JPH1115228A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH1115228A
JPH1115228A JP9167592A JP16759297A JPH1115228A JP H1115228 A JPH1115228 A JP H1115228A JP 9167592 A JP9167592 A JP 9167592A JP 16759297 A JP16759297 A JP 16759297A JP H1115228 A JPH1115228 A JP H1115228A
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光 玉垣
Yoichi Shimazawa
耀一 嶋澤
Hideo Matsuda
英男 松田
Shoichiro Yoshiura
昭一郎 吉浦
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/50Picture reproducers
    • H04N1/506Reproducing the colour component signals picture-sequentially, e.g. with reproducing heads spaced apart from one another in the subscanning direction

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量の記憶容量を備えている記憶媒体を用
い、記録装置において記録されるタイミングに応じて各
色の色分解画像情報を読み出すことができるよう記憶管
理する。 【解決手段】 画像データ入力部30により1ラインの
データを取り込み、画像処理部31によりRGBのデー
タを色毎の画像情報に変換する。変換データを、HD3
3bの設定した書き込みアドレスに書き込む。HD33
bの書き込みアドレスを2カウントアップしながら、1
ページ分の画像情報を書き込む。HD33bから2色の
データを同時に読み出す必要がある場合には、各色毎の
データを交互に書き込むことができる。CPU34はタ
ンデム記録部Pa,Pb,Pc,Pdにおける各感光体
記録部のピッチ分づつずれて各色のプリントを実行する
制御を行なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー原稿など
の画像情報を色分解して入力することのできる画像形成
装置において、色分解された画像情報をハードディスク
などの回転型記憶媒体に記憶させ、回転型記憶媒体に記
憶されている画像情報を読み出して画像記録部に転送す
ることでカラー画像を再生するカラー画像記録装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置、例えばカラーデジ
タル複写機においては、スキャナから入力された原稿の
画像に対して所定の画像処理を施してからプリンタ部か
らカラー原稿の出力を行っている。このカラーデジタル
複写機においては、カラー、およびデジタルの特徴を十
分に活用した商品を提供していく必要がある。そこで最
近ではカラー原稿の画像をメモリに記憶させ、カラー画
像を表現力豊かなカラー画像に変更したり、複数のカラ
ー画像を同時に編集するなど多くの編集機能を備えた高
機能の装置となっている。
【0003】例えば、特公平1−45632号公報には
カラー原稿の画像をカラーCCDにより色分解して読み
取り、この読み取られたカラー原稿の色分解画像をメモ
リに記憶させた後、順次読み出しながら記録部にてカラ
ー画像を再生するカラー画像形成装置が記載されてい
る。
【0004】この公報に記載されているカラー画像形成
装置を見ると、カラーCCDにより読み取られたカラー
原稿の色分解画像は、一旦各色のバッファメモリに記憶
され、その後バッファメモリから順次色分解画像情報を
読み出し、この色分解画像情報に基づいて半導体レーザ
により感光体上に各色のトナー像を再生する。そして、
最終的に転写ドラム上の転写材面上に各色のトナー像を
重ね合わせることによりカラー画像を再現する構成とな
っている。
【0005】以上の構成から考えると、現在記録中の色
分解画像情報以外の色画像情報については記録の順番が
来るまで記憶保持しておく必要があり、よって色分解さ
れた各色の画像情報を一時的に記憶させておくバッファ
メモリは、少なくとも複写最大サイズ(A3)分の記憶
容量を有するメモリを備えておく必要がある。また、カ
ラー原稿を忠実に再現するためには、原稿を走査するス
キャナ部の高解像度化が必要不可欠なものとなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この高解像度
のスキャナで読み取ったカラー画像情報は、画像データ
が膨大なものとなり、さらに色分解された画像情報毎に
画像データを記憶しなければならないので、画像データ
を記憶するメモリは大容量のものが必要となる。さら
に、カラー原稿の画像情報に対して特殊な画像処理を施
す場合についても同じことで、解像度変換、倍率変換、
画像の階調変換など画像データ量が増加するような画像
処理を行うと、同じように画像データを記憶するメモリ
は大容量のものが必要となる。また、このようなカラー
デジタル複写機において取り扱われるカラー画像は、色
分解された画像データとして管理されると共に、画質を
追求するためにデジタル画像データ量が膨大なものとな
ってしまう。そのために、最近では従来機以上の大容量
メモリ装置を必要としている。さらに、カラーのデジタ
ル複写機となると、色分解されたY、M、C、さらにY
・M・Cの各色から検出されたBkを記憶するために約
4倍の容量のメモリが必要となる。
【0007】大容量のメモリ装置となると半導体のメモ
リでは、最近価格が下がってきたとはいうものの、それ
なりの容量を有するメモリ装置となるとコスト的に問題
があり、カラーデジタル複写機の製品コスト全体から考
えてみても大きな問題となる。そのためにこのような大
容量のメモリ装置を備えたカラーデジタル複写機として
商品化してみると価格的に高価なものとなってしまい、
市場への普及の妨げとなっているのが現状である。
【0008】本発明は、大容量の記憶容量を備えている
記憶媒体を用い、記録装置において記録されるタイミン
グに応じて各色の色分解画像情報を効率よく読み出すこ
とができるよう記憶管理し、必要とする画像データを効
率よく読み出して記録部に転送することのできるカラー
画像形成装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、カラ
ー画像情報を色分解画像として入力するための入力手段
と、該入力手段により入力された色分解画像情報を色変
換して色変換画像情報とする色変換手段と、前記色変換
画像情報を記憶する回転型記憶媒体と、前記色変換画像
情報を複数組にして前記回転型記憶媒体に書き込む書き
込み手段と、前記回転型記憶媒体から色変換画像情報を
読み出す読み出し手段と、該読み出し手段によって読み
出された色変換画像情報毎に対応した各色の画像情報を
再現するカラー画像形成手段とを備え、前記書き込み手
段は、前記回転型記憶媒体から前記読み出し手段により
同時に読み出すべき色変換画像情報の数に応じて、前記
回転型記憶媒体に対して色変換画像情報が色毎に交互に
書き込まれるようアドレスを設定することを特徴とす
る。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載のカラー
画像形成装置であって、前記書き込み手段は、前記アド
レスを第1のアドレス群と第2のアドレス群に分け、色
変換画像情報に対して第1のアドレス群と第2のアドレ
ス群のアドレスを順次交互に設定することを特徴とす
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1記載のカラー
画像形成装置であって、前記書き込み手段は、前記アド
レスを第1のアドレス群と第2のアドレス群に分け、色
変換画像情報を色により第1画像情報と第2画像情報の
組に分け、第1画像情報は第1のアドレス群、第2画像
情報は第2のアドレス群のアドレスを順次設定すること
を特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1、2又は3記
載のカラー画像形成装置であって、前記読み出し手段
は、前記書き込み手段により設定したアドレスに基づい
て色毎にアドレスを連続設定して、色毎に色変換画像情
報を連続的に読み出し、該色に対応したカラー画像形成
手段に送出することを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1記載のカラー
画像形成装置であって、前記書き込み手段は、各色の色
変換画像情報が書き込まれる領域のアドレスを色毎に設
定管理し、前記読み出し手段は、アドレスを連続的に設
定して色変換画像情報を読み出し、前記書き込み手段に
設定されたアドレス領域に基づき、色変換画像情報がど
の色に対応した情報であるかを判断して、該色に対応し
たカラー画像形成手段に送出することを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、カラー画像情報を色分
解画像として入力するための入力手段と、該入力手段に
より入力された色分解画像情報を色変換して色変換画像
情報とする色変換手段と、前記色変換画像情報を記憶す
る回転型記憶媒体と、前記色変換画像情報を複数組にし
て前記回転型記憶媒体に書き込む書き込み手段と、前記
回転型記憶媒体から色変換画像情報を読み出す読み出し
手段と、該読み出し手段によって読み出された色変換画
像情報毎に対応した各色の画像情報を再現するカラー画
像形成手段とを備え、前記回転型記憶媒体は、画像形成
時の奇数番目に形成される色変換画像情報の組と、画像
形成時の偶数番目に形成される色変換画像情報の組をそ
れぞれの組ごとに記憶する独立した複数の記録媒体から
なり、前記書き込み手段は、色変換画像情報をその組に
対応した前記回転型記憶媒体に書き込み、前記読み出し
手段は、前記カラー画像形成手段が画像形成する際に必
要とする順に前記回転型記憶媒体から色変換画像情報を
読み出すことを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項6記載のカラー
画像形成装置であって、前記複数の回転型記憶媒体の画
像情報の書き込み時間及び読み出し時間がほぼ同じであ
ることを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項6記載のカラー
画像形成装置であって、前記カラー画像形成手段は、各
色毎に画像を再現するように順に配列された複数の画像
形成手段からなり、前記書き込み手段は、前記回転型記
憶媒体のそれぞれに対し、前記画像形成手段の配列順に
従って、該画像形成手段に必要とされる色変換画像情報
を順に記憶させることを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項6記載のカラー
画像形成装置であって、前記入力手段は、原稿画像面を
走査することにより原稿の画像を色分解して読み取る走
査型のカラースキャナであり、前記書き込み手段は、前
記入力手段の走査毎により得られた色変換画像情報を前
記回転型記憶媒体のそれぞれに書き込みことを特徴とす
る。
【0018】請求項10の発明は、請求項6記載のカラ
ー画像形成装置であって、前記カラー画像形成手段は、
各色毎に画像を再現するように順に配列された第1ない
し第4の画像形成手段からなり、前記回転型記憶媒体
は、第1の記憶媒体と第2の記憶媒体からなり、前記書
き込み手段は、前記第1の記憶媒体には第1及び第3の
画像形成手段において必要とされる色変換画像情報を記
憶させ、前記第2の記憶媒体には第2及び第4の画像形
成手段に必要とされる色変換画像情報を記憶させること
を特徴とする。
【0019】請求項1、2及び3の発明において、回転
型記憶媒体から読み出し手段により同時に読み出すべき
色変換画像情報の数に応じて、回転型記憶媒体に対して
色変換画像情報が色毎に交互に書き込まれるようアドレ
スを設定する。したがって、画像形成の際に同時に複数
の色の色変換画像情報を読み出す必要があるとき、画像
情報を交互に記憶媒体上に配列することができる。この
ため、複数の色の色変換画像情報をほぼ同次に読み出す
ことができ、高速読み出しが可能となる。
【0020】請求項4及び5の発明において、読み出し
手段が回転型記憶媒体に書き込まれた色変換画像情報
を、連続的にアドレスを設定して読み出し、高速読み出
しが可能となる。特に、請求項4では、色毎に画像情報
を読み出すので、各色による処理管理が行いやすい。請
求項5では、アドレスを連続的に設定して画像情報を読
み出すので、処理が途切れることがなく、効率的に処理
が行える。
【0021】請求項6の発明において、入力された色分
解画像情報を色変換してカラー画像形成手段において記
録される画像情報の必要とされる順番を考慮して、それ
ぞれの回転記憶媒体に記憶管理する。したがって、各回
転型記憶媒体から、独立に高速書き込みおよび高速読み
出しが可能となる。このため、データ量としても大きな
高画質のカラー画像を高速で効率よく処理することがで
きる。また、独立した複数の回転型記憶媒体に色変換画
像情報を記憶させるので、画像情報の書き込み処理と読
み出し処理が一致しないように考慮することができ、効
率よく大量の画像情報を書き込み、読み出し処理ができ
る。
【0022】請求項7の発明において、複数の回転型記
憶媒体の画像情報の書き込み時間及び読み出し時間がほ
ぼ同じである。したがって、回転型記憶媒体に対する画
像情報の書き込み及び読み出しがほぼ同等の制御タイミ
ングで管理でき、制御が簡略化でき、また処理が停滞し
てしまうこともない。
【0023】請求項8の発明において、書き込み手段
は、回転型記憶媒体のそれぞれに対し、前記画像形成手
段の配列順に従って、該画像形成手段に必要とされる色
変換画像情報を順に記憶させる。したがって、画像情報
を記憶順に読み出して画像形成手段に転送すればよく、
効率的処理が可能となる。
【0024】請求項9の発明において、複数の回転記憶
媒体に画像情報をそれぞれに記憶管理させる構成とした
ので、スキャナにて読み取られた画像情報の記憶する処
理、および画像情報を読み出して転送する際の処理が出
来るだけ一致してしまうことがないように考慮され、装
置の処理が停滞することもない。
【0025】請求項10に発明において、第1の記憶媒
体には第1及び第3の画像形成手段において必要とされ
る色変換画像情報を記憶させ、前記第2の記憶媒体には
第2及び第4の画像形成手段に必要とされる色変換画像
情報を記憶させる。したがって、画像情報の記憶する処
理、および画像情報を読み出して転送する際の処理が効
率よく行われる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係
る画像形成装置であるカラーデジタル複写機の構成を示
す概略正面断面図である。複写機本体1の上面には、原
稿台2及び操作パネルが設けられていると共に、原稿台
2の上面には該原稿台2に対して開閉可能な状態で支持
され、原稿台2面に対して所定の位置関係をもって自動
原稿送り装置3が装着されている。さらに、この複写機
本体1の内部には画像読み取り部である原稿走査体4及
び画像形成部10が構成されている。
【0027】まず、自動原稿送り装置3は、複写機本体
1の上面において原稿台2上に装着されており、両面原
稿に対応した両面自動原稿送り装置3である。原稿Aの
一方の面が原稿台2に対し、所定位置において対向する
ように原稿Aを搬送する。この一方の面についての画像
読み取りが終了した後に、他方の面が原稿台2に対し所
定位置において対向するよう原稿Aを反転して原稿台2
に向かって搬送する。
【0028】そして、1枚の原稿について両面の画像読
み取りが終了した後に、この原稿を排出し、次の原稿に
ついての両面搬送動作を実行する。なお、以上の原稿A
の搬送および表裏反転の動作は、複写機全体の動作に関
連して制御されるものである。また、両面自動原稿送り
装置3により原稿台2上に搬送されてきた原稿Aの画像
を読み取るために、原稿台2の下方には、該原稿台2の
下面に沿って平行に往復移動する原稿走査体4が配置さ
れている。
【0029】この原稿走査体4は、第1の走査ユニット
5と、第2の走査ユニット6と、光学レンズ7と、光電
変換素子7とから構成されている。第1の走査ユニット
5は、原稿画像面を露光する露光ランプと原稿からの反
射光像を所定の方向に向かって偏向する第1ミラーとか
らなり、原稿台下面にあって、一定の距離を保ちながら
所定の走査速度で平行往復移動する。第2の走査ユニッ
ト6は、第1の走査ユニット5と一定の速度関係をもっ
て平行往復移動する第2・第3ミラーからなり、第1の
走査ユニット5の第1ミラーにより偏向された原稿から
の反射光像をさらに所定の方向に向かって偏向する。光
学レンズ7は、第2の走査ユニットの第3ミラーにより
偏向された原稿からの反射光像を縮小して、所定の位置
に光像を結像させる。光電変換素子であるカラーCCD
30aは、光学レンズ7により縮小された光像が結像さ
れ光像を順次光電変換して原稿からの反射光像を電気信
号として出力する。このカラーCCD30aにより電気
信号に変換された原稿画像情報は、さらに後述する画像
処理部31に転送され画像データとして所定の処理が施
される。
【0030】次に複写機本体1の下部側に位置する画像
形成部10について説明する。図1に示す画像形成部1
0内の下側には、給紙機構11が設けられており、用紙
トレイ内に積載収容されている用紙を1枚ずつ分離して
記録部側に向かって供給する。そして1枚ずつ分離供給
された用紙は、画像形成部10の手前に配置されたレジ
ストローラ対12によりタイミング制御されて搬送され
る。両面印刷の場合には、用紙は、画像形成部10とタ
イミングをとって再供給搬送される。
【0031】画像形成部10の下方には、略平行にのび
た転写搬送ベルト機構13が配置されている。この転写
搬送ベルト機構13は、駆動ローラ14と従動ローラ1
5などの複数のローラ間に張架された転写搬送ベルト1
6に用紙を静電吸着させて搬送する構成となっている。
【0032】さらに転写搬送ベルト機構13の下流側に
は、用紙上に転写形成されたトナー像を用紙上に定着さ
せるための定着装置17が配置されている。用紙は、こ
の定着装置17の定着ローラニップ間を通過し、搬送方
向切り換えゲート18を経て排出ローラ19により装置
外壁に取り付られている排紙トレイ20上に排出され
る。
【0033】なお、切り換えゲート18は定着後の用紙
を装置外へと排出するか、再び画像形成部10に向かっ
て再供給するか選択的に用紙の搬送経路を切り換えるも
のである。用紙は、この切り換えゲート18により再び
画像形成部10に向かって搬送方向を切り換えられ、ス
イッチバック搬送経路21を介して表裏反転の後、画像
形成部10へと再度供給される。
【0034】また、駆動ローラ14と従動ローラ15な
どにより、略平行に張架された転写搬送ベルト16の上
側には、該転写搬送ベルト16に近接して搬送経路上流
側から順に第1、第2、第3、第4の画像形成ステーシ
ョンPa,Pb,Pc,Pdが並設されている。そし
て、転写搬送ベルト16は、駆動ローラ14によって、
図1において矢印Zで示す方向に摩擦駆動され、前にも
述べたように上記給紙機構11を通じて給送される転写
材である用紙を担持する。そして、用紙を上述した画像
形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdへと順次搬送
する。
【0035】各画像ステーションPa,Pb,Pc,P
dは、実質的に同一の構成を有し、図1に示す矢印F方
向に回転駆動される感光体ドラム22a,22b,22
c,22dを含む構成である。各感光体ドラム22a,
22b,22c,22dの周辺には、感光体ドラムを一
様に帯電する帯電器23a,23b,23c,23d,
と、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像する現
像装置24a,24b24c、現像されたトナー像を用
紙へ転写する転写用放電器25a,25b,25c,2
5dと、感光体ドラム上に残留するトナーを除去するク
リーニング手段26a,26b,26c,26dが、感
光体ドラム22a,22b,22c,22dの回転方向
に沿って順次配置されている。
【0036】また、各感光体ドラム22a,22b,2
2c,22dの上方には、画像データに応じて変調され
たドット光を発する半導体レーザ素子と、半導体レーザ
素子からの光を主走査方向に偏向させるための偏向装置
と、偏向装置により偏向されたレーザ光を感光体表面に
結像させるためのfθレンズなどから構成されるレーザ
ービームスキャナユニット27a,27b,27c.2
7dがそれぞれ設けられている。
【0037】レーザービームスキャナ27aにはカラー
原稿画像のイエロー成分像に対応する画素信号が入力さ
れ、レーザービームスキャナ27bにはカラー原稿画像
のマゼンタ成分像に対応する画素信号が入力され、レー
ザービームスキャナ27cにはカラー原稿画像のシアン
成分像に対応する画素信号が入力され、そして、レーザ
ービームスキャナ27dにはカラー原稿画像のブラック
成分像に対応する画素信号が入力される。
【0038】これにより各記録部の感光体ドラム22
a,22b,22c,22d上には色変換された原稿画
像情報に対する静電潜像が形成される。各記録部の上記
現像装置27aにはイエロー色のトナーが、現像装置2
7bにはマゼンタ色のトナーが、現像装置27cにはシ
アン色のトナーが、現像装置27dにはブラック色のト
ナーが、それぞれ収容されているので、各記録部におい
て色変換された原稿画像情報が各色のトナー像として再
現される。
【0039】また、第1の画像形成ステーションPaと
給紙機構11との間には用紙吸着用(ブラシ)帯電器2
8が設けられており、この吸着用帯電器28は転写搬送
ベルト16の表面を帯電させ、給紙機構11から供給さ
れる転写材である用紙を上記搬送ベルト16上に確実に
吸着させた状態で第1の画像形成ステーションPaから
第4の画像形成ステーションPdの間をずれることなく
搬送させる。
【0040】一方、第4の画像ステーションPdと定着
装置17との間で駆動ローラ14のほぼ真上部には除電
器(図示されず)が設けられており、この除電器には、
搬送ベルト16に静電吸着されている用紙を分離するた
めの交流電流が、印加されている。
【0041】上記構成のカラーデジタル複写機におい
て、転写材としてカットシート状の用紙が使用され、こ
の転写材が給紙カセットから送り出されて給紙機構11
の給紙搬送経路のガイド内に供給されると、その転写材
の先端部分が上記センサー(図示せず)にて検知され、
このセンサから出力される検知信号によって一旦転写財
はレジストローラ対12により停止する。そして、各画
像ステーションPa,PbPc,Pdとタイミングをと
って、図1の矢印Z方向に回転している搬送ベルト16
側に送られる。このとき先に述べた吸着用帯電器28に
より搬送ベルト16は所定の帯電が施されているので、
各画像ステーションPa,Pb,Pc,Pdを通過する
間、安定搬送供給されることとなる。
【0042】各画像ステーションPa,Pb,Pc,P
dにおいては、各色のトナー像が上記構成によりそれぞ
れ形成され、上記搬送ベルト16により静電吸着搬送さ
れる転写材の支持面上に重ね合わされる。第4の画像ス
テーションPdによる画像の転写が完了すると、転写材
の先端部分から除電用放電器により搬送ベルト16上か
ら剥離され定着装置17へと導かれる。そして、最後
に、トナー画像が定着された転写材は、転写材排出口か
ら排紙トレイ20上へと排出される。
【0043】(画像処理部の回路説明)次に、カラーデ
ジタル複写機に搭載されているカラー画像情報の画像処
理装置の構成および機能を説明する。図2は、カラーデ
ジタル複写機に含まれている画像処理装置のブロック構
成図である。このデジタル複写機に含まれている画像処
理装置は、画像データ入力部30、画像処理部31、画
像データ出力部32、ハードディスク装置等から構成さ
れる画像メモリ33、中央処理装置(CPU)34、画
像編集部35、および外部インターフェイス部36から
構成されている。
【0044】画像データ入力部30は、図1にも示され
ているカラー原稿画像を読み取りRGBの色成分に色分
解したラインデータを出力することの出来る3ラインの
カラーCCD30a、カラーCCD30aにて読み取ら
れたラインデータのライン画像レベルを補正するシェー
ディング補正回路30b、前記ラインデータのずれを補
正するラインバッファなどのライン合わせ部30c、各
色の前記ラインデータの色データを補正するセンサ色補
正部30d、各画素の信号の変化にめりはりを持たせる
よう補正するMTF補正部30e、画像の明暗を補正し
て視感度補正を行うγ補正部30fなどから成る。
【0045】画像処理部31は、色空間補正回路31
a、マスキング回路31b、黒検出回路31c、下色除
去・黒添加回路(UCR・BP)31d、濃度処理回路
31e、変倍処理回路31f、分離・スクリーン回路3
1gなどから成っている。
【0046】ここで、色空間補正回路31aは、画像デ
ータ入力部30あるいは後述するインターフェイス部3
6を介して入力されるカラー画像信号の色再現域を、記
録装置におけるカラートナーによる色再現域に補正す
る。マスキング回路31bは、入力される画像データの
RGB信号を記録装置の各記録部に対応したYMC信号
に変換する。黒検出回路31cは、画像データ入力部3
0あるいは後述するインターフェイス部36を介して入
力されるカラー画像のRGB信号から黒成分を検出す
る。下色除去・黒添加回路31dは、マスキング回路3
1bから出力されるYMC信号に基づいて黒検出回路3
1cから出力される黒成分信号を添加する黒添加処理を
行う。濃度処理回路31eは、濃度変換テーブルに基づ
いてカラー画像信号の濃度を調整する。変倍処理回路3
1fは、設定されている倍率に基づいて入力された画像
情報を倍率変換する。分離・スクリーン回路31gは、
入力画像データから画像情報中の文字・写真・網点領域
を検出して領域分離すると共に画像の出力パターンを決
定する。
【0047】画像データ出力部32は、各色の画像デー
タに基づいてパルス幅変調を行うレーザコントロールユ
ニット32a、レーザコントロールユニット(LCU)
32aから出力される各色の画像信号に応じたパルス幅
変調信号に基づいてレーザ記録を行う各色のレーザスキ
ャナユニット(LSU)32b,32c,32d,32
eからなる。
【0048】画像メモリ33は、画像処理部31から出
力される8ビット4色(32ビット)の画像データを順
次受け取り、バッファに一時的に貯えながら32ビット
のデータから8ビット4色の画像データに変換してハー
ドディスクに分割管理させるために出力するハードディ
スクコントロールユニット(HDCU)33aと、8ビ
ット4色の画像データを色毎の画像データとして記憶管
理する4基のハードディスク(HD)33b,33c,
33d,33eからなる。ここで、HDを4基としてい
るが、これは最大4基ということであって、後述する実
施形態に示すようにHD数を1、2、4基の備えたもの
がある。
【0049】中央処理装置(CPU)34は、画像デー
タ入力部30、画像処理部31、画像データ出力部3
2、画像メモリ33、さらに後述する画像編集部35、
および外部インターフェイス部36を所定のシーケンス
に基づいてコントロールするものである。
【0050】また画像編集部35は、画像データ入力部
30、画像処理部31、あるいは後述するインターフェ
イス部36を経て一旦画像メモリ33に記憶された画像
データに対して、所定の画像編集を施すためのものであ
る。さらにインターフェイス部36は、デジタル複写機
とは別に設けられた外部の画像入力処理装置からの画像
データを受け入れるための通信インターフェイス手段で
ある。外部入力とは、例えば、図2に示すように、FA
X、スキャナー、ビデオ、ネットワークからの画像デー
タの入力である。
【0051】なお、このインターフェイス部36から入
力される画像データも、一旦画像処理部31に入力して
色空間補正などを行うことで、デジタル複写機の画像メ
モリ33で取扱うことのできるデータレベルに変換し
て、ハードディスク33b,33c,33d,33eに
記憶管理されることとなる。
【0052】(デジタル複写機全体の制御構成の説明)
図3は,デジタル複写機の装置のブロック図であり、各
部をCPU34により動作管理している状態を示す図で
ある。画像データー入力部30、画像処理部31、画像
データー出力部32、画像メモリー33、及びCPU3
4は、図2と重複するので説明は省略する。
【0053】CPU34は、ADF40、ソータ部4
1、スキャナー部42、レーザプリンター部43、デス
ク関係部44などデジタル複写機を構成する各駆動機構
部をシーケンス制御により管理すると共に、各部へ制御
信号を出力している。さらにCPU34には、操作パネ
ルからなる操作基板ユニット37が相互通信可能な状態
で接続されており、操作者が設定入力した複写モードに
応じて制御信号をCPU34に転送して、デジタル複写
機をモードに応じて動作させるようになっている。
【0054】また、CPU34からは、デジタル複写機
の動作状態を示す制御信号を操作基板ユニット37へと
転送される。操作基板ユニット37側では、この制御信
号により装置が現在どのような状態にあるのか操作者に
示すように表示部などにより動作状態を表示するように
なっている。画像データー通信ユニット36は、図2で
も説明したように画像情報および画像制御信号など他の
デジタル画像機器との情報通信を可能にするために設け
られている。
【0055】次に、HDに画像情報を一旦記憶させ、そ
の画像情報を読み出して画像形成を行う本発明の実施形
態について説明する。
【0056】(第1実施形態)第1実施形態は、図2に
おいてHDを1基(33b)備えたカラーデジタル複写
機である。図4及び図5は第1実施形態におけるCPU
のHDに対する書き込み動作を示すフローチャートであ
る。
【0057】まず図4において、原稿走査(スキャン)
時の制御について説明すると、HD33bの書き込みア
ドレスを設定し(ステップS10)、原稿の走査をスタ
ートさせる(ステップS11)。まず、画像読み取り部
である原稿走査体4のCCD30aに原稿からの反射光
像を結像させる。
【0058】次に画像データ入力部30により1ライン
のデータを取り込み(ステップS12)、画像処理部3
1によりRGBのデータをYに変換する(ステップS1
3)。このYの変換データを、HD33bの設定した書
き込みアドレスに書き込む(ステップS14)。
【0059】さらにHD33bの書き込みアドレスを2
カウントアップし(ステップS15)、1ページの書き
込み完了か否かを判定する(ステップS16)。以上の
ステップS12からS16を繰り返し1回目の原稿走査
でのYデータ1ページ分のHD33bへの書き込みを行
う。
【0060】1ページの画像データの書き込みが完了す
ると、原稿走査をストップさせて原稿走査開始位置に向
かって原稿走査体4をリターンさせ(ステップS1
7)、原稿走査体4の走査開始位置に対するリターンの
完了を待つ(ステップS18)。以下同様に2回目の原
稿走査では、ステップS19からS26でMデータ1ペ
ージ分のHD33bへの書き込みを行い、図5に示すよ
うに3回目の原稿走査ではステップS27からS34で
Cデータ1ページ分のHD33bへの書き込みを行う。
そして4回目の原稿走査によりステップS35からS4
1でKデータ1ページ分のHD33bへの書き込みを行
う。以上のように、4回の原稿走査を行いながら、カラ
ー原稿画像からYMCKのデータを作成し、HD33b
へ原稿1ページ分の画像情報を書き込む。
【0061】全原稿に対する読み取り走査の完了を判定
し(ステップS42)、NOであれば原稿を交換し(ス
テップS43)、ステップS10へ戻り、1枚目の原稿
と同様に次ページの原稿の読み取り走査を行う。また、
YESであれば、以降の原稿の読み取り走査を終了す
る。
【0062】次に、書き込みアドレスの設定について説
明する。図6は、原稿走査による画像データの読み込み
を示すタイミングチャート、図7は、HD上の画像デー
タの書き込み順を示す説明図、図8は、画像データをH
Dから読み出すタイミングチャートである。
【0063】ここで、デジタル複写機は、スキャン速度
(原稿走査体4の移動速度)とプリント速度(用紙の搬
送速度)が一致しているとする。図6〜8のタンデムの
ピッチとは、画像形成ステーション(タンデム記録部)
Pa〜Pdの1ピッチ分を用紙が通過する時間を表して
いる。
【0064】書き込みアドレスを設定する場合、図8に
示すように、所定の間隔をおいて配置されたタンデム記
録部Pa〜Pdのピッチを考慮し、各タンデム記録部P
a〜Pdのプリントタイミングに合わせて、画像データ
を読み出せるようにHD33bに書き込む必要がある。
まず、図6に示すように、YMCKの画像データを読み
込むため、原稿を4回スキャンする。1回のスキャンに
要する時間は、タンデム記録部の1ピッチより多く且つ
2ピッチ未満の距離を、用紙が移動する時間である。図
8に示すように、MCKの色印刷時には、同時に2つの
タンデム記録部が印刷を行っている期間がある。そのた
め、同時に2色の画像データを読み出す必要があるた
め、スキャン順に画像データをHD33bに書き込み、
それを順に読み出したのでは対応できない。
【0065】そこで、HD33bの書き込みアドレスを
設定する場合(ステップS15/23/31/39)、
HD33bの書き込みアドレスの2カウントアップを行
う。こうすることで、HD33bから2色のデータを同
時に読み出す必要がある場合には、図7に示すように、
各色毎のデータを交互に書き込むことができる。
【0066】このようにアドレス値を設定する際に、ア
ドレス値に2カウントアップを行い先行する色のデータ
と後続する色のデータが同時に読み出す必要があるタイ
ミングの領域であっても、先行する色のデータの隙間の
アドレスに後続する色のデータが重なることなく書き込
まれるので、効率よく各色の画像データを交互に読み出
すことが可能となる。
【0067】次に図9及び図10は、第1実施形態にお
けるプリントアウト時のCPU動作を示すフローチャー
トである。まず、最初に各色毎のHD33bの読み出し
アドレスを設定する(ステップS50)。次に、HD3
3bから1ライン分のデータを読み取り(ステップS5
1)、HD33bの<Y>アドレスを2カウント分カウ
ントアップする(ステップS52)。<Y>のレーザス
キャンユニットPaに画像データを書き込み(ステップ
S53)、次にMの書き込みラインを判定する(ステッ
プS54)。Mの書き込みラインでなければ、ステップ
S51に戻り、Mの書き込みラインであれば、ステップ
S55に進む。以上のステップS51からS54を繰り
返しYのプリントアウトを実行する。
【0068】続いてHD33bより2ライン分のデータ
を読み取り(ステップS55)、HD33bのアドレス
を2カウント分カウントアップして(ステップS5
6)、奇数(Odd)ラインの画像データをレーザ<Y
>へ書き込み(ステップS57)、偶数(Even)ラ
インの画像データをレーザ<M>へ書き込む(ステップ
S58)。そして、Cの書き込みラインを判定する(ス
テップS59)。Cの書き込みラインでなければ、ステ
ップS55に戻り、Cの書き込みラインであれば、ステ
ップS60(図10参照)に進む。以上のステップS5
5からS59を繰り返しYとMのプリントを実行する
【0069】以下同様に、図10に示すように、ステッ
プS60からS64でCとMのプリントを実行し、ステ
ップS65からS69でCとKのプリントを実行する。
尚ステップS69は1ページの終了としてKの書き込み
完了を判定する。次に全ページの完了を判定し(ステッ
プS70)、NOであればステップ50へ戻り、次ペー
ジの画像のプリントアウトを行い、YESであればプリ
ントアウトを終了する。
【0070】図8は、画像データを1基のHDから読み
出すタイムチャートであり、CPU34はタンデム記録
部Pa,Pb,Pc,Pdにおける各感光体記録部のピ
ッチ分づつずれて各色のプリントを実行する制御を行な
っている。
【0071】また、プリントアウト時のCPU動作の他
の例を示す。図11は、このCPU動作を示すフローチ
ャートである。HD33b第1色目の色変換画像情報が
記憶されているアドレス値を設定する(ステップS20
0)。これに伴って、各色の色変換画像情報のアドレス
領域も、書き込みアドレスにしたがって設定しておく
(ステップS201)。HD33bより、1ライン分の
データを読み出す(ステップS202)。データを読み
出したアドレスから、何色(Y,M,C,B)のアドレ
ス領域かを確認し(ステップS203〜S206)、該
当する色のレーザにデータを書き込む(ステップS20
8〜S211)。HD33bの読み出しアドレスに1を
加え、ステップS202に戻る。
【0072】どの色のアドレス領域かを特定できなかっ
た場合には1ページが完了しているかを確認し、完了し
ていない場合はステップS212に進む。完了している
場合は、ステップS213に進み、全ページが完了して
いるかを確認して、完了していなければ次頁の読み出し
アドレスを設定し(ステップS214)、ステップS2
01に戻る。完了していれば、動作は終了する。
【0073】この読み出し方法では、データをアドレス
順に読み出すだけでよく、高速読み出しが可能となり、
高速印刷が達成できる。
【0074】(第2実施形態)第2実施形態は、図2に
おいてHDを2基(33b,33c)備えたカラーデジ
タル複写機である。図12は、第2実施形態におけるC
PUのHDに対する書き込み動作を示すフローチャート
である。
【0075】まず、図12において、原稿走査時の走査
制御について説明すると、最初にHD33b,33cの
書き込みアドレスを設定(ステップS80)し、原稿走
査体4による原稿のスキャンをスタートさせる(ステッ
プS81)。次に、画像データ入力部30に1ライン分
のデータを取り込み(ステップS82)、RGBのデー
タに基づいて画像処理部31においてYに変換し(ステ
ップS83)、次に、RGBのデータに基づいてMに変
換する(ステップS84)。YのデータをHD33bに
書き込む(ステップS85)。その一方で、Mのデータ
をHD33cに書き込む(ステップS86)。さらにH
D33bとHD33cの書き込みアドレスをそれぞれ1
カウント分カウントアップして(ステップS87)、1
ページ分の画像データの書き込みの完了を判定する(ス
テップS88)。書き込みが完了していなければステッ
プS82に戻り、書き込みが完了しているとステップS
89に進む。
【0076】以上のステップS82からS88を繰り返
し、1回目のスキャンで、Yデータの1ページ分をHD
33bへ書き込み、Mデータの1ページ分をHD33c
へ書き込む。そして、1ページ分のYとMのデータの書
き込みが完了すると、原稿走査体4の原稿台2に沿った
往動を停止させ、所定の走査開始位置に向かって復動さ
せる(ステップS89)。次に、原稿走査体4のリター
ン完了を待って(ステップS90)、以下1回目の走査
と同様に2回目の走査は、ステップS91からS100
でCデータの1ページ分をHD33bへ書き込み、Kデ
ータの1ページ分をHD33cへ書き込む。
【0077】以上のように原稿走査体4を2回走査させ
て原稿の画像情報を読み取り、YMCKのデータをそれ
ぞれ作成し、HD33bとHD33cに対して、各色の
画像データを順次記憶させる。そして、全原稿に対する
原稿走査体4によるスキャンの完了を判定し(ステップ
S101)、NOであれば原稿を交換し(ステップS1
02)、ステップS80へ戻り、次ページの読み取り走
査を行う。YESであれば原稿の読み取り走査を終了す
る。
【0078】図13は、1回目の原稿走査と2回目の原
稿走査による画像データの読み込みとを示すタイムチャ
ートであり、図14は、HD上での画像データの書き込
み順を示す説明図である。
【0079】図13で示しているように、1回目の原稿
走査で第一(Y)と第二(M)の画像情報を、2回目の
原稿走査で第三(C)と第四(K)の画像情報をそれぞ
れ読み取る。そして、図14に示すように、1回目の原
稿走査で読み取った第一(Y)の画像情報をHD33b
に、第二(M)の画像情報をHD33cに記録する。2
回目の原稿走査で読み取った第三(C)の画像情報をH
D33bに、第四(K)の画像情報をHD33cに記憶
する。
【0080】次に、図15は、第2実施形態におけるプ
リントアウト時のCPU動作を示すフローチャートであ
る。HD33b,33cの読み出しアドレスを設定する
(ステップS110)。次にHD33bより1ライン分
のデータを読み取り(ステップS111)、HD33b
のアドレスを1カウント分カウントアップして(ステッ
プS112)、レーザ<Y>へ書き込む(ステップS1
13)。一方でMの書き込みラインを判定している(ス
テップS114)。Mの書き込みラインでなければ、ス
テップS111に戻り、Mの書き込みラインであれば、
ステップS115に進む。以上のステップS111から
S114を繰り返してYのプリントを実行する。
【0081】続いて、HD33cより、1ライン分のデ
ータを読み取り(ステップS115)、HD33cの読
み出しアドレスを1つカウントアップして(ステップS
116)、レーザ<M>へ書き込み(ステップS11
7)、Cの書き込みラインを判定する(ステップS11
8)。以上のステップS111からS118を繰り返
し、YとMのプリントを実行する。
【0082】以下同様に、ステップS115からS12
2でCとMのプリントを実行し、ステップS119から
S126でCとKのプリントを実行する。尚ステップS
126は1ページの終了としてKの書き込み完了を判定
する。次に全ページの完了を判定し(ステップS12
7)、NOであればステップSへ戻り次のページのプリ
ントアウトを行い、YESであればプリントアウトを終
了する。
【0083】図16は、画像データを2基のHDから読
み出すタイムチャートであり、2基のHDを用いてタン
デム記録装置における複数の感光体記録部のピッチ分づ
つずれて各色のプリントアウトを実行する制御を行って
いる。
【0084】(第3実施形態)第3実施形態は、図2に
おいてHDを4基(33b,33c,33d,33e)
備えたカラーデジタル複写機である。図17は、第3実
施形態におけるCPUのHDに対する書き込み動作を示
すフローチャートである。
【0085】まず図17において、原稿画像スキャン時
の制御を説明すると、まず最初にHD33b,33c,
33d,33eの書き込みアドレスを設定し(ステップ
S130)、原稿走査体4による原稿走査をスタートさ
せる(ステップS131)。次に1ライン分のデータを
取り込み(ステップS132)、RGBのデータをYに
変換し(ステップS133)、RGBのデータをMに変
換し(ステップS134)、RGBのデータをCに変換
し(ステップS135)、RGBのデータをKに変換し
(ステップS136)、順次処理を行う。続いて、Yの
データをHD33bに書き込み(ステップS137)、
MのデータをHD33cに書き込み(ステップS13
8)、CのデータをHD33dに書き込み(ステップS
139)、KのデータをHD33eに書き込む(ステッ
プS140)。さらにHD33b,33c、33d、3
3eの書き込みアドレスをそれぞれ1カウント分カウン
トアップしながら(ステップS141)、1ページの書
き込み完了を判定する(ステップS142)。
【0086】以上のステップS132からS142を繰
り返してYデータ1ページ分のHD33bへの書き込
み、Mデータ1ページ分のHD33cへの書き込み、C
データ1ページ分のHD33dへの書き込み、Kデータ
1ページ分のHD33eへの書き込みをそれぞれ行う。
【0087】1ページ分のデータの書き込みが完了する
と、スキャナをストップさせ、所定の走査開始位置まで
リターンさせる(ステップS143)。そして所定の走
査開始位置へのリターン完了を待って(ステップS14
4)、所定の走査開始位置にスキャナが戻ってくるとス
キャナを停止させる。以上の動作により1回のスキャン
でYMCKのデータを作成し、HD33b,33c,3
3d,33eのそれぞれに1ページ分の画像情報を記憶
させる。
【0088】次に、全原稿に対するスキャンが完了した
かを判定し(ステップS145)、NOであれば原稿を
交換して(ステップS146)、ステップ130へ戻っ
て次ページの原稿のスキャンを同様に行い、またYES
であれば原稿走査体4による原稿のスキャンを終了す
る。
【0089】図18は、原稿走査による画像データの読
み込みを示すタイミングチャート、図19は、HD上の
画像データの書き込み順を示す説明図である。
【0090】図18で示している様に、複数のHD33
b,33c,33d,33eを用いて各色の画像データ
をそれぞれが記憶管理する場合、それぞれのHD33
b,33c,33d,33eが同等の特性をもつものと
する事で、画像データの書き込み・読み出しタイミング
がほぼ同様のタイミングで効率よく並行処理されるの
で、画像形成装置の性能を最大限に発揮することが可能
となる。
【0091】又複数台のHDを用いて各色の画像データ
をそれぞれが記憶管理する場合、一定レベル以上、すな
わち画像形成装置において処理される画像形成処理速度
以上の特性を持ったHDを選択して採用することで画像
形成装置の性能のバランスを取ることが可能となる。
【0092】次に、図20は、第1実施形態におけるプ
リントアウト時のCPU動作を示すフローチャートであ
る。まずHD33b,33c,33d,33eの読み出
しアドレスの設定を行い(ステップS150)、次にY
の書き込みラインを判定する(ステップS151)。Y
の書き込みラインであれば、HD33bより1ラインの
データを読み取り(ステップS152)、HD33bの
アドレスを1カウント分カウントアップして(ステップ
S153)、レーザ<Y>へ書き込みを行う(ステップ
S154)。続いてMの書き込みラインを判定し(ステ
ップS155)、Mの書き込みラインであればHD33
cのデータをレーザ<M>へ書き込む(ステップS15
6〜158)。
【0093】さらにCの書き込みラインを判定し(ステ
ップS159)、Cの書き込みラインであればHD33
dのデータをレーザ<C>へ書き込む(ステップS16
0〜162)。さらにKの書き込みラインを判定して
(ステップS163)、Kの書き込みラインであればH
D4のデータをレーザ<K>へ書き込む(ステップS1
64〜S166)。そして最後にKの書き込みライン後
に全ページの完了を判定して(S167)、NOであれ
ばステップS151へ戻ってプリントを続行し、YES
であればプリントアウトを終了する。
【0094】図21は、画像データを4基のHDから読
み出すタイムチャートであり、4基のHDを用いてタン
デム記録部Pa,Pb,Pc,Pdにおける各感光体記
録部間のピッチ分づつずれて各色のプリントを実行する
よう制御を行っている。
【0095】
【発明の効果】請求項1、2及び3の発明によれば、前
記回転型記憶媒体から前記読み出し手段により同時に読
み出すべき色変換画像情報の数に応じて、前記回転型記
憶媒体に対して色変換画像情報が色毎に交互に書き込ま
れるようアドレスを設定するので、画像形成の際に同時
に複数の色の色変換画像情報を読み出す必要があると
き、ほぼ同時に複数の色の色変換画像情報を読み出すこ
とができるように、大容量の画像情報を記憶管理するこ
とができる。このため、複数の色の色変換画像情報の高
速読み出しが可能となって、カラー画像の高速形成が可
能となる。
【0096】請求項4及び5の発明によれば、読み出し
手段が回転型記憶媒体に書き込まれた色変換画像情報
を、連続的にアドレスを設定して読み出すので、回転型
記憶媒体に対し高速読み出しが可能となる。
【0097】請求項6に記載されている発明によれば、
入力された色分解画像情報を色変換してカラー画像形成
手段において記録される画像情報の必要とされる順番を
考慮して、それぞれの回転記憶媒体に記憶管理する構成
としたので、必要最小限の回転記憶媒体において高速書
き込みおよび高速読み出しが可能となって、データ量と
しても大きな高画質のカラー画像を効率よく処理するこ
とができる。また、独立した複数の回転型記憶媒体に色
変換画像情報を記憶させるので、画像情報の書き込み処
理と読み出し処理が一致しないように考慮することがで
き、効率よく大量の画像情報を書き込み、読み出し処理
ができる。
【0098】請求項7に記憶されている発明によれば、
複数の回転型記憶媒体の画像情報の書き込み時間及び読
み出し時間がほぼ同じであるので、回転型記憶媒体に対
する画像情報の書き込み及び読み出しがほぼ同等の制御
タイミングで管理でき、制御が簡略化でき、また処理が
停滞してしまうこともなく、効率よくカラー画像を読み
取り出力できる。
【0099】請求項8に記載されている発明によれば、
書き込み手段は、回転型記憶媒体のそれぞれに対し、前
記画像形成手段の配列順に従って、該画像形成手段に必
要とされる色変換画像情報を順に記憶させるので、画像
情報を記憶順に読み出して画像形成手段に転送すればよ
く、処理が簡略化されて、大量の画像情報の処理効率が
向上する。
【0100】請求項9に記載されている発明によれば、
複数の回転記憶媒体に画像情報をそれぞれに記憶管理さ
せる構成としたので、スキャナにて読み取られた画像情
報の記憶する処理、および画像情報を読み出して転送す
る際の処理が出来るだけ一致してしまうことがないよう
に考慮され、装置の処理が停滞することもなく、大量の
画像情報の処理効率が向上する。
【0101】請求項10に記載されている発明によれ
ば、第1の記憶媒体には第1及び第3の画像形成手段に
おいて必要とされる色変換画像情報を記憶させ、前記第
2の記憶媒体には第2及び第4の画像形成手段に必要と
される色変換画像情報を記憶させるので、画像情報の記
憶する処理、および画像情報を読み出して転送する際の
処理が効率よく行われ、よって効率よくカラー画像を読
み取り出力できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置であるカラーデジタ
ル複写機の構成を示す概略構成図である。
【図2】カラーデジタル複写機に搭載されているカラー
画像情報の画像処理装置のブロック図である。
【図3】カラーデジタル複写機のブロック図である。
【図4】第1実施形態におけるCPUのHDに対する書
き込み動作を示すフローチャートである。
【図5】図4に続く第1実施形態におけるCPUのHD
に対する書き込み動作を示すフローチャートである。
【図6】第1実施形態における原稿走査による画像デー
タの読み込みを示すタイミングチャートである。
【図7】第1実施形態におけるHD上の画像データの書
き込み順を示す説明図である。
【図8】第1実施形態における画像データをHDから読
み出すタイミングチャートである。
【図9】第1実施形態におけるプリントアウト時のCP
U動作を示すフローチャートである。
【図10】図9に続く第1実施形態におけるプリントア
ウト時のCPU動作を示すフローチャートである。
【図11】他のCPU動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】第2実施形態におけるCPUのHDに対する
書き込み動作を示すフローチャートである。
【図13】第2実施形態における原稿走査による画像デ
ータの読み込みを示すタイミングチャートである。
【図14】第2実施形態におけるHD上の画像データの
書き込み順を示す説明図である。
【図15】第2実施形態におけるプリントアウト時のC
PU動作を示すフローチャートである。
【図16】第2実施形態における画像データを2基のH
Dから読み出すタイムチャートである。
【図17】第3実施形態におけるCPUのHDに対する
書き込み動作を示すフローチャートである。
【図18】第3実施形態における原稿走査による画像デ
ータの読み込みを示すタイミングチャートである。
【図19】第3実施形態におけるHD上の画像データの
書き込み順を示す説明図である。
【図20】第3実施形態におけるプリントアウト時のC
PU動作を示すフローチャートである。
【図21】第3実施形態における画像データを4基のH
Dから読み出すタイムチャートである。
【符号の説明】
30 画像データ入力部 31 画像処理部 32 画像データ出力部 33 画像メモリ 33b,33c,33d,33e ハードディスク 34 中央処理装置 Pa,Pb,Pc,Pd 画像ステーション(タンデム
記録部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉浦 昭一郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像情報を色分解画像として入力
    するための入力手段と、 該入力手段により入力された色分解画像情報を色変換し
    て色変換画像情報とする色変換手段と、 前記色変換画像情報を記憶する回転型記憶媒体と、 前記色変換画像情報を複数組にして前記回転型記憶媒体
    に書き込む書き込み手段と、 前記回転型記憶媒体から色変換画像情報を読み出す読み
    出し手段と、 該読み出し手段によって読み出された色変換画像情報毎
    に対応した各色の画像情報を再現するカラー画像形成手
    段と、を備え、 前記書き込み手段は、前記回転型記憶媒体から前記読み
    出し手段により同時に読み出すべき色変換画像情報の数
    に応じて、前記回転型記憶媒体に対して色変換画像情報
    が色毎に交互に書き込まれるようアドレスを設定するこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記書き込み手段は、前記アドレスを第
    1のアドレス群と第2のアドレス群に分け、色変換画像
    情報に対して第1のアドレス群と第2のアドレス群のア
    ドレスを順次交互に設定することを特徴とする請求項1
    記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記書き込み手段は、前記アドレスを第
    1のアドレス群と第2のアドレス群に分け、色変換画像
    情報を色により第1画像情報と第2画像情報の組に分
    け、第1画像情報は第1のアドレス群、第2画像情報は
    第2のアドレス群のアドレスを順次設定することを特徴
    とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記読み出し手段は、前記書き込み手段
    により設定したアドレスに基づいて色毎にアドレスを連
    続設定して、色毎に色変換画像情報を連続的に読み出
    し、該色に対応したカラー画像形成手段に送出すること
    を特徴とする請求項1、2又は3記載のカラー画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 前記書き込み手段は、各色の色変換画像
    情報が書き込まれる領域のアドレスを色毎に設定管理
    し、 前記読み出し手段は、アドレスを連続的に設定して色変
    換画像情報を読み出し、前記書き込み手段に設定された
    アドレス領域に基づき、色変換画像情報がどの色に対応
    した情報であるかを判断して、該色に対応したカラー画
    像形成手段に送出することを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 カラー画像情報を色分解画像として入力
    するための入力手段と、 該入力手段により入力された色分解画像情報を色変換し
    て色変換画像情報とする色変換手段と、 前記色変換画像情報を記憶する回転型記憶媒体と、 前記色変換画像情報を複数組にして前記回転型記憶媒体
    に書き込む書き込み手段と、 前記回転型記憶媒体から色変換画像情報を読み出す読み
    出し手段と、 該読み出し手段によって読み出された色変換画像情報毎
    に対応した各色の画像情報を再現するカラー画像形成手
    段と、を備え、 前記回転型記憶媒体は、画像形成時の奇数番目に形成さ
    れる色変換画像情報の組と、画像形成時の偶数番目に形
    成される色変換画像情報の組をそれぞれの組ごとに記憶
    する独立した複数の記録媒体からなり、 前記書き込み手段は、色変換画像情報をその組に対応し
    た前記回転型記憶媒体に書き込み、 前記読み出し手段は、前記カラー画像形成手段が画像形
    成する際に必要とする順に前記回転型記憶媒体から色変
    換画像情報を読み出すことを特徴とするカラー画像形成
    装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の回転型記憶媒体の画像情報の
    書き込み時間及び読み出し時間がほぼ同じであることを
    特徴とする請求項6記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記カラー画像形成手段は、各色毎に画
    像を再現するように順に配列された複数の画像形成手段
    からなり、 前記書き込み手段は、前記回転型記憶媒体のそれぞれに
    対し、前記画像形成手段の配列順に従って、該画像形成
    手段に必要とされる色変換画像情報を順に記憶させるこ
    とを特徴とする請求項6記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記入力手段は、原稿画像面を走査する
    ことにより原稿の画像を色分解して読み取る走査型のカ
    ラースキャナであり、 前記書き込み手段は、前記入力手段の走査毎により得ら
    れた色変換画像情報を前記回転型記憶媒体のそれぞれに
    書き込みことを特徴とする請求項6記載のカラー画像形
    成装置。
  10. 【請求項10】 前記カラー画像形成手段は、各色毎に
    画像を再現するように順に配列された第1ないし第4の
    画像形成手段からなり、 前記回転型記憶媒体は、第1の記憶媒体と第2の記憶媒
    体からなり、 前記書き込み手段は、前記第1の記憶媒体には第1及び
    第3の画像形成手段において必要とされる色変換画像情
    報を記憶させ、前記第2の記憶媒体には第2及び第4の
    画像形成手段に必要とされる色変換画像情報を記憶させ
    ることを特徴とする請求項6記載のカラー画像形成装
    置。
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