JPH11303042A - 海洋構造物の摩擦増大用マット - Google Patents

海洋構造物の摩擦増大用マット

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JPH11303042A
JPH11303042A JP10111690A JP11169098A JPH11303042A JP H11303042 A JPH11303042 A JP H11303042A JP 10111690 A JP10111690 A JP 10111690A JP 11169098 A JP11169098 A JP 11169098A JP H11303042 A JPH11303042 A JP H11303042A
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caisson
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JP10111690A
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English (en)
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Takatsu Wagi
多克 和木
Masami Origasa
正美 折笠
Mitsuru Nonoda
充 野々田
Takahiko Ito
隆彦 伊藤
Katsuo Matsuzaki
勝夫 松崎
Yuzo Konoue
雄三 鴻上
Hiroshi Nakano
浩 中野
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Nippon Road Co Ltd
Taisei Rotec Corp
Japan Sea Works Co Ltd
World Engineering Co
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Nippon Road Co Ltd
Taisei Rotec Corp
Japan Sea Works Co Ltd
World Engineering Co
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーソンの底面に一体に設けるマット部材に
おいて、接続部材をアスファルト層に対して確実に固定
配置でき、ケーソン底板に対する接続作業を容易に行い
得るとともに、マット部材の信頼性を向上させる。 【解決手段】 マット部材30のアスファルト層に埋設
して配置するL型部材65を、マットの内部補強部材と
組み合わせて設け、ケーソンのケーソン底板に設けた孔
21を介してボルト80を配置する。前記ボルトの頭部
をケーソンの底部コンクリートに埋設して固定し、マッ
ト部材に対する保持作用を良好に発揮させるようにす
る。また、前記接続部材は長いものを配置すること、ま
たは点状に配置して構成することが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーソンのような
構造物を用いて構築する防波堤や岸壁、護岸等の海洋構
造物に関し、特に、構造物の底面に設けるマット部材の
取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】防波堤や護岸、岸壁等のような海洋構造
物を構築するに際しては、一般に海底地盤を均してから
捨石等を用いて基礎マウンドを構築し、その基礎マウン
ドの上面を平らに均した上にケーソンを設置して構築し
ている。前記構造物は、一般にコンクリート製の箱型の
もの、鋼製のものや、鋼製の構造物の表面に所定の厚さ
のコンクリートを被覆して構成する、ハイブリッドケー
ソンと呼ばれるもの等が用いられる。また、前記ケーソ
ンは陸上で構成されたものを、海上に浮かべて構築箇所
まで搬送したり、台船に載せて搬送することや、クレー
ンなどにより吊り下げた状態で搬送され、構造物構築現
場で海底に沈めて基礎マウンドの上に載置される。
【0003】前記構造物はその底部がコンクリートまた
は鋼板であるために、基礎マウンドを構成する石との間
での摩擦係数が小さく、波浪の圧力等により、基礎マウ
ンドの上で構造物が移動することが懸念される。そこ
で、前記構造物の滑動の問題を解消するために、構造物
の底部にアスファルトマットやゴムマット等のマット部
材を配置し、前記マット部材を構造物により押圧するこ
とにより、マット下面を基礎マウンドの石の表面の凹凸
に応じて変形させる。そして、マット部材の上面に置か
れる構造物と基礎マウンド表面との間で、マット部材を
圧縮することにより摩擦係数を増大させ、構造物の安定
性を向上させることが行われている。
【0004】一般的な海洋構造物として例示する防波堤
は、図15に示すように構成されるもので、海底地盤3
の上に基礎マウンド5を構築し、その上面を平らに均し
てからケーソン1のような構造物を載置して、海洋構造
物を構築している。また、前記基礎マウンド5の表面と
海底地盤3に亘って、摩擦増大用と洗掘防止用とを兼ね
たマット部材4を配置し、基礎マウンドと海底地盤と
を、海流や波浪による洗掘から保護する手段を構成する
ことも行われている。前記基礎マウンド5の上面とケー
ソン等の構造物1の底面2との間には、摩擦増大用のマ
ット10を配置しているもので、前記マット10はケー
ソンを製作する際に、そのケーソンの底板2の下面に一
体に取り付けて構成することが多い。
【0005】また、前記ケーソンの下面に取り付けるマ
ットとしては、アスファルトマットを用いることが多
く、前記アスファルトマットをケーソンの底面に対して
取り付けるために、例えば、図16〜18に示すような
手段が用いられている。前記各従来例は、鋼製ケーソン
やハイブリッドケーソンと呼ばれるケーソンを対象とし
ているもので、それ等のケーソンにおいては、底面が鉄
で構成されているものであり、そのケーソン底面が鉄板
であることから、基礎マウンドの石との間での摩擦係数
が小さいという課題を解決するために使用されているも
のである。
【0006】図16に示す従来例では、マット部材10
を厚さが8〜10cmのアスファルト層11により形成
し、そのアスファルト層の内部に鉄筋12、13を所定
の間隔で配置して内部補強層として構成している。な
お、マット部材の内部に埋設して設ける内部補強層とし
ては、従来のマット部材の場合と同様に、ガラスクロス
や金網等のような補強部材と、ワイヤロープ等のような
部材を埋設して設けることもできるが、以下に説明する
各例においては、説明を簡単にするために、アスファル
ト層の中に鉄筋のみを配置した例で説明する。前記マッ
ト部材10を組み合わせるケーソンでは、ケーソン底板
20に対して所定の間隔で長孔21や丸い孔、長矩形の
スリット等を設けておいて、マットとの接続部を設けて
いる。
【0007】前記ケーソン底板20に設ける孔21に対
応させて、マット部材10には接続部材としてアングル
材15を所定の間隔で設けており、前記アングル材15
の上面15aに位置する孔21を用いて、溶接部22を
介して取付けるようにしている。前記アングル材15を
マット内部に固定するために、アスファルト層に埋設し
ている鉄筋12をアングル材の横孔部15aに通してお
り、前記鉄筋12に対して直交する別の鉄筋13を配置
して、アスファルト層からアングル材15が抜け出した
りしないように保持させる。また、前記アングル材15
の脚部の下部には、軟質のアスファルトやゴム等で構成
した軟質体ブロック19を配置しており、基礎マウンド
の表面に突出している石の突部が、マット層のアングル
材の脚部に位置した場合でも、前記軟質体ブロック19
が変形することにより、アングル材に石が直接当って悪
影響を与えたりすることを防止できるようにしている。
【0008】図17に示す例では、マット部材10の内
部に軟質体ブロック19を介して、接続部材としてのT
型鋼材16を設けており、前記T型鋼材16の上面16
aに対してケーソン底板を溶接部22を用いて接続して
いる。また、図18に示す例では、マット部材10の内
部に軟質体ブロック19を介して、接続部材としてのI
型鋼材17を配置しており、上面17aに位置決めした
ケーソン底板の孔21に溶接部22を介して固定する。
前記各実施例では、型鋼の脚部に設けた横孔部に鉄筋1
2を配置して、接続部材の型鋼とアスファルト層とを一
体化するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の接続部材を
埋設して、鉄筋等の内部補強部材と一体化して構成する
マット部材においては、前記マット部材を作成する際
に、鉄筋を配筋する厚さでアスファルト層の下層を設け
てから、鉄筋と接続部材とを所定の配列間隔で設けてい
る。そして、前記鉄筋の上面に所定の厚さでアスファル
ト層の上層を形成し、接続部材の上面をマット上面に露
出させるようにして、全体が一定の厚さのマット部材と
して構成する。ところが、前記接続部材をマット層の中
に埋設する際に、上層のアスファルト層の成分が接続部
材の角の部分に十分に充満されにくいという問題が発生
しやすい。そこで、上層のアスファルト層を施工する際
に、十分に注意して施工することが必要とされるもの
の、アスファルト層がアングル材等の角の部分に十分に
行き渡っていない場合には、マット部材の信頼性が低下
するという問題がある。また、マット部材を作成する際
に、2層に分けてアスファルト層を打設することは、マ
ット部材の製造の期間が長くなったりするという問題も
ある。
【0010】本発明は、前述したような従来の接続部材
を一体に設けたマット部材の問題を解消するもので、接
続部材をアスファルト層に埋設させて内部補強部材と一
体化し、ケーソンに取り付けた際の信頼性を向上させ得
るマット部材を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケーソンのよ
うな海洋構造物の底面に配置して、基礎マウンド上面に
対する摩擦係数を向上させるマット部材に関する。本発
明の請求項1の発明は前記マット部材には所定の間隔で
線状の接続部材を内部補強部材に組み合わせて配置し、
前記接続部材の上部材をマット上面に露出させて設ける
とともに、接続部材の脚部材の下面には軟質体ブロック
を配置し、アスファルト層に内部補強部材と接続部材と
を一体化して構成し、アスファルト層に内部補強部材と
接続部材とを一体化して構成し、前記マット上面に露出
させた部材をケーソン底板に対して溶接固定して、マッ
ト部材を底面に設けたケーソンを構成することを特徴と
する。
【0012】請求項2の発明は、前記マット部材には所
定の間隔で点状の接続部材を内部補強部材に組み合わせ
て配置し、前記接続部材の脚部材の下部に軟質体ブロッ
クを配置してアスファルト層により一体化し、前記接続
部材のマット上面に露出させた部材を介してケーソン底
板に溶接固定して、マット部材を底面に設けたケーソン
を構成することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、前記マット部材の上に
構築するケーソンの底板には、前記接続部材に対応させ
て所定の間隔で孔を配置し、前記ケーソン底板に設けた
孔を用いて接続部材をケーソン底板に溶接固定すること
を特徴とする。請求項4の発明は、前記マット部材の上
に構築するケーソンの底板には、前記接続部材に対応さ
せて所定の間隔で孔を配置し、前記接続部材に取付けた
ボルトのような突出部材を、ケーソン底板に設けた孔を
介して上に向け突出させて配置し、前記ケーソン底板上
で前記突出部材を固定することを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、前記接続部材を配置し
てなるマット部材に対して、端部の接続部材の先端部側
に連続した部材を追加して設け、前記連続した部材をケ
ーソン底板の先端部に溶接固定し、ケーソン本体のフー
チング端部に対するマット部材の保持と止水作用を行わ
せることを特徴とする。
【0015】前述したように構成したことにより、本発
明のマット部材は、ケーソン底板に対する固定部材を、
内部補強部材とともにマット本体に容易に配置すること
が可能であり、ケーソンに取付けた後でのマット部材の
信頼性を向上させることができる。また、前記接続部材
を長いもので構成する場合、または点状に配置して設け
る場合のいずれの場合でも、接続部材をマット本体に配
置する作業と、マット本体に保持させる作用を良好に行
い得ることから、確実に固定保持できる。そして、前記
接続部材に対して棒状の部材を取付けて、ケーソン本体
に対する固定作業を行う場合にも、装着作業を容易に行
うことができる。さらに、マット部材の端部をケーソン
の端部に対して保持させる手段を、前記接続部材に追加
して設ける場合には、マット端部とケーソンのコンクリ
ートとの間に隙間が生じることを防止でき、構造部の敷
設後の耐久性を向上させることも可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】図示される例にしたがって、本発
明の海洋構造物の摩擦増大用マットを説明する。図1に
示す例は、従来のマット部材と同様に、アスファルト層
により所定の巾と長さを有するものとして構成するマッ
ト部材30の場合を示しており、前記マット部材におい
ては、例えば、ケーソン製造ヤードの地盤を平らに均し
てから、ケーソン底板のサイズに対応する大きさのマッ
ト部材を、現場で作成する場合にも対応が可能である。
また、ケーソン製造現場へ規制の小サイズのマットを敷
き並べて配置し、所定の大サイズのマットとして形成し
てから、鋼製ケーソンの底板を配置して、マット部材に
設けた接続部材に対して、ケーソン底板を固定する手段
を用いることもできる。前記マット部材においては、ア
スファルト層の内部に内部補強部材としての鉄筋32、
33を所定の間隔で埋設し、前記鉄筋と組み合わせて接
続部材35を所定の間隔で配置して、前記接続部材とケ
ーソン底板とを、接続部36を介して一体化させるよう
にしている。本実施例では、前記接続部材として長いア
ングル材等を使用する場合を例にして説明するが、前記
アングル材で構成する接続部材においては、図2〜5に
示すような各種のアングル材を用いることができる。
【0017】図2に示す例は、マット部材30に一体に
設ける接続部材として、厚肉の溝型鋼で構成した溝型鋼
材40を用いる場合を示しているもので、前記溝型鋼材
40の上部材41をマットの表面部に露出させて配置
し、ケーソン底板との接続部を構成している。前記溝型
鋼材40の脚部材42の下部には、アスファルトやゴム
製の軟質体ブロック19を配置して、溝型鋼材に対して
局部的な集中荷重が付与された際の受け部を形成し、ア
スファルト層内部での溝型鋼材の保持作用を良好に発揮
できるようにするが、前記軟質体ブロックはマット下面
に巾が狭くて長いものを敷き詰める状態で配置するこ
と、または、所定の間隔で溝型鋼材の脚部材に対応させ
て点状に配置しても良い。また、前記溝型鋼材40にお
いては、上部材41の両側に垂下させる状態で設けてい
る脚部材42には、横孔44を介して、アスファルト層
31の内部に内部補強部材としての鉄筋32を通してお
り、前記鉄筋に対して直交する鉄筋33を所定のピッチ
で配置することにより、マット部材の内部補強部材とし
て構成する。
【0018】前記溝型鋼材40においては、上部材41
に対して所定の間隔で上部孔43を設けているもので、
アスファルト層31のアスファルトを打設する際に、そ
の一部が上部材43を通して溝型鋼材の内部の空隙に流
入させるようにする。したがって、前記上部材43とし
ては、できるだけ大きなサイズで、多数の孔を小さいピ
ッチで配置し、アスファルト成分の通過を容易に行わせ
得るようにすると、接続部材をマット内部に埋設する作
用を良好に発揮させることができる。そして、前記接続
部材を一体に設けた溝型鋼材40においては、そのマッ
トの上にケーソンの底板を載置して、マット部材の接続
部材とケーソン底板20の孔21とが一致する部分で、
溶接部22を設けて、マット部材をケーソン底板の下面
に一体的に固定保持させるようにする。なお、この実施
例のように、マット部材に長い接続部材を設けている場
合には、ケーソン底板と接続部材とを接続する接続部の
数が少ない場合でも、ケーソン底板に対するマット部材
の固定作用を良好に維持することが可能となる。
【0019】図3に示す例は、薄肉のチャンネル材によ
り構成する溝型鋼材45を用いた場合を示しており、前
記溝型鋼材45の脚部材47の下部には軟質体ブロック
19を配置して、アスファルト層31の内部に溝型鋼材
を埋設して設けている。前記溝型鋼材45においては、
上部材46をマット表面に露出させて設けてケーソン底
板との接続面に用いるもので、その上部材には所定の大
きさで、所定の間隔で上部孔48を多数設けており、ア
スファルト層を打設する際に、上部孔を通ってアスファ
ルトが溝型鋼材の内部に流れ込むようにする。また、溝
型鋼材の脚部材47には横孔49を設けて、前記横孔4
9を介して鉄筋32を配置している。
【0020】図4に示す例は、T型鋼により構成する型
鋼材50を用いた場合を示しているもので、前記T型鋼
材50の脚部材52の下部には軟質体ブロック19を配
置して、アスファルト層31の内部にT型鋼材を埋設し
て設けている。前記T型鋼材50においては、上部材5
1をケーソン底板との接続面に用いるもので、その上部
材には所定の大きさで、所定の間隔で上部孔53を多数
設けており、アスファルト層を打設する際に、上部孔を
通ってアスファルトが上部材の下面に流れ込むようにす
る。また、T型鋼材の脚部材52には横孔54を設けて
おき、前記横孔54を介して鉄筋32を配置している。
【0021】図5に示す例は、巾広のフランジを上下に
配置したH型鋼で構成する型鋼材55を用いた場合を示
しており、前記H型鋼材55の下部材56aの下部には
軟質体ブロック19を配置して、アスファルト層31の
内部にH型鋼材を埋設して設けている。前記H型鋼材5
5においては、上部材56をケーソン底板との接続面に
用いるもので、その上部材には所定の大きさで、所定の
間隔で上部孔58を多数設けており、アスファルト層を
打設する際に、上部孔からアスファルトが上部材55の
下部に流れ込むようにする。また、H型鋼材の脚部材5
7には横孔59を設けておき、前記横孔59を介して鉄
筋32を配置している。なお、この実施例において、フ
ランジの下部材56aにも、上部孔58aを設けてお
き、巾の広い上部材56の下面にもアスファルトが流れ
るように形成すると、H型鋼材の下部に対してもアスフ
ァルトが十分に充満されるので、マット部材の性質を良
好に維持できるものとなる。
【0022】前記本発明の各実施例において、マット部
材30を作成する際には、まず、ケーソン構築ヤードの
地盤を平らに均してから、その上にアスファルトマット
の付着を防止するシート等を敷き詰めて、接続部材の脚
部材に対応させて軟質体ブロックを所定の間隔で配置
し、その上に接続部材を配置する。次いで、下層のアス
ファルトマスチックを所定の厚さで打設してから、鉄筋
を所定の間隔で配置するが、前記鉄筋のうちの縦筋32
を接続部材の脚部材に設けた孔に挿入し、前記鉄筋32
に直交させた鉄筋33を所定の間隔で配置し、各鉄筋の
交差部を番線等を用いて結束する。なお、本実施例にお
いて、鉄筋と接続部材とをあらかじめ組み合わせたもの
を、地盤上に敷き詰めたシート上に軟質体ブロックを介
在させて配置してから、アスファルト層を一度に所定の
厚さに打設してマット部材を形成することもできる。前
記マット部材を形成する際には、接続部材の上部材に設
けている上部孔からアスファルトマスチックを流入させ
るとともに、上部孔から棒等の部材を挿入して内部を攪
拌し、アスファルトマスチックを隙間なく詰め込む作業
を行うことにより、均質なマット部材を作成することが
できる。
【0023】前述したようにして、所定のサイズのマッ
ト部材30を作成した後で、ケーソン底板20をマット
の上に載置して、前記ケーソン底板30の孔21と接続
部材の上部材とが一致する位置で、接続部としての溶接
部22を多数形成し、前記溶接部を介してケーソン底板
と接続部材との接続作業を行う。そして、前記図2〜図
5のそれぞれに示したように、長い接続部材を用いた場
合には、接続部材自体がマットを保持する作用を良好に
発揮できる。したがって、前記各実施例では、ケーソン
底板との接続部の間隔が大きくて、接続箇所の数が少な
い場合でも、ケーソン底板に対するマット部材の保持作
用を良好に発揮できることになる。なお、前記各実施例
で示している型鋼材は、必ずしも剛性の大きな材料で構
成する必要はなく、ケーソン底板に対してアスファルト
層を保持できるものであれば、比較的薄肉の材料を用い
て構成することが可能であり、ケーソン底板の取付けた
マット部材が接続部以外の箇所で垂れ下がったりするこ
とがなければ、任意の強度を有するものとして構成する
ことが可能である。
【0024】
【実施例】前述した各実施例は、長い部材を接続部材と
して使用する場合を示したが、本発明のマット部材とし
ては、図6に示すように、マットに点状の接続部材を配
置して、その点状に配置した接続部材を介してマット部
材を接続する手段を用いることも可能である。前記図6
に示す例において、マット部材30aにはアスファルト
層の内部に所定の間隔で縦横の鉄筋32、33を配置し
て、内部補強部材としての作用を発揮させ、前記鉄筋と
組み合わせて接続部材37を所定の間隔で配置して、前
記接続部材とケーソン底板とを、溶接部を介して一体化
させるようにしている。本実施例では、前記接続部材と
して短く切断した型鋼材または任意の断面形状の鋼材等
を使用する場合を例にして説明するが、前記型鋼材等の
部材を用いて構成する接続部材においては、図7〜11
に示すような各種の部材を用いることができる。図7に
示す例は、マット部材30aに一体に設ける接続部材と
して、溝型鋼のようなチャンネル部材を所定の長さに切
断したものを用いる場合を示しており、前記マット部材
30aに一体に設ける接続部材としてのチャンネル状部
材60を形成している。
【0025】前記図7に示すチャンネル状部材60は、
マット部材の表面部に露出させる上部材61に対して、
下部に向けて脚部材62を突出配置しており、前記脚部
材の下部には軟質体ブロック39を配置して、アスファ
ルト層の内部に埋設させている。また、前記脚部材62
には横孔62aを介して鉄筋32を配置し、前記鉄筋3
2に直交させて別の鉄筋33を配置して、マットの内部
補強部材を構成する。前記チャンネル状部材60の上部
材61には上部孔64を設けておき、上部材の下面には
ナット部材63を溶接固定している。
【0026】そして、前記上部材61を上面に露出させ
るようにしてマット部材を作成し、上部孔64を介して
ナット部材63に装着するボルトを用いて、ケーソン底
板に接続することにより、ケーソン底板とマット部材と
を一体的に接続させることができる。前記チャンネル状
部材を所定の間隔で配置してなるマットを作成する場合
には、チャンネル状部材が短いものであることから、そ
の切断部の両側からアスファルトマスチックが下部に向
けれて侵入しやすいものであり、棒等を用いて上部材の
下部に向けて充填作用を補助することにより、良質なマ
ット部材を作成することが可能となる。
【0027】図8に示す例は、L型部材65を用いて接
続部材を構成する場合を示しているもので、前記L型部
材65のマット部材の表面部に露出させる上部材66に
対して、下部に向けて脚部材67を突出配置している。
前記脚部材67には横孔67aを介して鉄筋32を配置
し、前記鉄筋32に直交させて別の鉄筋33を配置する
もので、前記上部材66には上部孔69を設けておき、
上部材の下面にはナット部材68を溶接固定して設け、
ケーソン底板に接続するボルト等を挿入可能に構成す
る。
【0028】図9に示す例は、箱型部材70を用いて接
続部材を構成する場合を示しているもので、前記箱型部
材70のマット部材の表面部に露出させる上部材71に
対して、下部に向けて脚部材72を突出配置し、下部に
は板状の部材を配置して、軟質体ブロック39の上に載
置している。前記脚部材72には横孔72aを介して鉄
筋32を配置し、前記鉄筋32に直交させて別の鉄筋3
3を配置するもので、前記上部材71には上部孔74を
設けておき、上部材の下面にはナット部材73を溶接固
定して設けることにより、ケーソン底板に接続するボル
ト等を挿入可能に構成する。
【0029】図10に示す例は、溝型材75を用いて接
続部材を構成する場合を示しているもので、前記溝型材
75のマット部材の表面部に露出させる上部材76に対
して、下部に向けて脚部材77を突出配置している。前
記脚部材77には横孔77aを介して鉄筋32を配置
し、前記鉄筋32に直交させて別の鉄筋33を配置する
もので、前記上部材76には上部孔79を設けておき、
上部材の下面にはナット部材78を溶接固定して設け、
ケーソン底板に接続するボルト等を挿入可能に構成す
る。
【0030】図11に示す例は、前記図10の場合より
も薄い部材で構成した溝型材75aを用いて接続部材を
構成する場合を示しているもので、上部材76から下部
に向けて突出させている脚部材77の先端部には、水平
状に突出させた下部材77bを配置している。そして、
前記溝型材75aに対して上面または下面から大きな値
の押圧力が加えられた場合に、前記脚部材77がアスフ
ァルト層の内部で大きく変形されて、圧力を逃がす作用
を発揮できるようにする。
【0031】前述したように、短く切断した接続部材を
設けたマット部材30を作成する際には、まず、ケーソ
ン構築ヤードの地盤を平らに均してから、その上にアス
ファルトマットの付着を防止するシート等を敷き詰め
て、接続部材の脚部材に対応させて軟質体ブロックを所
定の間隔で配置し、その上に接続部材を配置する。次い
で、下層のアスファルトマスチックを所定の厚さで打設
してから、鉄筋を所定の間隔で配置するが、前記鉄筋の
うちの縦筋32を接続部材の脚部材に設けた孔に挿入
し、前記鉄筋32に直交させた鉄筋33を所定の間隔で
配置し、各鉄筋の交差部を番線等を用いて結束する作業
を行うことができる。また、鉄筋と接続部材とをあらか
じめ組み合わせたものを、地盤上に敷き詰めたシート上
に軟質体ブロックを介在させて配置してから、アスファ
ルト層を一度に打設すること、または2層に分けて打設
することは、前記図1のマット部材の場合と同様にして
行われる。そして、前記アスファルト層を打設する際
に、上部材の下面にアスファルトマスチックを充満させ
ることは、接続部材が短いものであることから、比較的
容易に行い得るものとなり、所定の間隔で縦横に接続部
材を点状に配置したマット部材を作成することができ
る。
【0032】前記図6〜11に示されたように、点状に
接続部材を配置したマット部材をケーソン底板に対して
接続する際に、ケーソン底板に対して接続部材の位置に
対応させた孔を設けておき、前記孔を用いて接続部材の
上部材を溶接して固定することが可能である。また、前
記接続部材の上部材に対してボルトやスタッド等を装着
して置き、前記接続部材の上から突出されているボルト
等部材を、孔を通してケーソン底板上部に向けて突出さ
せ、ケーソン底板の上部で任意の固定手段を用いて固定
保持させることにより、マット部材をケーソン底板の下
面に安定した状態で取付けることができる。なお、前記
短い接続部材を埋設して設けたマット部材の各実施例に
おいて、ボルトに代えてスタッドのような部材を使用す
ることが可能であり、その場合には、接続部材の上部材
に対してスタッドの基部を溶接固定する手段を用いるこ
とができる。その他に、ナットの孔を通して鍵状に折り
曲げた棒状の部材を係止させ、前記棒状の部材の上部を
ケーソン本体の底部コンクリート中に埋設させて、固定
保持させるような手段を用いても良い。
【0033】
【実施例2】図12に示す例は、前記図7〜図11に示
すような接続部材を用いたマット部材30を、ボルト8
0を用いてケーソン底板20に装着する例を示している
もので、図8のL型部材65の上部材66に、ボルト8
0を挿入してナット部材68に装着した場合を例にして
説明している。前記図12に示す例では、ケーソン底板
20に設けた孔21からボルト80を挿入して、ケーソ
ン底板の上面にボルトの上部分を所定の長さだけ突出さ
せて設け、前記ボルト80の上部分をケーソンの底部の
コンクリート23に埋設することにより、ボルトの抜け
出しを阻止した状態で固定保持させる。また、前記ボル
トの上部には、鉄筋やその他の固定手段を取付けて、コ
ンクリート中でのボルトに対する保持作用をより良好に
発揮させることも可能である。
【0034】図13に示す例では、前記図12とは異な
る接続手段を用いているもので、L型部材65の上部材
66の上に溶接部82を介してスタッド81を固定して
取付けて、ケーソンと一体化する構造を示している。そ
して、前記スタッド81の長さを任意に設定することに
より、ケーソンの底板20上に所定の長さで突出させて
おき、その突出部分をケーソン底部のコンクリート23
の中に埋設して、スタッド81を介して接続保持させる
ようにしている。
【0035】図14に示す例は、ケーソン本体25の側
部に配置するフーチング部分のコンクリート26に対し
て、マット部材30の端部を強固に固定保持させるため
の構造を示している。前記マット部材30はケーソン底
板20との間で、接続部材60を用いた固定部材を介し
て装着されるものであるが、フーチング26の端部まで
マット部材30が延長されるように配置される。ところ
が、前記マット30の端部では、コンクリートとマット
とが面状に接触されるが、コンクリートからマットが容
易に剥離して隙間が形成されやすく、その隙間から海水
が侵入すると、ケーソン底板が腐食されるという問題が
発生する。そこで、図14に示す例では、ケーソン底板
20の端部に対応する位置に、前記図8に示したような
L字状の追加部材27を配置してマット部材を形成して
おき、前記追加部材によりマットの端部分が折れ曲がる
ことを阻止できるようにする。
【0036】前記追加部材27を設けたマット部材を用
いる場合には、ケーソン底板20の端部を溶接部27a
を介して固定し、ケーソン底板の端部から突出させるよ
うにフーチング26のコンクリートを打設し、ケーソン
本体を構築した際に、マットの先端部がL型部材の縦部
材により曲りを防止される状態に支持されることにな
る。したがって、マット部材の上にケーソン本体を構築
して、海洋構造物の施工現場にまで搬送する際に、マッ
ト部材の先端部が曲がったりして、コンクリート26の
下面に隙間が形成される等の、不都合な状態が生じるこ
とを阻止できる。また、ケーソン本体を敷設して、海洋
構造物を構築した後でも、マットの端部がコンクリート
本体から剥離されてケーソン底板の端部に海水が侵入す
ることを防止できることから、構造物の耐久性を向上さ
せることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明の海洋構造物の摩擦増大用マット
は、前述したように構成したマット部材を、ケーソン底
板に組み合わせて構成するものであるから、マット部材
のケーソン底板に対する固定部材を、内部補強部材とと
もにマット本体に容易に配置することが可能であり、ケ
ーソンに取付けた後でのマット部材の信頼性を向上させ
ることができる。また、前記接続部材を長いもので構成
する場合、または点状に配置して設ける場合のいずれの
場合でも、接続部材をマット本体に配置する作業と、マ
ット本体に保持させる作用を良好に行い得ることから、
確実に固定保持できる。そして、前記接続部材に対して
棒状の部材を取付けて、ケーソン本体に対する固定作業
を行う場合にも、装着作業を容易に行うことができる。
さらに、マット部材の端部をケーソンの端部に対して保
持させる手段を、前記接続部材に追加して設ける場合に
は、マット端部とケーソンのコンクリートとの間に隙間
が生じることを防止でき、構造部を海底地盤上に敷設し
た後の耐久性を向上させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の接続部材を配置するマット部材の平
面図である。
【図2】 マット部材に配置する接続部材とケーソン底
板との接続構造の説明図である。
【図3】 マット部材に配置する接続部材の別の実施例
の説明図である。
【図4】 マット部材に配置する接続部材の他の実施例
の説明図である。
【図5】 マット部材に配置する接続部材のさらに別の
実施例の説明図である。
【図6】 本発明の接続部材を配置するマット部材の別
の実施例の平面図である。
【図7】 図6の実施例に設ける接続部材の説明図であ
る。
【図8】 図6の実施例に設ける接続部材の別の実施例
の説明図である。
【図9】 図6の実施例に設ける接続部材の他の実施例
の説明図である。
【図10】 図6の実施例に設ける他の接続部材の説明
図である。
【図11】 図10の接続部材の変形例の説明図であ
る。
【図12】 マット部材をケーソン底板に接続する構造
の説明図である。
【図13】 図12とは異なる接続構造の説明図であ
る。
【図14】 ケーソン端部に対するマット部材の固定機
構の説明図である。
【図15】 一般的な海洋構造物の構成の説明図であ
る。
【図16】 従来の接続部材の構成の説明図である。
【図17】 従来の接続部材の構成の別の説明図であ
る。
【図18】 従来の他の接続部材の構成の説明図であ
る。
【符号の説明】
1 海洋構造物、 2 ケーソン、 5 基礎マ
ウンド、10 マット部材、 11 アスファルト
層、 12・13 鉄筋、15・16・17 接続
部材、 19 軟質体ブロック、20 ケーソン底
板、 21 孔、 22 溶接部、26 フーチ
ング部、 27 追加部材、 30 マット部材、
40・45・50・55・60・65・70・75
接続部材、80 ボルト、 81 スタッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 和木 多克 神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰1−29−4 ワ ールドエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 折笠 正美 神奈川県横浜市旭区鶴ヶ峰1−29−4 ワ ールドエンジニアリング株式会社内 (72)発明者 野々田 充 東京都大田区多摩川2丁目11番20号 日本 道路株式会社内 (72)発明者 伊藤 隆彦 東京都中央区京橋3−13−1 大成ロテッ ク株式会社内 (72)発明者 松崎 勝夫 東京都港区赤坂2丁目10番9号 日本海上 工事株式会社内 (72)発明者 鴻上 雄三 東京都港区赤坂2丁目10番9号 日本海上 工事株式会社内 (72)発明者 中野 浩 東京都港区赤坂2丁目10番9号 日本海上 工事株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーソンのような海洋構造物の底面に配
    置して、基礎マウンド上面に対する摩擦係数を向上させ
    るマット部材であって、 前記マット部材には所定の間隔で線状の接続部材を内部
    補強部材に組み合わせて配置し、 前記接続部材の上部材をマット上面に露出させて設ける
    とともに、接続部材の脚部材の下面には軟質体ブロック
    を配置し、 アスファルト層に内部補強部材と接続部材とを一体化し
    て構成し、 前記マット上面に露出させた部材をケーソン底板に対し
    て溶接固定して、マット部材を底面に設けたケーソンを
    構成することを特徴とする海洋構造物の摩擦増大用マッ
    ト。
  2. 【請求項2】 ケーソンのような海洋構造物の底面に配
    置して、基礎マウンド上面に対する摩擦係数を向上させ
    るマット部材であって、 前記マット部材には所定の間隔で点状の接続部材を内部
    補強部材に組み合わせて配置し、 前記接続部材の脚部材の下部に軟質体ブロックを配置し
    てアスファルト層により一体化し、 前記接続部材のマット上面に露出させた部材を介してケ
    ーソン底板に溶接固定して、マット部材を底面に設けた
    ケーソンを構成することを特徴とする海洋構造物の摩擦
    増大用マット。
  3. 【請求項3】 前記マット部材の上に構築するケーソン
    の底板には、前記接続部材に対応させて所定の間隔で孔
    を配置し、前記ケーソン底板に設けた孔を用いて接続部
    材をケーソン底板に溶接固定することを特徴とする請求
    項1または2に記載の海洋構造物の摩擦増大用マット。
  4. 【請求項4】 前記マット部材の上に構築するケーソン
    の底板には、前記接続部材に対応させて所定の間隔で孔
    を配置し、 前記接続部材に取付けたボルトのような突出部材を、ケ
    ーソン底板に設けた孔を介して上に向け突出させて配置
    し、 前記ケーソン底板上で前記突出部材を固定することを特
    徴とする請求項1または2に記載の海洋構造物の摩擦増
    大用マット。
  5. 【請求項5】 前記接続部材を配置してなるマット部材
    に対して、端部の接続部材の先端部側に連続した部材を
    追加して設け、前記連続した部材をケーソン底板の先端
    部に溶接固定し、ケーソン本体のフーチング端部に対す
    るマット部材の保持と止水作用を行わせることを特徴と
    する請求項1ないし4のいずれかに記載の海洋構造物の
    摩擦増大用マット。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002069966A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 World Engineering Kk 摩擦増大用マット部材
JP2007009408A (ja) * 2005-06-28 2007-01-18 Shibata Ind Co Ltd 漏出防止マット及びケーソン構造体

Cited By (3)

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JP2002069966A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 World Engineering Kk 摩擦増大用マット部材
JP4521706B2 (ja) * 2000-08-28 2010-08-11 ワールドエンジニアリング株式会社 摩擦増大用マット部材
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