JPH0649686U - 扉 - Google Patents

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Publication number
JPH0649686U
JPH0649686U JP8591792U JP8591792U JPH0649686U JP H0649686 U JPH0649686 U JP H0649686U JP 8591792 U JP8591792 U JP 8591792U JP 8591792 U JP8591792 U JP 8591792U JP H0649686 U JPH0649686 U JP H0649686U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
room
emergency
opening
door body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8591792U
Other languages
English (en)
Inventor
智広 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8591792U priority Critical patent/JPH0649686U/ja
Publication of JPH0649686U publication Critical patent/JPH0649686U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】室内の人の緊急救出を室外側から手間取ること
なくスムーズに行えるようにする。 【構成】室内への出入り用の開口部に開閉自在な扉本体
1を設ける。扉本体1を上下方向に複数に分割して下側
に非常扉2を設ける。非常扉2を室外側からの操作にて
取り外し可能とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、浴室のような室内への出入り用の開口部に設置される扉に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、浴室のような室内への出入り口に設けられる扉としては、外開き、内開 き、2枚折りドア等の種々のものが提供されており、どの扉においても一般的に 室内側から鍵をかけることができるように構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来例にあっては、緊急時に室内側から鍵が掛けられて いたり、室内の人が扉にもたれかかって倒れこんでいる場合には室外側からの救 出が非常に困難であるという問題があった。 本考案は上記問題点の解決を目的とするものであり、室外側からの室内の人の 緊急救出を手間取ることなくスムーズに行うことができる扉を提供しようとする ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案では、上記目的を達成するために、室内への出入り用の開口部に開閉自 在な扉本体1を設け、扉本体1を上下方向に複数に分割して下側に非常扉2を設 け、この非常扉2を室外側からの操作にて取り外し可能としたものである。
【0005】
【作用】
しかして、緊急時には室外側から非常扉2を取り外すことができ、このように 非常扉2を取り外すことで扉本体1を開いたりする作業を行うことなく迅速に室 内の人の緊急救出を行うことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案を図示された実施例に基づいて詳述する。 扉は浴室のような部屋への出入り用の開口部に取付けられており、開口枠10 に一端が軸支されて開閉自在となった扉本体1にて主体が構成されている。 扉本体1は対向する縦框1aの上部間に上横框1bを設けると共に対向する縦 框1aの下部間に下横框1cを設けて主体が構成されている。対向する縦框1a の中央部には中框1dが設けられており、中框1dによって扉本体1は上下方向 に分割されている。中框1dと縦框1aと上横框1bとで囲まれる部分には面板 3が取付けられており、中框1dと縦框1aと下横框1cとで囲まれる部分には 開口部4が形成されている。開口部4の内周端からは図2、図3に示されるよう に内方に向けて支持突片5が突設されており、支持突片5にはシール材6が取付 けられている。扉本体1の下部に設けられた上記開口部4には着脱自在に非常扉 2が取付けられている。
【0007】 非常扉2は図2、図3に示されるように一対の縦枠2a間に横枠2bを架設し てロ字状に形成された枠材2c内に面板2dを嵌め込んで構成されており、縦枠 2aの上部と下部にはラッチ7が設けられている。 ラッチ7は縦枠2aの外面に突出して設けられる操作突片7aと、縦枠2a内 に設けられる連結片7bとで構成され、連結片7bと操作突片7aとは連結軸7 cによって連結されている。連結片7bは連結軸7cの軸芯と直交する方向に突 出するように配置されており、操作突片7aを回動操作することで縦枠2aの側 端より外方に突出したり、縦枠2a内に収納されたりするようになっている。枠 材2cの外周端にはシール材8が設けられており、このシール材8が縦框1a及 び横框1b,1cの内周端に当接されることで水密性を確保するようになってい る。
【0008】 ラッチ7の取付け部位と対応するように縦框1aの内側面には結合部9が設け られており、この結合部9内に連結片7bが係合されることで非常扉2が扉本体 1に取付けられるようになっている。 しかして、非常扉2を扉本体1の下部に設けられた開口部4より取り外す場合 には図4中矢印にて示されるようにラッチ7の操作突片7aを上側に向けて回動 して図5(b)に示される状態にすることで連結片7bが縦框1aの結合部9よ り外れるものであり、非常扉2を開口部4より室外側に取り外すことができるも のである。また、非常扉2を開口部4に取付ける場合にはラッチ7の操作突片7 aを上側に向けた状態で非常扉2を開口部4に嵌め込み、図5(a)に示される ようにラッチ7の操作突片7aが横方向を向くように操作突片7aを回動させる ことで図3に示されるように連結片7bが縦框1aに設けられた結合部9に係合 し、これによって非常扉2を開口部4に取付けすることができるものである。
【0009】 そして、浴室等のような室内で入浴者が倒れたりして緊急事態が発生した場合 、室外側からラッチ7を操作して非常扉2を室外側に取り外すことで室内側から 扉本体1に鍵がかけられているような場合であっても扉本体1を開いたりする作 業を行うことなく迅速に室内の人の緊急救出を行うことができる。特に、人が室 内側から扉本体1に倒れ込んで扉本体1が室外側から開けられないような事態が 発生しても非常扉2を外すことで開口部4から人を救出することができるもので ある。
【0010】 上述した実施例にあっては、扉は浴室のような部屋の出入り用の開口部に取付 けられる場合について説明したが、このもののみに限定されるものではなく、ト イレットルームや一般の部屋の出入り用の開口部に上記扉を取付けるようにして あってもよいものである。
【0011】
【考案の効果】
本考案は上述のように、室内への出入り用の開口部に開閉自在な扉本体を設け 、扉本体を上下方向に複数に分割して下側に非常扉を設け、この非常扉を室外側 からの操作にて取り外し可能としてあるので、緊急時には室外側から非常扉を取 り外すことができ、このように非常扉を取り外すことで扉本体を開いたりする作 業を行うことなく迅速に室内の人の緊急救出を行うことができるものであり、非 常扉を室外側から取り外して緊急救出を手間取ることなくスムーズに行うことが できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】同上の一部破断した縦断面図である。
【図3】同上の一部破断した横断面図である。
【図4】非常扉の取付け状態を示す斜視図である。
【図5】ラッチの作用を示すものであり、(a)は閉じ
状態を示す斜視図、(b)は開け状態を示す斜視図であ
る。
【図6】非常扉を取り外した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 扉本体 2 非常扉

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内への出入り用の開口部に開閉自在な
    扉本体を設け、扉本体を上下方向に複数に分割して下側
    に非常扉を設け、この非常扉を室外側からの操作にて取
    り外し可能として成る扉。
JP8591792U 1992-12-15 1992-12-15 Pending JPH0649686U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8591792U JPH0649686U (ja) 1992-12-15 1992-12-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8591792U JPH0649686U (ja) 1992-12-15 1992-12-15

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0649686U true JPH0649686U (ja) 1994-07-08

Family

ID=13872154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8591792U Pending JPH0649686U (ja) 1992-12-15 1992-12-15

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JP (1) JPH0649686U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS601888B2 (ja) * 1980-02-25 1985-01-18 日東電工株式会社 ポリイミドチュ−ブ類の製造法
JPS6153491B2 (ja) * 1981-06-18 1986-11-18 Caterpillar Mitsubishi Ltd

Patent Citations (2)

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JPS601888B2 (ja) * 1980-02-25 1985-01-18 日東電工株式会社 ポリイミドチュ−ブ類の製造法
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

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