JPS5818550Y2 - 袖パネル付きドア装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は袖パネル付きドア装置に関するもので、さらに
詳述すると開口枠１より幅狭な折畳みドア２の固定端３
を開口枠１の一側端に枢着すると共に折畳みドア２の移
動端４と開口枠１の他側端との間に配設せる袖パネル５
の一端を開口枠１の他側端に枢着すると共に袖パネル５
の他端を開口枠１に取外し自在に取着し、袖パネル５に
鏡６と棚部７とを設けて成る袖パネル付きドア装置に係
るものである。

従来のバスルーム１０にあっては、約５０％が洗い場８
と脱衣場９とに分れており、バスルーム１０の短辺１１
が約１８１８ ｍ ｍ（６尺）、長辺１２が２７２７
ｍｍ（９尺）である。

洗い場８と脱衣場９とは折畳みドアで仕切られているが
、折畳みドアの幅が狭く、大きな浴槽１２を設置したり
、風呂釜の改修をするのに支障があった。

本考案はかかる従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
本発明の第１の目的とするところは通常の出入は幅狭な
折畳みドアを開閉させて行い、浴槽の設置や風呂釜の改
修などには折畳みドアと袖パネルとを開いて間口を広く
シ、容易に工事を行うことができる袖パネル付きドアを
提供するにあり、第２の目的とするところは袖パネルに
鐘や収納棚を設けることにより、狭い浴室を広く利用で
きる袖パネル付きドアを提供するにある。

以下本考案を図示実施例に従って詳述する。

開口枠１は例えばアルミサツシ製で、例えばバスルーム
１０の洗い場８と脱衣場９との出入口の柱１３に開口枠
１の外周面より突設した外鍔１４にて封着しである。

また開口枠１の内周面側には内鍔１５を周設しである。

折畳みドア２は中央より２つ折れのもので、その幅は開
口枠１の約３分の２である。

開口枠１の幅は第１図のようなバスルーム１０にあって
は１．２ｍ以下のものが望ましく、通常は１ｍ位のもの
が多い。

この折畳みドア２は図中左側のドア素体１６を開口枠１
の左内側面２３にて回動自在に枢支するようになってお
り、右側のドア素体１７が開口枠１のレール溝１８に沿
って折畳み自在となるように配設しである。

この場合左側のドア素体１６の左端を固定端３とし、右
側のドア素体１７の右端を移動端４とする。

袖パネル５は開口枠１の約３分の１程度のもので、上部
に鏡６を取着してあり、下部に棚部７を複数段設けであ
る。

袖パネル５の上面１９及び下面２０の端部から係止突起
２１を突出没入自在に配設しである。

この袖パネル５を折畳みパネル２の移動端４と開口枠１
の右内側面２２との間に配設し、袖パネル５の右側の係
止突起２１を開口枠１の右側端に設けた国外係止孔に回
動自在に枢支すると共に左側の係止突起２１を開口枠１
のレール溝８内に嵌入しである。

しかして通常の使用の場合は折畳みドア２を開閉して出
入りするのであるが、浴槽１２の設置や風呂釜の改修を
行う場合のように広い間口を必要とする場合は袖パネル
５の左側の係止突起２１をレール溝８から抜き出し、第
３図のように袖パネル５を開くようにする。

このように出入口の間隔を必要に応じて広くすることに
より、工事を容易に行うことができるものであり、さら
に袖パネル５に鏡６や棚部７を設けることにより狭い浴
室８や脱衣場９を広く利用できるものである。

なおこの袖パネル付きドア装置はバスルームのみに限ら
れるものでなく、トイレや各種部屋の出入口に利用でき
るものである。

また袖パネル５と折畳みドア２は左右逆にして使用する
ことができ、折畳みドア２の右側のパネル素体１７を開
口枠１の右側端に枢支し、左側のパネル素体１６をレー
ル溝８に沿って動くようにすると共に左側のパネル素体
１６と開口枠１の左内側面２３との間に袖パネル５を開
閉自在に取着する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の袖パネル付きドア装置をバスルームに
施工した場合の平面図、第２図は本発明の袖パネル付ド
ア装置の閉状態の拡大正面図、第３図は同上の開状態の
拡大正面図、第４図は第２図の横断面図、第５図は本発
明の袖パネルの上端部の外観斜視図で、１は開口枠、２
は折畳みドア、３は固定端、４は移動端、５は袖パネル
、６は鏡、７は棚部である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 開口枠より幅狭な折畳みドアの固定端を開口枠の一側端
   に枢着すると共に折畳みドアの移動端と開口枠の他側端
   との間に配設せる袖パネルの一端を開口枠の他側端に枢
   着すると共に袖パネルの他端を開口枠に取外し自在に取
   着し、袖パネルに鏡と、棚部とを設けて戊る袖パネル付
   きドア装置。