JPH02213520A - 壁体防護工法 - Google Patents

壁体防護工法

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JPH02213520A
JPH02213520A JP3422789A JP3422789A JPH02213520A JP H02213520 A JPH02213520 A JP H02213520A JP 3422789 A JP3422789 A JP 3422789A JP 3422789 A JP3422789 A JP 3422789A JP H02213520 A JPH02213520 A JP H02213520A
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styrofoam
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Tsutomu Inaba
力 稲葉
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NISHIMATSU KENSETSU KK
Nishimatsu Construction Co Ltd
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NISHIMATSU KENSETSU KK
Nishimatsu Construction Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 r産業上の利用分野1 本発明は壁体防護工法に関するもので、更に詳しくは、
E P S (expanded poly 5tyr
ol  発泡スチロール)土木工法に通した壁体防護工
法に関するものである。
r従来の技術1 近時、北欧諸国で一般的となったEPS土木工法が、我
が国でも用い始められて来た。
このEPS土木工法は、発泡成形した発泡スチロールを
土の代りに用いるもので、土は一般的に1.5〜1.8
tf/rn”程度の重量があるのに対し、発泡スチロー
ルはわずか20Kgf/rr?程度と軽量であり、この
ため盛土などで地盤沈下が発生し問題となる個所でこの
工法を使用するとほとんど沈下が発生しないという利点
を有している。
現在、我が国では、1.8mx0.9mx0゜4mの発
泡スチロールを使用しており、これを最大6mぐらいま
で積み上げて、その後積み上げて形成された壁面を、キ
ーストンプレートの貼付、吹付はコンクリート等で防護
している。
従来、提案される盛土拡幅に、このEPS土木工法を応
用する施工例を第2図に従って説明すると以下の通りで
ある。
■ 先ず、のり面Eを掘削して段切りし、掘削面を整正
する。
■ のり面に水平アンカーAを取付ける。
■ のり面に裏込めしながら、発泡スチロールブロック
2を、下部より下策−段水平面E1まで積み重ねる。こ
の際に各発泡スチロールブロック2は図示しない金具で
相互に連結する。
■ 上記発泡スチロールブロック2の積み上げによって
形成された壁面の前面側上にアングル状の連結鋼材10
を載置して、この連結鋼材10に一端を固着した鋼棒1
1を発泡スチロールブロック2の積層体の上を通し、そ
の他端をのり面に締着アンカー12で固定する。
■ さらに、その上に発泡スチロールブロック2を第二
段水平面E2まで積み重ねる。
■ そして、上記第二段水平面E2上とこの第二段水平
面E2と水平位置まで積み重ねた発泡スチロールブロッ
ク2の積層体の上とにわたり、中間層3としてコンクリ
ートを打設する。このコンクリート打設に際して積層体
の壁面の前面側の上にはL形ブロック枠13を載置して
おく、また、この中間層3は前述アンカーAでのり面E
に固定する。
■ さらに、上記中間層3上に発泡スチロールブロック
2を第三段水平面E3まで積み重ねる。
■ そして、第三段水平面E3と水平となした発泡スチ
ロールブロック2の積層体の最上面は、該積層体の壁面
の前面側の上にL形ブロック枠14を載置して、溶接鉄
筋網15を入れたコンクリート床板16を敷設する。
■ さらに、上記コンクリート床板16の上には、積層
体の壁面の前面側の上にL形ブロック枠17を載置して
、表層EO上と一体に路盤18を敷設する。
[株] また、積層体の壁面の前面側下にはプレキャス
トコンクリートからなる謹壁2oを添装し、該壁面の該
謹壁20より上方部位に沿ってはキーストンプレート1
9を貼付して壁体防護となす。
「発明が解決しようとする問題点J しかし、上記のとと籾従来の壁面防護は、その防護壁を
軟弱地盤と発泡スチロールブロックとで支承しているた
め、防護壁に重量物は使用できな場合が通常である。
もっとも、このEPS土木工法は、土とは相違してほと
んど側方↓圧が発生しないため、簡易・軽量な防護壁で
充分であるが、美観の点からすると問題もあるし、この
EPS土木工法で盛土した上を、道路やグランド等に使
用する場合には落下防止の壁、フェンス、ガードレール
、排水設備等が必要になるが、これらは、かなり重量が
有るので発泡スチロールのブロックに偏加重が加わり問
題点を残しているものであった。
r目的1 そこで、本発明は上記に鑑みなされたもので、体裁が良
く、落下防止の壁、フェンス、ガードレール、排水設備
等の比較的重い構造物をも安定的に支承できる壁体防護
工法を提供することを目的とするものである。
r問題点を解決するための手段1 上記の目的に沿い、先述特許請求の範囲を要旨とする本
発明の構成は前述問題点を解決するために、発泡スチロ
ールブロックを平面状に一層または複数層積み上げ、そ
の上に平面状にコンクリートで中間層を打設し、 上記
中間層を発泡スチロールプロッタ積層体の前面部位で上
方に曲げて該中間層と一体の防護壁を立設し、 さらに、上記中間層の上には発泡スチロールブロックを
一層または複数層積み上げるようになした技術的手段を
講じたものである。
r作用1 それ故本発明工法により得られた、防護壁は中間層と一
体形成されたコンクリート族となり、耐久製に富むばか
りか、塗装、仕上げ塗り、凹凸模様付は等は従来の技術
が使用でき、該防護壁を体裁よいものとなすことができ
、また、この防護壁の頂部に落下防止の壁、フェンス、
ガードレール、排水設備等を延設または搭載接続した場
合、その荷重は防護壁を介して中間層の広い面積で分散
して支承されることになり、該防護壁が大きな積載能力
を発揮する作用を呈するものである。
r実施例1 次に、本発明の実施例を第1図面に従って説明すれば以
下の通りである。
図示例は、発泡スチロールを鉛直に61m積み、その上
をグランドとして利用する例で、図中、Gが地盤である
この地盤Gの表面は、ブルドーザで整地した後、砂1を
敷き高さを調整して、不陸(凹凸及び非水平性)を1〜
2cm程度に抑える。
そして、本発明は、土より軽量の材質からなる発泡スチ
ロールブロック2を平面状に一層または複数層積み上げ
、その上に平面状にコンクリートで中間層3を打設する
すなわち、発泡スチロールブロック2を上記砂1の上に
面状に並べ、完了したら、次の発泡スチロールブロック
2を積み上げる。この発泡スチロールブロック2を並べ
る時は、上下方向に爪が突出した金具で上下左右の発泡
スチロールブロック2相互を連結する。なお、この発泡
スチロールブロック2を並べる際に、精度や不陸はあま
り気にする必要は無い。
そして、発泡スチロールブロック2を3〜4層積み上げ
ると、横方向の発泡スチロールブロック2の間隔が開い
たり、上下のずれが目立ってくる、そこで、図示例では
、発泡スチロールブロック2を5層積み上げて、その上
に中間層3を打設した。
上記中間層3は、不陸整斉が主なる目的であるので通常
はコンクリートのみで構成されるが、荷重分散の役割り
を持つため鉄筋等の補強材を入れたコンクリート族とな
しても熱論差し支えはないそして、図示例においては、
この中間層3の前面側(発泡スチロールブロック2の積
層によって形成された壁面側であって、図示右側)には
鉄筋4を入れ(前述もしたように中間層3全体に鉄筋を
入れることもでき、この鉄筋4はこの全体に入れた鉄筋
の延長部を使用してもよい)、この鉄筋4は前面側に突
設して上方に直角に折り曲げである。なお、この鉄筋4
は、その他鉄板等の別の補強材に変えてもよく、さらに
、その垂直部は別途後から連結するようになしてもよい
次に、本発明は上記中間層3を発泡スチロールブロック
2の積層体の前面部位で上方に曲げて該中間層3と一体
の防護93aを立設する。この、1]1壁3aは、中間
層3の端部から上方に型枠を設置してコンクリートを打
設して行なうが、必ずしも中間層3の打設と同時にコン
クリートを打設して形成する必要はなく、中間層3の打
設の後詰中間層3が固化した後に上記型枠の設置・コン
クリートの打設を行なってもよし、さには、該中間層3
上に次の発泡スチロールブロック2を積み上げた後にこ
れらを行なってもよい。
そして、上記中間層3の上には発泡スチロールブロック
2を一層または複数層積み上げるようになしである。す
なわち、上記中間層3の打設後(−日程度経過して中間
層3の上に乗れる程度に固化した後)、該中間層3の上
に発泡スチロールブロック2をさらに51!積み上げて
いる。
そして、図示例では、上記発泡スチロールブロック2の
積み上げ完了後に、発泡スチロールブロック2の前面に
沿りて、型枠を設置し、この型枠と発泡スチロールブロ
ック2の前面との間隙内にコンクリートの打設を行ない
防護壁3aを後から形成している。なお、この防護壁3
aの厚みは実施例では5cmとしたが、この防護壁3a
にはさほどの強度は要求されないので「ひび割れ」が発
生しにくい程度に薄い方が望ましく、また、上記型枠に
は凹凸模様を付して防護壁3aに模様等を付けることも
可能でありさらにまた、この防護壁3aは、鉄筋4を装
着した後に型枠を使用しないでコンクリートを吹き付け
て形成してもよい。
なお、上記中間層3は、図示実施例では1層のみである
が、図示の中間層3より発泡スチロールブロック2の一
層または数層上方または下方にさらに、同様な中間層3
を設けることも無論差し支えない。
そして、図示例では、発泡スチロールブロック2をすべ
て積み上げた後、その最上部にコンクリート床板16を
敷設し、その上にはグランドとして便用するために±2
1を没入した。この土21を投入するために、上記コン
クリート床板16は中間層3と同様に壁16aをたち上
げ、さらに、この壁16aの上には軽量バイブ製のフェ
ンス22を取付けた。なお、この壁16aはコンクリー
ト床板16より立ち上げずに前記防護壁3aを延設して
形成してもよい、また、この壁16aの下端はとその下
方に位置する上記防護壁3aの上端または、図示してい
ないが、複数の中間層3をもうけた場合の下方の中間層
3より立ち上げた防護壁3aの上端と上方の中間層3よ
り立ち上げた防護壁3aの下端とは、必ずしも連結する
必要はないが、一体的に連結し、さ、らには鉄筋4の垂
直部を連通ずる物を使用してさらに強固なちとなすこと
が望ましい。
r発明の効果1 本発明は上記のごときであるので、中間層3と一体のコ
ンクリート族の防護壁3aを形成でき、体裁よく壁体防
護をすることができ、また、上記防!i壁3aの上に落
下防止の壁、フェンス、ガードレール、排水設備等の比
較的重量のある設備を設置しても、これらの荷重は中間
層3の広い面積で分散して支承されるため、該防護壁3
aに相当なる積載能力を有した壁体防護工法を提供でき
るもので、本工法によりて得られたスペースを道路、グ
ランド等、直接人が立ち入って使用する場合に充分な落
下防止装置が装置できるという効果を有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって施工された盛土部分の縦断面図
、第2図は従来工法によって得られた盛土部分の部分切
欠斜視図である。 1〜砂 3〜中間層 2〜発泡スチロールブロック 3a〜防護壁   4〜鉄筋 ≠

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)発泡スチロールブロックを平面状に一層または複
    数層積み上げ、その上に平面状にコンクリートで中間層
    を打設し、 上記中間層を発泡スチロールブロック積層体の前面部位
    で上方に曲げて該中間層と一体の防護壁を立設し、 さらに、上記中間層の上には発泡スチロールブロックを
    一層または複数層積み上げるようになした壁体防護工法
  2. (2)上記防護壁が最上部の中間層に一体形成さる場合
    には、該防護壁がその中間層に連続するフェンスを兼ね
    ることを特徴とした特許請求の範囲第1項記載の壁体防
    護工法。
  3. (3)上記防護壁には、中間層内に達する鉄筋または鉄
    板等の補強材を入れたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の壁体防護工法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5549418A (en) * 1994-05-09 1996-08-27 Benchmark Foam, Inc. Expanded polystyrene lightweight fill
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