JP2000339229A - メモリテスト回路 - Google Patents

メモリテスト回路

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JP2000339229A
JP2000339229A JP11152560A JP15256099A JP2000339229A JP 2000339229 A JP2000339229 A JP 2000339229A JP 11152560 A JP11152560 A JP 11152560A JP 15256099 A JP15256099 A JP 15256099A JP 2000339229 A JP2000339229 A JP 2000339229A
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    • G11C29/04Detection or location of defective memory elements, e.g. cell constructio details, timing of test signals
    • G11C29/08Functional testing, e.g. testing during refresh, power-on self testing [POST] or distributed testing
    • G11C29/12Built-in arrangements for testing, e.g. built-in self testing [BIST] or interconnection details
    • G11C29/18Address generation devices; Devices for accessing memories, e.g. details of addressing circuits
    • G11C29/26Accessing multiple arrays

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  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 異種類のメモリのテスト時コマンド、タイミ
ングが異なるので各々のテストパターンを作成し別個に
テストする必要があった。 【解決手段】 アクセス制御回路11〜31を備え、外
部から供給されるアドレスや、制御コマンドの値に基づ
いて、半導体処理装置10,20,30に搭載されてい
る第1、第2のメモリ101,102を1つのメモリと
して認識し、連続してテストを実行するメモリテスト回
路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動作タイミング
やアクセス方法が異なる等の異種類の複数のメモリを搭
載した半導体処理装置等のシステムにおけるメモリテス
トを容易にかつ効率よく実行するメモリテスト回路に関
し、特に、半導体処理装置に搭載され、アクセスコマン
ドや動作タイミング等が異なる複数のメモリのテストを
効率良く実施してテスト容易化を実現するメモリテスト
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、アクセスコマンドや動作タイミ
ングの異なる2種類のメモリを搭載した従来の半導体処
理装置のシステム構成を示すブロック図であり、図にお
いて、101はメモリサイズが1MBの第1のメモリ、
102はメモリサイズが1MBの第2のメモリである。
これらの第1のメモリ101および第2のメモリ102
は、互いに、アクセスコマンドや動作タイミングが異な
る等、種類の異なるメモリである。100は、第1のメ
モリ101および第2のメモリ102を搭載した従来の
半導体処理装置としてのシステムである。
【0003】第1のメモリ101,第2のメモリ102
は、アドレス信号であるアドレス3,4、制御信号であ
るアクセスコマンド3,4、およびメモリに対するデー
タリード・ライトアクセスを制御するための制御信号R
/W3,4をそれぞれ入力し、これらのアドレス、制御
信号に従ってデータ3,4の入出力を行う。
【0004】図4は、第1のメモリ101に対するデー
タリードのタイミングを示すタイミングチャートであ
り、図において、PHIAは第1のメモリ101の動作
に用いるクロック信号、A2HCAADDRはロウアド
レスやカラムアドレス等のアドレス信号、A1HCDD
Eは第1のメモリ101からリードしたデータをデータ
バス(図示せず)へ出力するためのタイミングを示す制
御信号、A1LCRASおよびA1LCCASのそれぞ
れは、第1のメモリ101のRAS信号およびCAS信
号である。
【0005】A1LCWEは、その信号値がロウレベル
(以下、Lレベル)ならば、メモリに対するデータのラ
イト動作を指示し、その信号値がハイレベル(以下、H
レベル)ならば、メモリに対するデータのリードを指示
する制御信号である。
【0006】図4に示す場合では、制御信号A1LCW
EがHレベルなので、データリードを示している。N1
INDATAは、DRAMである第1のメモリ101か
ら読み出されたデータバス上のデータである。
【0007】第2のメモリ102は、25MHzのクロ
ック信号CLKで動作する。従って、第2のメモリ10
2は、第1のメモリ101と異なる動作タイミングで動
作するメモリである。
【0008】図5は、第2のメモリ102に対するデー
タリードのタイミングを示すタイミングチャートであ
り、図において、CLKはクロック信号、A<>はロウ
アドレス、カラムアドレスなどのアドレス信号、OEは
第2のメモリ102から読み出したデータの出力タイミ
ングを指示する制御信号、/WEは第2のメモリ102
に対するデータ書き込みタイミングを示す制御信号で、
図中のバーWEを示している(以下、同様に記載す
る。)、D<>は、DRAMである第1のメモリ101
から読み出されたデータである。
【0009】次に動作について説明する。図8に示すよ
うに、2種類の異なるメモリを搭載した従来の半導体処
理装置におけるメモリテストでは、第1のメモリ101
と第2のメモリ102とが、それぞれ異なるアクセスコ
マンドを用いて、別々の動作タイミングで実行されてい
た。
【0010】先ず、第1のメモリ101から、以下のよ
うにしてメモリテストが実行される。リードについて説
明する。図4に示すタイミングT42で、第1のメモリ
101に対してロウアドレスA2HCAADDRやRA
S信号A1LCRAS等の制御信号が入力され、第1の
メモリ101をアクティブ状態に設定する。
【0011】次に、タイミングT43で、第1のメモリ
101に対してカラムアドレスA2HCAADDR、C
AS信号A1LCCASが入力されると、ロウアドレス
およびカラムアドレスで示されたメモリ領域内に格納さ
れているデータがリード状態となる。そして、Hレベル
の制御信号A1HCDDEが入力されると、データバス
上にデータN1INDATAが読み出され出力される。
【0012】第1のメモリ101のメモリテストが終了
すると、次に、第2のメモリ102のテストが実行され
る。図5に示すタイミングT52で、第2のメモリ10
2に対してロウアドレスA<>、/RAS信号(図中の
バーRASを示す)が入力されると、第2のメモリ10
2がアクティブ状態となる。
【0013】次に、図5に示すタイミングT53で、カ
ラムアドレスA<>および/CAS信号(図中のバーC
ASを示す)を入力する。その後、制御信号OEが入力
されたタイミングで、これらのロウアドレスおよびカラ
ムアドレスで示される第2のメモリ102内のメモリ領
域に格納されているデータD<>が、データバス上に読
み出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】動作タイミングや、ア
クセス方法が異なる異種類の複数のメモリを搭載した従
来の半導体処理装置は以上のように構成されているの
で、メモリテストを実行する場合、メモリテストをメモ
リ毎に別個に行う必要がある。従って、テストパターン
をメモリの種類毎に作成する必要があり、このためテス
トパターンが複雑になり、さらにテストに必要とされる
時間やテストコストが増大するといった課題があった。
【0015】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、動作タイミングやアクセス方法が
異なる等の異種類の複数のメモリが搭載された半導体処
理装置であっても、効率良く容易にメモリテストを実行
するメモリテスト回路を得ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係るメモリテ
スト回路は、半導体処理装置に搭載され、動作タイミン
グやアクセス方法が異なる等の異種類の複数の記憶手段
に対して設けられた制御手段を備えるものである。この
制御手段は、外部から供給される制御信号およびデータ
に基づいて、複数の記憶手段を連続した1つの記憶手段
として認識する。さらに、複数の記憶手段の1つを先ず
選択し、選択した記憶手段へ制御信号およびデータを出
力し、また、選択した記憶手段から、制御信号に基づい
てデータを読出し外部へ出力し、制御信号に基づいて、
複数の記憶手段内の次の記憶手段を選択する。そして、
上記一連の動作を、順次、複数の記憶手段のすべてに対
して実行し、複数の記憶手段に対して連続してテストを
実行することを特徴とするものである。
【0017】この発明に係るメモリテスト回路では、制
御手段が、半導体処理装置に搭載されている異種類の複
数の記憶手段のそれぞれに対応して設けられている。こ
れらの制御手段は、制御信号として、複数の記憶手段の
記憶領域を指定するアドレスや複数の記憶手段に対する
アクセスを指定するアクセスコマンドを入力し、デコー
ドし、入力したアドレス内の所定ビットの値に基づいて
複数の記憶手段の1つを選択し、選択した記憶手段へ前
記アドレス、アクセスコマンド、およびデータを出力す
る。また、選択した記憶手段から、アドレスおよびアク
セスコマンドに基づいてデータを読出し外部へ出力し、
アドレス内の所定ビットの値に基づいて、複数の記憶手
段内の次の記憶手段を選択する。そして、上記の一連の
動作を、順次、複数の記憶手段のすべてに対して実行
し、複数の記憶手段に対して連続してテストを実行する
ことを特徴とするものである。
【0018】この発明に係るメモリテスト回路では、制
御手段が、半導体処理装置に搭載されている異種類の複
数の記憶手段のそれぞれに対応して設けられている。こ
れらの制御手段は、制御信号として、複数の記憶手段の
記憶領域を指定するアドレスや複数の記憶手段に対する
アクセスを指定するアクセスコマンドおよび複数の記憶
手段のいずれかを選択する制御コマンドを入力し、デコ
ードし、入力した制御コマンドの値に基づいて複数の記
憶手段の1つを選択し、選択した記憶手段へアドレス、
アクセスコマンド、およびデータを出力する。また、選
択した記憶手段から、アドレスおよびアクセスコマンド
に基づいてデータを読出し外部へ出力し、制御コマンド
の値に基づいて、複数の記憶手段内の次の記憶手段を選
択し、上記した一連の動作を、順次、複数の記憶手段の
すべてに対して実行し、複数の記憶手段に対して連続し
てテストを実行することを特徴とするものである。
【0019】この発明に係るメモリテスト回路は、半導
体処理装置に搭載されている異種類の複数の記憶手段の
それぞれに対応して設けられた制御手段および複数の記
憶手段から読出したデータを比較する比較手段を備えて
いるものである。これらの制御手段は、複数の記憶手段
の記憶領域を指定するアドレスや複数の記憶手段に対す
るアクセスを指定するアクセスコマンドを入力し、デコ
ードし、複数の記憶手段へアドレス、アクセスコマン
ド、およびデータを出力し、また、アドレスおよびアク
セスコマンドに基づいて複数の記憶手段から同時にデー
タを読出し、読み出した前記データを比較手段へ出力す
る。この比較手段は、複数の記憶手段から読み出された
データを比較してテストを実行することを特徴とするも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1は、この発明の実施の形態1による
メモリテスト回路を備えた半導体処理装置のシステムを
示すブロック図であり、図において、11はアクセスコ
マンド1を入力し、メモリサイズが1MBの第1のメモ
リ101(記憶手段)に対するアクセスのための制御信
号を生成する第1アクセス制御回路(制御手段)、12
はアクセスコマンド1を入力し、メモリサイズが1MB
の第2のメモリ102(記憶手段)に対するアクセスの
ための制御信号を生成する第2アクセス制御回路(制御
手段)である。CLKINは、半導体処理装置10の動
作に使用される外部クロック信号である。
【0021】これらの第1アクセス制御回路11および
第2アクセス制御回路12は、アクセスコマンド1、ア
ドレス1、R/W信号1を入力しデコードして、データ
1を第1のメモリ101および第2のメモリ102内に
入力し、また、第1のメモリ101および第2のメモリ
102内からデータ1を読み出すものである。
【0022】実施の形態1のメモリテスト回路を備えた
半導体処理装置10へ入力されるアドレス1は、従来の
半導体処理装置で使用されるアドレスに加え、第1のメ
モリ101および第2のメモリ102のいずれかを選択
するため、アドレスにさらに1ビットが付与されてい
る。以下で説明する実施の形態1では、メモリの数は、
第1のメモリ101および第2のメモリ102の2つで
あるが、半導体処理装置に搭載されるメモリ数に応じ
て、この付加されるビット数を増加してメモリを選択す
る。
【0023】第1のメモリ101のメモリサイズは1M
Bであり、100MHzのクロック信号PHIAで動作
するものとする。また、第2のメモリ102のメモリサ
イズは1MBであり、25MHzのクロック信号CLK
で動作するものとする。
【0024】図1に示す実施の形態1のメモリテスト回
路を備えた半導体処理装置10は、25MHzのクロッ
ク信号に基づいて動作を行うものとする。このシステム
10は、主として、第1アクセス制御回路11、第2ア
クセス制御回路12、および2種類の異なるメモリであ
る第1のメモリ101および第2のメモリ102から構
成されている。しかしながら、この発明は搭載されるメ
モリ数に制限はない。
【0025】次に動作について説明する。図2は、図1
に示した半導体処理装置10内に搭載されている第1の
メモリ101および第2のメモリ102に対するメモリ
テストに使用される11種類のテストコマンドを示す説
明図である。これらのテストコマンドはアクセスコマン
ド1として、半導体処理装置10の外部から、第1アク
セス制御回路11および第2アクセス制御回路12へ供
給され、そこでデコードされる。
【0026】図3は、第1のメモリ101に対して連続
して実行されるデータリード動作のタイミングを示すタ
イミングチャートである。このタイミングチャートは、
半導体処理装置10の外部からみたものである。
【0027】図4は、第1のメモリ101におけるデー
タリード動作のタイミングを示すタイミングチャートで
あり、図において、A2HCAADDRはアドレス信
号、A1HCDDEはリードしたデータをデータバス上
(図示せず)に出力するタイミングをとるための制御信
号、A1LCCASは第1のメモリ101のデータリー
ドのためのCAS信号、そして、A1LCWEはそのレ
ベルがLレベルならばデータライト動作、Hレベルなら
ばデータリード動作を示す制御信号である。
【0028】図4に示すタイミングチャートでは、A1
LCWEはHレベルであるので、データリード動作であ
ることを示している。また、N1INDATAは、第1
のメモリ101から読み出されたデータを示している。
【0029】図5は、第2のメモリ102におけるデー
タリード動作のタイミングを示すタイミングチャートで
あり、図において、CLKはクロック信号、A<>はロ
ウアドレスおよびカラムアドレス等のアドレス信号、O
Eは第2のメモリ102から読み出したデータの出力タ
イミングを示す制御信号、/WEは第2のメモリ102
に対するデータ書き込みタイミングを示す制御信号、D
<>はDRAMである第1のメモリ101から読み出さ
れたデータを示している。
【0030】図1に示す半導体処理装置10内に搭載し
ている第1のメモリ101および第2のメモリ102に
対するメモリテストは、以下のように実行される。図3
において、タイミングT32で示される外部クロックC
LKINの立ち上がりエッジで、外部から供給されたア
クセスコマンド1内のテストコマンドTESTCMD<
0:3>であるRAS、およびアドレス1内のロウアド
レスA<10:27>であるRowを第1アクセス制御
回路11が入力する。
【0031】次に、第1アクセス制御回路11が、テス
トコマンドTESTCMD<0:3>であるRASをデ
コードする。この場合、入力したアドレス1の最終ビッ
ト値に基づいて(例えば、最終ビットの値が1)、第1
のメモリ101が指定されるので、デコードしたテスト
コマンドを第1のメモリ101へ供給する。そして、図
4のタイミングチャートにおけるタイミングT42で、
第1のメモリ101がこのデコードしたテストコマンド
を内部に取り込むと、第1のメモリ101はアクティブ
状態となる。
【0032】次に、図3のタイミングT33で、第1ア
クセス制御回路11が、アクセスコマンド1内のテスト
コマンドTESTCMD<0:3>であるCAS1およ
びカラムアドレスColを入力し、デコードして第1の
メモリ101へ供給する。これにより、第1のメモリ1
01では、ロウアドレス、カラムアドレスが入力された
ことになり、データリード状態に入る。
【0033】次に、図4に示すタイミングT43に示す
ように、制御信号A1HCDDEがHレベルになると、
ロウアドレス、カラムアドレスで示される第1のメモリ
101内の記憶領域に格納されているデータN1IND
ATAが、データバス(図示せず)上に読み出される。
そして、図3のタイミングT34で示されるように、テ
ストコマンドTESTCMD<0:3>であるKEEP
コマンドが第1アクセス制御回路11へ入力されデコー
ドされることで、第1のメモリ101は、図4に示すタ
イミングT43の状態を維持するため、データN1IN
DATAがデータバス上に出力され続ける。そして、デ
ータバス上のデータN1INDATAは、図3に示すタ
イミングT35においてRead data1として
(図1では、データ1として)半導体処理装置10の外
部へ出力される。
【0034】図3のタイミングチャートにおけるタイミ
ングT35,T36では、アドレスA<10:27>
が、Row,ColからRow2,Col2へ変化して
いるが、タイミングT32,T33の場合と同様にし
て、連続したデータリード動作が実行される。そして、
半導体処理装置10の外部へ読み出されたデータ1は、
例えば、外部のテスタ等で期待値と比較され、第1のメ
モリ101の動作の正否が判断される。
【0035】第1のメモリ101に対する1MBのデー
タリードが完了すると、半導体処理装置10へ外部から
供給されるアドレス1の最終ビットの値が変わり、第2
のメモリ102を指定するビット値になる。
【0036】第2アクセス制御回路12がこのアドレス
1を入力し、かつ、デコードする。その結果、入力した
アドレス1の最終ビット値に基づいて(例えば、最終ビ
ットの値が0)、第2のメモリ102に対するデータリ
ード動作が、自動的に開始される。
【0037】この第2アクセス制御回路12による第2
のメモリ102に対するデータリード動作を以下に説明
する。
【0038】図3に示すように、半導体処理装置10へ
入力される外部クロックCLKINの立ち上がりエッジ
で(タイミングT32)、第2アクセス制御回路12
は、アクセスコマンド1内のテストコマンドTESTC
MD<0:3>であるRASとアドレス1内のロウアド
レスA<10:27>であるRowを、その内部へ取り
込む。
【0039】次に、第2アクセス制御回路12が、テス
トコマンドTESTCMD<0:3>であるRASをデ
コードする。この場合、入力したアドレス1の最終ビッ
ト値に基づいて(例えば、最終ビットの値が0)、第2
アクセス制御回路12は、第2のメモリ102を指定
し、デコードしたテストコマンドを第2のメモリ102
へ供給する。
【0040】そして、図5のタイミングチャートにおけ
るタイミングT52で、第2のメモリ102がこのデコ
ードしたテストコマンドを内部に取り込むと、第2のメ
モリ102はアクティブ状態となる。
【0041】次に、図3に示すタイミングT33で、第
2アクセス制御回路12が、アクセスコマンド1内のテ
ストコマンドTESTCMD<0:3>であるCAS1
およびカラムアドレスColを入力し、デコードして第
2のメモリ102へ供給する。これにより、第2のメモ
リ102では、ロウアドレスRow、カラムアドレスC
olが入力されたことになり、データリード状態に入
る。
【0042】次に、制御信号OEがHレベルになると
(タイミングT53)、ロウアドレスRow、カラムア
ドレスColで示される第2のメモリ102内の記憶領
域に格納されているデータD<>が、データバス(図示
せず)上に読み出される。そして、図3のタイミングT
34で示されるように、テストコマンドTESTCMD
<0:3>であるKEEPコマンドが第2アクセス制御
回路12へ入力されデコードされることで、第2のメモ
リ102は、図5に示すタイミングT53の状態を維持
するため、データD<>が、データバス上に出力され続
ける。
【0043】そして、データバス上のデータN1IND
ATAは、図3に示すタイミングT35においてRea
d data1として(図1ではデータ1として)半導
体処理装置10の外部へ出力される。半導体処理装置1
0の外部へ読み出されたデータ1は、外部のテスタ等で
期待値と比較され、第2のメモリ102の動作の正否が
判断される。
【0044】図3のタイミングチャートにおけるタイミ
ングT35,T36では、アドレスA<10:27>
が、Row,ColからRow2,Col12へ変化し
ているが、タイミングT32,T33の場合と同様にし
て、連続したデータリード動作が実行される。
【0045】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、アクセスコマンドや動作タイミングが異なる等の、
種類の異なる複数のメモリが搭載された半導体処理装置
において、それぞれのメモリの動作を制御するアクセス
制御回路を設け、例えば、外部テスタ等の外部装置で生
成され供給されるアドレスの所定ビットを用いて各メモ
リを選択し、アクセスコマンドをデコードして書くメモ
リのアクセスに対応したコマンドを生成し、メモリに対
して出力することで、あたかも1つの連続したメモリと
して、これらの複数のメモリを認識して連続してテスト
するように構成したものである。従って、従来の半導体
処理装置のように、テストパターンをメモリ毎に作成す
る必要がなく、かつ、メモリ毎に別々にテストする必要
もなく、テストパターンを共通化でき、これにより容易
にテストパターンを構成し、効率良くメモリのテストを
実行できる効果が得られる。
【0046】実施の形態2.図6は、この発明の実施の
形態2によるメモリテスト回路を備えた半導体処理装置
を示すブロック図であり、図において、21はアクセス
コマンド2を入力し、メモリサイズが1MBの第1のメ
モリ101に対するアクセスのための制御信号を生成す
る第3アクセス制御回路(制御手段)、22はアクセス
コマンド2を入力し、メモリサイズが1MBの第2のメ
モリ102に対するアクセスのための制御信号を生成す
る第4アクセス制御回路(制御手段)である。CLKI
Nは、半導体処理装置20の動作に使用される外部クロ
ック信号である。
【0047】これらの第3アクセス制御回路21および
第4アクセス制御回路22は、アクセスコマンド2、ア
ドレス2、R/W信号2を入力しデコードして、データ
2を第1のメモリ101および第2のメモリ102内に
入力し、また、第1のメモリ101および第2のメモリ
102内からデータ2を読み出すものである。
【0048】そして20は、第3アクセス制御回路21
および第4アクセス制御回路22,第1のメモリ10
1、第2のメモリ102を搭載した半導体処理装置であ
る。
【0049】実施の形態2のメモリテスト回路を備えた
半導体処理装置20では、外部からアクセスコマンド2
およびアドレス2を入力して、第1のメモリ101およ
び第2のメモリ102のメモリテストを実行するが、実
施の形態1で使用したアドレス1のようにメモリを指定
するビットが付加されていない。そのかわり、第3アク
セス制御回路21および第4アクセス制御回路22は、
第1のメモリ101と第2のメモリ102のいずれかを
選択するための制御信号MODEを入力する。
【0050】実施の形態1の場合と同様に、第1のメモ
リ101のメモリサイズは1MBであり、100MHz
のクロック信号PHIAで動作するものとする。また、
第2のメモリ102のメモリサイズは1MBであり、2
5MHzのクロック信号CLKで動作するものとする。
また、半導体処理装置20は、25MHzのクロック信
号CLKINに基づいて動作を行うものとする。
【0051】次に動作について説明する。実施の形態2
のメモリテスト回路の動作を説明するため、図6のブロ
ック図に加え、実施の形態1の説明に使用した図2のテ
ストコマンドの説明図および図3〜5のタイミングチャ
ートを用いる。
【0052】まず、第1のメモリ101をテストするた
め、外部からHレベルの制御信号MODEを第3アクセ
ス制御回路21へ供給する。第3アクセス制御回路21
は、この制御信号MODEを入力すると、図3のタイミ
ングT32に示す外部クロックCLKINの立ち上がり
エッジで、アクセスコマンド2内のテストコマンドTE
STCMD<0:3>であるRAS、およびアドレス2
内のロウアドレスA<10:27>であるRowを入力
する。
【0053】次に、第3アクセス制御回路21が、テス
トコマンドTESTCMD<0:3>であるRASをデ
コードする。次に、第3アクセス制御回路21は、デコ
ードしたテストコマンドを第1のメモリ101へ供給す
る。そして、図4のタイミングチャートにおけるタイミ
ングT42で、第1のメモリ101がこのデコードした
テストコマンドを内部に取り込むと、第1のメモリ10
1はアクティブ状態となる。
【0054】次に、図3のタイミングT33で、第3ア
クセス制御回路21が、アクセスコマンド2内のテスト
コマンドTESTCMD<0:3>であるCAS1およ
びカラムアドレスColを入力し、デコードして第1の
メモリ101へ供給する。これにより、第1のメモリ1
01では、ロウアドレス、カラムアドレスが入力された
ことになり、データリード状態に入る。
【0055】次に、図4のタイミングT43に示すよう
に、制御信号A1HCDDEがHレベルになると、ロウ
アドレス、カラムアドレスで示される第1のメモリ10
1内の記憶領域に格納されているデータN1INDAT
Aが、データバス(図示せず)上に読み出される。そし
て、図3のタイミングT34で示されるように、テスト
コマンドTESTCMD<0:3>であるKEEPコマ
ンドが第3アクセス制御回路21へ入力されデコードさ
れることで、第1のメモリ101は、図4に示すタイミ
ングT43の状態を維持するため、データN1INDA
TAがデータバス上に出力され続ける。そして、データ
バス上のデータN1INDATAは、図3に示すタイミ
ングT35においてRead data1として(図6
では、データ2として)半導体処理装置20の外部へ出
力される。
【0056】図3のタイミングチャートにおけるタイミ
ングT35,T36では、アドレスA<10:27>
が、Row,ColからRow2,Col2へ変化して
いるが、タイミングT32,T33の場合と同様にし
て、連続したデータリード動作が実行される。そして、
半導体処理装置20の外部へ読み出されたデータ2は、
例えば、外部のテスタ等で期待値と比較され、第1のメ
モリ101の動作の正否が判断される。
【0057】第1のメモリ101に対する1MBのデー
タリードが完了すると、外部から、Lレベルの制御信号
MODEが半導体処理装置20へ供給される。
【0058】第4アクセス制御回路22が、Lレベルの
制御信号MODEを入力すると、第2のメモリ102に
対するデータリード動作が、自動的に開始される。
【0059】この第4アクセス制御回路22による第2
のメモリ102に対するデータリード動作を以下に説明
する。
【0060】図3のタイミングT32に示すように、半
導体処理装置20へ入力される外部クロックCLKIN
の立ち上がりエッジで、第4アクセス制御回路22は、
アクセスコマンド2内のテストコマンドTESTCMD
<0:3>であるRASとアドレス2内のロウアドレス
A<10:27>であるRowを、その内部へ取り込
む。
【0061】次に、第4アクセス制御回路22が、テス
トコマンドTESTCMD<0:3>であるRASをデ
コードする。そして、第4アクセス制御回路22は、L
レベルの制御信号MODEに従って、第2のメモリ10
2を指定し、デコードしたテストコマンドを第2のメモ
リ102へ供給する。
【0062】そして、図5のタイミングチャートにおけ
るタイミングT52で、第2のメモリ102がこのデコ
ードしたテストコマンドを内部に取り込むと、第2のメ
モリ102はアクティブ状態となる。
【0063】次に、図3に示すタイミングT33で、第
4アクセス制御回路22が、アクセスコマンド2内のテ
ストコマンドTESTCMD<0:3>であるCAS1
およびカラムアドレスColを入力し、デコードして第
2のメモリ102へ供給する。これにより、第2のメモ
リ102では、ロウアドレスRow、カラムアドレスC
olが入力されたことになり、データリード状態に入
る。
【0064】次に、制御信号OEがHレベルになると
(タイミングT53)、ロウアドレスRow、カラムア
ドレスColで示される第2のメモリ102内の記憶領
域に格納されているデータD<>が、データバス(図示
せず)上に読み出される。そして、図3のタイミングT
34で示されるように、テストコマンドTESTCMD
<0:3>であるKEEPコマンドが第4アクセス制御
回路22へ入力されデコードされることで、第2のメモ
リ102は、図5に示すタイミングT53の状態を維持
するため、データD<>が、データバス上に出力され続
ける。そして、データバス上のデータN1INDATA
は、図3に示すタイミングT35においてRead d
ata1として(図6では、データ2として)、半導体
処理装置20の外部へ出力される。半導体処理装置20
の外部へ読み出されたデータ2は、外部のテスタ等で期
待値と比較され、第2のメモリ102の動作の正否が判
断される。
【0065】図3のタイミングチャートにおけるタイミ
ングT35,T36では、アドレスA<10:27>
が、Row,ColからRow2,Col12へ変化し
ているが、タイミングT32,T33の場合と同様にし
て、連続したデータリード動作が実行される。
【0066】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、アクセスコマンドや動作タイミングが異なる等の種
類の異なる複数のメモリが搭載された半導体処理装置に
おいて、それぞれのメモリの動作を制御するアクセス制
御回路を設け、外部テスタ等の外部装置で生成され供給
される制御信号MODEのレベルに基づいて各メモリを
適宜選択することで、あたかも1つの連続したメモリと
して、これらの複数のメモリを認識して連続してテスト
するように構成したものである。従って、従来の半導体
処理装置のように、テストパターンをメモリ毎に作成す
る必要が無く、かつ、メモリ毎に別々にテストする必要
もなく、テストパターンを共通化でき、これにより容易
にテストパターンを構成し、効率良くメモリのテストを
実行できる効果が得られる。
【0067】実施の形態3.図7は、この発明の実施の
形態3によるメモリテスト回路を備えた半導体処理装置
を示すブロック図であり、図において、31はアクセス
コマンド5を入力しデコードして、メモリサイズが1M
Bの第1のメモリ101に対するアクセスのための制御
信号を生成する第5アクセス制御回路(制御手段)、3
2はアクセスコマンド5を入力しデコードして、メモリ
サイズが1MBの第2のメモリ102に対するアクセス
のための制御信号を生成する第6アクセス制御回路(制
御手段)である。CLKINは、半導体処理装置の動作
に使用される外部クロック信号である。
【0068】33は第1のメモリ101と第2のメモリ
102から読み出したデータを比較する比較回路(比較
手段)であり、これらのデータが一致したらHレベルの
データ5を外部へ出力する。もし、両者が一致しなかっ
た場合は、Lレベルのデータ5を外部へ出力する。これ
らの第5アクセス制御回路31および第6アクセス制御
回路32は、アクセスコマンド5、アドレス5、R/W
信号5を入力して、データ5を第1のメモリ101およ
び第2のメモリ102内に入力し、また、第1のメモリ
101および第2のメモリ102内から読み出したデー
タを比較回路33へ出力するものである。
【0069】そして30は、第5アクセス制御回路31
および第6アクセス制御回路32、第1のメモリ10
1、第2のメモリ102、比較回路33を搭載した半導
体処理装置である。
【0070】この実施の形態3のメモリテスト回路を備
えた半導体処理装置30では、外部からアクセスコマン
ド5およびアドレス5を入力し、第5アクセス制御回路
31および第6アクセス制御回路32でデコードして、
第1のメモリ101および第2のメモリ102のアクセ
スのための制御信号を生成し、第1のメモリ101およ
び第2のメモリ102へ出力してメモリテストを同時に
実行する。
【0071】実施の形態1および実施の形態2の場合と
同様に、第1のメモリ101のメモリサイズは1MBで
あり、100MHzのクロック信号PHIAで動作する
ものとする。また、第2のメモリ102のメモリサイズ
は1MBであり、25MHzのクロック信号CLKで動
作するものとする。また、半導体処理装置30は、25
MHzのクロック信号CLKINに基づいて動作を行う
ものとする。
【0072】次に動作について説明する。この実施の形
態3のメモリテスト回路の動作を説明するため、図7の
ブロック図に加え、実施の形態1および2の説明に使用
した図2のテストコマンドの説明図および図3〜5のタ
イミングチャートを用いる。
【0073】まず、第1のメモリ101をテストするた
め、第5アクセス制御回路31は、図3のタイミングT
32に示す外部クロックCLKINの立ち上がりエッジ
で、アクセスコマンド5内のテストコマンドTESTC
MD<0:3>であるRAS、およびアドレス5内のロ
ウアドレスA<10:27>であるRowを入力する。
【0074】次に、第5アクセス制御回路31が、テス
トコマンドTESTCMD<0:3>であるRASをデ
コードする。次に、第5アクセス制御回路31は、デコ
ードしたテストコマンドを第1のメモリ101へ供給す
る。そして、図4のタイミングチャートにおけるタイミ
ングT42で、第1のメモリ101がこのデコードした
テストコマンドを内部に取り込むと、第1のメモリ10
1はアクティブ状態となる。
【0075】次に、図3のタイミングT33で、第5ア
クセス制御回路31が、アクセスコマンド5内のテスト
コマンドTESTCMD<0:3>であるCAS1およ
びカラムアドレスColを入力し、デコードして第1の
メモリ101へ供給する。これにより、第1のメモリ1
01では、ロウアドレス、カラムアドレスが入力された
ことになり、データリード状態に入る。
【0076】次に、図4のタイミングT43に示すよう
に、制御信号A1HCDDEがHレベルになると、ロウ
アドレス、カラムアドレスで示される第1のメモリ10
1内の記憶領域に格納されているデータN1INDAT
Aが、データバス(図示せず)上に読み出される。そし
て、図3のタイミングT34で示されるように、テスト
コマンドTESTCMD<0:3>であるKEEPコマ
ンドが第3アクセス制御回路21へ入力されデコードさ
れることで、第1のメモリ101は、図4に示すタイミ
ングT43の状態を維持するため、データN1INDA
TAがデータバス上に出力され続ける。そして、データ
バス上のデータN1INDATAは、図3に示すタイミ
ングT35において、第5アクセス制御回路31から比
較回路33へ出力される。
【0077】図3のタイミングチャートにおけるタイミ
ングT35,T36では、アドレスA<10:27>
が、Row,ColからRow2,Col2へ変化して
いるが、タイミングT32,T33の場合と同様にし
て、連続したデータリード動作が実行される。
【0078】第1のメモリ101に対するデータリード
動作と並行して、第6アクセス制御回路32は、第2の
メモリ102に対するデータリード動作を開始する。
【0079】この第6アクセス制御回路32による第2
のメモリ102に対するデータリード動作を以下に説明
する。
【0080】図3のタイミングT32に示すように、半
導体処理装置30へ入力される外部クロックCLKIN
の立ち上がりエッジで、第6アクセス制御回路32は、
アクセスコマンド5内のテストコマンドTESTCMD
<0:3>であるRASとアドレス5内のロウアドレス
A<10:27>であるRowを、その内部へ取り込
む。
【0081】次に、第6アクセス制御回路32が、テス
トコマンドTESTCMD<0:3>であるRASをデ
コードする。そして、デコードしたテストコマンドを第
2のメモリ102へ供給する。
【0082】そして、図5のタイミングチャートにおけ
るタイミングT52で、第2のメモリ102がこのデコ
ードしたテストコマンドを内部に取り込むと、第2のメ
モリ102はアクティブ状態となる。
【0083】次に、図3に示すタイミングT33で、第
6アクセス制御回路32が、アクセスコマンド5内のテ
ストコマンドTESTCMD<0:3>であるCAS1
およびカラムアドレスColを入力し、デコードして第
2のメモリ102へ供給する。これにより、第2のメモ
リ102では、ロウアドレスRow、カラムアドレスC
olが入力されたことになり、データリード状態に入
る。
【0084】次に、制御信号OEがHレベルになると
(タイミングT53)、ロウアドレスRow、カラムア
ドレスColで示される第2のメモリ102内の記憶領
域に格納されているデータD<>が、データバス(図示
せず)上に読み出される。そして、図3のタイミングT
34で示されるように、テストコマンドTESTCMD
<0:3>であるKEEPコマンドが第6アクセス制御
回路32へ入力されデコードされることで、第2のメモ
リ102は、図5に示すタイミングT53の状態を維持
するため、データD<>が、データバス上に出力され続
ける。そして、データバス上のデータN1INDATA
は、第6アクセス制御回路32から比較回路33へ出力
される。
【0085】図3のタイミングチャートにおけるタイミ
ングT35,T36では、アドレスA<10:27>
が、Row,ColからRow2,Col12へ変化し
ているが、タイミングT32,T33の場合と同様にし
て、連続したデータリード動作が実行される。
【0086】このように、第1のメモリ101および第
2のメモリ102に対するデータリードは、第5アクセ
ス制御回路31および第6アクセス制御回路32の制御
のもとで同時に並行して実行され、読み出されたデータ
が同時に比較回路33へ供給される。比較回路33は、
第5アクセス制御回路31および第6アクセス制御回路
32から出力されたデータを比較して、両者が一致した
らHレベルのデータ5を外部へ出力する。もし、両者が
異なればLレベルのデータ6を外部へ出力する。
【0087】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、アクセスコマンドや動作タイミングが異なる等の、
種類の異なる複数のメモリが搭載された半導体処理装置
において、それぞれのメモリの動作を制御するアクセス
制御回路を設け、外部テスタ等の外部装置で生成され供
給される同一のテストパターンを用いて各メモリのテス
トを実行することができる。従って、従来の半導体処理
装置のように、テストパターンをメモリ毎に作成する必
要が無く、かつ、メモリ毎に別々にテストする必要もな
く、テストパターンを共通化でき、これにより容易にテ
ストパターンを構成し、効率良くメモリのテストを実行
できる効果が得られる。
【0088】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、アク
セスコマンドや動作タイミングが異なる等の、種類の異
なる複数のメモリが搭載された半導体処理装置におい
て、外部から供給される制御信号に基づいて、例えば、
外部から供給されるアドレスに所定ビットを付加して、
このビットの値を用いて各メモリを選択し、あたかも1
つの連続したメモリとしてこれらの複数のメモリを認識
して連続してテストし、読み出したデータを外部へ出力
するメモリテスト回路としてのアクセス制御回路を備え
るように構成したので、従来の半導体処理装置における
メモリテストのように、テストパターンをメモリ毎に作
成する必要がなく、メモリ毎に別々にテストを実行する
必要もなく、テストパターンを共通化できるので、容易
にテストパターンを構成し、効率良くメモリのテストを
実行できる効果がある。
【0089】この発明によれば、アクセスコマンドや動
作タイミングが異なる等の、種類の異なる複数のメモリ
が搭載された半導体処理装置において、外部から供給さ
れる制御信号、例えば、外部から供給される制御信号M
ODEを用いて各メモリを選択し、あたかも1つの連続
したメモリとしてこれらの複数のメモリを認識して連続
してテストし、読み出したデータを外部へ出力するメモ
リテスト回路としてのアクセス制御回路を備えるように
構成したので、従来の半導体処理装置におけるメモリテ
ストのように、テストパターンをメモリ毎に作成する必
要がなく、メモリ毎に別々にテストを実行する必要もな
く、テストパターンを共通化できるので、容易にテスト
パターンを構成し、効率良くメモリのテストを実行でき
る効果がある。
【0090】この発明によれば、アクセスコマンドや動
作タイミングが異なる等の、種類の異なる複数のメモリ
が搭載された半導体処理装置において、同一のテストパ
ターンを用いて各メモリを同時に並行してテストするア
クセス制御回路、および各メモリから読み出したデータ
をアクセス制御回路から受け取り、比較し、比較結果を
外部へ出力する比較回路からなるメモリテスト回路を備
えるように構成したので、従来の半導体処理装置におけ
るメモリテストのように、テストパターンをメモリ毎に
作成する必要がなく、メモリ毎に別々にテストを実行す
る必要もなく、テストパターンを共通化できるので、容
易にテストパターンを構成し、効率良くメモリのテスト
を実行できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるメモリテスト
回路を備えた半導体処理装置を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した半導体処理装置内に搭載されて
いるメモリのテストに使用される11種類のテストコマ
ンドを示す説明図である。
【図3】 メモリに対して連続して実行されるデータリ
ード動作のタイミングを示すタイミングチャートであ
る。
【図4】 メモリに対するデータリード動作のタイミン
グを示すタイミングチャートである。
【図5】 他の種類のメモリに対するデータリード動作
のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2によるメモリテスト
回路を備えた半導体処理装置を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態3によるメモリテスト
回路を備えた半導体処理装置を示すブロック図である。
【図8】異なる種類の2つのメモリを搭載した従来の半
導体集積回路システムを示すブロック図である。
【符号の説明】 10,20,30 半導体処理装置、11 第1アクセ
ス制御回路(制御手段)、12 第2アクセス制御回路
(制御手段)、21 第3アクセス制御回路(制御手
段)、22 第4アクセス制御回路(制御手段)、31
第5アクセス制御回路(制御手段)、32 第6アク
セス制御回路(制御手段)、33 比較回路(比較手
段)、101 第1のメモリ(記憶手段)、102 第
2のメモリ(記憶手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体処理装置に搭載され、動作タイミ
    ングやアクセス方法が異なる等の異種類の複数の記憶手
    段に対して設けられた制御手段を備え、前記制御手段
    は、外部から供給される制御信号に基づいて、前記複数
    の記憶手段を連続した1つの記憶手段として認識し、先
    ず前記複数の記憶手段の1つを選択し、選択した前記記
    憶手段へ前記制御信号およびデータを出力し、また、選
    択した前記記憶手段から、前記制御信号に基づいてデー
    タを読出し外部へ出力し、前記制御信号に基づいて、前
    記複数の記憶手段内の次の記憶手段を選択し、前記一連
    の動作を、順次、前記複数の記憶手段のすべてに対して
    実行し、前記複数の記憶手段に対して連続してテストを
    実行することを特徴とするメモリテスト回路。
  2. 【請求項2】 制御手段は、半導体処理装置に搭載され
    ている複数の記憶手段のそれぞれに対応して設けられ、
    前記制御手段は、制御信号として、前記複数の記憶手段
    の記憶領域を指定するアドレスや前記複数の記憶手段に
    対するアクセスを指定するアクセスコマンドを入力し、
    デコードし、入力した前記アドレス内の所定ビットの値
    に基づいて前記複数の記憶手段の1つを選択し、選択し
    た前記記憶手段へ前記アドレス、前記アクセスコマン
    ド、およびデータを出力し、また、選択した前記記憶手
    段から、前記アドレスおよび前記アクセスコマンドに基
    づいてデータを読出し外部へ出力し、前記アドレス内の
    所定ビットの値に基づいて、前記複数の記憶手段内の次
    の記憶手段を選択し、前記した一連の動作を、順次、前
    記複数の記憶手段のすべてに対して実行し、前記複数の
    記憶手段に対して連続してテストを実行することを特徴
    とするメモリテスト回路。
  3. 【請求項3】 制御手段は、半導体処理装置に搭載され
    ている複数の記憶手段のそれぞれに対応して設けられ、
    前記制御手段は、制御信号として、前記複数の記憶手段
    の記憶領域を指定するアドレスや前記複数の記憶手段に
    対するアクセスを指定するアクセスコマンド、および前
    記複数の記憶手段のいずれかを選択する制御コマンドを
    入力し、デコードし、入力した前記制御コマンドの値に
    基づいて前記複数の記憶手段の1つを選択し、選択した
    前記記憶手段へ前記アドレス、前記アクセスコマンド、
    およびデータを出力し、また、選択した前記記憶手段か
    ら、前記アドレスおよび前記アクセスコマンドに基づい
    てデータを読出し外部へ出力し、前記制御コマンドの値
    に基づいて、前記複数の記憶手段内の次の記憶手段を選
    択し、前記した一連の動作を、順次、前記複数の記憶手
    段のすべてに対して実行し、前記複数の記憶手段に対し
    て連続してテストを実行することを特徴とするメモリテ
    スト回路。
  4. 【請求項4】 半導体処理装置に搭載されている異種類
    の複数の記憶手段のそれぞれに対応して設けられた制御
    手段および前記複数の記憶手段から読出したデータを比
    較する比較手段を備え、前記制御手段は、前記複数の記
    憶手段の記憶領域を指定するアドレスや前記複数の記憶
    手段に対するアクセスを指定するアクセスコマンドを入
    力し、デコードし、前記複数の記憶手段へ前記アドレ
    ス、前記アクセスコマンド、およびデータを出力し、ま
    た、前記アドレスおよび前記アクセスコマンドに基づい
    て前記複数の記憶手段から同時にデータを読出し、読み
    出した前記データを前記比較手段へ出力し、前記比較手
    段は、前記複数の記憶手段から読み出された前記データ
    を比較してテストを実行することを特徴とするメモリテ
    スト回路。
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