JPH11304034A - 金属弁体の製造方法及びその金属弁体を備えた電磁弁 - Google Patents
金属弁体の製造方法及びその金属弁体を備えた電磁弁Info
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- JPH11304034A JPH11304034A JP11053398A JP11053398A JPH11304034A JP H11304034 A JPH11304034 A JP H11304034A JP 11053398 A JP11053398 A JP 11053398A JP 11053398 A JP11053398 A JP 11053398A JP H11304034 A JPH11304034 A JP H11304034A
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Abstract
り、だれ及び歪み等の変形誤差の少ない状態で少ない工
程で容易に製造すること。 【解決手段】 電磁弁11は板状の金属弁体26及び弁
座25aを含む弁本体部14と、ソレノイド15とを備
える。ソレノイド15に対する金属弁体26の吸着を制
御することにより、金属弁体26を弁座25aから離間
させ、弁座25aに当接させるようにしている。金属弁
体26を製造するには、金属板材をポンチにより板状金
属片に打ち抜き、それに連続して打ち抜かれた金属片を
ポンチによりダイス型に押し付けることにより成形す
る。これにより、うねり、だれ及び歪み等の変形誤差が
矯正され、正規の外形と寸法を有する金属弁体が得られ
る。
Description
する吸着を制御することにより、金属弁体を弁座に当接
又は弁座から離間させるようにした電磁弁に係り、詳し
くは、その金属弁体の製造方法及びその方法で製造され
た金属弁体を備えた電磁弁に関する。
を弁座に当接又は弁座から離間させるようにした電磁弁
がある。この種の電磁弁では、弁座に対する弁体の移動
ストロークの大きさが、電磁弁から出力される流体の流
量を決定する大きな要因となる。
頻繁に制御するために、高速応答性と高頻度に対する耐
久性とを考慮して設計された電磁弁がある。この種の電
磁弁は、平板状の金属弁体そのものを可動鉄心として、
ソレノイドの固定鉄心の吸着面に吸着させたり、その吸
着を解除したりすることにより、金属弁体を弁座に当接
又は弁座から離間させるようにしている。この種の電磁
弁の特徴は、弁座に対する金属弁体の移動ストロークを
小さくて精密なものにして、大流量の流体制御に対応さ
せたことにある。更に、金属弁体と弁座との間にゴム等
のシール材を一切設けていないことにある。加えて、金
属弁体を弁座に復帰させるために、バネ等の部材を一切
設けておらず、その代わりに流体圧力を金属弁体に作用
させるようにしている。
電磁弁では、金属弁体を製造するのに、板状の金属を切
削加工、或いはプレス抜き加工することにより行ってい
た。ここで、切削加工では、多数の金属弁体を得るのに
手間がかかるという問題があった。特に小形の電磁弁に
適用される金属弁体では、弁体それ自体も小形化するこ
とから、取り扱いが極めて面倒なものとなった。
「うねり」、「歪み」及び「だれ」等の変形誤差が生じ
るという問題があった。この種の変形誤差があると、電
磁弁における金属弁体の動作が不安定になったり、或い
は多数の電磁弁の間で、その動作にバラツキが生じたり
するというおそれがあった。このような変形誤差の影響
を考慮した場合、プレス抜き加工の後工程として、研削
加工が必要になる。特に、小形で薄形の金属弁体を製造
する場合に、弁体が小形になればなるほど、プレス抜き
加工による変形誤差の影響が大きくなり、研削加工はよ
り困難とものとなり、その結果として製造コストが高騰
するという問題があった。
のであって、その第1の目的は、うねり、だれ及び歪み
等の変形誤差の少ない板状の金属弁体を少ない工程で容
易に製造することを可能にした電磁弁の金属弁体の製造
方法を提供することにある。この発明の第2の目的は、
上記金属弁体を使用することにより、安定した動作を確
保することを可能にした電磁弁を提供することにある。
るために、請求項1に記載の発明は、ソレノイドに対す
る吸着を制御することにより板状の金属弁体を弁座から
離間させ又は弁座に当接させるようにした電磁弁に係
り、その金属弁体の製造方法において、金属板材をポン
チにより板状金属片に打ち抜く打ち抜き工程と、その打
ち抜き工程に連続して行われ、その打ち抜かれた金属片
をポンチによりダイス型に押し付けることにより板状の
金属弁体を成形する押し付け工程とを備えたことを趣旨
とする。
て打ち抜かれた板状金属片が、その後連続して押し付け
工程においてダイス型に押し付けられることから、うね
り、だれ及び歪み等の変形誤差が矯正され、正規の外形
と寸法を有する金属弁体が得られる。
に記載の発明は、請求項1の発明の製造方法により製造
される金属弁体を備えた電磁弁であることを趣旨とす
る。
有する金属弁体が電磁弁に用いられることから、金属弁
体を電磁弁の規格に精密に適合させることが可能とな
る。
造方法及びその金属弁体を備えた電磁弁を具体化した一
実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
と、それに付随したマニホールド12の設備状態を示
す。この電磁弁11は、マニホールド12に対してねじ
13で固定される。
縮されたエアをノズル(図示しない)から吐出させた
り、その吐出を遮断したりするために作動するものであ
り、高速応答に対応した電磁弁である。この電磁弁11
として、例えば、穀物中に含まれる石や泥、不良穀物等
の異物を選別して除去するための選別装置に適用される
ものがある。この選別装置において、電磁弁11は、セ
ンサによって識別された異物のみを、ノズルから吐出さ
れるエアで吹き飛ばすために、コントローラにより制御
される。
る弁本体部14と、その弁体を駆動するために励磁され
るソレノイド15とを備える。弁本体14は保持ブロッ
ク41を有する。ソレノイド15はエポキシ樹脂よりな
る絶縁封止部材16により覆われる。絶縁封止部材16
は、給電部17を含む蓋部材18と、その蓋部材18と
一体的に接合される本体部材19とを含む。
ト20と、各ポート20から電磁弁11に通じる給気通
路21と、同電磁弁11に通じる出力通路22とを有す
る。各集中給気ポート20には、コンプレッサ等のエア
源から圧縮エアが供給される。
図2の3−3線に沿った断面を示す。図4は、図2の4
−4線における保持ブロック41の上面を示す。図5は
図2の5−5線におけるソレノイド15の底面を示す。
弁本体部14及びソレノイド15は、ねじ孔15a,4
1aに挿通されたねじ13により互いに組み付けられ
る。
は、蓋部材18及び本体部材19により覆われたコイル
27と、そのコイル27へ給電するための一対のコイル
端子28と、ソレノイド15の底面側に設けられた底部
材43とを備える。両コイル端子28は、給電部17に
おいて、蓋部材18を上方へ貫通して外部へ突出され
る。コイル27はボビン29に巻かれ、ボビン29は磁
気フレーム30に支持される。磁気フレーム30は底部
材43に組み付けられる。ボビン29の中心には、磁性
体である固定鉄心40が設けられる。磁気フレーム30
は、その基部が底部材43を貫通し、その底部材43の
底面43eに露出する。各コイル端子28は、ボビン2
9に設けられた一対の側板31の上端から上方へ突設さ
れる。各コイル端子28の基部には、コイル27から延
びるコイル線27aの端が巻き付けられて半田により固
定される。
脂より成形される。蓋部材18は、底部18aと、裾部
18bと、底部18aから下方へ突設された一対のピン
18c及び一対の突部18dとを有する。これら突部1
8dは、蓋部材18の中央において、その幅方向に沿っ
て配列される。これらの突部18dは、蓋部材18をコ
イル27に対して位置決めするためのものである。磁気
フレーム30及びコイル27等、並びにコイル端子28
の基部は、それぞれ本体部材19により覆われる。各コ
イル端子28の基部を覆った本体部材19の部分は、蓋
部材18に内包される。蓋部材18から突設されたコイ
ル端子28には、給電部17に装着されるコネクタ(図
示しない)が電気的に接続される。
その保持ブロック41の中央に設けられた雌ねじ孔23
及び一対の給気孔24を有する。図4にも示すように、
両給気孔24は、雌ねじ孔23を挟んで配置され、弁室
42を介して雌ねじ孔23に連通する。各給気孔24
は、前述したマニホールド12の各給気通路21に接続
される。雌ねじ孔23は、その内周の下側半分に雌ねじ
23aを有する。
は、弁座筒25が装着されて固定される。この弁座筒2
5は、その上端に弁座25aを有し、その外周の中間部
に雄ねじ25bを有する。弁室42には、弁座25aに
対応する金属弁体26が、弁座25aに接離可能に、即
ち垂直方向に移動可能に配置される。
面図及び側面図をそれぞれ示す。この金属弁体26は、
鉄により平板状に形成されたものである。電磁弁11に
おいて、金属弁体26の移動方向と、前述したボビン2
9の中心軸線とは互いに直交する。この電磁弁11で
は、ソレノイド15に対して金属弁体26を吸着させる
ことにより、同弁体26を弁座25aから離間させ、ソ
レノイド15に対する金属弁体26の吸着を解除するこ
とにより、同弁体26を弁座25aに当接させるように
している。
断面を、図11はその底面43eをそれぞれ示す。図
2,3,5,9〜11に示すように、この底部材43
は、保持ブロック41に対して接合されるものである。
底部材43は、両給気孔24に対応する位置に、一対の
凹部43aを有し、弁室42に対応する位置には、両凹
部43aを互いに連通させる複数の導入溝43bを有す
る。底部材43は、導入溝43bを挟む位置に、一対の
嵌め込み孔43cを有する。これら嵌め込み孔43cに
は、前述した磁気フレーム30の基部が嵌め込まれる。
この磁気フレーム30の基端面は、ソレノイド15の磁
力に基づく吸着力を金属弁体26に対して発揮させるた
めの吸着面30aを構成する。これら磁気フレーム30
は、その吸着面30aが底部材43の底面43eと同一
平面をなすように、底部材43に対して一体的に成形さ
れるものである。これら吸着面30a及び底部材43の
底面43eが、金属弁体26との接触面をなす。各導入
溝43bは、底部材43の底面43eであって金属弁体
26との接触面に対応する位置に配置される。これら導
入溝43bは、金属弁体26を吸着面30aから引き離
すために、凹部43aにおける圧縮エアを導入するため
のものである。底部材43は、更に、その両端にボルト
13に対応したボルト孔43dを有する。
強度と耐金属磨耗性に優れた樹脂材料により形成され
る。この実施の形態では、樹脂材料として、ポリフェニ
レンサルファイド(PPS)が適用される。このPPS
は、強化用の炭素繊維と、充填用のフッ素樹脂とを含
み、それらが所定の割合で混合されるものである。
の大きな特徴は、弁座25aに対する金属弁体26の移
動ストロークが精密で小さく、大流量のエアを制御する
ように対応させたことにある。更に、金属弁体26と弁
座25aとの間にゴム等のシール材を一切設けていない
ことにある。しかも、金属弁体26を弁座25aに復帰
させるために、バネ等の復帰用の部材を一切設けておら
ず、その代わりにエア圧力を金属弁体26に作用させる
ようにしたことにある。
6は相対的に小形で薄形の板状に形成される。小形・薄
形であることから、金属弁体26の表面におけるバリや
傷、又は打痕があったり、「うねり」、「だれ」及び
「歪み」等の変形誤差があったりすることは、弁体本来
の機能や上記の特徴を損なうことになる。そこで、この
実施の形態では、金属弁体26の製造に工夫が施されて
いる。
2,13,14に示す。金属弁体26を製造するには、
図12に示すように、ダイス60とポンチ61を使用す
る。ダイス60は、金属弁体26の外形に近似した内形
を有する型60aを含む。ポンチ61は、同じく金属弁
体26の外形に近似した外形を有し、ダイス6の型60
aに対して往復動可能に設けられる。
において、鉄製の板材62をポンチ61により板状の金
属片63に打ち抜く。次に、図14に示す押し付け工程
において、その打ち抜かれた金属片63を、打ち抜き工
程に連続して、ポンチ61によりダイス60の型60a
に押し付けることにより、板状の金属弁体26を成形す
る。
り出され、電磁弁11の組み付け工程において所定の位
置に組み付けられる。
おいて打ち抜かれた板状の金属片63が、その後連続し
て押し付け工程において、ダイス60の型60aに押し
付けられる。従って、パンチ61で打ち抜かれるときに
金属片63の表面に生じがちな、うねり、だれ及び歪み
等の変形誤差が型60aにより矯正され、正規の外形・
寸法を有する金属弁体26が得られる。しかも、この実
施の形態の製造方法によれば、切削加工とは異なり、多
数の金属弁体26を製造するのに手間がかかることはな
く、ワークの扱いが面倒になることもない。更に、この
実施の形態の製造方法によれば、プレス抜き加工とは異
なり、金属弁体26に、うねり、だれ及び歪み等の変形
誤差が生じることが少なくなり、そのような変形誤差を
解消するために、後工程としての研削加工を施す必要が
ない。
属弁体26の平面度についての一測定結果を示すグラフ
である。図15は金属弁体26の長さ方向における平面
度を示し、図16は同弁体26の幅方向における平面度
を示す。図15,16において、上側のグラフはポンチ
61で押圧される反対側の表面に対応し、下側のグラフ
はポンチ61で押圧される側の表面に対応する。このグ
ラフにおいて、「P1」で示す部分は、金属弁体26の
表面において弁座25aの流路に対応する部位を示す。
これらのグラフからも分かるように、金属弁体26の平
面度は「0.001〜0.006」の範囲に収まってい
ることが分かる。この測定では、平面度の下限値が
「0.006」となるが、その他の測定結果では「0.
003」の下限値を得ることができた。
弁体26の表面の「だれ」の程度として、従来の「0.
8」のレベルに対して「0.2」のレベルの測定結果を
得ることができた。又、金属弁体26の表面のフラット
面の長さとして、従来の「5.6mm」よりも1mm多
い「6.6mm」の測定結果を得ることができた。
0の平面度の測定結果を図17,18に示す。図17,
18は、図15,16のグラフに準ずるものである。こ
の場合の製造方法は、金属片をプレス抜きしたものであ
る。図17は、金属弁体70の長さ方向における平面度
を示す。図18は、同弁体70の幅方向における平面度
を示す。これらのグラフより、従来の製造方法による金
属弁体70の長手方向における平面度は、本実施の形態
の製造方法による金属弁体26のそれと同程度になるこ
とが分かる。しかしながら、金属弁体70の幅方向の平
面度については、「0.011」以上と悪い。この幅方
向のグラフでは、金属弁体70の表面にプレス抜きによ
る「だれ」及び「うねり」或いは「歪み」が残ることが
分かる。このような「だれ」及び「うねり」を修正する
ためには、更にプレス平押し等の加工を施すか、研削加
工を施す必要がある。
かなように、本実施の形態の製造方法によれば、小形で
薄板状の金属弁体26の上下両方の表面(図2,7にお
ける上下両側面)を、高い平面度をもって、かつ「だ
れ」や「うねり」或いは「歪み」等の変形誤差の少ない
状態で成形できることが分かる。しかも、本実施の形態
の製造方法によれば、ポンチ61で金属片63を打ち抜
くことに連続して金属片63を型60aに押し付けてい
ることから、ダイス60に対してポンチ61を一動作さ
せるだけの少ない工程で、金属弁体26を容易に製造す
ることができる。従って、本実施の形態の製造方法によ
れば、従来の製造方法とは異なり、プレス抜き加工の後
工程としての困難な研削加工を省略することができ、そ
の分だけ、製造コストを低減させることが可能になる。
6の上下両方の表面を高い平面度をもって製造できるこ
とから、実質的に金属弁体26に表裏の区別がなくな
り、その何れの表面をも弁座25aに対向させることが
できる。この意味で、電磁弁11の組み付けに際して、
金属弁体26の表裏を確認する必要がなくなり、その組
み付け作業を容易なものにすることができる。
動作を説明する。図2,3は、コイル端子28への給電
が停止され、コイル27が消磁されて、金属弁体26が
弁座25aに当接した状態、即ち電磁弁11が閉弁した
状態を示す。この状態において、金属弁体26の上面と
底部材43の底面43e(接触面)との間には、所定の
隙間G1が形成される。この隙間G1は、金属弁体26
が弁座25aから最大限移動することのできる距離に相
当し、弁座25aに対する弁体26の移動ストロークを
意味する。この状態において、給気孔24に供給される
エアは、底部材43の両凹部43aから弁室42の隙間
G1を通じて弁体26の上面に作用する。これにより、
弁体26が下方へ付勢されて弁座25aに当接し、電磁
弁11が閉弁されてノズルからの圧縮エアの吐出が遮断
される。
電力を供給すると、コイル27が励磁される。この励磁
により、コイル27、固定鉄心40、磁気フレーム30
及び弁体26の間に磁界が形成され、金属弁体26がそ
の上方の磁気フレーム30の吸着面30aに吸着され
る。この吸引力は、金属弁体26を弁座25aへ付勢す
るエアの圧力よりも大きいことから、金属弁体26は上
方へ移動し、吸着面30a及び底部材43の底面43e
を接触面として接触する。これにより、金属弁体26が
弁座25aから離れて電磁弁11が開弁される。従っ
て、集中給気ポート20に供給される圧縮エアが、給気
通路21、弁座筒25及び出力通路22を通り、所定の
ノズルから吐出される。この結果、選別装置において
は、穀物中の異物がエアで吹き飛ばされて除去される。
の穀物の中から多数の異物を吹き飛ばすために、金属弁
体26を高速度で移動させることにより、電磁弁11を
高速で高頻度に開閉させる必要がある。この実施の形態
の電磁弁11によれば、上記のように「うねり」、「だ
れ」及び「歪み」等の変形誤差の少ない金属弁体26を
使用していることから、正規の外形・寸法を有する金属
弁体26が電磁弁11に用いられることになり、金属弁
体26が電磁弁11の規格寸法に精密に適合することに
なる。この結果、電磁弁11において金属弁体26の安
定した動作を確保することができ、多数の電磁弁11の
間で金属弁体26の動作上のバラツキを少なくすること
ができる。
るものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲
で適宜に変更して実施することができる。
磁弁を穀物の選別装置に適用される電磁弁11に具体化
したが、これに限られるものではなく、それ以外の用途
の電磁弁に具体化することもできる。
を、ソレノイドに吸着される板状の可動鉄心のための製
造方法及びその可動鉄心を備えたソレノイドに応用する
こともできる。
材をポンチにより板状金属片に打ち抜き、それに連続し
て打ち抜かれた金属片をポンチによりダイス型に押し付
けることにより板状の金属弁体を成形するようにしてい
る。従って、うねり、だれ及び歪み等の変形誤差が矯正
され、正規の外形と寸法を有する金属弁体が得られる。
この結果、うねり、だれ及び歪み等の変形誤差の少ない
板状の金属弁体を少ない工程で容易に製造することがで
きるという効果を発揮する。
の発明の製造方法により製造される金属弁体を電磁弁に
備えている。従って、正規の外形と寸法を有する金属弁
体が電磁弁に用いられることから、金属弁体を電磁弁の
規格に精密に適合させることが可能となる。この結果、
電磁弁において安定した動作を確保することができると
いう効果を発揮する。
マニホールドの設備状態を一部破断して示す側面図であ
る。
る。
を示す端面図である。
示す端面図である。
ある。
程)を示す断面図である。
程)を示す断面図である。
る。
る。
すグラフである。
面度を示すグラフである。
Claims (2)
- 【請求項1】 ソレノイドに対する吸着を制御すること
により板状の金属弁体を弁座から離間させ又は弁座に当
接させるようにした電磁弁に係り、その金属弁体の製造
方法において、 金属板材をポンチにより板状金属片に打ち抜く打ち抜き
工程と、 前記打ち抜き工程に連続して行われ、前記打ち抜かれた
金属片をポンチによりダイス型に押し付けることにより
板状の金属弁体を成形する押し付け工程とを備えたこと
を特徴とする金属弁体の製造方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載された製造方法により製
造される金属弁体を備えた電磁弁。
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JP11053398A JP3863287B2 (ja) | 1998-04-21 | 1998-04-21 | 金属弁体を備えた電磁弁 |
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JPH11304034A true JPH11304034A (ja) | 1999-11-05 |
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- 1998-04-21 JP JP11053398A patent/JP3863287B2/ja not_active Expired - Fee Related
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