JPH1130135A - ディーゼルエンジンの制御装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの制御装置

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JPH1130135A
JPH1130135A JP9186730A JP18673097A JPH1130135A JP H1130135 A JPH1130135 A JP H1130135A JP 9186730 A JP9186730 A JP 9186730A JP 18673097 A JP18673097 A JP 18673097A JP H1130135 A JPH1130135 A JP H1130135A
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JP
Japan
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valve
engine
opening
intake
intake valve
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JP9186730A
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English (en)
Inventor
Toru Wakimoto
亨 脇本
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Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
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Publication date
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Publication of JPH1130135A publication Critical patent/JPH1130135A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D13/00Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing
    • F02D13/02Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation
    • F02D2013/0292Controlling the engine output power by varying inlet or exhaust valve operating characteristics, e.g. timing during engine operation in the start-up phase, e.g. for warming-up cold engine or catalyst

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  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】冷間始動時におけるエンジン始動時間の短縮を
図る。 【解決手段】バルブ駆動機構20は、吸気及び排気バル
ブ11,12の開閉時期を任意に変更できる構成を有す
る。ECU50内のCPU50aは、バルブ駆動機構2
0の駆動を制御して吸気及び排気バルブ11,12の開
閉時期を可変に調整する。特に、CPU50aは、エン
ジン1の始動開始から暖機完了までの期間において、エ
ンジン運転状態に基づきバルブ駆動機構20の駆動によ
り排気バルブ12をTDCよりも早閉じさせると共に、
吸気バルブ11をTDCにて開弁させるか若しくはTD
Cよりも遅開きさせる。この場合、筒内に高温の既燃ガ
スが残留し、さらにポンプロスの増加分が筒内ガス温度
の上昇分として熱変換される。これにより筒内温度が上
昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディーゼルエンジ
ンの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンにおいてNOx の低
減を図るべく排気ガスの一部を排気系から取り出して吸
気系に再循環させる排気ガス再循環装置(EGR)があ
るが、これに対し、燃焼室内の既燃ガス(残留ガス)を
吸気系に導入する、いわゆる内部EGRシステムが特公
平5−80562号公報にて開示されている。当該公報
の「ディーゼルエンジンの排気弁制御装置」は内部EG
R量を制御する技術であって、エンジンの運転状態に応
じて複数の排気弁のオーバーラップ量を増やすことで排
気の排出を減らしている。そして、残留する既燃ガス量
を増加させることで燃焼ガスの温度を上昇させ、EGR
の効果によりNOx とPM(パティキュレート)を同時
に低減することを狙ったものであった。
【0003】一般的に、内部EGRは従来方式(導管に
より排気系から吸気系へ再循環させる方式)と比べると
同じEGRガス量でもガス温度を高いまま維持すること
ができる。そのため、NOx 低減効果と同時に低負荷で
のPM(SOF分)低減効果がある。
【0004】他方で、特開平7−109934号公報の
「内燃機関の可変動弁装置」には、内燃機関の冷間状態
下において、吸気弁の開時期及び閉時期を早め、且つ排
気弁の開時期を遅らせると共に閉時期を早める技術が開
示されている。同装置では、こうした吸気及び排気弁の
開閉時期の制御により、未燃焼HCの排出を防止するよ
うにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来公
報のうち前者の装置(特公平5−80562号公報)
は、残留ガスの熱エネルギを利用して燃焼ガスの温度を
上昇させるものであるため、熱エネルギの無い冷間状態
での始動クランキング時には全く効果が得られず、エン
ジン始動時間が短縮できるものではなかった。また、エ
ンジンが完爆した始動後において、既燃ガスの熱エネル
ギ分だけ温度が上昇して白煙が低減できるものの、更な
る白煙低減を狙って残留ガス量を増加させた場合、燃焼
が悪化してしまい白煙の低減量には限界があった。
【0006】また、後者の装置(特開平7−10993
4号公報)においても、熱エネルギが有効に活用されて
いるとは言えず、エンジンの始動時間が長引くという問
題が残っていた。さらに、エンジンの暖機完了までの期
間において多量の白煙を排出するおそれがあった。
【0007】本発明は、上記問題に着目してなされたも
のであって、その目的とするところは、冷間始動時にお
けるエンジン始動時間の短縮を図ることができるディー
ゼルエンジンの制御装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、少なくともエンジン温
度及びエンジン負荷を含むエンジン運転状態を検出する
エンジン運転状態検出手段と、ディーゼルエンジンの始
動開始から暖機完了までの期間において、前記検出され
るエンジン運転状態に基づきバルブ駆動機構の駆動によ
り排気バルブを上死点(TDC)よりも早閉じさせると
共に、吸気バルブを上死点にて開弁させるか若しくは上
死点よりも遅開きさせるバルブ開閉制御手段とを備え
る。
【0009】要するに、排気バルブをTDCよりも早閉
じさせることで、筒内に高温の既燃ガスが残留する。ま
た、吸気バルブを上死点にて開弁させるか若しくは上死
点よりも遅開きさせることで、ポンプロスの増加分が筒
内ガス温度の上昇分として熱変換される。これにより筒
内温度が上昇し、冷間始動時におけるエンジン始動時間
の短縮を図ることができる。
【0010】この原理を説明すれば、排気バルブを早閉
じすると筒内に残留ガスが閉じ込められ、ピストンがT
DCに移動するまでの期間において一時的に圧縮され
る。次に、TDC付近で吸気バルブが開かれたとき、一
時的に圧縮された残留ガスが吸気側に急激に逆流する。
このとき、吸気が拡散し流速が弱まることで、運動エネ
ルギが熱エネルギに熱変換されて温度が上昇する。エネ
ルギ保存則によれば、ピストンが圧縮に要する仕事分だ
け筒内ガス温度が上昇すると考えられる。
【0011】さらに、上記構成によれば、エンジンの冷
間始動時において始動時間の短縮と共に、白煙排出量の
大幅な低減が実現できる。また、エンジンの始動開始か
ら暖機完了までの期間に限り、上記ような排気バルブの
早閉じ制御と吸気バルブの遅開き制御とを実施するた
め、暖機完了後において燃費が比較的悪い領域でエンジ
ンの運転が継続されることはない。
【0012】請求項2に記載の発明では、前記バルブ開
閉制御手段は、スタータモータによるエンジンの始動ク
ランキング時において吸気バルブを遅開きさせず上死点
にて開弁させる。こうして吸気バルブを上死点にて開弁
させれば、ポンプロスを最大限に増大させることがで
き、筒内ガス温度の上昇が促進される。
【0013】またここで、排気バルブの早閉じ量や吸気
バルブの遅開き量は、エンジン運転状態に応じて設定さ
れるのが望ましい。つまり、 ・請求項3に記載したように、エンジン温度が低いほ
ど、排気バルブを早い時期に閉じさせたり、 ・請求項4に記載したように、エンジン負荷が低いほ
ど、排気バルブを早い時期に閉じさせたり、 ・請求項5に記載したように、エンジン温度が高いほ
ど、吸気バルブを遅い時期に開かせたりするとよい。こ
れら各々の構成によれば、ポンプロス分による熱エネル
ギをより一層有効的に活用することができる。
【0014】請求項6に記載の発明では、前記吸気バル
ブの遅開き量を前記排気バルブの早閉じ量にて制限す
る。つまり、こうして吸気バルブの遅開き量を制限する
ことにより、ポンプロス分による熱エネルギが常に確保
できることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した第1
の実施の形態を図面に従って説明する。なお、本実施の
形態は、4気筒ディーゼルエンジンに本発明を具体化し
たものであって、その主要な構成としては、油圧アクチ
ュエータにてエンジンの吸気バルブ及び排気バルブを開
閉駆動させるバルブ駆動機構(カムレス式バルブ駆動機
構)と、そのバルブ駆動機構の動作を制御して吸気及び
排気バルブの開閉時期(バルブタイミング)を可変に調
整するための電子制御装置(以下、ECUという)とを
備える。エンジンの形態としては、燃料噴射ノズルによ
る噴射燃料を直接、燃焼室内に噴射供給する、いわゆる
直噴式ディーゼルエンジンを適用し、吸気側及び排気側
において各々2個ずつ(気筒毎に計4個)のバルブを有
する。以下に、その詳細を説明する。
【0016】図1は、本実施の形態におけるエンジン断
面及びエンジン制御システムの概略を示す構成図であ
る。図1において、エンジン1のシリンダブロック2に
は円筒状のシリンダ3が形成されており、同シリンダ3
内には図示しないクランク軸に連結されたピストン4が
図の上下方向に往復動可能に配設されている。ピストン
4の上面には、凹状のキャビティ5が形成されている。
また、シリンダヘッド7には、ピストン上部の燃焼室6
に連通する吸気ポート8と排気ポート9とが形成されて
いる。シリンダヘッド7の中央には燃料噴射ノズル10
が配設されており、その先端(噴射孔)は燃焼室6内に
露出している。
【0017】さらに、シリンダヘッド7には、吸気バル
ブ11及び排気バルブ12が配設されており、これらバ
ルブ11,12の開閉動作に伴い燃焼室6とポート8,
9との間が連通又は閉塞される(断続される)。燃焼室
6は、吸気バルブ11及び排気バルブ12が共に閉弁さ
れているときには略密閉状態になるようになっている。
【0018】ECU50は、各種の制御プログラムを実
行するCPU50aや、制御データやマップ等を記憶す
るメモリ50b等を有する周知のマイクロコンピュータ
を中心に構成されるものであって、各種センサからの検
出信号を入力する。すなわち、 ・水温センサ51にて検出される水温信号(Tw)、 ・クランク角センサ52にて検出されるクランク角信号
(Ne)、 ・アクセル開度センサ53にて検出されるアクセル開度
信号(Ac)、 ・図示しないスタータモータによりエンジン1のクラン
キングを実行させるスタータキー54のスタータ信号
(St)、 などを入力する。そして、これら入力信号に基づいてバ
ルブ駆動機構20による吸気バルブ11及び排気バルブ
12の開閉時期を制御する。つまり、ECU50は、メ
モリ50b内のマップデータからバルブタイミングを決
定し、バルブ駆動機構20を駆動制御する。
【0019】次に、図2を用いてバルブ駆動機構20並
びにその周辺部の構成を説明する。但し、図2は吸気側
のバルブ駆動機構20の構成のみを示すものであって、
同図には左右一対の吸気バルブ11を示している。
【0020】図2において、各吸気バルブ11の上端に
はスプリングリテーナ13が取り付けられ、同スプリン
グリテーナ13とシリンダヘッド7との間には、吸気バ
ルブ11を閉弁方向(図の上方向)に付勢するためのバ
ルブスプリング14が配設されている。左右一対の吸気
バルブ11はバルブブリッジ15により一体動作可能に
連結されている。バルブブリッジ15の上面には、図の
上下方向に往復動するプランジャ16が連結されてお
り、このプランジャ16が下動することにより吸気バル
ブ11が開弁し(図示の状態)、上動することにより吸
気バルブ11が閉弁する。プランジャ16の動作はその
上面に形成された油圧室17の油圧(バルブ駆動機構2
0の作動油圧)に応じて制御されるものであるが、その
詳細については後述する。なお、符号18は吸気バルブ
11の動作位置を微調整するための調整ねじである。
【0021】一方、バルブ駆動機構20において、シリ
ンダヘッド7の一部に固定されるハウジング21には、
図の左右方向に延びる円形孔部22が形成されており、
同孔部22にはスプール型方向制御弁(以下、方向制御
弁という)23が配設されている。方向制御弁23は大
別して、円筒状のスリーブ24と、同スリーブ24内を
図の左右方向に摺動するスプール25とから構成され、
スリーブ24は円形孔部22の開口部近傍に螺着された
蓋体33により固定されている。スリーブ24の外周面
には、油圧ポート26a,26b,26cが環状に形成
され、これら油圧ポート26a,26b,26cはそれ
ぞれ複数箇所に設けられた連通路27a,27b,27
cを介してスリーブ内周面に連通している。
【0022】また、ハウジング21には、油圧ポンプ4
1から給送される高圧油を方向制御弁23に吸入するた
めの吸入ポート28と、方向制御弁23からドレンタン
ク42に高圧油を排出するための排出ポート29とが設
けられている。ここで、油圧ポンプ41はドレンタンク
42から作動油を汲み上げ約12MPaに高圧化して方
向制御弁23に給送する。なお、吸入ポート28は通路
30を介して前記油圧ポート26aに連通され、排出ポ
ート29は通路31を介して前記油圧ポート26cに連
通されている。また、前記油圧室17は通路32を介し
て前記油圧ポート26bに連通されている。
【0023】ハウジング21内部にはハウジング室35
が形成され、同ハウジング室35内にはその内周面を摺
動するピストン36が配設されている。ピストン36内
には、電圧の印加に伴い伸長するピエゾスタック37が
配設されている。このピエゾスタック37は、圧電素子
としての多数のPZT(チタン酸ジルコン酸鉛)を積層
して構成されるものであって、その一端には一対の電極
38a,38bが取り付けられている。電極38a,3
8bには、ECU50からの制御指令に基づいてドライ
バ55を介して所定の電圧が印加される。一方、ピスト
ン36の左側に配設された皿ばね39はピエゾスタック
37に収縮方向の力を付与している。なお、図2はピエ
ゾスタック37に電圧を印加した状態を示すものであっ
て、同ピエゾスタック37が伸長してピストン36が図
の左方向に移動した状態を示している。
【0024】次に、バルブ駆動機構20の作動を図3に
従って説明する。ここで、図3(a)はピエゾスタック
37に電圧を印加した状態を示している。つまり、電圧
が印加されるとピエゾスタック37が伸長してピストン
36は皿ばね39のばね力に抗して図の左方向に移動
し、これによりスプール25は左方向に押し込まれる。
このとき、吸入ポート28に吸入された高圧油は図中の
破線矢印の如く流通して油圧室17内に供給され、吸気
バルブ11が開弁状態となる。
【0025】また、図3(b)はピエゾスタック37に
電圧を印加していない状態を示している。つまり、ピエ
ゾスタック37への電圧印加を解除した状態では、ピス
トン36は皿ばね39のばね力により図の右方向に付勢
されているため、スプール25は右方向に引き寄せられ
る。このとき、油圧室17内の作動油は図中の破線矢印
の如く流通して排出ポート29へ排出され(ドレンタン
ク42に戻される)、吸気バルブ11が閉弁状態とな
る。なお上述した電圧印加の動作は、ECU50による
制御信号に基づいて制御されるようになっている。
【0026】このように本実施の形態のバルブ駆動機構
20では、プランジャ16と油圧室17とにより吸気バ
ルブ11を駆動する油圧シリンダが構成され、この油圧
シリンダへの油圧供給を断続する油圧制御弁が油圧ポン
プ41及び方向制御弁23により構成されている。そし
て、このような構成を用いることにより、吸気バルブ1
1の開閉時期を自由に制御することができ、エンジン1
の吸気特性を変化させることができる。また、吸気バル
ブ11の閉弁時期を変えることなく同バルブ11の開弁
時期だけを変えることもできるようになる(逆に、閉弁
時期だけを変えることも可)。
【0027】因みに、排気側のバルブ駆動機構20につ
いては図示及びその詳細な説明を省略するが、それは上
述した吸気側のバルブ駆動機構20と略同様の構成を有
するものであり、排気バルブ12もやはりECU50に
よるバルブ駆動機構20の制御に基づいて開閉されるよ
うになっている。
【0028】次に、本実施の形態における作用を説明す
る。ここで図5は、吸気及び排気バルブ11,12の開
閉時期並びにバルブリフトの推移を示すタイムチャート
である。同図において、2点鎖線はエンジン1の暖機完
了後(通常制御時)における各バルブ11,12のバル
ブリフト量の推移を示しており、排気バルブ12はBD
C(下死点)直前に開弁すると共に略TDC(上死点)
に閉弁する。また、吸気バルブ11は略TDCにて開弁
すると共にBDC直後に閉弁する。
【0029】一方、図5の実線は、スタータモータによ
るエンジン1の始動クランキング時、又はエンジン冷間
始動時といった暖機完了以前における吸気及び排気バル
ブ11,12のバルブリフト量を示す。このとき、排気
バルブ12は、BDC直前に開弁すると共にTDCより
も「θ1」だけ早い時期に閉弁する。また、吸気バルブ
11はTDCよりも「θ2」だけ遅い時期に開弁すると
共にBDC直後に閉弁する。但し、排気バルブ12の開
時期及び吸気バルブ11の閉時期は、暖機完了後と同様
に、常に固定時期(各々、BDC直前、BDC直後)に
制御される。因みに、同図の二点鎖線で示すバルブリフ
トは従来装置における動作に相当する。
【0030】図4は、ECU50内のCPU50aが実
行するバルブタイミング制御ルーチンを示すフローチャ
ートであり、この制御ルーチンはECU50への電源投
入に伴い起動される。
【0031】さて、図4のルーチンがスタートすると、
CPU50aは、先ずステップ100で水温Tw、スタ
ータの信号St及びエンジン回転数Neを入力し、続く
ステップ101で入力信号に基づいて今現在、冷間始動
時であるか否かを判別する。具体的には、Tw<40℃
であり且つSt=ONであるか否かを判別する。また、
CPU50aは、ステップ102でエンジン1が完爆以
前の状態であるか否かを判別する。具体的には、エンジ
ン回転数Neが完爆判定のための所定値(本実施の形態
では、700rpm)未満であるか否かを判別する。
【0032】ステップ101,102のいずれかが肯定
判別されると(Tw<40℃で且つSt=ON、又はN
e<700rpmの場合)、CPU50aは、エンジン
1が始動クランキング状態であるとみなしてステップ1
03に進む。CPU50aは、ステップ103でメモリ
50bに予め格納されているマップデータを基に、始動
クランキング時におけるバルブタイミング(吸気及び排
気バルブ11,12の開閉時期)を決定する。
【0033】このとき、排気バルブ12の閉時期は図6
のマップに従い求められる。図6のマップでは、TDC
前の排気バルブ12の早閉じ時期(°BTDC)が水温
Twに応じて決定されるようになっている。詳細には、
Tw<0℃の状態下では水温Twが低いほど排気バルブ
12の閉時期が早い時期(進角側)に設定され、Tw≧
0℃の状態下では早閉じ時期=50°BTDCに設定さ
れる。一方、吸気バルブ11の開時期はTDCに設定さ
れるようになっている。
【0034】その後、CPU50aは、ステップ104
で前記の如く決定したバルブタイミングをバルブ駆動機
構20に出力し、ステップ100に戻る。以後ステッ1
01,102が共に否定判別されるまで、CPU50a
は、ステップ103,104のバルブタイミング制御を
繰り返し実行する。
【0035】上記ステップ103,104のバルブタイ
ミング制御によれば、排気バルブ12が前記図5の実線
の如く制御され、吸気バルブ11が図5の2点鎖線の如
く制御されることになる。
【0036】一方、ステップ101,102が共に否定
判別されると、CPU50aはエンジン1の完爆したと
みなし、ステップ105に進む。CPU50aは、ステ
ップ105で水温Twとアクセル開度Acとを入力し、
続くステップ106でエンジン1の暖機時であるか否か
を判別する。具体的には、水温Twが40℃未満である
か否か(Tw<40℃であるか否か)を判別する。
【0037】Tw<40℃であってエンジン1が冷間状
態である旨が判別された場合、CPU50aは、ステッ
プ107でメモリ50bに予め格納されているマップデ
ータを基に、冷間運転時におけるバルブタイミングを決
定する。
【0038】このとき、排気バルブ12の閉時期は図7
のマップに従い求められる。図7のマップでは、TDC
前の排気バルブ12の早閉じ時期(°BTDC)が、負
荷としてのアクセル開度Acに応じて決定され、アクセ
ル開度Acが小さいほど排気バルブ12の閉時期が早い
時期(進角側)に設定されるようになっている。また、
吸気バルブ11の開時期は図8のマップに従い求められ
る。図8のマップでは、TDC後の吸気バルブ11の遅
開き時期(°ATDC)が水温Twに応じて決定され、
水温Twが高いほど吸気バルブ11の開時期が遅い時期
(遅角側)に設定されるようになっている。但し、図8
のマップでは、Tw<0℃の領域では、吸気バルブ11
の遅開き量が「0」に保持され、吸気バルブ11は常に
TDCにて開弁するようになっている。
【0039】さらに、CPU50aは、ステップ108
で吸気バルブ11の遅開き量を排気バルブ12の早閉じ
量にて制限する。すなわち、図5のタイミングチャート
において、 θ1>θ2 が成立するように吸気バルブ11の開時期を制限する。
【0040】その後、CPU50aは、ステップ109
で前記の如く決定したバルブタイミングをバルブ駆動機
構20に出力し、ステップ105に戻る。以後ステッ1
06が否定判別されるまで、CPU50aは、ステップ
107〜109のバルブタイミング制御を繰り返し実行
する。このステップ107〜109のバルブタイミング
制御によれば、吸気及び排気バルブ11,12が前記図
5の実線の如く制御されることになる。
【0041】そして、Tw≧40℃となりエンジン1の
暖機完了の旨が判別された場合、CPU50aはステッ
プ110に進む。CPU50aは、ステップ110で暖
機運転時におけるバルブタイミングを決定し、続くステ
ップ111で前記決定したバルブタイミングをバルブ駆
動機構20に出力する。以降、CPU50aは、ステッ
プ105→106→110→111を繰り返し実行す
る。このステップ110,111のバルブタイミング制
御によれば、吸気及び排気バルブ11,12が前記図5
の二点鎖線の如く制御されることになる。
【0042】図9は、上記のバルブタイミング制御によ
るシリンダ容積とシリンダ内圧力との推移を示すP−V
線図であり、同図の(a)はエンジン1の通常運転時に
おける1サイクル分のP−V特性の推移を、(b)は始
動クランキング時における1サイクル分のP−V特性の
推移を、(c)は冷間運転時における1サイクル分のP
−V特性の推移をそれぞれ示す。
【0043】つまり、図9(b)の特性では、ピストン
4がBDCからTDCに移行する過程で排気バルブ12
が早閉じされると共に、TDCにて吸気バルブ11が開
弁される。従って、図9(a)に比べて斜線部分だけポ
ンプロスが増加する。かかる場合、その時のポンプロス
分に相当するエネルギが熱エネルギに変換され、筒内ガ
ス温度が上昇することになる。
【0044】要するに、排気バルブ12を早閉じすると
筒内に残留ガスが閉じ込められ、ピストン4がTDCに
移動するまでの期間において一時的に圧縮される。次
に、TDCで吸気バルブ11が開かれたとき、一時的に
圧縮された残留ガスが吸気側に急激に逆流する。このと
き、吸気が拡散し流速が弱まることで、運動エネルギが
熱エネルギに熱変換されて温度が上昇する。エネルギ保
存則によれば、ピストン4が圧縮に要する仕事分だけ筒
内ガス温度が上昇すると考えられる。
【0045】また、図9(c)の特性では、ピストン4
がBDCからTDCに移行する過程で排気バルブ12が
早閉じされると共に、ピストン4がTDCからBDCに
移行する過程で吸気バルブ11が遅開きされる。従っ
て、図9(a)に比べて斜線部分だけポンプロスが増加
する。この場合には、吸気バルブ11が遅開きされる分
だけポンプロスが多少減少するが、やはりポンプロス分
のエネルギが熱エネルギに変換され、筒内ガス温度が上
昇することになる。
【0046】以上詳述した本実施の形態によれば、以下
に示す効果が得られる。 (a)本実施の形態では、エンジン1の始動開始から暖
機完了までの期間において、エンジン運転状態に基づき
バルブ駆動機構20の駆動により排気バルブ12をTD
Cよりも早閉じさせると共に、吸気バルブ11をTDC
にて開弁させるか若しくはTDCよりも遅開きさせるよ
うにした。この場合、筒内(シリンダ3内)に高温の既
燃ガスが残留し、さらにポンプロスの増加分が筒内ガス
温度の上昇分として熱変換される。これにより筒内温度
が上昇し、冷間始動時におけるエンジン始動時間の短縮
を図ることができる。
【0047】(b)また本実施の形態の装置では、エン
ジン1の始動開始から暖機完了までの期間に限り、上記
ような排気バルブ12の早閉じ制御と吸気バルブ11の
遅開き制御とを実施するため、暖機完了後において燃費
が比較的悪い領域でエンジン1の運転が継続されること
はない。
【0048】(c)エンジン1の始動クランキング時に
は、吸気バルブ11を遅開きさせずTDCにて開弁させ
るようにした。この場合、ポンプロスを最大限に増大さ
せることができ、筒内ガス温度の上昇が促進される。
【0049】(d)排気バルブ12の早閉じ量や吸気バ
ルブ11の遅開き量を以下のように設定した。つまり、 ・水温Twが低いほど、或いはエンジン負荷(アクセル
開度Ac)が低いほど、排気バルブ12を早い時期に閉
じさせ(図6,7参照)、 ・水温Twが高いほど、吸気バルブ11を遅い時期に開
かせるようにした(図8参照)。これら各々の構成によ
れば、ポンプロス分による熱エネルギをより一層有効的
に活用することができる。
【0050】(e)吸気バルブ11の遅開き量を排気バ
ルブ12の早閉じ量にて制限するようにした。つまり、
吸気バルブ11の遅開き量を制限することにより、ポン
プロス分による熱エネルギが常に確保できることにな
る。
【0051】なおここで、図10〜図13は効果の確認
のための線図である。図10において、「A」領域は残
留ガスの熱エネルギによる温度上昇を示し、「B」領域
はポンプロスの増加分からの熱エネルギ変換による温度
上昇を示す。同図によれば、上記2つの要因から圧縮前
筒内温度が上昇し、その上昇の度合いは排気バルブ12
が早閉じされるほど大きくなるのが分かる。
【0052】また、図11によれば、排気バルブ12が
早閉じされるほど、エンジン1の始動から完爆までの時
間(始動時間)が短縮され、図12によれば、排気バル
ブ12が早閉じされるほど、エンジン始動後における白
煙排出量が低減されるのが分かる。
【0053】さらに、図13によれば、実線で示す本実
施の形態の装置では、二点鎖線で示す従来装置よりも大
幅にエンジン1の暖機時間(水温が暖機完了の40℃に
達するまでの時間)が短縮でき、早期暖機が実現できる
ことが分かる。因みにこのとき、筒内温度が上昇するた
めに冷却損失が増加し、水温上昇速度(暖機速度)が短
縮される。
【0054】なお、本発明の実施の形態は、上記以外に
次の形態にて実現できる。上記実施の形態では、吸気及
び排気バルブ11,12の開閉時期を任意に調整できる
油圧駆動式のバルブ駆動機構(カムレス式バルブ駆動機
構)20を用いてバルブタイミング制御を実現したが、
これを変更してもよい。例えばカム駆動式の吸気及び排
気バルブ11,12を用い、カム位相を変更したり、カ
ムプロフィールを変更したりしてバルブタイミング制御
を具体化してもよい。要は、エンジン暖機時において、
エンジン運転状態に基づき排気バルブをTDCよりも早
閉じさせると共に、吸気バルブをTDCにて開弁させる
か若しくはTDCよりも遅開きさせることができる構成
であればよい。
【0055】また、上記実施の形態では、排気バルブ1
2の早閉じ量や吸気バルブ11の遅開き量を水温Twや
アクセル開度Ac情報に基づいて可変に設定したが、こ
れを固定値としてもよい。
【0056】上記実施の形態では、エンジン運転状態検
出手段として水温センサ51及びアクセル開度センサ5
3を用いたが、これを変更してもよい。例えば水温セン
サ51の代わりにエンジン1の壁面温度を検出するセン
サを使用したり、エンジン負荷情報としてエンジン1へ
の燃料噴射量の演算結果を用いたりしてもよい。
【0057】また、上記実施の形態では、本発明を直噴
式の4気筒ディーゼルエンジンに具体化したが、これを
変更ししてよい。例えば副室噴射式のディーゼルエンジ
ンや、4気筒以外のディーゼルエンジンなど、他の形態
のディーゼルエンジンにて具体化してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態におけるディーゼルエンジン
の制御装置の概要を示す構成図。
【図2】バルブ駆動機構並びにその周辺部の構成を示す
断面図。
【図3】方向制御弁の動作を説明するための断面図。
【図4】バルブタイミング制御ルーチンを示すフローチ
ャート。
【図5】吸気及び排気バルブの開閉時期を説明するため
のタイムチャート。
【図6】始動クランキング時における排気バルブの閉時
期を設定するためのマップ。
【図7】冷間運転時における排気バルブの閉時期を設定
するためのマップ。
【図8】冷間運転時における吸気バルブの開時期を設定
するためのマップ。
【図9】シリンダ容積とシリンダ内圧力との関係を示す
P−V線図。
【図10】排気バルブの閉時期と圧縮前筒内温度との関
係を示す線図。
【図11】排気バルブの閉時期と始動時間との関係を示
す線図。
【図12】排気バルブの閉時期と白煙の排出量との関係
を示す線図。
【図13】水温上昇の過程を経過時間と共に示す線図。
【符号の説明】
1…エンジン(4気筒ディーゼルエンジン)、11…吸
気バルブ、12…排気バルブ、20…バルブ駆動機構、
50…バルブ開閉制御手段を構成するECU(電子制御
装置)、51…エンジン運転状態検出手段としての水温
センサ、53…エンジン運転状態検出手段としてのアク
セル開度センサ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディーゼルエンジンに設けられた排気バル
    ブの閉弁タイミング、並びに吸気バルブの開弁タイミン
    グを調整するためのバルブ駆動機構と、 少なくともエンジン温度及びエンジン負荷を含むエンジ
    ン運転状態を検出するエンジン運転状態検出手段と、 前記エンジンの始動開始から暖機完了までの期間におい
    て、前記検出されるエンジン運転状態に基づきバルブ駆
    動機構の駆動により前記排気バルブを上死点よりも早閉
    じさせると共に、前記吸気バルブを上死点にて開弁させ
    るか若しくは上死点よりも遅開きさせるバルブ開閉制御
    手段とを備えることを特徴とするディーゼルエンジンの
    制御装置。
  2. 【請求項2】前記バルブ開閉制御手段は、スタータモー
    タによる前記エンジンの始動クランキング時において吸
    気バルブを遅開きさせず上死点にて開弁させるものであ
    る請求項1に記載のディーゼルエンジンの制御装置。
  3. 【請求項3】前記バルブ開閉制御手段は、エンジン温度
    が低いほど、前記排気バルブを早い時期に閉じさせるも
    のである請求項1又は請求項2に記載のディーゼルエン
    ジンの制御装置。
  4. 【請求項4】前記バルブ開閉制御手段は、エンジン負荷
    が低いほど、前記排気バルブを早い時期に閉じさせるも
    のである請求項1又は請求項2に記載のディーゼルエン
    ジンの制御装置。
  5. 【請求項5】前記バルブ開閉制御手段は、エンジン温度
    が高いほど、前記吸気バルブを遅い時期に開かせるもの
    である請求項1又は請求項2に記載のディーゼルエンジ
    ンの制御装置。
  6. 【請求項6】前記吸気バルブの遅開き量を前記排気バル
    ブの早閉じ量にて制限する請求項1〜請求項5のいずれ
    かに記載のディーゼルエンジンの制御装置。
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