JPH11305714A - 表示駆動回路 - Google Patents

表示駆動回路

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JPH11305714A
JPH11305714A JP10111602A JP11160298A JPH11305714A JP H11305714 A JPH11305714 A JP H11305714A JP 10111602 A JP10111602 A JP 10111602A JP 11160298 A JP11160298 A JP 11160298A JP H11305714 A JPH11305714 A JP H11305714A
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ram
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Shuji Mogi
修治 茂木
Hiroyuki Arai
啓之 新井
Tetsuya Tokunaga
哲也 徳永
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部装置を用いて表示メモリ手段の内容を書
き換える際、外部装置のソフトウエア処理の負担を軽減
させる。 【解決手段】 表示RAM38又はアクセサリRAM3
9の内容を書き換える場合、アドレスに関しては書き込
み開始位置を表すアドレスデータのみをシフトレジスタ
11に転送すれば良く、その後は命令信号WDIMC
K、WAIMCKが発生する毎にアドレスが+1ずつイ
ンクリメントされる為、書き込みデータをシフトレジス
タ11に転送するだけで済む。従って、外部装置からシ
フトレジスタ11へのシリアルデータの転送ビット数が
少なくて済み、外部装置のソフトウエア処理の負担を軽
減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示駆動回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の表示駆動回路を示すブロッ
ク図であり、同一チップ上に集積された形態とする。
【0003】図8において、(1)はインターフェイス
回路であり、外部装置(マイクロコンピュータ等)から
動作許可信号CE、クロック信号CL、書き込みの為の
各種データDIが供給される。
【0004】インターフェイス回路(1)の具体例を図
9に示す。図9において、(2)はアドレスレジスタで
あり、チップイネーブル信号CEが「L」(ローレベ
ル)の状態で、図8回路を動作させる為の鍵となるアド
レスデータ(例えば8ビット)をクロック信号CLに同
期して保持するものである。(3)はアドレスデコーダ
であり、アドレスレジスタ(2)の値が正常値であるか
否かを判定し、アドレスレジスタ(2)の値が正常値で
あった場合に「H」(ハイレベル)を出力するものであ
る。アドレスデコーダ(3)による判定動作が終了する
と、動作許可信号CEが「L」から「H」へ変化する。
動作許可信号CEはANDゲート(4)の一方の入力端
子に供給されると共に遅延回路(5)及びインバータ
(6)を介してANDゲート(4)の他方の入力端子に
供給される。即ち、動作許可信号CEが「L」から
「H」へ立ち上がると、ANDゲート(4)からは
「H」のパルス信号が出力される。一方、動作許可信号
CEはORゲート(7)の一方の入力端子に供給される
と共に遅延回路(5)及びインバータ(6)を介してO
Rゲート(7)の他方の入力端子に供給される。即ち、
動作許可信号CEが「H」から「L」へ立ち下がると、
ORゲート(7)からは「L」のパルス信号が出力され
る。(8)はD型フリップフロップであり、D端子がア
ドレスデコーダ(3)の出力と接続され、C端子がAN
Dゲート(4)の出力と接続され、R端子がORゲート
(7)の出力を反転させた状態で接続される。従って、
D型フリップフロップ(8)は、動作許可信号CEが
「L」から「H」へ変化した時、アドレスデコーダ
(3)の「H」出力を保持する。これより、ANDゲー
ト(9)(10)は開状態となり、ANDゲート(9)
からは後段のメモリに対する書き込み用の各種データD
I(以降SDI)が出力され、ANDゲート(10)か
らはクロック信号CL(以降SCL)が出力される。イ
ンターフェイス回路(1)の出力はシフトレジスタ(例
えば24ビット)と接続され、各種データSDIはクロ
ック信号SCLに同期した状態でシフトレジスタに供給
される。各種データSDIの全ビットがシフトレジスタ
に供給されると、動作許可信号CEが「H」から「L」
へ変化し、D型フリップフロップ(8)のリセットに伴
いANDゲート(9)(10)が閉状態となり、シフト
レジスタのシフト動作は停止する。
【0005】図8に戻り、(11)は前述のシフトレジ
スタであり、前記メモリに対する書き込み用の各種デー
タSDI(24ビット:D0〜D23)をクロック信号
SCLに同期してシリアル入力するものである。シフト
レジスタ(11)は24個のD型フリップフロップ(図
示せず)をカスケード接続したシリアル入力形態及びパ
ラレル出力形態を有するものである。尚、各種データS
DIは、アドレスデータ、表示データ、命令コード等を
含む。
【0006】(12)はキャラクタジェネレータROM
であり、表示パネル(図示せず)に表示すべきキャラク
タを表すキャラクタデータ(例えば横5X縦7ドット)
が格納されたものである。尚、キャラクタジェネレータ
ROM(12)はマスクROM等の不揮発性メモリであ
り、変更の可能性が低いキャラクタデータが製造段階で
格納される。(13)はキャラクタジェネレータRAM
であり、キャラクタジェネレータROM(12)と同
様、表示パネルに表示すべき他のキャラクタを表すキャ
ラクタデータが格納されるものである。尚、キャラクタ
ジェネレータRAM(13)はSRAM等の揮発性メモ
リであり、変更の可能性が高いキャラクタデータが外部
装置からの制御の基で必要に応じてその都度格納され
る。(14)は表示RAMであり、キャラクタジェネレ
ータROM(12)及びキャラクタジェネレータRAM
(13)をアドレス指定する為のキャラクタコードが表
示パネルの各桁に対応するアドレスに格納されるもので
ある。例えば、表示パネルが64桁の場合、1桁目に対
応する表示RAM(14)のアドレスが00H(H:ヘ
キサデシマル)ならば64桁目に対応する表示RAM
(14)のアドレスは+1ずつ加算されて3FHとな
る。(15)はアクセサリRAMであり、表示パネルに
表示すべきキャラクタ以外の情報を表すアクセサリデー
タが表示パネルの各桁に対応するアドレスに格納される
ものである。例えば、アクセサリ情報が16種類の場
合、1桁目に対応するアクセサリRAM(15)のアド
レスが0Hならば16桁目に対応するアクセサリRAM
(15)のアドレスは+1ずつ加算されてFHとなる。
尚、アクセサリRAM(15)は、キャラクタジェネレ
ータRAM(13)と同様にSRAM等の揮発性メモリ
であり、必要に応じてアクセサリデータを書き換え可能
である。
【0007】(16)はキャラクタコード及びアクセサ
リデータを読み出す為のアドレスカウンタであり、表示
RAM(14)に対し6ビットのアドレスデータDCR
DA0〜DCRDA5を供給し、アクセサリRAM(1
5)に対し4ビットのアドレスデータADRDA0〜A
DRDA3を供給する。
【0008】(17)はインストラクションデコーダで
あり、キャラクタジェネレータRAM(13)にキャラ
クタデータを書き込む為の命令信号WCCK、表示RA
M(14)にキャラクタコードを書き込む為の命令信号
WDCK、アクセサリRAM(15)にアクセサリデー
タを書き込む為の命令信号WACKを発生するものであ
る。
【0009】インストラクションデコーダ(17)の具
体例を図10に示す。図10において、(18)はデコ
ーダであり、シフトレジスタ(11)が保持する命令コ
ードD20〜D23の解読結果に従って命令信号WCC
K、WDCK、WACKの基となる信号WCENB、W
DENB、WAENBの何れか1つを選択的に発生する
ものである。インターフェイス回路(1)内部のD型フ
リップフロップ(8)の出力DIENBは、NORゲー
ト(19)の一方の入力端子に供給されると共に遅延回
路(20)及びインバータ(21)を介してNORゲー
ト(19)の他方の入力端子に供給される。即ち、NO
Rゲート(19)からは、シフトレジスタ(11)が2
4ビット分のシフト動作を終了して信号DIENBが
「H」から「L」へ変化した時、「H」のパルス信号が
出力される。NORゲート(19)の出力はANDゲー
ト(22)(23)(24)の一方の入力端子に供給さ
れ、信号WDENB、WAENB、WCENBはAND
ゲート(22)(23)(24)の他方の入力端子に供
給される。従って、ANDゲート(22)(23)(2
4)からは、NORゲート(19)の出力が「H」とな
る期間だけ命令信号WDCK、WACK、WCCKが出
力される。
【0010】表示RAM(14)の具体例を図11に示
す。図11において、(25)は揮発性のセルアレイで
あり、読み出し許可端子OE、書き込み許可端子WE、
アドレス端子A0〜A5、データ入出力端子IO0〜I
O7を有する。(26−0)〜(26−5)は2個のA
NDゲート及び1個のORゲートから成る切換回路であ
り、各切換回路(26−0)〜(26−5)を構成する
図面上部のANDゲートの一方の入力端子には読み出し
用のアドレスデータDCRDA0〜DCRDA5が供給
され、他方の入力端子には切換信号DCRWCTが供給
される。一方、各切換回路(26−0)〜(26−5)
を構成する図面下部のANDゲートの一方の入力端子に
はシフトレジスタ(11)が保持する書き込み用のアド
レスデータD8〜D13が供給され、他方の入力端子に
は切換信号DCRWCTが反転して供給される。(27
−0)〜(27−5)はラッチ回路であり、ラッチ回路
(27−0)〜(27−5)のL端子には切換回路(2
6−0)〜(26−5)を構成するORゲートの出力が
供給され、C端子にはクロック信号DCLCKが供給さ
れ、Q端子の出力はセルアレイ(25)のアドレス端子
A0〜A5に供給される。読み出し許可信号DCOEは
読み出し許可端子OEに供給される。(28)は書き込
み許可信号発生回路であり、インストラクションデコー
ダ(17)から命令信号WDCKが供給されると、所定
タイミングで書き込み許可信号DCWEを発生し書き込
み許可端子WEに供給するものである。シフトレジスタ
(11)が保持するキャラクタコードD0〜D7はバッ
ファ(29−0)〜(29−7)を介してデータ入出力
端子IO0〜IO7に供給される。
【0011】表示RAM(14)からキャラクタコード
を読み出す場合、切換信号DCRWCTが「H」とな
り、アドレスカウンタ(16)から出力されたアドレス
データDCRDA0〜DCRDA5が切換回路(26−
0)〜(26−5)を介して選択出力される。その後、
クロック信号DCLCKが「H」となり、アドレスデー
タDCRDA0〜DCRDA5がラッチ回路(27−
0)〜(27−5)にラッチされる。即ち、表示RAM
(14)の全アドレスのうちアドレスデータDCRDA
0〜DCRDA5に該当するアドレスが指定される。そ
の後、読み出し許可信号DCOEが「H」となり、表示
RAM(14)の指定アドレスからキャラクタコードD
CDT0〜DCDT7が読み出される。尚、この時、信
号DCWRDTが「L」でバッファ(29−0)〜(2
9−7)がハイインピーダンス状態となっている為、読
み出し時のキャラクタコードDCDT0〜DCDT7は
書き込み時のキャラクタコードD0〜D7と干渉するこ
とはない。
【0012】表示RAM(14)にキャラクタコードを
書き込む場合、切換信号DCRWCTが「L」となり、
シフトレジスタ(11)が保持するアドレスデータD8
〜D13が切換回路(26−0)〜(26−5)を介し
て出力される。その後、クロック信号DCLCKが
「H」となり、アドレスデータD8〜D13がラッチ回
路(27−0)〜(27−5)にラッチされる。即ち、
表示RAM(14)の全アドレスのうちアドレスデータ
D8〜D13に該当するアドレスが指定される。その
後、書き込み許可信号DCWEが「H」となり、表示R
AM(14)の指定アドレスにキャラクタコードD0〜
D7が書き込まれる。
【0013】アクセサリRAM(15)の具体例を図1
2に示す。図12において、(30)は揮発性のセルア
レイであり、読み出し許可端子OE、書き込み許可端子
WE、アドレス端子A0〜A3、データ入出力端子IO
0〜IO4を有する。(31−0)〜(31−3)は2
個のANDゲート及び1個のORゲートから成る切換回
路であり、各切換回路(31−0)〜(31−3)を構
成する図面上部のANDゲートの一方の入力端子には読
み出し用のアドレスデータADRDA0〜ADRDA3
が供給され、他方の入力端子には切換信号ADRWCT
が供給される。一方、各切換回路(31−0)〜(31
−3)を構成する図面下部のANDゲートの一方の入力
端子にはシフトレジスタ(11)が保持する書き込み用
のアドレスデータD8〜D11が供給され、他方の入力
端子には切換信号ADRWCTが反転して供給される。
(32−0)〜(32−3)はラッチ回路であり、ラッ
チ回路(32−0)〜(32−3)のL端子には切換回
路(31−0)〜(31−3)を構成するORゲートの
出力が供給され、C端子にはクロック信号ADLCKが
供給され、Q端子の出力はセルアレイ(30)のアドレ
ス端子A0〜A3に供給される。読み出し許可信号AD
OEは読み出し許可端子OEに供給される。(33)は
書き込み許可信号発生回路であり、インストラクション
デコーダ(17)から命令信号WACKが供給される
と、所定タイミングで書き込み許可信号ADWEを発生
し書き込み許可端子WEに供給するものである。シフト
レジスタ(11)が保持するアクセサリデータD0〜D
4はバッファ(33−0)〜(33−4)を介してデー
タ入出力端子IO0〜IO4に供給される。
【0014】アクセサリRAM(15)からアクセサリ
データを読み出す場合、切換信号ADRWCTが「H」
となり、アドレスカウンタ(16)から出力されたアド
レスデータADRDA0〜ADRDA3が切換回路(3
1−0)〜(31−3)を介して選択出力される。その
後、クロック信号ADLCKが「H」となり、アドレス
データADRDA0〜ADRDA3がラッチ回路(32
−0)〜(32−3)にラッチされる。即ち、アクセサ
リRAM(15)の全アドレスのうちアドレスデータA
DRDA0〜ADRDA3に該当するアドレスが指定さ
れる。その後、読み出し許可信号ADOEが「H」とな
り、アクセサリRAM(15)の指定アドレスからアク
セサリデータADDT0〜ADDT4が読み出される。
尚、この時、信号ADWRDTが「L」でバッファ(3
3−0)〜(33−4)がハイインピーダンス状態とな
っている為、読み出し時のアクセサリデータADDT0
〜ADDT4は書き込み時のアクセサリデータD0〜D
4と干渉することはない。
【0015】アクセサリRAM(15)にアクセサリデ
ータを書き込む場合、切換信号ADRWCTが「L」と
なり、シフトレジスタ(11)が保持するアドレスデー
タD8〜D11が切換回路(31−0)〜(31−3)
を介して出力される。その後、クロック信号ADLCK
が「H」となり、アドレスデータD8〜D11がラッチ
回路(32−0)〜(32−3)にラッチされる。即
ち、アクセサリRAM(15)の全アドレスのうちアド
レスデータD8〜D11に該当するアドレスが指定され
る。その後、書き込み許可信号ADWEが「H」とな
り、アクセサリRAM(15)の指定アドレスにアクセ
サリデータD0〜D4が書き込まれる。
【0016】尚、表示RAM(14)、アクセサリRA
M(15)に各々キャラクタコード、アクセサリデータ
を書き込む場合、シフトレジスタ(11)の全24ビッ
トデータを変更してから行う。
【0017】図8に戻り、表示パネルは、例えば60本
のセグメント電極及び8本のコモン電極をマトリクス配
置したものである。即ち、キャラクタフォントが横5X
縦7ドットの場合、表示パネルは12キャラクタを表示
可能となる。尚、1本のコモン電極はアクセサリ情報の
表示の為に使用される。(34)はラッチ回路であり、
表示パネルの横1行に表示すべき情報を、キャラクタジ
ェネレータROM(12)、キャラクタジェネレータR
AM(13)、アクセサリRAM(15)から取り込み
ラッチするものである。(35)はセグメント駆動回路
であり、出力端子SEG1〜SEG60が表示パネルの
60本のセグメント電極と接続され、ラッチ回路(3
4)の値に応じて、セグメント電極に対し点灯又は消灯
の為の駆動信号を出力するものである。(36)はコモ
ン駆動回路であり、出力端子COM1〜COM8が表示
パネルの8本のコモン電極と接続され、セグメント電極
を活性化する為の駆動信号を予め定められた周波数で順
次出力するものである。(37)はタイミング信号発生
回路であり、各ブロックを同期させ、表示パネルにキャ
ラクタ情報及びアクセサリ情報を確実に表示させるもの
である。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】さて、セグメント駆動
信号SEG1〜SEG60及びコモン駆動信号COM1
〜COM8の発生に伴い、表示パネルの横60X縦8ド
ット領域にキャラクタ情報及びアクセサリ情報を1度表
示した後、表示内容を変更する場合、表示RAM(1
4)及びアクセサリRAM(15)の内容を変更しなけ
ればならない。即ち、シフトレジスタ(11)の内容を
変更しなければならない。しかし、表示パネルの表示内
容を各桁に亘って変更する際、表示RAM(14)又は
アクセサリRAM(15)の書き込み開始アドレスにキ
ャラクタコード又はアクセサリデータを書き込んだ後
も、書き込み開始アドレスから順次+1ずつ加算したア
ドレスデータをキャラクタコード又はアクセサリデータ
に付加してシフトレジスタ(11)に転送しなければな
らなくなる。従って、外部装置(マイクロコンピュータ
等)からシフトレジスタ(11)へ転送するシリアルデ
ータのビット数が増大してしまい、この結果、外部装置
側のソフトウエア処理の負担が重くなる問題があった。
特に、この問題は、表示パネルの表示情報を著しく変化
させる場合には顕著に現れてしまう。
【0019】そこで、本発明は、表示パネルの表示情報
の変更に関する外部装置側の負担を軽減できる表示駆動
回路を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は前記問題点を解
決する為に成されたものであり、表示パネルに所定キャ
ラクタを表示させる為の回路であって、キャラクタを表
す表示データが格納される表示メモリ手段と、前記表示
メモリ手段から読み出された表示データに基づいて前記
表示パネルに前記表示データと対応するキャラクタを表
示させるパネル駆動手段と、前記表示メモリ手段の書き
込み用のアドレスデータ及び表示データが保持されるレ
ジスタ手段と、を有する表示駆動回路において、前記表
示メモリ手段に表示データを書き込む時、前記表示メモ
リ手段に前記レジスタ手段が保持するアドレスデータを
初期値として供給させ、その後、前記表示メモリ手段の
アドレスを前記初期値から順次インクリメントする計数
手段を備えたことを特徴とする。
【0021】更に、前記レジスタ手段は表示データ書き
込みの為の命令コードを含み、前記命令コードは命令解
読手段で解読され、前記命令解読手段の解読結果に従っ
て前記計数手段は計数動作を開始することを特徴とす
る。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0023】図1は本発明の表示駆動回路を示すブロッ
ク図である。尚、図1において図8と同一ブロックにつ
いては同一番号を記すと共にその説明を省略する。
【0024】図1において、(38)は表示RAMであ
り、キャラクタジェネレータROM(12)及びキャラ
クタジェネレータRAM(13)をアドレス指定する為
のキャラクタコードが表示パネルの各桁に対応するアド
レスに格納されるものである。例えば、表示パネルが6
4桁の場合、1桁目に対応する表示RAM(38)のア
ドレスが00H(H:ヘキサデシマル)ならば64桁目
に対応する表示RAM(14)のアドレスは+1ずつ加
算されて3FHとなる。(39)はアクセサリRAMで
あり、表示パネルに表示すべきキャラクタ以外の情報を
表すアクセサリデータが表示パネルの各桁に対応するア
ドレスに格納されるものである。例えば、アクセサリ情
報が16種類の場合、1桁目に対応するアクセサリRA
M(39)のアドレスが0Hならば16桁目に対応する
アクセサリRAM(39)のアドレスは+1ずつ加算さ
れてFHとなる。尚、アクセサリRAM(39)は、キ
ャラクタジェネレータRAM(13)と同様にSRAM
等の揮発性メモリであり、必要に応じてアクセサリデー
タを書き換え可能である。
【0025】(40)はインストラクションデコーダで
あり、シフトレジスタ(11)が保持する命令コードD
20〜D23の解読結果に従って、キャラクタジェネレ
ータRAM(13)、表示RAM、(38)、アクセサ
リRAM(39)の内容を書き換える為の命令信号を発
生するものである。インストラクションデコーダ(4
0)の具体例を図2に示す。図2において図10と同一
構成には同一番号を記すと共にその説明を省略する。図
2において、(41)はカウンタであり、インターフェ
イス回路(1)内部のANDゲート(10)から出力さ
れるクロック信号SCLを計数するものである。換言す
れば、カウンタ(41)は、シフトレジスタ(11)に
シリアル転送される各種データSDIのビット数を計数
するものである。カウンタ(41)は、クロック信号S
CLを24回計数した時に信号SCL24Bを出力し、
クロック信号SCLを16回計数した時に信号SCL1
6Bを出力し、クロック信号SCLを8回計数した時に
信号SCL08Bを出力する。尚、カウンタ(41)は
信号SCL24B、SCL16B、SCL08Bの何れ
か1つを発生するものであり、新たな信号が発生する
と、現在の信号は消滅する。D16はシフトレジスタ
(11)にシリアル転送される各種データSDIの中の
1ビットであり、シフトレジスタ(11)に対し表示R
AM(38)又はアクセサリRAM(39)の為のアド
レスデータを供給する場合に「L」、シフトレジスタ
(11)に対し表示RAM(38)又はアクセサリRA
M(39)の為のアドレスデータを供給しない場合に
「H」となる制御ビットである。
【0026】信号DIENBの立ち下がりに伴い命令信
号WDCKが発生し更に信号SCL24Bが発生する
と、ANDゲート(42)からは表示RAM(38)の
アドレスデータをキャラクタコードに付加した状態でシ
フトレジスタ(11)に供給する為の命令信号WDNR
CKが出力される。
【0027】信号SCL24B及び信号SCL16Bは
ORゲート(43)を介してANDゲート(44)の一
方の入力端子に供給され、命令信号WDCKはANDゲ
ート(44)の他方の入力端子に供給される。D型フリ
ップフロップ(45)はANDゲート(44)の出力に
同期して制御ビットD16を保持するものである。D型
フリップフロップ(46)は信号DIENBの立ち上が
り時におけるANDゲート(47)の出力信号IMCK
に同期してD型フリップフロップ(45)の出力を保持
するものである。即ち、D型フリップフロップ(46)
の出力は、信号SCL24B又は信号SCL16Bの発
生期間内で信号IMCKが発生した時に「H」又は
「L」となる。D型フリップフロップ(46)の出力が
「H」の状態で命令信号WDCKが発生し更に信号SC
L16Bが発生すると、ANDゲート(47)からは表
示RAM(38)のアドレスを+1インクリメントする
為の命令信号WDIMCKが出力される。また、D型フ
リップフロップ(46)の出力が「H」の状態でNOR
ゲート(19)の出力信号LCKが発生し更に信号SC
L08Bが発生すると、ANDゲート(48)からも命
令信号WDIMCKが出力される。ANDゲート(4
7)(48)から出力される命令信号WDIMCKはO
Rゲート(49)を介して出力される。
【0028】信号DIENBの立ち下がりに伴い命令信
号WACKが発生し更に信号SCL24Bが発生する
と、ANDゲート(50)からはアクセサリRAM(3
9)のアドレスデータをアクセサリデータに付加した状
態でシフトレジスタ(11)に供給する為の命令信号W
ANRCKが出力される。
【0029】信号SCL24B及び信号SCL16Bは
ORゲート(43)を介してANDゲート(51)の一
方の入力端子に供給され、命令信号WACKはANDゲ
ート(51)の他方の入力端子に供給される。D型フリ
ップフロップ(52)はANDゲート(51)の出力に
同期して制御ビットD16を保持するものである。D型
フリップフロップ(53)は信号DIENBの立ち上が
り時におけるANDゲート(47)の出力信号IMCK
に同期してD型フリップフロップ(52)の出力を保持
するものである。即ち、D型フリップフロップ(53)
の出力は、信号SCL24B又は信号SCL16Bの発
生期間内で信号IMCKが発生した時に「H」又は
「L」となる。D型フリップフロップ(53)の出力が
「H」の状態で命令信号WACKが発生し更に信号SC
L16Bが発生すると、ANDゲート(54)からはア
クセサリRAM(39)のアドレスを+1インクリメン
トする為の命令信号WAIMCKが出力される。また、
D型フリップフロップ(53)の出力が「H」の状態で
NORゲート(19)の出力信号LCKが発生し更に信
号SCL08Bが発生すると、ANDゲート(55)か
らも命令信号WAIMCKが出力される。ANDゲート
(54)(55)から出力される命令信号WAIMCK
はORゲート(56)を介して出力される。
【0030】(57)はキャラクタコード及びアクセサ
リデータを書き込む為のアドレスカウンタであり、表示
RAM(38)に対し6ビットのアドレスデータDCW
RA0〜DCWRA5を供給し、アクセサリRAM(3
9)に対し4ビットのアドレスデータADWRA0〜A
DWRA3を供給する。図3に書き込み用のアドレスカ
ウンタ(57)の具体例を示す。図3において、(5
8)は表示RAM(38)の為のアドレスカウンタであ
り、命令信号WDNRCKが供給されると、シフトレジ
スタ(11)からセットされたアドレスデータD8〜D
13をDCWRA0〜DCWRA5としてそのまま出力
し、命令信号WDIMCKが供給されると、現状のアド
レスデータDCWRA0〜DCWRA5を+1インクリ
メントして出力するものである。一方、(59)はアク
セサリRAM(39)の為のアドレスカウンタであり、
命令信号WANRCKが供給されると、シフトレジスタ
(11)からセットされたアドレスデータD8〜D11
をADWRA0〜ADWRA3としてそのまま出力し、
命令信号WAIMCKが供給されると、現状のアドレス
データADWRA0〜ADWRA3を+1インクリメン
トして出力するものである。
【0031】図4に表示RAM(38)の具体例を示
す。尚、図4において図11と同一構成には同一番号を
記すと共にその説明を省略する。図4において、(60
−0)〜(60−7)は3個のANDゲート及び1個の
ORゲートから成る切換回路であり、各切換回路(60
−0)〜(60−7)の右側ANDゲートの一方の入力
端子は信号SCL24Bと接続されると共に他方の入力
端子はシフトレジスタ(11)のD0〜D7と接続さ
れ、中央ANDゲートの一方の入力端子は信号SCL1
6Bと接続されると共に他方の入力端子はシフトレジス
タ(11)のD8〜D15と接続され、左側ANDゲー
トの一方の入力端子は信号SCL08Bと接続されると
共に他方の入力端子はシフトレジスタ(11)のD16
〜D23と接続される。各切換回路(60−0)〜(6
0−7)のORゲートの出力端子はバッファ(29−
0)〜(29−7)の入力端子と接続される。尚、表示
RAM(38)の基本的な書き込み動作及び読み出し動
作は表示RAM(14)と同様である。
【0032】以下、図5のタイムチャートを基に表示R
AM(38)の書き込み動作を説明する。先ず、インタ
ーフェイス回路(1)において動作許可信号CEが
「H」となり、24ビットデータDI即ちD0〜D23
(命令コードD20〜D23、制御ビットD16、アド
レスデータD8〜D13、キャラクタコードD0〜D
7)がクロック信号CLに同期してシフトレジスタ(1
1)に転送される。この時、命令コードD20〜D23
は命令信号WDCKを発生させるものであり、制御ビッ
トD16は「H」である。シフトレジスタ(11)のシ
フト動作が終了すると、信号SCL24Bの発生に伴い
命令信号WDNRCKが命令信号WDCKと同じタイミ
ングでインストラクションデコーダ(40)から発生す
る。尚、この時点ではD型フリップフロップ(46)の
出力が「L」の為、命令信号WDIMCKが発生する事
はない。図3において、表示用RAM(38)の書き込
み用のアドレスカウンタ(58)は、命令信号WDNR
CKが供給される為、アドレスデータD8〜D13をD
CWRA0〜DCWRA5としてそのまま出力する。図
4において、切換信号DCRWCTが「L」となり、ア
ドレスカウンタ(58)の値DCWRA0〜DCWRA
5が切換回路(26−0)〜(26−5)を介して出力
される。その後、クロック信号DCLCKが「H」とな
り、アドレスデータDCWRA0〜DCWRA5がラッ
チ回路(27−0)〜(27−5)にラッチされる。即
ち、表示RAM(38)の全アドレスのうちアドレスデ
ータDCWRA0〜DCWRA5に該当する書き込み開
始アドレスAnが指定される。その後、書き込み許可信
号DCWEが命令信号WDNRCKの発生に伴い「H」
となり、表示RAM(38)の書き込み開始アドレスに
切換回路(60−0)〜(60−7)及び(29−0)
〜(29−7)を介してキャラクタコードD0〜D7が
書き込まれる。この書き込み動作は動作許可信号CEが
「L」の期間に実行される。
【0033】その後、動作許可信号CEが「H」に変化
すると、信号IMCKが発生し、D型フリップフロップ
(46)の出力は「H」となる。一方、8ビットデータ
DI即ちキャラクタコードD16〜D23のみがクロッ
ク信号CLに同期してシフトレジスタ(11)に転送さ
れる。この時、命令コード、制御ビット、アドレスデー
タは必要ない。シフトレジスタ(11)のシフト動作が
終了すると、信号SCL08Bの発生に伴い命令信号W
DIMCKが信号LCKと同じタイミングでインストラ
クションデコーダ(40)から発生する。尚、信号SC
L24Bは信号SCL08Bの発生にともない消滅す
る。図3において、表示用RAM(38)の書き込み用
のアドレスカウンタ(58)は、命令信号WDIMCK
が供給される為、書き込み開始位置を表す現在のアドレ
スデータDCWRA0〜DCWRA5を+1インクリメ
ントして出力する。図4において、切換信号DCRWC
Tが「L」となり、アドレスカウンタ(58)の値DC
WRA0〜DCWRA5が切換回路(26−0)〜(2
6−5)を介して出力される。その後、クロック信号D
CLCKが「H」となり、アドレスデータDCWRA0
〜DCWRA5がラッチ回路(27−0)〜(27−
5)にラッチされる。即ち、表示RAM(38)の書き
込み開始アドレスの次アドレス(An+1)が指定され
る。その後、書き込み許可信号DCWEが命令信号WD
IMCKの発生に伴い「H」となり、表示RAM(3
8)のアドレス(An+1)に切換回路(60−0)〜
(60−7)及び(29−0)〜(29−7)を介して
キャラクタコードD16〜D23が書き込まれる。この
書き込み動作は動作許可信号CEが「L」の期間に実行
される。その後、シフトレジスタ(11)に8ビットの
キャラクタコードを転送すれば、シフトレジスタ(1
1)のシフト動作の終了に伴い信号LCKが発生し、命
令信号WDIMCKが信号LCKと同じタイミングで発
生し、表示RAM(38)のアドレスが+1インクリメ
ントされてキャラクタコードD16〜D23が書き込ま
れる。
【0034】表示RAM(38)の書き込み動作を終了
させる場合、動作許可信号CEが「H」に変化すると、
16ビットデータD8〜D23(命令コードD20〜D
23、制御ビットD16、キャラクタコードD8〜D1
5)がクロック信号CLに同期してシフトレジスタ(1
1)に転送される。この時、命令コードD20〜D23
は命令信号WDCKを発生させるものであり、制御ビッ
トD16は「L」である。シフトレジスタ(11)のシ
フト動作が終了すると、信号SCL16Bの発生に伴い
命令信号WDIMCKが命令信号WDCKと同じタイミ
ングでインストラクションデコーダ(40)から発生す
る。図3において、表示用RAM(38)の書き込み用
のアドレスカウンタ(58)は、命令信号WDIMCK
が供給される為、現在のアドレスデータDCWRA0〜
DCWRA5を+1インクリメントして出力する。図4
において、切換信号DCRWCTが「L」となり、アド
レスカウンタ(58)の値DCWRA0〜DCWRA5
が切換回路(26−0)〜(26−5)を介して出力さ
れる。その後、クロック信号DCLCKが「H」とな
り、アドレスデータDCWRA0〜DCWRA5がラッ
チ回路(27−0)〜(27−5)にラッチされる。即
ち、表示RAM(38)の次アドレス(An+m+l)
が指定される。その後、書き込み許可信号DCWEが命
令信号WDIMCKの発生に伴い「H」となり、表示R
AM(38)のアドレス(An+m)に切換回路(60
−0)〜(60−7)及び(29−0)〜(29−7)
を介してキャラクタコードD8〜D15が書き込まれ
る。この書き込み動作は動作許可信号CEが「L」の期
間に実行される。
【0035】その後、動作許可信号CEが「H」に変化
し、信号IMCKが発生すると、D型フリップフロップ
(46)の出力は「L」となり、命令信号WDIMCK
は発生しなくなり、一連の書き込み動作は終了する。
【0036】図6にアクセサリRAM(39)の具体例
を示す。尚、図6において図12と同一構成には同一番
号を記すと共にその説明を省略する。図6において、
(61−0)〜(61−4)は3個のANDゲート及び
1個のORゲートから成る切換回路であり、各切換回路
(61−0)〜(61−4)の右側ANDゲートの一方
の入力端子は信号SCL24Bと接続されると共に他方
の入力端子はシフトレジスタ(11)のD0〜D4と接
続され、中央ANDゲートの一方の入力端子は信号SC
L16Bと接続されると共に他方の入力端子はシフトレ
ジスタ(11)のD8〜D12と接続され、左側AND
ゲートの一方の入力端子は信号SCL08Bと接続され
ると共に他方の入力端子はシフトレジスタ(11)のD
16〜D20と接続される。各切換回路(61−0)〜
(61−4)のORゲートの出力端子はバッファ(33
−0)〜(33−4)の入力端子と接続される。尚、ア
クセサリRAM(39)の基本的な書き込み動作及び読
み出し動作は表示RAM(38)と同様である。
【0037】以下、図7のタイムチャートを基にアクセ
サリRAM(39)の書き込み動作を説明する。先ず、
インターフェイス回路(1)において動作許可信号CE
が「H」となり、24ビットデータDI即ちD0〜D2
3(命令コードD20〜D23、制御ビットD16、ア
ドレスデータD8〜D11、アクセサリデータD0〜D
4)がクロック信号CLに同期してシフトレジスタ(1
1)に転送される。この時、命令コードD20〜D23
は命令信号WACKを発生させるものであり、制御ビッ
トD16は「H」である。シフトレジスタ(11)のシ
フト動作が終了すると、信号SCL24Bの発生に伴い
命令信号WANRCKが命令信号WACKと同じタイミ
ングでインストラクションデコーダ(40)から発生す
る。尚、この時点ではD型フリップフロップ(53)の
出力が「L」の為、命令信号WAIMCKが発生する事
はない。図3において、アクセサリRAM(39)の書
き込み用のアドレスカウンタ(59)は、命令信号WA
NRCKが供給される為、アドレスデータD8〜D11
をADWRA0〜ADWRA3としてそのまま出力す
る。図6において、切換信号ADRWCTが「L」とな
り、アドレスカウンタ(59)の値ADWRA0〜AD
WRA3が切換回路(31−0)〜(31−3)を介し
て出力される。その後、クロック信号ADLCKが
「H」となり、アドレスデータADWRA0〜ADWR
A5がラッチ回路(32−0)〜(32−3)にラッチ
される。即ち、アクセサリRAM(39)の全アドレス
のうちアドレスデータADWRA0〜ADWRA3に該
当する書き込み開始アドレスAnが指定される。その
後、書き込み許可信号ADWEが命令信号WANRCK
の発生に伴い「H」となり、アクセサリRAM(39)
の書き込み開始アドレスに切換回路(61−0)〜(6
1−4)及び(33−0)〜(33−4)を介してアク
セサリデータD0〜D4が書き込まれる。この書き込み
動作は動作許可信号CEが「L」の期間に実行される。
【0038】その後、動作許可信号CEが「H」に変化
すると、信号IMCKが発生し、D型フリップフロップ
(53)の出力は「H」となる。一方、8ビットデータ
DI(実際の転送は4ビットのアクセサリデータD16
〜D20)がクロック信号CLに同期してシフトレジス
タ(11)に転送される。この時、命令コード、制御ビ
ット、アドレスデータは必要ない。シフトレジスタ(1
1)のシフト動作が終了すると、信号SCL08Bの発
生に伴い命令信号WAIMCKが信号LCKと同じタイ
ミングでインストラクションデコーダ(40)から発生
する。尚、信号SCL24Bは信号SCL08Bの発生
にともない消滅する。図3において、アクセサリRAM
(39)の書き込み用のアドレスカウンタ(59)は、
命令信号WAIMCKが供給される為、書き込み開始位
置を表す現在のアドレスデータADWRA0〜ADWR
A3を+1インクリメントして出力する。図6におい
て、切換信号ADRWCTが「L」となり、アドレスカ
ウンタ(59)の値ADWRA0〜ADWRA3が切換
回路(31−0)〜(31−3)を介して出力される。
その後、クロック信号ADLCKが「H」となり、アド
レスデータADWRA0〜ADWRA3がラッチ回路
(32−0)〜(32−3)にラッチされる。即ち、ア
クセサリRAM(39)の書き込み開始アドレスの次ア
ドレス(An+1)が指定される。その後、書き込み許
可信号ADWEが命令信号WAIMCKの発生に伴い
「H」となり、アクセサリRAM(39)のアドレス
(An+1)に切換回路(61−0)〜(61−4)及
び(33−0)〜(33−4)を介してアクセサリデー
タD16〜D20が書き込まれる。この書き込み動作は
動作許可信号CEが「L」の期間に実行される。その
後、シフトレジスタ(11)に8ビットのアクセサリデ
ータを転送すれば、シフトレジスタ(11)のシフト動
作の終了に伴い信号LCKが発生し、命令信号WAIM
CKが信号LCKと同じタイミングで発生し、アクセサ
リRAM(39)のアドレスが+1インクリメントされ
てアクセサリデータD16〜D20が書き込まれる。
【0039】アクセサリRAM(39)の書き込み動作
を終了させる場合、動作許可信号CEが「H」に変化す
ると、16ビットデータD8〜D23(命令コードD2
0〜D23、制御ビットD16、アクセサリデータD8
〜D12)がクロック信号CLに同期してシフトレジス
タ(11)に転送される。この時、命令コードD20〜
D23は命令信号WACKを発生させるものであり、制
御ビットD16は「L」である。シフトレジスタ(1
1)のシフト動作が終了すると、信号SCL16Bの発
生に伴い命令信号WAIMCKが命令信号WACKと同
じタイミングでインストラクションデコーダ(40)か
ら発生する。図3において、アクセサリRAM(39)
の書き込み用のアドレスカウンタ(59)は、命令信号
WAIMCKが供給される為、現在のアドレスデータA
DWRA0〜ADWRA3を+1インクリメントして出
力する。図6において、切換信号ADRWCTが「L」
となり、アドレスカウンタ(59)の値ADWRA0〜
ADWRA3が切換回路(31−0)〜(31−3)を
介して出力される。その後、クロック信号ADLCKが
「H」となり、アドレスデータADWRA0〜ADWR
A3がラッチ回路(32−0)〜(32−3)にラッチ
される。即ち、アクセサリRAM(39)の次アドレス
(An+m+1)が指定される。その後、書き込み許可
信号ADWEが命令信号WAIMCKの発生に伴い
「H」となり、アクセサリRAM(39)のアドレス
(An+m)に切換回路(61−0)〜(61−4)及
び(33−0)〜(33−4)を介してキャラクタコー
ドD8〜D12が書き込まれる。この書き込み動作は動
作許可信号CEが「L」の期間に実行される。
【0040】その後、動作許可信号CEが「H」に変化
し、信号IMCKが発生すると、D型フリップフロップ
(53)の出力は「L」となり、命令信号WAIMCK
は発生しなくなり、一連の書き込み動作は終了する。
【0041】以上より、本発明の実施の形態によれば、
表示RAM(38)及びアクセサリRAM(39)の全
アドレス領域又は一部アドレス領域のデータを書き換え
る場合、アドレス情報に関しては書き込み開始位置を表
すアドレスデータのみをシフトレジスタ(11)に転送
するだけで済む為、外部装置からシフトレジスタ(1
1)へのシリアルデータの転送ビット数を減少でき、外
部装置側のソフトウエア処理の負担を軽減できる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、表示メモリ手段の全ア
ドレス領域又は一部アドレス領域のデータを書き換える
場合、アドレス情報に関しては書き込み開始位置を表す
アドレスデータのみを供給するだけで済む為、外部装置
から表示駆動回路へ供給するデータのビット数を少なく
でき、外部装置のソフトウエア処理の負担を低減できる
効果を奏する。特に、本発明は表示速度の速い装置に対
して有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示駆動回路を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のインストラクションデコーダの詳細を示
す図面である。
【図3】図1のアドレスカウンタの詳細を示す図面であ
る。
【図4】図1の表示RAMの詳細を示す図面である。
【図5】図1の表示RAMの書き込み動作を示すタイム
チャートである。
【図6】図1のアクセサリRAMの詳細を表す図面であ
る。
【図7】図1のアクセサリRAMの書き込み動作を示す
タイムチャートである。
【図8】従来の表示駆動回路を示すブロック図である。
【図9】図1及び図8のインターフェイス回路の詳細を
示す図面である。
【図10】図8のインストラクションデコーダの詳細を
示す図面である。
【図11】図8の表示RAMの詳細を示す図面である。
【図12】図8のアクセサリRAMの詳細を示す図面で
ある。
【符号の説明】
(1) インターフェイス回路 (11) シフトレジスタ (38) 表示RAM (39) アクセサリRAM (40) インストラクションデコーダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルに所定キャラクタを表示させ
    る為の回路であって、キャラクタを表す表示データが格
    納される表示メモリ手段と、前記表示メモリ手段から読
    み出された表示データに基づいて前記表示パネルに前記
    表示データと対応するキャラクタを表示させるパネル駆
    動手段と、前記表示メモリ手段の書き込み用のアドレス
    データ及び表示データが保持されるレジスタ手段と、を
    有する表示駆動回路において、 前記表示メモリ手段に表示データを書き込む時、前記表
    示メモリ手段に前記レジスタ手段が保持するアドレスデ
    ータを初期値として供給させ、その後、前記表示メモリ
    手段のアドレスを前記初期値から順次インクリメントす
    る計数手段を備えたことを特徴とする表示駆動回路。
  2. 【請求項2】 前記レジスタ手段は表示データ書き込み
    の為の命令コードを含み、前記命令コードは命令解読手
    段で解読され、前記命令解読手段の解読結果に従って前
    記計数手段は計数動作を開始することを特徴とする請求
    項1記載の表示駆動回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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