JPH1130933A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH1130933A JPH1130933A JP9187905A JP18790597A JPH1130933A JP H1130933 A JPH1130933 A JP H1130933A JP 9187905 A JP9187905 A JP 9187905A JP 18790597 A JP18790597 A JP 18790597A JP H1130933 A JPH1130933 A JP H1130933A
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- JP
- Japan
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- paper
- tray
- mode
- unit
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- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は画像形成装置に関し、厚紙の給紙ジ
ャムを防止し、厚紙モード時の給紙制御を簡素化するこ
とができる画像形成装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 複数の給紙経路を持つ画像形成装置にお
いて、操作部から指示される紙種モードに応じて前記給
紙経路を選択する制御部を具備し、該制御部は前記操作
部から厚紙モードが指示されると、水平搬送路を持つ手
差しトレイを自動選択し、他の給紙トレイの選択を禁止
するように構成する。
ャムを防止し、厚紙モード時の給紙制御を簡素化するこ
とができる画像形成装置を提供することを目的としてい
る。 【解決手段】 複数の給紙経路を持つ画像形成装置にお
いて、操作部から指示される紙種モードに応じて前記給
紙経路を選択する制御部を具備し、該制御部は前記操作
部から厚紙モードが指示されると、水平搬送路を持つ手
差しトレイを自動選択し、他の給紙トレイの選択を禁止
するように構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置(例えば複写機)は、原稿
台に載置された原稿を読み取って、コピー用紙(転写
紙)に読み取った原稿画像を転写する装置である。近
年、コピー用紙としては、普通紙の他に厚紙が用いられ
るようになってきている。ここで、普通紙は60〜90
g/m2、厚紙は91〜130g/m2程度のものが用い
られる。図5は厚紙の用いられ方の説明図である。
(a)は普通紙P1を表紙P2と裏表紙P3で挟む場合
に、表紙P2と裏表紙P3に厚紙が使用される。また、
(b)に示すように、表紙P2と裏表紙P3との間に普
通紙P1が挟まれる場合、普通紙P1の間に仕切り紙P
4として厚紙が用いられる。その他の使用例としては、
表彰状等をコピーする時に用いる。
台に載置された原稿を読み取って、コピー用紙(転写
紙)に読み取った原稿画像を転写する装置である。近
年、コピー用紙としては、普通紙の他に厚紙が用いられ
るようになってきている。ここで、普通紙は60〜90
g/m2、厚紙は91〜130g/m2程度のものが用い
られる。図5は厚紙の用いられ方の説明図である。
(a)は普通紙P1を表紙P2と裏表紙P3で挟む場合
に、表紙P2と裏表紙P3に厚紙が使用される。また、
(b)に示すように、表紙P2と裏表紙P3との間に普
通紙P1が挟まれる場合、普通紙P1の間に仕切り紙P
4として厚紙が用いられる。その他の使用例としては、
表彰状等をコピーする時に用いる。
【0003】上述したように、厚紙をコピー用紙として
用いる場合、普通紙とは異なるプロセスが必要となる。
この場合、従来は130g/m2以上のコピー用紙を給
紙する場合、取扱い説明書にて手差し給紙を行なうよう
に指導していた。
用いる場合、普通紙とは異なるプロセスが必要となる。
この場合、従来は130g/m2以上のコピー用紙を給
紙する場合、取扱い説明書にて手差し給紙を行なうよう
に指導していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の画像形
成装置の場合、装置側にコピー用紙の種類を知る術がな
い場合、どの給紙トレイにも厚紙を収容でき、このため
折り返し給紙される給紙トレイから厚紙を給紙する場
合、給紙部分に用紙が詰まりジャム発生の原因となって
いた。
成装置の場合、装置側にコピー用紙の種類を知る術がな
い場合、どの給紙トレイにも厚紙を収容でき、このため
折り返し給紙される給紙トレイから厚紙を給紙する場
合、給紙部分に用紙が詰まりジャム発生の原因となって
いた。
【0005】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、厚紙の給紙ジャムを防止し、厚紙モード
時の給紙制御を簡素化することができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
ものであって、厚紙の給紙ジャムを防止し、厚紙モード
時の給紙制御を簡素化することができる画像形成装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
本発明は、複数の給紙経路を持つ画像形成装置におい
て、操作部から指示される紙種モードに応じて前記給紙
経路を選択する制御部を具備し、該制御部は前記操作部
から厚紙モードが指示されると、水平搬送路を持つ手差
しトレイを自動選択し、他の給紙トレイの選択を禁止す
ることを特徴としている。
本発明は、複数の給紙経路を持つ画像形成装置におい
て、操作部から指示される紙種モードに応じて前記給紙
経路を選択する制御部を具備し、該制御部は前記操作部
から厚紙モードが指示されると、水平搬送路を持つ手差
しトレイを自動選択し、他の給紙トレイの選択を禁止す
ることを特徴としている。
【0007】この発明の構成によれば、厚紙モードを指
定した時には、水平搬送路を持つ手差しトレイのみを選
択し、他の給紙トレイの選択を禁止するので、厚紙モー
ド時には厚紙は常に水平搬送路を持つ手差しトレイのみ
から給紙されるようになり、厚紙の給紙ジャムを防止
し、厚紙モード時の給紙制御を簡素化することができ
る。
定した時には、水平搬送路を持つ手差しトレイのみを選
択し、他の給紙トレイの選択を禁止するので、厚紙モー
ド時には厚紙は常に水平搬送路を持つ手差しトレイのみ
から給紙されるようになり、厚紙の給紙ジャムを防止
し、厚紙モード時の給紙制御を簡素化することができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態例を示す構成図で、ディジタル画像形成装置の場合
を示している。図2は本発明装置の外観構成例を示す図
である。図2において、40はコピー用紙のコピー枚数
設定、倍率設定、選択用紙設定等の基本的機能の他に厚
紙モードの設定を行なう操作部である。17は厚紙コピ
ーモード時に、手差しで厚紙を給紙する手差しトレイで
ある。この手差しトレイ17から厚紙を給紙すると、該
厚紙の搬送は全て水平搬送路となり、紙が折り曲げられ
ることがないので、厚紙にコピーする時でも用紙詰まり
等をなくすことができる(詳細後述)。
施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の一実施の
形態例を示す構成図で、ディジタル画像形成装置の場合
を示している。図2は本発明装置の外観構成例を示す図
である。図2において、40はコピー用紙のコピー枚数
設定、倍率設定、選択用紙設定等の基本的機能の他に厚
紙モードの設定を行なう操作部である。17は厚紙コピ
ーモード時に、手差しで厚紙を給紙する手差しトレイで
ある。この手差しトレイ17から厚紙を給紙すると、該
厚紙の搬送は全て水平搬送路となり、紙が折り曲げられ
ることがないので、厚紙にコピーする時でも用紙詰まり
等をなくすことができる(詳細後述)。
【0009】図1において、1は自動給紙機構(AD
F)、26はADF1の原稿を自動給紙するための給紙
トレイである。2は原稿を照射する露光ランプ、3は原
稿からの反射光を受けて画像信号として読み取る画像読
み取り部である。
F)、26はADF1の原稿を自動給紙するための給紙
トレイである。2は原稿を照射する露光ランプ、3は原
稿からの反射光を受けて画像信号として読み取る画像読
み取り部である。
【0010】23は画像読み取り部3で読み取った原稿
画像をディジタルデータに変換した後、所定の画像処理
を行なう画像処理部、4は該画像処理部23で処理した
画像信号を受けて感光体ドラム5に画像を書き込む画像
書き込み部である。該画像書き込み部4において、7は
出射されるビームを主走査方向に走査するポリゴンミラ
ーである。
画像をディジタルデータに変換した後、所定の画像処理
を行なう画像処理部、4は該画像処理部23で処理した
画像信号を受けて感光体ドラム5に画像を書き込む画像
書き込み部である。該画像書き込み部4において、7は
出射されるビームを主走査方向に走査するポリゴンミラ
ーである。
【0011】次に、感光体ドラム5近辺の構成について
説明する。6は感光体ドラム5上に形成された静電潜像
にトナーを付着させる現像部、8は感光体ドラム5上に
形成されたトナー画像をコピー用紙に転写する転写極、
9は転写同時露光によりトナーの電荷を除去するPSL
である。10は、感光体ドラム5からコピー用紙を分離
する分離極、12は分離されたコピー用紙を搬送する搬
送部である。13は搬送部12から搬送されてきたコピ
ー用紙を定着させる定着部である。
説明する。6は感光体ドラム5上に形成された静電潜像
にトナーを付着させる現像部、8は感光体ドラム5上に
形成されたトナー画像をコピー用紙に転写する転写極、
9は転写同時露光によりトナーの電荷を除去するPSL
である。10は、感光体ドラム5からコピー用紙を分離
する分離極、12は分離されたコピー用紙を搬送する搬
送部である。13は搬送部12から搬送されてきたコピ
ー用紙を定着させる定着部である。
【0012】14は転写された後も感光体ドラム5上に
残っているトナー等を除去するクリーニング部、15は
感光体ドラム5の表面に残存する電荷を帯電前に除去す
るPCL、16は感光体ドラム5の表面に電荷を一様に
帯電させる帯電極である。
残っているトナー等を除去するクリーニング部、15は
感光体ドラム5の表面に残存する電荷を帯電前に除去す
るPCL、16は感光体ドラム5の表面に電荷を一様に
帯電させる帯電極である。
【0013】17は図2で説明した手差しトレイで、厚
紙コピー用紙はこの手差しトレイ17から供給される。
19はコピー用紙を格納する上段トレイ、20はコピー
用紙を格納する下段トレイである。18はこれらトレイ
からのコピー用紙を給送する給紙部、11は同じくコピ
ー用紙を給送する第2給紙部である。
紙コピー用紙はこの手差しトレイ17から供給される。
19はコピー用紙を格納する上段トレイ、20はコピー
用紙を格納する下段トレイである。18はこれらトレイ
からのコピー用紙を給送する給紙部、11は同じくコピ
ー用紙を給送する第2給紙部である。
【0014】27は画像が転写されたコピー用紙を受け
る排紙トレイ、21は両面コピー時にコピー用紙を折り
返し搬送するADU排紙/搬送部、22はADU排紙/
搬送部21から搬送されてきたコピー用紙を感光体ドラ
ム入口部に表裏を反転して戻すADU給紙/搬送部であ
る。24は第1の大容量給紙トレイ(LCT−150
0)、25は第2の大容量給紙トレイ(LCT−100
0)である。なお、1500,1000は枚数を示す。
る排紙トレイ、21は両面コピー時にコピー用紙を折り
返し搬送するADU排紙/搬送部、22はADU排紙/
搬送部21から搬送されてきたコピー用紙を感光体ドラ
ム入口部に表裏を反転して戻すADU給紙/搬送部であ
る。24は第1の大容量給紙トレイ(LCT−150
0)、25は第2の大容量給紙トレイ(LCT−100
0)である。なお、1500,1000は枚数を示す。
【0015】以上の説明より明らかなように、手差しト
レイ17以外のトレイではコピー用紙は感光体ドラム入
口で搬送路を折り曲げて給送されるのに対し、厚紙は手
差しトレイ17のみから給送されるので、水平搬送路の
みを用いて感光体ドラムまで給送することできる。この
搬送路によれば、折り曲げられることがないので、詰ま
りが生じない。つまり、ジャムが発生しないことにな
る。
レイ17以外のトレイではコピー用紙は感光体ドラム入
口で搬送路を折り曲げて給送されるのに対し、厚紙は手
差しトレイ17のみから給送されるので、水平搬送路の
みを用いて感光体ドラムまで給送することできる。この
搬送路によれば、折り曲げられることがないので、詰ま
りが生じない。つまり、ジャムが発生しないことにな
る。
【0016】30は画像形成装置の全体の動作を制御す
る制御部である。該制御部30としては、例えばマイク
ロプロセッサが用いられる。31は該制御部30内に設
けられた紙種設定情報と当該紙種に対応した搬送速度の
関係が記憶されたテーブルである。
る制御部である。該制御部30としては、例えばマイク
ロプロセッサが用いられる。31は該制御部30内に設
けられた紙種設定情報と当該紙種に対応した搬送速度の
関係が記憶されたテーブルである。
【0017】40は紙種を選択して制御部30に通知す
る操作部である。ここでは、簡単のために操作部を装置
の外部に示しているが、具体的には、図2に示したよう
にADF1の取り付け面に、コピー枚数設定ボタン、拡
大倍率選択ボタン、用紙選択ボタン等と共に設けられる
のが普通である。
る操作部である。ここでは、簡単のために操作部を装置
の外部に示しているが、具体的には、図2に示したよう
にADF1の取り付け面に、コピー枚数設定ボタン、拡
大倍率選択ボタン、用紙選択ボタン等と共に設けられる
のが普通である。
【0018】前記操作部40としては、例えばキーボー
ド等やファンクションキー等が用いられる。具体的に
は、普通紙指定ボタンと厚紙指定ボタン等からなってい
る。なお、普通紙指定ボタンと厚紙指定ボタンは1個の
ボタンですませることもできる。例えば、押されていな
い状態は普通紙指定モード、押された時には厚紙指定モ
ードと予め決めておけばよい。
ド等やファンクションキー等が用いられる。具体的に
は、普通紙指定ボタンと厚紙指定ボタン等からなってい
る。なお、普通紙指定ボタンと厚紙指定ボタンは1個の
ボタンですませることもできる。例えば、押されていな
い状態は普通紙指定モード、押された時には厚紙指定モ
ードと予め決めておけばよい。
【0019】制御部30からは、感光体ドラム5を回転
させるモータを駆動する制御信号と、搬送系を駆動して
搬送速度を規定する制御信号と、定着部13の定着温度
を規定する制御信号等が出力される。このように構成さ
れた装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
させるモータを駆動する制御信号と、搬送系を駆動して
搬送速度を規定する制御信号と、定着部13の定着温度
を規定する制御信号等が出力される。このように構成さ
れた装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0020】1.コピー動作 一般的なコピー動作について以下に説明する。ADF1
に原稿が載置され、露光ランプ2により原稿が露光さ
れ、光画像情報が画像読み取り部3で読み取られる。読
み取り素子としては、例えばCCDが用いられる。CC
Dの検出信号は、画像処理部23に送られ、ディジタル
画像データに変換された後、該画像処理部23で所定の
補正と画像処理が行なわれる。該画像処理部23の出力
はアナログ信号に変換された後、画像書き込み部4に送
られる。
に原稿が載置され、露光ランプ2により原稿が露光さ
れ、光画像情報が画像読み取り部3で読み取られる。読
み取り素子としては、例えばCCDが用いられる。CC
Dの検出信号は、画像処理部23に送られ、ディジタル
画像データに変換された後、該画像処理部23で所定の
補正と画像処理が行なわれる。該画像処理部23の出力
はアナログ信号に変換された後、画像書き込み部4に送
られる。
【0021】感光体ドラム5はOPC感光体をドラム上
に塗布したもので、電位的に接地されており、モータ
(図示せず)により時計方向に駆動回転される。帯電極
16は、感光体ドラム5の周面に対し、一様な帯電を行
なう。この帯電に先立ち、発光ダイオード等を用いた露
光器(例えばPCL)15により露光を行ない、感光体
ドラム周面の除電をしておく。
に塗布したもので、電位的に接地されており、モータ
(図示せず)により時計方向に駆動回転される。帯電極
16は、感光体ドラム5の周面に対し、一様な帯電を行
なう。この帯電に先立ち、発光ダイオード等を用いた露
光器(例えばPCL)15により露光を行ない、感光体
ドラム周面の除電をしておく。
【0022】感光体ドラム5への一様帯電の後、画像書
き込み部4により画像処理部23からの画像信号に基づ
いた像露光が行なわれる。画像書き込み部4は、図示し
ないレーザダイオードを発光光源として、回転するポリ
ゴンミラー7を経てミラーにより光路を曲げられ走査を
行なうものであり、感光体ドラム5の回転(副走査)に
よって静電潜像を形成する。
き込み部4により画像処理部23からの画像信号に基づ
いた像露光が行なわれる。画像書き込み部4は、図示し
ないレーザダイオードを発光光源として、回転するポリ
ゴンミラー7を経てミラーにより光路を曲げられ走査を
行なうものであり、感光体ドラム5の回転(副走査)に
よって静電潜像を形成する。
【0023】感光体ドラム5の周縁には黒色のトナーと
キャリアからなる現像剤を内蔵した現像部6が設けられ
ており、マグネットを内蔵し現像剤を保持して回転する
現像スリーブ(図示せず)により現像が行なわれる。現
像剤は、現像域へと搬送される。現像域における現像ス
リーブと感光体ドラム5との間に所定の交流バイアス電
圧と所定の直流電圧が重畳して印加される。これによ
り、キャリアから離脱する契機を与えられたトナーは、
直流電位より低い部分に付着し、顕像化が行なわれる。
キャリアからなる現像剤を内蔵した現像部6が設けられ
ており、マグネットを内蔵し現像剤を保持して回転する
現像スリーブ(図示せず)により現像が行なわれる。現
像剤は、現像域へと搬送される。現像域における現像ス
リーブと感光体ドラム5との間に所定の交流バイアス電
圧と所定の直流電圧が重畳して印加される。これによ
り、キャリアから離脱する契機を与えられたトナーは、
直流電位より低い部分に付着し、顕像化が行なわれる。
【0024】一方、上段トレイ19又は下段トレイ20
又は手差しトレイ17又は第1の大容量給紙トレイ(L
CT−1500)24又は第2の大容量給紙トレイ(L
CT−1000)25から搬送されてくるコピー用紙
は、転写のタイミングが整った時点で搬送系により転写
域へと給紙される。転写域においては、転写のタイミン
グに同期してコピー用紙を感光体ドラム5の周面に挟着
して像が転写極8により転写される。
又は手差しトレイ17又は第1の大容量給紙トレイ(L
CT−1500)24又は第2の大容量給紙トレイ(L
CT−1000)25から搬送されてくるコピー用紙
は、転写のタイミングが整った時点で搬送系により転写
域へと給紙される。転写域においては、転写のタイミン
グに同期してコピー用紙を感光体ドラム5の周面に挟着
して像が転写極8により転写される。
【0025】次いで、感光体ドラム5の電荷はPSL9
により除電され、コピー用紙は分離極10により分離さ
れて搬送部12により定着部13に搬送され、熱ローラ
と圧着ローラの加熱、加圧によりトナーを溶着した後、
排紙ローラを介して排紙され、排紙トレイ27に溜まっ
ていく。必要な場合には、その表面に原稿画像が転写さ
れた転写は、ADU排紙/搬送部21を介して感光体ド
ラム5の入口まで折り返し搬送され、裏面にも原稿画像
が転写される。
により除電され、コピー用紙は分離極10により分離さ
れて搬送部12により定着部13に搬送され、熱ローラ
と圧着ローラの加熱、加圧によりトナーを溶着した後、
排紙ローラを介して排紙され、排紙トレイ27に溜まっ
ていく。必要な場合には、その表面に原稿画像が転写さ
れた転写は、ADU排紙/搬送部21を介して感光体ド
ラム5の入口まで折り返し搬送され、裏面にも原稿画像
が転写される。
【0026】一方、コピー用紙を分離した感光体ドラム
5は、クリーニング部14のブレードにより圧接され、
残留トナーを除去、清掃し、再びPCL15による除電
と帯電極16による帯電を受けて、次の画像形成プロセ
スに備える。
5は、クリーニング部14のブレードにより圧接され、
残留トナーを除去、清掃し、再びPCL15による除電
と帯電極16による帯電を受けて、次の画像形成プロセ
スに備える。
【0027】厚紙に原稿画像を転写する場合には、厚紙
は手差しトレイ17から給紙される。 2.紙種による動作 図3を用いて本発明の動作について説明する。図3は本
発明の動作の一例を示すフローチャートである。この場
合には、オペレータは操作部40から所定の紙種モード
(普通紙か厚紙か)を指定してやる。その指定された情
報は、制御部30に通知され、テーブル31に記憶され
る。従って、制御部30は以下に示すような判断とそれ
に伴う制御を実行することができる。なお、普通紙を用
いる場合を第1画像形成モード、厚紙を用いる場合を第
2画像形成モードと定義する。
は手差しトレイ17から給紙される。 2.紙種による動作 図3を用いて本発明の動作について説明する。図3は本
発明の動作の一例を示すフローチャートである。この場
合には、オペレータは操作部40から所定の紙種モード
(普通紙か厚紙か)を指定してやる。その指定された情
報は、制御部30に通知され、テーブル31に記憶され
る。従って、制御部30は以下に示すような判断とそれ
に伴う制御を実行することができる。なお、普通紙を用
いる場合を第1画像形成モード、厚紙を用いる場合を第
2画像形成モードと定義する。
【0028】制御部30は、先ず指定された紙種モード
を判定し手通常紙種モードであるかどうかをチェックす
る(S1)。紙種モードが普通紙である場合には、制御
部30はマニュアルトレイ選択があるかどうかチェック
する(S2)。マニュアルトレイ選択がある場合には、
指定されたマニュアルトレイを選択し(S3)、その後
普通紙に原稿画像を転写する第1画像形成モードを実行
する(S5)。また、ステップS2において、トレイの
マニュアル選択がない場合には、制御部30は自動トレ
イ選択(APS)を行ない(S4)、選択されたトレイ
からコピー用紙を給紙して第1画像形成モードを実行す
る(S5)。
を判定し手通常紙種モードであるかどうかをチェックす
る(S1)。紙種モードが普通紙である場合には、制御
部30はマニュアルトレイ選択があるかどうかチェック
する(S2)。マニュアルトレイ選択がある場合には、
指定されたマニュアルトレイを選択し(S3)、その後
普通紙に原稿画像を転写する第1画像形成モードを実行
する(S5)。また、ステップS2において、トレイの
マニュアル選択がない場合には、制御部30は自動トレ
イ選択(APS)を行ない(S4)、選択されたトレイ
からコピー用紙を給紙して第1画像形成モードを実行す
る(S5)。
【0029】ステップS1において、紙種が普通紙でな
かった場合には、厚紙であることが自動的に決まる。制
御部30は厚紙使用であることを認識すると、全てのマ
ニュアルトレイの選択を禁止する(S6)。そして、特
定トレイ(手差しトレイ17)を自動選択する(S
7)。この状態では、手差しトレイ以外の他のトレイ
(図1の上段トレイ19、下段トレイ20、大容量トレ
イ24,25)は全て使用できなくなる。つまり、これ
らのトレイから給紙するための搬送系の動作を停止す
る。従って、水平搬送路を持つ手差しトレイ17以外の
トレイから厚紙を給紙することは不可能となり、厚紙が
搬送路で折り曲げられて詰まることはない。その後、手
差しトレイ17を使用して第2画像形成モードを実行す
る(S8)。従って、本発明によれば、厚紙の給紙ジャ
ムを防止し、厚紙モード時の給紙制御を簡素化すること
ができる。
かった場合には、厚紙であることが自動的に決まる。制
御部30は厚紙使用であることを認識すると、全てのマ
ニュアルトレイの選択を禁止する(S6)。そして、特
定トレイ(手差しトレイ17)を自動選択する(S
7)。この状態では、手差しトレイ以外の他のトレイ
(図1の上段トレイ19、下段トレイ20、大容量トレ
イ24,25)は全て使用できなくなる。つまり、これ
らのトレイから給紙するための搬送系の動作を停止す
る。従って、水平搬送路を持つ手差しトレイ17以外の
トレイから厚紙を給紙することは不可能となり、厚紙が
搬送路で折り曲げられて詰まることはない。その後、手
差しトレイ17を使用して第2画像形成モードを実行す
る(S8)。従って、本発明によれば、厚紙の給紙ジャ
ムを防止し、厚紙モード時の給紙制御を簡素化すること
ができる。
【0030】図4は本発明の制御部30が実行する各種
機能の説明図である。操作部40から紙種モード信号が
制御部30に与えられると、制御部30は内部のテーブ
ル31にどの紙種が指定されたかを記憶する。そして、
該制御部30は、テーブル31を参照して搬送速度制御
30、自動トレイ選択処理31、マニュアルトレイ選択
処理32、特定トレイ選択処理33、マニュアルトレイ
選択禁止処理34、第1画像形成モード処理35、第2
画像形成モード処理36等を必要に応じて実行する。
機能の説明図である。操作部40から紙種モード信号が
制御部30に与えられると、制御部30は内部のテーブ
ル31にどの紙種が指定されたかを記憶する。そして、
該制御部30は、テーブル31を参照して搬送速度制御
30、自動トレイ選択処理31、マニュアルトレイ選択
処理32、特定トレイ選択処理33、マニュアルトレイ
選択禁止処理34、第1画像形成モード処理35、第2
画像形成モード処理36等を必要に応じて実行する。
【0031】上述の実施の形態例において、コピー用紙
が普通紙である場合と厚紙である場合とで、搬送系の搬
送速度を変えることが望ましい。例えば厚紙に画像を転
写するモードの場合には普通紙の場合とは搬送速度を遅
くする。即ち、普通紙で280mm/SECの場合、厚
紙では185mm/SEC程度に設定することが望まし
い。また、紙種により搬送速度制御に加えて、定着部1
3の定着温度を制御する工程を加えることもできる。こ
れによれば、厚紙を使用した場合にも、更に高品質の原
稿転写画像を得ることができる。
が普通紙である場合と厚紙である場合とで、搬送系の搬
送速度を変えることが望ましい。例えば厚紙に画像を転
写するモードの場合には普通紙の場合とは搬送速度を遅
くする。即ち、普通紙で280mm/SECの場合、厚
紙では185mm/SEC程度に設定することが望まし
い。また、紙種により搬送速度制御に加えて、定着部1
3の定着温度を制御する工程を加えることもできる。こ
れによれば、厚紙を使用した場合にも、更に高品質の原
稿転写画像を得ることができる。
【0032】また、上述の実施の形態例では、ディジタ
ル画像形成装置の場合を例にとったが、本発明はこれに
限るものではなく、アナログ画像形成装置にも適用する
ことができる。また、適用する画像形成装置も複写機に
限るものではなく、プリンタその他の画像形成装置にも
適用することができる。
ル画像形成装置の場合を例にとったが、本発明はこれに
限るものではなく、アナログ画像形成装置にも適用する
ことができる。また、適用する画像形成装置も複写機に
限るものではなく、プリンタその他の画像形成装置にも
適用することができる。
【0033】更に、上述の実施の形態例では、単色トナ
ーによる画像形成の場合を例にとったが、本発明はこれ
に限るものではなく、前述した画像形成工程をトナーの
数だけ繰り返すことによりカラー画像形成装置にも同様
に適用することができる。カラー画像形成の場合には、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(K)のトナーが用いられる。
ーによる画像形成の場合を例にとったが、本発明はこれ
に限るものではなく、前述した画像形成工程をトナーの
数だけ繰り返すことによりカラー画像形成装置にも同様
に適用することができる。カラー画像形成の場合には、
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(K)のトナーが用いられる。
【0034】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、複数の給紙経路を持つ画像形成装置において、
操作部から指示される紙種モードに応じて前記給紙経路
を選択する制御部を具備し、該制御部は前記操作部から
厚紙モードが指示されると、水平搬送路を持つ手差しト
レイを自動選択し、他の給紙トレイの選択を禁止するこ
とにより、厚紙モードを指定した時には、水平搬送路を
持つ手差しトレイのみを選択し、他の給紙トレイの選択
を禁止するので、厚紙モード時には厚紙は常に水平搬送
路を持つ手差しトレイのみから給紙されるようになり、
厚紙の給紙ジャムを防止し、厚紙モード時の給紙制御を
簡素化することができる。
よれば、複数の給紙経路を持つ画像形成装置において、
操作部から指示される紙種モードに応じて前記給紙経路
を選択する制御部を具備し、該制御部は前記操作部から
厚紙モードが指示されると、水平搬送路を持つ手差しト
レイを自動選択し、他の給紙トレイの選択を禁止するこ
とにより、厚紙モードを指定した時には、水平搬送路を
持つ手差しトレイのみを選択し、他の給紙トレイの選択
を禁止するので、厚紙モード時には厚紙は常に水平搬送
路を持つ手差しトレイのみから給紙されるようになり、
厚紙の給紙ジャムを防止し、厚紙モード時の給紙制御を
簡素化することができる。
【0035】このように、本発明によれば、厚紙モード
に対応させる制御仕様(プロセス制御、給紙・搬送制
御)に一貫性を持たせることができ、厚紙コピー又はプ
リントに対する信頼性を向上させることができる。ま
た、ユーザに対する指導が容易になる。
に対応させる制御仕様(プロセス制御、給紙・搬送制
御)に一貫性を持たせることができ、厚紙コピー又はプ
リントに対する信頼性を向上させることができる。ま
た、ユーザに対する指導が容易になる。
【図1】本発明の一実施の形態例を示す構成図である。
【図2】本発明装置の外観構成例を示す図である。
【図3】本発明の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図4】制御部が実行する各種機能の説明図である。
【図5】厚紙の用いられ方の説明図である。
1 ADF 2 露光ランプ 3 画像読み取り部 4 画像書き込み部 5 感光体ドラム 6 現像部 7 ポリゴンミラー 8 転写極 9 PSL 10 分離極 11 第2給紙部 12 搬送部 13 定着部 14 クリーニング部 15 PCL 16 帯電極 17 手差しトレイ 18 給紙部 19 上段トレイ 20 下段トレイ 21 ADU排紙/搬送部 22 ADU給紙/搬送部 23 画像処理部 24 第1の大容量給紙トレイ(LCT−1500トレ
イ) 25 第2の大容量給紙トレイ(LCT−1000トレ
イ) 30 制御部 31 テーブル 40 操作部
イ) 25 第2の大容量給紙トレイ(LCT−1000トレ
イ) 30 制御部 31 テーブル 40 操作部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の給紙経路を持つ画像形成装置にお
いて、 操作部から指示される紙種モードに応じて前記給紙経路
を選択する制御部を具備し、 該制御部は前記操作部から厚紙モードが指示されると、
水平搬送路を持つ手差しトレイを自動選択し、他の給紙
トレイの選択を禁止することを特徴とする画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9187905A JPH1130933A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9187905A JPH1130933A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1130933A true JPH1130933A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16214262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9187905A Pending JPH1130933A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1130933A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013257479A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP9187905A patent/JPH1130933A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013257479A (ja) * | 2012-06-14 | 2013-12-26 | Sharp Corp | 画像形成装置 |
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