JP2004101791A - 画像形成方法および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスマンが調整作業を実施する際に,所定のテストチャート以外の原稿を使用した間違った調整作業(コピー)を防止し,消耗品の浪費を抑え得る画像形成方法であって,生産コスト及び装置の小型化が可能なものを提供すること。
【解決手段】画像形成装置を所定の調整作業を行う調整モードに設定する第1の工程(S2)と,上記調整作業に使用すべき所定のテストチャートが使用されていることを確認する第2の工程(S5)と,上記第1の工程における調整モードへの設定と,上記第2の工程における上記所定のテストチャートが使用されていることの確認とを前提として,前記画像形成部により上記所定のテストチャートを記録再現する第3の工程(S9)とを具備する画形成方法として構成する。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,原稿の画像を複写物として記録再現する画像形成装置に係り,詳しくは,画像形成装置に対して所定のテストチャートを使用して調整作業を行う際に,該所定のテストチャートの存在を確認した上で調整作業を行うようにすることによって,記録紙或いはトナーその他の消耗品の浪費を最小限とすることを可能とするものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から電子写真方式による複写機などの画像形成装置は,電子写真技術を取得したサービスマンが定期的に装置各所の調整を行うことで,一定レベル以上の画質(メーカー補償レベル)と安定した動作を補償している。
装置の調整方法としては,所定のテストチャートを使用し,実際に複写物をマニュアルで生成(コピー)することが一般的である。この方法によれば,コピーの品質を確認できることに加え,原稿画像と用紙上に記録再現される画像の位置関係,記録再現される画像の状態,原稿の読み取りから画像の記録,用紙の搬送,排出状況など画像形成装置でのコピーにおける一連の動作の確認をも行うことができるため,サービスマンの求める任意の情報を得ることができる点で,完璧に近い確認が可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで,画像形成装置に対して使用されるべきテストチャートは,その装置によって異なり(例えば,製造メーカ毎に異なり,或いは同一メーカであってもカラーコピー機であるかモノクロコピー機であるかによっても異なる),各装置夫々に固有のものである。
従って,上述したような従来の調整方法では,調整のために実際にコピーを行う際に,使用するテストチャートを誤ると消耗品である用紙,記録剤(トナー)等を浪費する。特に,装置の調整作業が行われる場合には,スキャナなどの画像読み取り部により走査全域に渡って画像データを読み取り,インクジェットなどの画像形成部により該スキャナで読み取られた画像データに基づいて記録用紙全域に画像が忠実に再現することにより,その装置における最大サイズの記録動作で動作させることが一般的であるため,その調整作業のために浪費されるトナー量及び用紙サイズは最大とならざるを得ない。
そのため,作業員は,消耗品の浪費を防ぐため,正しいテストチャートを選択し,調整作業を行う必要があるが,多忙な作業の中でサービスマン自身がテストチャートを逐一確認するのは容易なことではない。
このようなテストチャートの誤使用による消耗品の浪費を防止するものとして,特開平9−238260号公報において開示された技術がある。
上記公報により開示された技術は,調整作業に先立って装置内に予め記憶されたデータに従って画像形成部によりテストチャートを形成し,その形成されたテストチャートを画像入力部に搬送することで,その装置固有のテストチャートによる調整作業を確実に行うことを可能とし,上述したような異なるテストチャートが使用される可能性を排除し得るものである。
しかしながら,上記技術では,テストチャートを搬送する搬送経路及び搬送機構を搭載する必要が有り,生産コスト及び装置の簡素化(小型化)という面で問題が残る。
そこで,本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり,その目的とするところは,簡単な構成で且つ調整の際の間違った動作(コピー)を防止し,消耗品の無用な消費を抑え得る画像形成方法およびその画像形成方法を実現可能な画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は,原稿から画像データを読み取る画像読み取り部と,該画像読み取り部により読み取られた画像データに基づいて原稿を記録再現する画像形成部とを具備する画像形成装置の画像形成方法において,上記画像形成装置を所定の調整作業を行う調整モードに設定する第1の工程と,上記調整作業に使用すべき所定のテストチャートが使用されていることを確認する第2の工程と,上記第1の工程における調整モードへの設定と,上記第2の工程における上記所定のテストチャートが使用されていることの確認とを前提として,上記画像形成部により上記所定のテストチャートを記録再現する第3の工程と,を具備してなることを特徴とする画像形成方法として構成される。
これにより,サービスマンが,調整モードを選択し調整作業を行う場合には,所定のテストチャート以外の原稿を複写することは不可能となり,万一,誤ってサービスマンが所定のテストチャート以外のテストチャートを使用して調整作業(複写)を試みた場合にも,誤ったテストチャートが複写され,トナー等の消耗品を無駄に消費してしまうことを防止することができる。
【0005】
また,記画像形成方法が適用される画像形成装置と捉えることにより,本発明は,原稿から画像データを読み取る画像読み取り部と,該画像読み取り部により読み取られた画像データに基づいて原稿を記録再現する画像形成部とを具備する画像形成装置において,上記画像形成装置を所定の調整作業を行う調整モードに設定するモード設定手段と,上記調整作業に使用すべき所定のテストチャートが使用されていることを確認するテストチャート確認手段と,上記モード設定手段における調整モードへの設定と,上記テストチャート確認手段における所定のテストチャートが使用されていることの確認とを前提として,上記画像形成部により上記所定のテストチャートを記録再現する再現許可手段とを具備してなることを特徴とする画像形成装置が提供される。
また,上記画像形成装置により原稿を記録再現する一連の動作を課金管理する課金管理装置を更に具備し,上記モード設定手段における調整モードへの設定と,上記テストチャート確認手段における所定のテストチャートが使用されていることの確認とを前提として,上記課金管理装置における課金処理を行わないようにした形態も考えられる。
このような形態によれば,不特定多数の使用者が自由に利用可能な環境に設置される画像形成装置に設けられることが一般的である課金管理装置における課金に関する所定の処理を阻害することなく,調整モードにおける消費財の浪費を防止することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下添付図面を参照しながら,本発明の実施の形態及び実施例について説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
ここに,図1は本発明の実施の形態に係るデジタルカラー複写機の概略構成図,図2は本発明の第1の実施形態に係るデジタルカラー複写機のブロック図,図3は本発明の実施形態に係るデジタルカラー複写機の処理の流れを示すフローチャート,図4はテストチャートの一例を示す図,図5は本発明のその他の実施例に係るデジタルカラー複写機のブロック図,図6は本発明のその他の実施例に係るデジタルカラー複写機の処理の流れを示すフローチャート図である。
本実施の形態に係る画像形成装置は,例えばデジタルカラー複写機,或いはデジタル複合機として具現化されるものである。
図1は,本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例であるデジタルカラー複写機(以下略して単に複写機という)1の概略構成を示す正面断面図である。本図を用いて,当該複写機1における各部の構成/機能について説明する。
当該複写機1の上面には,原稿台111及び操作部104が設けられ,複写機本体1の内部に画像読み取り部110および画像形成部210が設けられた構成である。原稿台111の上面には該原稿台111に対して開閉可能な状態で支持され,原稿台111面に対して所定の位置関係をもって両面自動原稿送り装置(RADF;Reversing Automatic Document Feeder)112が装着されている。
上記両面自動原稿送り装置112は,上記画像読み取り部110に読み取る原稿を供給するものであり,上記操作部104により所謂両面コピーが選択された場合には,先ず,原稿の一方の面が上記原稿台111の所定位置で画像読み取り部110に対向するよう原稿を搬送し,この一方の面についての画像データを読み取らせ,続いて,他方の面が上記原稿台111の所定位置で画像読み取り部110に対向するよう上記原稿を反転させた後に,上記原稿台111に搬送し,他方の面についての原稿画像情報を読み取らせるものである。そして,該両面自動原稿送り装置112は,1枚の原稿について両面の画像読み取りが終了した後にこの原稿を所定の排紙トレイに排出し,次の原稿についての両面搬送動作を実行する。このような原稿の搬送および表裏反転の動作が,複写機全体の動作(例えば,原稿の読み取り,画像形成等)に関連して統合的に制御される。
また,上記画像読み取り部110は,上記両面自動原稿送り装置112により上記原稿台111上に搬送されてきた原稿の画像データを読み取るために,上記原稿台111の下方に配置される。該画像読み取り部110は上記原稿台111の下面に沿って平行に往復移動する第1の原稿走査体113,及び第2の原稿走査体114と,光学レンズ115と,光電変換素子であるCCDラインセンサ116とを有している。更に,上記第1の原稿走査体113は,原稿画像表面を露光する露光ランプ113aと,原稿からの反射光像を所定の方向に向かって偏向する第1ミラー113bとを備え,原稿台111の下面に対して一定の距離を保ちながら所定の走査速度で図中X1の方向に往復移動するものである。一方,上記第2の走査ユニット114は,第1の走査ユニット113の上記第1ミラー113bにより偏向された原稿からの反射光像をさらに所定の方向に向かって偏向する第2ミラー114a及び第3ミラー114bとを備え,第1の走査ユニット113と一定の速度関係を保って図中X2の方向に往復移動するものである。
上記光学レンズ115は,上記第2の走査ユニット114の上記第3ミラー114bにより偏向された原稿からの反射光像を縮小し,縮小された光像を上記CCDラインセンサ116上の所定位置に結像させるものである。(図中には,原稿からの反射光の経路を一点破線Zにより示す)
上記CCDラインセンサ116は,結像された光像を順次光電変換して電気信号として出力するものであり,例えば,白黒画像あるいはカラー画像を読み取り,R(赤),G(緑),B(青)の各色成分に色分解したラインデータを出力することのできる3ラインのカラーCCDである。該CCDラインセンサ116により電気信号に変換された原稿の画像データは,不図示である画像処理部に転送されて所定の画像データ処理(シェーディング補正,階調補正その他)が施される。そして,該画像処理部により所定の画像データ処理が施された画像データが上記画像形成部210に転送される。
次に,上記画像形成部210の構成,及び該画像形成部210に係る各部の構成について説明する。
該画像形成部210の下方には,複数のローラを具備して構成され,用紙トレイT内に積載収容されている用紙(記録媒体)Pを1枚ずつ分離して該画像形成部210に供給する給紙機構211が設けられている。そして1枚ずつ分離供給された用紙Pは,画像形成部210の手前に配置された一対のレジストローラ212によりタイミングが制御されて該画像形成部210に搬送され,後述する該画像形成部に係る各部の作用により,その片面に上記原稿読み取り部110により読み取られた画像データに基く画像が形成(複写)される。
ここで,上記画像形成部210の下方には,転写搬送ベルト機構213が配置されている。該転写搬送ベルト機構213は,駆動ローラ214と従動ローラ215との間に略平行に伸びるように張架された転写搬送ベルト216に用紙Pを静電吸着させて搬送する構成(その構成については後述する)となっている。
更に,該転写搬送ベルト機構213によって形成される用紙搬送路の下流側には,用紙P上に転写形成されたトナー像を用紙P上に定着させるための定着装置217が配置されている。該定着装置217に設けられる一対の定着ローラ間に形成されるニップ部を通過した用紙Pは,搬送方向切り換えゲート218を経て,排出ローラ219により複写機本体1の外壁に取り付けられている排紙トレイ220上に排出される。
ここで,上記切り換えゲート218は,定着後の用紙Pの搬送経路を,複写機本体1へ用紙Pを排出する経路(図中には矢印▲1▼で示す)と,画像形成部210に向かって用紙Pを再供給する経路(図中には矢印▲2▼で示す)との間で選択的に切り換えるものである。該切り換えゲート218により再び画像形成部210に向かって搬送方向(矢印▲2▼の方向)が切り換えられた場合,用紙Pは,スイッチバック搬送経路221を介して表裏反転された後,画像形成部210へと再度供給される。このような機構により,当該複写機1においては,必要(使用者の操作)に応じて用紙Pの搬送経路を切り替え,用紙Pに対して両面コピーを施すことが可能である。
また,上記画像形成部210における上記転写搬送ベルト216の上方には,上記転写搬送ベルト216に近接して,第1の画像形成ステーションPa,第2の画像形成ステーションPb,第3の画像形成ステーションPc,および第4の画像形成ステーションPdが,用紙搬送経路上流側から順に並設されている。
上記転写搬送ベルト216は上記駆動ローラ214によって,図1において矢印Zで示す方向に摩擦駆動され,前述したように給紙機構211を通じて給送される用紙Pを静電吸着(把持)し,用紙Pを画像形成ステーションPa〜Pdへと順次搬送する。
ここで,各画像ステーションPa〜Pdは,実質的に同一の構成を有しており,各画像ステーションPa〜Pdは,図1に示す矢印F方向に回転駆動される感光体ドラム222a,222b,222c,および222dを夫々具備している。
また,上記感光体ドラム222a〜222dの周囲には,該感光体ドラム222a〜222dを夫々一様に帯電する帯電器223a,223b,223c,223dと,該感光体ドラム222a〜222d上に形成された静電潜像を夫々現像する現像装置224a,224b,224c,224dと,現像された該感光体ドラム222a〜222d上のトナー像を用紙Pへ転写する転写用放電器225a,225b,225c,225dと,該感光体ドラム222a〜222d上に残留するトナーを除去するクリーニング装置226a,226b,226c,226dと,が該感光体ドラム222a〜222dの回転方向に沿って順次配置されている。
また,上記感光体ドラム222a〜222dの上方には,レーザビームスキヤナユニット227a,227b,227c,227dが夫々設けられている。レーザビームスキャナユニット227a〜227dは,転送された画像データに応じて変調されたドット光を発する不図示である半導体レーザ素子,該半導体レーザ素子からのレーザビームを主走査方向に偏向させるためのポリゴンミラー(偏向装置)240a〜240dと,該ポリゴンミラー240a〜240dにより偏向されたレーザビームを上記感光体ドラム222a〜222d表面に結像させるためのfθレンズ241a〜241dやミラー242a〜242d,243a〜243dなどを具備して構成される。
例えば,上記レーザビームスキャナ227aには画像データの黒色成分像に対応する画素信号が,レーザビームスキャナ227bには画像データのシアン色成分像に対応する画素信号が,レーザビームスキャナ227cには画像データのマゼンタ色成分像に対応する画素信号が,そして,レーザビームスキャナ227dには画像データのイエロー色成分像に対応する画素信号が夫々入力される。
これにより,夫々の色に色変換された画像データに対応する静電潜像が各感光体ドラム222a〜222d上に形成される。そして,現像装置224aに黒色のトナー,現像装置224bにシアン色のトナー,現像装置224cにマゼンタ色のトナー,現像装置224dにイエロー色のトナーを夫々収容することにより,各感光体ドラム222a〜222d上に形成された各色毎の静電潜像は,その色に応じたトナーにより現像される。これにより,上記画像形成部210において,原稿の画像データが各色のトナー像として再現される。
また,上記第1の画像形成ステーションPaと上記給紙機構211との間には用紙吸着用(ブラシ)帯電器228が設けられる。該吸着用帯電器228は,上記転写搬送ベルト216の表面を帯電させ,これにより,上記給紙機構211から供給された用紙Pを,上記転写搬送ベルト216上に確実に吸着させた状態で第1の画像形成ステーションPaから第4の画像形成ステーションPdの間をずれることなく搬送することが可能となる。
一方,第4の画像ステーションPdと定着装置217との間で駆動ローラ214のほぼ真上部には除電器229が設けられている。該除電器229は,上記搬送ベルト216に静電吸着されている用紙Pを転写搬送ベルト216から分離するための交流電流を印加し,これにより,上記転写搬送ベルト216上を搬送された用紙Pを,該転写搬送ベルト216からその下流に設けられる上記定着装置217へと速やかに搬送することが可能となる。
以上説明した各部の処理動作を踏まえて,当該複写機1における一連の動作にを説明すると以下のようになる。
図1のように構成される当該複写機1では,上記給紙トレイTに収納された用紙P(例えば,カットシート状の紙)が一枚づつ送り出されて上記給紙機構211の給紙搬送経路に供給されると,その用紙Pの先端部分がセンサ(図示せず)にて検知され,このセンサから出力される検知信号に基づいて一対のレジストローラ212により一旦停止される。
そして,用紙Pは各画像ステーションPa〜Pdとタイミングを合わせ,図1の矢印Z方向に回転している上記転写搬送ベルト216上に送られる。このとき上記転写搬送ベルト216には上記吸着用帯電器228により所定の帯電が施されているので,用紙Pは,各画像ステーションPa〜Pdを通過する間,安定して搬送供給される。
一方,各画像ステーションPa〜Pdにおいては,上記画像入力部110により読み取られた画像データに基づいた各色のトナー像が夫々形成され,上記転写搬送ベルト216により静電吸着されて搬送される用紙Pの支持面上で順次重ね合わされる。そして,第4の画像ステーションPdによるトナー像の転写が完了すると,用紙Pは,その先端部分から,上記除電用放電器229により上記転写搬送ベルト216上から剥離され,上記定着装置217へと導かれる。最後に,トナー画像が定着された用紙Pは,不図示である用紙排出口から排紙トレイ220上へと排出される。
このような各部の機能によって,当該複写機1は,上記原稿台111上に載置された原稿の画像データを上記画像読み取り部110で読み取り,その画像データに基づいて上記画像形成部210で画像形成し,元の原稿通りの複写物を所定の用紙上に記録再現することができる。
なお,上述の説明における上記画像形成部210には,レーザビームを走査して露光することにより,上記感光体ドラム222a〜222dへの光書き込みを行なうレーザビームスキャナユニット227a〜227dを用いた構成について説明しているが,該レーザビームスキャナユニット227a〜227dの代わりに,発光ダイオードアレイと結像レンズアレイからなる書き込み光学系(LEDヘッド)を用いても良い。該LEDヘッドは,レーザビームスキャナユニットに比べ,サイズも小さく,また可動部分がなく無音であるという優れた点を有し,複数個の光書き込みユニットを必要とするタンデム方式のデジタルカラー複写機などの画像形成装置に対し,好適に用いることができる。
【0007】
次に,本発明の実施形態に係る上記複写機1において,当該複写機1の調整作業を行う調整モードに設定した際の制御方法について説明する。
以下で,上記制御方法に関係する部分のみを抽出し,模式的に表したブロック図である図2を参照しつつ説明する。
同図に示すように上記複写機1は,操作部104,画像読み取り部110,画像形成部210,機器制御部206,管理部207,ハードディスク(以下略してHDという)208を具備して構成され,更に上記画像形成部210は,メモリ210a,印字部(レーザスキャナユニット(LSU))227を具備して概略構成される。
モード選択手段の一例である上記操作部104は,当該複写機1の上面,或いは正面に設けられる操作パネルであり,該複写機1を,調整作業を行うための調整モードに設定するか,通常のコピーを行うための通常モードに設定するかの切り替え,及び複写枚数の選択,形成される画像の濃淡その他の各種設定を操作/入力する機能を有する入力部104aと,それらの設定情報,或いは種々の動作状況(故障情報,エラーメッセージ等)を表示する表示部104bと,を備えている。
上記画像読み取り部110は,上述したように,載置された原稿に対して不図示である光源から照射された照明光による原稿からの反射光を電気信号へ光電変換するCCD116を備え,該CCD116により光電変換された電気信号を不図示である増幅手段により必要に応じて増幅した後,不図示であるA/D変換によりA/D変換し,原稿の画像データをデジタルデータ(図中では単にデータ)として出力する。
上記画像形成部210は,上記画像読み取り部110から出力されたデジタルデータを取得し,上記メモリ210aに格納する。そして,該画像形成部210は,必要に応じて上記メモリ210aからデジタルデータを順次読み出して上記印字部(LSU)227に入力し,入力されたデジタルデータに応じた静電潜像を不図示である感光体ドラム上に形成する。更には,上述したように,上記感光体ドラム上に形成された該静電潜像を所定の色のトナーによって現像し,現像されたトナー像を記録紙上に転写し,定着させることによりデジタルデータ(元の原稿)に応じた画像を記録紙上に記録再現する。
上記機器制御部206は,不図示であるMPU及びその他周辺機器を具備して構成され,上記管理部207に記憶されているプログラム及びパラメータに従って,上記操作部104によって設定された動作モード(通常モード/調整モード)に応じて上記各部の制御する機能を有すると同時に,上記メモリ210aに格納されたデジタルデータと,上記HD208に予め記憶された所定のテストチャートの画像データを表すパターンデータと,を比較(パターンマッチング)して上記画像読み取り部110に載置されている原稿が所定のテストチャートか否を確認する確認回路(テストチャート確認手段の一例に該当)と,上記操作部104により調整モードに設定され,且つ上記確認回路により所定のテストチャートが使用されていることが確認されたことを前提とし,上記各部を制御し画像を形成する判断回路(再現許可手段の一例に該当)を少なくとも有する。(当該機器制御部206における処理の詳細については後述する)
このような構成により,上記複写機1の調整作業を行うサービスマンが,当該複写機1の調整モードを指定してコピーを実行する際には,上記画像読み取り部110に載置された原稿が所定のテストチャートである場合に限り,コピーを行うことが可能であり,そのコピーされたテストチャートの再現性を確認することで当該複写機1が一定レベル(メーカー補償レベル)以上の品質でコピーできるよう調整されているか否かを判定することができる。
従って,万一,サービスマンが,調整モードを指定したにも拘わらず,誤って所定のテストチャート以外の原稿を載置している場合にはコピーを実行することが不可能となるため,記録紙或いはトナー等の消耗品を浪費することを防止できると共に,所定のテストチャート以外を使用した誤った調整作業がなされることを回避することも可能である。
【0008】
次に,図3を参照しつつ,上記機器制御部206の処理の詳細について説明する。ここで,図3は上記機器制御部206において実行されるプログラム処理の流れの一例を示すフローチャートである。以下,S1,S2・・は処理手順(ステップ)の番号であり,図3に示す番号と対応するものである。
ここで,図3に示すフローチャートの処理を行う前提として,当該複写機1に対して調整作業を行うための調整モード,或いは通常のコピーを行うための通常モードの何れかの運転モードが選ばれているものとする。その選択操作としては,上記入力部104aに,運転モードの切り替えのために独立して設けられたスイッチ(表示部104b上に表示される画面に従って所定のキー操作により選択操作するもの,或いは画面上を直接操作するタッチパネルを含む),若しくは複数のキーを所定の順序に従って押すような暗号(隠しキー)のようなもの(例えば,数字キーと動作開始のボタンとの組み合わせ)として構成すれば,容易で且つ確実に所望の運転モードの選択が行える。
ここでは,通常モードと調整モードとに分けて処理の流れを説明する。
(1)通常モード
上記複写機1に通常のコピーをさせる当該複写機1の使用者は,上述した所定の操作により通常モードに設定した後に,原稿を上記原稿台ガラス111上に載置し,コピーを開始するための所定のスイッチを操作する(S1)。
この場合,通常モードが選択されているので,特に特別な演算処理が実行されることなく,不図示である通常のコピールーチンへ処理が進み(S2のN側,及びS4),上述説明した上記画像読み取り部110,上記画像形成部210その他が統合的に制御され,原稿の画像データに基づいて所定枚数だけ,コピーされる。
(2)調整モード
上記複写機1に対し所定の調整作業例えば,各部に使用されている消耗品の交換,或いは各部の調整作業)を行う際,当該複写機1のサービスマンは,上述した所定の操作により通常モードに設定(第1の工程の一例に該当する)した後で必要な調整作業を行い,その調整作業の完了を確認するため,当該複写機1に使用すべき所定のテストチャートを上記原稿台ガラス111上に載置して複写動作を行わせるための所定のスイッチを操作する(S1)。
この場合,調整モードが選択されているので,テストチャート確認動作へ処理が進む(S2のY側,及びS3)。
具体的には,上記原稿読み取り部110で読み取られ,デジタルデータに変換されたテストチャートの画像データと,予め上記HD208に記憶しておいた所定のパターンデータとを比較(パターンマッチング)処理し,合致した場合には所定のテストチャートが載置されていると判定し(S5のY側),合致しない場合には所定のテストチャート以外のものが載置されていると判定(S5のN側)する(S5が第2の工程の一例に該当する)。
ここで,上記テストチャート確認動作に用いられる所定のテストチャートの一例を図4に示す。このように,テストチャートRは,所定の図柄,文字,或いは線分等を組み合わせたものであり,当該複写機1が所定の品質レベル以上の画像を複写し得るか否かを判定するために,その装置毎に用意されるものである。
当該ステップS3におけるパターンマッチングの手法としては,テストチャート全体を読み込み,画像データ全体をパターンマッチングすれば正確に所定のテストチャートか否かを正確に判定できる。
しかしながら,図4に示すようにテストチャートRの縁部には位置確認用その他の目的でテストチャート特有の線分(図中にはR1で示す)が設けられるため,その線分を含む領域のみで所定のテストチャートとのパターンマッチングを行い,所定のテストチャートか否かを判定するようにすれば,当該ステップS3における演算処理の簡略化,高速化を図ることが可能となると共に,上記HD208に予め記憶しておくべき所定のパターンデータのデータ量を小さくでき,メモリの削減も可能である。無論,パターンマッチング用に特定の符号(図中にはR2で示す)を特定の位置に設け,その符号を含む領域のみで所定のテストチャートとのパターンマッチングを行うことも可能である。
このようなパターンマッチングにより,所定のテストチャートが載置されていない(誤ったテストチャートが載置されている場合を含む)と判定された場合(S5のN側)には,無用な複写動作を防止するために,上記表示部104bに,例えば「テストチャートを載置して下さい」のようなメッセージを表示してサービスマンに対して誤操作を報知するすると共に,所定のテストチャートに置き換えることを促した後,処理を再度S1へ帰す(S7)。
一方,所定のテストチャートが載置されていると判定された場合には,当該複写機1の確認動作へ処理が移る(S5のY側,及びS6であり,第3の工程の一例に該当する)。
具体的には,上記画像形成部210におけるトナーの有無や,上記給紙機構211における用紙の有無その他,当該複写機1が複写動作を行う上で障害となるものが無いことを確認し,何も障害が無い場合には調整モードにおけるコピーを実行(S8のY側,及びS9)し,何らかの障害がある場合(S8のN側)には,上記操作部104における上記表示部104bに,その障害に応じ,例えば「トナーが有りません」のような所定のメッセージを表示してサービスマンに対して対応を促し(S10,及びS11のN側)た後,障害が解除された段階で処理を再度S1へ帰す(S11のY側)。
そして,上記表示部104bにおけるメッセージの表示はサービスマンによる対処が行われるまで表示され続け(S11のN側),好適な対処がなされた後には表示を停止すると共に,処理は再度S1へと帰す。
尚,上記説明においては,上記ステップS5或いは上記ステップS8において問題がある(夫々のステップにおけるN側)と判定された場合には,より確実性を高めるという観点でその都度,上記ステップS1へと帰す処理を行っているが,問題が解消された時点で夫々のステップにおけるY側へ処理を進めるようにすることも可能である(図中には破線S7’,S11’)。このような処理にすれば,何度も同じ処理を繰り返すことなく,問題が解消された時点で処理を継続することが可能であり,より操作性(作業効率)に優れたものとできる。
以上の処理により,調整モードに設定されていると判断された場合(S2でYの処理)で且つ,所定のテストチャートが使用されていると判断された場合(S5でYの処理)にのみ,そのテストチャートのコピー動作が行われ,誤ったテストチャートのコピー動作が防止される。
【0009】
【実施例】
上記実施形態では,上記複写機1が自由(無料)に利用できるものであることを前提としているが,例えばコンビニエンスストアや公共施設等に設置され,不特定多数の使用者により使用される複写機では,原稿の複写に対して一定の料金を課し,その複写に対する一連の動作を課金管理する課金管理装置を備えることが一般的である。
そこで,本実施例では,課金管理装置を設けた上記複写機に対して本発明を適用した場合について考える。
そこで,そのような複写機の一例である複写機2を模式的に示すブロックが図5であり,上記実施形態の説明に用いた図2に示すブロック図に対して課金管理装置3を追加した形態であると言える。
ここでは,先ず,上記課金管理装置3の概略構成について説明する。
同図に示すように,上記複写機2と所定の通信回線を介して接続される上記課金管理装置3は,カード投入部301,操作部/表示部302,CPU303,通信部304,メモリ305を具備して構成される。なお,図5に示す本実施例は,プリベートカードにより課金処置を行う形態であるが,無論,課金処理に使用される媒体はプリベートカードに限られるものではなく,例えば直接現金により課金管理するものも当然に考え得る。
上記カード投入部301は,プリベートカードRが投入され,そのプリベートカードRの残高を検出し,その残高を上記CPU303に伝送する機能と共に,課金処理により変更された(減算された)新たな残高を,適宜プリベートカードRに書き込む機能を有する。
上記CPU303は,上記メモリ305に格納されたプログラムを実行することにより,上記上記カード投入部301より受信した残高に基づいて,後述する課金管理に関する所定の処理を行うと共に,上記操作部/表示部302に残高を表示する機能を有する。
上記通信部304は,上記複写機2に設けられた通信部209と課金管理に関する信号の授受を行うものである。
ここで,上記複写機2は,新たに付加された上記課金管理装置3との通信を行う通信部209を設けたこと以外は上記複写機1と同一の構成を有するものであり,基本的動作については上記複写機1と同一であるため,詳細な説明は省略する。
次に,課金管理に関する信号の授受及び信号処理について説明する。
先ず,プリベートカードRが投入された上記カード投入部301は,そのプリベートカードRの現在の残高を検出すると共に,上記CPU303に残高を伝送する。
現在の残高を受信した上記CPU303は,その残高が,コピーに対して課された所定の金額以上であれば,コピーを実行することを許可する許可信号を上記通信部304を介して上記複写機2に送信すると共に,上記操作部/表示部302にその残高を表示する。
一方,上記複写機2は,上記課金管理装置3から発信された許可信号を通信部209を介して受信し,その許可信号を受信した(プリベートカードRに残高がある)場合のみ,複写動作を行う制御機能と同時に,複写動作を実行した場合に複写動作を実行した旨を表す課金信号を上記通信部209を介して上記課金管理装置3に返信する機能を有する。
そして,上記課金管理装置3における上記CPU303は,上記複写機2から発信された課金信号を通信部304を介して受信し,その課金信号に応じてプリベートカードRの残高を減算し,減算された新たな残高をプリベートカードRに書き込む処理を行うと共に,その新たな残高を上記操作部/表示部302に表示する。
このような一連の処理を繰り返すことにより,当該複写機2では,プリベートカードRの残高がある場合に限り,上記複写機2でコピーを行うことが可能となり,当該該複写機2を利用する利用者に対する課金管理を容易で且つ公平に行うことが可能となる。
このような上記課金管理装置3を備えた上記複写機2に対して,本発明を適用した場合の,上記複写機2における上記機器制御部206での処理の流れを図6に示す。ここで,図6は,上記機器制御部206において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートであって,S1,S2・・は処理手順(ステップ)の番号である。
同図より明らかなように,図6のフローチャートは図3に示すフローチャートに対し,上記課金管理装置3から受信する課金管理処理を行うステップS2’を追加したものであるため,ここではその部分についてのみ説明し,その他の部分については説明を省略する。
本ステップS2’は,上記課金管理装置3から受信する許可信号に応じて切り替える判定回路であり,許可信号を受信した(プリベートカードRに残金がある)場合(S2’のY側)にのみ,通常のコピールーチン(S4)に進むことを許可するものである。このように,課金管理に係る処理は,通常モードが選択された場合にのみ機能するようにプログラムが構成されている。
即ち,調整モードが選択されている場合の処理は,上記実施形態と同様であり,上記課金管理装置3から受信する許可信号に関係なくコピーすることが可能であるものの,そのコピーできる原稿は所定のテストチャートに限られ,所定のテストチャート以外の原稿(所定のテストチャート以外のテストチャートも含む)をコピーすることは不可能である。
このように,本発明は,課金管理装置を設けた複写機に対しても互いの処理に影響を及ぼすことなく適用可能であり,課金管理が必要な通常モードでのコピーに対しては確実な課金処理を実施すると共に,課金管理が不要な調整モードでのコピーについては,所定のテストチャートについてのみ可能とし,サービスマンによる調整作業での消耗品の無駄な浪費を防止するという上記実施形態同様の効果を期待することができる。
更に,本実施例によれば,調整モードを選択した場合には所定のテストチャートしか印刷できないため,万一,当該複写機2の使用中に誤って調整モードが設定された場合にも,所定のテストチャート以外の原稿をコピーできないため,課金処理されることなく任意の原稿を無料でコピーされるといったトラブル(損害)を未然に防ぎ得るという副次的な効果を奏する。
尚,本発明が対象とする画像形成装置には,実施形態及び実施例において述べた複写機以外に,プリンタ,ファクシミリ等も含まれることは当然である。
【0010】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明によれば,サービスマンが画像形成装置に対して調整作業を行う状況において,テストチャートのコピーを行う際には,サービスマンによる調整モードの設定という条件と,所定のテストチャートが使用されているという条件が共に満足されていることを前提としてコピー動作が実行される。
従って,誤ったテストチャートをコピーするといった記録用紙,或いはトナー等の消耗品の浪費,或いは無駄な作業を防止しつつ調整作業が行えることに加え,その構成についても,従来構成に対して新たな構成要素を付加することなく,新たな処理回路(プログラム)を追加するだけで簡略且つ安価に実現可能である点でも優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデジタルカラー複写機の概略構成図。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るデジタルカラー複写機のブロック図。
【図3】本発明の実施形態に係るデジタルカラー複写機の処理の流れを示すフローチャート。
【図4】テストチャートの一例を示す図。
【図5】本発明のその他の実施例に係るデジタルカラー複写機のブロック図。
【図6】本発明のその他の実施例に係るデジタルカラー複写機の処理の流れを示すフローチャート図。
【符号の説明】
1   …デジタルカラー複写機
2   …デジタルカラー複写機
3   …課金管理装置
L   …反射光の経路
P   …用紙
T   …用紙トレイ
Pa〜d …画像ステーション
R   …テストチャート
R1  …位置確認用の線分
R2  …パターンマッチング用のマーク
104 …操作部
104a…入力部
104b…表示部
110 …画像読み取り部
111 …原稿台
112 …両面自動原稿送り装置
113 …第1の原稿走査体
113a…露光ランプ
113b…第1ミラー
114 …第2の原稿走査体
114a…第2ミラー
114b…第3ミラー
115 …光学レンズ
116 …CCDラインセンサ206 …機器制御部
207 …管理部
208 …ハードディスク
209 …通信部
210 …画像形成部
210a…メモリ
211 …給紙機構
212 …レジストローラ
213 …転写搬送ベルト機構
214 …駆動ローラ
215 …従動ローラ
216 …転写搬送ベルト
217 …定着装置
218 …搬送方向切り換えゲート
219 …排出ローラ
220 …排紙トレイ
221 …スイッチバック搬送経路
222a〜d …感光体ドラム
223a〜d …帯電器
224a〜d …現像装置
225a〜d …転写用放電器
226a〜d …クリーニング装置
227a〜d …印字部(レーザスキャナユニット(LSU))
228 …用紙吸着用(ブラシ)帯電器
229 …除電器
240a〜d …ポリゴンミラー(偏向装置)
241a〜d …fθレンズ
242a〜d …ミラー
243a〜d …ミラー
301 …カード投入部
302 …操作部/表示部
303 …CPU
304 …通信部
305 …メモリ
S1,S2,…処理手順(ステップ)の番号

Claims (3)

  1. 原稿から画像データを読み取る画像読み取り部と,該画像読み取り部により読み取られた画像データに基づいて原稿を記録再現する画像形成部とを具備する画像形成装置の画像形成方法において,
    上記画像形成装置を所定の調整作業を行う調整モードに設定する第1の工程と,
    上記調整作業に使用すべき所定のテストチャートが使用されていることを確認する第2の工程と,
    上記第1の工程における調整モードへの設定と,上記第2の工程における上記所定のテストチャートが使用されていることの確認とを前提として,上記画像形成部により上記所定のテストチャートを記録再現する第3の工程と,
    を具備してなることを特徴とする画像形成方法。
  2. 原稿から画像データを読み取る画像読み取り部と,該画像読み取り部により読み取られた画像データに基づいて原稿を記録再現する画像形成部とを具備する画像形成装置において,
    上記画像形成装置を所定の調整作業を行う調整モードに設定するモード設定手段と,
    上記調整作業に使用すべき所定のテストチャートが使用されていることを確認するテストチャート確認手段と,
    上記モード設定手段における調整モードへの設定と,上記テストチャート確認手段における所定のテストチャートが使用されていることの確認とを前提として,上記画像形成部により上記所定のテストチャートを記録再現する再現許可手段と,
    を具備してなることを特徴とする画像形成装置。
  3. 上記画像形成装置により原稿を記録再現する一連の動作を課金管理する課金管理装置を更に具備し,
    上記モード設定手段における調整モードへの設定と,上記テストチャート確認手段における所定のテストチャートが使用されていることの確認とを前提として,
    上記課金管理装置における課金処理を行わないようにする請求項2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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