JP2001179773A - 貼り合わせ成形用金型装置 - Google Patents
貼り合わせ成形用金型装置Info
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- JP2001179773A JP2001179773A JP37202499A JP37202499A JP2001179773A JP 2001179773 A JP2001179773 A JP 2001179773A JP 37202499 A JP37202499 A JP 37202499A JP 37202499 A JP37202499 A JP 37202499A JP 2001179773 A JP2001179773 A JP 2001179773A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形品の外観を形成する面の終端部まで表皮
材を良好に貼り合わせることにより、外観の良い貼り合
わせ成形品を得る。 【解決手段】 雄型である固定金型3と、雌型である可
動金型4と、表皮材Sを固定する固定枠6とを備えた金
型装置10を用い、固定枠6の凸部と雌型である可動金
型4側に対し表皮材を挟んだ状態で支持するように嵌合
することによって、成形品の端部にまで均一に表皮材が
貼り付けられた良好な貼り合わせ成形品を得る。
材を良好に貼り合わせることにより、外観の良い貼り合
わせ成形品を得る。 【解決手段】 雄型である固定金型3と、雌型である可
動金型4と、表皮材Sを固定する固定枠6とを備えた金
型装置10を用い、固定枠6の凸部と雌型である可動金
型4側に対し表皮材を挟んだ状態で支持するように嵌合
することによって、成形品の端部にまで均一に表皮材が
貼り付けられた良好な貼り合わせ成形品を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂に表皮材
を貼り合わせて積層一体化した貼り合わせ成形品を製造
するに用いる貼り合わせ成形用金型装置(金型装置と称
することもある)と、その金型装置を用いた貼り合わせ
成形方法、およびその金型装置を用いて成形された貼り
合わせ成形品に係る。
を貼り合わせて積層一体化した貼り合わせ成形品を製造
するに用いる貼り合わせ成形用金型装置(金型装置と称
することもある)と、その金型装置を用いた貼り合わせ
成形方法、およびその金型装置を用いて成形された貼り
合わせ成形品に係る。
【0002】
【従来技術】従来から、成形品の外観や触感等を向上さ
せて成形品の付加価値を高めるための方法として、金型
装置内に所定形状に切断した表皮材を配して、コア材で
ある溶融樹脂と一体的に成形する貼り合わせ成形方法が
行われている。貼り合わせ成形方法に用いる表皮材は多
層構造となっているものが多く、触感を高めるために発
泡層を備えたりするなど様々な種類があるが、一般的に
は、成形後に外観面を形成することになる表皮材の表面
(表側と称することもある)に付加価値を高めるための
表皮シートが配されている物が多く、該表皮シートは、
絵柄が印刷されていたり、起毛が植毛されていたり、触
感を高めるためラバーで形成されていたりするなど様々
な種類があって、製品外観面を表皮材の表面シートで形
成することにより高級感のある成形品を製造することが
できる。特に近年では、自動車用部品などにおいてこの
貼り合わせ成形方法が多く使われ、表皮材を外観部分に
貼り合わせた高級感のある貼り合わせ成形品が多く製造
されるようになった。
せて成形品の付加価値を高めるための方法として、金型
装置内に所定形状に切断した表皮材を配して、コア材で
ある溶融樹脂と一体的に成形する貼り合わせ成形方法が
行われている。貼り合わせ成形方法に用いる表皮材は多
層構造となっているものが多く、触感を高めるために発
泡層を備えたりするなど様々な種類があるが、一般的に
は、成形後に外観面を形成することになる表皮材の表面
(表側と称することもある)に付加価値を高めるための
表皮シートが配されている物が多く、該表皮シートは、
絵柄が印刷されていたり、起毛が植毛されていたり、触
感を高めるためラバーで形成されていたりするなど様々
な種類があって、製品外観面を表皮材の表面シートで形
成することにより高級感のある成形品を製造することが
できる。特に近年では、自動車用部品などにおいてこの
貼り合わせ成形方法が多く使われ、表皮材を外観部分に
貼り合わせた高級感のある貼り合わせ成形品が多く製造
されるようになった。
【0003】ここで、前記貼り合わせ成形方法に用いら
れる従来の金型装置としては、例えば特開昭59−15
0740号公報に示したような金型装置が知られてお
り、該公報に記載された金型装置は、雌型の側面に取付
けられた空圧シリンダーにより駆動される固定盤の下面
と雌型の上面と間で表皮材を挟持して、雌型と雄型の間
に表皮材を配する構造が示されている。また、他の従来
金型装置として、例えば特開昭61−135716号公
報に示す金型装置が知られており、該公報の第1図に記
載された金型装置は、雄型の側面に配された表皮材固定
枠と上面と雌型の下面と間で表皮材を挟んで支持し、そ
の後、雌型と雄型の間の嵌合部で表皮材を挟んで支持す
る構造となっている。
れる従来の金型装置としては、例えば特開昭59−15
0740号公報に示したような金型装置が知られてお
り、該公報に記載された金型装置は、雌型の側面に取付
けられた空圧シリンダーにより駆動される固定盤の下面
と雌型の上面と間で表皮材を挟持して、雌型と雄型の間
に表皮材を配する構造が示されている。また、他の従来
金型装置として、例えば特開昭61−135716号公
報に示す金型装置が知られており、該公報の第1図に記
載された金型装置は、雄型の側面に配された表皮材固定
枠と上面と雌型の下面と間で表皮材を挟んで支持し、そ
の後、雌型と雄型の間の嵌合部で表皮材を挟んで支持す
る構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の金型装置である特開昭59−150740号公
報に示したような金型装置においては、固定盤の下面と
雌型の上面と間で表皮材を挟持している。そのため、貼
り合わせ成形品に貼り付けられた表皮材Sは、図4
(2)に示すような形で金型装置にその端部を挟持さ
れ、その端部が折り曲げられた形で挟持されることが多
く、貼り合わせ成形品の端部には折り曲げられた表皮材
が貼り合わされることとなり、均一に表皮材が貼り合わ
されていない。従って、成形品に貼り付けられた表皮材
が多層構造のシートの場合は、図5(2)に示したよう
に、成形後余分な部分を切断しトリミングする場合にお
いて、その端部の表皮シートの一部が欠損し外観不良を
生じる。このように特開昭59−150740号公報に
示したような従来の金型装置においては、図5(2)に
示すように成形品の終端部に貼られた表皮材が損傷する
といった問題点を有しており、成形品の外観を形成する
面の終端部まで表皮材を良好に貼り合わせることが困難
であった。
た従来の金型装置である特開昭59−150740号公
報に示したような金型装置においては、固定盤の下面と
雌型の上面と間で表皮材を挟持している。そのため、貼
り合わせ成形品に貼り付けられた表皮材Sは、図4
(2)に示すような形で金型装置にその端部を挟持さ
れ、その端部が折り曲げられた形で挟持されることが多
く、貼り合わせ成形品の端部には折り曲げられた表皮材
が貼り合わされることとなり、均一に表皮材が貼り合わ
されていない。従って、成形品に貼り付けられた表皮材
が多層構造のシートの場合は、図5(2)に示したよう
に、成形後余分な部分を切断しトリミングする場合にお
いて、その端部の表皮シートの一部が欠損し外観不良を
生じる。このように特開昭59−150740号公報に
示したような従来の金型装置においては、図5(2)に
示すように成形品の終端部に貼られた表皮材が損傷する
といった問題点を有しており、成形品の外観を形成する
面の終端部まで表皮材を良好に貼り合わせることが困難
であった。
【0005】また、前記した他の従来金型装置である特
開昭61−135716号公報に示したような金型装置
においては、雄型の側面に配された表皮材固定枠と上面
と雌型の下面と間で表皮材を挟持した後、雄型と雌型と
の摺動面において表皮材を挟み込むこととなる。そのた
め雄型と雌型との摺動面は樹脂が漏れない程度の小さな
クリアランスで嵌合しており、この小さなクリアランス
に挟み込まれた表皮材は損傷を受けやすく、局部的に破
れたり伸ばされたりする等といった問題を生じる。
開昭61−135716号公報に示したような金型装置
においては、雄型の側面に配された表皮材固定枠と上面
と雌型の下面と間で表皮材を挟持した後、雄型と雌型と
の摺動面において表皮材を挟み込むこととなる。そのた
め雄型と雌型との摺動面は樹脂が漏れない程度の小さな
クリアランスで嵌合しており、この小さなクリアランス
に挟み込まれた表皮材は損傷を受けやすく、局部的に破
れたり伸ばされたりする等といった問題を生じる。
【0006】特に、金型装置を完全に型閉せずわずかに
開いた状態として樹脂を充填し、充填完了後に金型装置
を型締するような成形方法をおこなう場合においては、
雄型と雌型との摺動面による摺動長さが大きくなるが、
特開昭61−135716号公報に示したような従来の
金型装置を用いる場合においては、雄型と雌型との摺動
面による摺動長さが大きくなることによって、雄型と雌
型とが表皮材を挟み込んだまま長く摺動するため表皮材
は損傷を受けやすく、破れたり伸ばされたりしわになっ
たりする等といった問題を生じる。
開いた状態として樹脂を充填し、充填完了後に金型装置
を型締するような成形方法をおこなう場合においては、
雄型と雌型との摺動面による摺動長さが大きくなるが、
特開昭61−135716号公報に示したような従来の
金型装置を用いる場合においては、雄型と雌型との摺動
面による摺動長さが大きくなることによって、雄型と雌
型とが表皮材を挟み込んだまま長く摺動するため表皮材
は損傷を受けやすく、破れたり伸ばされたりしわになっ
たりする等といった問題を生じる。
【0007】本発明は、以上のような従来技術の問題に
鑑みてなされたものであり、成形品の外観を形成する面
の終端部まで表皮材を良好に貼り合わせることにより、
外観の良い貼り合わせ成形品を得ることを目的とする。
鑑みてなされたものであり、成形品の外観を形成する面
の終端部まで表皮材を良好に貼り合わせることにより、
外観の良い貼り合わせ成形品を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明による金型装置は、 (1) 一対となる雄型と雌型を備え、該雄型と雌型の
内いずれか一方の型との間に表皮材を挟んで支持する固
定枠を有し、該固定枠によって該雄型と該雌型との間に
表皮材を配するように支持して型閉することのできる貼
り合わせ成形用金型装置において、該固定枠の一部は、
該いずれか一方の型に対して前進して嵌合し、該嵌合部
により表皮材を挟んで支持することを構成とする。
めに、本発明による金型装置は、 (1) 一対となる雄型と雌型を備え、該雄型と雌型の
内いずれか一方の型との間に表皮材を挟んで支持する固
定枠を有し、該固定枠によって該雄型と該雌型との間に
表皮材を配するように支持して型閉することのできる貼
り合わせ成形用金型装置において、該固定枠の一部は、
該いずれか一方の型に対して前進して嵌合し、該嵌合部
により表皮材を挟んで支持することを構成とする。
【0009】(2) 上記(1)記載の金型装置におい
て、前記固定枠は、前記雄型の一部が貫通できる貫通部
と前記雌型の内周面に嵌合できる凸部とを有しており、
該固定枠は該雌型に対して前進することによって該凸部
と該雌型の内周面との間に表皮材を挟んで支持した状態
で嵌合し、該雄型の一部は該固定枠の貫通部と摺動自在
に嵌合して貫通することを構成とする。
て、前記固定枠は、前記雄型の一部が貫通できる貫通部
と前記雌型の内周面に嵌合できる凸部とを有しており、
該固定枠は該雌型に対して前進することによって該凸部
と該雌型の内周面との間に表皮材を挟んで支持した状態
で嵌合し、該雄型の一部は該固定枠の貫通部と摺動自在
に嵌合して貫通することを構成とする。
【0010】(3) 本発明による貼り合わせ成形方法
は、一対となる雄型と雌型との間に表皮材を配し、該雄
型と雌型の内いずれか一方の型と表皮材との間に樹脂を
射出することによって表皮材と樹脂とを一体化して成形
する貼り合わせ成形方法において、該雄型と雌型の内い
ずれか一方の型とその一部が嵌合できるように形成した
固定枠を該雄型と雌型との間に配し、該固定枠は該いず
れか一方の型に対して前進してその一部を嵌合し、該嵌
合部により該雄型と該雌型との間に表皮材を配するよう
支持した状態で樹脂を射出することを構成とする。
は、一対となる雄型と雌型との間に表皮材を配し、該雄
型と雌型の内いずれか一方の型と表皮材との間に樹脂を
射出することによって表皮材と樹脂とを一体化して成形
する貼り合わせ成形方法において、該雄型と雌型の内い
ずれか一方の型とその一部が嵌合できるように形成した
固定枠を該雄型と雌型との間に配し、該固定枠は該いず
れか一方の型に対して前進してその一部を嵌合し、該嵌
合部により該雄型と該雌型との間に表皮材を配するよう
支持した状態で樹脂を射出することを構成とする。
【0011】(4) 本発明による貼り合わせ成形品
は、一対となる雄型と雌型との間に表皮材を配し、該雄
型と雌型の内いずれか一方の型と表皮材との間に樹脂を
射出することによって表皮材と樹脂とを一体化して成形
する貼り合わせ成形品において、該雄型と雌型の内いず
れか一方の型とその一部が嵌合できるように形成した固
定枠を該雄型と雌型との間に配し、該固定枠は該いずれ
か一方の型に対して前進してその一部を嵌合し、該嵌合
部により該雄型と該雌型との間に表皮材を配するよう支
持した状態で樹脂を射出することによって表皮材と樹脂
とを一体化したことによりその終端部まで損傷のない表
皮材に被覆されていることを構成とする。
は、一対となる雄型と雌型との間に表皮材を配し、該雄
型と雌型の内いずれか一方の型と表皮材との間に樹脂を
射出することによって表皮材と樹脂とを一体化して成形
する貼り合わせ成形品において、該雄型と雌型の内いず
れか一方の型とその一部が嵌合できるように形成した固
定枠を該雄型と雌型との間に配し、該固定枠は該いずれ
か一方の型に対して前進してその一部を嵌合し、該嵌合
部により該雄型と該雌型との間に表皮材を配するよう支
持した状態で樹脂を射出することによって表皮材と樹脂
とを一体化したことによりその終端部まで損傷のない表
皮材に被覆されていることを構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1〜図3は本発明の実施
の形態に係り、図1は本発明による貼り合わせ成形金型
装置の全体構成図であり、図2(1)〜(4)は貼り合
わせ成形の際の各工程における金型の挙動と金型装置内
の状態を説明する概念図であり、図3は本発明の方法に
使用する貼り合わせ成形用射出成形装置(射出成形装置
と略して称することもある)の全体構成図である。図4
は本発明の金型装置による表皮材の挟持状態と従来の金
型装置による表皮材の挟持状態の違いを説明する図であ
り(1)は本発明による表皮材の挟持状態であり、
(2)は従来による表皮材の挟持状態である。、図5は
表皮材の挟持状態の違いによって生じる表皮材の損傷を
説明する図であり、(1)は本発明によるものであって
(2)は従来による。図6は本発明に使用した表皮材の
構造を説明する縦断面図である。
施の形態を詳細に説明する。図1〜図3は本発明の実施
の形態に係り、図1は本発明による貼り合わせ成形金型
装置の全体構成図であり、図2(1)〜(4)は貼り合
わせ成形の際の各工程における金型の挙動と金型装置内
の状態を説明する概念図であり、図3は本発明の方法に
使用する貼り合わせ成形用射出成形装置(射出成形装置
と略して称することもある)の全体構成図である。図4
は本発明の金型装置による表皮材の挟持状態と従来の金
型装置による表皮材の挟持状態の違いを説明する図であ
り(1)は本発明による表皮材の挟持状態であり、
(2)は従来による表皮材の挟持状態である。、図5は
表皮材の挟持状態の違いによって生じる表皮材の損傷を
説明する図であり、(1)は本発明によるものであって
(2)は従来による。図6は本発明に使用した表皮材の
構造を説明する縦断面図である。
【0013】本発明の実施形態に使用される射出成形装
置100と貼り合わせ成形用金型装置10(金型装置1
0と称することもある)について、図1、及び図3を用
いて以下に説明する。図3に示すように、本実施形態に
使用される射出成形装置100は、金型装置10、型締
装置20、射出装置30、および型締装置と射出装置を
制御する制御装置60とを備えている。
置100と貼り合わせ成形用金型装置10(金型装置1
0と称することもある)について、図1、及び図3を用
いて以下に説明する。図3に示すように、本実施形態に
使用される射出成形装置100は、金型装置10、型締
装置20、射出装置30、および型締装置と射出装置を
制御する制御装置60とを備えている。
【0014】ここで金型装置10は、図1に示すように
雄型である固定金型3と、雌型である可動金型4と、固
定枠6とを備えている。ここで、本実施形態においては
さらに可動金型4の上下方向側面に駆動シリンダ7を有
し、該駆動シリンダ7のピストンロッドの先端部に固定
枠6を固設している。ここで、固定枠6は図1にその断
面を示すように、枠形となってその中央部に大きな貫通
部Kを有しており、また雌型である可動金型4側に対し
て向かう凸部Tをその一部として有している。そして固
定枠6の凸部Tの外周は雌型である可動金型4に対して
前進することによってその外周面の一部を可動金型4の
内周面の一部との間で表皮材を挟んで支持するように嵌
合することができるよう構成されている。
雄型である固定金型3と、雌型である可動金型4と、固
定枠6とを備えている。ここで、本実施形態においては
さらに可動金型4の上下方向側面に駆動シリンダ7を有
し、該駆動シリンダ7のピストンロッドの先端部に固定
枠6を固設している。ここで、固定枠6は図1にその断
面を示すように、枠形となってその中央部に大きな貫通
部Kを有しており、また雌型である可動金型4側に対し
て向かう凸部Tをその一部として有している。そして固
定枠6の凸部Tの外周は雌型である可動金型4に対して
前進することによってその外周面の一部を可動金型4の
内周面の一部との間で表皮材を挟んで支持するように嵌
合することができるよう構成されている。
【0015】従って、可動金型4に配した駆動シリンダ
7を作動させてピストンロッドを前後進させることによ
って、固定枠6は可動金型4に対して自在に前後進して
その一部が可動金型4に対して摺動自在に嵌合すること
ができる。また、固定枠6の内周面の一部である前記中
央部の大きな貫通部Kの内周面と、雄型である固定金型
3の有する凸部の一部とは摺動自在に嵌合することがで
きるよう構成されている。
7を作動させてピストンロッドを前後進させることによ
って、固定枠6は可動金型4に対して自在に前後進して
その一部が可動金型4に対して摺動自在に嵌合すること
ができる。また、固定枠6の内周面の一部である前記中
央部の大きな貫通部Kの内周面と、雄型である固定金型
3の有する凸部の一部とは摺動自在に嵌合することがで
きるよう構成されている。
【0016】ここで、本実施形態においては図3に示す
ように固定金型3は固定盤1に取り付けられ、可動金型
4は可動盤2に取り付けられているので、後述する型締
装置20を作動させて、可動金型4を固定盤1に取り付
けられた固定金型3に対して前後進させることにより、
固定金型3の一部である凸部は固定枠6の内周面に自在
に嵌合して摺動し貫通することができる。
ように固定金型3は固定盤1に取り付けられ、可動金型
4は可動盤2に取り付けられているので、後述する型締
装置20を作動させて、可動金型4を固定盤1に取り付
けられた固定金型3に対して前後進させることにより、
固定金型3の一部である凸部は固定枠6の内周面に自在
に嵌合して摺動し貫通することができる。
【0017】本実施の形態に用いた型締装置20は、可
動盤2と固定盤1と型締シリンダ22と、型締シリンダ
22に駆動により作動するトグル機構と、型締シリンダ
22に所望の油圧を供給する油圧源を備え、可動盤2は
図示しないタイバーに案内されて、型締シリンダ22の
駆動により可動金型4とともに前後進できるよう構成さ
れている。また、本実施形態においては、位置センサL
が、可動盤2の位置を測定できるようにして配されてお
り、可動盤2の位置を測定した該位置センサLの出力信
号は、制御装置60に入力される。
動盤2と固定盤1と型締シリンダ22と、型締シリンダ
22に駆動により作動するトグル機構と、型締シリンダ
22に所望の油圧を供給する油圧源を備え、可動盤2は
図示しないタイバーに案内されて、型締シリンダ22の
駆動により可動金型4とともに前後進できるよう構成さ
れている。また、本実施形態においては、位置センサL
が、可動盤2の位置を測定できるようにして配されてお
り、可動盤2の位置を測定した該位置センサLの出力信
号は、制御装置60に入力される。
【0018】また、制御装置60は、該位置センサLの
出力信号より可動盤2の位置を検知して、型締シリンダ
22に油圧を供給する型締シリンダ制御バルブ(型締C
YL制御バルブと称することもある)を制御し、可動盤
2を所望の位置に正確に移動させ、可動盤2に取り付け
られた可動金型4を所望の位置に正確に移動させて金型
装置10を自在に開閉し、型締できるよう構成されてい
る。
出力信号より可動盤2の位置を検知して、型締シリンダ
22に油圧を供給する型締シリンダ制御バルブ(型締C
YL制御バルブと称することもある)を制御し、可動盤
2を所望の位置に正確に移動させ、可動盤2に取り付け
られた可動金型4を所望の位置に正確に移動させて金型
装置10を自在に開閉し、型締できるよう構成されてい
る。
【0019】なお、本実施形態においては、図1に示す
ようなトグルタイプの型締装置20を使用したが、可動
盤2を所望の位置に正確に、かつ、自在に移動させるこ
とができ、金型装置10に十分な型締力を負荷すること
のできる型締装置であれば、本実施形態に限らず、直圧
タイプ、あるいは、他のタイプの型締装置を本発明に用
いても良い。
ようなトグルタイプの型締装置20を使用したが、可動
盤2を所望の位置に正確に、かつ、自在に移動させるこ
とができ、金型装置10に十分な型締力を負荷すること
のできる型締装置であれば、本実施形態に限らず、直圧
タイプ、あるいは、他のタイプの型締装置を本発明に用
いても良い。
【0020】次に、図1に示す射出装置30は、バレル
32とバレル32に内装されスクリュフライトを有する
スクリュ34と、バレル32内にコア材樹脂を供給する
ホッパ38と、該スクリュ34を前後進させる射出シリ
ンダ40と、該スクリュ34を回転させる油圧モータ4
2と、射出シリンダ40と油圧モータ42に所望の油圧
を供給する油圧源を備え、前記バレル32外周面には、
図示しないヒータが取付けられている。
32とバレル32に内装されスクリュフライトを有する
スクリュ34と、バレル32内にコア材樹脂を供給する
ホッパ38と、該スクリュ34を前後進させる射出シリ
ンダ40と、該スクリュ34を回転させる油圧モータ4
2と、射出シリンダ40と油圧モータ42に所望の油圧
を供給する油圧源を備え、前記バレル32外周面には、
図示しないヒータが取付けられている。
【0021】前記射出装置30は、油圧モータ42によ
ってスクリュ34が回転することにより、ホッパ38か
らペレット形状のコア材樹脂がバレル内に供給される構
造となっており、該供給されたペレット形状のコア材の
樹脂は、バレル32に取付けられたヒータによって加熱
され、また、スクリュ34の回転によって混練圧縮作用
を受けることによって溶融し、スクリュ前方に送られ
る。スクリュ34の前方に送られたコア材の溶融樹脂
は、射出シリンダ40により前進するスクリュ34によ
って、バレル32の先端部にあるノズル39から射出す
ることができる。
ってスクリュ34が回転することにより、ホッパ38か
らペレット形状のコア材樹脂がバレル内に供給される構
造となっており、該供給されたペレット形状のコア材の
樹脂は、バレル32に取付けられたヒータによって加熱
され、また、スクリュ34の回転によって混練圧縮作用
を受けることによって溶融し、スクリュ前方に送られ
る。スクリュ34の前方に送られたコア材の溶融樹脂
は、射出シリンダ40により前進するスクリュ34によ
って、バレル32の先端部にあるノズル39から射出す
ることができる。
【0022】ここで、金型装置10は、金型装置10内
に配した表皮材Sの裏面(裏側と称することもある)と
表皮材Sの裏面に対向する金型キャビティ面との間に成
形品のコア材Qとなる溶融樹脂を射出して成形を行な
い、成形品は可動金型4に内蔵された図示していない製
品突き出し装置によって可動金型4より突き出され、取
り出される構造となっている。なお、制御装置60は、
型締装置を制御する型締制御部と型締条件を設定する型
締条件設定器、および、射出装置を制御する射出制御部
と射出条件を設定する射出条件設定器とからなる。
に配した表皮材Sの裏面(裏側と称することもある)と
表皮材Sの裏面に対向する金型キャビティ面との間に成
形品のコア材Qとなる溶融樹脂を射出して成形を行な
い、成形品は可動金型4に内蔵された図示していない製
品突き出し装置によって可動金型4より突き出され、取
り出される構造となっている。なお、制御装置60は、
型締装置を制御する型締制御部と型締条件を設定する型
締条件設定器、および、射出装置を制御する射出制御部
と射出条件を設定する射出条件設定器とからなる。
【0023】ここで、本実施形態で使用する表皮材S
は、図6に示すような多層構造のシートである。図6に
示した表皮材Sは、ベースシートと表皮シートからな
り、基材層としてのベースシートはベースフィルムの上
に発泡層を積層して付着させたものであり、ベースシー
トの発泡層側に表皮シートを配して付着させて一体化し
形成している。本実施の形態においては、前記基材層と
してのベースシートは、厚み50μmのポリエチレンテ
レフタレート樹脂(PETと称することもある)のベー
スフィルムに発泡樹脂層として厚み2mmのポリオレフ
ィン系の発泡樹脂を積層させたものを使用した。また、
前記表皮シートとしてゴム製の厚み1mmのシートを使
用した。なお、表皮材Sは該表皮シートの面を表面とす
る。
は、図6に示すような多層構造のシートである。図6に
示した表皮材Sは、ベースシートと表皮シートからな
り、基材層としてのベースシートはベースフィルムの上
に発泡層を積層して付着させたものであり、ベースシー
トの発泡層側に表皮シートを配して付着させて一体化し
形成している。本実施の形態においては、前記基材層と
してのベースシートは、厚み50μmのポリエチレンテ
レフタレート樹脂(PETと称することもある)のベー
スフィルムに発泡樹脂層として厚み2mmのポリオレフ
ィン系の発泡樹脂を積層させたものを使用した。また、
前記表皮シートとしてゴム製の厚み1mmのシートを使
用した。なお、表皮材Sは該表皮シートの面を表面とす
る。
【0024】以下、本発明の実施形態による貼り合わせ
成形用金型装置100を用いた貼り合わせ成形方法を、
図1〜図6を用いて説明する。図2に示すように、射出
成形装置100に取り付けられた一対の金型装置10が
型開き状態のときにおいて、表皮材Sは、図示しないロ
ールにより、可動金型4の金型キャビティ面に表面を向
けた状態で張架されて、可動金型4と固定枠6の間に供
給されセットされる。
成形用金型装置100を用いた貼り合わせ成形方法を、
図1〜図6を用いて説明する。図2に示すように、射出
成形装置100に取り付けられた一対の金型装置10が
型開き状態のときにおいて、表皮材Sは、図示しないロ
ールにより、可動金型4の金型キャビティ面に表面を向
けた状態で張架されて、可動金型4と固定枠6の間に供
給されセットされる。
【0025】なお、本実施形態においては、シート状の
表皮材Sを使用し、図示しないロールにより、表皮材S
を可動金型4と固定枠6との間に供給したが、表皮材S
の形状に合わせて、前記供給(搬入)手段、金型装置へ
の固定手段、金型装置外へ取出手段を適宜選択する必要
があることは勿論であり、表皮材Sがプリフォームされ
ている場合等においては、例えば、表皮材Sをロボット
アームにより可動金型4と固定枠6との間に供給(搬
入)して、固定枠6と可動金型4の該嵌合部により表皮
材Sを挟持しても良い。
表皮材Sを使用し、図示しないロールにより、表皮材S
を可動金型4と固定枠6との間に供給したが、表皮材S
の形状に合わせて、前記供給(搬入)手段、金型装置へ
の固定手段、金型装置外へ取出手段を適宜選択する必要
があることは勿論であり、表皮材Sがプリフォームされ
ている場合等においては、例えば、表皮材Sをロボット
アームにより可動金型4と固定枠6との間に供給(搬
入)して、固定枠6と可動金型4の該嵌合部により表皮
材Sを挟持しても良い。
【0026】また、本実施形態においては、常温の表皮
材Sを加温することなく金型装置10内にセットした
が、表皮材Sの賦形性向上のため、熱風発生器、あるい
は熱盤などによって表皮材Sを加温した状態としてセッ
トしても良い。
材Sを加温することなく金型装置10内にセットした
が、表皮材Sの賦形性向上のため、熱風発生器、あるい
は熱盤などによって表皮材Sを加温した状態としてセッ
トしても良い。
【0027】次の工程として、表皮材Sがセットされた
後、図2(2)に示したように、駆動シリンダ7が作動
して固定枠6の一部である凸部Tが可動金型4に嵌合
し、固定枠6と可動金型4の該嵌合部は、表皮材Sを挟
み込むことによって表皮材Sを挟みこんで支持すること
により挟持する。なお、この際において固定枠6と可動
金型4の前記嵌合部の嵌合長さは2mmであり、該嵌合
部の間に表皮材Sを挟み込むことによって金型キャビテ
ィ内に充填した溶融樹脂が賦形の際に該嵌合部より漏れ
出すことを防止できる最低の嵌合長さとした。
後、図2(2)に示したように、駆動シリンダ7が作動
して固定枠6の一部である凸部Tが可動金型4に嵌合
し、固定枠6と可動金型4の該嵌合部は、表皮材Sを挟
み込むことによって表皮材Sを挟みこんで支持すること
により挟持する。なお、この際において固定枠6と可動
金型4の前記嵌合部の嵌合長さは2mmであり、該嵌合
部の間に表皮材Sを挟み込むことによって金型キャビテ
ィ内に充填した溶融樹脂が賦形の際に該嵌合部より漏れ
出すことを防止できる最低の嵌合長さとした。
【0028】本発明の実施形態においては、次の工程と
して、型締装置20を作動させて可動盤2を固定盤1に
対して前進させ、可動金型4を固定金型3に対して前進
させることにより、固定枠6の貫通部Kに固定金型6の
凸部を嵌合させて摺動させる。そして、図2(3)に示
すように金型装置10を完全に型閉せず、金型装置10
がわずかに開いた状態である型開状態(本実施形態にお
いては、5mm程度金型を開いた)とする。
して、型締装置20を作動させて可動盤2を固定盤1に
対して前進させ、可動金型4を固定金型3に対して前進
させることにより、固定枠6の貫通部Kに固定金型6の
凸部を嵌合させて摺動させる。そして、図2(3)に示
すように金型装置10を完全に型閉せず、金型装置10
がわずかに開いた状態である型開状態(本実施形態にお
いては、5mm程度金型を開いた)とする。
【0029】この時、表皮材Sは、固定枠6と可動金型
4の嵌合部により支持されて引っ張られたまま、可動金
型4によって固定金型3側に押しつけられ、固定金型3
と可動金型4の間に挟み込まれることにより、固定金型
3の金型キャビティ面の形状に沿って適宜変形して伸ば
されて、金型装置10の中に入る。
4の嵌合部により支持されて引っ張られたまま、可動金
型4によって固定金型3側に押しつけられ、固定金型3
と可動金型4の間に挟み込まれることにより、固定金型
3の金型キャビティ面の形状に沿って適宜変形して伸ば
されて、金型装置10の中に入る。
【0030】そして図2(3)に示すように、金型装置
10をわずかに開いた状態で、コア材Qとなる溶融樹脂
(本実施形態では、ポリプロピレン)を表皮材Sの裏面
と表皮材Sの裏面に対向する金型キャビティ面との間に
射出し、射出による充填を完了する。なお、金型装置1
0をわずかに開いた状態であっても、金型装置10の金
型キャビティは前記表皮材Sを挟みこんで支持している
固定枠6と可動金型4の嵌合部と、前記固定枠6の貫通
部Kの内周面と固定金型6の凸部との嵌合と、によりシ
ールされおり、金型キャビティ内にコア材Qの溶融樹脂
を射出しても金型装置10の外に漏れ出すことはない。
10をわずかに開いた状態で、コア材Qとなる溶融樹脂
(本実施形態では、ポリプロピレン)を表皮材Sの裏面
と表皮材Sの裏面に対向する金型キャビティ面との間に
射出し、射出による充填を完了する。なお、金型装置1
0をわずかに開いた状態であっても、金型装置10の金
型キャビティは前記表皮材Sを挟みこんで支持している
固定枠6と可動金型4の嵌合部と、前記固定枠6の貫通
部Kの内周面と固定金型6の凸部との嵌合と、によりシ
ールされおり、金型キャビティ内にコア材Qの溶融樹脂
を射出しても金型装置10の外に漏れ出すことはない。
【0031】ここで、金型装置10はわずかに開かれて
いるため、金型装置10内の金型キャビティ容積が増加
している。そのため、コア材Qとなる溶融樹脂は射出完
了時に金型装置10内の隅にまで充填されていないが、
射出完了直後に金型装置10を型閉(本実施形態におい
ては、型を閉じることにより樹脂を賦形するため開いて
いる距離だけ型閉する)し、該雄型の一部が固定枠6の
貫通部Kを貫通するようにして、金型装置10を完全に
閉じて型締力をかけ、金型キャビティ内の溶融樹脂であ
るコア材Qに圧力をかけることにより、コア材Qを金型
キャビティ面で押圧して賦形しながら流動させて金型キ
ャビティ内の隅にまで充填し、充填を完了する。
いるため、金型装置10内の金型キャビティ容積が増加
している。そのため、コア材Qとなる溶融樹脂は射出完
了時に金型装置10内の隅にまで充填されていないが、
射出完了直後に金型装置10を型閉(本実施形態におい
ては、型を閉じることにより樹脂を賦形するため開いて
いる距離だけ型閉する)し、該雄型の一部が固定枠6の
貫通部Kを貫通するようにして、金型装置10を完全に
閉じて型締力をかけ、金型キャビティ内の溶融樹脂であ
るコア材Qに圧力をかけることにより、コア材Qを金型
キャビティ面で押圧して賦形しながら流動させて金型キ
ャビティ内の隅にまで充填し、充填を完了する。
【0032】また、型締制御部に内臓されたタイマBは
射出完了時から計時開始を始め、予め型締条件設定器に
設定された保持時間Ct(冷却時間と称することもあ
る)の間、型締力を保持して、金型キャビティ内の成形
品に圧力をかけながら冷却し、成形品が十分に冷却され
た保持時間Ct(本実施形態においては、30秒間)経
過後に大きく型開動作して、成形後の貼り合わせ成形品
を取出す。
射出完了時から計時開始を始め、予め型締条件設定器に
設定された保持時間Ct(冷却時間と称することもあ
る)の間、型締力を保持して、金型キャビティ内の成形
品に圧力をかけながら冷却し、成形品が十分に冷却され
た保持時間Ct(本実施形態においては、30秒間)経
過後に大きく型開動作して、成形後の貼り合わせ成形品
を取出す。
【0033】前記本実施形態の貼り合わせ成形方法によ
れば、コア材Qとなる溶融樹脂を金型キャビティ面で押
圧することによって、金型キャビティ面全体を利用して
溶融樹脂に圧力をかけ充填するため、ゲート部から射出
圧力をかけ金型キャビティ内全体に溶融樹脂を充填する
従来の射出充填方法を用いた貼り合わせ成形方法と比較
して、金型キャビティ内における溶融樹脂の圧力勾配を
小さくすることができ、その結果、溶融樹脂を充填する
際において、金型キャビティ内全体に均一な溶融樹脂の
圧力をかけることにより、良好な貼り合わせ成形品を得
ることができる。
れば、コア材Qとなる溶融樹脂を金型キャビティ面で押
圧することによって、金型キャビティ面全体を利用して
溶融樹脂に圧力をかけ充填するため、ゲート部から射出
圧力をかけ金型キャビティ内全体に溶融樹脂を充填する
従来の射出充填方法を用いた貼り合わせ成形方法と比較
して、金型キャビティ内における溶融樹脂の圧力勾配を
小さくすることができ、その結果、溶融樹脂を充填する
際において、金型キャビティ内全体に均一な溶融樹脂の
圧力をかけることにより、良好な貼り合わせ成形品を得
ることができる。
【0034】また、前記貼り合わせ成形方法の射出時に
おいては、コア材Qの溶融樹脂の流路の幅が広がるた
め、射出圧力が極端に高くなることが少なく、例えば、
ダイレクトゲート式の金型装置10を用いた結果、コア
材Qが射出時に表皮材Sに衝突して、ゲート近傍の表皮
材Sが損傷する可能性がある場合等において、初期の型
締状態を型開状態とすれば、コア材Qが射出時に表皮材
Sに衝突する際の圧力を低下させて、ゲート近傍の表皮
材Sの損傷を防止することができる。
おいては、コア材Qの溶融樹脂の流路の幅が広がるた
め、射出圧力が極端に高くなることが少なく、例えば、
ダイレクトゲート式の金型装置10を用いた結果、コア
材Qが射出時に表皮材Sに衝突して、ゲート近傍の表皮
材Sが損傷する可能性がある場合等において、初期の型
締状態を型開状態とすれば、コア材Qが射出時に表皮材
Sに衝突する際の圧力を低下させて、ゲート近傍の表皮
材Sの損傷を防止することができる。
【0035】本実施の形態にある射出開始時において金
型装置10をわずかに開き、射出中あるいは射出完了後
から金型装置10を完全に閉じる成形方法、あるいは、
射出中の型締力を低くして射出中に樹脂の充填圧力で金
型装置10がわずかに開かせ、その後型閉するといった
成形方法は、型閉動作によって、金型装置10内の溶融
樹脂を賦形しながら流動させて充填する成形方法であ
り、射出プレス成形法、あるいは射出圧縮成形法と呼ば
れることもある。また、樹脂の充填方法を射出に限らな
い場合において、型閉動作によって、金型装置10内の
溶融樹脂を賦形しながら流動させて充填する成形方法と
してプレス成形方法と呼ばれる方法が知られている。
型装置10をわずかに開き、射出中あるいは射出完了後
から金型装置10を完全に閉じる成形方法、あるいは、
射出中の型締力を低くして射出中に樹脂の充填圧力で金
型装置10がわずかに開かせ、その後型閉するといった
成形方法は、型閉動作によって、金型装置10内の溶融
樹脂を賦形しながら流動させて充填する成形方法であ
り、射出プレス成形法、あるいは射出圧縮成形法と呼ば
れることもある。また、樹脂の充填方法を射出に限らな
い場合において、型閉動作によって、金型装置10内の
溶融樹脂を賦形しながら流動させて充填する成形方法と
してプレス成形方法と呼ばれる方法が知られている。
【0036】前記3つの成形方法を利用して用いた貼り
合わせ成形方法による型内樹脂の充填は、金型装置10
がわずかに開いた状態でも溶融樹脂が漏れ出さない構造
の金型10を用いて成形を行う必要があるが、ゲート部
から射出圧力をかけて溶融樹脂を充填する従来の射出成
形方法と比較した場合、溶融樹脂をキャビティ内全体で
十分に均一に押圧して、良好な貼り合わせ成形品を得る
ことができ、また、表皮材Sの損傷を最小限に抑えるこ
とができる。
合わせ成形方法による型内樹脂の充填は、金型装置10
がわずかに開いた状態でも溶融樹脂が漏れ出さない構造
の金型10を用いて成形を行う必要があるが、ゲート部
から射出圧力をかけて溶融樹脂を充填する従来の射出成
形方法と比較した場合、溶融樹脂をキャビティ内全体で
十分に均一に押圧して、良好な貼り合わせ成形品を得る
ことができ、また、表皮材Sの損傷を最小限に抑えるこ
とができる。
【0037】ここで、特開昭59−150740号公報
に示したような従来の金型装置を用いて前記したような
成形方法の貼り合わせ成形方法を行なった場合、発明が
解決しようとする課題の欄で前述したような理由から、
成形品に均一に表皮材Sを貼り合わせることができず、
表皮材Sは、図5(2)に示したように欠損し外観不良
を生じる。
に示したような従来の金型装置を用いて前記したような
成形方法の貼り合わせ成形方法を行なった場合、発明が
解決しようとする課題の欄で前述したような理由から、
成形品に均一に表皮材Sを貼り合わせることができず、
表皮材Sは、図5(2)に示したように欠損し外観不良
を生じる。
【0038】それに比較して本発明による金型装置10
を用いた本実施の形態による貼り合わせ成形品に貼り付
けられた表皮材Sは、図4(1)に示すような形で金型
装置10にその端部を挟持されるため、貼り合わせ成形
品の端部まで均一に表皮材Sが貼り合わされたものとな
る。従って、本発明による金型装置10を用いた本実施
の形態による貼り合わせ成形品に貼り付けられた表皮材
Sを、図5(1)に示したように、成形後余分な部分を
切断しトリミングする場合においては、前記従来の金型
装置10において発生するような欠損部分が発生せず、
外観不良を生じることはない。
を用いた本実施の形態による貼り合わせ成形品に貼り付
けられた表皮材Sは、図4(1)に示すような形で金型
装置10にその端部を挟持されるため、貼り合わせ成形
品の端部まで均一に表皮材Sが貼り合わされたものとな
る。従って、本発明による金型装置10を用いた本実施
の形態による貼り合わせ成形品に貼り付けられた表皮材
Sを、図5(1)に示したように、成形後余分な部分を
切断しトリミングする場合においては、前記従来の金型
装置10において発生するような欠損部分が発生せず、
外観不良を生じることはない。
【0039】また、特開昭61−135716号公報に
示すような金型装置により雄型と雌型との摺動部である
嵌合部に表皮材Sを挟んで挟持した場合、前記した射出
プレス、あるいは射出圧縮といった成形方法を用いる
と、表皮材Sを挟み込んだ嵌合部は、表皮材Sを挟み込
み溶融樹脂をシールした状態で可動金型4が移動する距
離だけ摺動しなければならない必要がある。そのため、
表皮材Sは表皮材Sを挟み込んだ嵌合部の摺動によって
樹脂の賦形中に引っ張られるため、表皮材Sにしわがよ
ったり破れたりするなどといった問題を生じることが多
く、また、嵌合部において挟持された表皮材Sは摺動に
より損傷する。
示すような金型装置により雄型と雌型との摺動部である
嵌合部に表皮材Sを挟んで挟持した場合、前記した射出
プレス、あるいは射出圧縮といった成形方法を用いる
と、表皮材Sを挟み込んだ嵌合部は、表皮材Sを挟み込
み溶融樹脂をシールした状態で可動金型4が移動する距
離だけ摺動しなければならない必要がある。そのため、
表皮材Sは表皮材Sを挟み込んだ嵌合部の摺動によって
樹脂の賦形中に引っ張られるため、表皮材Sにしわがよ
ったり破れたりするなどといった問題を生じることが多
く、また、嵌合部において挟持された表皮材Sは摺動に
より損傷する。
【0040】それに比較して、本発明の金型装置10で
あれば、表皮材Sを挟み込んだ嵌合部において摺動する
必要はほとんどなく、固定枠6と可動金型4との嵌合部
は溶融樹脂をシールできる量だけ嵌合していれば良い。
従って、表皮材Sは嵌合部の摺動によって樹脂の賦形中
に引っ張られることはなく、表皮材Sにしわがよったり
破れたりするなどといった問題を生じることがなく、ま
た、嵌合部において挟持された表皮材Sが摺動により損
傷することほとんどない。
あれば、表皮材Sを挟み込んだ嵌合部において摺動する
必要はほとんどなく、固定枠6と可動金型4との嵌合部
は溶融樹脂をシールできる量だけ嵌合していれば良い。
従って、表皮材Sは嵌合部の摺動によって樹脂の賦形中
に引っ張られることはなく、表皮材Sにしわがよったり
破れたりするなどといった問題を生じることがなく、ま
た、嵌合部において挟持された表皮材Sが摺動により損
傷することほとんどない。
【0041】なお、本実施形態においては、前述したよ
うに型を閉じることにより樹脂を賦形するための型閉距
離(圧縮距離と称することもある)が5mmの場合にお
いて表皮材Sとして前述したような図6構造のものを使
用したため、固定枠6と可動金型4との間の嵌合部の嵌
合長さを2mmとしたが、これに限らず表皮材Sの種類
やよってこの嵌合長さは異なって良い。また、本発明
は、雄型と雌型との嵌合部の長さ、あるいは成形の際の
前記圧縮距離よりも、固定枠6と可動金型4の嵌合部の
長さを短くすることによって、成形中に表皮材Sが破れ
にくく、またしわを生じにくくすることができる効果が
ある。
うに型を閉じることにより樹脂を賦形するための型閉距
離(圧縮距離と称することもある)が5mmの場合にお
いて表皮材Sとして前述したような図6構造のものを使
用したため、固定枠6と可動金型4との間の嵌合部の嵌
合長さを2mmとしたが、これに限らず表皮材Sの種類
やよってこの嵌合長さは異なって良い。また、本発明
は、雄型と雌型との嵌合部の長さ、あるいは成形の際の
前記圧縮距離よりも、固定枠6と可動金型4の嵌合部の
長さを短くすることによって、成形中に表皮材Sが破れ
にくく、またしわを生じにくくすることができる効果が
ある。
【0042】ここで、前記固定枠6と雌型である可動金
型4との嵌合部の嵌合長さの好ましい範囲は1mm以上
から10mm以内であるが、本実施の形態を一例とした
ような損傷しやすい表皮材Sにおいては、1mm以上か
ら5mm以内がさらに好ましい範囲である。
型4との嵌合部の嵌合長さの好ましい範囲は1mm以上
から10mm以内であるが、本実施の形態を一例とした
ような損傷しやすい表皮材Sにおいては、1mm以上か
ら5mm以内がさらに好ましい範囲である。
【0043】なお、前述したような理由から、本発明に
用いた金型装置10は型閉動作によって金型装置10内
の溶融樹脂を賦形しながら流動させて充填する成形方法
に用いると特に効果が高いが、これに限るものではな
く、例えば、完全に型閉した型内に射出により樹脂を充
填する一般的な射出充填方法を用いた貼り合わせ成形方
法に使用した場合においても、固定枠6を交換するだけ
で、固定枠6と可動金型4との間の嵌合部のクリアラン
スや嵌合部の長さなど、表皮材Sの厚さや種類等によっ
て最適なものとすることなどの利点を有し効果が高い。
用いた金型装置10は型閉動作によって金型装置10内
の溶融樹脂を賦形しながら流動させて充填する成形方法
に用いると特に効果が高いが、これに限るものではな
く、例えば、完全に型閉した型内に射出により樹脂を充
填する一般的な射出充填方法を用いた貼り合わせ成形方
法に使用した場合においても、固定枠6を交換するだけ
で、固定枠6と可動金型4との間の嵌合部のクリアラン
スや嵌合部の長さなど、表皮材Sの厚さや種類等によっ
て最適なものとすることなどの利点を有し効果が高い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による貼り
合わせ成用金型装置は、固定枠を交換するだけで、固定
枠と金型との嵌合部の形状、長さなどを表皮材の厚さや
種類等によって最適なものとすることができ、良好な貼
り合わせ成形品を製造できるといった効果を有してい
る。また、本発明による貼り合わせ成用金型装置を用い
て成形した貼り合わせ成形品は、その端部にまで均一に
表皮材が貼り付けられて端部に欠損部分が発生すること
ない。さらに、本発明による貼り合わせ成形方法を用い
て成形した貼り合わせ成形品は、成形中に表皮材が嵌合
部の摺動によって樹脂の賦形中に引っ張られることがな
いため表皮材にしわがよったり破れたりするなどといっ
たことがなく、また嵌合部において挟持された表皮材が
摺動により損傷すること等することがない良好な貼り合
わせ成形品である。
合わせ成用金型装置は、固定枠を交換するだけで、固定
枠と金型との嵌合部の形状、長さなどを表皮材の厚さや
種類等によって最適なものとすることができ、良好な貼
り合わせ成形品を製造できるといった効果を有してい
る。また、本発明による貼り合わせ成用金型装置を用い
て成形した貼り合わせ成形品は、その端部にまで均一に
表皮材が貼り付けられて端部に欠損部分が発生すること
ない。さらに、本発明による貼り合わせ成形方法を用い
て成形した貼り合わせ成形品は、成形中に表皮材が嵌合
部の摺動によって樹脂の賦形中に引っ張られることがな
いため表皮材にしわがよったり破れたりするなどといっ
たことがなく、また嵌合部において挟持された表皮材が
摺動により損傷すること等することがない良好な貼り合
わせ成形品である。
【図1】本発明の実施形態に係る貼り合わせ成形金型装
置の全体構成図である。
置の全体構成図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る貼り合わせ成形の際
の各工程における金型装置の挙動と金型装置内の状態を
説明する概念図である。
の各工程における金型装置の挙動と金型装置内の状態を
説明する概念図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る貼り合わせ成形装置
の全体構成図である。
の全体構成図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る金型装置による表皮
材の挟持状態と従来の金型装置による表皮材の挟持状態
の違いを説明する図である。
材の挟持状態と従来の金型装置による表皮材の挟持状態
の違いを説明する図である。
【図5】表皮材の挟持状態の違いによって生じる表皮材
の損傷を説明する図である。
の損傷を説明する図である。
【図6】本発明の実施の形態に用いた表皮材の構造を説
明する縦断面図である。
明する縦断面図である。
3 固定金型 4 可動金型 6 固定枠 7 駆動シリンダ 10 金型装置 20 型締装置 S 表皮材 Q コア材 T 凸部 K 貫通部
Claims (4)
- 【請求項1】一対となる雄型と雌型を備え、該雄型と雌
型の内いずれか一方の型との間に表皮材を挟んで支持す
る固定枠を有し、該固定枠によって該雄型と該雌型との
間に表皮材を配するように支持して型閉することのでき
る貼り合わせ成形用金型装置において、該固定枠の一部
は、該いずれか一方の型に対して前進して嵌合し、該嵌
合部により表皮材を挟んで支持することを特徴とする貼
り合わせ成形用金型装置。 - 【請求項2】前記固定枠は、前記雄型の一部が貫通でき
る貫通部と前記雌型の内周面に嵌合できる凸部とを有し
ており、該固定枠は該雌型に対して前進することによっ
て該凸部と該雌型の内周面との間に表皮材を挟んで支持
した状態で嵌合し、該雄型の一部は該固定枠の貫通部と
摺動自在に嵌合して貫通することを特徴とした請求項1
に記載の貼り合わせ成形用金型装置。 - 【請求項3】一対となる雄型と雌型との間に表皮材を配
し、該雄型と雌型の内いずれか一方の型と表皮材との間
に樹脂を射出することによって表皮材と樹脂とを一体化
して成形する貼り合わせ成形方法において、 該雄型と雌型の内いずれか一方の型とその一部が嵌合で
きるように形成した固定枠を該雄型と雌型との間に配
し、該固定枠は該いずれか一方の型に対して前進してそ
の一部を嵌合し、該嵌合部により該雄型と該雌型との間
に表皮材を配するよう支持した状態で樹脂を射出するこ
とを特徴とした貼り合わせ成形方法。 - 【請求項4】一対となる雄型と雌型との間に表皮材を配
し、該雄型と雌型の内いずれか一方の型と表皮材との間
に樹脂を射出することによって表皮材と樹脂とを一体化
して成形する貼り合わせ成形品において、該雄型と雌型
の内いずれか一方の型とその一部が嵌合できるように形
成した固定枠を該雄型と雌型との間に配し、該固定枠は
該いずれか一方の型に対して前進してその一部を嵌合
し、該嵌合部により該雄型と該雌型との間に表皮材を配
するよう支持した状態で樹脂を射出することによって表
皮材と樹脂とを一体化したことによりその終端部まで損
傷のない表皮材に被覆されていることを特徴とする貼り
合わせ成形品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37202499A JP2001179773A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 貼り合わせ成形用金型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP37202499A JP2001179773A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 貼り合わせ成形用金型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001179773A true JP2001179773A (ja) | 2001-07-03 |
Family
ID=18499718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP37202499A Pending JP2001179773A (ja) | 1999-12-28 | 1999-12-28 | 貼り合わせ成形用金型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001179773A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334808A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Toyota Boshoku Corp | 一体成形方法 |
JP4918623B1 (ja) * | 2011-08-19 | 2012-04-18 | 株式会社山正製作所 | 金型構造及び成形装置 |
-
1999
- 1999-12-28 JP JP37202499A patent/JP2001179773A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006334808A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Toyota Boshoku Corp | 一体成形方法 |
JP4492440B2 (ja) * | 2005-05-31 | 2010-06-30 | トヨタ紡織株式会社 | 一体成形方法 |
JP4918623B1 (ja) * | 2011-08-19 | 2012-04-18 | 株式会社山正製作所 | 金型構造及び成形装置 |
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