JPH1130334A - ガスケットの形成方法及び装置 - Google Patents

ガスケットの形成方法及び装置

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JPH1130334A
JPH1130334A JP18469997A JP18469997A JPH1130334A JP H1130334 A JPH1130334 A JP H1130334A JP 18469997 A JP18469997 A JP 18469997A JP 18469997 A JP18469997 A JP 18469997A JP H1130334 A JPH1130334 A JP H1130334A
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JP
Japan
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article
thermosetting material
gasket
mold
forming
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JP18469997A
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Inventor
Shinji Okuda
伸二 奥田
Masaharu Takada
正春 高田
Yasuyuki Yoshimoto
恭之 義本
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Sunstar Engineering Inc
Uni Sunstar BV
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Sunstar Engineering Inc
Uni Sunstar BV
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガスケットを、ガスケットの組み付けられる物
品に対して直接に一体的に成形することができ、しかも
高い寸法精度で迅速に成形することのできる方法及び装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】物品の表面にガスケットを形成する方法で
あって、ガスケットの少なくとも一部の外形を有した金
型30内に熱硬化性材料MVを注入するステップ、金型
内に注入された熱硬化性材料を加熱するステップ、金型
内に注入された熱硬化性材料が硬化する前の流動状態の
ときに物品ATの一部を熱硬化性材料に接触させるステ
ップ、熱硬化性材料を物品ATが接触した状態で少なく
とも実質的に流動しない程度に硬化させるステップ、硬
化した熱硬化性材料を金型から物品ATと一体的に取り
出すステップを有してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスケットの形成
方法及び装置に関し、特にガスケットの必要な物品に対
しその物品と一体的にガスケットを形成する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、部材間のシールを行うための
ガスケットとして、ガスケットの用いられる現場におい
て成形する、いわゆる現場成形ガスケットがしばしば用
いられる。
【0003】現場成形ガスケットは、ガスケットの材料
である粘性材料を、ロボットなどのアームの先端に取り
付けられたノズルから吐出させながら、そのノズルを物
品の表面に沿って所定の軌跡を描くように移動させ、吐
出した粘性材料を硬化させることによって形成する。
【0004】しかし、上に述べたように、粘性材料を物
品の表面に単に吐出するのみでは、ガスケットの形状
(断面形状)が偏平であるか又は楕円形である。つま
り、限られた断面形状のガスケットしか作製することが
できず、種々の任意の断面形状、例えば三角形、矩形、
円形などのガスケットを作製することができない。
【0005】また、粘性材料の吐出状態及び粘性状態な
どによって吐出後の形状が微妙に変化するので、作製さ
れたガスケットの寸法精度が悪く、所望の形状が得られ
ない。特に、2液型ウレタン系のような化学発泡型のガ
スケットではその傾向が一層強く、所望の寸法精度及び
形状を得られない難点があった。
【0006】そこで、所定の断面形状を有した金型を用
い、吐出後の粘性材料に金型を覆い被せ又は金型内に粘
性材料を吐出することによって、所望の種々の断面形状
のガスケットをより高い精度で形成することが行われて
いる(特開平3−121375号公報)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の金型を用いるガスケットの形成方法において、粘性材
料として湿気硬化型材料が用いられており、湿気硬化型
材料が硬化するまでに長い時間を要している。
【0008】したがって、ガスケットの作製をインライ
ンで行うことが困難であり、ガスケットの生産効率が悪
いという問題があった。本発明は、上述の問題に鑑みて
なされたもので、ガスケットを、ガスケットの組み付け
られる物品に対して直接に一体的に成形することがで
き、しかも高い寸法精度で迅速に成形することのできる
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る方
法は、物品の表面にガスケットを形成する方法であっ
て、前記ガスケットの少なくとも一部の外形を有した金
型内に熱硬化性材料を注入するステップAと、前記熱硬
化性材料に前記物品の一部を接触させるステップCと、
前記熱硬化性材料を前記物品が接触した状態で少なくと
も実質的に流動しない程度に硬化させるステップDと、
硬化した熱硬化性材料を前記金型から前記物品と一体的
に取り出すステップEと、を有してなる。
【0010】請求項2の発明に係る方法は、前記ステッ
プCにおいて、予め加熱された物品を用い、前記熱硬化
性材料に加熱された物品の一部を接触させることによっ
て、前記熱硬化性材料の接触した部分を硬化させる。
【0011】請求項3の発明に係る方法では、前記物品
は、成形品であり、成形時の余熱を有していることによ
って加熱状態となっている。請求項4の発明に係る方法
では、前記ステップDにおいて、前記物品が接触した状
態で前記熱硬化性材料を加熱する。
【0012】請求項5の発明に係る方法は、物品の表面
にガスケットを形成する方法であって、前記ガスケット
の少なくとも一部の外形を有した金型内に熱硬化性材料
を注入するステップAと、前記熱硬化性材料を加熱する
ステップBと、前記熱硬化性材料に前記物品の一部を接
触させるステップCと、前記熱硬化性材料を前記物品が
接触した状態で少なくとも実質的に流動しない程度に硬
化させるステップDと、硬化した熱硬化性材料を前記金
型から前記物品と一体的に取り出すステップEと、を有
してなる。
【0013】請求項6の発明に係る方法は、物品の表面
にガスケットを形成する方法であって、前記ガスケット
の少なくとも一部の外形を有した金型内に熱硬化性材料
を注入するステップAと、前記熱硬化性材料を加熱する
ステップBと、前記熱硬化性材料が硬化する前の流動状
態のときに前記物品の一部を前記熱硬化性材料に接触さ
せるステップCと、前記熱硬化性材料を前記物品が接触
した状態で少なくとも実質的に流動しない程度に硬化さ
せるステップDと、硬化した熱硬化性材料を前記金型か
ら前記物品と一体的に取り出すステップEと、を有して
なる。
【0014】請求項7の発明に係る方法は、前記ステッ
プCにおいて、前記物品の一部を前記熱硬化性材料の中
に挿入することによって、前記物品の一部を前記熱硬化
性材料に接触させる。
【0015】請求項8の発明に係る装置は、物品の表面
にガスケットを形成する装置であって、前記ガスケット
の少なくとも一部の外形を有した金型と、前記金型内に
熱硬化性材料を注入する手段と、前記金型内に注入され
た熱硬化性材料を加熱する手段と、前記物品又は前記金
型を把持して移動することが可能なロボットと、前記金
型内に注入された熱硬化性材料に前記物品の一部を前記
熱硬化性材料に接触させ、前記熱硬化性材料が少なくと
も実質的に流動しない程度に硬化するまでその状態を維
持し、前記熱硬化性材料が硬化した後で前記熱硬化性材
料を前記金型から前記物品と一体的に取り出すように、
前記ロボットを制御する手段と、を有してなる。
【0016】ステップAとステップBとの相互のタイミ
ングは、例えば、ステップAとステップBとを同時に実
行してもよく、ステップAの実行後にステップBを実行
してもよい。ステップCにおいて、物品と熱硬化性材料
とを相対的に移動させ、例えば物品の外径に熱硬化性材
料が装着されるように熱硬化性材料を移動させてもよ
い。ステップDは、加熱することにより、又は加熱する
ことなく単に時間が経過することによって実行してもよ
い。
【0017】熱硬化性材料を加熱する手段として、例え
ば、加熱炉、電気ヒータ、赤外線ランプ、オイルバス、
電磁誘導、マイクロ波、及び超音波などの種々の手段、
予め加熱された物品を接触させることによるもの、又は
これらを組み合わせた手段が用いられる。
【0018】前記物品として、成形直後の成形品を用い
た場合には、成形時の余熱によって物品は加熱状態とな
っているので、物品を熱硬化性材料に接触させたとき
に、その余熱によって接触部分の熱硬化性材料が硬化す
る。
【0019】物品の一部を熱硬化性材料に接触させる方
法として、物品を熱硬化性材料の中に挿入することなく
単に接触させる方法、物品を熱硬化性材料の中に挿入す
ることによって接触させる方法、物品の1つの表面のみ
を熱硬化性材料に接触させる方法、物品の複数の表面を
熱硬化性材料に接触させる方法などが含まれる。
【0020】なお、本発明において、物品の表面とは、
物品の表側の面に限らず、物品の端部、物品の裏側の
面、突出した面、凹んだ面、入り込んだ面など、外部か
ら熱硬化性材料が入り込んで接触することの可能な種々
の面を含む。
【0021】ロボットには、種々のマニプレータ及びア
クチュエータが含まれる。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係るガスケット形
成装置1の平面図、図2はガスケット形成装置1の側面
図、図3はガスケット形成装置1の要部を拡大して示す
断面図である。
【0023】これらの図において、ガスケット形成装置
1は、基台11、ヒータブロック12、ホットプレート
13、位置決めピン14a,14b、カートリッジヒー
タ16a〜16e、熱電対などの温度センサ17、端子
台18、及び制御装置50などからなる。
【0024】基台11は、断熱性基台からなり、平面視
が矩形状を呈している。基台11には端子台18が取り
付けられている。ヒータブロック12は、平面視が基台
11とほぼ同じであり、基台11の上面に取り付けられ
ている。ヒータブロック12には、ホットプレート13
を加熱するためのヒータ16a〜16e及び温度センサ
17が埋め込まれて装着されている。カートリッジヒー
タ16a〜16e及び温度センサ17の電線は、端子台
18を経由して制御装置50に接続されている。
【0025】ホットプレート13は、アルミニウム合金
などの金属材料からなり、ヒータブロック12の上面
に、図示しないシリコンシートを介して載置されてい
る。ホットプレート13には、断熱材132を介して取
手131が取り付けられており、取手131を手で持つ
ことによってホットプレート13を移動させることがで
きる。
【0026】なお、ホットプレート13には位置決めガ
イド133,134が取り付けられており、これらがヒ
ータブロック12に設けられた位置決めピン14a,1
4bに嵌合することによって互いの位置決めが行われ
る。
【0027】カートリッジヒータ16a〜16eには、
端子台18を介して、制御装置50から電力が供給され
る。制御装置50は、温度センサ17により検出される
温度に基づいて、ホットプレート13の温度が設定され
た温度となるように、カートリッジヒータ16a〜16
eに供給する電力を制御する。
【0028】さて、ホットプレート13には、円環状の
溝31を有した金型30が設けられている。金型30
は、溝31の周囲が他の箇所よりも盛り上がった形状と
なっており、溝31の中にガスケットの材料である熱硬
化性材料が注入される。
【0029】溝31の寸法の一例を挙げると、円環の内
径DBが100〜200mm、溝31の幅Wが5〜10
mm、溝31の深さEが7〜15mmである。この金型
30によって、円環状のガスケットが作製される。
【0030】次に、ガスケット形成装置1によってガス
ケットを作製する方法について説明する。図4はガスケ
ットが一体的に形成される物品ATの例を示す断面図、
図5はガスケットを作製する工程を説明するための図で
ある。なお、図4(A)はガスケットが形成される前の
物品AT1を示し、図4(B)はガスケットGTが形成
された後の物品AT2を示す。
【0031】図4において、物品ATは、例えばアクリ
ル樹脂などの合成樹脂又は金属材料などからなり、円筒
状を呈している。図4(B)に示すように、物品ATの
一方の端縁にガスケットGTが一体的に形成される。
【0032】図5において、金型30は、カートリッジ
ヒータ16a〜16eによって約80℃に加熱されてい
る。溝31の内周面には離型剤が塗布されている。図5
(B)に示すように、溝31内に熱硬化性材料MV、例
えば熱硬化性ウレタン材料が注入される。このとき、熱
硬化性材料MVが溝31内に満杯にならないようにす
る。
【0033】溝31に注入された熱硬化性材料MVは、
金型30の熱によって硬化を始めるが、未だ粘着がある
か又は変形可能な状態であるときに、物品ATを熱硬化
性材料MVの中に挿入して接触させ、その状態を維持す
る〔図5(C)〕。熱硬化性材料MVの硬化が進行し、
熱硬化性材料MVが実質的に流動しない程度に硬化した
ときに、熱硬化性材料MVを物品ATと一体的に金型3
0から取り出す〔図5(D)〕。これによって、図4
(B)に示すガスケットGT付きの物品AT2が作製さ
れる。
【0034】各工程の所要時間の一例を挙げると、熱硬
化性材料MVの注入に数秒〜十数秒程度、注入後半硬化
状態となるまでに数秒〜数分程度、物品ATの挿入又は
接触から脱型までに十数秒〜数十分程度である。
【0035】なお、図示しないロボットを用い、熱硬化
性材料MVの溝31内への注入、物品AT1の移動及び
位置決め、ガスケットGTの金型30からの取り外しを
自動的に行うことが可能である。この場合に、ロボット
は制御装置50により制御される。
【0036】このように、ガスケット形成装置1による
と、ガスケットGTを、ガスケットGTの組み付けられ
る物品ATに対して直接に一体的に成形することができ
る。しかも、金型30を用いているため高い寸法精度で
形成することができ、且つ、熱硬化性材料MVを加熱し
て硬化させるので、硬化の速度が速く、ガスケットGT
を迅速に形成することができる。したがって、ガスケッ
トGTの作製をインラインで行うことが可能であり、生
産効率を向上させることができる。
【0037】金型30の溝31の形状は、円環状以外
に、楕円形、矩形、多角形、その他の形状など、物品A
Tの端部に嵌合する任意の形状とすることができる。ま
た、ガスケットGTの断面形状も、円形、楕円形、三角
形、四角形、その他の多角形、その他の形状など種々の
形状とすることができる。3次元形状の金型を用いるこ
とにより、平面内におけるガスケットGTのみでなく3
次元的な形状のガスケットを形成することも可能であ
る。さらに自動化することもできる。
【0038】次に、金型の変形例及び加熱方法の他の例
について説明する。図6は金型30Aを赤外線ランプ4
1によって加熱する場合を示す図である。金型30A
は、熱伝導のよい金属材料からなる薄肉プレートの型枠
であり、赤外線ランプ41によって直接的に加熱され
る。金型30A内に注入された熱硬化性材料MVは金型
30Aによって加熱される。
【0039】図7は金型30Bをオイルバス42によっ
て加熱する場合を示す図である。オイルバス42には、
加熱された油OLが満たされており、金型30Bを油O
Lに漬けることによって加熱する。
【0040】また、図示は省略したが、熱硬化性材料M
Vの中に酸化鉄などの磁性体を入れておき、電磁誘導加
熱によって熱硬化性材料MVを直接的に加熱することも
可能である。また、熱硬化性材料MVをマイクロ波によ
って加熱することも可能である。但し、その場合には、
金型をマイクロ波によって加熱されにくい分子構造材質
のもので構成しておく必要がある。
【0041】また、超音波により加熱することも可能で
ある。超音波を用いる場合には、例えば超音波によって
熱硬化性材料MVの必要な箇所をスポット的に硬化さ
せ、熱硬化性材料MVを金型からすぐに抜き取り、その
他の部分はゆっくりと湿気硬化により硬化させることも
可能である。
【0042】また、物品ATとして、成形直後の成形品
を用いた場合には、成形時の余熱によって物品ATは加
熱状態となっているので、物品ATを熱硬化性材料に接
触させたときに、その余熱によって接触部分の熱硬化性
材料を硬化させることができる。この場合には、物品A
Tの成形とガスケットGTの形成とをインラインで行う
ことができ、しかも物品ATの加熱工程を省略すること
ができ、生産効率がさらに向上する。
【0043】このように、種々の加熱方法を用い、また
それらの方法を組み合わることにより、熱硬化性材料M
Vの加熱速度を速くし、ガスケット付きの物品ATを得
るまでの所要時間を短縮して工程の合理化を図ることが
できる。
【0044】なお、熱硬化性材料MVとして、高圧の窒
素ガス、炭酸ガス、又は空気などが分散した熱硬化性ウ
レタン材料を用い、これを大気中において金型内に注入
することにより発泡させてもよい。
【0045】その他、ガスケット形成装置1の全体又は
各部の構造、形状、個数、材質、金型の溝の形状、寸
法、熱硬化性材料MVの材質などは、本発明の主旨に沿
って適宜変更することができる。
【0046】
【発明の効果】本発明によると、ガスケットを、ガスケ
ットの組み付けられる物品に対して直接に一体的に成形
することができ、高い寸法精度で迅速に成形することが
できる。しかも、ロボットを用いることにより自動化す
ることができ、省力化及び生産性の向上に貢献すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスケット形成装置の平面図であ
る。
【図2】ガスケット形成装置の側面図である。
【図3】ガスケット形成装置の要部を拡大して示す断面
図である。
【図4】ガスケットが一体的に形成される物品の例を示
す断面図である。
【図5】ガスケットを作製する工程を説明するための図
である。
【図6】金型を赤外線ランプによって加熱する場合を示
す図である。
【図7】金型をオイルバスによって加熱する場合を示す
図である。
【符号の説明】
1 ガスケット形成装置 16a〜16e カートリッジヒータ(加熱する手段) 30,30A,30B 金型 41 赤外線ランプ(加熱する手段) 42 オイルバス(加熱する手段) 50 制御装置(制御する手段) MV 熱硬化性材料 GT ガスケット
フロントページの続き (72)発明者 高田 正春 大阪府高槻市明田町7番1号 サンスター 技研株式会社内 (72)発明者 義本 恭之 大阪府高槻市明田町7番1号 サンスター 技研株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品の表面にガスケットを形成する方法で
    あって、 前記ガスケットの少なくとも一部の外形を有した金型内
    に熱硬化性材料を注入するステップAと、 前記熱硬化性材料に前記物品の一部を接触させるステッ
    プCと、 前記熱硬化性材料を前記物品が接触した状態で少なくと
    も実質的に流動しない程度に硬化させるステップDと、 硬化した熱硬化性材料を前記金型から前記物品と一体的
    に取り出すステップEと、 を有してなることを特徴とするガスケットの形成方法。
  2. 【請求項2】前記ステップCにおいて、予め加熱された
    物品を用い、前記熱硬化性材料に加熱された物品の一部
    を接触させることによって、前記熱硬化性材料の接触し
    た部分を硬化させる、 請求項1記載のガスケットの形成方法。
  3. 【請求項3】前記物品は、成形品であり、成形時の余熱
    を有していることによって加熱状態となっている、 請求項2記載のガスケットの形成方法。
  4. 【請求項4】前記ステップDにおいて、前記物品が接触
    した状態で前記熱硬化性材料を加熱する、 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガスケットの
    形成方法。
  5. 【請求項5】物品の表面にガスケットを形成する方法で
    あって、 前記ガスケットの少なくとも一部の外形を有した金型内
    に熱硬化性材料を注入するステップAと、 前記熱硬化性材料を加熱するステップBと、 前記熱硬化性材料に前記物品の一部を接触させるステッ
    プCと、 前記熱硬化性材料を前記物品が接触した状態で少なくと
    も実質的に流動しない程度に硬化させるステップDと、 硬化した熱硬化性材料を前記金型から前記物品と一体的
    に取り出すステップEと、 を有してなることを特徴とするガスケットの形成方法。
  6. 【請求項6】物品の表面にガスケットを形成する方法で
    あって、 前記ガスケットの少なくとも一部の外形を有した金型内
    に熱硬化性材料を注入するステップAと、 前記熱硬化性材料を加熱するステップBと、 前記熱硬化性材料が硬化する前の流動状態のときに前記
    物品の一部を前記熱硬化性材料に接触させるステップC
    と、 前記熱硬化性材料を前記物品が接触した状態で少なくと
    も実質的に流動しない程度に硬化させるステップDと、 硬化した熱硬化性材料を前記金型から前記物品と一体的
    に取り出すステップEと、 を有してなることを特徴とするガスケットの形成方法。
  7. 【請求項7】前記ステップCにおいて、前記物品の一部
    を前記熱硬化性材料の中に挿入することによって、前記
    物品の一部を前記熱硬化性材料に接触させる、 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のガスケットの
    形成方法。
  8. 【請求項8】物品の表面にガスケットを形成する装置で
    あって、 前記ガスケットの少なくとも一部の外形を有した金型
    と、 前記金型内に熱硬化性材料を注入する手段と、 前記金型内に注入された熱硬化性材料を加熱する手段
    と、 前記物品又は前記金型を把持して移動することが可能な
    ロボットと、 前記金型内に注入された熱硬化性材料に前記物品の一部
    を前記熱硬化性材料に接触させ、前記熱硬化性材料が少
    なくとも実質的に流動しない程度に硬化するまでその状
    態を維持し、前記熱硬化性材料が硬化した後で前記熱硬
    化性材料を前記金型から前記物品と一体的に取り出すよ
    うに、前記ロボットを制御する手段と、 を有してなることを特徴とするガスケットの形成装置。
JP18469997A 1997-07-10 1997-07-10 ガスケットの形成方法及び装置 Pending JPH1130334A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014200938A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 小島プレス工業株式会社 シール構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014200938A (ja) * 2013-04-02 2014-10-27 小島プレス工業株式会社 シール構造

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