JPH11303518A - 浴室構造 - Google Patents

浴室構造

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Publication number
JPH11303518A
JPH11303518A JP10115331A JP11533198A JPH11303518A JP H11303518 A JPH11303518 A JP H11303518A JP 10115331 A JP10115331 A JP 10115331A JP 11533198 A JP11533198 A JP 11533198A JP H11303518 A JPH11303518 A JP H11303518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bathroom
outside
door
shoji
sleeve
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10115331A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Tsuda
一成 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP10115331A priority Critical patent/JPH11303518A/ja
Publication of JPH11303518A publication Critical patent/JPH11303518A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、施錠されたりして折戸を開
けるのが非常に困難な状況でも浴室内で倒れた入浴者を
容易に救助できる浴室構造を提供することである。 【解決手段】 本発明の浴室構造は、折れ曲がって開閉
する折戸2と、この折戸2の横に設置される袖障子3
と、折戸2と袖障子3を取り付ける取付け枠4とからな
るドア部1の袖障子3が、浴室Uの外側Bから開閉自在
になされているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】入浴者が浴室内で倒れたりする事故が発
生したときに、浴室の内部から施錠されていても、浴室
の外部から救出できるようにした浴室構造が、特開平9
−41838号公報に記載されている。上記公報記載の
浴室構造は、緊急時に框枠にはめ込まれた仕切り板を取
り外し、そこから鍵を解除して浴室内に入ることができ
るようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、特開平9−41838号公報に記載さ
れている浴室構造は、折戸の前に入浴者が倒れてしまっ
た場合、仕切り板を取り外して鍵を解除しても、折戸の
開閉が困難になる。その時、仕切り板を取り外しても開
口寸法が小さいため、救助者が素早く浴室内に入ること
ができないという問題がある。
【0004】本発明は、上述のような従来技術の問題点
を解消するためになされたものであって、本発明の目的
は、施錠されたりして折戸を開けるのが非常に困難な状
況でも浴室内で倒れた入浴者を容易に救助できる浴室構
造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、折れ曲がって開閉する折戸と、この折戸の横に設置
される袖障子と、折戸と袖障子を取り付ける取付け枠と
からなるドア部の袖障子が、浴室の外側から開閉自在に
なされていることを特徴とする浴室構造である。
【0006】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
浴室構造において、袖障子の左右いずれか一方の側縁部
が、取付け枠に回動自在の軸で軸着され、他方の側縁部
が上下にスライド可能で浴室の外側から解錠可能な固定
ピンで取付け枠に施錠されているものである。
【0007】(作用)請求項1記載の浴室構造は、袖障
子が浴室の外側から開閉自在になされているから、入浴
者が折戸の前で倒れ、この折戸が内側から施錠されてい
ても、袖障子を浴室の外側に向かって開ければ、容易に
浴室内に入ることができ、浴室内で倒れた入浴者を容易
に、且つ素早く救助できる。
【0008】請求項2記載の浴室構造は、さらに、袖障
子の左右いずれか一方の側縁部が、取付け枠に回動自在
の軸で軸着され、他方の側縁部が上下にスライド可能で
浴室の外側から解錠可能な固定ピンで取付け枠に施錠さ
れているので、折戸が内側から施錠されていても、固定
ピンを下にスライドして浴室の外側から袖障子を解錠し
て開けることができ、浴室内に素早く入って救助でき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図4は、
本発明の一実施例であって、図1はドア部の斜視図、図
2は袖障子の斜視図、図3は図2の要部を拡大し、取付
け枠と共に示す斜視図、図4は図1のドア部が取り付け
られた浴室とその使用状態を示す説明図である。
【0010】図において、Uは浴室、1は浴室Uに取り
付けられるドア部である。本実施例における浴室Uは、
浴室ユニットである。また、浴室Uは、浴槽U1、洗い
場U2、洗面カウンターU3とを備えたものであって、
この浴室Uの洗い場U2の一側にドア部1が設置されて
いる。ドア部1は、図1に示すように、浴室Uの内側A
に折れ曲がって開閉する折戸2と、この折戸2の横に設
置される袖障子3と、折戸2と袖障子3を取り付ける取
付け枠4とからなり、袖障子3が浴室Uの外側Bから開
閉自在になされているものである。ここで、折戸2は浴
室の内側Aに折り曲がるので、浴室の外側B(脱衣場
等)を広く利用することができる。なお、図示省略して
いるが、上記折戸2は浴室内から施錠できるようになっ
ている。
【0011】上記袖障子3は、図2に示すように、左右
両側の縦枠31、31と、この縦枠31間の上下に架け
渡された横枠32、32とからなる枠体に、面材33
(ガラス板または半透明の合成樹脂板等)が取り付けら
れたものである。上記袖障子3の紙面上右側は、取付け
枠4に回動自在の軸34で軸着され、袖障子3の左側
は、上下にスライド可能で、浴室Uの外側Bから解錠可
能な固定ピン35で取付け枠4に施錠されている。
【0012】すなわち、上記固定ピン35は、縦枠36
の上部に内蔵されたレバー36と連結されている。ま
た、固定ピン35の上面には溝351が形成され、この
溝351の中に取付け横枠41のレール42が挿入され
ることで施錠されるようになっている。また、上記レバ
ー36は、縦枠31の室外側面に取り付けられ、このレ
バー36を下げると、固定ピン35の溝351がレール
42から外れ、浴室Uの外側Bから解錠できるようにな
っている。
【0013】なお、上記回動自在の軸34は、上記固定
ピン35と同様、右側の縦枠31に内蔵されたレバー3
7で上下にスライド可能になされ、取付け枠4から取付
け、取り外しが容易にできるようになっている。
【0014】つぎに、図4を参照して、上記構成の浴室
構造になされた浴室Uの使用方法と作用を説明する。本
実施例の浴室構造のドア部1において、浴室Uの内側A
に折れ曲がって開閉する折戸2を使用して出入りし、袖
障子3は常時は施錠しておく。上記のドア部1が取り付
けられた浴室U内で、図4に示すように、入浴者Hが、
折戸2の前で倒れた場合、入浴者Hが折戸2の折れ曲が
りを邪魔するので、折戸2を開けるのは困難である。し
かし、袖障子3が浴室Uの外側Bから開閉自在になされ
ているから、この袖障子3を浴室Uの外側Bに向かって
開ければ、容易に浴室U内に入ることができ、浴室U内
で倒れた入浴者Hを容易に、且つ素早く救助できる。ま
た、折戸2が浴室Uの内側Aから施錠され、入浴者Hが
浴槽U1等で気を失っている場合でも、同様に素早く、
且つ容易に救助できる。
【0015】なお、この際、上記のドア部1は、袖障子
3の右側縁部が、取付け枠4に回動自在の軸34で軸着
され、左側縁部が上下にスライド可能で、浴室の外側か
ら解錠可能な固定ピン35で取付け枠4に施錠されてい
るので、レバー36により固定ピン35を下にスライド
して浴室Uの外側から袖障子3を解錠すると、素早く袖
障子3を開けることができる。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の浴室構造は、袖障子が浴
室の外側から開閉自在になされているから、入浴者が折
戸の前で倒れて折戸を開けるのを邪魔したり、折戸が内
側から施錠され入浴者が気を失ったりしていても、袖障
子を浴室の外側に向かって開ければ、容易に浴室内に入
ることができ、浴室内で倒れたり気を失ったりした入浴
者を容易に、且つ素早く救助できる。
【0017】請求項2記載の浴室構造は、さらに、袖障
子の左右いずれか一方の側縁部が、取付け枠に回動自在
の軸で軸着され、他方の側縁部が上下にスライド可能
で、浴室の外側から解錠可能な固定ピンで取付け枠に施
錠されているので、折戸が内側から施錠されていても、
固定ピンを下にスライドして浴室の外側から袖障子を解
錠して開けることができ、浴室内に素早く入って救助で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドア部の斜視図である。
【図2】袖障子の斜視図である。
【図3】図2の要部を拡大し、取付け枠と共に示す斜視
図である。
【図4】図1のドア部が取り付けられた浴室とその使用
状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ドア部 2 折戸 3 袖障子 4 取付け枠 34 軸 35 固定ピン U 浴室 A 浴室の内側 B 浴室の外側

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折れ曲がって開閉する折戸と、この折戸
    の横に設置される袖障子と、折戸と袖障子を取り付ける
    取付け枠とからなるドア部の袖障子が、浴室の外側から
    開閉自在になされていることを特徴とする浴室構造。
  2. 【請求項2】 袖障子の左右いずれか一方の側縁部が、
    取付け枠に回動自在の軸で軸着され、他方の側縁部が上
    下にスライド可能で浴室の外側から解錠可能な固定ピン
    で取付け枠に施錠されていることを特徴とする請求項1
    記載の浴室構造。
JP10115331A 1998-04-24 1998-04-24 浴室構造 Withdrawn JPH11303518A (ja)

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JP10115331A JPH11303518A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 浴室構造

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JP10115331A JPH11303518A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 浴室構造

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JPH11303518A true JPH11303518A (ja) 1999-11-02

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JP10115331A Withdrawn JPH11303518A (ja) 1998-04-24 1998-04-24 浴室構造

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818550Y2 (ja) * 1978-11-30 1983-04-15 松下電工株式会社 袖パネル付きドア装置
JPH0666069A (ja) * 1992-08-19 1994-03-08 Sekisui Chem Co Ltd ドアー
JPH08100575A (ja) * 1994-10-03 1996-04-16 Hitachi Chem Co Ltd 扉用ヒンジと、それを使用する浴室用扉

Patent Citations (3)

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