JPH0330912A - 成形型の補修方法 - Google Patents

成形型の補修方法

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JPH0330912A
JPH0330912A JP16752189A JP16752189A JPH0330912A JP H0330912 A JPH0330912 A JP H0330912A JP 16752189 A JP16752189 A JP 16752189A JP 16752189 A JP16752189 A JP 16752189A JP H0330912 A JPH0330912 A JP H0330912A
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JP
Japan
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mold
panel member
repaired
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broken
Prior art date
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Pending
Application number
JP16752189A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kawato
川戸 康史
Tsutomu Shimizu
勉 清水
Makoto Yamane
誠 山根
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野) 本発明は、成形型により予め成形された成形品を利用し
て該成形型の補修部分を修復する成形型の補修方法に関
する。
(従来の技術) 一般に、プレス加工においては一対の金型が使用され、
この金型間で素材を加圧変形させることにより所定形状
の製品を成形するようになっている。
ところで、上記のようなプレス加工において異なった形
状の製品を少量づつ生産する場合、即ち、多品種少量生
産時には、型製作費の削減ならびに製作時間の短縮を目
的として、上記のような金型に換えて、例えば、一対の
成形型をセメント等により形成した簡易型を使用するこ
とが行われている。
しかしながら、上記のような簡易型は、金型に比べて機
械的強度が不足し、このため、加工中において部分的に
破損し易い傾向にある。そして、部分的に破損した場合
には、これを速やかに補修することが望まれる。
そこで、例えば、特開昭59−218229号公報によ
れば、第5図(r)に示すように、母型面Aに樹脂膜B
を介して成形面を構成する金属層Cが溶射されてなる成
形型りの一部に欠損部分Eが生じたときには、第5図(
I[)に示すように、欠損部分Eに裏込材Fと共に上記
金属層Cと同質の金属を溶射して金属片Gを形成したの
ち、この金属片Gを裏込材Fと共に一旦成形型りより取
り外し、次いで、第5図(1)に示すように、溶射樹脂
Hと共に再び上記金属片Gを欠損部分Eに充填すること
により成形型りを比較的容易に補修するようにした方法
が示されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記のような方法によれば、欠損部分Eに金
属を溶射することにより形成された金属片Gを該欠損部
分Eより一旦取り外し、再び、この金属片Gを欠損部分
Eに溶射樹脂Hと共に充填する必要があり、その補修作
業が面倒なものとなっていた。また、第5図(I)〜(
III)に示すように、成形面を構成する金属層Cに生
じた欠損部分Eが平坦な形状とされている場合には、上
記のように金属を溶射するだけで比較的容易に欠損部分
Eを修復することが可能であるが、例えば、第5図(I
I)に鎖線で示すように、修復すべき欠損部分Eの一部
に突状部Iが形成されている場合には、上記のように欠
損部分Eに単に金属を溶射するだけでは、該欠損部分E
を良好に修復することが極めて困難とされていた。
このような問題は、上記のようなプレス用成形型に限ら
ず、樹脂成形用の成形型においても同様に存在する。
そこで本発明は、プレス用あるいは射出成形用等の成形
型の一部が破損して、これを補修する場合に、上記成形
型により予め成形された良好な成形品を利用して該成形
型の補修部分を簡単に、しかも極めて精度よく元の状態
に修復することのできる成形型の補修方法を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するために、本発明は次のように構成
する。
即ち、本発明は、成形型の補修方法であって、上記成形
型により成形された成形品を成形型の補修部分を覆うよ
うにセットすると共に、この成形品に設けられた注入孔
より補修部分に補修材を注入し、且つ該補修材を上記成
形品をセットした状態で硬化させて成形品の補修部分を
修復することを特徴とする。
(作  用) 上記の方法によれば、成形品により成形型の補修部分が
覆われると共に、該成形品に設けられた注入孔より上記
成形型の補修部分に補修材が注入されることにより、こ
の補修材が上記成形品の形状に沿った状態で補修部分に
確実に充填されることになる。そして、上記成形品を成
形型にセットした状態で補修部分に充填された補修材を
硬化させることより、極めて精度良く補修部分が元の状
態に復元されることになる。
このように、本発明によれば、補修部分が複雑な形状と
されている場合においても、予め成形された成形品によ
り覆われた成形型の補修部分に補修材を注入するだけの
簡単な方法により、極めて良好に成形型を元の状態に修
復することができる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
なお、この実施例は本発明をプレス用成形型に適用した
ものである。
第1図(1)に示すように、本実施例のプレス用成形型
は、下面に所定形状とされた凹部1aが形成された上型
1と、該上型1の凹部1aに対応させて突形状に形成さ
れた下型2とからなり、上記上型1の下降に伴って該上
型1と下型2との間で所定形状のパネル部材3をプレス
加工するようになっている。なお、本実施例においては
、上記上型1および下型2は、多品種少量生産用のプレ
ス用成形型とされ型製作費ならびに加工性の点で優れた
セメント型とされている。
そして、第1図(I)に示すように、例えば、上記下型
2における上面中央部が破損して欠損部分2aが生じた
場合には、該欠損部分2aが次のようにして補修される
ことになる。
即ち、第1図(I)に示すように、まず、上記上型lと
下型2とにより予め成形された良好なパネル部材3を、
下型2における欠損部分2aを覆うように該下型2にセ
ットし、上記パネル部材3における欠損部分2aの対応
位置に注入孔3aを適宜手段により穿設する。
次いで、第1図(n)に示すように、補修材供給装置(
図示せず)に接続されたノズル4を介して上記パネル部
材3に穿設された注入孔3aより欠損部分2a内に下型
2と同成分とされた補修材としてのセメントスラリー5
を所定の注入圧で流し込む、そして、第1図(1)に示
すように、上記上型1を下降させて該上型1により上記
下型2にセットされたパネル部材3を確実に固定保持し
、この状態で、上記パネル部材3の形状に沿った状態で
欠損部分2aに充填されたセメントスラリー5を硬化さ
せたのち、上記上型1上昇させると共に、下型2にセッ
トされたパネル部材3を該下型2より取り外すことによ
り、第1図(IV)に示すように、上記欠損部分2aが
極めて精度良く元の状態に復元された下型2を得ること
ができる。
このように、本実施例によれば、上記上型1と下型2と
により予め成形された良好なパネル部材3により覆われ
た下型2の欠損部分2aにセメントスラリー5を注入す
るだけの簡単な方法により、例え欠損部分2aが複雑な
形状とされている場合においても、該欠損部分2aを精
度良く元の状態に復元することが可能となって、下型2
を極めて良好に修復することができる。
なお、上記パネル部材3の注入孔3aは、本実施例のよ
うに、該パネル部材3を下型2にセットしたのちに形成
しても良く、また、下型2へのセット前に予め設けてお
いても良い。
また、第2図(I)〜(1)は、それぞれ欠損部分の表
面に補強層としての溶射金属層を同時に形成する方法を
示すもので、第2図(I)に示すように、予め成形され
たパネル部材13における下型12の欠損部分12aに
対向する面に予め金属層16を溶射し、次いで、第2図
(■)に示すように、金属層16が溶射されたパネル部
材13を下型12の欠損部分12aを覆うように該下型
12にセットし、上記パネル部材13に設けられた注入
孔13aより欠損部分12aにセメントスラリー15を
充填したのち、上型11を下降させてパネル部材13を
固定保持する。そして、この状態で、上記セメントスラ
リー15を硬化させることにより、第2図(、II[)
に示すように、上記欠損部分12aが精度良く元の状態
に復元され、且つ該欠損部分12aの表面に補強層とし
ての金属溶射層16が形成された下型12を得ることが
できる。
更に、第3図(I)〜(III)は、それぞれ欠損部分
に補強部材としての発泡金属を埋没する方法を示すもの
で、この場合には、まず、第3図(I)に示すように、
パネル部材23の下型22へのセット時に、欠損部分2
2aに、補強部材としての内部に多数の空洞部が形成さ
れ、あるいは網目状とされた例えばステンレス等からな
る発泡金属27をセットする0次いで、第3図(It)
に示すように、パネル部材23に設けられた注入孔23
aよりセメントスラリー25を注入する。この場合、図
示のように、上記発泡金属27中がセメントスラリー2
5の注入圧により圧縮されると共に、該発泡金属27中
にセメントスラリー25が含浸されることになる。そし
て、上型21を下降させてパネル部材23を確実に固定
保持し、この状態で、上記セメントスラリー25を硬化
させることにより、第3図(I[[)に示すように、欠
損部分22aが精度良く復元され、且つ該欠損部分22
aに補強部材としての発泡金属27が埋没された下型2
2を得ることができる。
更にまた、第4図(I)〜(IV)に示すものは、欠損
部分に補強部材としての発泡金属を埋没させる他の方法
を示すもので、この場合には、第4図(I)に示すよう
に、パネル部材32の下型31へのセット前に、下型3
1における欠損部31aよりボリュームのある補強部材
としての発泡金属37を載置し、次いで、第4図(II
)に示すように、上記パネル部材33を下型32にセッ
トすることにより、下型31における欠損部32aに載
置された」−記発泡金属37を加圧圧縮する。
そして、第4図(1)に示すように、上記パネル部材3
3に設けられた注入孔33aより欠損部32aに補修材
としてのセメントスラリー35を充填する。この場合、
上記発泡金属37がセメントスラリー35の注入圧によ
り、図示のように圧縮されることになる。そして、上型
31を下降させて該上型31により上記パネル部材33
を確実に固定保持し、この状態で、上記セメントスラリ
ー35を硬化させることにより、第4図(IV)に示す
ように、上記欠損部分32aが精度良く元の状態に復元
され、且つ該欠損部分32aに補強部材としての発泡金
属37を埋没させた下型32を得ることができる。
なお、上記の金属溶射層16を形成する方法と補強部材
としての発泡金属27.37を埋没する方法とを併用す
るようにしても良く、この場合には、更に一層強度が向
上することになる。
また、本実施例においては、上型と下型とにより予め成
形された良好なパネル部材を利用することにより、該下
型における補修部分を良好に修復するようにしたけれど
も、例えば、上記上型に欠損部分が発生して鎖部を補修
する場合においても、上記と同様の方法により極めて良
好に欠損部分を修復することができる。
(発明の効果) 以上のように、本発明に係る成形型の補修方法によれば
、予め成形された成形品により覆われた成形型の補修部
分に補修材を注入し、且つ該補修材を成形品を成形型に
セットした状態で硬化させるだけの簡単な方法により、
例え補修部分が複雑な形状とされている場合においても
、該補修部分を精度良く元の状態に復元することが可能
となって、成形型を極めて良好に修復することができる
【図面の簡単な説明】
第1〜第4図は本発明の実施例を示すもので、第1図(
I)〜(IV)は本実施例に係る成形型の補修方法によ
る補修作業を示す概略工程図、第2図(I)〜(l[)
は補修部分の表面に補強層としての金属溶射層を補修と
同時に形成する方法を示す概略工程図、第3図(I)〜
(III)は補修部分に補強部材としての発泡金属を埋
没させる方法を示す概略工程図、第4図(I)〜(IV
)は補修部分に補強部材としての発泡金属を埋没させる
他の方法を示す概略工程図である。また、第5図(I)
〜(III)は従来の成形型の補修方法およびその問題
点を説明する概略図である。 1〜31.2〜32・・・成形型(1〜31・・・上型
、2〜32・・・下型)、2a〜32a・・・補修部分
く欠損部分)、3〜33・・・成形品(パネル部材)、
3a〜33a・・・注入孔、5〜35・・・補修材(セ
メントスラリー)。 第2図 tIl +l1 (III 第 図 (I[[1 (TVI 第 図 (I) (K1 z +11 (III 第 図 (III (聞 2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成形型の補修方法であって、上記成形型により成
    形された成形品を成形型の補修部分を覆うようにセット
    すると共に、この成形品に設けられた注入孔より補修部
    分に補修材を注入し、且つ該補修材を上記成形品をセッ
    トした状態で硬化させて成形型の補修部分を修復するこ
    とを特徴とする成形型の補修方法。
JP16752189A 1989-06-28 1989-06-28 成形型の補修方法 Pending JPH0330912A (ja)

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JP16752189A JPH0330912A (ja) 1989-06-28 1989-06-28 成形型の補修方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014071312A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Dainippon Printing Co Ltd 反射防止物品製造用賦型版の修正方法及び反射防止物品製造用賦型版の製造方法
KR20230132083A (ko) 2022-03-08 2023-09-15 주식회사 크레셈 기판 검사 방법

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