JPH11303171A - 浴室ユニット用防水パン - Google Patents
浴室ユニット用防水パンInfo
- Publication number
- JPH11303171A JPH11303171A JP11345398A JP11345398A JPH11303171A JP H11303171 A JPH11303171 A JP H11303171A JP 11345398 A JP11345398 A JP 11345398A JP 11345398 A JP11345398 A JP 11345398A JP H11303171 A JPH11303171 A JP H11303171A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waterproof pan
- concave step
- bathroom unit
- floor slab
- bath room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 建築躯体で生じる床スラブ上の凸部を回避す
るために防水パンの周縁部裏側に凹段部を形成し、防水
パンの底面をさらに低く位置づけることを可能にするこ
とで、サイズの大きな浴室ユニットの設置ができるよう
にした浴室ユニット用防水パンを提供すること。 【解決手段】 逆梁方式の建築躯体で生じる床スラブ１
上の凸部２を回避するために、防水パンＡの周縁部裏側
に凹段部３を形成させる。
るために防水パンの周縁部裏側に凹段部を形成し、防水
パンの底面をさらに低く位置づけることを可能にするこ
とで、サイズの大きな浴室ユニットの設置ができるよう
にした浴室ユニット用防水パンを提供すること。 【解決手段】 逆梁方式の建築躯体で生じる床スラブ１
上の凸部２を回避するために、防水パンＡの周縁部裏側
に凹段部３を形成させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットにお
ける防水パンに関するものである。
ける防水パンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、浴室ユニット用防水パンは、平板
に水のあふれを防止する四辺の立ち上げ壁と、排水のた
めの孔を設けて構成されている。また設置の作業は、床
スラブと防水パンの間に複数の脚部を配設し、固定させ
ることにより行っている。
に水のあふれを防止する四辺の立ち上げ壁と、排水のた
めの孔を設けて構成されている。また設置の作業は、床
スラブと防水パンの間に複数の脚部を配設し、固定させ
ることにより行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術においては、近年増加している逆梁方式の建築躯
体の場合、浴槽設置部や洗い場部周辺の床スラブ上に凸
部が発生するため、浴室ユニット用防水パンを設置しよ
うとすると、凸部の高さに当該防水パンの据え付け位置
をあわさざる得なくなり、その結果、浴室ユニットのサ
イズが小さくなり、また床から天井までのスペースも狭
くなってしまうという問題があった。
の技術においては、近年増加している逆梁方式の建築躯
体の場合、浴槽設置部や洗い場部周辺の床スラブ上に凸
部が発生するため、浴室ユニット用防水パンを設置しよ
うとすると、凸部の高さに当該防水パンの据え付け位置
をあわさざる得なくなり、その結果、浴室ユニットのサ
イズが小さくなり、また床から天井までのスペースも狭
くなってしまうという問題があった。
【０００４】又、防水パンの端の部分を凸部上で担持す
る脚部の高さと、凸部のない床スラブと防水パンの間に
設置する脚部の高さが異なるため、レベル調整がしにく
いという問題があった。
る脚部の高さと、凸部のない床スラブと防水パンの間に
設置する脚部の高さが異なるため、レベル調整がしにく
いという問題があった。
【０００５】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、建築躯体で生じる床スラ
ブ上の凸部を回避するために防水パンの周縁部裏側に凹
段部を形成し、防水パンの底面をさらに低く位置づける
ことを可能にすることで、サイズの大きな浴室ユニット
の設置ができるようにした浴室ユニット用防水パンを提
供することにある。
で、その目的とするところは、建築躯体で生じる床スラ
ブ上の凸部を回避するために防水パンの周縁部裏側に凹
段部を形成し、防水パンの底面をさらに低く位置づける
ことを可能にすることで、サイズの大きな浴室ユニット
の設置ができるようにした浴室ユニット用防水パンを提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の浴室ユニット用防水パンは、逆梁方
式の建築躯体で生じる床スラブ上の凸部を回避するため
に、周縁部裏側に凹段部を形成した構成としたものであ
る。従ってこの場合、浴室ユニット用防水パンの周縁部
は凹段部を形成しているので、浴室部分の周縁部の床ス
ラブ上に少なくとも１辺の凸部があった場合、凹段部に
よりその凸部を回避してより低く防水パンの底面を位置
づけることができ、よりサイズの大きい浴室ユニットを
設置することができる。
に、請求項１記載の浴室ユニット用防水パンは、逆梁方
式の建築躯体で生じる床スラブ上の凸部を回避するため
に、周縁部裏側に凹段部を形成した構成としたものであ
る。従ってこの場合、浴室ユニット用防水パンの周縁部
は凹段部を形成しているので、浴室部分の周縁部の床ス
ラブ上に少なくとも１辺の凸部があった場合、凹段部に
よりその凸部を回避してより低く防水パンの底面を位置
づけることができ、よりサイズの大きい浴室ユニットを
設置することができる。
【０００７】また、請求項２記載の浴室ユニット用防水
パンは、請求項１記載の浴室ユニット用防水パンの浴槽
設置部側に凹段部を形成した構成としたものである。従
ってこの場合、防水パンの浴槽設置部側の凹段部が床ス
ラブ上の凸部を回避し、さらに低く防水パンの浴槽部の
底面を位置づけられるので、よりサイズの大きいユニッ
トバスの設置が可能となる。
パンは、請求項１記載の浴室ユニット用防水パンの浴槽
設置部側に凹段部を形成した構成としたものである。従
ってこの場合、防水パンの浴槽設置部側の凹段部が床ス
ラブ上の凸部を回避し、さらに低く防水パンの浴槽部の
底面を位置づけられるので、よりサイズの大きいユニッ
トバスの設置が可能となる。
【０００８】また、請求項３記載の浴室ユニット用防水
パンは、請求項１又は２記載の凹段部と床スラブ上の凸
部との間に生じた空隙を保持する脚部の高さを調整する
ため、蓋体を備えた開口部を防水パンの凹段部の天面側
に形成した構成としたものである。従ってこの場合、凸
部上で凹段部を脚部で支える際、その支持高さの調整を
開口部を通して行うことができ、作業が容易に行える。
パンは、請求項１又は２記載の凹段部と床スラブ上の凸
部との間に生じた空隙を保持する脚部の高さを調整する
ため、蓋体を備えた開口部を防水パンの凹段部の天面側
に形成した構成としたものである。従ってこの場合、凸
部上で凹段部を脚部で支える際、その支持高さの調整を
開口部を通して行うことができ、作業が容易に行える。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１及び図２は、本発明の請求項
１乃至３全てに対応する一実施の形態を示した斜視図及
び断面図である。
１乃至３全てに対応する一実施の形態を示した斜視図及
び断面図である。
【００１０】この浴室ユニット用防水パンは、逆梁方式
の建築躯体で生じる床スラブ１上の凸部２を回避するた
めに、防水パンＡの周縁部裏側に凹段部３を形成してな
るものである。又、防水パンＡの中央部分に、中央凹段
部４を形成している。又、凹段部３と床スラブ１上の凸
部２との間に生じた空隙５を保持する脚部６の高さを調
整するため、蓋体７を備えた開口部８を防水パンＡの凹
段部３の天面側に形成している。
の建築躯体で生じる床スラブ１上の凸部２を回避するた
めに、防水パンＡの周縁部裏側に凹段部３を形成してな
るものである。又、防水パンＡの中央部分に、中央凹段
部４を形成している。又、凹段部３と床スラブ１上の凸
部２との間に生じた空隙５を保持する脚部６の高さを調
整するため、蓋体７を備えた開口部８を防水パンＡの凹
段部３の天面側に形成している。
【００１１】この浴室ユニット用防水パンは、浴槽設置
部９と洗い場部１０が一体成形されており、中央部分に
排水受け部１１が設けられている。また防水パンＡの底
面１２と床スラブ１との空隙１３は脚部１４で保持され
ている。
部９と洗い場部１０が一体成形されており、中央部分に
排水受け部１１が設けられている。また防水パンＡの底
面１２と床スラブ１との空隙１３は脚部１４で保持され
ている。
【００１２】従ってこの場合、防水パンＡの周縁部は凹
段部３を形成しているので、浴室部分の周縁部の床スラ
ブ１上に少なくとも１辺の凸部２があった場合、凹段部
３によりその凸部２を回避してより低く防水パンＡの底
面１２を位置づけることができ、よりサイズの大きい浴
室ユニットを設置することができる。
段部３を形成しているので、浴室部分の周縁部の床スラ
ブ１上に少なくとも１辺の凸部２があった場合、凹段部
３によりその凸部２を回避してより低く防水パンＡの底
面１２を位置づけることができ、よりサイズの大きい浴
室ユニットを設置することができる。
【００１３】また、浴槽設置部９に凹段部３が形成され
ているので、浴槽側に凸部２があった場合でもそれを回
避してより低く防水パンＡの底面１２を位置づけること
ができ、より大きいサイズのユニットバスの設置が可能
となる。
ているので、浴槽側に凸部２があった場合でもそれを回
避してより低く防水パンＡの底面１２を位置づけること
ができ、より大きいサイズのユニットバスの設置が可能
となる。
【００１４】また、防水パンＡの中央部分に中央凹段部
４を設け、浴槽設置部９周縁の凹段部３の内側を形成す
る立ち上げ壁１５ａを、洗い場部１０周縁の凹段部３の
内側を形成する立ち上げ壁１５ｂよりその中央凹段部４
の立ち上げ壁１６の高さの分だけ高くすることで、さら
に低く防水パンＡの浴槽部９の底面１２を位置づけられ
るので、よりサイズの大きいユニットバスの設置が可能
となる。
４を設け、浴槽設置部９周縁の凹段部３の内側を形成す
る立ち上げ壁１５ａを、洗い場部１０周縁の凹段部３の
内側を形成する立ち上げ壁１５ｂよりその中央凹段部４
の立ち上げ壁１６の高さの分だけ高くすることで、さら
に低く防水パンＡの浴槽部９の底面１２を位置づけられ
るので、よりサイズの大きいユニットバスの設置が可能
となる。
【００１５】また、凹段部３と床スラブ１上の凸部２と
の間に生じた空隙５を保持する脚部６の高さを調整する
ため、蓋体７を備えた開口部８を防水パンＡの凹段部３
の天面側に形成したことにより、凸部２上で凹段部３を
脚部６で支える際、その支持高さの調整を開口部８を通
して行うことができ、作業が容易に行える。
の間に生じた空隙５を保持する脚部６の高さを調整する
ため、蓋体７を備えた開口部８を防水パンＡの凹段部３
の天面側に形成したことにより、凸部２上で凹段部３を
脚部６で支える際、その支持高さの調整を開口部８を通
して行うことができ、作業が容易に行える。
【００１６】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項１記載の浴
室ユニット用防水パンは、逆梁方式の建築躯体で生じる
床スラブ上の凸部を回避するために、防水パンの周縁部
裏側に凹段部が形成されたものであるため、浴室部分の
周縁部の床スラブ上に少なくとも１辺の凸部があった場
合、凹段部によりその凸部を回避してより低く防水パン
の底面を位置づけることができ、よりサイズの大きい浴
室ユニットを設置することができる。
室ユニット用防水パンは、逆梁方式の建築躯体で生じる
床スラブ上の凸部を回避するために、防水パンの周縁部
裏側に凹段部が形成されたものであるため、浴室部分の
周縁部の床スラブ上に少なくとも１辺の凸部があった場
合、凹段部によりその凸部を回避してより低く防水パン
の底面を位置づけることができ、よりサイズの大きい浴
室ユニットを設置することができる。
【００１７】また、請求項２記載の浴室ユニット用防水
パンは、請求項１記載のものの効果に加え、浴槽設置部
の周縁にあたる部分に凹段部を形成したことにより、サ
イズの大きいユニットバスの設置が可能となる。
パンは、請求項１記載のものの効果に加え、浴槽設置部
の周縁にあたる部分に凹段部を形成したことにより、サ
イズの大きいユニットバスの設置が可能となる。
【００１８】また、請求項３記載の浴室ユニット用防水
パンは、請求項１又は２記載のものの効果に加え、凹段
部と床スラブ上の凸部との間に生じた空隙を保持する脚
部の高さを調整するため、蓋体を備えた開口部を浴室ユ
ニット用防水パンの凹段部の天面側に形成したことによ
り、凸部上で凹段部を脚部で支える際、その支持高さの
調整を開口部を通して行うことができ、作業が容易に行
える。
パンは、請求項１又は２記載のものの効果に加え、凹段
部と床スラブ上の凸部との間に生じた空隙を保持する脚
部の高さを調整するため、蓋体を備えた開口部を浴室ユ
ニット用防水パンの凹段部の天面側に形成したことによ
り、凸部上で凹段部を脚部で支える際、その支持高さの
調整を開口部を通して行うことができ、作業が容易に行
える。
【図１】本発明の一実施形態である浴室ユニット用防水
パンを示す斜視図である。
パンを示す斜視図である。
【図２】同浴室ユニット用防水パンを示す断面図であ
る。
る。
Ａ 防水パン １ 床スラブ ２ 凸部 ３ 凹段部 ４ 中央凹段部 ５ 空隙 ６ 脚部 ７ 蓋体 ８ 開口部
Claims (3)
- 【請求項１】 逆梁方式の建築躯体で生じる床スラブ上
の凸部を回避するために、防水パンの周縁部裏側に凹段
部を形成したことを特徴とする浴室ユニット用防水パ
ン。 - 【請求項２】 浴槽設置部の周縁にあたる部分に、凹段
部を形成したことを特徴とする請求項１記載の浴室ユニ
ット用防水パン。 - 【請求項３】 凹段部と床スラブ上の凸部との間に生じ
た空隙を保持する脚部の高さを調整するため、蓋体を備
えた開口部を防水パン凹段部の天面に形成したことを特
徴とする請求項１又は２記載の浴室ユニット用防水パ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11345398A JPH11303171A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 浴室ユニット用防水パン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11345398A JPH11303171A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 浴室ユニット用防水パン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11303171A true JPH11303171A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14612630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11345398A Pending JPH11303171A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | 浴室ユニット用防水パン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11303171A (ja) |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP11345398A patent/JPH11303171A/ja active Pending
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