを特徴とする食物熟成装置。
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