JP3206883U - 護岸構造物 - Google Patents
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Abstract
【課題】大型の台風や集中豪雨の際に、水が堤防の上を超えて越流水となって陸地側に侵入する越流現象が起こっても、基礎ブロック及びその周辺での深掘れの進行を遅らせて、堤防が決壊するまでの時間を延ばすようにする護岸構造物を提供する。【解決手段】堤防の法面において、基礎1の上に複数の基礎ブロック2を敷設し、基礎ブロック2の上に複数の護岸ブロック3を法面に沿って積み上げて構築する護岸構造物であって、基礎ブロック2の長手方向の左右2ヶ所に前面下側から後面上側にわたって護岸ブロック3の積み上げ方向に向かう貫通孔22をそれぞれ設けると共に、護岸ブロック3の長手方向の左右2ヶ所に護岸ブロック3の積み上げ方向に向かう貫通孔33をそれぞれ設け、基礎ブロック2の2つの貫通孔22と護岸ブロック3の2つの貫通孔33とに挿入されて、基礎ブロック2から上方の護岸ブロック3までを連結するコ字型連結鉄筋4を有する。【選択図】図7
Description
本考案は、堤防の法面に、その表面を保護して補強するために設置する護岸構造物に関する。
河川や海岸などに沿って造られ、河川や海の水の陸地側への侵入を防ぐ堤防は、その高さを、河川の場合、洪水時に想定される計画高水位に余裕高を加えたもの以上に、また、海岸の場合、異常潮位の際に想定される計画高潮位に波の影響を考慮した高さを加えたもの以上に、安全を考慮して高めに設定している。このことから、堤防の上を超えて河川や海の水が越流水となって陸地側に侵入するといった越流現象については原則として想定されていない。
図9は、従来の護岸構造物の堤防の法面への設置状態を示す説明図である。
堤防において、河川側又は海側と陸地側との法面には、その表面を保護して補強するための護岸構造物を設置している。護岸構造物は、河川に設置する場合、図9に示すように、河川の水の流れる方向である左右に延びた基礎51の上に左右方向に複数の基礎ブロック52を敷設し、複数の基礎ブロック52の上に左右方向及び上下方向に複数の平板状の護岸ブロック53を法面に沿って積み上げる。なお、護岸ブロック53は、上下方向に当該護岸ブロック53を千鳥状に積み上げると共に、上下方向に隣接する護岸ブロック53同士を連結鉄筋54で連結している。
堤防において、河川側又は海側と陸地側との法面には、その表面を保護して補強するための護岸構造物を設置している。護岸構造物は、河川に設置する場合、図9に示すように、河川の水の流れる方向である左右に延びた基礎51の上に左右方向に複数の基礎ブロック52を敷設し、複数の基礎ブロック52の上に左右方向及び上下方向に複数の平板状の護岸ブロック53を法面に沿って積み上げる。なお、護岸ブロック53は、上下方向に当該護岸ブロック53を千鳥状に積み上げると共に、上下方向に隣接する護岸ブロック53同士を連結鉄筋54で連結している。
ところで、地球温暖化に代表される気候の変動により、大型の台風や集中豪雨の際、想定以上の雨量が流れて水位が上昇し、水が堤防の上を超えて越流水となって陸地側に侵入する越流現象が起こっている。
堤防の上を超えた越流水は、堤防の陸地側の法面を勢いよく流下することで、堤防の陸地側の法面に設置した護岸構造物の基礎ブロック52と護岸ブロック53に越流水の水圧が大きな力となって作用する。特に、護岸構造物の下端に位置する基礎ブロック52には越流水の水圧が非常に大きな力となって作用する。このため、越流水の水圧による大きな力に耐え切れなくなると、基礎ブロック52及びその周辺が削り取られる深掘れが起こり、基礎ブロック52及び護岸ブロック53の崩壊が始まって、堤防の決壊による河川の氾濫が発生し、近隣地域に甚大な被害をもたらすおそれがある。
本考案は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、大型の台風や集中豪雨の際に、水が堤防の上を超えて越流水となって陸地側に侵入する越流現象が起こっても、護岸構造物の基礎ブロック及びその周辺での深掘れの進行を遅らせて、堤防が決壊するまでの時間を延ばすようにすることである。
本考案は、堤防の法面において、左右方向に延びた基礎の上に左右方向に複数の基礎ブロックを敷設し、複数の基礎ブロックの上に左右方向及び上下方向に複数の護岸ブロックを法面に沿って積み上げて構築する護岸構造物であって、基礎ブロックの長手方向の左右2ヶ所に前面下側から後面上側にわたって護岸ブロックの積み上げ方向に向かう貫通孔をそれぞれ設けると共に、護岸ブロックの長手方向の左右2ヶ所に護岸ブロックの積み上げ方向に向かう貫通孔をそれぞれ設け、基礎ブロックの長手方向の左右2つの貫通孔と護岸ブロックの長手方向の左右2つの貫通孔とに挿入されて、基礎ブロックから上方の護岸ブロックまでを連結するコ字型連結鉄筋を有する。
本考案によれば、基礎ブロックの長手方向の左右2つの貫通孔と護岸ブロックの長手方向の左右2つの貫通孔とに挿入されて、基礎ブロックから上方の護岸ブロックまでを連結するコ字型連結鉄筋を有することで、基礎ブロックと上方の複数の護岸ブロックとを強固に連結することができ、これにより、大型の台風や集中豪雨の際に越流現象が起こって、護岸構造物に越流水の水圧による大きな力が作用しても、護岸構造物の基礎ブロック及びその周辺での深掘れの進行を遅らせることができ、堤防が決壊するまでの時間を延ばすことができる。
本考案の護岸構造物を、その一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の護岸構造物の堤防の法面への設置状態を示す説明図、図2は、本実施形態の護岸構造物の堤防の法面への設置状態を示す斜視図である。
図1は、本実施形態の護岸構造物の堤防の法面への設置状態を示す説明図、図2は、本実施形態の護岸構造物の堤防の法面への設置状態を示す斜視図である。
護岸構造物は、河川や海岸などに沿って造られる堤防において、その河川側又は海側と陸地側との法面に、その表面を保護して補強するために設置するものである。本実施形態の護岸構造物は、河川の堤防の陸地側の法面に設置する。ただし、護岸構造物の設置場所は、これに限定されるものではなく、河川の堤防の河川側の法面、さらには海岸の堤防の海側の法面あるいは陸地側の法面に設置してもよい。
護岸構造物は、図1、図2に示すように、堤防の法面において、コンクリートを打設して作られる左右に延びた基礎1の上に左右方向に複数の基礎ブロック2を敷設し、左右方向に敷設する複数の基礎ブロック2の上に左右方向及び上下方向に複数の護岸ブロック3を法面に沿って積み上げて構築する。なお、ここでの左右方向とは、河川の水の流れる方向である。
図3は、護岸構造物の基礎ブロックを示す説明図であり、図3Aは、基礎ブロックの正面図、図3Bは、前面側の斜視図、図3Cは、後面側の斜視図である。
基礎ブロック2は、図3に示すように、前面2aと後面2b、左右の側面2c,2d、上面2eと下面2fをそれぞれ有し、全体の形状は図3Aで見て左右に長い直方体状であって、その後面2bの上側を斜めにカットして護岸ブロック3が突き当たるブロック受け部21にする。基礎ブロック2の長手方向の左右2ヶ所には、前面2a下側から後面2b上側のブロック受け部21にわたって護岸ブロック3の積み上げ方向に向かう貫通孔22をそれぞれ設ける。長手方向の左右2つの貫通孔22は、基礎ブロック2の左右方向において左右端より1/4の位置と3/4の位置に設ける。
基礎ブロック2は、図3に示すように、前面2aと後面2b、左右の側面2c,2d、上面2eと下面2fをそれぞれ有し、全体の形状は図3Aで見て左右に長い直方体状であって、その後面2bの上側を斜めにカットして護岸ブロック3が突き当たるブロック受け部21にする。基礎ブロック2の長手方向の左右2ヶ所には、前面2a下側から後面2b上側のブロック受け部21にわたって護岸ブロック3の積み上げ方向に向かう貫通孔22をそれぞれ設ける。長手方向の左右2つの貫通孔22は、基礎ブロック2の左右方向において左右端より1/4の位置と3/4の位置に設ける。
また、基礎ブロック2は、その前面2a下側に、前記2つの貫通孔22を経て長手方向の左右に向かう溝部23を有し、さらに、左右に向かう溝部23の左右端部それぞれに凹部24を設ける。この凹部24にはボルト穴25を有する。
ただし、基礎ブロック2の形状については、これに限定されるものではなく、その他の形状のものでもよい。また、基礎ブロック2は、前面2a下側に溝部23を有さなくてもよいし、あるいは前面2aの左右端部に凹部24を設けなくてもよい。
ただし、基礎ブロック2の形状については、これに限定されるものではなく、その他の形状のものでもよい。また、基礎ブロック2は、前面2a下側に溝部23を有さなくてもよいし、あるいは前面2aの左右端部に凹部24を設けなくてもよい。
図4は、護岸構造物の護岸ブロックを示す説明図であり、図4Aは、護岸ブロックの正面図、図4Bは、護岸ブロックの平面図、図4Cは、護岸ブロックの斜視図である。
護岸ブロック3は、図4に示すように、図4A及び4Bで見て左右に長い長方形平板状のベース部31と、その上方に平面視菱形状でかつ側面視台形状の突起部32とを一体的に形成する。ただし、護岸ブロック3の形状については、これに限定されるものではなく、その他の形状のものでもよい。
護岸ブロック3は、図4に示すように、図4A及び4Bで見て左右に長い長方形平板状のベース部31と、その上方に平面視菱形状でかつ側面視台形状の突起部32とを一体的に形成する。ただし、護岸ブロック3の形状については、これに限定されるものではなく、その他の形状のものでもよい。
また、護岸ブロック3の長手方向の左右2ヶ所には、そのベース部31において図4Bで見て前後方向に向かう貫通孔33をそれぞれ設け、この貫通孔33は、基礎ブロック2の上に護岸ブロック3を法面に沿って積み上げるとき、護岸ブロックの積み上げ方向に向かう。長手方向の左右2つの貫通孔33は、護岸ブロック3の左右方向において左右端より1/4の位置と3/4の位置に設ける。この長手方向の左右2つの貫通孔33の間隔は基礎ブロック2に設ける長手方向の左右2つの貫通孔22の間隔と同じである。
次に、護岸構造物における基礎ブロック2の敷設及び護岸ブロック3の積み上げについて説明する。
図5は、基礎ブロックの敷設及び護岸ブロックの積み上げ工程を示す説明図、図6は、コ字型連結鉄筋を示す説明図、図7は、本実施形態の護岸構造物の斜視図、図8は、接続金具の使用状態を示す説明図である。
図5は、基礎ブロックの敷設及び護岸ブロックの積み上げ工程を示す説明図、図6は、コ字型連結鉄筋を示す説明図、図7は、本実施形態の護岸構造物の斜視図、図8は、接続金具の使用状態を示す説明図である。
基礎ブロック2の敷設は、図5Aに示すように、左右方向に延びた基礎1の上に左右方向に複数の基礎ブロック2を敷設する。
護岸ブロック3の積み上げは、基礎ブロック2を基礎1の上に敷設した後、図5Bに示すように、基礎ブロック2の上に一段目の護岸ブロック3を左右方向に複数積み上げる。このとき、一段目の護岸ブロック3は、基礎ブロック2に対して左右方向に護岸ブロック3の左右方向の長さ1/2分だけずらして積む。一段目の護岸ブロック3を積み上げた後、図5Cに示すように、一段目の護岸ブロック3の上に二段目の護岸ブロック3を左右方向に複数積み上げる。このときも、二段目の護岸ブロック3は、一段目の護岸ブロック3に対して左右方向に護岸ブロック3の左右方向の長さ1/2分だけずらして積む。即ち、基礎ブロック2の上に複数の護岸ブロック3を千鳥状に積み上げる。この護岸ブロック3の積み上げを、堤防の上端である所定の高さまで行う。これによって、堤防の陸地側の法面において、基礎ブロック2の上に左右方向及び上下方向に複数の護岸ブロック3を法面に沿って積み上げることができる。ただし、護岸ブロック3の積み上げは、上記の積み上げパターンに限定されるものではなく、その他の積み上げパターンにしてもよい。
次に、基礎1の上に敷設した基礎ブロック2及びその上に積み上げた護岸ブロック3において、基礎ブロック2の長手方向の左右2つの貫通孔22と護岸ブロック3の長手方向の左右2つの貫通孔33とに挿入して、基礎ブロック2から上方の護岸ブロック3まで連結したコ字型連結鉄筋4を有する。コ字型連結鉄筋4は、図6に示すように、1本の鉄筋からなり、中央部41を有し、その中央部41の両側それぞれを直角に曲げて平行となる2つの両側部42を有したものである。中央部41の長さは、基礎ブロック2の長手方向の左右2つの貫通孔22の間隔及び護岸ブロック3の長手方向の左右2つの貫通孔33の間隔と同じである。
即ち、図7に示すように、コ字型連結鉄筋4を基礎ブロック2の長手方向の左右2つの貫通孔22にその前面2a下側より挿入する。このとき、コ字型連結鉄筋4の中央部41は基礎ブロック2の前面2a下側に有した長手方向の左右に向かう溝部23にはめ込まれる。次に、基礎ブロック2の貫通孔22に挿入したコ字型連結鉄筋4を基礎ブロック2の上に積み上げる護岸ブロック3の貫通孔33に挿入し、これを上方たとえば最上段の護岸ブロック3の貫通孔33まで挿入する。最上段の護岸ブロック3の貫通孔33まで挿入した後、コ字型連結鉄筋4の先端を、最上段の護岸ブロック3の縁に沿って左右に向かうように備える連結鉄筋5につなぎ合わせる。これにより、コ字型連結鉄筋4により基礎ブロック2から最上段の護岸ブロック3まで連結する。また、基礎ブロック2から挿入したコ字型連結鉄筋4にあっては、前述の実施形態では最上段の護岸ブロック3まで挿入して連結しているが、これに限定されるものではなく、途中の段の護岸ブロック3まで挿入して連結し、ここから別の連結鉄筋を使用して最上段の護岸ブロック3まで連結してもよい。
また、図8に示すように、基礎ブロック2の前面2a下側の長手方向の左右端部それぞれに設けた凹部24には、板状の接続金具26を取り付け、接続金具26は、凹部24に嵌め込んで、ボルト27によって取り付けられる。この接続金具26を、隣接する基礎ブロック2の凹部24にわたって取り付けて、隣接する基礎ブロック2同士を接続する。
本実施形態によれば、基礎ブロック2の長手方向の左右2つの貫通孔22と護岸ブロック3の長手方向の左右2つの貫通孔33とに挿入されて、基礎ブロック2から上方の護岸ブロック3までを連結するコ字型連結鉄筋4を有することで、基礎ブロック2と上方の複数の護岸ブロック3とを強固に連結することができる。これにより、大型の台風や集中豪雨の際に越流現象が起こって、護岸構造物に越流水の水圧による大きな力が作用しても、特に、護岸構造物の基礎ブロック2及びその周辺に最も大きな力が作用しても、ここでの深掘れの進行を遅らせることができ、堤防が決壊するまでの時間を延ばすことができる。
また、基礎ブロック2とコ字型連結鉄筋4にあっては、基礎ブロック2の前面2a下側に、2つの貫通孔22を経て長手方向の左右に向かうコ字型連結鉄筋4をはめ込む溝部23を有することで、基礎ブロック2にコ字型連結鉄筋4を密着させて、コ字型連結鉄筋4を強固に取り付けることができ、これによって、護岸構造物の基礎ブロック2及びその周辺を堅固にすることができる。
また、隣接する基礎ブロック2にあっては、接続金具26を隣接する基礎ブロック2の凹部24にわたって取り付けることで、隣接する基礎ブロック2同士を強固に接続させることができ、これによっても、護岸構造物の基礎ブロック2及びその周辺を堅固にすることができる。
1…基礎、2…基礎ブロック、2a…前面、2b…後面、2c…側面、2d…側面、2e…上面、2f…下面、3…護岸ブロック、4…コ字型連結鉄筋、5…連結鉄筋、21…ブロック受け部、22…貫通孔、23…溝部、24…凹部、25…ボルト穴、26…接続金具、27…ボルト、31…ベース部、32…突起部、33…貫通孔、41…中央部、42…両側部、51…基礎、52…基礎ブロック、53…護岸ブロック、54…連結鉄筋。
Claims (3)
- 堤防の法面において、左右方向に延びた基礎の上に左右方向に複数の基礎ブロックを敷設し、複数の基礎ブロックの上に左右方向及び上下方向に複数の護岸ブロックを法面に沿って積み上げて構築する護岸構造物であって、
基礎ブロックの長手方向の左右2ヶ所に前面下側から後面上側にわたって護岸ブロックの積み上げ方向に向かう貫通孔をそれぞれ設けると共に、護岸ブロックの長手方向の左右2ヶ所に護岸ブロックの積み上げ方向に向かう貫通孔をそれぞれ設け、
基礎ブロックの長手方向の左右2つの貫通孔と護岸ブロックの長手方向の左右2つの貫通孔とに挿入されて、基礎ブロックから上方の護岸ブロックまでを連結するコ字型連結鉄筋を有することを特徴とする護岸構造物。 - 請求項1に記載された護岸構造物において、
基礎ブロックの前面下側に、2つの貫通孔を経て長手方向の左右に向かうコ字型連結鉄筋をはめ込む溝部を有することを特徴とする護岸構造物。 - 請求項1又は2に記載された護岸構造物において、
基礎ブロックの前面下側の長手方向の左右端部それぞれに凹部を設け、隣接する基礎ブロックの凹部にわたって接続金具を取り付けて、隣接する基礎ブロック同士を接続したことを特徴とする護岸構造物。
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JP2019060129A (ja) * | 2017-09-26 | 2019-04-18 | 三菱ケミカルインフラテック株式会社 | 護岸用ブロックマット、護岸用ブロック、及び、護岸構造 |
CN113718789A (zh) * | 2021-09-08 | 2021-11-30 | 西安经发诚品建筑装饰有限公司 | 一种拼接式的深基坑护坡装置 |
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- 2016-07-28 JP JP2016003673U patent/JP3206883U/ja active Active
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