JPH11305A - 前方視型内視鏡 - Google Patents
前方視型内視鏡Info
- Publication number
- JPH11305A JPH11305A JP9153460A JP15346097A JPH11305A JP H11305 A JPH11305 A JP H11305A JP 9153460 A JP9153460 A JP 9153460A JP 15346097 A JP15346097 A JP 15346097A JP H11305 A JPH11305 A JP H11305A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tip
- distal end
- endoscope
- main body
- bending
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
りもぐり込んだりしたときに観察視野が失われず、挿入
と観察を容易に続行することのできる前方視型内視鏡を
提供すること。 【解決手段】挿入部1の先端部分に形成された湾曲部2
を上記挿入部1の手元側に連結された操作部10からの
遠隔操作によって少なくとも上下方向に屈曲自在に構成
した前方視型内視鏡において、被写体の光像を取り入れ
るための観察窓4を、上記挿入部1の先端面3aの下半
部に配置した。
Description
の先端面に配置された前方視型内視鏡に関する。
り、可撓管によって外装された挿入部1の先端部分に湾
曲部2が形成され、対物光学系等が内蔵された先端部本
体3が湾曲部2の先端に連結されている。
あり、被写体の光像を取り入れるための観察窓4が先端
部本体3の先端面3aに配置されていて、挿入部1の前
方を観察するようになっている。
や処置具挿通チャンネル開口6等も配置されており、処
置具挿通チャンネルを下半部に配置した方が有利との考
え方から、観察窓4は先端部本体3の先端面3aの上半
部に配置されている。
ており、湾曲部2を遠隔的に屈曲させる操作を行うため
の湾曲操作ノブ11,12、送気送水操作ボタン13、
吸引操作ボタン14等が操作部10に配置されている。
ための上下方向湾曲操作ノブ、12は、湾曲部2を左右
方向に屈曲させるための左右方向湾曲操作ノブであり、
大きな上下方向湾曲操作ノブ11の上に小さな左右方向
湾曲操作ノブ12が同軸に積み重ねられて配置されてい
る。
向と湾曲部2の屈曲方向との関係はJISによって規定
されており、上下方向湾曲操作ノブ11の場合、矢印A
方向に回転操作すると湾曲部2が上方向に屈曲するよう
になっている。
等の場合は、右手は挿入部1の保持と押し引き等を行う
ために常時使用するので、操作部10は左手だけで操作
する必要があり、左手の親指だけが湾曲操作に用いられ
る。
上下方向湾曲操作ノブ11を矢印A方向に回転させて湾
曲部2を上方向に屈曲させるのは簡単であるが、その逆
に下方向に屈曲させる操作には困難性を伴う。
挿入する場合には、図6に示されるように、挿入部1を
体外でα状にループさせる手技が用いられる。このよう
にすることにより、湾曲部2を上方向に屈曲させた状態
で挿入部1のαループ部分を例えば矢印B方向に捩じる
と、湾曲部2が矢印Cに示されるように回動して先端部
本体3の向きを変えることができる。
て、上下方向湾曲操作ノブ11は湾曲部2の屈曲の大き
さを調整する目的だけに操作し、屈曲方向は挿入部1の
αループ部分の捩じりで調整するようにしている。
が肛門から直腸内に挿入される状態を示しており、挿入
部1は、小さな半径で立体的に曲がりくねった腸内を通
過していかなければならない。その際には、前述のよう
に湾曲部2が大なり小なり常に上方向に屈曲した状態に
ある。
凸部に先端部本体3がぶつかったりもぐり込む際には、
先端部本体3の上側がその凹凸部にぶつかることにな
り、そこには観察窓4が配置されている。
ぶつかる度に観察視野が遮られて、観察不能ないわゆる
「赤玉」状態になり、操作者にオリエンテーション(方
向性)が分からなくなくなってしまう。
腸管が真っ直ぐな部分だけでなく、図10及び図11に
示されるように、凹凸部が腸管の曲がりの内側部分にあ
る場合や外側にある場合も同じように発生する。
凹凸部等にぶつかったりもぐり込んだりしたときに観察
視野が失われず、挿入と観察を容易に続行することので
きる前方視型内視鏡を提供することを目的とする。
め、本発明の前方視型内視鏡は、挿入部の先端部分に形
成された湾曲部を上記挿入部の手元側に連結された操作
部からの遠隔操作によって少なくとも上下方向に屈曲自
在に構成した前方視型内視鏡において、被写体の光像を
取り入れるための観察窓を、上記挿入部の先端面の下半
部に配置したことを特徴とする。
を上記操作部から見たとき上記先端面の左下位置に配置
されているとよく、上記前方視型内視鏡が大腸用内視鏡
であってもよい。
態を説明する。図1は、本発明の実施の形態の大腸用内
視鏡を示しており、可撓管によって外装された挿入部1
の先端部分に湾曲部2が形成され、対物光学系等が内蔵
された先端部本体3が湾曲部2の先端に連結されてい
る。
あり、被写体の光像を取り入れるための観察窓4が先端
部本体3の先端面3aに配置されていて、挿入部1の前
方を観察するようになっている。先端部本体3の先端面
3aには、照明窓5や処置具挿通チャンネル開口6等も
配置されている。なお、送気送水ノズル等も配置されて
いるが、その図示は省略されている。
下半部に配置されており、被写体側から見て先端部本体
3の先端面3aの右下の位置に配置されている。処置具
挿通チャンネル開口6は左上の位置に配置されている。
ており、湾曲部2を遠隔的に屈曲させる操作を行うため
の湾曲操作ノブ11,12、送気送水操作ボタン13、
吸引操作ボタン14等が操作部10に配置されている。
ための上下方向湾曲操作ノブ、12は、湾曲部2を左右
方向に屈曲させるための左右方向湾曲操作ノブであり、
大きな上下方向湾曲操作ノブ11の上に小さな左右方向
湾曲操作ノブ12が同軸に積み重ねられて配置されてい
る。そして、上下方向湾曲操作ノブ11を矢印A方向に
回転操作すると湾曲部2が上方向に屈曲するようになっ
ている。
体3部分の側面断面図であり、先端部本体3内には、観
察窓4の奥に対物光学系7が内蔵され、その対物光学系
7による被写体の結像位置に、固体撮像素子の受像面8
が配置されている。
ァイババンドル9の射出端が配置されている。なお、固
体撮像素子の受像面8に代えて、イメージガイドファイ
ババンドルの像入射端面を配置してもよい。
部1を大腸に挿入する際には、先に図6を参照して説明
したように、湾曲部2は大なり小なり常に上方向に屈曲
させた状態になっている。
3が腸管内の凹凸部にぶつかったりもぐり込んだりした
とき、先端部本体3の先端面3aの下半部にある観察窓
4は腸管から離れているので、観察視野が凹凸部で遮ら
れない。したがって、腸内における観察と挿入を容易に
続行することができる。
腸管が真っ直ぐな部分だけでなく、図4及び図5に示さ
れるように、凹凸部が腸管の曲がりの内側部分にある場
合や外側にある場合でも同じである。
腸部分通過時には解剖学的に手元側から見て挿入部1を
右方向へ捩じるので、観察窓4は手元側から見て左下側
の位置にあるのがより好ましい。
るものではなく、例えば大腸用内視鏡以外の各種前方視
型内視鏡に適用することができる。
れるための観察窓を挿入部の先端面の下半部に配置した
ことにより、湾曲部を上方向に屈曲させて挿入部を臓器
内に挿入して挿入部先端が臓器内の凹凸部にぶつかった
りもぐり込んだりしたとき、観察視野が凹凸部で遮られ
ず、臓器内における観察と挿入を容易に続行することが
できる。
を示す斜視図である。
の側面断面図である。
の先端部分の側面図である。
の先端部分の側面図である。
の先端部分の側面図である。
図である。
ある。
面図である。
側面図である。
側面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】挿入部の先端部分に形成された湾曲部を上
記挿入部の手元側に連結された操作部からの遠隔操作に
よって少なくとも上下方向に屈曲自在に構成した前方視
型内視鏡において、 被写体の光像を取り入れるための観察窓を、上記挿入部
の先端面の下半部に配置したことを特徴とする前方視型
内視鏡。 - 【請求項2】上記観察窓が、上記挿入部の先端面を上記
操作部側から見たとき上記先端面の左下位置に配置され
ている請求項1記載の前方視型内視鏡。 - 【請求項3】上記前方視型内視鏡が大腸用内視鏡である
請求項1又は2記載の前方視型内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153460A JPH11305A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 前方視型内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9153460A JPH11305A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 前方視型内視鏡 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11305A true JPH11305A (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=15563051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9153460A Pending JPH11305A (ja) | 1997-06-11 | 1997-06-11 | 前方視型内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11305A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10703076B2 (en) | 2014-12-26 | 2020-07-07 | Kuraray Noritake Dental Inc. | Zirconia composition, zirconia semi-sintered body and zirconia sintered body, as well as dental product |
-
1997
- 1997-06-11 JP JP9153460A patent/JPH11305A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10703076B2 (en) | 2014-12-26 | 2020-07-07 | Kuraray Noritake Dental Inc. | Zirconia composition, zirconia semi-sintered body and zirconia sintered body, as well as dental product |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040420 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060414 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060427 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060526 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070118 |