JPH11305513A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH11305513A
JPH11305513A JP10112273A JP11227398A JPH11305513A JP H11305513 A JPH11305513 A JP H11305513A JP 10112273 A JP10112273 A JP 10112273A JP 11227398 A JP11227398 A JP 11227398A JP H11305513 A JPH11305513 A JP H11305513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
unit
color
cleaning blade
toner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10112273A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Yamamoto
浩二 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP10112273A priority Critical patent/JPH11305513A/ja
Priority to US09/082,011 priority patent/US6192207B1/en
Publication of JPH11305513A publication Critical patent/JPH11305513A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 タンデム型の複写機において、転写ユニット
を変位させることなく、感光体ドラム等の無用な消耗の
防止を図ること。 【解決手段】 単色カラーコピーを行う際に、画像形成
に供されない感光体ドラム48に対して設けられている
クリーニングブレード484をソレノイド490によっ
て、当該感光体ドラムから離間させる。 【効果】 減色モードが実行される際には、画像形成に
関与しない像担持体からクリーニング部材が離間される
ので、当該像担持体を駆動する必要がなくなり、クリー
ニング部材の圧接による像担持体の無用な消耗やクリー
ニング部材自信の無用な消耗を防止することができる。
また、従来のように、転写ベルトが設けられた転写ユニ
ットのような比較的大きな構造体を変位させないので、
当該構造体の変位による振動に起因する画像ノイズ等の
発生を引き起こすことない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置、特
に、記録シート搬送方向に沿って感光体ドラム等の像担
持体を複数配した、いわゆるタンデム型画像形成装置に
関する.
【0002】
【従来の技術】タンデム型カラー複写機は、カラープリ
ントを高速に行うことができるものとして近年注目され
ている。そして、この種の画像形成装置として、例え
ば、カラー複写機においては、記録シートの搬送路に沿
って各色別に4個の感光体ドラムを配設し、これら感光
体ドラムの下方に、複数のローラで張架された転写ベル
トや各感光体ドラムに対応した転写チャージャ等を備え
た転写ユニットを配設して、前記感光体ドラムに形成さ
れたシアン,マゼンダ,イエロー,ブラックからなるト
ナー画像を、前記転写ベルトで搬送される記録シート上
に、前記転写チャージャによって順次転写し、各色の重
ね合わせによりカラー画像を形成している。また、黒画
像を美しく再現するために、黒画像形成用(ブラック)
の感光体ドラムは、一般的に、搬送路の最下流に配置さ
れる。
【0003】このような画像形成装置において、フルカ
ラー画像の形成以外の時、例えば、黒色の画像のみを形
成する場合は、シアン・マゼンダ・イエローの画像形成
用の3個の感光体ドラムには、トナー画像を形成せず、
ブラックの画像形成用の感光体ドラムにのみトナー画像
を形成する。ところが、このような単一色の画像のみ必
要とされる場合でも、記録シートが他の3個の感光体ド
ラムに接触しながら搬送されるため、当該画像形成に供
されない3個の感光体ドラムも回転させざるを得ない。
感光体ドラムには、転写後の残留トナーを清掃するクリ
ーニング手段として、最も簡易かつ確実であるとの理由
から、当該感光体ドラムに圧接してクリーニングブレー
ドが設けられることが多いが、上記した3個の感光体ド
ラムにおいては、当該感光体ドラムやクリーニングブレ
ードが徒に消耗してしまう。
【0004】そこで、従来、黒画像のみが形成される場
合には、前記転写ユニット全体を水平方向から傾け、画
像形成に供されないシアン,マゼンダ,イエローの画像
形成用の感光体ドラムから転写ベルトを下方へ離間させ
る構造の画像形成装置が考案されている(例えば、特開
平3−288173号公報)。これにより、黒画像のみ
が形成される場合には、シアン,マゼンダ,イエローの
画像形成用の各感光体ドラムを回動させる必要がなくな
り、当該感光体ドラム等の無用な消耗の防止が図られ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、比較的大きな構成要素である転
写ユニット全体が変位されることとなるため、当該変位
に伴って振動が発生し、この振動が、画像の乱れを引き
起こす原因となる。さらに、転写チャージャが備えられ
た転写ユニットが変位されることとなるため、画像形成
時における感光体ドラムに対する転写チャージャの位置
がばらつき、その結果、安定した転写性能が得られない
といった事態も生じる。
【0006】本発明は、上記した課題に鑑み、転写ユニ
ットを変位させることなく、感光体ドラム等の無用な消
耗の防止を図ることが可能な画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る画像形成装置は、複数の像担持体に異
なる色のトナー画像を形成し、形成されたトナー画像
を、転写ベルトもしくは転写ベルト上を搬送される記録
シート上に重ね合わせて転写して画像を形成するカラー
モードと、前記複数の像担持体の内の一部の像担持体を
用いて画像を形成する減色モードとの間で切替え可能な
画像形成装置において、前記各像担持体には、転写され
なかったトナーを像担持体から除去するクリーニング部
材が圧接して設けられており、減色モードを実行する際
には、画像形成に関与しない像担持体からクリーニング
部材を離間させる離間手段を備えたことを特徴とする。
【0008】また、クリーニング部材の離間後の最初の
画像形成が実行される前に、当該像担持体表面に残る残
留トナーを収集する収集手段を備えたことを特徴とす
る。また、前記収集手段は、残留トナーを転写ベルトに
転写する転写手段と、転写された残留トナーを、転写ベ
ルトから除去する除去手段とから構成されることを特徴
とする。
【0009】また、前記収集手段は、残留トナーを吸引
することによって、像担持体表面から残留トナーを収集
する吸引装置であることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る画像形成装置
の実施の形態を、デジタルフルカラー複写機(以下、単
に「複写機」という。)に適用した場合を例にとり説明
する。図1は、実施の形態に係る複写機の正面図を示し
ている。同図に示すように、この複写機は、原稿自動搬
送装置10、イメージリーダ部20及びプリンタ部40
から構成されている。
【0011】原稿自動搬送装置10は、原稿給紙トレイ
11にセットされた複数の原稿を1枚ずつ自動的にイメ
ージリーダ部20のプラテンガラス21上に送り、イメ
ージリーダ部20により原稿画像の読み取りが行われた
後、原稿排紙トレイ12上に排出する公知の装置であ
る。また、原稿自動搬送装置10には、原稿給紙トレイ
11に原稿がセットされているか否かを検出する原稿検
出センサー15が設けられている。
【0012】イメージリーダ部20は、プラテンガラス
21の下方を矢印の方向に移動するスキャナ22を備
え、スキャナ22の露光ランプ23からの照射による原
稿からの反射光を、ミラー24〜26によって光路変更
しつつ、集光レンズ27を介して、カラー用のCCDイ
メージセンサー28に導く。CCDイメージセンサー2
8は、導かれた反射光をR,G,Bの画像信号に変換
し、制御部100に出力する。
【0013】プリンタ部40は、大きく分けて、給紙装
置40a、転写ユニット50、作像ユニット41C〜4
1K及び定着ユニット40bから構成されている。給紙
装置40aの給紙カセット42は、筐体13の下部空間
に、図の手前方向にスライド自在に保持されており、給
紙カセット42から給紙ローラ43によって取り出され
た記録シートSは、中間ローラ対44によってさらに下
流側へと搬送され、タイミングローラ対45の上流側直
前に設けられているタイミング前センサー46をオンし
てから、回転停止状態のタイミングローラ対45に、そ
の先端を当接して待機したのち、作像ユニットの像形成
動作と同期して回転駆動されるタイミングローラ対45
によって、転写ユニット50へと繰り出される。なお、
タイミングローラ対45は、図示しないモータによって
駆動され、当該モータとの間に介装されたタイミングク
ラッチ(不図示)のオン・オフによって、回転開始・回
転停止がなされる。
【0014】転写ユニット50は、紙面の垂直方向に所
定の長さを有する横板53aと、当該横板53aの手前
側端部と奥側端部とに立設された側板53bとからなる
フレーム53を有する。両側板53bの図に示す位置に
は、従動ローラ56,57、テンションローラ59及び
駆動ローラ67の回動軸が、それぞれ軸受け(不図示)
を介して、回動自在に取着されている。なお、テンショ
ンローラ59の回動軸の軸受けは、長手方向が右上がり
に設けられた長穴60に挿入されて保持されており、側
板53bに突設されたばね取付部材61との間に設けら
れた圧縮ばね62によって、弾発付勢されている。この
テンションローラ59によって、転写ベルト51の張力
が一定に保たれる。前記駆動ローラ67の駆動源である
モータ(不図示)は、一方の側板53bに固定されてお
り、当該モータの出力軸と駆動ローラ67の回動軸とが
連結されている。
【0015】また、駆動ローラ67の周面を押圧するよ
うに、吸着ローラ68が設けられており、当該吸着ロー
ラ68は、転写ベルト51を介し駆動ローラ67に従動
して、回動する。この吸着ローラ68は、吸着チャージ
ャを兼ねており、タイミングローラ対45から繰り出さ
れてきた記録シートを帯電させ、当該記録シートを確実
に転写ベルト51に吸着させる。なお、感光体ドラム4
8Kの記録シート搬送路下流側には、図示しない分離チ
ャージャが設けられており、これにより、トナー像が転
写された記録シートを、転写ベルト51から分離するよ
うになっている。また、従動ローラ57に対向させてベ
ルトクリーナ570が設けられている。ベルトクリーナ
570は、転写ベルト51を介して従動ローラ57を押
圧するクリーニングブレード571によって、転写ベル
ト51表面に付着したトナー等の汚れを機械的に除去
し、除去物をボックス572内に収集するものである。
さらに、タイミングローラ45から駆動ローラ67の間
には、フレーム53の側板53bに、図示しない取り付
け部材を介して、記録シートを案内するガイド部材69
が設けられている。
【0016】フレーム53の両側板53bには、感光体
ドラム48C〜48Kの直下位置に、各感光体ドラム4
8C〜48Kと一定の間隔をもって、転写帯電器52C
〜52Kが横架固定されている。作像ユニット41C〜
41Kは、上記した転写ユニット50の転写ベルト51
上にベルト長手方向に沿って列設されている。前記制御
部100に入力されたR,G,Bの電気信号は、制御部
100にて所要の画像処理がなされ、C(シアン),M
(マゼンダ),Y(イエロー),K(ブラック)の各色
成分に分解されて、これら作像ユニット41C〜41K
の上部に配された光ユニット47C〜47Kの各レーザ
ダイオード(不図示)を各色成分信号に基づき光変調駆
動し、光変調されたレーザ光は対応する色成分の作像ユ
ニット41C〜41Kに導入される。作像ユニット41
C〜41Kは感光体ドラム48C〜48Kを中心として
その周囲に帯電チャージャ、現像器、ドラムクリーナ等
を配し、光変調されたレーザ光で感光体ドラムを露光し
つつ、露光によって形成される静電潜像を、現像器でト
ナーとして顕像化する、いわゆる静電複写方式で画像形
成するユニット構造体である。尚、各ユニットの現像器
は、光ユニット47C〜47Kの光変調色成分に対応し
て、C,M,Y,Kのトナーを現像剤として感光体ドラ
ムに供給する。
【0017】前記転写ベルト51によって搬送される記
録シートSには、感光体ドラム48C〜48K下方の転
写位置において、前記転写帯電器52C〜52Kの静電
力により、感光体ドラム48C〜48Kに形成された各
トナー像が順次転写され、トナー像が転写された記録シ
ートSは、転写ベルト51により定着ユニット40bへ
と搬送され、ここで、像定着された後、排出ローラ対4
9を介して、トレイ14へ排出される。
【0018】感光体ドラム48C〜48K上のトナー像
を形成しているトナーは、全て転写することができず
に、僅かながら感光体ドラム48C〜48K上に残って
しまう。この転写されなかったトナーが次の画像形成サ
イクルに持ち越されることがないように、感光体ドラム
から当該トナーを除去するためのドラムクリーナが、各
感光体ドラム48C〜48K設けられている。各感光体
ドラム48C〜48Kに設けられているドラムクリーナ
480C〜480Kは、いずれも同様な構成なので、感
光体ドラム48Kに設けられているドラムクリーナ48
0Kを例にとって説明する。
【0019】図2は、ドラムクリーナ480Kの概略構
成を示す図である。ドラムクリーナ480Kは、断面が
略台形状をした筒状部の両端部が側壁によって閉塞され
たトナー収集ボックス481Kを有しており、図2は紙
面手前側の側壁を取り除いた状態を示している。トナー
収集ボックス481Kの筒状部の感光体ドラム48Kに
面する部分は開口されており、開口部上方には、板ばね
482Kが、長手方向に渡って複数のねじ483Kで取
付けられている。板ばね482Kには、クリーニングブ
レード484Kが取着されており、板ばね482Kの弾
性によって、クリーニングブレード484Kの先端が感
光体ドラム48K表面に圧接されている。クリーニング
ブレード484Kは、感光体ドラム48Kの矢印a方向
の回転に伴って、当該圧接部に到来する転写されずに感
光体ドラム48K表面に残ったトナーをトナー収集ボッ
クス481K内部へと掻き落とす。クリーニングブレー
ドを用いる方式は、他の方式と比較してトナー除去能力
が高く簡単な構成にできるため、多く採用されている。
【0020】また、板ばね482Kには、牽引部材48
5Kが取り付けられている。牽引部材485Kは、平行
に配置した円形断面の3本のバー材486K,487
K,488Kの両端部に板材489K(図面には、2枚
の板材の内、紙面手前側の板材489Kのみが現れてい
る)を取着した構成をしており、板ばね482Kには、
バー材486Kと487Kの間を挿通して取り付けられ
ている。さらに、トナー収集ボックス481Kの筒状部
の開口部と対向する内壁の長手方向略中央に、先端部が
フック形状をしたプランジャを有するソレノイド490
Kが設置されている。図2は、プランジャが最も前進し
た状態を示しており、この状態からプランジャを後退さ
せると、プランジャ先端のフックが牽引部材485Kの
バー材488Kを引っ掛け、さらにソレノイド490K
が取り付けられている内壁方向へと引っ張る。これに伴
い、板ばね482Kもソレノイド490K側に引っ張ら
れ、その結果、クリーニングブレード484Kの感光体
ドラム48Kに対する圧接状態が解除されて、最終的
に、クリーニングブレード484Kは、感光体ドラム4
8Kから離間される。
【0021】図3は、ソレノイド490Kのプランジャ
が最も後退し、クリーニングブレード484Kが感光体
ドラム48Kから離間した状態を示している。ソレノイ
ド490Kのプランジャの進退は、後述するCPU10
1からの指示によって行われ、画像形成に供されない感
光体ドラムのソレノイドのプランジャが後退され、クリ
ーニングブレードが感光体ドラムから離間される。記録
シートは転写ベルト上を搬送される際、全ての感光体ド
ラムと順次接触するため、画像形成に供されない感光体
ドラムであっても回転させざるを得ないのであるが、上
記したようにクリーニングブレードを離間させることに
よって、感光体ドラムやクリーニングブレードの無用な
消耗が防止できるのである。
【0022】複写機前面の操作しやすい位置には、操作
パネル31(図4)が設置されている。操作パネルは、
コピー開始を指示するためのコピースタートキー、コピ
ー枚数設定用のテンキー、オートカラーモード・フルカ
ラーモードをそれぞれ選択するためのキーや単色コピー
を行う際の7個の色指定キーなどの各種入力キーのほ
か、当該設定された内容を表示する表示部などを備えて
いる。ここで、オートカラーモードとは、カラー原稿と
白黒原稿とを自動的に判断し、カラー原稿の場合は、4
個の感光体ドラム48C〜48Kのすべてが使用可能な
状態で画像形成を行い、白黒原稿の場合は、黒画像形成
用の感光体ドラム48Kのみを用いて画像形成を行うモ
ードである。フルカラーモードとは、原稿の種類に関係
なく、4個の感光体ドラム48C〜48Kのすべてが使
用可能な状態で画像形成を行うモードをいう。また、各
色指定キーには、ブラックをはじめ、イエロー,マゼン
ダ,シアン,レッド,グリーン,ブルーの7色の内の一
色が割り当てられており、読み取る原稿の色にかかわら
ず、色指定キーによって指定された色で画像形成がなさ
れる。例えば、イエローが指定された場合は、感光体ド
ラム48Yのみを用いて画像形成が行われ、レッドが指
定された場合は、感光体ドラム48Yと48Mのみを用
いて画像形成が行われる。
【0023】図4は、上記複写機の内部に設置される制
御部100の構成を示すブロック図である。同図に示す
ように制御部100は、CPU101を中心に画像信号
処理部102、原稿判別部103、イメージリーダ部2
0によって読み込まれた画像データを格納する画像メモ
リ104、レーザダイオード駆動部105、それぞれの
制御に必要なプログラムを格納したROM106、プロ
グラム実行時のワークエリアとなるRAM107等から
構成される。
【0024】画像信号処理部102は、イメージリーダ
部20のCCDイメージセンサ28から送られてきた
R,G,Bの画像データに後述するような補正を施し
て、ページ毎に原稿判別部103に送出すると共に、
C,M,Y,Kの各再現色の画像データに変換し、最適
な再現画像が得られるようにして画像メモリ104に送
出する。
【0025】原稿判別部103は、画像信号処理部10
2から送出された原稿の画像データを後述するようなデ
ータ処理によって、その原稿がカラー原稿か白黒原稿か
をページ毎に判別し、その結果をCPU101に送ると
共に、その途中で得られる画像の明度データを画像デー
タとして画像メモリ104に送出する。CPU101
は、前記原稿の画像データを画像メモリ104に格納さ
せると共に、その格納位置(アドレス)を当該ページ数
と原稿判別部103によって判別された結果、すなわ
ち、その原稿がカラー原稿か白黒原稿かとに関連付けて
管理テーブルを作成し、RAM107内に格納する。
【0026】画像メモリ104は、CPU101からア
ドレスを指示されて読み出しの指示を受けると、当該ア
ドレスに格納されている画像データをレーザダイオード
駆動部105に送る。レーザダイオード駆動部105
は、画像メモリ104から前記送られた画像データにつ
いて、ROM106の制御プログラムに基づいて、各感
光体ドラムの露光走査を実行する。
【0027】また、CPU101は、操作パネル31で
フルカラーモードキーや色指定キーが押下されると押下
されたキーに応じて、オートカラーモードキーが押下さ
れると原稿判別部103の判別結果に応じて、各ドラム
クリーナ480C〜480Kのソレノイド490C〜4
90Kを操作して、各クリーニングブレード484C〜
484Kの接離制御を行う。
【0028】さらに、CPU101は、操作パネル31
からのその他の各種キー入力を受付け、設定されたコピ
ーモードに応じて原稿自動搬送装置10、イメージリー
ダ部20、プリンタ部40の各部にそれぞれの動作タイ
ミングを指示して全体を統一的に制御し、円滑なコピー
動作を実現する。図5は、画像信号処理部102と原稿
判別部103の構成を示すブロック図である。
【0029】イメージリーダ部20のCCDイメージセ
ンサ28により光電変換された画像信号は、A/D変換
部1021で、R,G,Bの多値デジタル画像データに
変換され、変換された画像データは、シェーディング補
正部1022で所定のシェーディング補正を施される。
シェーディング補正された画像データr,g,bは、濃
度変換部1023と原稿判別部103内のHVC変換部
1031とに送られる。
【0030】濃度変換部1023に送られたシェーディ
ング補正後の画像データは、実際の画像の濃度データD
r,Dg,Dbに変換された後、UCRーBP部102
4において、黒再現性を改善するために、3色の濃度デ
ータの共通部分の一定の割合を黒濃度として計算して黒
生成(BP)の処理が行われると共に、3色の画像デー
タから上記黒濃度を差し引く下色除去(UCR)の処理
が行われる。
【0031】このようにしてBP処理、UCR処理を施
されたR,G,Bの画像データは、マスキング処理部1
025において、色再現性が理想に近い特性になるよう
に線形補正され、C,M,Y,Kの濃度データに変換さ
れて、画像メモリ104に送られページ毎に格納され
る。一方、シェーディング補正部1022から原稿判別
部103内のHVC変換部1031に送出された画像デ
ータr,g,bは、HVC変換部1031において所定
の変換式に従って公知のマンセル表色系における均等色
空間における色領域信号である色相角(H*),明度
(V),彩度(C*)のデータに変換され、その内の明
度(V)データは、濃度データとして画像メモリ104
に送られ、ページ毎に格納される。この濃度データは、
単色コピーを実行する際に用いられる。一方、彩度(C
*)データは、画素毎に順次、彩度判定部1032に送
出される。
【0032】彩度判定部1032は、HVC変換部10
31から入力される彩度(C*)データをもとに、1画
素毎に有彩色であるか無彩色であるかを判断する。彩度
判定部1032は、前記判断基準としてあらかじめ決め
られた所定の閾値を有し、1画素毎にその彩度(C*)
データ値がその閾値を越えるか否かで有彩色あるいは無
彩色の判断を行い、有彩色であると判断する際には、第
1カウンタ部1033に、無彩色であると判断する際に
は、第2カウンタ部1034にそれぞれ所定の信号を順
次送出する。
【0033】また、彩度判定部1032は、原稿1ペー
ジ分の画素データに対して前記所定信号の送出を終了す
ると、ページ終了信号を第1カウンタ部1033と第2
カウンタ部1034に送出する。第1カウンタ部103
3と第2カウンタ部1034は、内部に設けられたカウ
ンタを前記彩度判定部1032から所定信号を受信する
毎に1だけインクリメントし、前記ページ終了信号を受
信すると、カウントされた値を有彩色比率計算部103
5に送出すると共に、前記カウント値をリセットする。
【0034】有彩色比率計算部1035は、前記第1カ
ウンタ部1033から入力した値(有彩色画素数)を前
記第1カウンタ部1033と第2カウンタ部1034と
から入力した値の加算値(有彩色画素数+無彩色画素
数)で除算し、原稿1ページ分の画素数に対する有彩色
画素数の比率を算出して比較部1036に送出する。比
較部1036は、前記有彩色比率計算部1035から入
力した算出値と、あらかじめ決められた所定値、たとえ
ば0.01(1%)と比較し、前記算出値が所定値以上
であればその原稿は有彩色、すなわちカラー原稿であっ
て、所定値より小さければ無彩色、すなわち白黒原稿で
あると判断し、CPU101にその結果を送出する。な
お、上記所定値は1%に限らず、カラー原稿か否かをよ
り厳格に判断するため、例えば、0.1%としてもよ
い。
【0035】なお、CPU101は、前述したように、
当該原稿のページ数とカラー判別機能によって判別され
た結果と、画像データを格納した画像メモリ104の格
納位置(アドレス)とを関連付けて、RAM107内の
管理テーブルに格納することにより、当該原稿に対する
コピーモードをこの管理テーブルを読み出すことで容易
に判断できる。
【0036】このように、原稿毎に画像形成すべきコピ
ーモードを判断することが可能となるので、原稿自動搬
送装置10によってカラーおよび白黒原稿の混載した多
枚数原稿束を連続してプラテンガラス21上に搬送し
て、コピー動作を行うことが可能となる。また、ROM
106には、操作パネル31で押下されるフルカラーモ
ードキー,色指定キーの各キーや原稿判別部103の判
別結果に対応して、画像形成に使用する感光体ドラムと
使用しない感光体ドラムの組み合わせを表示した、図6
に示すようなテーブル1060が格納されている。
【0037】また、RAM107は、各ドラムクリーナ
480C〜480Kに対応してブレード接離フラグを有
している。ブレード接離フラグとは、クリーニングブレ
ードの感光体ドラムに対する接離状態を示すフラグであ
り、フラグが0の場合はクリーニングブレードは感光体
ドラムに圧接されており(ソレノイドのプランジャが前
進しており)、フラグが1の場合はクリーニングブレー
ドが感光体ドラムから離間されている(ソレノイドのプ
ランジャが後退されている)ことを示す。
【0038】次に、クリーニングブレードの接離制御
(ソレノイドのプランジャの進退制御)について、図7
に示すフローチャートに基づいて説明する。CPU10
1は、コピースタートキーが押下されると(ステップS
1でYes)、原稿検出センサー15の検出結果から、
原稿自動搬送装置10の使用か否かを判断する(ステッ
プS2)。原稿検出センサー15がONされていなけれ
ば(ステップS2でNo)、原稿自動搬送装置10の使
用ではないと判断し、イメージリーダ部20を制御して
プラテンガラス21上の原稿を読み取る(ステップS
3)。
【0039】次に、オートカラーモードが選択されてい
るか否かを判断し(ステップS4)、選択されていれば
(ステップS4でYes)、読み取られた原稿がカラー
原稿か白黒原稿かの情報を原稿判別部103から得(ス
テップS5)、テーブル1060を参照して、使用・不
使用ドラムの決定を行う(ステップS6)。一方、ステ
ップS4でオートカラーモードが選択されていないと判
断すると(ステップS4でNo)、フルカラモードキ
ー,各色指定キーのいずれが押下されているかにより、
テーブル1060を参照して、使用・不使用ドラムの決
定を行う(ステップS6)。
【0040】続いて、「不使用」と決定された感光体ド
ラムのクリーニングブレードを新たに離間させる必要が
あるか否かを、ブレード接離フラグを参照して判断する
(ステップS7)。即ち、不使用と決定された感光体ド
ラムであって、そのブレード接離フラグが0にセットさ
れているものは、離間させる必要有りと判断し、不使用
と決定された感光体ドラムであっても、そのブレード接
離フラグが1にセットされているものは、既にクリーニ
ングブレードが離間されているので、新たに離間させる
必要はないと判断する。
【0041】次に、離間させる必要有りと判断されたク
リーニングブレードを離間させると共に、そのブレード
接離フラグを1にセットして(ステップS8)、ステッ
プS9へ進む。ステップS9では、ステップS8におい
て新たにクリーニングブレードが離間された感光体ドラ
ムの表面に残留するトナーの除去を行う。図2に示すよ
うにクリーニングブレード484Kが感光体ドラム48
Kに圧接された状態でクリーニングブレード484Kで
せき止められていたトナーの一部は、図3に示すように
クリーニングブレード484Kが感光体ドラム48Kか
ら離間された後でも、感光体ドラム48Kの表面に筋状
に残ってしまう。本実施の形態では、画像形成に供され
ない感光体ドラムも回転させるため、上記筋状に残った
残留トナーも、感光体ドラムの回転に伴って、周回する
ことになり、当該残留トナーが転写ベルト51上を搬送
される記録シートを汚してしまう。そこで、クリーニン
グブレード離間後の最初の画像形成のための記録シート
が当該感光体ドラムの下方位置に差し掛かる前に、当該
感光体ドラムから残留トナーを除去・収集するのであ
る。以下、その方法について、図1を参照しながら説明
する。CPU101は、全ての感光体ドラム48C〜4
8Kを回転させ、転写ベルト51を走行させると共に、
新たにクリーニングブレードが離間された感光体ドラム
に対応する転写帯電器を起動させ、残留トナーを転写ベ
ルト51に転写させることにより、感光体ドラムから除
去する。転写ベルトに転写された残留トナーは、ベルト
クリーナ570によって、転写ベルトから除去・収集さ
れる。このように、クリーニングブレード離間後の最初
の画像形成が実行される前に、当該感光体ドラムに残る
残留トナーを除去・収集することにより、当該残留トナ
ーがその後の画像形成に及ぼす悪影響を未然に防止する
ことができるのである。
【0042】図7に戻り、上記のようにして残留トナー
の収集(ステップS9)が終了すると、ステップS6で
「使用」と決定された感光体ドラムのクリーニングブレ
ードをリセット(圧接)させる必要があるか否かを、ブ
レード接離フラグを参照して判断する(ステップS1
0)。即ち、使用と決定された感光体ドラムであって、
そのブレード接離フラグが1にセットされているもの
は、リセットさせる必要有りと判断し、使用と決定され
た感光体ドラムであっても、そのブレード接離フラグが
0にセットされているものは、クリーニングブレードが
圧接状態にあるため、リセットさせる必要はないと判断
する。
【0043】次に、リセットの必要有りと判断されたク
リーニングブレードをリセットさせると共に、そのブレ
ード接離フラグを0にし(ステップS8)、操作パネル
31から指定された枚数分の画像形成を行って終了する
(ステップS12,S13)。ステップS2で、原稿検
出センサー15がONされており、原稿自動搬送装置1
0の使用であると判断した場合は、原稿自動搬送装置1
0を制御して、原稿給紙トレイ11にセットされた原稿
を順次、イメージリーダ部20のプラテンガラス21上
に送り(ステップS14)、プラテンガラス21上に送
られた当該原稿に対して、ステップS15〜S25の処
理をおこなう。原稿給紙トレイ11にセットされた全て
の原稿に対してステップS15〜S25の処理が行われ
ると(ステップS26でNo)、全体の処理を終了す
る。なお、ステップS15〜S25の処理は、上述した
ステップS3〜S13の処理と同様なので、その説明に
ついては省略する。
【0044】以上説明したように、本実施の形態に係る
画像形成装置によれば、記録シートを搬送路に円滑に通
紙するために、画像形成に供されるとされないとにかか
わらず、全ての感光体ドラムを回転させざるを得ない画
像形成装置において、画像形成に供されない感光体ドラ
ムのクリーニングブレードが当該感光体ドラムから離間
されるので、感光体ドラムやクリーニングブレードの無
用な消耗を防止でき、感光体ドラムやクリーニングブレ
ードの寿命を延ばすことができる。
【0045】また、従来の画像形成装置では、白黒画像
形成の際のみに、ブラック以外のイエロー、マゼンダ、
シアンの感光体ドラムの消耗が防止できるにすぎないの
に対し、本実施の形態では、全ての単色コピーの際に、
画像形成に供されない感光体ドラムの消耗が防止できる
ので、従来のものと比較して、感光体ドラム等の寿命を
さらに延ばすことができる。
【0046】なお、上記実施の形態では、クリーニング
ブレードが離間された際に感光体ドラム表面に残留する
トナーを転写ベルトに転写させることによって除去する
ようにしたが、これに限らず、例えば、以下のようにし
てもよい。図8に、吸引装置を用いた例を示す。吸引装
置は、4つの作像ユニット41C〜41K各々に対して
設けられるのであるが、何れも同様な構成なので、作像
ユニット41Kの吸引装置700Kを例にとって説明す
る。吸引装置700Kは、吸い口701Kと導管702
Kとトナー収集ボックス703Kとブロワモータ704
Kとから構成される。吸い口701Kは、一定の幅を有
し、感光体ドラム48Kの一方の端部から他方の端部に
わたって延びる細長い開口部705Kを有し、当該開口
部705Kがクリーニングブレード484Kと帯電チャ
ージャとの間の感光体ドラム48K表面と一定の間隙を
有するように設置されている。円形断面をした導管70
2Kの一方の端部は、吸い口701Kの中央部と、他方
の端部は、トナー収集ボックス703Kとそれぞれ接続
されている。トナー収集ボックス703Kは、円筒部7
06Kを有しており、一方端には、蓋体707Kが設け
られており、当該蓋体707Kに導管702Kが接続さ
れている。円筒部706Kの他方端側には、フィルタ7
08Kを介してブロワモータ704Kが取り付けられて
いる。当該ブロワモータ704Kの起動・停止制御は、
CPU101によって行われる。
【0047】上記吸引装置を用いた場合、図7に示す残
留トナー収集処理(ステップS9又はS21)は、以下
のように行う。CPU101は、全ての感光体ドラム4
8C〜48Kを回転させ、転写ベルト51を走行させる
と共に、新たにクリーニングブレードが離間された感光
体ドラムに対応する吸引装置のブロワモータを起動させ
る。ブロワモータが起動された吸引装置においては、感
光体ドラムの回転に伴って到来する残留トナーが吸い口
から吸い込まれ、導管を介してトナー収集ボックスへと
収集される。
【0048】さらに、感光体ドラム表面の残留トナーを
現像器に回収することによって、感光体ドラム表面から
残留トナーを除去するようにしてもよい。この場合に
は、トナーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤を用
いる二成分現像方式の現像器が使用され、マグネットロ
ールを外套する現像スリーブ表面に磁気的に吸引され、
当該現像スリーブの回転に伴って搬送される磁性キャリ
アに再付着させることによって、現像器内部に回収する
のである。
【0049】なお、以上の実施の形態では、本発明を、
感光体ドラム48C〜48K上に形成されたトナー像を
記録シートに順次直接転写する方式のタンデム型機に適
用した場合を例に説明したが、本発明は、先ず感光体ド
ラム48C〜48K上のトナー像を転写ベルト(中間転
写体)に重ね合わせて転写し、転写ベルトに転写された
トナー像を記録シート上に再転写する中間転写方式のタ
ンデム型機にも適用可能であることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る画像
形成装置によれば、減色モードが実行される際には、画
像形成に関与しない像担持体からクリーニング部材が離
間されるので、当該像担持体を駆動する必要がなくな
り、クリーニング部材の圧接による像担持体の無用な消
耗やクリーニング部材自信の無用な消耗を防止すること
ができる。また、従来のように、転写ベルトが設けられ
た転写ユニットのような比較的大きな構造体を変位させ
ないので、当該構造体の変位による振動に起因する画像
ノイズ等の発生を引き起こすことなく、上記した効果が
得られる。
【0051】さらに、従来の画像形成装置では、水平に
張架された転写ベルトを傾けることにより一の像担持体
以外の他の像担持体から転写ベルトを離間させることと
しているため、当該一の像担持体による画像形成の際の
み(ある一色の画像形成の際のみ)に、その他の像担持
体の消耗が防止できるにすぎないのに対し、本実施の形
態では、全ての単色コピーの際に、画像形成に供されな
い像担持体の消耗が防止できるので、従来のものと比較
して、像担持体等の寿命をさらに延ばすことができる。
【0052】さらに、本発明に係る画像形成装置によれ
ば、クリーニング部材離間後の最初の画像形成が実行さ
れる前に、当該像担持体表面に残る残留トナーが収集さ
れるので、当該残留トナーがその後の画像形成に及ぼす
悪影響を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタルフルカラー複写機全
体の構成を示す図である。
【図2】上記複写機における、ドラムクリーナの概略構
成を示す拡大図であって、クリーニングブレードが感光
体ドラムに押圧されている状態を示す。
【図3】上記複写機における、ドラムクリーナの概略構
成を示す拡大図であって、クリーニングブレードが感光
体ドラムから離間されている状態を示す。
【図4】上記複写機の制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】上記制御部の画像信号処理部と原稿判別部の構
成の詳細を示すブロック図である。
【図6】上記制御部のROM内に設けられているテーブ
ルを示す図である。
【図7】上記複写機における、クリーニングブレード接
離制御のフローチャートである。
【図8】上記複写機における、残留トナー吸引装置の概
略構成を示す図である。
【符号の説明】
48C,48M,48Y,48K 感光体ドラム 51 転写ベルト 100 制御部 101 CPU 102 画像信号処理部 103 原稿判別部 104 画像メモリ 106 ROM 107 RAM 480 ドラムクリーナ 481 トナー収集ボックス 484 クリーニングブレード 490 ソレノイド 570 ベルトクリーナ 571 クリーニングブレード 572 ボックス 700 吸引装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G03G 21/00 384 G03G 21/00 312

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の像担持体に異なる色のトナー画像
    を形成し、形成されたトナー画像を、転写ベルトもしく
    は転写ベルト上を搬送される記録シート上に重ね合わせ
    て転写して画像を形成するカラーモードと、前記複数の
    像担持体の内の一部の像担持体を用いて画像を形成する
    減色モードとの間で切替え可能な画像形成装置におい
    て、 前記各像担持体には、転写されなかったトナーを像担持
    体から除去するクリーニング部材が圧接して設けられて
    おり、 減色モードを実行する際には、画像形成に関与しない像
    担持体からクリーニング部材を離間させる離間手段を備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 クリーニング部材の離間後の最初の画像
    形成が実行される前に、当該像担持体表面に残る残留ト
    ナーを収集する収集手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記収集手段は、 残留トナーを転写ベルトに転写する転写手段と、 転写された残留トナーを、転写ベルトから除去する除去
    手段とから構成されることを特徴とする請求項2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記収集手段は、 残留トナーを吸引することによって、像担持体表面から
    残留トナーを収集する吸引装置であることを特徴とする
    請求項2記載の画像形成装置。
JP10112273A 1997-05-21 1998-04-22 画像形成装置 Pending JPH11305513A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10112273A JPH11305513A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 画像形成装置
US09/082,011 US6192207B1 (en) 1997-05-21 1998-05-20 Image forming apparatus provided with a plurality of image holding components

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10112273A JPH11305513A (ja) 1998-04-22 1998-04-22 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11305513A true JPH11305513A (ja) 1999-11-05

Family

ID=14582584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10112273A Pending JPH11305513A (ja) 1997-05-21 1998-04-22 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11305513A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006017769A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011232729A (ja) * 2010-04-09 2011-11-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2017016072A (ja) * 2015-07-07 2017-01-19 シャープ株式会社 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006017769A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2011232729A (ja) * 2010-04-09 2011-11-17 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2017016072A (ja) * 2015-07-07 2017-01-19 シャープ株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3799763B2 (ja) 画像形成装置
US6192207B1 (en) Image forming apparatus provided with a plurality of image holding components
JP5771556B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
CN101626445B (zh) 图像读取装置和图像形成装置
JP2000050062A (ja) 画像入力装置
JP3804355B2 (ja) 画像形成装置
JP2000158721A (ja) 画像出力処理装置
US7590360B2 (en) Method and apparatus for selecting image forming apparatus having enough toner
US6204867B1 (en) Color image forming apparatus having laser scanner control means
JP3804277B2 (ja) 画像形成装置
JPH11305513A (ja) 画像形成装置
JPH1184766A (ja) 画像形成装置
JP3750301B2 (ja) 画像形成装置
JP4150858B2 (ja) 画像読取装置
JP4042218B2 (ja) 画像形成装置
JP3386981B2 (ja) 画像形成装置
JPH1195568A (ja) 画像形成装置
JP2004104718A (ja) カラー画像形成装置
JP2005215281A (ja) 残留トナー回収方法及び画像形成装置
JPH1195619A (ja) 画像形成装置
JPH1165213A (ja) 画像形成装置
JP3705639B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH1115228A (ja) カラー画像形成装置
JP6784111B2 (ja) 現像装置および画像形成装置
JPH08166713A (ja) 画像形成装置