JP4110613B2 - 送信装置、送信方法、提供媒体、並びに伝送システム - Google Patents

送信装置、送信方法、提供媒体、並びに伝送システム Download PDF

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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • H04B10/114Indoor or close-range type systems
    • H04B10/1149Arrangements for indoor wireless networking of information

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送信装置、送信方法、提供媒体、並びに伝送システムに関し、特に、受信側が要求する、または受信側の状態に適した、多数のチャンネルで供給された信号を、赤外線で伝送する送信装置、送信方法、提供媒体、並びに伝送システム。
【0002】
【従来の技術】
従来の、例えば会議システム、語学学習(LL)システム、または案内システムなどから送信される音声信号や関連する文字などを表示する為の信号などを、例えば、イヤホンやヘッドフォン等の音響機器、または表示装置に伝送する場合に、それらの機器間をケーブルなどの物理的な伝送線で接続することが一般的に必要である。しかしながら、多数の参加者のある会議に用いられる会議システムでは、参加者の数だけの多数の配線が必要となる。また、同様に多数のユーザが用いるLLシステムでも、配線が多量に必要で、これらのシステムを設置するための、専用の会議場や専用の教室などが必要となり、一度会議システムまたはLLシステムを設置すると、容易に移動はできない。
【0003】
更に、1つの音声ソースをエンドレスで繰り返し再生する案内システムでは、ヘッドフォン等を介して使用する場合には、そのユーザの行動が、配線によって制約される。また、配線を伴うこのような案内システムでは、システムの設置場所に一定以上のスペースが必要である、同時に使用するユーザ数が配線の長さにより制約される、美観への影響が大きい等、制約が大きい。他方、スピーカを使用したPA(Public Address)装置を使用した案内システムの場合、スピーカから出力される音声の干渉によって、再生される音声情報のチャンネルは制限され、チャンネルの選択ができたとしても一定以上の距離が必要であるなど物理的な制限が伴うのが通常である。その為、このようなユーザは何時でもその説明の最初から、または他の任意の箇所から聞くことができるとは限らず、再生途中から聞き始めた場合は、説明が一度終了して所望の箇所に戻るまでの時間を必要とする。
【0004】
ここで、ユーザ側の音響機器または表示装置に信号を送る配線の他、ユーザの欲する情報を伝送するチャンネルを選択する選択信号などを信号供給側に送る配線が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来の会議システム、語学学習システム、または案内システムは、ユーザの数だけ配線を必要とし、システムそのものも高価となり、設置や変更に多数の労力を必要とされ、更には、ユーザの行動が制限されるという課題があった。
【0006】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、配線の制約なしに、受信側が要求する、または受信側の状態に適した、多数のチャンネルで供給された信号を、伝送することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の送信装置は、音声データを蓄積し、蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力するオンデマンドサーバと、外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力するエンコーダと、オンデマンドサーバおよびエンコーダから出力された複数の音声データ、第1の制御情報、および第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数のデータ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力するマルチプレクサと、マルチプレクサより出力されたデータ系列に基づいて、赤外線を出力する出力手段と、受信装置が出力した赤外線を受光する受光手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
請求項5に記載の送信方法は、オンデマンドサーバが、音声データを蓄積し、蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力する第1の出力ステップと、エンコーダが、外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力する第2の出力ステップと、マルチプレクサが、オンデマンドサーバおよびエンコーダから出力された複数の音声データ、第1の制御情報、および第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数のデータ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力する第3の出力ステップと、マルチプレクサより出力されたデータ系列に基づいて、赤外線を出力する第4の出力ステップと、受信装置が出力した赤外線を受光する受光ステップと、受光ステップより出力される信号を復調する復調ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】
請求項6に記載の提供媒体は、オンデマンドサーバが、音声データを蓄積し、蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力する第1の出力ステップと、エンコーダが、外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力する第2の出力ステップと、マルチプレクサが、オンデマンドサーバおよびエンコーダから出力された複数の音声データ、第1の制御情報、および第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数のデータ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力する第3の出力ステップと、マルチプレクサより出力されたデータ系列に基づいて、赤外線を出力する第4の出力ステップと、受信装置が出力した赤外線を受光する受光ステップと、受光ステップより出力される信号を復調する復調ステップとを含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されていることを特徴とする。
【0013】
請求項7に記載の伝送システムは、送信装置は、音声データを蓄積し、蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力するオンデマンドサーバと、外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力するエンコーダと、オンデマンドサーバおよびエンコーダから出力された複数の音声データ、第1の制御情報、および第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数のデータ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力するマルチプレクサと、マルチプレクサより出力されたデータ系列、および受信装置を制御する第3の制御情報に基づいて、赤外線を出力する第1の出力手段と、受信装置が出力した赤外線を受光する第1の受光手段とを備え、受信装置は、第1の出力手段が出力した赤外線を受光する第2の受光手段と、第2の受光手段より出力される信号を復調する復調手段と、復調手段よる復調により得られたデータ系列の音声データを選択する選択手段と、復調手段よる復調により得られた第3の制御信号に対応して、送信装置に赤外線信号を出力する第2の出力手段とを備えることを特徴とする。
【0014】
請求項1に記載の送信装置、請求項6に記載の送信方法、請求項7に記載の提供媒体、並びに請求項8に記載の伝送システムにおいて、送信側は、供給されたデータ系列を赤外線にて出力し、受信側より出力された赤外線を受光する。受信側は、受光した赤外線に含まれるデータ系列に対応して送信側に赤外線で信号を出力する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を説明するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定することを意味するものではない。
【0016】
すなわち、請求項1に記載の送信装置は、音声データを蓄積し、蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力するオンデマンドサーバ(例えば、図1のODサーバ11−1乃至11−i)と、外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力するエンコーダ(例えば、図1のエンコーダ12−1乃至12−j)と、オンデマンドサーバおよびエンコーダから出力された複数の音声データ、第1の制御情報、および第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数のデータ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力するマルチプレクサ(例えば、図1のマルチプレクサ14−1)と、マルチプレクサより出力されたデータ系列に基づいて、赤外線を出力する出力手段(例えば、図1の赤外線エミッタ22)と、受信装置が出力した赤外線を受光する受光手段(例えば、図1の赤外線ディテクタ24)とを備えることを特徴とする。
【0018】
請求項7に記載の伝送システムは、送信装置は、音声データを蓄積し、蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力するオンデマンドサーバ(例えば、図1のODサーバ11−1乃至11−i)と、外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力するエンコーダ(例えば、図1のエンコーダ12−1乃至12−j)と、オンデマンドサーバおよびエンコーダから出力された複数の音声データ、第1の制御情報、および第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数のデータ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力するマルチプレクサ(例えば、図1のマルチプレクサ14−1)と、マルチプレクサより出力されたデータ系列、および受信装置を制御する第3の制御情報に基づいて、赤外線を出力する第1の出力手段(例えば、図1の赤外線エミッタ22)と、受信装置が出力した赤外線を受光する第1の受光手段(例えば、図1の赤外線ディテクタ24)とを備え、受信装置は、第1の出力手段が出力した赤外線を受光する第2の受光手段(例えば、図18の赤外線ディテクタ51)と、第2の受光手段より出力される信号を復調する復調手段(例えば、図18の受信機52)と、復調手段よる復調により得られたデータ系列の音声データを選択する選択手段(例えば、図18のゲート54)と、復調手段よる復調により得られた第3の制御信号に対応して、送信装置に赤外線信号を出力する第2の出力手段(例えば、図18の赤外線エミッタ61)とを備えることを特徴とする。
【0019】
本発明に係る送信装置からの複数のチャンネルを有する音声信号や関連する文字などの信号は、赤外線を利用した光伝送信号により、1または複数の受信装置に送られ、各受信装置からの音声のチャンネルの選択や受信装置自身の状態を示す信号も、赤外線を利用した光伝送信号により送信装置に送られる。図1は、本発明の送信装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。OD(On-Demand)サーバ11−1乃至11−iは、音声データを蓄積し、その蓄積した音声データを、音声データの構造等を示す所定の制御情報と共にマルチプレクサ14−1に供給するようになされている。エンコーダ12−1乃至12−jは、外部からアナログの音声信号を入力し、所定の形式のデジタルデータに変換し、所定の制御情報と変換した音声のデータをマルチプレクサ14−1に供給するようになされている。NOD(Near-On-Demand)サーバ13は、音声データを蓄積し、m数の出力系統から、制御情報と音声データからなるNODデータを、マルチプレクサ14−2に供給するようになされている。
【0020】
マルチプレクサ14−1は、ODサーバ11−1乃至11−iおよびエンコーダ12−1乃至12−jからの複数のデータ系列を入力し、CPU(Central Processing Unit)16−1からの信号によって、1つのデータ系列を選択して出力するようになされている。マルチプレクサ14−1の出力は、マルチプレクサ14−3に供給されるようになされている。マルチプレクサ14−2は、NODサーバ13からの複数のデータ系列の入力から、CPU16−1からの信号によって、1つのデータ系列を選択して出力するようになされている。マルチプレクサ14−2の出力は、マルチプレクサ14−3に供給するようになされている。
【0021】
CPU16−2は、外部からの蓄積モード文字データと実時間表示モード文字データを入力し、マルチプレクサ14−3に文字データを供給するようになされている。ここで、蓄積モード文字データは、受信装置2−1乃至2−k(以下、受信装置2−1乃至2−kを個々に区別する必要がない場合、単に受信装置2と記述する)内に、一度文字データ全体が蓄積され、一括して表示される文字データである。他方、実時間表示モード文字データは、受信装置2で、映画の字幕のように連続して実時間で順次送信され、順次表示される文字データである。CPU16−1からの文字データの出力を要求する信号と送信のタイミングを示す信号が、CPU16−2に供給するようになされている。CPU16−3は、外部からのリモコンデータを入力し、マルチプレクサ14−3にリモコンデータを供給するようになされている。CPU16−1からのリモコンデータを要求する信号と送信のタイミングを示す信号が、CPU16−3に供給するようになされている。
【0022】
マルチプレクサ14−3からデータブロック出力は、送信機21に供給するようになされている。CPU16−1からのソース情報出力は、送信機21に供給するようになされている。送信機21から、マルチプレクサ14−1乃至14−3、CPU16−2、およびCPU16−3の信号出力のタイミングをコントロールするための、ブロックインデックス信号およびデータクロック信号の出力が、CPU16−1に供給するようになされている。
【0023】
送信機21からの変調された信号の出力は、赤外線エミッタ22に供給するようになされている。すなわち、所定の副搬送波を、例えばQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)変調や、TCM(Trellis Coded Modulation)変調と8PSK(Eight Phase Shift Keying)変調とを組み合わせた位相偏移変調(デジタル位相変調)し、これにより得られるRF(Radio Frequency)信号である変調信号を赤外線エミッタ22に出力する。
【0024】
赤外線エミッタ22は、例えば増幅回路、発光ダイオード(またはレーザダイオード)、レンズ、および光フィルタなどから構成される赤外線の発光器で、送信機21からの変調信号に基づいて赤外線を発光し、これにより、主搬送波たる赤外線を変調した変調赤外線を出力する。この変調赤外線は、空間を伝搬して、受信装置2で、受光される。ここで、EIAJのCP−1205およびIEC−1603によれば、赤外線による音声信号(音響信号)の伝送には、2MHz乃至6MHzの周波数帯域が割り当てられている。この周波数帯域のうち、2MHz乃至3MHzは、現在、主として、アナログ音響信号の伝送に使用されているので、本実施の形態では、送信装置1からの、信号は、例えば3MHz乃至6MHzの周波数帯域を、伝送帯域として送信されるようになされている。
【0025】
赤外線ディテクタ24は、受信装置2から出力されて、空間を伝搬してきた、変調赤外線を受光するようになされている。赤外線ディテクタ24は、例えば光フィルタ、レンズ、フォトダイオード(またはフォトトランジスタ)などから構成される赤外線の受光器で、受光した赤外線に対応する信号(受信信号)を出力するようになされている。従って、この場合、赤外線ディテクタ24からは、変調赤外線に対応する信号、即ち、受信装置2から出力された変調信号に相当するRF信号が出力される。ここで、受信装置2では、出力信号を、455KHzを副搬送波としたASK(Amplitude Shift Keying)変調して、主搬送波たる赤外線を変調した変調赤外線として出力する。
【0026】
受信機23は、赤外線ディテクタ24から出力された変調信号を供給されるようになされている。受信機23は、供給された変調信号を復調し、CPU16−1およびCPU16−4に供給するようになされている。ここで、送信装置1から出力される変調赤外線と受信装置2から出力される変調赤外線は、副搬送波の周波数と変調方式が異なる為、赤外線同士の干渉による信号の誤り発生はない。
【0027】
CPU16−4のODサーバを制御する信号出力は、ODサーバ11−1乃至11−iに供給されるようになされている。
【0028】
図2に送信機21から出力される、ブロックインデックス信号の波形の例を示す。各サーバやエンコーダからのデータを含むデータブロック、およびデータブロックの形式などを示すソース情報は、ブロックインデックス信号に同期して、4ms毎に送信器21に入力され、受信装置2に送信される。
【0029】
図3は、マルチプレクサ14−3から送信機21に供給されるデータブロック構成の例を示す図である。1つのデータブロックは1536タイムスロットからなり、それぞれのタイムスロットには、1バイトのデータが挿入される。1データブロックは、ブロックインデックス信号の間に、送信機21から供給されるデータクロック信号に同期した各タイムスロット毎に、送信機21に読み込まれる。
【0030】
図4は、CPU16−1から送信器21に供給されるソース情報の構成の例を示す図である。1つのソース情報は40バイトからなる。1ソース情報は、ブロックインデックス信号の間に、送信機21から供給されるデータクロック信号に同期して、1バイト毎に送信機21に読み込まれる。
【0031】
図5は、データブロック内のデータ配列の概略の構成を示す図である。各タイムスロットは、伝送される各々のチャンネルの音声信号あるいは文字表示などに必要なビットレートを満足するように割り当てられる。すなわち、各チャンネル毎に必要なタイムスロット数が割り当てられる。この各チャンネル毎の占有スロット数は、その他の情報と共にソース情報に記憶される。各チャンネルのデータは、先頭に1乃至2バイトからなる制御情報を付加され、スロット内に配置される。制御情報とデータをあわせたブロック内の送信単位を、セグメントと呼ぶ。
【0032】
図5に示した例では、音声1チャンネルのセグメント、音声2チャンネルのセグメント、・・・、NOD音声のセグメント、・・・、文字データ1、文字データ2、リモコンデータ1、リモコンデータ2の順にブロック内に配置される。1ブロックで送信されるデータが、1536タイムスロット以下しか必要としない場合、ブロックの後部にデータを挿入しない空きスロットができる。このように、各々のチャンネルの音声データあるいは文字表示データは、占有タイムスロット数を単位として、4ms毎に送信される。
【0033】
図6は、NOD音声メッセージの構成を示す図である。NODサーバ13から出力されるNOD音声メッセージは、N個のNODブロックに分割され、その先頭からNODブロック1、NODブロック2、・・・、NODブロックNとされる。音声として出力される際のチャンネルは、チャンネル1にNODブロック1の音声が、チャンネル2にNODブロック2の音声が、チャンネル3にNODブロック3の音声が、以後同様にチャンネルNまで割り付けられる。NOD音声データの1セグメントは、各NODブロックの先頭から、所定かつ各NODブロックに共通の時間だけ経過した、NODブロック1乃至Nの全ての4msの時間の音声データを受信装置2に供給する。
【0034】
図7は、ソース情報内の、図5のデータブロックの先頭に挿入された、音声チャンネルデータに対する部分の構成を示す図である。ソース情報の最初のバイトのLSB(Least Significant Bit)側の連続した2ビットは、カテゴリフラグで、送信データの分類を示す。カテゴリフラグが、00のとき、そのソース情報は音声チャンネルの情報で、3バイトからなることを示す。最初のバイトの他の6ビットは、多チャンネル音声の1チャンネル当たりの占有タイムスロット数を示す。データブロックの伝送頻度は、1秒間に250回であるから、1スロット(8ビット)当たり、2Kbpsの速度でデータ転送が可能である。6ビットの幅を有する占有タイムスロット数は、1乃至64までのタイムスロットを指定可能であるから、送信装置1は、2乃至128Kbpsの音声データを送信できる。
【0035】
2バイト目のLSB側の連続した5ビットは、符号化方式を示し、32種類の符号化形式から選択される。2バイト目の残りの3ビットと3バイト目は、音声チャンネルの数を示す。音声チャンネル数は11ビットで示されるので、最大2048チャンネルまで指定が可能であるが、タイムスロット数が1536なので、制御情報を考慮すると、実質最大768チャンネルの音声が送信可能である。
【0036】
図8は、ソース情報内のNOD音声データに対する部分の構成を示す図である。最初のバイトのLSB側の連続した2ビットは、カテゴリフラグで、01のとき、そのソース情報はNOD音声の情報で、3バイトからなることを示す。最初のバイトの他の6ビットは、NOD音声の1NODブロック当たりの占有タイムスロット数を示す。2バイト目のLSB側の連続した5ビットは、符号化方式を示し、32種類の符号化形式から選択される。2バイト目の残りの3ビットと3バイト目は、NODブロックの数を示す。最大のNODブロック数は、最大2048ブロックまで指定が可能であるが、タイムスロット数が1536なので、制御情報を考慮すると、実質最大1534NODブロックが送信可能である。
【0037】
図9は、文字データについてのソース情報の構成を示す図である。最初のバイトのLSB側の連続した2ビットは、カテゴリフラグで、10のとき、そのソース情報は文字データの情報で、1バイトからなることを示す。他の6ビットは、文字データの占有タイムスロット数を示す。
【0038】
図10は、リモートコントロールデータに対する部分のソース情報の構成を示す図である。最初のバイトのLSB側の連続した2ビットは、カテゴリフラグで、11のとき、そのソース情報はリモートコントロールデータの情報で、1バイトからなることを示す。他の6ビットは、リモートコントロールデータの占有タイムスロット数を示す。
【0039】
図11は、音声チャンネルの1セグメント内の構成を示す図である。制御情報は、先頭のタイムスロットに挿入され、そのMSB(Most Significant Bit)側の連続した2ビットに、FRID(Frame ID)が配置され、その他の6ビットに有効データ長が配置される。FRIDは、00のとき送信される音声データがフレーム構造をとらないことを示す。FRIDが、00以外の値をとるとき、音声データはフレーム構造化されていることを示す。音声データが、フレーム構造化されている場合には、受信機で音声をデコードするために、フレーム単位を認識する必要がある。FRIDは、01のときセグメントはフレームの先頭であることを、10のときセグメントはフレームの中間であることを、11のときセグメントはフレームの末尾であることを表す。
【0040】
音声データの転送速度が2Kbpsの整数倍でない場合は、タイムスロット数が、整数にならない。有効データ長は、これを調整するための情報を有し、ブロック単位で、この値によってセグメント内の有効タイムスロット数を可変できる。
【0041】
図12は、NOD音声データの1セグメント内の構成を示す図である。NOD音声データの1セグメントは、2タイムスロットを占有する制御情報とNODチャンネル1乃至Nそれぞれの音声を構成するNOD CH 1データ乃至NODCH Nデータから成る。制御情報の1バイト目は、FRIDと有効データ長からなる。FRIDは、音声チャンネル場合と同じであるので、説明を省略する。有効データ長は、音声チャンネルの場合と同じで、NOD CH1データ乃至NOD CH Nデータに共通する。
【0042】
制御情報の2バイト目のMSB側の連続した2ビットに、NODID(NOD Block ID)が配置され、その他の6ビットは使用しない。NODIDは、01のときセグメントはNODブロックの先頭であることを、10のときセグメントはNODブロックの中間であることを、11のときセグメントはNODブロックの末尾であることを表す。NODIDでは、00は使用しない。制御情報の次のタイムスロットから、NODブロック1データ乃至Nデータは、ブロックの番号の順に、すなわち、NODブロック1データ、NODブロック2データ、NODブロック3データ、・・・のように、各タイムスロットに挿入される。
【0043】
図13は、データブロック内の文字データの構成を示す図である。LSBには、VLD(valid/invalid)の情報が記憶される。1文字当たりの16ビットである場合に、4つのデータブロックで1文字伝送されることになり、受信機2は、1秒間に62文字表示できる。実時間表示文字データを転送する場合、文字が次々と入れ替わる為、毎秒62文字の表示では早すぎてユーザが文字を識別できない。そこで、VLDが0のとき、文字データは無効であり、1のとき文字データは有効であるとして、文字データの転送速度の調整のために使用される。また、蓄積モード文字データを転送する場合、VLDが1のとき、文字データの始まりであることを示す。
【0044】
下位から2ビット目RT(Real Time)は、0のとき文字データが蓄積モードであり、1のとき実時間表示モードであることを示す。下位から3ビット目P/S(Pararell/Serial)は、0のとき文字データがニブル単位での伝送であることを示し、1のとき4系統の1ビット直列伝送であることを示す。下位から4ビット目CSY(Character Sync)は、文字データに対する同期信号である。下位から5ビット目乃至8ビット目は、文字データが挿入される。
【0045】
図14は、データブロック内のリモコンデータの構成を示す図である。リモコンデータは2バイトで構成され、最初のバイトおよび次のバイトの下位2ビットの計10ビットはDST(Destination)番号を表す。DST番号は、遠隔操作の対象である受信装置2を特定する番号である。2バイト目の上位6ビットは、OP(Operation Code)で、受信装置2に対する操作の種類を示す。例えば、受信装置2に、自身の状態を示す信号を発生させる操作がある。
【0046】
図15は、図1の送信機21の構成例を示している。マルチプレクサ14−3からのデータブロックの信号、およびCPU16−1からのソース情報の信号は、入力I/F回路31に入力されるようになされている。入力I/F回路31は、データブロック信号およびソース情報信号から、そのデータクロックを抽出し、入力回路32に出力する。入力回路32は、データクロックを伝送チャンネルクロック生成回路33に供給する。伝送チャンネルクロック生成回路33は、例えばPLL(Phase Lock Loop)回路、分周回路、逓倍回路などから構成され、入力回路32からのデータクロックの5/4倍の周波数の伝送チャンネルクロックを生成する。この伝送チャンネルクロックは、伝送フォーマット生成回路36および変調回路37に供給され、これにより、伝送フォーマット生成回路36および変調回路37は、伝送チャンネルクロックに対応して動作する。
【0047】
その結果、変調回路37からは、伝送チャンネルクロックのタイミングで、変調信号が出力される。即ち、変調信号は、データブロック信号およびソース情報信号のデータクロックの5/4倍の周波数に相当する伝送速度で伝送されることとなり、送信機21から、赤外線エミッタ22を介して、受信装置2に伝送されるデータの伝送レートと、データブロックとソース情報のデータレートとの比は、5/4となる。なお、変調回路37において、例えば、QPSK変調が行われるとした場合、即ち、伝送フォーマット生成回路36から出力される、データブロックを含むデータを2ビット単位にしたシンボルに対し、ディジタル位相変調が施されるとした場合、伝送チャンネルクロックの周波数が、データクロックの5/4倍の周波数となっているときには、その周波数は、シンボルクロック(シンボルレート)の5/8(=5/4×1/2)倍にもなっている。
【0048】
入力I/F回路31は、上述したように、入力されたデータブロック信号とソース情報信号からデータクロックを抽出する他、そのデータブロックとソース情報を所定のフォーマットに変換し、入力回路32に出力する。入力回路32は、入力I/F回路31から所定のフォーマットに変換されたデータブロックとソース情報を受信すると、それを、適宜、バスを介してバッファ回路34に出力する。バッファ回路34は、入力回路31からのデータブロックとソース情報を、1バイト単位で記憶するようになされている。即ち、バッファ回路34は、例えば図16に示すように、データブロックを1バイト単位で、L方向(左から右方向)に記憶していき、48バイトのデータブロックを記憶すると、その1段下に、やはり1バイト単位で、L方向にデータブロックを記憶していく。そして、その段に、48バイトのデータブロックを記憶すると、さらに、その下の段に、1バイト単位でデータブロックを記憶していき、以下、M方向(上から下方向)に、32バイトのデータブロックが記憶されるまで、同様の処理を繰り返す。
【0049】
即ち、バッファ回路34のアドレス(メモリアドレス)を、LおよびM方向の座標(L,M)で表し、その最も左上のアドレスを(0,0)として、左方向または下方向に、LまたはM座標がそれぞれ増加していくものとすると、入力回路32からのデータブロックは、次のような順序(書き込み順序)で、バッファ回路34に書き込まれる。
【0050】
(0,0),(1,0),(2,0),・・・,(46,0),(47,0),
(0,1),(1,1),(2,1),・・・,(46,1),(47,1),
(0,2),(1,2),(2,2),・・・,(46,2),(47,2),
・ ・
・ ・
・ ・
(0,31),(1,31),(2,31),・・・,(46,31),(47,31),
【0051】
以上のようにして、バッファ回路34には、データブロックが、記憶される。
【0052】
次に、バッファ回路34のその下の段に、1バイト単位でソース情報を記憶する。すなわち、ソース情報が、アドレス(0,32)から順次、アドレス(39,32)まで記憶される。更に、入力回路32は、データブロックが何番目かを示す、8バイトからなる伝送情報を出力する。バッファ回路34は入力された伝送情報を、アドレス(40,32)乃至(47,32)に書き込む。
【0053】
バッファ回路34に、48×33バイトのデータブロック、ソース情報、および伝送情報が記憶されると、パリティ付加回路35は、バッファ回路34からバスを介して、音響データを読み出し、その音響データの誤り訂正のための誤り訂正符号(パリティ)(ECC)を生成する。そして、パリティ付加回路35は、データブロック、ソース情報、および伝送情報に対し、誤り訂正符号を付加し、再び、バスを介して、バッファ回路34に記憶させる。
【0054】
即ち、パリティ付加回路35は、図16に示すように、バッファ回路34から、右斜め下方向(直線M=Lと平行な方向)に、48バイトのデータブロック、ソース情報、および伝送情報を読み出し、そのデータブロック、ソース情報、および伝送情報に対応する、例えば10バイトの誤り訂正符号を計算する。そして、パリティ付加回路35は、48バイトのデータブロック、ソース情報、および伝送情報を、バッファ回路34の元の位置に書き込み、さらに、それに続いて、誤り訂正符号を書き込む。以下、同様の処理を、バッファ回路34に記憶されているデータブロック、ソース情報、および伝送情報すべてについて繰り返す。
【0055】
具体的には、例えば、アドレス(0,0),(1,1),(2,2),・・・,(31,31),(32,31),(33,0),(34,1),・・・,(47,14)に記憶されたデータブロック、ソース情報、および伝送情報が、バッファ回路34から読み出され、そのデータブロック、ソース情報、および伝送情報に対する10バイトの誤り訂正符号が計算される。そして、データブロック、ソース情報、および伝送情報は、上述と同一のアドレスに記憶され、誤り訂正符号は、アドレス(47,14)の右斜め下方向に続くアドレス(48,15),(49,16),(50,17),・・・,(56,23),(57,24)に記憶される。
【0056】
次に、アドレス(0,1),(1,2),(2,3),・・・,(31,32),(32,0),(33,1),(34,2),・・・,(47,15),(48,16)に記憶されたデータブロック、ソース情報、および伝送情報が、バッファ回路34から読み出され、そのデータブロック、ソース情報、および伝送情報に対する10バイトの誤り訂正符号が計算される。そして、データブロック、ソース情報、および伝送情報は、上述と同一のアドレスに記憶され、誤り訂正符号は、アドレス(48,16)の右斜め下方向に続くアドレス(49,17),(50,18),(51,19),・・・,(56,24),(57,25)に記憶される。
【0057】
以下、アドレス(0,32),(1,0),(2,1),・・・,(31,30),(32,31),(33,32),(34,0),・・・,(46,12),(47,13)に記憶されたデータブロック、ソース情報、および伝送情報に対する誤り訂正符号が、アドレス(48,14),(49,15),(50,16),・・・,(56,22),(57,23)に記憶されるまで、同様の処理が繰り返される。
【0058】
従って、パリティ付加回路35は、1584(=48×33)バイトのデータブロック、ソース情報、および伝送情報に、330(=10×33)バイトの誤り訂正符号を付加して、1584バイトのデータブロック、ソース情報、および伝送情報と、330バイトの誤り訂正符号とを1単位に構造化する(伝送フォーマット生成回路15で扱われる単位のデータを生成する)。
【0059】
なお、本実施の形態では、例えば誤り訂正符号として、ガロア体G(28)上で定義されたリードソロモン(Reed-Solomon)符号が用いられる。また、このリードソロモン符号の符号長は(58,48)などとされており、その符号長dは11などとされている。但し、リードソロモン符号の符号長は(58,48)に限定されるものではなく、例えば、(38,32)その他などにすることが可能である。
【0060】
バッファ回路34に記憶されたデータブロック、ソース情報、および伝送情報すべてに対し、上述したように誤り訂正符号が付加されると、伝送フォーマット生成回路36は、例えば図16に示すように、バッファ回路34に記憶されたデータを1バイト単位で、アドレス(0,0)から、M方向(上から下方向)に読み出す。即ち、伝送フォーマット生成回路36は、次のような順序(読み出し順序)でバッファ回路34から、データを読み出す。
【0061】
(0,0),(0,1),(0,2),・・・,(0,31),(0,32),
(1,0),(1,1),(1,2),・・・,(1,31),(1,32),
(2,0),(2,1),(2,2),・・・,(2,31),(2,32),
・ ・
・ ・
・ ・
(57,0),(57,1),(57,2),・・・,(57,31),(57,32)
【0062】
このように、誤り訂正符号が付加されたデータブロック、ソース情報、および伝送情報は、バッファ回路34に対する書き込み順序と異なる読み出し順序で読み出されることでインターリーブされる。従って、バーストエラーに対する誤り訂正能力を向上させることができる。
【0063】
そして、伝送フォーマット生成回路36は、バッファ回路34に記憶されるデータブロック、ソース情報、伝送情報、および誤り訂正符号のデータ量に等しいデータ量、即ち、1914(48×33+10×33)バイトのデータ(図17中、送信ブロック)ごとに、図17に示すような、受信装置2において同期をとるための4バイトからなるシンクデータと、必要な情報が記述された2バイトからなるヘッダとを付加し、伝送用のフォーマットのデータ(以下、適宜、伝送データという)に変換する。
【0064】
なお、シンクとしては、直流分が集中しないような、パターンが用いられる。即ち、例えば、変調回路16においてQPSK変調を行う場合においては、パートシンクとしては、「01111011111111111111111111111111」や「01111011011110110111101101111011」などが、チャプタシンクとしては、「11111111111111111111111111111111」や「01111011011110110111101111111111」などが用いられる。ヘッダには、データブロックでのタイムスロットの使われ方に関する情報をまとめて格納する。
【0065】
伝送フォーマット生成回路36から出力された伝送データは、変調回路37に供給され、そこで、例えばQPSK変調やTCM8PSK変調などの位相偏移変調される。ここで、変調回路37では、TCM変調と8PSK変調とを組み合わせた変調ではなく、例えば、8PSK変調だけを施すようにすることも可能であるが、8PSKだけでは、QPSK変調だけの場合に比較して、判定すべき情報点どうしの距離が短くなるため、エラーレートが増加することになる。そこで、受信側において、最尤復号を行い、これによりエラーレートの増加を防止することができるようにするため、8PSK変調だけでなく、TCM変調をも用いるようにするのが好ましい。
【0066】
図18は、本発明の受信装置2の一実施の形態の構成を示すブロック図である。送信装置1より出力されて、空間を伝搬してきた、変調赤外線は、赤外線ディテクタ51に入力するようになされている。赤外線ディテクタ51は、図1の赤外線ディテクタ24とおなじである。赤外線ディテクタ51からは、変調赤外線に対応する信号、即ち、送信装置1から出力された変調信号に相当するRF信号が出力される。赤外線ディテクタ51から出力されたRF信号は、受信機52に供給するようになされている。
【0067】
図19は、図18の受信機52の構成例を示している。上述した変調信号は、受信機52の復調回路51に入力される。復調回路71は、いわゆるコスタスループを有する搬送波抽出回路などを含んで構成され、変調信号をQPSK復調やTCM8PSK復調等の位相復調をし、これにより、図17で説明したフォーマットの伝送データを再生する。この伝送データは、伝送チャンネルクロック再生回路72および伝送フォーマット再生回路74に供給される。
【0068】
伝送チャンネルクロック再生回路72は、復調回路71からの伝送データに基づいて、伝送チャンネルクロックを再生し、復調回路71、データクロック再生回路73、伝送フォーマット再生回路74、および周波数チェック回路78に供給する。これにより、復調回路71および伝送フォーマット再生回路74では、伝送チャンネルクロックにしたがって、処理が行われる。
【0069】
データクロック再生回路73は、例えばPLL回路、分周回路および逓倍回路などによって構成されており、伝送チャンネルクロック再生回路72からの伝送チャンネルクロックに基づき、その周波数を4/5倍したクロック、即ち、データブロック、およびソース情報のデータクロックを再生する。このデータクロックは、出力回路77や出力I/F回路59その他の必要なブロックに供給される。これにより、出力回路77および出力I/F回路79などでは、データクロックのタイミングで、処理が行われる。
【0070】
なお、データクロック再生回路73には、伝送フォーマット再生回路74からリセット信号が供給されるようになされており、データクロック再生回路73では、このリセット信号によって、その内蔵するPLL回路のロック位相が制御されるようになされている。
【0071】
一方、伝送フォーマット再生回路74は、復調回路71からの伝送データから、送信ブロックを抽出し、バスを介して、図15のバッファ回路34と同様に構成されるバッファ回路75に記憶させる。即ち、伝送フォーマット再生回路74は、送信ブロックを構成するデータを、バッファ回路75に対して、M方向に書き込んでいき、これにより、図16で説明したデータブロック、およびソース情報と誤り訂正符号でなる58×33バイトのデータのブロック(以下、適宜、デインターリーブブロックという)を再構成することで、デインターリーブを行う。
【0072】
伝送フォーマット再生回路74は、上述のようにして、バッファ回路75にデインターリーブブロックを書き込む他、伝送データの中のシンクを検出し、そのシンクのタイミングで、リセット信号を、データクロック再生回路73に出力する。これにより、上述したように、データクロック再生回路73のロック位相が制御される。
【0073】
バッファ回路75にデインターリーブブロックが記憶されると、誤り訂正回路76は、そのデインターリーブブロックを、図3のパリティ付加回路14における場合と同様に読み出し、誤り訂正符号に基づいて、データブロック、およびソース情報の誤り訂正を行う。そして、誤り訂正回路76は、誤りの訂正を行ったデータブロック、およびソース情報を、バッファ回路75に書き込む。
【0074】
なお、本実施の形態においては、上述したように、誤り訂正符号としてリードソロモン符号が用いられており、誤り訂正回路76は、誤り検出を可能にするための訂正コードの距離d、または誤り訂正可能範囲rを、それぞれ11または4などに設定し、この範囲内において誤りの訂正を行うようになされている。
【0075】
さらに、誤り訂正回路76は、誤りの訂正を行うことができなかったとき、そのことを表す訂正不可信号を出力回路77に出力するようになされている。出力回路77は、誤り訂正回路76から訂正不可信号を受信したとき、バッファ回路75から読み出したデータブロック、およびソース情報の出力を停止するようになされており、これにより、誤り訂正をすることができなかったデータブロック、およびソース情報が出力されるのを防止することができるようになされている。
【0076】
誤り訂正回路76による、バッファ回路75へのデータブロック、およびソース情報の書き込みが終了すると、出力回路77は、データクロック再生回路73からのデータクロックにしたがって、バッファ回路75からデータブロック、およびソース情報を読み出し、出力I/F回路79に出力する。出力I/F回路79は、やはりデータクロックにしたがって、出力回路77からのデータブロック、およびソース情報に対し、図15の入力I/F回路31における場合と逆の処理を施して、出力する。
【0077】
なお、出力回路77には、周波数チェック回路78から異常信号が供給されるようになされており、出力回路77は、訂正不可信号を受信したときの他、異常信号を受信したときも、データブロック、およびソース情報の出力を停止するようになされている。
【0078】
周波数チェック回路78は、伝送チャンネルクロック再生回路72から供給された伝送チャンネルクロックの周波数が正常なものかどうか、即ち、本実施の形態においては、IEC−958の規格に適合した周波数である、例えば3.84MHz(=48kHz×32ビット×2×5/4)であるかどうかを判定する。そして、伝送チャンネルクロックの周波数が正常なものでない場合、その旨を示す異常信号を出力回路77に出力し、これにより、出力回路77によるデータブロック、およびソース情報の出力を停止させる。従って、この場合も、正常でないデータブロック、およびソース情報が出力されるのを防止することができる。
【0079】
図18に戻り、受信機52より出力されたブロックインデックス信号とソース情報の信号は、CPU53に供給されるようになされている。受信機52より出力されたデータブロックの信号は、CPU53およびゲート54に供給されるようになされている。CPU53は、ブロックインデックス信号、ソース情報、およびデータブロックを基に、ゲート54に所定の音声チャンネルのデータ、所定のNODブロックのデータが供給されたタイミングで、ゲート54から音声データを出力するよう指示する信号をゲート54に供給するようになされている。
【0080】
ゲート54から出力された音声データは、デコーダ55に供給するようになされている。デコーダ55は、ゲート54から供給された音声データを、D/Aコンバータ56で音声に変換できる形式に変換し、D/Aコンバータ56にその変換した音声データを供給するようになされている。D/Aコンバータ56は、アナログに変換した音声信号をアンプ57に供給し、アンプ57は、音声信号をイヤホン3で聞くのに適した所定の信号レベルに増幅する。
【0081】
CPU53から出力された文字データは、文字表示LCD(Liquid Crystal Display)58に供給され、文字表示LCDは文字データに相当する文字を表示する。
【0082】
セレクトスイッチ59は、音声チャンネルまたはNODのチャンネルを指定した信号を、CPU53に供給するようになされている。CPU53は、送信機60に音声チャンネル、NODチャンネル、または受信装置2の状態を示す情報等を含んだ受信装置データを供給するようになされている。
【0083】
送信機60は、入力された受信装置データに、必要な同期用の信号を付加し、455KHzを副搬送波としたASK(Amplitude Shift Keying)変調して、赤外線エミッタ61に供給するようになされている。図20は、送信機60より出力される伝送フォーマットを示す図である。伝送フォーマットは、音声チャンネル、NODチャンネル、または受信装置2の状態などを示す受信装置データ28ビットの前に、スタートビットが1ビット付加され、データ28ビットの後ろにパリティ1ビットとストップビット2ビット付加され、トータル32ビットからなる。
【0084】
図21は、送信機60の構成例を示す図である。入力I/F回路81、および入力回路82は、図15の場合と同じである。伝送フォーマット生成回路86は、入力されたデータに、スタートビット、パリティ、およびストップビットを付加するようになされている。伝送チャンネルクロック生成回路83は、伝送チャンネルクロックを生成し、伝送フォーマット生成回路86と変調回路87に供給するようになされている。変調回路87は、伝送フォーマットに整形されたデータを、455KHzを副搬送波としたASK変調して、変調信号とし、出力する。
【0085】
図18に戻り、送信機60から出力された変調信号は、赤外線エミッタ61に供給するようになされている。赤外線エミッタ61は、図1の赤外線エミッタ22と同じである。
【0086】
図22は、図1の受信機23の構成例を示す図である。伝送チャンネルクロック再生回路42、データクロック再生回路43、周波数チェック回路48、出力回路47、および出力I/F回路49は、図19の場合と同じである。復調回路41は、ASK変調された変調信号を復調し、伝送フォーマット形式の伝送データを伝送フォーマット再生回路44に供給する。伝送フォーマット再生回路44は、28ビットの音声チャンネル、NODのチャンネル、または受信装置2の状態等を示す受信装置データを抽出し、出力回路47に供給するようになされている。
【0087】
図23は、送信装置1が、受信装置2の状態示す情報を取得する場合の動作を示すフローチャートである。ステップS11において、CPU16−1は、情報を取得する受信装置2のDST番号の範囲を設定し、その値をCPU16−3に送信する。ステップS12において、CPU16−3は、情報を取得する受信装置2のDST番号の初期値を設定する。ステップS13において、CPU16−1は、CPU16−3に受信装置データとして、受信装置2の情報を取得するオペレーションコードを設定させる。ステップS14において、CPU16−3は、所定のタイムスロットにDST番号と所定のオペレーションコードを含んだ受信装置データを挿入し、マルチプレクサ14−3を介して送信機21に送信する。
【0088】
ステップS15において、DST番号で指定した所定の受信装置2から赤外線信号を受信したか否かを判定し、DST番号で指定した所定の受信装置2から赤外線信号を受信したと判定された場合、手続はステップS16に進む。ステップS16において、CPU16−1は、所定の受信装置2から受信した情報を所定の位置に記憶する。ステップS15において、DST番号で指定した所定の受信装置2から赤外線信号を受信されなかったと判定された場合、ステップS19において、該当するDST番号の受信装置の情報取得エラー処理を実行し、ステップS17に進む。
【0089】
ステップS17において、設定した全ての受信装置にDST番号とオペレーションコードを送出したか否かを判定し、全ての受信装置にDST番号とオペレーションコードを送出していないと判定された場合、ステップS18に進む。ステップS18において、CPU16−1は、次の情報を取得する受信装置2のDST番号をCPU16−3に設定させ、ステップS14に進む。ステップS17において、全ての受信装置にDST番号とオペレーションコードを送出したと判定された場合、処理は終了する。
【0090】
図24は、受信装置2が、送信装置1より送信されたリモコンデータのオペレーションコードを実行する場合の動作を示すフローチャートである。ステップS31において、CPU53は、ソース情報からリモコンデータのタイムスロットを算出する。ステップS32において、算出されたリモコンデータのタイムスロットであるか否かを判定する。所定のタイムスロットでない場合は、ステップS32に戻り、所定のタイムスロットまで処理を繰り返す。所定のタイムスロットである場合には、ステップS33に進み、CPU53は、リモコンデータからDST番号を抽出する。ステップS34において、自己のDST番号と同じであるか否かを判定し、抽出したDST番号が自己のDST番号と同一である場合には、ステップS35に進む。ステップS35において、CPU53は、リモコンデータからオペレーションコードを抽出する。ステップS36において、CPU53は、ステップS35において抽出されたオペレーションコードを実行する。ステップS36にてオペレーション終了後、または、ステップS34において、抽出したDST番号が自己のDST番号と異なると判定された場合、処理は終了する。
【0091】
図25は、データブロックあたり1つの受信装置2が指定されて、受信装置ステータスを送信するオペレーションコードが送信された場合の信号のタイムチャートである。最初のデータブロックのリモコンデータでは、DST番号に1が指定され、オペレーションコードに受信装置ステータス送信のオペレーションコードが挿入される。このデータブロックを受け取ったDST番号1の例えば受信装置2−1は、自分自身のステータスを示す情報を、送信装置1に送信する。同様に、次のデータブロックのリモコンデータでは、DST番号に2が指定され、オペレーションコードに受信装置ステータス送信のオペレーションコードが挿入される。このデータブロックを受け取ったDST番号2の例えば受信装置2−2は、自分自身のステータスを示す情報を、送信装置1に送信する。このように、データブロック毎に1つの受信装置2を指定して、受信装置のステータス情報送信のオペレーションコードを送信すれば、送信装置1は、複数の受信装置のそれぞれのステータスに関する情報が得られる。
【0092】
このように送信装置1は、受信装置2−1乃至2−kそれぞれの情報を収集することができる。例えば、多数の受信装置2にその動作を指示するオペレーションコードを送出した場合、それぞれの受信装置2がそのオペレーションを実行したかを確認できる。なお、送信装置1は、受信装置2からの情報を受信する必要がない場合は、同時に複数の受信装置2に受信装置データを送信することも可能である。
【0093】
以上、発明の実施の形態において、音声の信号を伝送する例を示したが、画像その他の信号でもかまわない。
【0094】
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものとする。
【0095】
なお、上記したような処理を行うコンピュータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用することができる。
【0096】
【発明の効果】
請求項1に記載の送信装置、請求項6に記載の送信方法、請求項7に記載の提供媒体、並びに請求項8に記載の伝送システムによれば、ユーザは配線の制約なしに、多数のチャンネルで供給された情報を、チャンネルを選択して得ることができるだけでなく、ユーザが要求する、またはユーザに適した、多数のチャンネルで供給された信号を、伝送する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送信装置の一実施の形態の構成例を示すブロック図である。
【図2】ブロックインデックス信号の波形を示す図である。
【図3】データブロックの形態を示す図である。
【図4】ソース情報の形態を示す図である。
【図5】データブロック内の構成を示す図である。
【図6】NOD音声メッセージの構成を示す図である。
【図7】ソース情報内の音声チャンネルデータに対する部分の構成を示す図である。
【図8】ソース情報内のNOD音声データに対する部分の構成を示す図である。
【図9】ソース情報内の文字データに対する部分の構成を示す図である。
【図10】ソース情報内のリモートコントロールデータに対する部分の構成を示す図である。
【図11】音声チャンネルの1セグメント内の構成を示す図である。
【図12】NOD音声データの1セグメント内の構成を示す図である。
【図13】データブロックの文字データの構成を示す図である。
【図14】データブロック内のリモコンデータの構成を示す図である。
【図15】送信機21の構成例を示す図である。
【図16】バッファ回路34内のデータの構成を示す図である。
【図17】送信機21より出力される伝送フォーマットを示す図である。
【図18】受信装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
【図19】受信機52の構成例を示す図である。
【図20】送信機60より出力される伝送フォーマットを示す図である。
【図21】送信機60の構成例を示す図である。
【図22】受信機23の構成例を示す図である。
【図23】送信装置1が、受信装置2の状態示す情報を取得する場合の動作を示すフローチャートである。
【図24】受信装置2が、送信装置1より送信されたリモコンデータのオペレーションコードを実行する場合の動作を示すフローチャートである。
【図25】データブロックあたり1つの受信装置2が指定されて、受信装置ステータスを送信するオペレーションコードが送信された場合の信号のタイムチャートである。
【符号の説明】
1 送信装置,2 受信装置,11−1乃至11−i ODサーバ,12−1乃至12−j エンコーダ,13 NODサーバ,14−1乃至14−3 マルチプレクサ,16−1乃至16−4 CPU,21 送信機,22 赤外線エミッタ,23 受信機,24,51 赤外線ディテクタ,52 受信機,53 CPU,54 ゲート,56 D/Aコンバータ,58 文字表示LCD,60 送信機,61 赤外線エミッタ

Claims (7)

  1. データを受信装置に送信する送信装置において、
    音声データを蓄積し、前記蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力するオンデマンドサーバと、
    外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力するエンコーダと、
    前記オンデマンドサーバおよび前記エンコーダから出力された複数の音声データ、前記第1の制御情報、および前記第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数の前記データ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力するマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサより出力された前記データ系列に基づいて、赤外線を出力する出力手段と、
    前記受信装置が出力した赤外線を受光する受光手段と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 文字データを供給する文字データ供給手段
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記マルチプレクサは、前記出力手段に、前記受信装置を制御する第3の制御信号もさらに供給する
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  4. 前記オンデマンドサーバは、前記受光手段により受光された前記赤外線に対応する信号に基づいて、前記蓄積した音声データを出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  5. データを受信装置に送信する送信方法において、
    オンデマンドサーバが、音声データを蓄積し、前記蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力する第1の出力ステップと、
    エンコーダが、外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力する第2の出力ステップと、
    マルチプレクサが、前記オンデマンドサーバおよび前記エンコーダから出力された複数の音声データ、前記第1の制御情報、および前記第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数の前記データ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力する第3の出力ステップと、
    前記マルチプレクサより出力された前記データ系列に基づいて、赤外線を出力する第4の出力ステップと、
    前記受信装置が出力した赤外線を受光する受光ステップと、
    前記受光ステップより出力される信号を復調する復調ステップと
    を含むことを特徴とする送信方法。
  6. データを受信装置に送信する送信装置に、
    オンデマンドサーバが、音声データを蓄積し、前記蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力する第1の出力ステップと、
    エンコーダが、外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力する第2の出力ステップと、
    マルチプレクサが、前記オンデマンドサーバおよび前記エンコーダから出力された複数の音声データ、前記第1の制御情報、および前記第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数の前記データ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力する第3の出力ステップと、
    前記マルチプレクサより出力された前記データ系列に基づいて、赤外線を出力する第4の出力ステップと、
    前記受信装置が出力した赤外線を受光する受光ステップと、
    前記受光ステップより出力される信号を復調する復調ステップと
    を含む処理を実行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されていることを特徴とする提供媒体。
  7. 送信装置が受信装置に、データを伝送する伝送システムにおいて、
    前記送信装置は、
    音声データを蓄積し、前記蓄積した音声データを、その音声データの構造を示す第1の制御情報と共に出力するオンデマンドサーバと、
    外部からアナログの音声信号を入力して所定の形式のデジタルデータに変換し、変換により得られた音声データ、および所定の第2の制御情報を出力するエンコーダと、
    前記オンデマンドサーバおよび前記エンコーダから出力された複数の音声データ、前記第1の制御情報、および前記第2の制御情報からなるデータ系列を入力し、複数の前記データ系列のうちの1つのデータ系列を選択して出力するマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサより出力された前記データ系列、および前記受信装置を制御する第3の制御情報に基づいて、赤外線を出力する第1の出力手段と、
    前記受信装置が出力した赤外線を受光する第1の受光手段と
    を備え、
    前記受信装置は、
    前記第1の出力手段が出力した赤外線を受光する第2の受光手段と、
    前記第2の受光手段より出力される信号を復調する復調手段と、
    前記復調手段よる復調により得られた前記データ系列の音声データを選択する選択手段と、
    前記復調手段よる復調により得られた前記第3の制御信号に対応して、前記送信装置に赤外線信号を出力する第2の出力手段と
    を備えることを特徴とする伝送システム。
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