JP2615048B2 - 硬性内視鏡 - Google Patents
硬性内視鏡Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、径の太いシースを用いることなく、径の太
い処置具を使用できるようにした硬性内視鏡に関する。
い処置具を使用できるようにした硬性内視鏡に関する。
[従来の技術と発明が解決しようとする問題点] 近年、体腔内に細長の挿入部を挿入することにより、
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内
視鏡が広く用いられている。
体腔内臓器等を観察したり、必要に応じ処置具チャンネ
ル内に挿通した処置具を用いて各種治療処置のできる内
視鏡が広く用いられている。
前記内視鏡には、挿入部が可撓性を有し、口腔等から
屈曲した経路を経て体腔内の対象部位を観察可能な軟性
内視鏡と、挿入部が硬性で、略直線状に挿入される硬性
内視鏡とがある。
屈曲した経路を経て体腔内の対象部位を観察可能な軟性
内視鏡と、挿入部が硬性で、略直線状に挿入される硬性
内視鏡とがある。
ところで、前記硬性内視鏡、例えば膀胱とか尿道内の
診断や治療処置を行うための膀胱尿道鏡では、中空案内
管としてのシースに、光学視管(テレスコープ)と、必
要に応じてカテーテル,鉗子等の処置具を挿通するよう
になっている。
診断や治療処置を行うための膀胱尿道鏡では、中空案内
管としてのシースに、光学視管(テレスコープ)と、必
要に応じてカテーテル,鉗子等の処置具を挿通するよう
になっている。
ところが、従来は、前記光学視管の挿入部の外径が、
基部から先端部まで略一定であり、この光学視管と共に
前記シース内に挿通される処置具として、径の太い処置
具を使用する場合には、太いシースを用いる必要があっ
た。しかしながら、シースの径を太くすることは、患者
の苦痛を増大する等の点から好ましくない。
基部から先端部まで略一定であり、この光学視管と共に
前記シース内に挿通される処置具として、径の太い処置
具を使用する場合には、太いシースを用いる必要があっ
た。しかしながら、シースの径を太くすることは、患者
の苦痛を増大する等の点から好ましくない。
[発明の目的] 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、径
の太いシースを用いることなく、径の太い処置具を使用
できるようにした硬性内視鏡を提供することを目的とし
ている。
の太いシースを用いることなく、径の太い処置具を使用
できるようにした硬性内視鏡を提供することを目的とし
ている。
[問題点を解決するための手段及び作用] 本発明による硬性内視鏡は、シース内に着脱自在に挿
通される硬性の挿入部を備えた硬性内視鏡において、 前記挿入部を、撮像手段としての固体撮像素子が設け
られた先端部と、この先端部よりも外径の細い細径部と
で構成し、シース内に前記挿入部を偏心させて装着する
ことにより、前記細径部と前記シースの内周面との間
に、処置具挿通チャンネルを形成したことを特徴とし、
また、前記細径部の先端側の細径部上に、処置具起上装
置を設けたことを特徴とする。
通される硬性の挿入部を備えた硬性内視鏡において、 前記挿入部を、撮像手段としての固体撮像素子が設け
られた先端部と、この先端部よりも外径の細い細径部と
で構成し、シース内に前記挿入部を偏心させて装着する
ことにより、前記細径部と前記シースの内周面との間
に、処置具挿通チャンネルを形成したことを特徴とし、
また、前記細径部の先端側の細径部上に、処置具起上装
置を設けたことを特徴とする。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は硬性内視鏡の先端部を示す断面図、第2図は第1
図のA−A′線断面図、第3図は内視鏡装置の全体を示
す側面図である。
1図は硬性内視鏡の先端部を示す断面図、第2図は第1
図のA−A′線断面図、第3図は内視鏡装置の全体を示
す側面図である。
第3図に示すように、本実施例の硬性内視鏡(テレス
コープ)1は、シース2と組合せて用いられるようにな
っている。前記シース2は、第2図に示すように、例え
ば断面が略楕円形状の細長の中空管部3を有し、この中
空管部3の先端部には、第1図に示すように、観察用及
び処置具用の開口部4が、先端から上側の側部にかけて
形成されている。また、前記シース2の後端部には、前
記硬性内視鏡1を着脱自在に接続できる接続部5が設け
られている。尚、前記シース2の後部には、図示しない
潅流口部が設けられており、この潅流口部を経てシース
2内に潅流液を導入できるようになっている。
コープ)1は、シース2と組合せて用いられるようにな
っている。前記シース2は、第2図に示すように、例え
ば断面が略楕円形状の細長の中空管部3を有し、この中
空管部3の先端部には、第1図に示すように、観察用及
び処置具用の開口部4が、先端から上側の側部にかけて
形成されている。また、前記シース2の後端部には、前
記硬性内視鏡1を着脱自在に接続できる接続部5が設け
られている。尚、前記シース2の後部には、図示しない
潅流口部が設けられており、この潅流口部を経てシース
2内に潅流液を導入できるようになっている。
一方、前記硬性内視鏡1は、前記シース2の中空管部
3内に挿通される硬性で細長の挿入部11と、この挿入部
11の後端に連設された操作部12とを備えている。前記操
作部12の前端部には、前記シース2の接続部5内に嵌入
される先端側が細径のテーパ部13と、この後方に隣接し
て、前記接続部5に接続される接続部14とが設けられて
いる。また、前記操作部12の後端側には、ワイヤ操作ノ
ブ15と、信号用コネクタを兼ねたライトガイド口金16と
が設けられている。前記ライトガイド口金16には、信号
ケーブルが内装されたライトガイドケーブル17が接続さ
れるようになっている。前記ライトガイドケーブル17の
先端には、コネクタ18が設けられ、このコネクタ18は、
光源装置及び信号処理回路が内蔵された制御装置21のコ
ネクタ受け22に接続されるようになっている。前記制御
装置21には、表示手段としてのカラーモニタ23が接続さ
れるようになっている。
3内に挿通される硬性で細長の挿入部11と、この挿入部
11の後端に連設された操作部12とを備えている。前記操
作部12の前端部には、前記シース2の接続部5内に嵌入
される先端側が細径のテーパ部13と、この後方に隣接し
て、前記接続部5に接続される接続部14とが設けられて
いる。また、前記操作部12の後端側には、ワイヤ操作ノ
ブ15と、信号用コネクタを兼ねたライトガイド口金16と
が設けられている。前記ライトガイド口金16には、信号
ケーブルが内装されたライトガイドケーブル17が接続さ
れるようになっている。前記ライトガイドケーブル17の
先端には、コネクタ18が設けられ、このコネクタ18は、
光源装置及び信号処理回路が内蔵された制御装置21のコ
ネクタ受け22に接続されるようになっている。前記制御
装置21には、表示手段としてのカラーモニタ23が接続さ
れるようになっている。
また、前記操作部12には、処置具挿入口体25が挿入部
11の軸方向に対して斜め後方に分岐して設けられてい
る。
11の軸方向に対して斜め後方に分岐して設けられてい
る。
ところで、本実施例では、第3図に示すように、前記
挿入部11は、太径の先端部31と、この先端部31の後方に
連設され、前記先端部よりも外径の細い細径部32とで構
成されている。尚、前記細径部32は、シース2の中空管
部3内に下側に偏心して挿通されるようになっている。
挿入部11は、太径の先端部31と、この先端部31の後方に
連設され、前記先端部よりも外径の細い細径部32とで構
成されている。尚、前記細径部32は、シース2の中空管
部3内に下側に偏心して挿通されるようになっている。
第1図に示すように、前記先端部31は、硬性の先端部
本体33を備えている。この先端部本体33の先端には、前
記シース2の開口部4側に開口する斜面状の開口部33a
が形成され、この開口部33aにカバー部材34を介して、
カバーガラス35と、ライトガイド(ファイバ)36の先端
部が装着されている。前記先端部本体33内には、前記カ
バーガラス35に対向し、観察視野方向が前記シース2の
開口部4に対応して挿入部11の軸方向に対して所定の角
度を有する斜め前方方向に設定された対物レンズ系39が
収納されている。この対物レンズ系39の結像位置には、
撮像手段としての固体撮像素子40が配設されている。
尚、前記対物レンズ系39及び固体撮像素子40は、支持枠
41によって支持固定されている。
本体33を備えている。この先端部本体33の先端には、前
記シース2の開口部4側に開口する斜面状の開口部33a
が形成され、この開口部33aにカバー部材34を介して、
カバーガラス35と、ライトガイド(ファイバ)36の先端
部が装着されている。前記先端部本体33内には、前記カ
バーガラス35に対向し、観察視野方向が前記シース2の
開口部4に対応して挿入部11の軸方向に対して所定の角
度を有する斜め前方方向に設定された対物レンズ系39が
収納されている。この対物レンズ系39の結像位置には、
撮像手段としての固体撮像素子40が配設されている。
尚、前記対物レンズ系39及び固体撮像素子40は、支持枠
41によって支持固定されている。
一方、前記細径部32は、第2図に示すように、前記先
端部本体33後端に連設され、前記先端部本体33よりも外
径の細い外パイプ42と、この外パイプ42内に、上方に偏
心して挿通された内パイプ43とを有している。第1図に
示すように、前記内パイプ43内には、前記固体撮像素子
40に接続された信号線45が挿通されている。また、前記
外パイプ42と内パイプ43との間には、前記ライトガイド
36が挿通されている。前記信号線45及びライトガイド36
は、前記細径部32を経て、操作部12に設けられた前記ラ
イトガイド口金16に接続されている。
端部本体33後端に連設され、前記先端部本体33よりも外
径の細い外パイプ42と、この外パイプ42内に、上方に偏
心して挿通された内パイプ43とを有している。第1図に
示すように、前記内パイプ43内には、前記固体撮像素子
40に接続された信号線45が挿通されている。また、前記
外パイプ42と内パイプ43との間には、前記ライトガイド
36が挿通されている。前記信号線45及びライトガイド36
は、前記細径部32を経て、操作部12に設けられた前記ラ
イトガイド口金16に接続されている。
また、本実施例では、前記細径部32の先端側であっ
て、前記シース2の開口部4に対応する側部に、処置具
起上装置(ヘーベルとも呼ぶ。)50が設けられている。
この処置具起上装置50は、回動軸51を中心に先端側が回
転自在な起上台52と、この起上台52に接続され、この起
上台52を回動操作する例えば2本の操作ワイヤ53とを備
えている。前記操作ワイヤ53は、第2図に示すように、
前記外管42の上部に軸方向に配設されたワイヤチューブ
54内に挿通され、前記操作部12に設けられたワイヤ操作
ノブ15に接続されている。そして、このワイヤ操作ノブ
15を回動操作することにより、前記起上台52を回動さ
せ、第1図に示すように、カテーテル,鉗子等の処置具
55の先端側を起上させ、先端部31の後方位置において、
前記処置具55の先端部を前記シース2の開口部4から側
方に突出させることができるようになっている。尚、前
記処置具55は、前記操作部12に設けられた処置具挿入口
体25から、例えばカテーテル口金56を介して、挿入され
るようになっている。
て、前記シース2の開口部4に対応する側部に、処置具
起上装置(ヘーベルとも呼ぶ。)50が設けられている。
この処置具起上装置50は、回動軸51を中心に先端側が回
転自在な起上台52と、この起上台52に接続され、この起
上台52を回動操作する例えば2本の操作ワイヤ53とを備
えている。前記操作ワイヤ53は、第2図に示すように、
前記外管42の上部に軸方向に配設されたワイヤチューブ
54内に挿通され、前記操作部12に設けられたワイヤ操作
ノブ15に接続されている。そして、このワイヤ操作ノブ
15を回動操作することにより、前記起上台52を回動さ
せ、第1図に示すように、カテーテル,鉗子等の処置具
55の先端側を起上させ、先端部31の後方位置において、
前記処置具55の先端部を前記シース2の開口部4から側
方に突出させることができるようになっている。尚、前
記処置具55は、前記操作部12に設けられた処置具挿入口
体25から、例えばカテーテル口金56を介して、挿入され
るようになっている。
ところで、前記制御装置21内に設けられた光源装置
は、カラー撮像方式として面順次方式を用いた場合であ
れば、例えば、光源ランプと、この光源ランプの前面側
に配設され、赤(R),緑(G),青(B)等の各色の
色透過フィルタを有する回転カラーフィルタとを備えて
いる。そして、前記光源ランプから出射された照明光
は、前記回転カラーフィルタを経て、順次R,G,Bの各波
長の光にされ、集光レンズによって集光されて、前記制
御装置21に接続されたライトガイドケーブル17を介し
て、硬性内視鏡1のライトガイド36の入射端に入射する
ようになっている。一方、カラー撮像方式として、同時
方式を用いた場合であれば、白色光源から出射された白
色光が、前記ライトガイド36の入射端に入射するように
なっている。この照明光は、前記ライトガイド36によっ
て先端部31に導かれ、出射端から出射され、被写体に照
射されるようになっている。
は、カラー撮像方式として面順次方式を用いた場合であ
れば、例えば、光源ランプと、この光源ランプの前面側
に配設され、赤(R),緑(G),青(B)等の各色の
色透過フィルタを有する回転カラーフィルタとを備えて
いる。そして、前記光源ランプから出射された照明光
は、前記回転カラーフィルタを経て、順次R,G,Bの各波
長の光にされ、集光レンズによって集光されて、前記制
御装置21に接続されたライトガイドケーブル17を介し
て、硬性内視鏡1のライトガイド36の入射端に入射する
ようになっている。一方、カラー撮像方式として、同時
方式を用いた場合であれば、白色光源から出射された白
色光が、前記ライトガイド36の入射端に入射するように
なっている。この照明光は、前記ライトガイド36によっ
て先端部31に導かれ、出射端から出射され、被写体に照
射されるようになっている。
前記照明光による被写体像は、対物レンズ系39によっ
て、固体撮像素子40に結像され、この固体撮像素子40に
よって光電変換されるようになっている。この固体撮像
素子40は、前記制御装置21内に設けられた駆動回路によ
って駆動され、読出された信号は、前記制御装置21内に
設けられた信号処理回路に入力されるようになってい
る。そして、この信号処理回路で映像信号が生成され、
この映像信号がカラーモニタ23に入力され、このカラー
モニタ23に被写体像が表示されるようになっている。
て、固体撮像素子40に結像され、この固体撮像素子40に
よって光電変換されるようになっている。この固体撮像
素子40は、前記制御装置21内に設けられた駆動回路によ
って駆動され、読出された信号は、前記制御装置21内に
設けられた信号処理回路に入力されるようになってい
る。そして、この信号処理回路で映像信号が生成され、
この映像信号がカラーモニタ23に入力され、このカラー
モニタ23に被写体像が表示されるようになっている。
尚、カラー撮像方式として、同時方式を用いた場合で
あれば、前記固体撮像素子40の撮像面の前面に、R,G,B
等の各色光をそれぞれ透過する色フィルタをモザイク状
等に配列したカラーフィルタアレイが設けられる。
あれば、前記固体撮像素子40の撮像面の前面に、R,G,B
等の各色光をそれぞれ透過する色フィルタをモザイク状
等に配列したカラーフィルタアレイが設けられる。
このように、本実施例の硬性内視鏡1は、挿入部11の
先端部31に、撮像手段としての固体撮像素子40を設ける
と共に、この先端部31より基部側の細径部32の外径を、
前記先端部31の外径よりも細くしている。前記細径部32
は、信号線45及びライトガイド36が挿通されるが、リレ
ーレンズ系やイメージガイドファイバ等の光学的な像伝
達手段が挿通されないので、従来の硬性内視鏡に比べて
細くできる。
先端部31に、撮像手段としての固体撮像素子40を設ける
と共に、この先端部31より基部側の細径部32の外径を、
前記先端部31の外径よりも細くしている。前記細径部32
は、信号線45及びライトガイド36が挿通されるが、リレ
ーレンズ系やイメージガイドファイバ等の光学的な像伝
達手段が挿通されないので、従来の硬性内視鏡に比べて
細くできる。
従って、前記細径部32とシース2内周面との間の間隙
に形成される処置具55の通路を従来に比べ大きくでき、
径の太いシース2を用いることなく、径の太い処置具55
を使用することができる。
に形成される処置具55の通路を従来に比べ大きくでき、
径の太いシース2を用いることなく、径の太い処置具55
を使用することができる。
第4図は本発明の第2実施例に係る硬性内視鏡の挿入
部の細径部を示す断面図である。
部の細径部を示す断面図である。
本実施例は、挿入部11の細径部32を構成する外パイプ
42の断面形状を、上側が平面の略半円形に形成し、この
細径部32をシース2の中空管部3内の下側に偏心して挿
通するようにしたものである。
42の断面形状を、上側が平面の略半円形に形成し、この
細径部32をシース2の中空管部3内の下側に偏心して挿
通するようにしたものである。
本実施例によれば、外パイプ42を断面円形にした場合
に比べ、ライトガイド36の断面積を小さくすることな
く、細径部32とシース2内周面との間に、より太い処置
具55をスペース効率良く挿通することが可能になる。
に比べ、ライトガイド36の断面積を小さくすることな
く、細径部32とシース2内周面との間に、より太い処置
具55をスペース効率良く挿通することが可能になる。
第5図は本発明の第3実施例に係る硬性内視鏡の挿入
部の細径部を示す断面図である。
部の細径部を示す断面図である。
本実施例は、シース2内に二つの処置具55,55を挿通
する場合のために、挿入部11の細径部32を構成する外パ
イプ42の上面に、二つの凹部61,61を軸方向に形成し、
この凹部61,61を、前記処置具55,55のガイドにしたもの
である。
する場合のために、挿入部11の細径部32を構成する外パ
イプ42の上面に、二つの凹部61,61を軸方向に形成し、
この凹部61,61を、前記処置具55,55のガイドにしたもの
である。
第6図は本発明の第4実施例に係る硬性内視鏡の挿入
部の細径部を示す断面図である。
部の細径部を示す断面図である。
本実施例は、第2実施例と同様に、外パイプ42の断面
形状を、略半円形にすると共に、上側の平面の径方向両
端部に、凸部62,62を軸方向に設け、この凸部62,62を、
処置具55のガイドにしたものである。
形状を、略半円形にすると共に、上側の平面の径方向両
端部に、凸部62,62を軸方向に設け、この凸部62,62を、
処置具55のガイドにしたものである。
第7図は本発明の第5実施例に係る硬性内視鏡の挿入
部の細径部を示す断面図である。
部の細径部を示す断面図である。
本実施例は、外パイプ42の断面形状を、略楕円形に形
成したものである。
成したものである。
本実施例では、図に示すように、前記外パイプ42の
(外径の)長径をシース2の中空管部3の(内径の)短
径と略等しく形成し、外パイプ42と中空管部3の長径方
向が互いに直交するように配置することにより、前記外
パイプ42の上下に二つの空隙が形成される。従って、こ
の二つの空隙の一方を送水通路とし、他方を排水通路と
することにより、持続潅流が可能になる。
(外径の)長径をシース2の中空管部3の(内径の)短
径と略等しく形成し、外パイプ42と中空管部3の長径方
向が互いに直交するように配置することにより、前記外
パイプ42の上下に二つの空隙が形成される。従って、こ
の二つの空隙の一方を送水通路とし、他方を排水通路と
することにより、持続潅流が可能になる。
第8図は本発明の第6実施例に係る硬性内視鏡の挿入
部の細径部を示す断面図である。
部の細径部を示す断面図である。
本実施例は、外パイプ42の断面形状を、略三ケ月形に
形成し、上面の凹部64を、処置具55のガイドにしたもの
である。
形成し、上面の凹部64を、処置具55のガイドにしたもの
である。
尚、本発明は、上記各実施例に限定されず、例えば、
処置具起上装置50が設けられないものであっても良い。
処置具起上装置50が設けられないものであっても良い。
また、視野方向は、前方斜視に限らず、直視,側視,
後方斜視等であっても良い。
後方斜視等であっても良い。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、撮像手段として
の固体撮像素子が設けられた先端部より基部側の挿入部
の外径を、前記先端部の外径よりも細くしたので、処置
具通路を大きくでき、径の太いシースを用いることな
く、径の太い処置具を使用できるという効果がある。
の固体撮像素子が設けられた先端部より基部側の挿入部
の外径を、前記先端部の外径よりも細くしたので、処置
具通路を大きくでき、径の太いシースを用いることな
く、径の太い処置具を使用できるという効果がある。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は硬性内視鏡の先端部を示す断面図、第2図は第1図
のA−A′線断面図、第3図は内視鏡装置の全体を示す
側面図、第4図は本発明の第2実施例に係る硬性内視鏡
の挿入部の細径部を示す断面図、第5図は本発明の第3
実施例に係る硬性内視鏡の挿入部の細径部を示す断面
図、第6図は本発明の第4実施例に係る硬性内視鏡の挿
入部の細径部を示す断面図、第7図は本発明の第5実施
例に係る硬性内視鏡の挿入部の細径部を示す断面図、第
8図は本発明の第6実施例に係る硬性内視鏡の挿入部の
細径部を示す断面図である。 1……硬性内視鏡、2……シース 4……開口部、11……挿入部 31……先端部、32……細径部 40……固体撮像素子、50……処置具起上装置
図は硬性内視鏡の先端部を示す断面図、第2図は第1図
のA−A′線断面図、第3図は内視鏡装置の全体を示す
側面図、第4図は本発明の第2実施例に係る硬性内視鏡
の挿入部の細径部を示す断面図、第5図は本発明の第3
実施例に係る硬性内視鏡の挿入部の細径部を示す断面
図、第6図は本発明の第4実施例に係る硬性内視鏡の挿
入部の細径部を示す断面図、第7図は本発明の第5実施
例に係る硬性内視鏡の挿入部の細径部を示す断面図、第
8図は本発明の第6実施例に係る硬性内視鏡の挿入部の
細径部を示す断面図である。 1……硬性内視鏡、2……シース 4……開口部、11……挿入部 31……先端部、32……細径部 40……固体撮像素子、50……処置具起上装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡部 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 戸田 真人 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 菅田 輝明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小川 元嗣 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 唐沢 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 楠 博幸 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 西垣 晋一 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−81320(JP,A) 特開 昭61−126517(JP,A) 実開 昭53−51782(JP,U) 実公 昭56−28964(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】シース内に着脱自在に挿通される硬性の挿
入部を備えた硬性内視鏡において、 前記挿入部は、撮像手段としての固体撮像素子が設けら
れた先端部と、この先端部の基部側に連設され、前記先
端部よりも外径の細い細径部とを備え、前記シース内に
前記挿入部を偏心させて装着することにより、前記細径
部と前記シースの内周面との間に、処置具挿通チャンネ
ルを形成したことを特徴とする硬性内視鏡。 - 【請求項2】前記細径部の先端側の細径部上に、処置具
起上装置が設けられたことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載の硬性内視鏡。
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US07/186,849 US4867138A (en) | 1987-05-13 | 1988-04-26 | Rigid electronic endoscope |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP62122292A JP2615048B2 (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | 硬性内視鏡 |
Publications (2)
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JP2615048B2 true JP2615048B2 (ja) | 1997-05-28 |
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Family Applications (1)
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JP62122292A Expired - Fee Related JP2615048B2 (ja) | 1987-05-13 | 1987-05-18 | 硬性内視鏡 |
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JPS5628964U (ja) * | 1979-08-11 | 1981-03-18 | ||
JPS5781320A (en) * | 1980-11-11 | 1982-05-21 | Olympus Optical Co | Cooling apparatus for endoscope |
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-
1987
- 1987-05-18 JP JP62122292A patent/JP2615048B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012132372A1 (ja) | 2011-03-29 | 2012-10-04 | パナソニック株式会社 | 内視鏡装置 |
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JPS63286132A (ja) | 1988-11-22 |
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