JPH11309728A - 表皮一体発泡成形型 - Google Patents
表皮一体発泡成形型Info
- Publication number
- JPH11309728A JPH11309728A JP10134273A JP13427398A JPH11309728A JP H11309728 A JPH11309728 A JP H11309728A JP 10134273 A JP10134273 A JP 10134273A JP 13427398 A JP13427398 A JP 13427398A JP H11309728 A JPH11309728 A JP H11309728A
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- Japan
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- urethane
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】表皮の厚さに影響されず、前記破断ライン部の
Ｖ字加工を適正に行い、不良品の成形を防止した表皮一
体発泡成形型を提供する。 【解決手段】上型１内にシリンダ３によって下型２の方
向に進退移動する切刃５を設け、前記下型２には前記切
刃５の前進移動量を確認する電極６を備えた。
Ｖ字加工を適正に行い、不良品の成形を防止した表皮一
体発泡成形型を提供する。 【解決手段】上型１内にシリンダ３によって下型２の方
向に進退移動する切刃５を設け、前記下型２には前記切
刃５の前進移動量を確認する電極６を備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏面にインサート
を表面に表皮とを有する発泡ウレタンのシートパッドを
成形するための表皮一体発泡成形型に関するものであ
る。
を表面に表皮とを有する発泡ウレタンのシートパッドを
成形するための表皮一体発泡成形型に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】自動車用インパネパッドに使用されてい
る表皮一体型の発泡ウレタンのシートパッドによる助手
席エアバックの蓋は、図３で示すように、インサート７
と表皮１０との間に発泡したウレタン９が介在されたシ
ートパッドＷによるものであり、インサート７にヒンジ
部１２が、インサート７と表皮１０とに破断ライン部１
３が設けられ、これらは表面から見えないように見栄え
の向上を図っている。そして、エアバック展開時には図
４で示すように、破断ライン部１３によりインサート７
と表皮１０が正常に破断してヒンジ部１２をヒンジとし
て蓋が開口するようになっている。
る表皮一体型の発泡ウレタンのシートパッドによる助手
席エアバックの蓋は、図３で示すように、インサート７
と表皮１０との間に発泡したウレタン９が介在されたシ
ートパッドＷによるものであり、インサート７にヒンジ
部１２が、インサート７と表皮１０とに破断ライン部１
３が設けられ、これらは表面から見えないように見栄え
の向上を図っている。そして、エアバック展開時には図
４で示すように、破断ライン部１３によりインサート７
と表皮１０が正常に破断してヒンジ部１２をヒンジとし
て蓋が開口するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記ヒンジ部１２と表
皮の破断ライン部１３の加工は、一般的に加熱した刃物
等を押し付けてＶ字加工しているが、Ｖ字の加工深さ量
は刃物の押し付け量でコントロールされるため、表皮１
０の厚さのバラツキに伴い、加工が不完全となることが
ある。この表皮９のＶ字加工が不完全で、残った表皮１
０の厚さが規定以上あつた場合、エアバックの蓋が開口
しない。また、表皮１０の厚さが薄く、Ｖ字加工後に表
皮１０が切れた場合、一体発泡時にウレタン９が漏れて
しまうといった問題がある。
皮の破断ライン部１３の加工は、一般的に加熱した刃物
等を押し付けてＶ字加工しているが、Ｖ字の加工深さ量
は刃物の押し付け量でコントロールされるため、表皮１
０の厚さのバラツキに伴い、加工が不完全となることが
ある。この表皮９のＶ字加工が不完全で、残った表皮１
０の厚さが規定以上あつた場合、エアバックの蓋が開口
しない。また、表皮１０の厚さが薄く、Ｖ字加工後に表
皮１０が切れた場合、一体発泡時にウレタン９が漏れて
しまうといった問題がある。
【０００４】本発明の目的は、表皮の厚さに影響され
ず、前記表皮の破断ライン部のＶ字加工を適正に行い、
不良品の成形を防止した表皮一体発泡成形型を提供する
ことである。
ず、前記表皮の破断ライン部のＶ字加工を適正に行い、
不良品の成形を防止した表皮一体発泡成形型を提供する
ことである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の要旨は、上型と下型内でインサートと表皮
との間にウレタンを注入して発泡ウレタンのシートパッ
ドを成形する表皮一体発泡成形型において、前記上型内
にシリンダによって前記下型方向に進退移動する切刃を
設け、前記下型には前記切刃の前進移動量を確認する電
極を備えたことを特徴とするものである。
めの本発明の要旨は、上型と下型内でインサートと表皮
との間にウレタンを注入して発泡ウレタンのシートパッ
ドを成形する表皮一体発泡成形型において、前記上型内
にシリンダによって前記下型方向に進退移動する切刃を
設け、前記下型には前記切刃の前進移動量を確認する電
極を備えたことを特徴とするものである。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。図１において、１は上型、２は下型
である。
基づいて説明する。図１において、１は上型、２は下型
である。
【０００７】前記上型１内には、シリンダ３と、このシ
リンダ３内のピストン４によって前記下型２の方向に進
退移動する切刃５とが設けられている。
リンダ３内のピストン４によって前記下型２の方向に進
退移動する切刃５とが設けられている。
【０００８】また、下型２には、前記切刃５の進退移動
位置と対応した部位に電極６が設けられており、この電
極６は図２で示すように、ＡＮＤ回路１１を介して通電
確認部１４に接続され、前記切刃５は通電確認部１４に
接続されている。
位置と対応した部位に電極６が設けられており、この電
極６は図２で示すように、ＡＮＤ回路１１を介して通電
確認部１４に接続され、前記切刃５は通電確認部１４に
接続されている。
【０００９】本発明は上記の通りの構造であるから、イ
ンサート７を上型１内にセットする。このインサート７
の破断ライン部には目止めテープ８を貼付しておくこと
が望ましい。
ンサート７を上型１内にセットする。このインサート７
の破断ライン部には目止めテープ８を貼付しておくこと
が望ましい。
【００１０】次に、下型２内に表皮１０をセットしてウ
レタン材を注入し、上型１と型合わせして加熱し、ウレ
タン材をインサート７及び表皮１０との間でウレタン９
の層をインサート７及び表皮１０と一体発泡する。
レタン材を注入し、上型１と型合わせして加熱し、ウレ
タン材をインサート７及び表皮１０との間でウレタン９
の層をインサート７及び表皮１０と一体発泡する。
【００１１】前記ウレタン９の硬化後にシリンダ３を作
動して切刃５を前進移動させ、切刃５によってび表皮１
０をＶ字加工して破断する。
動して切刃５を前進移動させ、切刃５によってび表皮１
０をＶ字加工して破断する。
【００１２】この時、電極６と切刃５に通電することに
より、Ｖ字加工を通電確認部１４で確認する。従って、
この通電確認部１４に通電されない時には、切刃５が適
正量で切り込まれていないことを認知することができ、
その時は切刃５のストローク量を修正することにより適
正量の切り込みとする。
より、Ｖ字加工を通電確認部１４で確認する。従って、
この通電確認部１４に通電されない時には、切刃５が適
正量で切り込まれていないことを認知することができ、
その時は切刃５のストローク量を修正することにより適
正量の切り込みとする。
【００１３】
【発明の効果】以上のように本発明よると、上型内に設
けた切刃によりウレタン硬化後に破断ライン部のＶ字加
工を行い、この切刃によるＶ字加工状況を下型の電極と
切刃に通電することにより通電確認部で確認するように
したものであるから、表皮の厚さに影響されず、適正な
Ｖ字加工が得られると共に、ウレタン漏れによる不良品
の発生を防止する。
けた切刃によりウレタン硬化後に破断ライン部のＶ字加
工を行い、この切刃によるＶ字加工状況を下型の電極と
切刃に通電することにより通電確認部で確認するように
したものであるから、表皮の厚さに影響されず、適正な
Ｖ字加工が得られると共に、ウレタン漏れによる不良品
の発生を防止する。
【図１】本発明の表皮一体発泡成形型の断面図
【図２】切刃によるＶ字加工状況を示す断面図
【図３】発泡ウレタンのシートパッド製品の断面図
【図４】発泡ウレタンのシートパッドの一部が開口した
状態の断面図
状態の断面図
１ 上型 ２ 下型 ３ シリンダ ４ ピストン ５ 切刃 ６ 電極 ７ インサート ８ 目止めテープ ９ ウレタン １０ 表皮 １１ ＡＮＤ回路 １２ ヒンジ部 １３ 破断ライン部 １４ 通電確認部
Claims (1)
- 【請求項１】 上型と下型内でインサートと表皮との間
にウレタンを注入して発泡ウレタンのシートパッドを成
形する表皮一体発泡成形型において、 前記上型内にシリンダによって前記下型方向に進退移動
する切刃を設け、 前記下型には前記切刃の前進移動量を確認する電極を備
えたことを特徴とする表皮一体発泡成形型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13427398A JP3776237B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 表皮一体発泡成形型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13427398A JP3776237B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 表皮一体発泡成形型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11309728A true JPH11309728A (ja) | 1999-11-09 |
| JP3776237B2 JP3776237B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=15124437
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13427398A Expired - Fee Related JP3776237B2 (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 表皮一体発泡成形型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3776237B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109847913A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-07 | 杭州大橙知一科技有限公司 | 一种提升破碎效果的海绵破碎设备 |
| CN109847912A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-07 | 杭州大橙知一科技有限公司 | 一种海绵破碎设备 |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP13427398A patent/JP3776237B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109847913A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-07 | 杭州大橙知一科技有限公司 | 一种提升破碎效果的海绵破碎设备 |
| CN109847912A (zh) * | 2019-03-21 | 2019-06-07 | 杭州大橙知一科技有限公司 | 一种海绵破碎设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3776237B2 (ja) | 2006-05-17 |
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