JPH11308142A - 携帯通信装置 - Google Patents
携帯通信装置Info
- Publication number
- JPH11308142A JPH11308142A JP10110747A JP11074798A JPH11308142A JP H11308142 A JPH11308142 A JP H11308142A JP 10110747 A JP10110747 A JP 10110747A JP 11074798 A JP11074798 A JP 11074798A JP H11308142 A JPH11308142 A JP H11308142A
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- JP
- Japan
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- antenna
- circuit
- reception
- user
- transmission
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Abstract
(57)【要約】
【課題】使用に際して使用者の人体に与える影響を極力
低減し、また動作特性を低下させない。 【解決手段】アンテナ11と、このアンテナ11で受信した
電波に対する受信処理を行なうＲＦ回路17と、アンテナ
11とＲＦ回路17との間に配置され、これらの間のインピ
ーダンス整合状態を可変する受信マッチング回路16と、
アンテナ11とこの端末機筺体間の静電容量を計測する静
電容量検出器15と、この静電容量検出器15の検出した静
電容量値に基づいて受信マッチング回路16を制御し、ア
ンテナ11とＲＦ回路17との間のインピーダンス整合をと
らせるマッチングコントロール部18とを備える。
低減し、また動作特性を低下させない。 【解決手段】アンテナ11と、このアンテナ11で受信した
電波に対する受信処理を行なうＲＦ回路17と、アンテナ
11とＲＦ回路17との間に配置され、これらの間のインピ
ーダンス整合状態を可変する受信マッチング回路16と、
アンテナ11とこの端末機筺体間の静電容量を計測する静
電容量検出器15と、この静電容量検出器15の検出した静
電容量値に基づいて受信マッチング回路16を制御し、ア
ンテナ11とＲＦ回路17との間のインピーダンス整合をと
らせるマッチングコントロール部18とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル携帯電話
機やＰＨＳ端末機等の携帯通信装置に関する。
機やＰＨＳ端末機等の携帯通信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近時、デジタル携帯電話機やＰＨＳ（Ｐ
ｅｒｓｏｎａｌ Ｈａｎｄｙｐｈｏｎｅ Ｓｙｓｔｅ
ｍ：簡易型コードレス電話システム）端末機などの携帯
使用可能な電話システムの端末機の普及が急速に進んで
いる。
ｅｒｓｏｎａｌ Ｈａｎｄｙｐｈｏｎｅ Ｓｙｓｔｅ
ｍ：簡易型コードレス電話システム）端末機などの携帯
使用可能な電話システムの端末機の普及が急速に進んで
いる。
【０００３】この種の携帯通信機では、図２に示すよう
に使用時にはアンテナ１が使用者の人体頭部２にきわめ
て近接あるいは接触することとなる。そのため、該頭部
２内に強い電界が発生するという課題があった。また、
アンテナ１が人体頭部２に近付くことでその特性が大き
く変化し、アンテナ動作利得が低下してしまうという不
具合もあった。
に使用時にはアンテナ１が使用者の人体頭部２にきわめ
て近接あるいは接触することとなる。そのため、該頭部
２内に強い電界が発生するという課題があった。また、
アンテナ１が人体頭部２に近付くことでその特性が大き
く変化し、アンテナ動作利得が低下してしまうという不
具合もあった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した如く一般の携
帯通信機では、使用時にアンテナが人体頭部に近接ある
いは接触することで、該頭部内に強い電界が生じて人体
に影響を与える可能性もあり、動作特性においても低下
してしまうことがあるという課題を有していた。
帯通信機では、使用時にアンテナが人体頭部に近接ある
いは接触することで、該頭部内に強い電界が生じて人体
に影響を与える可能性もあり、動作特性においても低下
してしまうことがあるという課題を有していた。
【０００５】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、使用に際して使用
者の人体に与える影響を少なくし、また動作特性を低下
させてしまうこともない携帯通信装置を提供することに
ある。
たもので、その目的とするところは、使用に際して使用
者の人体に与える影響を少なくし、また動作特性を低下
させてしまうこともない携帯通信装置を提供することに
ある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
アンテナと、このアンテナで受信した電波に対する受信
処理を行なう受信回路と、上記アンテナと受信回路との
間に配置され、これらの間のインピーダンス整合状態を
可変するインピーダンス可変手段と、上記アンテナの特
性を計測する計測手段と、この計測手段の計測結果に基
づいて上記インピーダンス可変手段を制御し、上記アン
テナと受信回路との間のインピーダンス整合をとる制御
手段とを具備したことを特徴とする。
アンテナと、このアンテナで受信した電波に対する受信
処理を行なう受信回路と、上記アンテナと受信回路との
間に配置され、これらの間のインピーダンス整合状態を
可変するインピーダンス可変手段と、上記アンテナの特
性を計測する計測手段と、この計測手段の計測結果に基
づいて上記インピーダンス可変手段を制御し、上記アン
テナと受信回路との間のインピーダンス整合をとる制御
手段とを具備したことを特徴とする。
【０００７】このような構成とすれば、使用に際して使
用者の人体とアンテナとの距離に応じて変化するアンテ
ナの動作特性を補償し、常に高いアンテナ効率での受信
動作を実行することができる。
用者の人体とアンテナとの距離に応じて変化するアンテ
ナの動作特性を補償し、常に高いアンテナ効率での受信
動作を実行することができる。
【０００８】請求項２記載の発明は、アンテナと、この
アンテナに高周波信号を送出して励振する送信回路と、
上記アンテナの特性を計測する計測手段と、この計測手
段の計測結果に基づいて上記送信回路の送信出力を可変
制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
アンテナに高周波信号を送出して励振する送信回路と、
上記アンテナの特性を計測する計測手段と、この計測手
段の計測結果に基づいて上記送信回路の送信出力を可変
制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【０００９】このような構成とすれば、使用に際して使
用者の人体とアンテナとの距離に応じて変化するアンテ
ナの特性から送信出力を可変制御することで、使用に際
して使用者の人体へ与える影響を極力抑制することがで
きる。
用者の人体とアンテナとの距離に応じて変化するアンテ
ナの特性から送信出力を可変制御することで、使用に際
して使用者の人体へ与える影響を極力抑制することがで
きる。
【００１０】請求項３記載の発明は、上記請求項１また
は２記載の発明において、上記計測手段は、アンテナの
静電容量を検出することを特徴とする。このような構成
とすれば、上記請求項１または２記載の発明の作用に加
えて、通信に使用する高周波信号に比して大幅に低い周
波数帯域での検出を行なうため、計測に要する通信動作
への影響を充分に低いものとすることができる。
は２記載の発明において、上記計測手段は、アンテナの
静電容量を検出することを特徴とする。このような構成
とすれば、上記請求項１または２記載の発明の作用に加
えて、通信に使用する高周波信号に比して大幅に低い周
波数帯域での検出を行なうため、計測に要する通信動作
への影響を充分に低いものとすることができる。
【００１１】請求項４記載の発明は、上記請求項１また
は２記載の発明において、上記計測手段は、アンテナの
ＶＳＷＲ（電圧定在波比）を検出することを特徴とす
る。このような構成とすれば、上記請求項１または２記
載の発明の作用に加えて、アンテナ効率を高い状態で維
持しながら受信または送信動作を実行することができ
る。
は２記載の発明において、上記計測手段は、アンテナの
ＶＳＷＲ（電圧定在波比）を検出することを特徴とす
る。このような構成とすれば、上記請求項１または２記
載の発明の作用に加えて、アンテナ効率を高い状態で維
持しながら受信または送信動作を実行することができ
る。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の一形態を説明する。図１は例えばＰＨＳ端末機に適用
した場合の回路構成の一部を示すもので、１１は送出受
信を行なうアンテナであり、このアンテナ１１はアンテ
ナスイッチ１２を介して受信部１３及び送信部１４と接
続されている。ここでは図示しない制御回路からの信号
によりアンテナスイッチ１２が所定周期で切換動作し、
これに連れて受信部１３と送信部１４とが交互に受信動
作と送信動作とを繰返すＴＤＤ（時分割デュプレック
ス）方式を採る。
の一形態を説明する。図１は例えばＰＨＳ端末機に適用
した場合の回路構成の一部を示すもので、１１は送出受
信を行なうアンテナであり、このアンテナ１１はアンテ
ナスイッチ１２を介して受信部１３及び送信部１４と接
続されている。ここでは図示しない制御回路からの信号
によりアンテナスイッチ１２が所定周期で切換動作し、
これに連れて受信部１３と送信部１４とが交互に受信動
作と送信動作とを繰返すＴＤＤ（時分割デュプレック
ス）方式を採る。
【００１３】受信部１３は、静電容量検出器１５、受信
マッチング回路１６、ＲＦ回路１７、及びマッチングコ
ントロール部１８から構成される。静電容量検出器１５
は、アンテナスイッチ１２を介してアンテナ１１で受信
した電波を受信マッチング回路１６に伝送する過程で、
アンテナ１１とこの端末機の使用者の人体との間の距離
に応じてアンテナ１１とこの端末機の筺体との間の静電
容量が変化するのを検出するもので、その検出結果を上
記マッチングコントロール部１８に出力する。
マッチング回路１６、ＲＦ回路１７、及びマッチングコ
ントロール部１８から構成される。静電容量検出器１５
は、アンテナスイッチ１２を介してアンテナ１１で受信
した電波を受信マッチング回路１６に伝送する過程で、
アンテナ１１とこの端末機の使用者の人体との間の距離
に応じてアンテナ１１とこの端末機の筺体との間の静電
容量が変化するのを検出するもので、その検出結果を上
記マッチングコントロール部１８に出力する。
【００１４】マッチングコントロール部１８が、静電容
量検出器１５での検出結果に対応した制御信号を受信マ
ッチング回路１６に送出し、受信マッチング回路１６が
このマッチングコントロール部１８からの制御信号に基
づいて静電容量検出器１５から伝送されてくる高周波信
号に対するインピーダンスを変化させることで、この端
末機の使用者の人体との間の距離に応じて変化するアン
テナ１１のインピーダンスとのマッチングをとり、次段
のＲＦ回路１７に出力する。
量検出器１５での検出結果に対応した制御信号を受信マ
ッチング回路１６に送出し、受信マッチング回路１６が
このマッチングコントロール部１８からの制御信号に基
づいて静電容量検出器１５から伝送されてくる高周波信
号に対するインピーダンスを変化させることで、この端
末機の使用者の人体との間の距離に応じて変化するアン
テナ１１のインピーダンスとのマッチングをとり、次段
のＲＦ回路１７に出力する。
【００１５】ＲＦ回路１７では、入力された高周波の受
信信号に所定周波数の局部発振信号を重畳して中間周波
信号を得、これを図示しない後段の処理回路へ送出す
る。一方、送信部１４は、ＲＦ回路１９、送信マッチン
グ回路２０、方向性結合器２１、ＶＳＷＲ検出器２２、
送信出力コントロール部２３、及び警告発生部２４から
構成される。
信信号に所定周波数の局部発振信号を重畳して中間周波
信号を得、これを図示しない後段の処理回路へ送出す
る。一方、送信部１４は、ＲＦ回路１９、送信マッチン
グ回路２０、方向性結合器２１、ＶＳＷＲ検出器２２、
送信出力コントロール部２３、及び警告発生部２４から
構成される。
【００１６】ＲＦ回路１９は、図示しない送信系の処理
回路から送られてきた中間周波信号に所定の周波数の局
部発振信号を重畳することで高周波信号を得、得た高周
波信号を送信マッチング回路２０に送出する。
回路から送られてきた中間周波信号に所定の周波数の局
部発振信号を重畳することで高周波信号を得、得た高周
波信号を送信マッチング回路２０に送出する。
【００１７】送信マッチング回路２０では、送られてき
た信号に対して所定のインピーダンスマッチングをとっ
た上で方向性結合器２１に出力する。方向性結合器２１
は、送られてきた高周波の送信信号の大部分を上記アン
テナスイッチ１２を介してアンテナ１１より送信出力さ
せる一方、一部を分岐してＶＳＷＲ検出器２２に送出す
る。
た信号に対して所定のインピーダンスマッチングをとっ
た上で方向性結合器２１に出力する。方向性結合器２１
は、送られてきた高周波の送信信号の大部分を上記アン
テナスイッチ１２を介してアンテナ１１より送信出力さ
せる一方、一部を分岐してＶＳＷＲ検出器２２に送出す
る。
【００１８】ＶＳＷＲ検出器２２は、アンテナ１１とこ
の端末機の使用者の人体との間の距離に応じて変化す
る、方向性結合器２１から送られてきた信号のＶＳＷＲ
（電圧定在波比）を検出するもので、その検出結果を送
信出力コントロール部２３及び警告発生部２４へ出力す
る。
の端末機の使用者の人体との間の距離に応じて変化す
る、方向性結合器２１から送られてきた信号のＶＳＷＲ
（電圧定在波比）を検出するもので、その検出結果を送
信出力コントロール部２３及び警告発生部２４へ出力す
る。
【００１９】送信出力コントロール部２３は、ＶＳＷＲ
検出器２２で検出したＶＳＷＲの値に応じてアンテナ１
１がこの端末機の使用者の人体にきわめて近接している
と判断した場合にその度合いに応じて上記ＲＦ回路１９
の出力する送信信号の出力を抑制するように制御する。
検出器２２で検出したＶＳＷＲの値に応じてアンテナ１
１がこの端末機の使用者の人体にきわめて近接している
と判断した場合にその度合いに応じて上記ＲＦ回路１９
の出力する送信信号の出力を抑制するように制御する。
【００２０】警告発生部２４は、ＶＳＷＲ検出器２２で
検出したＶＳＷＲの値を所定のしきい値と比較すること
で必要により警告信号を発生し、送信信号の周波数を制
御する図示しない自動周波数制御（ＡＦ）回路に出力す
る。
検出したＶＳＷＲの値を所定のしきい値と比較すること
で必要により警告信号を発生し、送信信号の周波数を制
御する図示しない自動周波数制御（ＡＦ）回路に出力す
る。
【００２１】上記のような回路構成にあって、アンテナ
スイッチ１２が受信部１３側に接続される受信動作時に
は、アンテナ１１により受信された高周波信号がアンテ
ナスイッチ１２から静電容量検出器１５、受信マッチン
グ回路１６を介してＲＦ回路１７に至る過程で、静電容
量検出器１５がその時点でのアンテナ１１とこの端末機
の使用者の人体との間の距離に応じて変化するアンテナ
１１とこの端末機の筺体との間の静電容量を検出し、得
た静電容量値をマッチングコントロール部１８に出力す
る。
スイッチ１２が受信部１３側に接続される受信動作時に
は、アンテナ１１により受信された高周波信号がアンテ
ナスイッチ１２から静電容量検出器１５、受信マッチン
グ回路１６を介してＲＦ回路１７に至る過程で、静電容
量検出器１５がその時点でのアンテナ１１とこの端末機
の使用者の人体との間の距離に応じて変化するアンテナ
１１とこの端末機の筺体との間の静電容量を検出し、得
た静電容量値をマッチングコントロール部１８に出力す
る。
【００２２】これを受けたマッチングコントロール部１
８が、その静電容量の値に対応した制御信号を受信マッ
チング回路１６に送出することで、受信マッチング回路
１６が静電容量検出器１５を介して伝送されてくる高周
波信号に対するインピーダンスを変化させ、結果として
上記アンテナ１１とこの端末機の使用者の人体との間の
距離に応じて変化するアンテナ１１のインピーダンスと
のマッチングをとる。
８が、その静電容量の値に対応した制御信号を受信マッ
チング回路１６に送出することで、受信マッチング回路
１６が静電容量検出器１５を介して伝送されてくる高周
波信号に対するインピーダンスを変化させ、結果として
上記アンテナ１１とこの端末機の使用者の人体との間の
距離に応じて変化するアンテナ１１のインピーダンスと
のマッチングをとる。
【００２３】したがって、受信動作時にこの端末機の使
用によりアンテナ１１と該使用者の人体との間の距離が
変化したとしても、アンテナ１１の動作利得を常に最適
な値に保持することができ、でき得る限り良好な受信動
作を実行することができる。
用によりアンテナ１１と該使用者の人体との間の距離が
変化したとしても、アンテナ１１の動作利得を常に最適
な値に保持することができ、でき得る限り良好な受信動
作を実行することができる。
【００２４】また、通信に使用する高周波信号に比して
大幅に低い周波数帯域での検出を行なうため、計測に要
する通信動作への影響を充分に低いものとすることがで
きる。
大幅に低い周波数帯域での検出を行なうため、計測に要
する通信動作への影響を充分に低いものとすることがで
きる。
【００２５】次に、アンテナスイッチ１２が送信部１４
側に接続される送信動作時には、ＲＦ回路１９の出力す
る高周波信号が送信マッチング回路２０，方向性結合器
２１、及びアンテナスイッチ１２を介してアンテナ１１
より送信出力される過程で、高周波信号の一部が方向性
結合器２１により分岐されてＶＳＷＲ検出器２２に共さ
れる。
側に接続される送信動作時には、ＲＦ回路１９の出力す
る高周波信号が送信マッチング回路２０，方向性結合器
２１、及びアンテナスイッチ１２を介してアンテナ１１
より送信出力される過程で、高周波信号の一部が方向性
結合器２１により分岐されてＶＳＷＲ検出器２２に共さ
れる。
【００２６】ＶＳＷＲ検出器２２では、その時点でのア
ンテナ１１とこの端末機の使用者の人体との間の距離に
応じて変化するＶＳＷＲを検出し、得た値を送信出力コ
ントロール部２３及び警告発生部２４に出力する。
ンテナ１１とこの端末機の使用者の人体との間の距離に
応じて変化するＶＳＷＲを検出し、得た値を送信出力コ
ントロール部２３及び警告発生部２４に出力する。
【００２７】送信出力コントロール部２３は、そのＶＳ
ＷＲの値によりアンテナ１１とこの端末機の使用者の人
体との間の距離に対応してＲＦ回路１９の出力する表示
のための高周波信号の出力レベルを適宜抑制するもの
で、特にＶＳＷＲの値がアンテナ１１が使用者の人体に
近接あるいは接触していると判断される状態では、送信
する信号の出力レベルを通信が可能な範囲で最小限にま
で低下させ、使用者の人体へ与える影響を極力低減させ
るものとする。
ＷＲの値によりアンテナ１１とこの端末機の使用者の人
体との間の距離に対応してＲＦ回路１９の出力する表示
のための高周波信号の出力レベルを適宜抑制するもの
で、特にＶＳＷＲの値がアンテナ１１が使用者の人体に
近接あるいは接触していると判断される状態では、送信
する信号の出力レベルを通信が可能な範囲で最小限にま
で低下させ、使用者の人体へ与える影響を極力低減させ
るものとする。
【００２８】なお、上記実施の形態の構成では、受信動
作時のアンテナ１１とこの端末機の使用者の人体との距
離を検出する手段としてアンテナ１１とこの端末機の筺
体都の間の静電容量を検出するものとして説明したが、
他にアンテナ１１の入力インピーダンスあるいはＶＳＷ
Ｒを検出するものとしてもよい。
作時のアンテナ１１とこの端末機の使用者の人体との距
離を検出する手段としてアンテナ１１とこの端末機の筺
体都の間の静電容量を検出するものとして説明したが、
他にアンテナ１１の入力インピーダンスあるいはＶＳＷ
Ｒを検出するものとしてもよい。
【００２９】同様に、送信動作時のアンテナ１１とこの
端末機の使用者の人体との距離を検出する手段としてＶ
ＳＷＲを検出するものとして説明したが、他にアンテナ
１１とこの端末機の筺体との間の静電容量を検出するも
のとしてもよい。
端末機の使用者の人体との距離を検出する手段としてＶ
ＳＷＲを検出するものとして説明したが、他にアンテナ
１１とこの端末機の筺体との間の静電容量を検出するも
のとしてもよい。
【００３０】また、上記実施の形態は、ＰＨＳ端末機に
適用した場合を例示したものであるが、本発明はこれに
限らず、携帯使用可能な通信装置であればいずれにも適
用することが可能である。その他、本発明はその要旨を
逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能で
あるものとする。
適用した場合を例示したものであるが、本発明はこれに
限らず、携帯使用可能な通信装置であればいずれにも適
用することが可能である。その他、本発明はその要旨を
逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能で
あるものとする。
【００３１】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、使用に際
して使用者の人体とアンテナとの距離に応じて変化する
アンテナの動作特性を補償し、常に高いアンテナ効率で
の受信動作を実行することができる。
して使用者の人体とアンテナとの距離に応じて変化する
アンテナの動作特性を補償し、常に高いアンテナ効率で
の受信動作を実行することができる。
【００３２】請求項２記載の発明によれば、使用に際し
て使用者の人体とアンテナとの距離に応じて変化するア
ンテナの特性から送信出力を可変制御することで、使用
に際して使用者の人体へ与える影響を極力抑制すること
ができる。
て使用者の人体とアンテナとの距離に応じて変化するア
ンテナの特性から送信出力を可変制御することで、使用
に際して使用者の人体へ与える影響を極力抑制すること
ができる。
【００３３】請求項３記載の発明によれば、上記請求項
１または２記載の発明の効果に加えて、通信に使用する
高周波信号に比して大幅に低い周波数帯域での検出を行
なうため、計測に要する通信動作への影響を充分に低い
ものとすることができる。
１または２記載の発明の効果に加えて、通信に使用する
高周波信号に比して大幅に低い周波数帯域での検出を行
なうため、計測に要する通信動作への影響を充分に低い
ものとすることができる。
【００３４】請求項４記載の発明によれば、上記請求項
１または２記載の発明の効果に加えて、アンテナ効率を
高い状態で維持しながら受信または送信動作を実行する
ことができる。
１または２記載の発明の効果に加えて、アンテナ効率を
高い状態で維持しながら受信または送信動作を実行する
ことができる。
【図１】本発明の実施の一形態に係る回路構成の一部を
示すブロック図。
示すブロック図。
【図２】携帯通信機の使用状態を例示する図。
１１…アンテナ １２…アンテナスイッチ １３…受信部 １４…送信部 １５…静電容量検出器 １６…受信マッチング回路 １７…ＲＦ回路 １８…マッチングコントロール部 １９…ＲＦ回路 ２０…送信マッチング回路 ２１…方向性結合器 ２２…ＶＳＷＲ検出器 ２３…送信出力コントロール部 ２４…警告発生部
Claims (4)
- 【請求項１】 アンテナと、 このアンテナで受信した電波に対する受信処理を行なう
受信回路と、 上記アンテナと受信回路との間に配置され、これらの間
のインピーダンス整合状態を可変するインピーダンス可
変手段と、 上記アンテナの特性を計測する計測手段と、 この計測手段の計測結果に基づいて上記インピーダンス
可変手段を制御し、上記アンテナと受信回路との間のイ
ンピーダンス整合をとる制御手段とを具備したことを特
徴とする携帯通信装置。 - 【請求項２】 アンテナと、 このアンテナに高周波信号を送出して励振する送信回路
と、 上記アンテナの特性を計測する計測手段と、 この計測手段の計測結果に基づいて上記送信回路の送信
出力を可変制御する制御手段とを具備したことを特徴と
する携帯通信装置。 - 【請求項３】 上記計測手段は、アンテナの静電容量を
検出することを特徴とする請求項１または２記載の携帯
通信装置。 - 【請求項４】 上記計測手段は、アンテナのＶＳＷＲ
（電圧定在波比）を検出することを特徴とする請求項１
または２記載の携帯通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10110747A JPH11308142A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 携帯通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10110747A JPH11308142A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 携帯通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11308142A true JPH11308142A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14543532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10110747A Pending JPH11308142A (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 携帯通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11308142A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2002029986A1 (fr) * | 2000-10-04 | 2002-04-11 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Dispositif de communication sans fil |
| JP2005093908A (ja) * | 2003-09-19 | 2005-04-07 | Fine Rubber Kenkyusho:Kk | 電磁波制御体、その製造方法及び携帯電話機 |
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