JPH11308175A - 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、提供媒体、並びに伝送システム - Google Patents

送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、提供媒体、並びに伝送システム

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JPH11308175A
JPH11308175A JP10111683A JP11168398A JPH11308175A JP H11308175 A JPH11308175 A JP H11308175A JP 10111683 A JP10111683 A JP 10111683A JP 11168398 A JP11168398 A JP 11168398A JP H11308175 A JPH11308175 A JP H11308175A
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民平 平松
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紀郎 岡田
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    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/114Indoor or close-range type systems
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  • Optical Communication System (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線の制約なしに、受信側が要求する、また
は受信側の状態に適した、多数のチャンネルで供給され
た信号を、伝送する。 【解決手段】 ODサーバ11−1乃至11−i、エン
コーダ12−1乃至12−j、NODサーバ13、並び
にCPU16−2および16−3は、制御情報と共に音
声データ、文字データ、リモコンデータを供給する。送
信機21は供給された制御情報と音声データ等をQPS
K変調する。赤外線エミッタ22は変調された信号に基
づき変調赤外線を出力する。受信装置2は、送信装置1
からの変調赤外線から、音響を再生し、文字を表示する
とともに、リモコンデータに対応した信号を赤外線で送
信装置1に送信する。赤外線ディテクタ24は、受信装
置2が出力した変調赤外線を受光する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信装置、送信方
法、受信装置、受信方法、提供媒体、並びに伝送システ
ムに関し、特に、受信側が要求する、または受信側の状
態に適した、多数のチャンネルで供給された信号を、赤
外線で伝送する送信装置、送信方法、受信装置、受信方
法、提供媒体、並びに伝送システム。
【0002】
【従来の技術】従来の、例えば会議システム、語学学習
(LL)システム、または案内システムなどから送信さ
れる音声信号や関連する文字などを表示する為の信号な
どを、例えば、イヤホンやヘッドフォン等の音響機器、
または表示装置に伝送する場合に、それらの機器間をケ
ーブルなどの物理的な伝送線で接続することが一般的に
必要である。しかしながら、多数の参加者のある会議に
用いられる会議システムでは、参加者の数だけの多数の
配線が必要となる。また、同様に多数のユーザが用いる
LLシステムでも、配線が多量に必要で、これらのシス
テムを設置するための、専用の会議場や専用の教室など
が必要となり、一度会議システムまたはLLシステムを
設置すると、容易に移動はできない。
【0003】更に、1つの音声ソースをエンドレスで繰
り返し再生する案内システムでは、ヘッドフォン等を介
して使用する場合には、そのユーザの行動が、配線によ
って制約される。また、配線を伴うこのような案内シス
テムでは、システムの設置場所に一定以上のスペースが
必要である、同時に使用するユーザ数が配線の長さによ
り制約される、美観への影響が大きい等、制約が大き
い。他方、スピーカを使用したPA(Public Address)装
置を使用した案内システムの場合、スピーカから出力さ
れる音声の干渉によって、再生される音声情報のチャン
ネルは制限され、チャンネルの選択ができたとしても一
定以上の距離が必要であるなど物理的な制限が伴うのが
通常である。その為、このようなユーザは何時でもその
説明の最初から、または他の任意の箇所から聞くことが
できるとは限らず、再生途中から聞き始めた場合は、説
明が一度終了して所望の箇所に戻るまでの時間を必要と
する。
【0004】ここで、ユーザ側の音響機器または表示装
置に信号を送る配線の他、ユーザの欲する情報を伝送す
るチャンネルを選択する選択信号などを信号供給側に送
る配線が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の会
議システム、語学学習システム、または案内システム
は、ユーザの数だけ配線を必要とし、システムそのもの
も高価となり、設置や変更に多数の労力を必要とされ、
更には、ユーザの行動が制限されるという課題があっ
た。
【0006】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、配線の制約なしに、受信側が要求する、
または受信側の状態に適した、多数のチャンネルで供給
された信号を、伝送することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の送信装
置は、信号を供給する供給手段と、供給手段より供給さ
れた信号に基づいて、赤外線を出力する出力手段と、受
信装置が出力した赤外線を受光する受光手段とを備える
ことを特徴とする。
【0008】請求項5に記載の送信方法は、信号を供給
する供給ステップと、供給ステップより供給された信号
に基づいて、赤外線を出力する出力ステップと、受信装
置が出力した赤外線を受光する受光ステップと、受光ス
テップより出力される信号を復調する復調ステップとを
含むことを特徴とする。
【0009】請求項6に記載の提供媒体は、信号を供給
する供給ステップと、供給ステップより供給された信号
に基づいて、赤外線を出力する出力ステップと、受信装
置が出力した赤外線を受光する受光ステップと、受光ス
テップより出力される信号を復調する復調ステップとを
含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプ
ログラムが記録されていることを特徴とする。
【0010】請求項7に記載の受信装置は、赤外線を受
光する受光手段と、受光手段より出力される信号を復調
する復調手段と、復調手段より出力された信号を選択す
る選択手段と、復調手段により出力された信号に対応し
て、送信装置に赤外線で信号を出力する赤外線出力手段
とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項11に記載の受信方法は、赤外線を
受光する受光ステップと、受光ステップより出力される
信号を復調する復調ステップと、復調ステップより出力
された信号を選択する選択ステップと、復調ステップに
より出力された信号に対応して、送信装置に赤外線で信
号を出力する赤外線出力ステップとを含むことを特徴と
する。
【0012】請求項12に記載の提供媒体は、赤外線を
受光する受光ステップと、受光ステップより出力される
信号を復調する復調ステップと、復調ステップより出力
された信号を選択する選択ステップと、復調ステップに
より出力された信号に対応して、送信装置に赤外線で信
号を出力する赤外線出力ステップとを含む処理を実行さ
せるコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録さ
れていることを特徴とする。
【0013】請求項13に記載の伝送システムは、送信
装置は、複数のチャンネルの信号を供給する供給手段
と、供給手段より供給された信号に基づいて、赤外線を
出力する第1の出力手段と、受信装置が出力した赤外線
を受光する第1の受光手段とを備え、受信装置は、第1
の出力手段が出力した赤外線を受光する第2の受光手段
と、第2の受光手段より出力される信号を復調する復調
手段と、復調手段より出力された信号を選択する選択手
段と、復調手段より出力された信号に対応して、送信装
置に赤外線信号を出力する第2の出力手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項1に記載の送信装置、請求項5に記
載の送信方法、請求項7に記載の受信方法、請求項11
に記載の送信方法、請求項6および12に記載の提供媒
体、並びに請求項13に記載の伝送システムにおいて、
送信側は、供給された信号を赤外線にて出力し、受信側
より出力された赤外線を受光する。受信側は、受光した
赤外線に含まれる信号に対応して送信側に赤外線で信号
を出力する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0016】すなわち、請求項1に記載の送信装置は、
信号を供給する供給手段(例えば、図1のODサーバ1
1−1乃至11−i)と、供給手段より供給された信号
に基づいて、赤外線を出力する出力手段(例えば、図1
の赤外線エミッタ22)と、受信装置が出力した赤外線
を受光する受光手段(例えば、図1の赤外線ディテクタ
24)とを備えることを特徴とする。
【0017】請求項7に記載の受信装置は、赤外線を受
光する受光手段(例えば、図18の赤外線ディテクタ5
1)と、受光手段より出力される信号を復調する復調手
段(例えば、図18の受信機52)と、復調手段より出
力された信号を選択する選択手段(例えば、図18のゲ
ート54)と、復調手段により出力された信号に対応し
て、送信装置に赤外線で信号を出力する赤外線出力手段
(例えば、図18の赤外線エミッタ61)とを備えるこ
とを特徴とする。
【0018】請求項13に記載の伝送システムは、送信
装置は、複数のチャンネルの信号を供給する供給手段
(例えば、図1のODサーバ11−1乃至11−i)
と、供給手段より供給された信号に基づいて、赤外線を
出力する第1の出力手段(例えば、図1の赤外線エミッ
タ22)と、受信装置が出力した赤外線を受光する第1
の受光手段(例えば、図1の赤外線ディテクタ24)と
を備え、受信装置は、第1の出力手段が出力した赤外線
を受光する第2の受光手段(例えば、図18の赤外線デ
ィテクタ51)と、第2の受光手段より出力される信号
を復調する復調手段(例えば、図18の受信機52)
と、復調手段より出力された信号を選択する選択手段
(例えば、図18のゲート54)と、復調手段より出力
された信号に対応して、送信装置に赤外線信号を出力す
る第2の出力手段(例えば、図18の赤外線エミッタ6
1)とを備えることを特徴とする。
【0019】本発明に係る送信装置からの複数のチャン
ネルを有する音声信号や関連する文字などの信号は、赤
外線を利用した光伝送信号により、1または複数の受信
装置に送られ、各受信装置からの音声のチャンネルの選
択や受信装置自身の状態を示す信号も、赤外線を利用し
た光伝送信号により送信装置に送られる。図1は、本発
明の送信装置の一実施の形態の構成を示すブロック図で
ある。OD(On-Demand)サーバ11−1乃至11−i
は、音声データを蓄積し、その蓄積した音声データを、
音声データの構造等を示す所定の制御情報と共にマルチ
プレクサ14−1に供給するようになされている。エン
コーダ12−1乃至12−jは、外部からアナログの音
声信号を入力し、所定の形式のデジタルデータに変換
し、所定の制御情報と変換した音声のデータをマルチプ
レクサ14−1に供給するようになされている。NOD
(Near-On-Demand)サーバ13は、音声データを蓄積
し、m数の出力系統から、制御情報と音声データからな
るNODデータを、マルチプレクサ14−2に供給する
ようになされている。
【0020】マルチプレクサ14−1は、ODサーバ1
1−1乃至11−iおよびエンコーダ12−1乃至12
−jからの複数のデータ系列を入力し、CPU(Centra
l Processing Unit)16−1からの信号によって、1つ
のデータ系列を選択して出力するようになされている。
マルチプレクサ14−1の出力は、マルチプレクサ14
−3に供給されるようになされている。マルチプレクサ
14−2は、NODサーバ13からの複数のデータ系列
の入力から、CPU16−1からの信号によって、1つ
のデータ系列を選択して出力するようになされている。
マルチプレクサ14−2の出力は、マルチプレクサ14
−3に供給するようになされている。
【0021】CPU16−2は、外部からの蓄積モード
文字データと実時間表示モード文字データを入力し、マ
ルチプレクサ14−3に文字データを供給するようにな
されている。ここで、蓄積モード文字データは、受信装
置2−1乃至2−k(以下、受信装置2−1乃至2−k
を個々に区別する必要がない場合、単に受信装置2と記
述する)内に、一度文字データ全体が蓄積され、一括し
て表示される文字データである。他方、実時間表示モー
ド文字データは、受信装置2で、映画の字幕のように連
続して実時間で順次送信され、順次表示される文字デー
タである。CPU16−1からの文字データの出力を要
求する信号と送信のタイミングを示す信号が、CPU1
6−2に供給するようになされている。CPU16−3
は、外部からのリモコンデータを入力し、マルチプレク
サ14−3にリモコンデータを供給するようになされて
いる。CPU16−1からのリモコンデータを要求する
信号と送信のタイミングを示す信号が、CPU16−3
に供給するようになされている。
【0022】マルチプレクサ14−3からデータブロッ
ク出力は、送信機21に供給するようになされている。
CPU16−1からのソース情報出力は、送信機21に
供給するようになされている。送信機21から、マルチ
プレクサ14−1乃至14−3、CPU16−2、およ
びCPU16−3の信号出力のタイミングをコントロー
ルするための、ブロックインデックス信号およびデータ
クロック信号の出力が、CPU16−1に供給するよう
になされている。
【0023】送信機21からの変調された信号の出力
は、赤外線エミッタ22に供給するようになされてい
る。すなわち、所定の副搬送波を、例えばQPSK(Qua
draturePhase Shift Keying)変調や、TCM(Trellis C
oded Modulation)変調と8PSK(Eight Phase Shift K
eying)変調とを組み合わせた位相偏移変調(デジタル位
相変調)し、これにより得られるRF(Radio Frequenc
y)信号である変調信号を赤外線エミッタ22に出力す
る。
【0024】赤外線エミッタ22は、例えば増幅回路、
発光ダイオード(またはレーザダイオード)、レンズ、
および光フィルタなどから構成される赤外線の発光器
で、送信機21からの変調信号に基づいて赤外線を発光
し、これにより、主搬送波たる赤外線を変調した変調赤
外線を出力する。この変調赤外線は、空間を伝搬して、
受信装置2で、受光される。ここで、EIAJのCP−
1205およびIEC−1603によれば、赤外線によ
る音声信号(音響信号)の伝送には、2MHz乃至6M
Hzの周波数帯域が割り当てられている。この周波数帯
域のうち、2MHz乃至3MHzは、現在、主として、
アナログ音響信号の伝送に使用されているので、本実施
の形態では、送信装置1からの、信号は、例えば3MH
z乃至6MHzの周波数帯域を、伝送帯域として送信さ
れるようになされている。
【0025】赤外線ディテクタ24は、受信装置2から
出力されて、空間を伝搬してきた、変調赤外線を受光す
るようになされている。赤外線ディテクタ24は、例え
ば光フィルタ、レンズ、フォトダイオード(またはフォ
トトランジスタ)などから構成される赤外線の受光器
で、受光した赤外線に対応する信号(受信信号)を出力
するようになされている。従って、この場合、赤外線デ
ィテクタ24からは、変調赤外線に対応する信号、即
ち、受信装置2から出力された変調信号に相当するRF
信号が出力される。ここで、受信装置2では、出力信号
を、455KHzを副搬送波としたASK(Amplitude S
hift Keying)変調して、主搬送波たる赤外線を変調した
変調赤外線として出力する。
【0026】受信機23は、赤外線ディテクタ24から
出力された変調信号を供給されるようになされている。
受信機23は、供給された変調信号を復調し、CPU1
6−1およびCPU16−4に供給するようになされて
いる。ここで、送信装置1から出力される変調赤外線と
受信装置2から出力される変調赤外線は、副搬送波の周
波数と変調方式が異なる為、赤外線同士の干渉による信
号の誤り発生はない。
【0027】CPU16−4のODサーバを制御する信
号出力は、ODサーバ11−1乃至11−iに供給され
るようになされている。
【0028】図2に送信機21から出力される、ブロッ
クインデックス信号の波形の例を示す。各サーバやエン
コーダからのデータを含むデータブロック、およびデー
タブロックの形式などを示すソース情報は、ブロックイ
ンデックス信号に同期して、4ms毎に送信器21に入
力され、受信装置2に送信される。
【0029】図3は、マルチプレクサ14−3から送信
機21に供給されるデータブロック構成の例を示す図で
ある。1つのデータブロックは1536タイムスロット
からなり、それぞれのタイムスロットには、1バイトの
データが挿入される。1データブロックは、ブロックイ
ンデックス信号の間に、送信機21から供給されるデー
タクロック信号に同期した各タイムスロット毎に、送信
機21に読み込まれる。
【0030】図4は、CPU16−1から送信器21に
供給されるソース情報の構成の例を示す図である。1つ
のソース情報は40バイトからなる。1ソース情報は、
ブロックインデックス信号の間に、送信機21から供給
されるデータクロック信号に同期して、1バイト毎に送
信機21に読み込まれる。
【0031】図5は、データブロック内のデータ配列の
概略の構成を示す図である。各タイムスロットは、伝送
される各々のチャンネルの音声信号あるいは文字表示な
どに必要なビットレートを満足するように割り当てられ
る。すなわち、各チャンネル毎に必要なタイムスロット
数が割り当てられる。この各チャンネル毎の占有スロッ
ト数は、その他の情報と共にソース情報に記憶される。
各チャンネルのデータは、先頭に1乃至2バイトからな
る制御情報を付加され、スロット内に配置される。制御
情報とデータをあわせたブロック内の送信単位を、セグ
メントと呼ぶ。
【0032】図5に示した例では、音声1チャンネルの
セグメント、音声2チャンネルのセグメント、・・・、
NOD音声のセグメント、・・・、文字データ1、文字
データ2、リモコンデータ1、リモコンデータ2の順に
ブロック内に配置される。1ブロックで送信されるデー
タが、1536タイムスロット以下しか必要としない場
合、ブロックの後部にデータを挿入しない空きスロット
ができる。このように、各々のチャンネルの音声データ
あるいは文字表示データは、占有タイムスロット数を単
位として、4ms毎に送信される。
【0033】図6は、NOD音声メッセージの構成を示
す図である。NODサーバ13から出力されるNOD音
声メッセージは、N個のNODブロックに分割され、そ
の先頭からNODブロック1、NODブロック2、・・
・、NODブロックNとされる。音声として出力される
際のチャンネルは、チャンネル1にNODブロック1の
音声が、チャンネル2にNODブロック2の音声が、チ
ャンネル3にNODブロック3の音声が、以後同様にチ
ャンネルNまで割り付けられる。NOD音声データの1
セグメントは、各NODブロックの先頭から、所定かつ
各NODブロックに共通の時間だけ経過した、NODブ
ロック1乃至Nの全ての4msの時間の音声データを受
信装置2に供給する。
【0034】図7は、ソース情報内の、図5のデータブ
ロックの先頭に挿入された、音声チャンネルデータに対
する部分の構成を示す図である。ソース情報の最初のバ
イトのLSB(Least Significant Bit)側の連続した2
ビットは、カテゴリフラグで、送信データの分類を示
す。カテゴリフラグが、00のとき、そのソース情報は
音声チャンネルの情報で、3バイトからなることを示
す。最初のバイトの他の6ビットは、多チャンネル音声
の1チャンネル当たりの占有タイムスロット数を示す。
データブロックの伝送頻度は、1秒間に250回である
から、1スロット(8ビット)当たり、2Kbpsの速
度でデータ転送が可能である。6ビットの幅を有する占
有タイムスロット数は、1乃至64までのタイムスロッ
トを指定可能であるから、送信装置1は、2乃至128
Kbpsの音声データを送信できる。
【0035】2バイト目のLSB側の連続した5ビット
は、符号化方式を示し、32種類の符号化形式から選択
される。2バイト目の残りの3ビットと3バイト目は、
音声チャンネルの数を示す。音声チャンネル数は11ビ
ットで示されるので、最大2048チャンネルまで指定
が可能であるが、タイムスロット数が1536なので、
制御情報を考慮すると、実質最大768チャンネルの音
声が送信可能である。
【0036】図8は、ソース情報内のNOD音声データ
に対する部分の構成を示す図である。最初のバイトのL
SB側の連続した2ビットは、カテゴリフラグで、01
のとき、そのソース情報はNOD音声の情報で、3バイ
トからなることを示す。最初のバイトの他の6ビット
は、NOD音声の1NODブロック当たりの占有タイム
スロット数を示す。2バイト目のLSB側の連続した5
ビットは、符号化方式を示し、32種類の符号化形式か
ら選択される。2バイト目の残りの3ビットと3バイト
目は、NODブロックの数を示す。最大のNODブロッ
ク数は、最大2048ブロックまで指定が可能である
が、タイムスロット数が1536なので、制御情報を考
慮すると、実質最大1534NODブロックが送信可能
である。
【0037】図9は、文字データについてのソース情報
の構成を示す図である。最初のバイトのLSB側の連続
した2ビットは、カテゴリフラグで、10のとき、その
ソース情報は文字データの情報で、1バイトからなるこ
とを示す。他の6ビットは、文字データの占有タイムス
ロット数を示す。
【0038】図10は、リモートコントロールデータに
対する部分のソース情報の構成を示す図である。最初の
バイトのLSB側の連続した2ビットは、カテゴリフラ
グで、11のとき、そのソース情報はリモートコントロ
ールデータの情報で、1バイトからなることを示す。他
の6ビットは、リモートコントロールデータの占有タイ
ムスロット数を示す。
【0039】図11は、音声チャンネルの1セグメント
内の構成を示す図である。制御情報は、先頭のタイムス
ロットに挿入され、そのMSB(Most Significant Bit)
側の連続した2ビットに、FRID(Frame ID)が配置さ
れ、その他の6ビットに有効データ長が配置される。F
RIDは、00のとき送信される音声データがフレーム
構造をとらないことを示す。FRIDが、00以外の値
をとるとき、音声データはフレーム構造化されているこ
とを示す。音声データが、フレーム構造化されている場
合には、受信機で音声をデコードするために、フレーム
単位を認識する必要がある。FRIDは、01のときセ
グメントはフレームの先頭であることを、10のときセ
グメントはフレームの中間であることを、11のときセ
グメントはフレームの末尾であることを表す。
【0040】音声データの転送速度が2Kbpsの整数
倍でない場合は、タイムスロット数が、整数にならな
い。有効データ長は、これを調整するための情報を有
し、ブロック単位で、この値によってセグメント内の有
効タイムスロット数を可変できる。
【0041】図12は、NOD音声データの1セグメン
ト内の構成を示す図である。NOD音声データの1セグ
メントは、2タイムスロットを占有する制御情報とNO
Dチャンネル1乃至Nそれぞれの音声を構成するNOD
CH 1データ乃至NODCH Nデータから成る。
制御情報の1バイト目は、FRIDと有効データ長から
なる。FRIDは、音声チャンネル場合と同じであるの
で、説明を省略する。有効データ長は、音声チャンネル
の場合と同じで、NOD CH1データ乃至NOD C
H Nデータに共通する。
【0042】制御情報の2バイト目のMSB側の連続し
た2ビットに、NODID(NOD Block ID)が配置され、
その他の6ビットは使用しない。NODIDは、01の
ときセグメントはNODブロックの先頭であることを、
10のときセグメントはNODブロックの中間であるこ
とを、11のときセグメントはNODブロックの末尾で
あることを表す。NODIDでは、00は使用しない。
制御情報の次のタイムスロットから、NODブロック1
データ乃至Nデータは、ブロックの番号の順に、すなわ
ち、NODブロック1データ、NODブロック2デー
タ、NODブロック3データ、・・・のように、各タイ
ムスロットに挿入される。
【0043】図13は、データブロック内の文字データ
の構成を示す図である。LSBには、VLD(valid/inv
alid)の情報が記憶される。1文字当たりの16ビット
である場合に、4つのデータブロックで1文字伝送され
ることになり、受信機2は、1秒間に62文字表示でき
る。実時間表示文字データを転送する場合、文字が次々
と入れ替わる為、毎秒62文字の表示では早すぎてユー
ザが文字を識別できない。そこで、VLDが0のとき、
文字データは無効であり、1のとき文字データは有効で
あるとして、文字データの転送速度の調整のために使用
される。また、蓄積モード文字データを転送する場合、
VLDが1のとき、文字データの始まりであることを示
す。
【0044】下位から2ビット目RT(Real Time)は、
0のとき文字データが蓄積モードであり、1のとき実時
間表示モードであることを示す。下位から3ビット目P
/S(Pararell/Serial)は、0のとき文字データがニブ
ル単位での伝送であることを示し、1のとき4系統の1
ビット直列伝送であることを示す。下位から4ビット目
CSY(Character Sync)は、文字データに対する同期信
号である。下位から5ビット目乃至8ビット目は、文字
データが挿入される。
【0045】図14は、データブロック内のリモコンデ
ータの構成を示す図である。リモコンデータは2バイト
で構成され、最初のバイトおよび次のバイトの下位2ビ
ットの計10ビットはDST(Destination)番号を表
す。DST番号は、遠隔操作の対象である受信装置2を
特定する番号である。2バイト目の上位6ビットは、O
P(Operation Code)で、受信装置2に対する操作の種類
を示す。例えば、受信装置2に、自身の状態を示す信号
を発生させる操作がある。
【0046】図15は、図1の送信機21の構成例を示
している。マルチプレクサ14−3からのデータブロッ
クの信号、およびCPU16−1からのソース情報の信
号は、入力I/F回路31に入力されるようになされて
いる。入力I/F回路31は、データブロック信号およ
びソース情報信号から、そのデータクロックを抽出し、
入力回路32に出力する。入力回路32は、データクロ
ックを伝送チャンネルクロック生成回路33に供給す
る。伝送チャンネルクロック生成回路33は、例えばP
LL(Phase Lock Loop)回路、分周回路、逓倍回路な
どから構成され、入力回路32からのデータクロックの
5/4倍の周波数の伝送チャンネルクロックを生成す
る。この伝送チャンネルクロックは、伝送フォーマット
生成回路36および変調回路37に供給され、これによ
り、伝送フォーマット生成回路36および変調回路37
は、伝送チャンネルクロックに対応して動作する。
【0047】その結果、変調回路37からは、伝送チャ
ンネルクロックのタイミングで、変調信号が出力され
る。即ち、変調信号は、データブロック信号およびソー
ス情報信号のデータクロックの5/4倍の周波数に相当
する伝送速度で伝送されることとなり、送信機21か
ら、赤外線エミッタ22を介して、受信装置2に伝送さ
れるデータの伝送レートと、データブロックとソース情
報のデータレートとの比は、5/4となる。なお、変調
回路37において、例えば、QPSK変調が行われると
した場合、即ち、伝送フォーマット生成回路36から出
力される、データブロックを含むデータを2ビット単位
にしたシンボルに対し、ディジタル位相変調が施される
とした場合、伝送チャンネルクロックの周波数が、デー
タクロックの5/4倍の周波数となっているときには、
その周波数は、シンボルクロック(シンボルレート)の
5/8(=5/4×1/2)倍にもなっている。
【0048】入力I/F回路31は、上述したように、
入力されたデータブロック信号とソース情報信号からデ
ータクロックを抽出する他、そのデータブロックとソー
ス情報を所定のフォーマットに変換し、入力回路32に
出力する。入力回路32は、入力I/F回路31から所
定のフォーマットに変換されたデータブロックとソース
情報を受信すると、それを、適宜、バスを介してバッフ
ァ回路34に出力する。バッファ回路34は、入力回路
31からのデータブロックとソース情報を、1バイト単
位で記憶するようになされている。即ち、バッファ回路
34は、例えば図16に示すように、データブロックを
1バイト単位で、L方向(左から右方向)に記憶してい
き、48バイトのデータブロックを記憶すると、その1
段下に、やはり1バイト単位で、L方向にデータブロッ
クを記憶していく。そして、その段に、48バイトのデ
ータブロックを記憶すると、さらに、その下の段に、1
バイト単位でデータブロックを記憶していき、以下、M
方向(上から下方向)に、32バイトのデータブロック
が記憶されるまで、同様の処理を繰り返す。
【0049】即ち、バッファ回路34のアドレス(メモ
リアドレス)を、LおよびM方向の座標(L,M)で表
し、その最も左上のアドレスを(0,0)として、左方
向または下方向に、LまたはM座標がそれぞれ増加して
いくものとすると、入力回路32からのデータブロック
は、次のような順序(書き込み順序)で、バッファ回路
34に書き込まれる。
【0050】 (0,0),(1,0),(2,0),・・・,(46,0),(47,0), (0,1),(1,1),(2,1),・・・,(46,1),(47,1), (0,2),(1,2),(2,2),・・・,(46,2),(47,2), ・ ・ ・ ・ ・ ・ (0,31),(1,31),(2,31),・・・,(46,31),(47,31),
【0051】以上のようにして、バッファ回路34に
は、データブロックが、記憶される。
【0052】次に、バッファ回路34のその下の段に、
1バイト単位でソース情報を記憶する。すなわち、ソー
ス情報が、アドレス(0,32)から順次、アドレス
(39,32)まで記憶される。更に、入力回路32
は、データブロックが何番目かを示す、8バイトからな
る伝送情報を出力する。バッファ回路34は入力された
伝送情報を、アドレス(40,32)乃至(47,3
2)に書き込む。
【0053】バッファ回路34に、48×33バイトの
データブロック、ソース情報、および伝送情報が記憶さ
れると、パリティ付加回路35は、バッファ回路34か
らバスを介して、音響データを読み出し、その音響デー
タの誤り訂正のための誤り訂正符号(パリティ)(EC
C)を生成する。そして、パリティ付加回路35は、デ
ータブロック、ソース情報、および伝送情報に対し、誤
り訂正符号を付加し、再び、バスを介して、バッファ回
路34に記憶させる。
【0054】即ち、パリティ付加回路35は、図16に
示すように、バッファ回路34から、右斜め下方向(直
線M=Lと平行な方向)に、48バイトのデータブロッ
ク、ソース情報、および伝送情報を読み出し、そのデー
タブロック、ソース情報、および伝送情報に対応する、
例えば10バイトの誤り訂正符号を計算する。そして、
パリティ付加回路35は、48バイトのデータブロッ
ク、ソース情報、および伝送情報を、バッファ回路34
の元の位置に書き込み、さらに、それに続いて、誤り訂
正符号を書き込む。以下、同様の処理を、バッファ回路
34に記憶されているデータブロック、ソース情報、お
よび伝送情報すべてについて繰り返す。
【0055】具体的には、例えば、アドレス(0,0),(1,
1),(2,2),・・・,(31,31),(32,31),(33,0),(34,1),・・
・,(47,14)に記憶されたデータブロック、ソース情報、
および伝送情報が、バッファ回路34から読み出され、
そのデータブロック、ソース情報、および伝送情報に対
する10バイトの誤り訂正符号が計算される。そして、
データブロック、ソース情報、および伝送情報は、上述
と同一のアドレスに記憶され、誤り訂正符号は、アドレ
ス(47,14)の右斜め下方向に続くアドレス(48,15),(49,1
6),(50,17),・・・,(56,23),(57,24)に記憶される。
【0056】次に、アドレス(0,1),(1,2),(2,3),・・
・,(31,32),(32,0),(33,1),(34,2),・・・,(47,15),(4
8,16)に記憶されたデータブロック、ソース情報、およ
び伝送情報が、バッファ回路34から読み出され、その
データブロック、ソース情報、および伝送情報に対する
10バイトの誤り訂正符号が計算される。そして、デー
タブロック、ソース情報、および伝送情報は、上述と同
一のアドレスに記憶され、誤り訂正符号は、アドレス(4
8,16)の右斜め下方向に続くアドレス(49,17),(50,18),
(51,19),・・・,(56,24),(57,25)に記憶される。
【0057】以下、アドレス(0,32),(1,0),(2,1),・・
・,(31,30),(32,31),(33,32),(34,0),・・・,(46,12),
(47,13)に記憶されたデータブロック、ソース情報、お
よび伝送情報に対する誤り訂正符号が、アドレス(48,1
4),(49,15),(50,16),・・・,(56,22),(57,23)に記憶さ
れるまで、同様の処理が繰り返される。
【0058】従って、パリティ付加回路35は、158
4(=48×33)バイトのデータブロック、ソース情
報、および伝送情報に、330(=10×33)バイト
の誤り訂正符号を付加して、1584バイトのデータブ
ロック、ソース情報、および伝送情報と、330バイト
の誤り訂正符号とを1単位に構造化する(伝送フォーマ
ット生成回路15で扱われる単位のデータを生成す
る)。
【0059】なお、本実施の形態では、例えば誤り訂正
符号として、ガロア体G(28)上で定義されたリード
ソロモン(Reed-Solomon)符号が用いられる。また、こ
のリードソロモン符号の符号長は(58,48)などと
されており、その符号長dは11などとされている。但
し、リードソロモン符号の符号長は(58,48)に限
定されるものではなく、例えば、(38,32)その他
などにすることが可能である。
【0060】バッファ回路34に記憶されたデータブロ
ック、ソース情報、および伝送情報すべてに対し、上述
したように誤り訂正符号が付加されると、伝送フォーマ
ット生成回路36は、例えば図16に示すように、バッ
ファ回路34に記憶されたデータを1バイト単位で、ア
ドレス(0,0)から、M方向(上から下方向)に読み出
す。即ち、伝送フォーマット生成回路36は、次のよう
な順序(読み出し順序)でバッファ回路34から、デー
タを読み出す。
【0061】 (0,0),(0,1),(0,2),・・・,(0,31),(0,32), (1,0),(1,1),(1,2),・・・,(1,31),(1,32), (2,0),(2,1),(2,2),・・・,(2,31),(2,32), ・ ・ ・ ・ ・ ・ (57,0),(57,1),(57,2),・・・,(57,31),(57,32)
【0062】このように、誤り訂正符号が付加されたデ
ータブロック、ソース情報、および伝送情報は、バッフ
ァ回路34に対する書き込み順序と異なる読み出し順序
で読み出されることでインターリーブされる。従って、
バーストエラーに対する誤り訂正能力を向上させること
ができる。
【0063】そして、伝送フォーマット生成回路36
は、バッファ回路34に記憶されるデータブロック、ソ
ース情報、伝送情報、および誤り訂正符号のデータ量に
等しいデータ量、即ち、1914(48×33+10×
33)バイトのデータ(図17中、送信ブロック)ごと
に、図17に示すような、受信装置2において同期をと
るための4バイトからなるシンクデータと、必要な情報
が記述された2バイトからなるヘッダとを付加し、伝送
用のフォーマットのデータ(以下、適宜、伝送データと
いう)に変換する。
【0064】なお、シンクとしては、直流分が集中しな
いような、パターンが用いられる。即ち、例えば、変調
回路16においてQPSK変調を行う場合においては、
パートシンクとしては、「01111011111111111111111111
111111」や「01111011011110110111101101111011」など
が、チャプタシンクとしては、「11111111111111111111
111111111111」や「0111101101111011011110111111111
1」などが用いられる。ヘッダには、データブロックで
のタイムスロットの使われ方に関する情報をまとめて格
納する。
【0065】伝送フォーマット生成回路36から出力さ
れた伝送データは、変調回路37に供給され、そこで、
例えばQPSK変調やTCM8PSK変調などの位相偏
移変調される。ここで、変調回路37では、TCM変調
と8PSK変調とを組み合わせた変調ではなく、例え
ば、8PSK変調だけを施すようにすることも可能であ
るが、8PSKだけでは、QPSK変調だけの場合に比
較して、判定すべき情報点どうしの距離が短くなるた
め、エラーレートが増加することになる。そこで、受信
側において、最尤復号を行い、これによりエラーレート
の増加を防止することができるようにするため、8PS
K変調だけでなく、TCM変調をも用いるようにするの
が好ましい。
【0066】図18は、本発明の受信装置2の一実施の
形態の構成を示すブロック図である。送信装置1より出
力されて、空間を伝搬してきた、変調赤外線は、赤外線
ディテクタ51に入力するようになされている。赤外線
ディテクタ51は、図1の赤外線ディテクタ24とおな
じである。赤外線ディテクタ51からは、変調赤外線に
対応する信号、即ち、送信装置1から出力された変調信
号に相当するRF信号が出力される。赤外線ディテクタ
51から出力されたRF信号は、受信機52に供給する
ようになされている。
【0067】図19は、図18の受信機52の構成例を
示している。上述した変調信号は、受信機52の復調回
路51に入力される。復調回路71は、いわゆるコスタ
スループを有する搬送波抽出回路などを含んで構成さ
れ、変調信号をQPSK復調やTCM8PSK復調等の
位相復調をし、これにより、図17で説明したフォーマ
ットの伝送データを再生する。この伝送データは、伝送
チャンネルクロック再生回路72および伝送フォーマッ
ト再生回路74に供給される。
【0068】伝送チャンネルクロック再生回路72は、
復調回路71からの伝送データに基づいて、伝送チャン
ネルクロックを再生し、復調回路71、データクロック
再生回路73、伝送フォーマット再生回路74、および
周波数チェック回路78に供給する。これにより、復調
回路71および伝送フォーマット再生回路74では、伝
送チャンネルクロックにしたがって、処理が行われる。
【0069】データクロック再生回路73は、例えばP
LL回路、分周回路および逓倍回路などによって構成さ
れており、伝送チャンネルクロック再生回路72からの
伝送チャンネルクロックに基づき、その周波数を4/5
倍したクロック、即ち、データブロック、およびソース
情報のデータクロックを再生する。このデータクロック
は、出力回路77や出力I/F回路59その他の必要な
ブロックに供給される。これにより、出力回路77およ
び出力I/F回路79などでは、データクロックのタイ
ミングで、処理が行われる。
【0070】なお、データクロック再生回路73には、
伝送フォーマット再生回路74からリセット信号が供給
されるようになされており、データクロック再生回路7
3では、このリセット信号によって、その内蔵するPL
L回路のロック位相が制御されるようになされている。
【0071】一方、伝送フォーマット再生回路74は、
復調回路71からの伝送データから、送信ブロックを抽
出し、バスを介して、図15のバッファ回路34と同様
に構成されるバッファ回路75に記憶させる。即ち、伝
送フォーマット再生回路74は、送信ブロックを構成す
るデータを、バッファ回路75に対して、M方向に書き
込んでいき、これにより、図16で説明したデータブロ
ック、およびソース情報と誤り訂正符号でなる58×3
3バイトのデータのブロック(以下、適宜、デインター
リーブブロックという)を再構成することで、デインタ
ーリーブを行う。
【0072】伝送フォーマット再生回路74は、上述の
ようにして、バッファ回路75にデインターリーブブロ
ックを書き込む他、伝送データの中のシンクを検出し、
そのシンクのタイミングで、リセット信号を、データク
ロック再生回路73に出力する。これにより、上述した
ように、データクロック再生回路73のロック位相が制
御される。
【0073】バッファ回路75にデインターリーブブロ
ックが記憶されると、誤り訂正回路76は、そのデイン
ターリーブブロックを、図3のパリティ付加回路14に
おける場合と同様に読み出し、誤り訂正符号に基づい
て、データブロック、およびソース情報の誤り訂正を行
う。そして、誤り訂正回路76は、誤りの訂正を行った
データブロック、およびソース情報を、バッファ回路7
5に書き込む。
【0074】なお、本実施の形態においては、上述した
ように、誤り訂正符号としてリードソロモン符号が用い
られており、誤り訂正回路76は、誤り検出を可能にす
るための訂正コードの距離d、または誤り訂正可能範囲
rを、それぞれ11または4などに設定し、この範囲内
において誤りの訂正を行うようになされている。
【0075】さらに、誤り訂正回路76は、誤りの訂正
を行うことができなかったとき、そのことを表す訂正不
可信号を出力回路77に出力するようになされている。
出力回路77は、誤り訂正回路76から訂正不可信号を
受信したとき、バッファ回路75から読み出したデータ
ブロック、およびソース情報の出力を停止するようにな
されており、これにより、誤り訂正をすることができな
かったデータブロック、およびソース情報が出力される
のを防止することができるようになされている。
【0076】誤り訂正回路76による、バッファ回路7
5へのデータブロック、およびソース情報の書き込みが
終了すると、出力回路77は、データクロック再生回路
73からのデータクロックにしたがって、バッファ回路
75からデータブロック、およびソース情報を読み出
し、出力I/F回路79に出力する。出力I/F回路7
9は、やはりデータクロックにしたがって、出力回路7
7からのデータブロック、およびソース情報に対し、図
15の入力I/F回路31における場合と逆の処理を施
して、出力する。
【0077】なお、出力回路77には、周波数チェック
回路78から異常信号が供給されるようになされてお
り、出力回路77は、訂正不可信号を受信したときの
他、異常信号を受信したときも、データブロック、およ
びソース情報の出力を停止するようになされている。
【0078】周波数チェック回路78は、伝送チャンネ
ルクロック再生回路72から供給された伝送チャンネル
クロックの周波数が正常なものかどうか、即ち、本実施
の形態においては、IEC−958の規格に適合した周
波数である、例えば3.84MHz(=48kHz×3
2ビット×2×5/4)であるかどうかを判定する。そ
して、伝送チャンネルクロックの周波数が正常なもので
ない場合、その旨を示す異常信号を出力回路77に出力
し、これにより、出力回路77によるデータブロック、
およびソース情報の出力を停止させる。従って、この場
合も、正常でないデータブロック、およびソース情報が
出力されるのを防止することができる。
【0079】図18に戻り、受信機52より出力された
ブロックインデックス信号とソース情報の信号は、CP
U53に供給されるようになされている。受信機52よ
り出力されたデータブロックの信号は、CPU53およ
びゲート54に供給されるようになされている。CPU
53は、ブロックインデックス信号、ソース情報、およ
びデータブロックを基に、ゲート54に所定の音声チャ
ンネルのデータ、所定のNODブロックのデータが供給
されたタイミングで、ゲート54から音声データを出力
するよう指示する信号をゲート54に供給するようにな
されている。
【0080】ゲート54から出力された音声データは、
デコーダ55に供給するようになされている。デコーダ
55は、ゲート54から供給された音声データを、D/
Aコンバータ56で音声に変換できる形式に変換し、D
/Aコンバータ56にその変換した音声データを供給す
るようになされている。D/Aコンバータ56は、アナ
ログに変換した音声信号をアンプ57に供給し、アンプ
57は、音声信号をイヤホン3で聞くのに適した所定の
信号レベルに増幅する。
【0081】CPU53から出力された文字データは、
文字表示LCD(Liquid Crystal Display)58に供給さ
れ、文字表示LCDは文字データに相当する文字を表示
する。
【0082】セレクトスイッチ59は、音声チャンネル
またはNODのチャンネルを指定した信号を、CPU5
3に供給するようになされている。CPU53は、送信
機60に音声チャンネル、NODチャンネル、または受
信装置2の状態を示す情報等を含んだ受信装置データを
供給するようになされている。
【0083】送信機60は、入力された受信装置データ
に、必要な同期用の信号を付加し、455KHzを副搬
送波としたASK(Amplitude Shift Keying)変調して、
赤外線エミッタ61に供給するようになされている。図
20は、送信機60より出力される伝送フォーマットを
示す図である。伝送フォーマットは、音声チャンネル、
NODチャンネル、または受信装置2の状態などを示す
受信装置データ28ビットの前に、スタートビットが1
ビット付加され、データ28ビットの後ろにパリティ1
ビットとストップビット2ビット付加され、トータル3
2ビットからなる。
【0084】図21は、送信機60の構成例を示す図で
ある。入力I/F回路81、および入力回路82は、図
15の場合と同じである。伝送フォーマット生成回路8
6は、入力されたデータに、スタートビット、パリテ
ィ、およびストップビットを付加するようになされてい
る。伝送チャンネルクロック生成回路83は、伝送チャ
ンネルクロックを生成し、伝送フォーマット生成回路8
6と変調回路87に供給するようになされている。変調
回路87は、伝送フォーマットに整形されたデータを、
455KHzを副搬送波としたASK変調して、変調信
号とし、出力する。
【0085】図18に戻り、送信機60から出力された
変調信号は、赤外線エミッタ61に供給するようになさ
れている。赤外線エミッタ61は、図1の赤外線エミッ
タ22と同じである。
【0086】図22は、図1の受信機23の構成例を示
す図である。伝送チャンネルクロック再生回路42、デ
ータクロック再生回路43、周波数チェック回路48、
出力回路47、および出力I/F回路49は、図19の
場合と同じである。復調回路41は、ASK変調された
変調信号を復調し、伝送フォーマット形式の伝送データ
を伝送フォーマット再生回路44に供給する。伝送フォ
ーマット再生回路44は、28ビットの音声チャンネ
ル、NODのチャンネル、または受信装置2の状態等を
示す受信装置データを抽出し、出力回路47に供給する
ようになされている。
【0087】図23は、送信装置1が、受信装置2の状
態示す情報を取得する場合の動作を示すフローチャート
である。ステップS11において、CPU16−1は、
情報を取得する受信装置2のDST番号の範囲を設定
し、その値をCPU16−3に送信する。ステップS1
2において、CPU16−3は、情報を取得する受信装
置2のDST番号の初期値を設定する。ステップS13
において、CPU16−1は、CPU16−3に受信装
置データとして、受信装置2の情報を取得するオペレー
ションコードを設定させる。ステップS14において、
CPU16−3は、所定のタイムスロットにDST番号
と所定のオペレーションコードを含んだ受信装置データ
を挿入し、マルチプレクサ14−3を介して送信機21
に送信する。
【0088】ステップS15において、DST番号で指
定した所定の受信装置2から赤外線信号を受信したか否
かを判定し、DST番号で指定した所定の受信装置2か
ら赤外線信号を受信したと判定された場合、手続はステ
ップS16に進む。ステップS16において、CPU1
6−1は、所定の受信装置2から受信した情報を所定の
位置に記憶する。ステップS15において、DST番号
で指定した所定の受信装置2から赤外線信号を受信され
なかったと判定された場合、ステップS19において、
該当するDST番号の受信装置の情報取得エラー処理を
実行し、ステップS17に進む。
【0089】ステップS17において、設定した全ての
受信装置にDST番号とオペレーションコードを送出し
たか否かを判定し、全ての受信装置にDST番号とオペ
レーションコードを送出していないと判定された場合、
ステップS18に進む。ステップS18において、CP
U16−1は、次の情報を取得する受信装置2のDST
番号をCPU16−3に設定させ、ステップS14に進
む。ステップS17において、全ての受信装置にDST
番号とオペレーションコードを送出したと判定された場
合、処理は終了する。
【0090】図24は、受信装置2が、送信装置1より
送信されたリモコンデータのオペレーションコードを実
行する場合の動作を示すフローチャートである。ステッ
プS31において、CPU53は、ソース情報からリモ
コンデータのタイムスロットを算出する。ステップS3
2において、算出されたリモコンデータのタイムスロッ
トであるか否かを判定する。所定のタイムスロットでな
い場合は、ステップS32に戻り、所定のタイムスロッ
トまで処理を繰り返す。所定のタイムスロットである場
合には、ステップS33に進み、CPU53は、リモコ
ンデータからDST番号を抽出する。ステップS34に
おいて、自己のDST番号と同じであるか否かを判定
し、抽出したDST番号が自己のDST番号と同一であ
る場合には、ステップS35に進む。ステップS35に
おいて、CPU53は、リモコンデータからオペレーシ
ョンコードを抽出する。ステップS36において、CP
U53は、ステップS35において抽出されたオペレー
ションコードを実行する。ステップS36にてオペレー
ション終了後、または、ステップS34において、抽出
したDST番号が自己のDST番号と異なると判定され
た場合、処理は終了する。
【0091】図25は、データブロックあたり1つの受
信装置2が指定されて、受信装置ステータスを送信する
オペレーションコードが送信された場合の信号のタイム
チャートである。最初のデータブロックのリモコンデー
タでは、DST番号に1が指定され、オペレーションコ
ードに受信装置ステータス送信のオペレーションコード
が挿入される。このデータブロックを受け取ったDST
番号1の例えば受信装置2−1は、自分自身のステータ
スを示す情報を、送信装置1に送信する。同様に、次の
データブロックのリモコンデータでは、DST番号に2
が指定され、オペレーションコードに受信装置ステータ
ス送信のオペレーションコードが挿入される。このデー
タブロックを受け取ったDST番号2の例えば受信装置
2−2は、自分自身のステータスを示す情報を、送信装
置1に送信する。このように、データブロック毎に1つ
の受信装置2を指定して、受信装置のステータス情報送
信のオペレーションコードを送信すれば、送信装置1
は、複数の受信装置のそれぞれのステータスに関する情
報が得られる。
【0092】このように送信装置1は、受信装置2−1
乃至2−kそれぞれの情報を収集することができる。例
えば、多数の受信装置2にその動作を指示するオペレー
ションコードを送出した場合、それぞれの受信装置2が
そのオペレーションを実行したかを確認できる。なお、
送信装置1は、受信装置2からの情報を受信する必要が
ない場合は、同時に複数の受信装置2に受信装置データ
を送信することも可能である。
【0093】以上、発明の実施の形態において、音声の
信号を伝送する例を示したが、画像その他の信号でもか
まわない。
【0094】なお、本明細書において、システムとは、
複数の装置により構成される装置全体を表すものとす
る。
【0095】なお、上記したような処理を行うコンピュ
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
【0096】
【発明の効果】請求項1に記載の送信装置、請求項6に
記載の送信方法、請求項12に記載の受信方法、請求項
17に記載の送信方法、請求項10および21に記載の
提供媒体、並びに請求項23に記載の伝送システムによ
れば、ユーザは配線の制約なしに、多数のチャンネルで
供給された情報を、チャンネルを選択して得ることがで
きるだけでなく、ユーザが要求する、またはユーザに適
した、多数のチャンネルで供給された信号を、伝送す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信装置の一実施の形態の構成例を示
すブロック図である。
【図2】ブロックインデックス信号の波形を示す図であ
る。
【図3】データブロックの形態を示す図である。
【図4】ソース情報の形態を示す図である。
【図5】データブロック内の構成を示す図である。
【図6】NOD音声メッセージの構成を示す図である。
【図7】ソース情報内の音声チャンネルデータに対する
部分の構成を示す図である。
【図8】ソース情報内のNOD音声データに対する部分
の構成を示す図である。
【図9】ソース情報内の文字データに対する部分の構成
を示す図である。
【図10】ソース情報内のリモートコントロールデータ
に対する部分の構成を示す図である。
【図11】音声チャンネルの1セグメント内の構成を示
す図である。
【図12】NOD音声データの1セグメント内の構成を
示す図である。
【図13】データブロックの文字データの構成を示す図
である。
【図14】データブロック内のリモコンデータの構成を
示す図である。
【図15】送信機21の構成例を示す図である。
【図16】バッファ回路34内のデータの構成を示す図
である。
【図17】送信機21より出力される伝送フォーマット
を示す図である。
【図18】受信装置の一実施の形態の構成を示すブロッ
ク図である。
【図19】受信機52の構成例を示す図である。
【図20】送信機60より出力される伝送フォーマット
を示す図である。
【図21】送信機60の構成例を示す図である。
【図22】受信機23の構成例を示す図である。
【図23】送信装置1が、受信装置2の状態示す情報を
取得する場合の動作を示すフローチャートである。
【図24】受信装置2が、送信装置1より送信されたリ
モコンデータのオペレーションコードを実行する場合の
動作を示すフローチャートである。
【図25】データブロックあたり1つの受信装置2が指
定されて、受信装置ステータスを送信するオペレーショ
ンコードが送信された場合の信号のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 送信装置,2 受信装置,11−1乃至11−i
ODサーバ,12−1乃至12−j エンコーダ,13
NODサーバ,14−1乃至14−3 マルチプレク
サ,16−1乃至16−4 CPU,21 送信機,2
2 赤外線エミッタ,23 受信機,24,51 赤外
線ディテクタ,52 受信機,53 CPU,54 ゲ
ート,56 D/Aコンバータ,58 文字表示LC
D,60送信機,61 赤外線エミッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 佳之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチャンネルの信号を受信装置に送
    信する送信装置において、 前記信号を供給する供給手段と、 前記供給手段より供給された前記信号に基づいて、赤外
    線を出力する出力手段と、 前記受信装置が出力した赤外線を受光する受光手段とを
    備えることを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のチャンネルの信号は、ニアオ
    ンデマンドの信号であることを特徴とする請求項1に記
    載の送信装置。
  3. 【請求項3】 文字データを供給する文字データ供給手
    段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の送
    信装置。
  4. 【請求項4】 前記供給手段は、前記受信装置を制御す
    る制御信号もさらに供給することを特徴とする請求項1
    に記載の送信装置。
  5. 【請求項5】 複数のチャンネルの信号を受信装置に送
    信する送信方法において、 前記信号を供給する供給ステップと、 前記供給ステップより供給された前記信号に基づいて、
    赤外線を出力する出力ステップと、 前記受信装置が出力した赤外線を受光する受光ステップ
    と、 前記受光ステップより出力される信号を復調する復調ス
    テップとを含むことを特徴とする送信方法。
  6. 【請求項6】 複数のチャンネルの信号を受信装置に送
    信する送信装置に、 前記信号を供給する供給ステップと、 前記供給ステップより供給された前記信号に基づいて、
    赤外線を出力する出力ステップと、 前記受信装置が出力した赤外線を受光する受光ステップ
    と、 前記受光ステップより出力される信号を復調する復調ス
    テップとを含む処理を実行させるコンピュータが読み取
    り可能なプログラムが記録されていることを特徴とする
    提供媒体。
  7. 【請求項7】 送信装置が赤外線で送信する複数チャン
    ネルの信号を受信する受信装置において、 赤外線を受光する受光手段と、 前記受光手段より出力される信号を復調する復調手段
    と、 前記復調手段より出力された信号を選択する選択手段
    と、 前記復調手段により出力された信号に対応して、前記送
    信装置に赤外線で信号を出力する赤外線出力手段とを備
    えることを特徴とする受信装置。
  8. 【請求項8】 前記送信装置が出力する複数のチャンネ
    ルの信号はニアオンデマンドの信号であることを特徴と
    する請求項7に記載の受信装置。
  9. 【請求項9】 文字データを表示する表示手段をさらに
    備えることを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  10. 【請求項10】 前記赤外線出力手段は、前記復調手段
    が出力する信号が、前記受信装置の動作を指示する命令
    を含んだ信号であるとき、赤外線信号を出力することを
    特徴とする請求項7に記載の受信装置。
  11. 【請求項11】 送信装置が赤外線で送信する複数チャ
    ンネルの信号を受信する受信方法において、 赤外線を受光する受光ステップと、 前記受光ステップより出力される信号を復調する復調ス
    テップと、 前記復調ステップより出力された信号を選択する選択ス
    テップと、 前記復調ステップにより出力された信号に対応して、前
    記送信装置に赤外線で信号を出力する赤外線出力ステッ
    プとを含むことを特徴とする受信方法。
  12. 【請求項12】 送信装置が赤外線で送信する複数チャ
    ンネルの信号を受信する受信装置に、 赤外線を受光する受光ステップと、 前記受光ステップより出力される信号を復調する復調ス
    テップと、 前記復調ステップより出力された信号を選択する選択ス
    テップと、 前記復調ステップにより出力された信号に対応して、前
    記送信装置に赤外線で信号を出力する赤外線出力ステッ
    プとを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可
    能なプログラムが記録されていることを特徴とする提供
    媒体。
  13. 【請求項13】 送信装置が受信装置に、複数のチャン
    ネルの信号を伝送する伝送システムにおいて、 前記送信装置は、 前記複数のチャンネルの信号を供給する供給手段と、 前記供給手段より供給された前記信号に基づいて、赤外
    線を出力する第1の出力手段と、 前記受信装置が出力した赤外線を受光する第1の受光手
    段とを備え、 前記受信装置は、 前記第1の出力手段が出力した赤外線を受光する第2の
    受光手段と、 前記第2の受光手段より出力される信号を復調する復調
    手段と、 前記復調手段より出力された前記信号を選択する選択手
    段と、 前記復調手段より出力された信号に対応して、前記送信
    装置に赤外線信号を出力する第2の出力手段とを備える
    ことを特徴とする伝送システム。
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