JP2002297080A - 表示駆動回路 - Google Patents

表示駆動回路

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JP2002297080A
JP2002297080A JP2001098053A JP2001098053A JP2002297080A JP 2002297080 A JP2002297080 A JP 2002297080A JP 2001098053 A JP2001098053 A JP 2001098053A JP 2001098053 A JP2001098053 A JP 2001098053A JP 2002297080 A JP2002297080 A JP 2002297080A
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修治 茂木
Hiroyuki Arai
啓之 新井
Tetsuya Tokunaga
哲也 徳永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部からの選択信号が変化しなくても複数デ
ータを書き込む。 【解決手段】 外部からの表示データをCCBインター
フェイス10を介し、シフトレジスタ12に取り込む。
シリアルデータカウンタ22においてカウントした表示
データ転送に従って、表示データを順次DCRAM28
またはADRAM30に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示データをメモ
リに格納する表示駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、従来の表示駆動回路のブロッ
ク図である。CCBインターフェイス回路10は、CC
Bアドレス一致の検出を行い、コントローラから転送さ
れたシリアルデータを次段のシフトレジスタ12に入力
する。CCBインターフェイス回路10の構成は、図2
に示してある。シフトレジスタ12は、コントローラか
ら転送されたシリアルデータを一時的に保持する。この
シフトレジスタ12の構成は、図18に示してある。デ
ータレジスタ14は、一つのシリアルデータの転送が終
了した時点で、シフトレジスタ12に一時的に保持され
ているシリアルデータを改めて保持する。データレジス
タ14についても図18に示してある。インストラクシ
ョンデコーダ16は、シリアルデータ入力時のCE信号
の立ち上り/立ち下り動作により、パルス信号を発生
し、且つ、シリアルデータの内容に基づいて、各インス
トラクション信号を発生する。インストラクションデコ
ーダ16の構成は図19に示してある。インクリメント
デコーダ18は、インストラクションデコーダ16の各
出力信号、及びシリアルデータの内容に基づいて、各デ
ータ書込みモードを設定し、その書込みモードに応じて
各パルス信号を発生する。インクリメントデコーダ18
の構成は図20に示してある。データ書き込み信号発生
回路20は、インクリメントデコーダ18の各パルス信
号により、データ書込みイネーブル信号を発生する。デ
ータ書込み信号発生回路20の構成は、図21に示して
ある。シリアルデータカウンタ22は、シリアルデータ
の転送ビット数により、シリアルデータカウント信号を
発生する。シリアルデータカウンタ22の構成は、図2
2に示してある。表示データ書き込み用アドレスカウン
タ24は、インクリメントデコーダ18の各パルス信号
により、DCRAMデータ書込み用アドレス、またはA
DRAMデータ書込み用アドレスを発生する。表示デー
タ書き込み用アドレスカウンタ24の構成は図24に示
してある。
【0003】書き込みデータ選択回路26は、シリアル
データカウンタ22のシリアルデータカウント信号によ
り、DCRAM28、またはADRAM30に書込むデ
ータを選択する。書き込みデータ選択回路26の構成は
図25に示してある。
【0004】CGROM32、CGRAM34にはキャ
ラクタフォントデータが格納されており、このキャラク
タフォントデータに対応する文字コードがDCRAM2
8に格納される。このDCRAM28の構成は図10に
示してある。また、キャラクタフォント表示以外の表示
を行うための表示データはADRAM30に格納されて
いる。ADRAM30の構成は図11に示してある。そ
して、DCRAM28に格納しているキャラクタフォン
トの文字コードに基づいてCGROM32、CGRAM
34からキャラクタフォントデータが発生する。
【0005】セグメントレジスタ36は、CGROM3
2、CGRAM34、ADRAM30のデータを特定の
タイミングで順次保持する。セグメントドライバ38
は、セグメントレジスタ36のデータに基づいてセグメ
ント信号を発生し、表示器の分割電極にそのセグメント
信号を入力する。コモンドライバ40は、セグメント信
号と同期を取り、表示器の共通電極に入力するコモン信
号を発生する。また、タイミング信号発生回路42は、
各ブロックの動作、及び各ブロック間の同期を取るため
に必要なタイミング信号を発生する。さらに、表示デー
タ読み取り用アドレスカウンタ44は、タイミング信号
発生回路42からのタイミング信号に応じてDCRAM
28、ADRAM30の読み出しアドレスを指定する。
【0006】従来の表示駆動回路は、このような構成を
有しており、これによってDCRAM28へのデータ書
込み、またはADRAM30へのデータ書込みを、以下
に示す2つの方法にて行うことができる。
【0007】「DCRAMデータ書込み」(方法1:ノ
ーマルモード)この方法1:ノーマルモードでは、DC
RAMデータ書込みのインストラクションを実行する毎
にDCRAMアドレスを指定し、DCRAMデータ書込
みを行う(図26)。
【0008】(1)CE=「L」の期間に本回路のCC
Bアドレスが、クロック信号CLに同期して、CCBイ
ンターフェイス回路10に入力される。その直後、CE
信号が「L」から「H」へと変化すると、シリアルデー
タ入力イネーブル信号DIENBも「L」から「H」へ
と変化し、クロック信号CLが、クロック信号SCLと
して、内部に入力される。
【0009】また、同時にデータ入力信号DIも、デー
タ入力信号SDIとして、内部に入力される(図2)。
【0010】(2)データ入力信号SDIは、クロック
信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q120〜Q143データとして格納される。その
後、CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q1
20〜Q143データは、次段のデータレジスタ14に
入力され、D120〜D143データとして保持され
る。ところで、D120〜D127データ(Q120〜
Q127データ)は、DCRAMデータMDa、D12
8〜D133データ(Q128〜Q133データ)は、
DCRAMアドレスMAn、Q139データはインクリ
メントモード設定データ(ノーマルモードのDCRAM
データ書込みであるため「0」が設定されている)、Q
140〜Q143データはインストラクションデータ
(DCRAMデータ書込みであるため「0,0,0,
1」が設定されている)である(図18)。
【0011】(3)CE信号が「H」から「L」へと変
化すると、インストラクションデコーダ16に入力され
ているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENBが
「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発生
する。また、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているデータQ140〜Q143が「0,0,0,
1」であるため、DCRAMデータ書込み開始パルス信
号WDCKも同時に発生する(図19)。
【0012】(4)クロック信号SCLはシリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコー
ダ1Bの出力信号C08、C16、C24(シリアルデ
ータカウント1信号)の出力状態を図23の様に設定す
る。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット数
は24ビットであるため、C24信号が「H」となる
(図22)。
【0013】(5)データQ139=「0」、DCRA
Mデータ書込み開始パルス信号WDCK、シリアルデー
タカウント1信号C08、C16、C24は、インクリ
メントデコーダ18に入力され、WDCK信号に同期し
てDQ4信号を「L」の状態に設定する。また、同時に
DCRAMデータ書込みノーマルパルス信号WDNRC
Kが出力される(図20)。
【0014】(6)DCRAMデータ書込みノーマルパ
ルス信号WDNRCK、データQ128〜Q133(D
CRAMアドレスMAn)は、表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ24に入力され、DCWRA0〜DCW
RA5データとして保持される(図24)。
【0015】(7)パルス信号LCKは、シリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じてシリアルデータカウンタレジスタ
1Bの出力信号DC008、DC016、DC024
(シリアルデータカウント2信号)の出力状態を図23
の様に設定する。また、DCRAMデータ書込みノーマ
ルパルス信号WDNRCKはデータ書込み信号発生回路
に入力され、タイミング信号CP1に同期してDCRA
Mデータ書込みイネーブル信号WDENを「H」にする
(図21)、(図22)。
【0016】(8)レジスタデータD120〜D14
3、シリアルデータカウント2信号DC008、DC0
16、DC024は、書き込みデータ選択回路26に入
力され、シリアルデータカウント2信号DC008、D
C016、DC024の出力状態に応じて、レジスタデ
ータD120〜D143の内、何れか8ビットのデータ
がデータDT0〜DT7として出力される。尚、今回は
DC024信号が「H」であるため、データDT0〜D
T7には、レジスタデータD120〜D127が出力さ
れる(図25)。
【0017】(9)DCRAMデータ書込みイネーブル
信号WDEN、表示データ書き込み用アドレスカウンタ
24の出力データDCWRA0〜DCWRA5(MA
n)、書き込みデータ選択回路26の出力データDT0
〜DT7(MDa)は、DCRAM28に入力される。
その後、データDCWRA0〜DCWRA5(MAn)
は、DCRWCT信号が「H」である時、DCADCK
信号に同期して次段のラッチ回路に保持される。また、
データDT0〜DT7(MDa)は、DCRWCT信号
が「H」である時、DCDT0〜DCDT7データライ
ン上に出力される。さらに、DCRAMデータ書込みイ
ネーブル信号WDENとタイミング信号CP4がAND
回路に入力され、DCRAMデータ書込み信号DCWE
を発生する。これにより、DCRAM28のアドレスM
AnにデータMDaが書込まれる(図10)。
【0018】(10)(1)〜(9)の動作を繰り返す
ことにより、DCRAMデータ書込みが行われる。
【0019】「方法2:ノーマルインクリメントモー
ド」方法2のノーマルインクリメントモードでは、DC
RAMデータ書込みのインストラクションを実行する毎
に、DCRAMアドレスを自動的に「+1」し、DCR
AMデータ書込みを行う(図27)。
【0020】(1)CE=「L」の期間に本回路のCC
Bアドレスが、クロック信号CLに同期して、CCBイ
ンターフェイス回路10に入力される。その直後、CE
信号が「L」から「H」へと変化すると、シリアルデー
タ入力イネーブル信号DIENBも「L」から「H」へ
と変化し、クロック信号CLが、クロック信号SCLと
して、内部に入力される。
【0021】また、同時にデータ入力信号DIも、デー
タ入力信号SDIとして、内部に入力される(図2)。
【0022】(2)データ入力信号SDIは、クロック
信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q120〜Q143データとして格納される。その
後、CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q1
20〜Q143データは、次段のデータレジスタ14に
入力され、D120〜D143データとして保持され
る。ところで、D120〜D127データ(Q120〜
Q127データ)は、DCRAMデータMDa、D12
8〜D133データ(Q128〜Q133データ)は、
DCRAMアドレスMAn、Q139データはインクリ
メントモード設定データ(ノーマルインクリメントモー
ドのDCRAMデータ書込みであるため「1」が設定さ
れている)、Q140〜Q143データはインストラク
ションデータ(DCRAMデータ書込みであるため
「0,0,0,1」が設定されている)である(図1
8)。
【0023】(3)CE信号が「H」から「L」へと変
化すると、インストラクションデコーダ16に入力され
ているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENBが
「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発生
する。また、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているデータQ140〜Q143が「0,0,0,
1」であるため、DCRAMデータ書込み開始パルス信
号WDCKも同時に発生する(図19)。
【0024】(4)クロック信号SCLはシリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコー
ダ1Bの出力信号C08、C16、C24(シリアルデ
ータカウント1信号)の出力状態を図23の様に設定す
る。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット数
は24ビットであるため、C24信号が「H」となる
(図22)。
【0025】(5)データQ139=「1」、DCRA
Mデータ書込み開始パルス信号WDCK、シリアルデー
タカウント1信号C08、C16、C24は、インクリ
メントデコーダ18に入力され、WDCK信号に同期し
てDQ4信号を「H」の状態に設定する。また、同時に
DCRAMデータ書込みノーマルパルス信号WDNRC
Kが出力される(図20)。
【0026】(6)DCRAMデータ書込みノーマルパ
ルス信号WDNRCK、データQ128〜Q133(D
CRAMアドレスMAn)は、表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ24に入力され、DCWRA0〜DCW
RA5データとして保持される(図24)。
【0027】(7)パルス信号LCKは、シリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じてシリアルデータカウンタレジスタ
1Bの出力信号DC008、DC016、DC024
(シリアルデータカウント2信号)の出力状態を図23
の様に設定する。また、DCRAMデータ書込みノーマ
ルパルス信号WDNRCKはデータ書込み信号発生回路
に入力され、タイミング信号CP1に同期してDCRA
Mデータ書込みイネーブル信号WDENを「H」にする
(図21)、(図22)。
【0028】(8)レジスタデータD120〜D14
3、シリアルデータカウント2信号DC008、DC0
16、DC024は、書き込みデータ選択回路26に入
力され、シリアルデータカウント2信号DC008、D
C016、DC024の出力状態に応じて、レジスタデ
ータD120〜D143の内、何れか8ビットのデータ
がデータDT0〜DT7として出力される。尚、今回は
DC024信号が「H」であるため、データDT0〜D
T7には、レジスタデータD120〜D127(MD
a)が出力される(図25)。
【0029】(9)DCRAMデータ書込みイネーブル
信号WDEN、表示データ書き込み用アドレスカウンタ
24の出力データDCWRA0〜DCWRA5(MA
n)、書き込みデータ選択回路26の出力データDT0
〜DT7(MDa)は、DCRAM28に入力される。
その後、データDCWRA0〜DCWRA5(MAn)
は、DCRWCT信号が「H」である時、DCADCK
信号に同期して次段のラッチ回路に保持される。また、
データDT0〜DT7(MDa)は、DCRWCT信号
が「H」である時、DCDT0〜DCDT7データライ
ン上に出力される。さらに、DCRAMデータ書込みイ
ネーブル信号WDENとタイミング信号CP4はAND
回路に入力され、DCRAMデータ書込み信号DCWE
を発生する。これにより、DCRAM28のアドレスM
AnにデータMDaが書込まれる(図10)。
【0030】(10)(1)〜(9)のDCRAMデー
タ書込み動作が終了すると、再び、CE=「L」の期間
に本回路のCCBアドレスが、クロック信号CLに同期
して、CCBインターフェイス回路10に入力される。
その直後、CE信号が「L」から「H」へと変化する
と、シリアルデータ入力イネーブル信号DIENBも
「L」から「H」へと変化し、クロック信号CLが、ク
ロック信号SCLとして、内部に入力される。また、同
時にデータ入力信号DIも、データ入力信号SDIとし
て、内部に入力される(図2)。
【0031】(11)データ入力信号SDIは、クロッ
ク信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q136〜Q143データとして格納される。その
後、CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q1
36〜Q143データは、次段のデータレジスタ14に
入力され、D136〜D143データとして保持され
る。ところで、D136〜D143データ(Q136〜
Q143データ)は、DCRAMデータMDbである
(図18)。
【0032】(12)シリアルデータ入力イネーブル信
号DIENB信号は、インストラクションデコーダ16
にも入力されており、図27の様に「L」から「H」へ
と変化すると、パルス信号IMCKが発生する(図1
9)。
【0033】(13)パルス信号IMCKは、インクリ
メントデコーダ18に入力され、DQ4信号が「H」で
あるため、DQ5信号が「H」に設定される(図2
0)。
【0034】(14)CE信号が「H」から「L」へと
変化すると、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENB
が「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発
生する(図19)。
【0035】(15)クロック信号SCLはシリアルデ
ータカウンタ22にも入力されており、シリアルデータ
の転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコ
ーダ1Bの出力信号C08、C16、C24(シリアル
データカウント1信号)の出力状態を図23の様に設定
する。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット
数は8ビットであるため、C08信号が「H」となる
(図22)。
【0036】(16)パルス信号LCK、シリアルデー
タカウント1信号C08、C16、C24は、インクリ
メントデコーダ18に入力され、DQ5信号が「H」、
C08信号が「H」であるため、DCRAMデータ書込
みノーマルインクリメントパルス信号WDNIMCKが
出力される(図20)。
【0037】(17)DCRAMデータ書込みノーマル
インクリメントパルス信号WDNIMCKは、表示デー
タ書き込み用アドレスカウンタ24に入力され、DCW
RA0〜DCWRA5データ(MAn)を「+1」する
(図24)。
【0038】(18)パルス信号LCKは、シリアルデ
ータカウンタ22にも入力されており、シリアルデータ
の転送ビット数に応じてシリアルデータカウンタレジス
タ1Bの出力信号DC008、DC016、DC024
(シリアルデータカウント2信号)の出力状態を図23
の様に設定する。また、DCRAMデータ書込みノーマ
ルインクリメントパルス信号WDNIMCKはデータ書
込み信号発生回路に入力され、タイミング信号CP1に
同期してDCRAMデータ書込みイネーブル信号WDE
Nを「H」にする(図21)、(図22)。
【0039】(19)レジスタデータD120〜D14
3、シリアルデータカウント2信号DC008、DC0
16、DC024は、書き込みデータ選択回路26に入
力され、シリアルデータカウント2信号DC008、D
C016、DC024の出力状態に応じて、レジスタデ
ータD120〜D143の内、何れか8ビットのデータ
がデータDT0〜DT7として出力される。尚、今回は
DC008信号が「H」であるため、データDT0〜D
T7には、レジスタデータD136〜D143(MD
b)が出力される(図25)。
【0040】(20)DCRAMデータ書込みイネーブ
ル信号WDEN、表示データ書き込み用アドレスカウン
タ24の出力データDCWRA0〜DCWRA5(MA
n+1)、書き込みデータ選択回路26の出力データD
T0〜DT7(MDb)は、DCRAM28に入力され
る。
【0041】その後、データDCWRA0〜DCWRA
5(MAn+1)は、DCRWCT信号が「H」である
時、DCADCK信号に同期して次段のラッチ回路に保
持される。
【0042】また、データDT0〜DT7(MDb)
は、DCRWCT信号が「H」である時、DCDT0〜
DCDT7データライン上に出力される。さらに、DC
RAMデータ書込みイネーブル信号WDENとタイミン
グ信号CP4はAND回路に入力され、DCRAMデー
タ書込み信号DCWEを発生する。これにより、DCR
AM28のアドレスMAn+1にデータMDbが書込ま
れる(10)。
【0043】(21)(10)〜(20)の動作をm回
繰り返すことにより、DCRAMデータ書込みが行われ
る。尚、このノーマルインクリメントモードによるDC
RAMデータ書込み動作の終了は、(22)以降の動作
にて行われる。
【0044】(22)CE=「L」の期間に本回路のC
CBアドレスが、クロック信号CLに同期して、CCB
インターフェイス回路10に入力される。その直後、C
E信号が「L」から「H」へと変化すると、シリアルデ
ータ入力イネーブル信号DIENBも「L」から「H」
へと変化し、クロック信号CLが、クロック信号SCL
として、内部に入力される。また、同時にデータ入力信
号DIも、データ入力信号SDIとして、内部に入力さ
れる(図2)。
【0045】(23)データ入力信号SDIは、クロッ
ク信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q128〜Q143データとして格納される。その
後、CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q1
28〜Q143データは、次段のデータレジスタ14に
入力され、D128〜D143データとして保持され
る。ところで、D128〜D135データ(Q128〜
Q135データ)は、DCRAMデータMDz、Q13
9データはインクリメントモード設定データ(ノーマル
インクリメントモードのDCRAMデータ書込み終了と
なるため「0」が設定されている)、Q140〜Q14
3データはインストラクションデータ(DCRAMデー
タ書込みであるため「0,0,0,1」が設定されてい
る)である(図18)。
【0046】(24)シリアルデータ入力イネーブル信
号DIENB信号は、インストラクションデコーダ16
にも入力されており、図27の様に「L」から「H」へ
と変化すると、パルス信号IMCKが発生する(図1
9)。
【0047】(25)パルス信号IMCKは、インクリ
メントデコーダ18に入力され、DQ4信号が「H」で
あるため、DQ5信号が「H」に設定される(図2
0)。
【0048】(26)CE信号が「H」から「L」へと
変化すると、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENB
が「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発
生する。また、インストラクションデコーダ16に入力
されているデータQ140〜Q143が「0,0,0,
1」であるため、DCRAMデータ書込み開始パルス信
号WDCKも同時に発生する(図19)。
【0049】(27)クロック信号SCLはシリアルデ
ータカウンタ22にも入力されており、シリアルデータ
の転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコ
ーダ1Bの出力信号C08、C16、C24(シリアル
データカウント1信号)の出力状態を図23の様に設定
する。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット
数は16ビットであるため、C16信号が「H」となる
(図22)。
【0050】(28)データQ139=「0」、DCR
AMデータ書込み開始パルス信号WDCK、シリアルデ
ータカウント1信号C08、C16、C24は、インク
リメントデコーダ18に入力され、WDCK信号に同期
してDQ4信号を「L」の状態に設定する。また、同時
に、DQ5信号が「H」、C16信号が「H」であるた
めDCRAMデータ書込みノーマルインクリメントパル
ス信号WDNIMCKが出力される(図20)。
【0051】(29)DCRAMデータ書込みノーマル
インクリメントパルス信号WDNIMCKは、表示デー
タ書き込み用アドレスカウンタ24に入力され、DCW
RA0〜DCWRA5データ(MAn+m)を「+1」
する(図24)。
【0052】(30)パルス信号LCKは、シリアルデ
ータカウンタ22にも入力されており、シリアルデータ
の転送ビット数に応じてシリアルデータカウンタレジス
タ1Bの出力信号DC008、DC016、DC024
(シリアルデータカウント2信号)の出力状態を図23
の様に設定する。また、DCRAMデータ書込みノーマ
ルインクリメントパルス信号WDNIMCKはデータ書
込み信号発生回路に入力され、タイミング信号CP1に
同期してDCRAMデータ書込みイネーブル信号WDE
Nを「H」にする(図21)、(図22)。
【0053】(31)レジスタデータD120〜D14
3、シリアルデータカウント2信号DC008、DC0
16、DC024は、書き込みデータ選択回路26に入
力され、シリアルデータカウント2信号DC008、D
C016、DC024の出力状態に応じて、レジスタデ
ータD120〜D143の内、何れか8ビットのデータ
がデータDT0〜DT7として出力される。尚、今回は
DC016信号が「H」であるため、データDT0〜D
T7には、レジスタデータD128〜D135(MD
z)が出力される(図25)。
【0054】(32)DCRAMデータ書込みイネーブ
ル信号WDEN、表示データ書き込み用アドレスカウン
タ24の出力データDCWRA0〜DCWRA5(MA
n+m+1)、書き込みデータ選択回路26の出力デー
タDT0〜DT7(MDz)は、DCRAM28に入力
される。
【0055】その後、データDCWRA0〜DCWRA
5(MAn+m+1)は、DCRWCT信号が「H」で
ある時、DCADCK信号に同期して次段のラッチ回路
に保持される。
【0056】また、データDT0〜DT7(MDz)
は、DCRWCT信号が「H」である時、DCDT0〜
DCDT7データライン上に出力される。さらに、DC
RAMデータ書込みイネーブル信号WDENとタイミン
グ信号CP4はAND回路に入力され、DCRAMデー
タ書込み信号DCWEを発生する。これにより、DCR
AM28のアドレスMAn+m+1にデータMDzが書
込まれる(図10)。
【0057】「ADRAMデータ書込み」(方法1:ノ
ーマルモード)ADRAMデータ書き込みについての方
法1:ノーマルモードでは、ADRAMデータ書込みの
インストラクションを実行する毎にADRAMアドレス
を指定し、ADRAMデータ書込みを行う(図28)。
【0058】(1)CE=「L」の期間に本回路のCC
Bアドレスが、クロック信号CLに同期して、CCBイ
ンターフェイス回路10に入力される。その直後、CE
信号が「L」から「H」へと変化すると、シリアルデー
タ入力イネーブル信号DIENBも「L」から「H」へ
と変化し、クロック信号CLが、クロック信号SCLと
して、内部に入力される。
【0059】また、同時にデータ入力信号DIも、デー
タ入力信号SDIとして、内部に入力される(図2)。
【0060】(2)データ入力信号SDIは、クロック
信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q120〜Q143データとして格納される。その
後、CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q1
20〜Q143データは、次段のデータレジスタ14に
入力され、D120〜D143データとして保持され
る。ところで、D120〜D124データ(Q120〜
Q124データ)は、ADRAMデータADa、D12
8〜D131データ(Q128〜Q131データ)は、
ADRAMアドレスAAn、Q139データはインクリ
メントモード設定データ(ノーマルモードのADRAM
データ書込みであるため「0」が設定されている)、Q
140〜Q143データはインストラクションデータ
(ADRAMデータ書込みであるため「0,0,1,
0」が設定されている)である(図18)。
【0061】(3)CE信号が「H」から「L」へと変
化すると、インストラクションデコーダ16に入力され
ているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENBが
「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発生
する。また、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているデータQ140〜Q143が「0,0,1,
0」であるため、ADRAMデータ書込み開始パルス信
号WACKも同時に発生する(19)。
【0062】(4)クロック信号SCLはシリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコー
ダ1Bの出力信号C08、C16、C24(シリアルデ
ータカウント1信号)の出力状態を図23の様に設定す
る。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット数
は24ビットであるため、C24信号が「H」となる
(図22)。
【0063】(5)データQ139=「0」、ADRA
Mデータ書込み開始パルス信号WACK、シリアルデー
タカウント1信号C08、C16、C24は、インクリ
メントデコーダ18に入力され、WACK信号に同期し
てAQ4信号を「L」の状態に設定する。また、同時に
ADRAMデータ書込みノーマルパルス信号WANRC
Kが出力される(図20)。
【0064】(6)ADRAMデータ書込みノーマルパ
ルス信号WANRCK、データQ128〜Q131(A
DRAMアドレスAAn)は、表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ24に入力され、ADWRA0〜ADW
RA3データとして保持される(図24)。
【0065】(7)パルス信号LCKは、シリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じてシリアルデータカウンタレジスタ
1Bの出力信号DC008、DC016、DC024
(シリアルデータカウント2信号)の出力状態を図23
の様に設定する。また、ADRAMデータ書込みノーマ
ルパルス信号WANRCKはデータ書込み信号発生回路
に入力され、タイミング信号CP1に同期してADRA
Mデータ書込みイネーブル信号WAENを「H」にする
(図21)、(図22)。
【0066】(8)レジスタデータD120〜D14
3、シリアルデータカウント2信号DC008、DC0
16、DC024は、書き込みデータ選択回路26に入
力され、シリアルデータカウント2信号DC008、D
C016、DC024の出力状態に応じて、レジスタデ
ータD120〜D143の内、何れか5ビットのデータ
がデータDT0〜DT4として出力される。尚、今回は
DC024信号が「H」であるため、データDT0〜D
T4には、レジスタデータD120〜D124が出力さ
れる(図25)。
【0067】(9)ADRAMデータ書込みイネーブル
信号WAEN、表示データ書き込み用アドレスカウンタ
24の出力データADWRA0〜ADWRA3(AA
n)、書き込みデータ選択回路26の出力データDT0
〜DT4(ADa)は、ADRAM30に入力される。
その後、データADWRA0〜ADWRA3(AAn)
は、ADRWCT信号が「H」である時、ADADCK
信号に同期して次段のラッチ回路に保持される。また、
データDT0〜DT4(ADa)は、ADRWCT信号
が「H」である時、ADDT0〜ADDT4データライ
ン上に出力される。さらに、ADRAMデータ書込みイ
ネーブル信号WAENとタイミング信号CP2がAND
回路に入力され、ADRAMデータ書込み信号ADWE
を発生する。これにより、ADRAM30のアドレスA
AnにデータADaが書込まれる(図11)。
【0068】(10)(1)〜(9)の動作を繰り返す
ことにより、ADRAMデータ書込みが行われる。
【0069】(方法2:ノーマルインクリメントモー
ド)方法2:ノーマルインクリメントモードでは、AD
RAMデータ書込みのインストラクションを実行する毎
に、ADRAMアドレスを自動的に「+1」し、ADR
AMデータ書込みを行う(図29)。
【0070】(1)CE=「L」の期間に本回路のCC
Bアドレスが、クロック信号CLに同期して、CCBイ
ンターフェイス回路10に入力される。その直後、CE
信号が「L」から「H」へと変化すると、シリアルデー
タ入力イネーブル信号DIENBも「L」から「H」へ
と変化し、クロック信号CLが、クロック信号SCLと
して、内部に入力される。また、同時にデータ入力信号
DIも、データ入力信号SDIとして、内部に入力され
る(図2)。
【0071】(2)データ入力信号SDIは、クロック
信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q120〜Q143データとして格納される。その
後、CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q1
20〜Q143データは、次段のデータレジスタ14に
入力され、D120〜D143データとして保持され
る。ところで、D120〜D124データ(Q120〜
Q124データ)は、ADRAMデータADa、D12
8〜D131データ(Q128〜Q131データ)は、
ADRAMアドレスAAn、Q139データはインクリ
メントモード設定データ(ノーマルインクリメントモー
ドのADRAMデータ書込みであるため「1」が設定さ
れている)、Q140〜Q143データはインストラク
ションデータ(ADRAMデータ書込みであるため
「0,0,1,0」が設定されている)である(図1
8)。
【0072】(3)CE信号が「H」から「L」へと変
化すると、インストラクションデコーダ16に入力され
ているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENBが
「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発生
する。また、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているデータQ140〜Q143が「0,0,1,
0」であるため、ADRAMデータ書込み開始パルス信
号WACKも同時に発生する(図19)。
【0073】(4)クロック信号SCLはシリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコー
ダ1Bの出力信号C08、C16、C24(シリアルデ
ータカウント1信号)の出力状態を図23の様に設定す
る。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット数
は24ビットであるため、C24信号が「H」となる
(図22)。
【0074】(5)データQ139=「1」、ADRA
Mデータ書込み開始パルス信号WACK、シリアルデー
タカウント1信号C08、C16、C24は、インクリ
メントデコーダ18に入力され、WACK信号に同期し
てAQ4信号を「H」の状態に設定する。また、同時に
ADRAMデータ書込みノーマルパルス信号WANRC
Kが出力される(図20)。
【0075】(6)ADRAMデータ書込みノーマルパ
ルス信号WANRCK、データQ128〜Q131(A
DRAMアドレスAAn)は、表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ24に入力され、ADWRA0〜ADW
RA3データとして保持される(図24)。
【0076】(7)パルス信号LCKは、シリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じてシリアルデータカウンタレジスタ
1Bの出力信号DC008、DC016、DC024
(シリアルデータカウント2信号)の出力状態を図23
の様に設定する。また、ADRAMデータ書込みノーマ
ルパルス信号WANRCKはデータ書込み信号発生回路
に入力され、タイミング信号CP1に同期してADRA
Mデータ書込みイネーブル信号WAENを「H」にする
(図21)、(図22) 。
【0077】(8)レジスタデータD120〜D14
3、シリアルデータカウント2信号DC008、DC0
16、DC024は、書き込みデータ選択回路26に入
力され、シリアルデータカウント2信号DC008、D
C016、DC024の出力状態に応じて、レジスタデ
ータD120〜D143の内、何れか5ビットのデータ
がデータDT0〜DT4として出力される。尚、今回は
DC024信号が「H」であるため、データDT0〜D
T4には、レジスタデータD120〜D124(AD
a)が出力される(図25)。
【0078】(9)ADRAMデータ書込みイネーブル
信号WAEN、表示データ書き込み用アドレスカウンタ
24の出力データADWRA0〜ADWRA3(AA
n)、書き込みデータ選択回路26の出力データDT0
〜DT4(ADa)は、ADRAM30に入力される。
その後、データADWRA0〜ADWRA3(AAn)
は、ADRWCT信号が「H」である時、ADADCK
信号に同期して次段のラッチ回路に保持される。また、
データDT0〜DT4(ADa)は、ADRWCT信号
が「H」である時、ADDT0〜ADDT4データライ
ン上に出力される。さらに、ADRAMデータ書込みイ
ネーブル信号WAENとタイミング信号CP2はAND
回路に入力され、ADRAMデータ書込み信号ADWE
を発生する。これにより、ADRAM30のアドレスA
AnにデータADaが書込まれる(図11)。
【0079】(10)(1)〜(9)のADRAMデー
タ書込み動作が終了すると、再び、CE=「L」の期間
に本回路のCCBアドレスが、クロック信号CLに同期
して、CCBインターフェイス回路10に入力される。
その直後、CE信号が「L」から「H」へと変化する
と、シリアルデータ入力イネーブル信号DIENBも
「L」から「H」へと変化し、クロック信号CLが、ク
ロック信号SCLとして、内部に入力される。また、同
時にデータ入力信号DIも、データ入力信号SDIとし
て、内部に入力される(図2)。
【0080】(11)データ入力信号SDIは、クロッ
ク信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q136〜Q143データとして格納される。その
後、CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q1
36〜Q143データは、次段のデータレジスタ14に
入力され、D136〜D143データとして保持され
る。ところで、D136〜D140データ(Q136〜
Q140データ)は、ADRAMデータADbである
(図18)。
【0081】(12)シリアルデータ入力イネーブル信
号DIENB信号は、インストラクションデコーダ16
にも入力されており、図29の様に「L」から「H」へ
と変化すると、パルス信号IMCKが発生する(図1
9)。
【0082】(13)パルス信号IMCKは、インクリ
メントデコーダ18に入力され、AQ4信号が「H」で
あるため、AQ5信号が「H」に設定される(図2
0)。
【0083】(14)CE信号が「H」から「L」へと
変化すると、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENB
が「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発
生する(図19)。
【0084】(15)クロック信号SCLはシリアルデ
ータカウンタ22にも入力されており、シリアルデータ
の転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコ
ーダ1Bの出力信号C08、C16、C24(シリアル
データカウント1信号)の出力状態を図23の様に設定
する。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット
数は8ビットであるため、C08信号が「H」となる
(図22)。
【0085】(16)パルス信号LCK、シリアルデー
タカウント1信号C08、C16、C24は、インクリ
メントデコーダ18に入力され、AQ5信号が「H」、
C08信号が「H」であるため、ADRAMデータ書込
みノーマルインクリメントパルス信号WANIMCKが
出力される(図20)。
【0086】(17)ADRAMデータ書込みノーマル
インクリメントパルス信号WANIMCKは、表示デー
タ書き込み用アドレスカウンタ24に入力され、ADW
RA0〜ADWRA3データ(An)を「+1」する
(図24)。
【0087】(18)パルス信号LCKは、シリアルデ
ータカウンタ22にも入力されており、シリアルデータ
の転送ビット数に応じてシリアルデータカウンタレジス
タ1Bの出力信号DC008、DC016、DC024
(シリアルデータカウント2信号)の出力状態を図23
の様に設定する。また、ADRAMデータ書込みノーマ
ルインクリメントパルス信号WANIMCKはデータ書
込み信号発生回路に入力され、タイミング信号CP1に
同期してADRAMデータ書込みイネーブル信号WAE
Nを「H」にする(図21)、(図22)。
【0088】(19)レジスタデータD120〜D14
3、シリアルデータカウント2信号DC008、DC0
16、DC024は、書き込みデータ選択回路26に入
力され、シリアルデータカウント2信号DC008、D
C016、DC024の出力状態に応じて、レジスタデ
ータD120〜D143の内、何れか5ビットのデータ
がデータDT0〜DT4として出力される。尚、今回は
DC008信号が「H」であるため、データDT0〜D
T4には、レジスタデータD136〜D140(AD
b)が出力される(図25)。
【0089】(20)ADRAMデータ書込みイネーブ
ル信号WAEN、表示データ書き込み用アドレスカウン
タ24の出力データADWRA0〜ADWRA3(AA
n+1)、書き込みデータ選択回路26の出力データD
T0〜DT4(ADb)は、ADRAM30に入力され
る。
【0090】その後、データADWRA0〜ADWRA
3(AAn+1)は、ADRWCT信号が「H」である
時、ADADCK信号に同期して次段のラッチ回路に保
持される。また、データDT0〜DT4(ADb)は、
ADRWCT信号が「H」である時、ADDT0〜AD
DT4データライン上に出力される。さらに、ADRA
Mデータ書込みイネーブル信号WAENとタイミング信
号CP2はAND回路に入力され、ADRAMデータ書
込み信号ADWEを発生する。これにより、ADRAM
30のアドレスAAn+1にデータADbが書込まれる
(図11)。
【0091】(21)(10)〜(20)の動作をm回
繰り返すことにより、ADRAMデータ書込みが行われ
る。尚、このノーマルインクリメントモードによるAD
RAMデータ書込み動作の終了は、(22)以降の動作
にて行われる。
【0092】(22)CE=「L」の期間に本回路のC
CBアドレスが、クロック信号CLに同期して、CCB
インターフェイス回路10に入力される。その直後、C
E信号が「L」から「H」へと変化すると、シリアルデ
ータ入力イネーブル信号DIENBも「L」から「H」
へと変化し、クロック信号CLが、クロック信号SCL
として、内部に入力される。
【0093】また、同時にデータ入力信号DIも、デー
タ入力信号SDIとして、内部に入力される(図2)。
【0094】(23)データ入力信号SDIは、クロッ
ク信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q128〜Q143データとして格納される。その
後、CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q1
28〜Q143データは、次段のデータレジスタ14に
入力され、D128〜D143データとして保持され
る。ところで、D128〜D132データ(Q128〜
Q132データ)は、ADRAMデータADz、Q13
9データはインクリメントモード設定データ(ノーマル
インクリメントモードのADRAMデータ書込み終了と
なるため「0」が設定されている)、Q140〜Q14
3データはインストラクションデータ(ADRAMデー
タ書込みであるため「0,0,1,0」が設定されてい
る)である(図18)。
【0095】(24)シリアルデータ入力イネーブル信
号DIENB信号は、インストラクションデコーダ16
にも入力されており、図29の様に「L」から「H」へ
と変化すると、パルス信号IMCKが発生する(図1
9)。
【0096】(25)パルス信号IMCKは、インクリ
メントデコーダ18に入力され、AQ4信号が「H」で
あるため、AQ5信号が「H」に設定される(図2
0)。
【0097】(26)CE信号が「H」から「L」へと
変化すると、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENB
が「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発
生する。また、インストラクションデコーダ16に入力
されているデータQ140〜Q143が「0,0,1,
0」であるため、ADRAMデータ書込み開始パルス信
号WACKも同時に発生する(図19)。
【0098】(27)クロック信号SCLはシリアルデ
ータカウンタ22にも入力されており、シリアルデータ
の転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコ
ーダ1Bの出力信号C08、C16、C24(シリアル
データカウント1信号)の出力状態を図23の様に設定
する。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット
数は16ビットであるため、C16信号が「H」となる
(図22)。
【0099】(28)データQ139=「0」、ADR
AMデータ書込み開始パルス信号WACK、シリアルデ
ータカウント1信号C08、C16、C24は、インク
リメントデコーダ18に入力され、WACK信号に同期
してAQ4信号を「L」の状態に設定する。また、同時
に、AQ5信号が「H」、C16信号が「H」であるた
めADRAMデータ書込みノーマルインクリメントパル
ス信号WANIMCKが出力される(図20)。
【0100】(29)ADRAMデータ書込みノーマル
インクリメントパルス信号WANIMCKは、表示デー
タ書き込み用アドレスカウンタ24に入力され、ADW
RA0〜ADWRA3データ(AAn+m)を「+1」
する(図24)。
【0101】(30)パルス信号LCKは、シリアルデ
ータカウンタ22にも入力されており、シリアルデータ
の転送ビット数に応じてシリアルデータカウンタレジス
タ1Bの出力信号DC008、DC016、DC024
(シリアルデータカウント2信号)の出力状態を図23
の様に設定する。また、ADRAMデータ書込みノーマ
ルインクリメントパルス信号WANIMCKはデータ書
込み信号発生回路に入力され、タイミング信号CP1に
同期してADRAMデータ書込みイネーブル信号WAE
Nを「H」にする(図21)、(図22)。
【0102】(31)レジスタデータD120〜D14
3、シリアルデータカウント2信号DC008、DC0
16、DC024は、書き込みデータ選択回路26に入
力され、シリアルデータカウント2信号DC008、D
C016、DC024の出力状態に応じて、レジスタデ
ータD120〜D143の内、何れか5ビットのデータ
がデータDT0〜DT4として出力される。尚、今回は
DC016信号が「H」であるため、データDT0〜D
T4には、レジスタデータD128〜D132(AD
z)が出力される(図25)。
【0103】(32)ADRAMデータ書込みイネーブ
ル信号WAEN、表示データ書き込み用アドレスカウン
タ24の出力データADWRA0〜ADWRA3(AA
n+m+1)、書き込みデータ選択回路26の出力デー
タDT0〜DT4(ADz)は、ADRAM30に入力
される。
【0104】その後、データADWRA0〜ADWRA
3(AAn+m+1)は、ADRWCT信号が「H」で
ある時、ADADCK信号に同期して次段のラッチ回路
に保持される。
【0105】また、データDT0〜DT4(ADz)
は、ADRWCT信号が「H」である時、ADDT0〜
ADDT4データライン上に出力される。さらに、AD
RAMデータ書込みイネーブル信号WAENとタイミン
グ信号CP2はAND回路に入力され、ADRAMデー
タ書込み信号ADWEを発生する。これにより、ADR
AM30のアドレスAAn+m+1にデータADzが書
込まれる(図11)。
【0106】以上の通り、DCRAMデータ書込み、A
DRAMデータ書込みを実行する場合は、上述の2つの
方法(ノーマルモード、ノーマルインクリメントモー
ド)にて実行することができる。特に、ノーマルインク
リメントモードによるDCRAMデータ書込み、ADR
AMデータ書込みは、初回のシリアルデータ転送以外、
DCRAMアドレス、ADRAMアドレスのシリアルデ
ータ転送が不要であるため、シリアルデータの転送ビッ
ト数を大幅に削減でき、マイコンのデータ処理負担を軽
減するには、大変有効な方法である。
【0107】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のデータ
書込み方法は、1桁分のDCRAMデータ(8ビッ
ト)、1桁分のADRAMデータ(5ビット)を書込む
毎に、CE信号を「L」、「H」に設定する必要がある
ため、DCRAMデータ書込み、ADRAMデータ書込
みが頻繁に行われる場合(表示が多彩に変化する場合
等)には、CE信号を制御しているマイコンの出力ポー
トの状態設定が頻繁に必要となり、マイコンの出力ポー
ト制御に関する負担を増加するという問題があった。
【0108】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あり、外部から供給される選択信号(例えばCE信号)
の状態を一定に維持したまま、複数の表示データを前記
メモリに書き込むことができる表示駆動回路を提供する
ことを目的とする。
【0109】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリアル転送
されてくる複数の表示データを記憶するシフトレジスタ
と、このシフトレジスタへの入力された表示データを選
択して、順次出力する書き込みデータ選択回路と、この
書き込みデータ選択回路からの出力を所定のアドレスに
記憶するメモリと、前記シフトレジスタの転送クロック
をカウントし、前記メモリへの書き込みアドレスを発生
するアドレスカウンタと、を有し、外部から供給される
選択信号の状態を一定に維持したまま、複数の表示デー
タを前記メモリに書き込むことを特徴とする。
【0110】このように、本発明では、メモリに表示デ
ータを書き込む場合、一度に複数の表示データを書込む
ことができる。このため、表示を頻繁に変更するため
に、データ書込みを頻繁に行う場合においても、外部と
のインターフェイス信号である選択信号(例えばCE信
号)を頻繁に状態設定する必要がなくなり、選択信号を
出力する装置であるマイコンの出力ポートの制御負担を
軽減することができる。
【0111】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施例
の構成を示すブロック図であり、CCBアドレス一致の
検出を行い、コントローラから転送されたシリアルデー
タを次段のシフトレジスタ12に入力するCCBインタ
ーフェイス回路10(図2)、コントローラから転送さ
れたシリアルデータを一時的に保持するシフトレジスタ
12(図3)、一つのシリアルデータの転送が終了した
時点で、シフトレジスタ12に一時的に保持されている
シリアルデータを改めて保持するデータレジスタ14
(図3)、シリアルデータ入力時のCE信号の立ち上り
/立ち下り動作により、パルス信号を発生し、且つ、シ
リアルデータの内容に基づいて、各インストラクション
信号を発生するインストラクションデコーダ16(図
4)、インストラクションデコーダ16の各出力信号、
及び、シリアルデータの内容に基づいて、各データ書込
みモードを設定し、その書込みモードに応じて各イネー
ブル信号、各パルス信号を発生するインクリメントデコ
ーダ18(図5)、シリアルデータの転送ビット数をカ
ウントし、そのカウントした転送ビット数と、インクリ
メントデコーダ18の各イネーブル信号、各パルス信号
により、シリアルデータカウント信号、表示データ書き
込み用アドレスカウンタ24のアップシフトイネーブル
信号、データ書込みイネーブル信号を発生するシリアル
データカウンタ22(図6)、インクリメントデコーダ
18の各イネーブル信号、各パルス信号、及びシリアル
データカウンタ22のアップシフトイネーブル信号によ
り、DCRAMデータ書込み用アドレス、または、AD
RAMデータ書込み用アドレスを発生する表示データ書
き込み用アドレスカウンタ24(図8)、シリアルデー
タカウンタ22のシリアルデータカウント信号により、
DCRAM28、または、ADRAM30に書込むデー
タを選択する書き込みデータ選択回路26(図9)、C
GROM32/CGRAM34に格納しているキャラク
タフォントデータに対応する文字コードを格納するDC
RAM28(図10)、キャラクタフォント表示以外の
表示を行うための表示データを格納するADRAM30
(図11)、DCRAM28に格納しているキャラクタ
フォントの文字コードに基づいてキャラクタフォントデ
ータを発生するCGROM32/CGRAM34、CG
ROM32/CGRAM34/ADRAM30のデータ
を特定のタイミングで順次保持するセグメントレジスタ
36、このセグメントレジスタ36のデータに基づいて
セグメント信号を発生し、表示器の分割電極にそのセグ
メント信号を入力するセグメントドライバ38、セグメ
ント信号と同期を取り、表示器の共通電極に入力するコ
モン信号を発生するコモンドライバ40、各ブロックの
動作、及び各ブロック間の同期を取るために必要なタイ
ミング信号を発生するタイミング信号発生回路42によ
り構成されている。さらに、表示データ読み取り用アド
レスカウンタ44は、タイミング信号発生回路42から
のタイミング信号に応じてDCRAM28、ADRAM
30の読み出しアドレスを指定する。
【0112】この図1の表示駆動回路を用いてDCRA
Mデータ書込み、または、ADRAMデータ書込みを行
うと、以下に示す方法にて行うことができる。
【0113】「DCRAMデータ書込み」 (方法3:スーパーインクリメントモード)この方法
3:スーパーインクリメントモーでは、一度に複数のD
CRAMデータ書込みを行う(図15)。
【0114】(1)CE=「L」の期間に本回路のCC
Bアドレスが、クロック信号CLに同期して、CCBイ
ンターフェイス回路10に入力される。その直後、CE
信号が「L」から「H」へと変化すると、シリアルデー
タ入力イネーブル信号DIENBも「L」から「H」へ
と変化し、クロック信号CLが、クロック信号SCLと
して、内部に入力される。
【0115】また、同時にデータ入力信号DIも、デー
タ入力信号SDIとして、内部に入力される(図2)。
【0116】(2)データ入力信号SDIは、クロック
信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q0〜Q143データとして格納される。その後、
CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q0〜Q
143データは、次段のデータレジスタ14に入力さ
れ、D0〜D143データとして保持される。ところ
で、D0〜D7データ(Q0〜Q7データ)は、DCR
AMデータMDa、D8〜D15データ(Q8〜Q15
データ)は、DCRAMデータMDb、D16〜D23
データ(Q16〜Q23データ)は、DCRAMデータ
MDc、D24〜D31データ(Q24〜Q31デー
タ)は、DCRAMデータMDd、D32〜D39デー
タ(Q32〜Q39データ)は、DCRAMデータMD
e、D40〜D47データ(Q40〜Q47データ)
は、DCRAMデータMDf、D48〜D55データ
(Q48〜Q55データ)は、DCRAMデータMD
g、D56〜D63データ(Q56〜Q63データ)
は、DCRAMデータMDh、D64〜D71データ
(Q64〜Q71データ)は、DCRAMデータMD
i、D72〜D79データ(Q72〜Q79データ)
は、DCRAMデータMDj、D80〜D87データ
(Q80〜Q87データ)は、DCRAMデータMD
k、D88〜D95データ(Q88〜Q95データ)
は、DCRAMデータMDl、D96〜D103データ
(Q96〜Q103データ)は、DCRAMデータMD
m、D104〜D111データ(Q104〜Q111デ
ータ)は、DCRAMデータMDn、D112〜D11
9データ(Q112〜Q119データ)は、DCRAM
データMDo、D120〜D127データ(Q120〜
Q127データ)は、DCRAMデータMDp、D12
8〜D133データ(Q128〜Q133データ)は、
DCRAMアドレスMAn、Q138、Q139データ
はインクリメントモード設定データ(スーパーインクリ
メントモードのDCRAMデータ書込みであるためQ1
38=「1」、Q139=「0」が設定されている)、
Q140〜Q143データはインストラクションデータ
(DCRAMデータ書込みであるため「0,0,0,
1」が設定されている)である(図3)。
【0117】(3)CE信号が「H」から「L」へと変
化すると、インストラクションデコーダ16に入力され
ているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENBが
「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発生
する。また、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているデータQ140〜Q143が「0,0,0,
1」であるため、DCRAMデータ書込みモード信号W
DM、DCRAMデータ書込み開始パルス信号WDCK
も同時に発生する(図4)。
【0118】(4)クロック信号SCLはシリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコー
ダ1Bの出力信号C08、C16、C24UP(シリア
ルデータカウント1信号)の出力状態を図7の様に設定
する。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット
数は144ビットであるため、C24UP信号が「H」
となる(図6)。
【0119】(5)データQ138=「1」、Q139
=「0」、DCRAMデータ書込みモード信号WDM、
DCRAMデータ書込み開始パルス信号WDCK、シリ
アルデータカウント1出力信号C08、C16、C24
UPは、インクリメントデコーダ18に入力される。
【0120】これにより、DQ1信号が「H」、DQ2
信号が「L」に設定されるため、DCRAMデータ書込
みスーパーインクリメントモードイネーブル信号WDS
IMENが「H」に設定される。また、同時にDCRA
Mデータ書込みノーマルパルス信号WDNRCKも出力
される(図5)。
【0121】(6)DCRAMデータ書込みノーマルパ
ルス信号WDNRCK、データQ128〜Q133(D
CRAMアドレスMAn)は、表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ24に入力され、DCWRA0〜DCW
RA5データとして保持される(図8)。
【0122】(7)パルス信号LCKは、シリアルデー
タカウンタ22のシリアルデータカウンタ2Aに入力さ
れており、シリアルデータの転送ビット数に応じてシリ
アルデータカウンタデコーダ2Aの出力信号DC00
8、DC016、DC024、DC032、DC04
0、DC048、DC056、DC064、DC07
2、DC080、DC088、DC096、DC10
4、DC112、DC120、DC128、DC13
6、DC144(シリアルデータカウント2信号)の出
力状態を図7の様に設定する。また、DCRAMデータ
書込みノーマルパルス信号WDNRCKもシリアルデー
タカウンタ22のDCRAMデータ書込み信号発生回路
に入力されており、タイミング信号CP1に同期してD
CRAMデータ書込みイネーブル信号WDENを「H」
にする(図6)。
【0123】(8)レジスタデータD0〜D143、シ
リアルデータカウント2信号DC008、DC016、
DC024、DC032、DC040、DC048、D
C056、DC064、DC072、DC080、DC
088、DC096、DC104、DC112、DC1
20、DC128、DC136、DC144は、書き込
みデータ選択回路26に入力され、シリアルデータカウ
ント2信号DC008、DC016、DC024、DC
032、DC040、DC048、DC056、DC0
64、DC072、DC080、DC088、DC09
6、DC104、DC112、DC120、DC12
8、DC136、DC144の出力状態に応じて、レジ
スタデータD0〜D143の内、何れか8ビットのデー
タがデータDT0〜DT7として出力される。尚、今回
はDC144信号が「H」であるため、データDT0〜
DT7には、レジスタデータD0〜D7(MDa)が出
力される(図9)。
【0124】(9)DCRAMデータ書込みイネーブル
信号WDEN、表示データ書き込み用アドレスカウンタ
24の出力データDCWRA0〜DCWRA5(MA
n)、書き込みデータ選択回路26の出力データDT0
〜DT7(MDa)は、DCRAM28に入力される。
その後、データDCWRA0〜DCWRA5(MAn)
は、DCRWCT信号が「H」である時、DCADCK
信号に同期して次段のラッチ回路に保持される。また、
データDT0〜DT7(MDa)は、DCRWCT信号
が「H」である時、DCDT0〜DCDT7データライ
ン上に出力される。さらに、DCRAMデータ書込みイ
ネーブル信号WDENとタイミング信号CP4はAND
回路に入力され、DCRAMデータ書込み信号DCWE
を発生する。これにより、DCRAM28のアドレスM
AnにデータMDaが書込まれる(図10)。
【0125】(10)DCRAMデータ書込みイネーブ
ル信号WDENは、シリアルデータカウンタ22内のO
R回路、AND回路を介してDFF1のクロック信号C
にも入力されており、今回シリアルデータの転送ビット
数が144ビットであるため、シリアルデータカウンタ
2Aの出力データが図7の通りとなり、DFF1の出力
信号WEQ1がタイミング信号CP3に同期して「H」
に設定される(図6)。
【0126】(11)シリアルデータカウンタ22のD
FF1の出力信号WEQ1が「H」に設定されると、シ
リアルデータカウンタ2Aに接続されているAND回路
から、タイミング信号CP1に同期したSDCP1信号
が出力され、シリアルデータカウンタ2Aの出力データ
SD0〜SD4が「−1」減算される。つまり、シリア
ルデータカウンタ2Aのダウンシフト動作により、SD
0〜SD4データの値が「0,1,0,0,1」から
「1,0,0,0,1」となり、シリアルデータカウン
タデコーダ2Aの出力信号DC136が「H」となる。
また、同時にDFF2の出力信号WEQ2が同タイミン
グ信号CP1に同期して「H」に設定される。ところ
で、(5)の動作によりDCRAMデータ書込みスーパ
ーインクリメントモードイネーブル信号WDSIMEN
は「H」の状態であるため、WDEN信号も「H」の状
態を維持する(図6)。
【0127】(12)シリアルデータカウンタ22のD
FF1の出力信号WEQ1は、表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ24にも入力されており、また、(5)
の動作によりDCRAMデータ書込みスーパーインクリ
メントモードイネーブル信号WDSIMENが「H」の
状態であるため、タイミング信号CP2に同期してDC
RAMデータ書込み用アドレスカウンタの出力データD
CWRA0〜DCWRA5が「+1」加算される。つま
り、DCRAMデータ書込み用アドレスカウンタのアッ
プシフト動作により、DCWRA0〜DCWRA5デー
タの値がMAnからMAn+1となる(図8)。
【0128】(13)レジスタデータD0〜D143、
シリアルデータカウント2信号DC008、DC01
6、DC024、DC032、DC040、DC04
8、DC056、DC064、DC072、DC08
0、DC088、DC096、DC104、DC11
2、DC120、DC128、DC136、DC144
は、書き込みデータ選択回路26に入力され、シリアル
データカウント2信号DC008、DC016、DC0
24、DC032、DC040、DC048、DC05
6、DC064、DC072、DC080、DC08
8、DC096、DC104、DC112、DC12
0、DC128、DC136、DC144の出力状態に
応じて、レジスタデータD0〜D143の内、何れか8
ビットのデータがデータDT0〜DT7として出力され
る。尚、今回は(11)の動作により、DC136信号
が「H」であるため、データDT0〜DT7には、レジ
スタデータD8〜D15(MDb)が出力される(図
9)。
【0129】(14)DCRAMデータ書込みイネーブ
ル信号WDEN、表示データ書き込み用アドレスカウン
タ24の出力データDCWRA0〜DCWRA5(MA
n+1)、書き込みデータ選択回路26の出力データD
T0〜DT7(MDb)は、DCRAM28に入力され
る。
【0130】その後、データDCWRA0〜DCWRA
5(MAn+1)は、DCRWCT信号が「H」である
時、DCADCK信号に同期して次段のラッチ回路に保
持される。
【0131】また、データDT0〜DT7(MDb)
は、DCRWCT信号が「H」である時、DCDT0〜
DCDT7データライン上に出力される。さらに、DC
RAMデータ書込みイネーブル信号WDENとタイミン
グ信号CP4はAND回路に入力され、DCRAMデー
タ書込み信号DCWEを発生する。これにより、DCR
AM28のアドレスMAn+1にデータMDbが書込ま
れる(図10)。
【0132】(15)(10)〜(14)の動作を繰り
返すことにより、シリアルデータカウンタ22内のシリ
アルデータカウンタ2Aの出力データSD0〜SD4が
「−1」づつ減算され、同時に、表示データ書き込み用
アドレスカウンタ24内のDCRAMデータ書き込み用
アドレスカウンタの出力データDCWRA0〜DCWR
A5が「+1」づつ加算される。尚、この間、DCRA
Mデータ書込みイネーブル信号WDENは「H」である
ため、順次、D16〜D23データ(MDc)、D24
〜D31データ(MDd)、D32〜D39データ(M
De)、D40〜D47データ(MDf)、D48〜D
55データ(MDg)、D56〜D63データ(MD
h)、D64〜D71データ(MDi)、D72〜D7
9データ(MDj)、D80〜D87データ(MD
k)、D88〜D95データ(MDl)、D96〜D1
03データ(MDm)、D104〜D111データ(M
Dn)、D112〜D119データ(MDo)、D12
0〜D127データ(MDp)がDCRAM28に書き
込まれる。
【0133】(16)(15)の動作の中で、DCRA
M28にD120〜D127データ(MDp)の書き込
みが行われている時、この時点のシリアルデータカウン
タ22内のシリアルデータカウンタ2Aの出力データS
D0〜SD4は「1,1,0,0,0」であるため、D
FF1の出力信号WEQ1はタイミング信号CP3に同
期して「H」から「L」に設定される。
【0134】(17)シリアルデータカウンタ22のD
FF1の出力信号WEQ1が「L」に設定されると、シ
リアルデータカウンタ2Aのダウンシフト動作が禁止さ
れ、また、表示データ書き込み用アドレスカウンタ24
内のDCRAMデータ書込み用アドレスカウンタのアッ
プシフト動作も禁止される。また、タイミング信号CP
1に同期して、DFF2の出力信号WEQ2も「H」か
ら「L」に設定され、これによりDCRAMデータ書込
みイネーブル信号WDENが「H」から「L」に設定さ
れるため、DCRAMデータの書込みが禁止される。さ
らに、その後、DCRAMデータ書込み以外のシリアル
データ転送が行われても、インストラクションデコーダ
16のDCRAMデータ書込みモード信号WDM、DC
RAMデータ書込み開始パルス信号WDCKが「L」で
あるため、誤ってDCRAMデータ書込みが行われるこ
とはない。
【0135】「ADRAMデータ書込み」 (方法3:スーパーインクリメントモード)この方法3
において、一度に複数のADRAMデータ書込みを行う
(図16)。
【0136】(1)CE=「L」の期間に本回路のCC
Bアドレスが、クロック信号CLに同期して、CCBイ
ンターフェイス回路10に入力される。その直後、CE
信号が「L」から「H」へと変化すると、シリアルデー
タ入力イネーブル信号DIENBも「L」から「H」へ
と変化し、クロック信号CLが、クロック信号SCLと
して、内部に入力される。
【0137】また、同時にデータ入力信号DIも、デー
タ入力信号SDIとして、内部に入力される(図2)。
【0138】(2)データ入力信号SDIは、クロック
信号SCLに同期して、シフトレジスタ12に入力さ
れ、Q0〜Q143データとして格納される。その後、
CE信号が「H」から「L」へと変化すると、Q0〜Q
143データは、次段のデータレジスタ14に入力さ
れ、D0〜D143データとして保持される。ところ
で、D0〜D4データ(Q0〜Q4データ)は、ADR
AMデータADa、D8〜D12データ(Q8〜Q12
データ)は、ADRAMデータADb、D16〜D20
データ(Q16〜Q20データ)は、ADRAMデータ
ADc、D24〜D28データ(Q24〜Q28デー
タ)は、ADRAMデータADd、D32〜D36デー
タ(Q32〜Q36データ)は、ADRAMデータAD
e、D40〜D44データ(Q40〜Q44データ)
は、ADRAMデータADf、D48〜D52データ
(Q48〜Q52データ)は、ADRAMデータAD
g、D56〜D60データ(Q56〜Q60データ)
は、ADRAMデータADh、D64〜D68データ
(Q64〜Q68データ)は、ADRAMデータAD
i、D72〜D76データ(Q72〜Q76データ)
は、ADRAMデータADj、D80〜D84データ
(Q80〜Q84データ)は、ADRAMデータAD
k、D88〜D92データ(Q88〜Q92データ)
は、ADRAMデータADl、D96〜D100データ
(Q96〜Q100データ)は、ADRAMデータAD
m、D104〜D108データ(Q104〜Q108デ
ータ)は、ADRAMデータADn、D112〜D11
6データ(Q112〜Q116データ)は、ADRAM
データADo、D120〜D124データ(Q120〜
Q124データ)は、ADRAMデータADp、D12
8〜D131データ(Q128〜Q131データ)は、
ADRAMアドレスAAn、Q138、Q139データ
はインクリメントモード設定データ(スーパーインクリ
メントモードのADRAMデータ書込みであるためQ1
38=「1」、Q139=「0」が設定されている)、
Q140〜Q143データはインストラクションデータ
(ADRAMデータ書込みであるため「0,0,1,
0」が設定されている)である(図3)。
【0139】(3)CE信号が「H」から「L」へと変
化すると、インストラクションデコーダ16に入力され
ているシリアルデータ入力イネーブル信号DIENBが
「H」から「L」へと変化し、パルス信号LCKが発生
する。また、インストラクションデコーダ16に入力さ
れているデータQ140〜Q143が「0,0,1,
0」であるため、ADRAMデータ書込みモード信号W
AM、ADRAMデータ書込み開始パルス信号WACK
も同時に発生する(図4)。
【0140】(4)クロック信号SCLはシリアルデー
タカウンタ22にも入力されており、シリアルデータの
転送ビット数に応じて、シリアルデータカウンタデコー
ダ1Bの出力信号C08、C16、C24UP(シリア
ルデータカウント1信号)の出力状態を図7の様に設定
する。尚、今回入力されたシリアルデータの転送ビット
数は144ビットであるため、C24UP信号が「H」
となる(図6)。
【0141】(5)データQ138=「1」、Q139
=「0」、ADRAMデータ書込みモード信号WAM、
ADRAMデータ書込み開始パルス信号WACK、シリ
アルデータカウント1信号C08、C16、C24UP
は、インクリメントデコーダ18に入力される。
【0142】これにより、AQ1信号が「H」、AQ2
信号が「L」の状態に設定されるため、ADRAMデー
タ書込みスーパーインクリメントモードイネーブル信号
WASIMENが「H」に設定される。また、同時にA
DRAMデータ書込みノーマルパルス信号WANRCK
も出力される(図5)。
【0143】(6)ADRAMデータ書込みノーマルパ
ルス信号WANRCK、データQ128〜Q131(A
DRAMアドレスAAn)は、表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ24に入力され、ADWRA0〜ADW
RA3データとして保持される(図8)。
【0144】(7)パルス信号LCKは、シリアルデー
タカウンタ22のシリアルデータカウンタ2Aに入力さ
れており、シリアルデータの転送ビット数に応じてシリ
アルデータカウンタデコーダ2Aの出力信号DC00
8、DC016、DC024、DC032、DC04
0、DC048、DC056、DC064、DC07
2、DC080、DC088、DC096、DC10
4、DC112、DC120、DC128、DC13
6、DC144(シリアルデータカウント2信号)の出
力状態を図7の様に設定する。また、ADRAMデータ
書込みノーマルパルス信号WANRCKもシリアルデー
タカウンタ22のADRAMデータ書込み信号発生回路
に入力されており、タイミング信号CP1に同期してA
DRAMデータ書込みイネーブル信号WAENを「H」
にする(図6)。
【0145】(8)レジスタデータD0〜D143、シ
リアルデータカウント2信号DC008、DC016、
DC024、DC032、DC040、DC048、D
C056、DC064、DC072、DC080、DC
088、DC096、DC104、DC112、DC1
20、DC128、DC136、DC144は、書き込
みデータ選択回路26に入力され、シリアルデータカウ
ント2信号DC008、DC016、DC024、DC
032、DC040、DC048、DC056、DC0
64、DC072、DC080、DC088、DC09
6、DC104、DC112、DC120、DC12
8、DC136、DC144の出力状態に応じて、レジ
スタデータD0〜D143の内、何れか5ビットのデー
タがデータDT0〜DT4として出力される。尚、今回
はDC144信号が「H」であるため、データDT0〜
DT4には、レジスタデータD0〜D4(ADa)が出
力される(図9)。
【0146】(9)ADRAMデータ書込みイネーブル
信号WAEN、表示データ書き込み用アドレスカウンタ
24の出力データADWRA0〜ADWRA3(AA
n)、書き込みデータ選択回路26の出力データDT0
〜DT4(ADa)は、ADRAM30に入力される。
その後、データADWRA0〜ADWRA3(AAn)
は、ADRWCT信号が「H」である時、ADADCK
信号に同期して次段のラッチ回路に保持される。また、
データDT0〜DT4(ADa)は、ADRWCT信号
が「H」である時、ADDT0〜ADDT4データライ
ン上に出力される。さらに、ADRAMデータ書込みイ
ネーブル信号WAENとタイミング信号CP2はAND
回路に入力され、ADRAMデータ書込み信号ADWE
を発生する。これにより、DCRAM30のアドレスA
AnにデータADaが書込まれる(図10)。
【0147】(10)ADRAMデータ書込みイネーブ
ル信号WAENは、シリアルデータカウンタ22内のO
R回路、AND回路を介してDFF1のクロック信号C
にも入力されており、今回シリアルデータの転送ビット
数が144ビットであるため、シリアルデータカウンタ
2Aの出力データが図7の通りとなり、DFF1の出力
信号WEQ1がタイミング信号CP3に同期して「H」
に設定される(図6)。
【0148】(11)シリアルデータカウンタ22のD
FF1の出力信号WEQ1が「H」に設定されると、シ
リアルデータカウンタ2Aに接続されているAND回路
から、タイミング信号CP1に同期したSDCP1信号
が出力され、シリアルデータカウンタ2Aの出力データ
SD0〜SD4が「−1」減算される。つまり、シリア
ルデータカウンタ2Aのダウンシフト動作により、SD
0〜SD4データの値が「0,1,0,0,1」から
「1,0,0,0,1」となり、シリアルデータカウン
タデコーダ2Aの出力信号DC136が「H」となる。
また、同時にDFF2の出力信号WEQ2が同タイミン
グ信号CP1に同期して「H」に設定される。ところ
で、(5)の動作によりADRAMデータ書込みスーパ
ーインクリメントモードイネーブル信号WASIMEN
は「H」の状態であるため、WAEN信号も「H」の状
態を維持する(図6)。
【0149】(12)シリアルデータカウンタ22のD
FF1の出力信号WEQ1は、表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ24にも入力されており、また、(5)
の動作によりADRAMデータ書込みスーパーインクリ
メントモードイネーブル信号WASIMENが「H」の
状態であるため、タイミング信号CP4に同期してAD
RAMデータ書込み用アドレスカウンタの出力データA
DWRA0〜ADWRA3が「+1」加算される。つま
り、ADRAMデータ書込み用アドレスカウンタのアッ
プシフト動作により、ADWRA0〜ADWRA3デー
タの値がAAnからAAn+1となる(図8)。
【0150】(13)レジスタデータD0〜D143、
シリアルデータカウント2信号DC008、DC01
6、DC024、DC032、DC040、DC04
8、DC056、DC064、DC072、DC08
0、DC088、DC096、DC104、DC11
2、DC120、DC128、DC136、DC144
は、書き込みデータ選択回路26に入力され、シリアル
データカウント2信号DC008、DC016、DC0
24、DC032、DC040、DC048、DC05
6、DC064、DC072、DC080、DC08
8、DC096、DC104、DC112、DC12
0、DC128、DC136、DC144の出力状態に
応じて、レジスタデータD0〜D143の内、何れか5
ビットのデータがデータDT0〜DT4として出力され
る。尚、今回は(11)の動作により、DC136信号
が「H」であるため、データDT0〜DT4には、レジ
スタデータD8〜D12(ADb)が出力される(図
9)。
【0151】(14)ADRAMデータ書込みイネーブ
ル信号WAEN、表示データ書き込み用アドレスカウン
タ24の出力データADWRA0〜ADWRA3(AA
n+1)、書き込みデータ選択回路26の出力データD
T0〜DT4(ADb)は、ADRAM30に入力され
る。
【0152】その後、データADWRA0〜ADWRA
3(AAn+1)は、ADRWCT信号が「H」である
時、ADADCK信号に同期して次段のラッチ回路に保
持される。
【0153】また、データDT0〜DT4(ADb)
は、ADRWCT信号が「H」である時、ADDT0〜
ADDT4データライン上に出力される。さらに、AD
RAMデータ書込みイネーブル信号WAENとタイミン
グ信号CP2はAND回路に入力され、ADRAMデー
タ書込み信号ADWEを発生する。これにより、ADR
AM30のアドレスAAn+1にデータADbが書込ま
れる(図10)。
【0154】(15)(10)〜(14)の動作を繰り
返すことにより、シリアルデータカウンタ22内のシリ
アルデータカウンタ2Aの出力データSD0〜SD4が
「−1」づつ減算され、同時に、表示データ書き込み用
アドレスカウンタ24内のADRAMデータ書き込み用
アドレスカウンタの出力データADWRA0〜ADWR
A3が「+1」づつに加算される。尚、この間、ADR
AMデータ書込みイネーブル信号WAENは「H」であ
るため、順次、D16〜D20データ(ADc)、D2
4〜D28データ(ADd)、D32〜D36データ
(ADe)、D40〜D44データ(ADf)、D48
〜D52データ(ADg)、D56〜D60データ(A
Dh)、D64〜D68データ(ADi)、D72〜D
76データ(ADj)、D80〜D84データ(AD
k)、D88〜D92データ(ADl)、D96〜D1
00データ(ADm)、D104〜D108データ(A
Dn)、D112〜D116データ(ADo)、D12
0〜D124データ(ADp)がADRAM30に書き
込まれる。
【0155】(16)(15)の動作の中で、ADRA
M30にD120〜D124データ(ADp)の書き込
みが行われている時、この時点のシリアルデータカウン
タ22内のシリアルデータカウンタ2Aの出力データS
D0〜SD4は「1,1,0,0,0」であるため、D
FF1の出力信号WEQ1はタイミング信号CP3に同
期して「H」から「L」に設定される。
【0156】(17)シリアルデータカウンタ22のD
FF1の出力信号WEQ1が「L」に設定されると、シ
リアルデータカウンタ2Aのダウンシフト動作が禁止さ
れ、また、表示データ書き込み用アドレスカウンタ24
内のADRAMデータ書込み用アドレスカウンタのアッ
プシフト動作も禁止される。また、タイミング信号CP
1に同期して、DFF2の出力信号WEQ2も「H」か
ら「L」に設定され、これによりADRAMデータ書込
みイネーブル信号WAENが「H」から「L」に設定さ
れるため、ADRAMデータの書込みが禁止される。さ
らに、その後、ADRAMデータ書込み以外のシリアル
データ転送が行われても、インストラクションデコーダ
16のADRAMデータ書込みモード信号WAM、AD
RAMデータ書込み開始パルス信号WACKが「L」で
あるため、誤ってADRAMデータ書込みが行われるこ
とはない。
【0157】以上の通り、図1の表示駆動回路を用いれ
ば、マイコンとのインターフェース信号の一つであるC
E信号の「H」、「L」の設定回数を大幅に削減して、
複数のDCRAMデータ書込み、ADRAMデータ書込
みが可能であるため、CE信号を制御するマイコンの出
力ポートの状態設定の制御が容易になり、マイコンの出
力ポート制御の負担を軽減することが可能である。
【0158】ところで、以上のDCRAMデータ書込
み、ADRAMデータ書込みは、16桁分の書込みであ
るが、16桁以下でのDCRAMデータ書込み、ADR
AMデータ書込みも可能である。また、16桁以上のD
CRAMデータ書込み、ADRAMデータ書込みを行う
場合は、図3のシフトレジスタ12、データレジスタ1
4のビット数を増設し、さらに、その増設したビット数
に応じて、図6のシリアルデータカウンタ1B、シリア
ルデータカウンタデコーダ1B、シリアルデータカウン
タ2A、シリアルデータカウンタデコーダ2Aの回路、
及び図9の書き込みデータ選択回路26も増設すること
により可能である。
【0159】また、図1の表示駆動回路は、DCRAM
28とADRAM30を内蔵しているが、どちらか一方
のメモリを内蔵している表示駆動回路でも、上述のスー
パーインクリメントモードによるDCRAMデータ書込
み、または、ADRAMデータ書込みが実現可能であ
る。尚、この場合の表示駆動回路は、図1の表示駆動回
路から内蔵しないメモリのデータ書込み回路を削除した
回路構成となる。
【0160】さらに、図1の表示駆動回路は、従来のD
CRAMデータ書込み、ADRAMデータ書込み方法
(ノーマルモード、ノーマルインクリメントモード)も
実現可能な回路構成となっているが、従来のDCRAM
データ書込み、ADRAMデータ書込み方法が不必要な
場合は、図5のインクリメントデコーダ18を図12の
様に、図6のシリアルデータカウンタ22を図13の様
に、図8の表示データ書き込み用アドレスカウンタ24
を図14の様に変更することにより実現可能となる。
【0161】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メモリに表示データを書き込む場合、一度に複数の表示
データを書込むことができる。このため、表示を頻繁に
変更するために、データ書込みを頻繁に行う場合におい
ても、外部とのインターフェイス信号である選択信号
(例えばCE信号)を頻繁に状態設定する必要がなくな
り、選択信号を出力する装置であるマイコンの出力ポー
トの制御負担を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態に係る表示駆動回路の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】 CCBインターフェイス回路10の構成を示
す図である。
【図3】 シフトレジスタ12およびデータレジスタ1
4の構成を示す図である。
【図4】 インストラクションデコーダ16の構成を示
す図である。
【図5】 インクリメントデコーダ18の構成を示す図
である。
【図6】 シリアルデータカウンタ22の構成を示す図
である。
【図7】 シリアルデータカウンタ22におけるデータ
状態を示す図である。
【図8】 表示データ書き込み用アドレスカウンタ24
の構成を示す図である。
【図9】 書き込みデータ選択回路26の構成を示す図
である。
【図10】 DCRAM28の構成を示す図である。
【図11】 ADRAM30の構成を示す図である。
【図12】 インクリメントデコーダ18の他の構成を
示す図である。
【図13】 シリアルデータカウンタ22の他の構成を
示す図である。
【図14】 表示データ書き込み用アドレスカウンタの
他の構成を示す図である。
【図15】 DCRAMデータ書き込み動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図16】 ADRAMデータ書き込み動作を示すタイ
ミングチャートである。
【図17】 従来例の表示駆動回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図18】 シフトレジスタ12およびデータレジスタ
14の構成を示す図である。
【図19】 インストラクションデコーダ16の構成を
示す図である。
【図20】 インクリメントデコーダ18の構成を示す
図である。
【図21】 データ書き込み信号発生回路20の構成を
示す図である。
【図22】 シリアルデータカウンタ22の構成を示す
図である。
【図23】 シリアルデータカウンタ22におけるデー
タ状態を示す図である。
【図24】 表示データ書き込み用アドレスカウンタ2
4の構成を示す図である。
【図25】 書き込みデータ選択回路26の構成を示す
図である。
【図26】 DCRAMデータ書き込み動作(ノーマル
モード)を示すタイミングチャートである。
【図27】 DCRAMデータ書き込み動作(ノーマル
インクリメントモード)を示すタイミングチャートであ
る。
【図28】 ADRAMデータ書き込み動作(ノーマル
モード)を示すタイミングチャートである。
【図29】 ADRAMデータ書き込み動作(ノーマル
インクリメントモード)を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
10 CCBインターフェイス回路、12 シフトレジ
スタ、14 データレジスタ、16 インストラクショ
ンデコーダ、18 インクリメントデコーダ、22 シ
リアルデータカウンタ、24 表示データ書き込み用ア
ドレスカウンタ、26 書き込みデータ選択回路、28
DCRAM、30 ADRAM、32CGROM、3
4 CGRAM、36 セグメントレジスタ、38 セ
グメントドライバ、40 コモンドライバ、42 タイ
ミング信号発生回路、44 表示データ読み取り用アド
レスカウンタ。
フロントページの続き (72)発明者 徳永 哲也 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5B069 BB01 BC00 5C080 BB05 DD22 EE01 EE17 FF09 GG02 GG12 JJ02 JJ04

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリアル転送されてくる複数の表示デー
    タを記憶するシフトレジスタと、 このシフトレジスタへの入力された表示データを選択し
    て、順次出力する書き込みデータ選択回路と、 この書き込みデータ選択回路からの出力を所定のアドレ
    スに記憶するメモリと、 前記シフトレジスタの転送クロックをカウントし、前記
    メモリへの書き込みアドレスを発生するアドレスカウン
    タと、 を有し、 外部から供給される選択信号の状態を一定に維持したま
    ま、複数の表示データを前記メモリに書き込む表示駆動
    回路。
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