JPH11306458A - 事故警告装置 - Google Patents

事故警告装置

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JPH11306458A
JPH11306458A JP11331898A JP11331898A JPH11306458A JP H11306458 A JPH11306458 A JP H11306458A JP 11331898 A JP11331898 A JP 11331898A JP 11331898 A JP11331898 A JP 11331898A JP H11306458 A JPH11306458 A JP H11306458A
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JP
Japan
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accident
data
warning
automobile
traveling
Prior art date
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Pending
Application number
JP11331898A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Sotohira
佳之 外平
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過去に事故の発生した場所での事故の再発
を、より高い確率で防止できるようにする。 【解決手段】 事故データ取得手段1は、CD−ROM
1aなどに記録された過去の交通事故に関するデータを
読み取る。一方、走行状況データ取得手段2は、自動車
の現在の走行状況に関する走行状況データとして、例え
ばGPSなどからの情報に基づく位置データ2a、車速
センサからの車速データ2b、温度センサからの温度デ
ータ2c、クロックからの日時データ2dなどを取得す
る。警告実行手段3は、事故データ取得手段1および走
行状況データ取得手段2からの各種データを参照し、自
動車が現在走行している区域での事故データと現在の走
行状況とを比較する。この結果、現在の走行では事故が
起こる可能性が高いと判断した場合には、警告実行手段
3は、モニタ4、スピーカ5などによって自動車の乗員
に対して警告する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の乗員に対し
て事故の警告を行う事故警告装置に関し、特に自動車内
に設けられる事故警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車の現在位置を乗員に知らせ
るナビゲーション装置が普及している。このナビゲーシ
ョン装置には、現在位置を認識するGPS(Global Pos
itioning System )などを備えており、周辺の地図、車
両の現在位置、渋滞情報などを、画面表示や音声によっ
て通知する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のナビゲ
ーション装置では、走行中の道路における過去の事故の
データを表示する機能はなかった。このため、事故が起
きやすい場所をドライバは知ることができず、過去に事
故の発生した場所での事故の再発防止が困難であった。
【0004】現在、高速道路や幹線道路などでは、道路
上に設置された表示装置によって事故情報や渋滞情報の
表示が行われている。しかし、自動車毎の走行状態を把
握して注意を促すようなことはなされていない。
【0005】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、過去に事故の発生した場所での事故の再発
を、より高い確率で防止することのできる事故警告装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、自動車の乗員に対して事故の警告を行う
事故警告装置において、過去の交通事故に関するデータ
を取得する事故データ取得手段と、前記自動車の現在の
走行状況に関するデータを取得する走行状況データ取得
手段と、前記自動車が現在走行している区域での事故デ
ータと前記現在の走行状況を比較し、両者の共通性が高
い場合に前記自動車の乗員に対して警告を行う警告実行
手段と、を有することを特徴とする事故警告装置が提供
される。
【0007】このような事故警告装置では、過去の交通
事故に関するデータを事故データ取得手段が取得し、一
方、自動車の現在の走行状況に関するデータを走行状況
データ取得手段が取得する。そして、警告実行手段は、
自動車が現在走行している区域での事故データと現在の
走行状況データを比較し、両者の共通性が高い場合に自
動車の乗員に対して警告を行う。
【0008】これにより、事故の再発を未然に防ぐこと
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本形態の事故警告装置の機
能の概念図である。事故データ取得手段1は、CD−R
OM1aなどに記録された過去の交通事故に関するデー
タを読み取る。一方、走行状況データ取得手段2は、自
動車の現在の走行状況に関する走行状況データとして、
例えばGPSなどからの情報に基づく位置データ2a、
車速センサからの車速データ2b、温度センサからの温
度データ2c、クロックからの日時データ2dなどを取
得する。
【0010】警告実行手段3は、事故データ取得手段1
および走行状況データ取得手段2からの各種データを参
照し、自動車が現在走行している区域での事故データと
現在の走行状況とを比較する。この結果、現在の走行で
は事故が起こる可能性が高いと判断した場合には、警告
実行手段3は、モニタ4、スピーカ5などによって自動
車の乗員に対して警告する。
【0011】図2は本形態の事故警告装置としてのナビ
ゲーション装置のハードウェアのブロック図である。制
御装置10は、プロセッサやROM、RAMなどから構
成されており、ROMに格納されたシステムプログラム
に従ってナビゲーション装置全体を制御する。CD−R
OMドライブ11は、制御装置10からの指令に従っ
て、記録媒体であるCD−ROM11a内のデータを読
み取る。CD−ROM11aには、ナビゲーション用の
地図データと音声データが記録されている。制御装置1
0は、この地図データを表示制御回路17に送り、モニ
タ18で表示させる。また、音声データを音声出力回路
19に送り、スピーカ20から出力させる。さらに、C
D−ROM11aには、道路毎の過去の事故データが記
録されている。この事故データとしては、事故の起きた
位置、日時、温度、車速などの複数のパラメータがあ
る。また、事故データは、携帯端末15によって電波で
サービスを受け、取得することもできる。
【0012】このナビゲーション装置を搭載した自動車
の現在位置は、現在位置測定部12が測定する。現在位
置測定部12には、GPS装置12aが設けられてい
る。GPS装置12aは、複数のGPS衛星からの電波
を受信して現在位置を測定する。また、現在位置測定部
12には、図示されていない方位センサや距離センサな
どが設けられており、自動車の進行方向や移動距離を測
定する。車速センサ13は、現在の車速を検出する。温
度センサ14は、現在の気温を検出する。入力装置16
は、ナビゲーション装置の操作を行うために用いられ
る。
【0013】このような構成において、制御装置10
は、自動車の走行中はCD―ROM11aの地図データ
をモニタ18に表示し、音声を交えて、ナビゲーション
を実行する。また、その一方で、制御装置10は、現在
走行中の道路の事故データを読み出し、現在の走行状
態、すなわち車速、温度などのデータと比較する。比較
した結果、現在の走行状態が事故データと類似する場合
には、モニタ18による画像表示およびスピーカ20に
よる音声出力によって、事故の警告を行う。
【0014】事故データのうち車速のデータは、事故の
可能性を判断するために重要なパラメータである。日時
は、例えば、夏の日の早朝、朝日が急に眩しくなるタイ
ミングなど、季節と時間による事故原因に関わるパラメ
ータである。温度は、日時のパラメータと併せて考慮す
れば、路面が凍結していたり雨が降っていたりしている
ことが推測できるパラメータである。なお、日時につい
ては、制御装置10が予め備えているクロック、または
GPS装置12aで得られた日時を参照する。このよう
な事故データの各パラメータと現在の走行状況との共通
性を考慮すれば、乗員に警告すべき状態かどうかが判断
できる。
【0015】図3は事故の警告を行うための制御装置1
0による具体的な処理手順を示すフローチャートであ
る。 〔S1〕現在走行している道路の先で過去に事故が発生
しているか否かを判断し、発生していればステップS2
に進み、発生していなければ本フローチャートを終了す
る。 〔S2〕事故が発生した日時と共通性があるか否かを判
断し、共通性があればステップS3に進み、なければ本
フローチャートを終了する。 〔S3〕事故が発生したときの温度と現在の温度が季節
や時刻を考慮した上で共通性があるか否かを判断し、共
通性があればステップS4に進み、なければ本フローチ
ャートを終了する。 〔S4〕事故が発生したときの車速と現在の車速が他の
条件を考慮した上で共通性があるか否かを判断し、共通
性があればステップS5に進み、なければ本フローチャ
ートを終了する。 〔S5〕モニタ18やスピーカ20を使用して、乗員に
事故の注意を促すための警告を行う。
【0016】このように、本形態では、過去の事故デー
タと現在の走行状態とを比較して、両者に共通性がある
場合には乗員に事故の警告を行うようにしたので、同じ
場所における事故の再発を防止することができる。
【0017】また、本形態では、携帯端末15によって
事故データを取得できるようにしたので、常に新しい情
報を得ることができる。なお、本形態では、事故警告装
置をナビゲーション装置の機能の1つとして示したが、
単体の装置とすることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、自動車
が現在走行している区域での事故データと現在の走行状
況を比較し、両者の共通性が高い場合に自動車の乗員に
対して警告を行うようにしたので、同じ場所における事
故の再発を、より高い確率で防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態の事故警告装置の機能の概念図である。
【図2】本形態の事故警告装置としてのナビゲーション
装置のハードウェアのブロック図である。
【図3】事故の警告を行うための制御装置による具体的
な処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……事故データ取得手段、1a……CD−ROM、2
……走行状況データ取得手段、3……警告実行手段、4
……モニタ、5……スピーカ、10……制御装置、11
……CD−ROMドライブ、12……現在位置測定部、
13……車速センサ、14……温度センサ、15……携
帯端末、18……モニタ、20……スピーカ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の乗員に対して事故の警告を行う
    事故警告装置において、 過去の交通事故に関するデータを取得する事故データ取
    得手段と、 前記自動車の現在の走行状況に関するデータを取得する
    走行状況データ取得手段と、 前記自動車が現在走行している区域での事故データと前
    記現在の走行状況を比較し、両者の共通性が高い場合に
    前記自動車の乗員に対して警告を行う警告実行手段と、 を有することを特徴とする事故警告装置。
  2. 【請求項2】 前記事故データ取得手段は、記録媒体に
    記録されたデータを読み取ることを特徴とする請求項1
    記載の事故警告装置。
  3. 【請求項3】 前記事故データ取得手段は、携帯端末を
    介して受信したデータを読み取ることを特徴とする請求
    項1記載の事故警告装置。
  4. 【請求項4】 前記警告実行手段は、画面表示によって
    前記警告を行うことを特徴とする請求項1記載の事故警
    告装置。
  5. 【請求項5】 前記警告実行手段は、音声によって前記
    警告を行うことを特徴とする請求項1記載の事故警告装
    置。
JP11331898A 1998-04-23 1998-04-23 事故警告装置 Pending JPH11306458A (ja)

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